JP3317881B2 - ワンチップマイクロコンピュータシステム - Google Patents

ワンチップマイクロコンピュータシステム

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワンチップマイク
ロコンピュータシステムに関し、より詳しくは、キーボ
ードスイッチ(キーボードマトリクス)及び7セグメン
トLEDや蛍光表示管等の表示装置を備えた電子レジス
タ、POS端末装置、VTR及びその他の電化製品に搭
載されるワンチップマイクロコンピュータシステムに関
する。
【0002】
【従来の技術】上記の電子レジスタ等の装置において
は、従来より、安価、且つ高輝度で視認性に優れた表示
装置の提供と収容容積の小型化及びキーボード入力の高
速化が要請されており、このような要請に応えんとした
従来例として、特開昭59−185389号公報や特開
平5−325720号公報に開示されたものがある。
【0003】ここで、特開昭59−185389号公報
に開示されたものは、表示制御手段と入力制御手段を時
分割に駆動することで、小型で安価な装置を提供するこ
とを目的としている。
【0004】また、特開平5−325720号公報に開
示されたものでは、発光ダイオードの駆動とキーボード
スイッチの走査とを時分割に実行することにより、部品
点数を減少させた安価な発光ダイオード駆動装置を提供
することを目的としている。
【0005】これらの従来技術は、いずれも表示の駆動
のための期間とキーボードスイッチの走査のための期間
が時系列上直列(シリアル)の処理になっていた。以下
にその詳細を説明する。
【0006】図1は従来例の回路構成を示す。但し、図
1は後述の本実施形態1のワンチップマイクロコンピュ
ータシステムの回路構成と同一のものである。
【0007】図1において、このシステムは、マイクロ
コンピュータ1、キーボードスイッチ2及び発光ダイオ
ードモジュール3,4,5を備えている。
【0008】キーボードスイッチ2はS00〜S03、
S10〜S13及びS20〜S13からなる多数のスイ
ッチをマトリクス状に配置して構成されている。各発光
ダイオードモジュール3,4,5は同様の構成になって
おり、発光ダイオードモジュール3を例にとって説明す
ると、7つの発光ダイオードD3−1〜D3−7を備え
ている。各発光ダイオードD3−1〜D3−7には、発
光ダイオード駆動用の電流制限抵抗R30,R31,R
32,R33,R40,R41,R42が直列接続され
ており、発光ダイオードD3−1〜D3−7のアノード
側は一カ所にまとめられて桁信号(桁駆動信号)で駆動
されるトランジスタQ1,Q2,Q3に接続されてい
る。発光ダイオードD3−1〜D3−7のカソード側は
セグメント駆動用の出力ポートP30〜P33,P40
〜P42に接続されている。
【0009】なお、図中のR10,R11,R12は各
発光ダイオード駆動用トランジスタQ1,Q2,Q3の
べース抵抗を示す。べース抵抗R10,R11,R12
の他端側はマイクロコンピュータ1の出力ポートP1
0,P11,P12に接続されている。
【0010】べース抵抗R10,R11,R12と出力
ポートP10,P11,P12間にはダイオードD1
0,D11,D12が接続されている。ダイオードD1
0,D11,D12の他端側はキーボード2に接続され
ている。これらのダイオードD10,D11,D12は
2個以上のキースイッチが同時に押された場合の出力ポ
ートP10,P11,P12の短絡に起因する故障から
保護すると共に、キー入力の誤動作を防止する機能を有
する。
【0011】キーボードスイッチ2からのリターンライ
ンの先端はマイクロコンピュータ1のポートP20,P
21,P22,P23に接続されており、ポートP2
0,P21,P22,P23にはキーボードスイッチ2
からのリターン信号が入力される。なお、各リターンラ
インの途中にはプルアップ抵抗R20,R21,R2
2,R23が接続されている。
【0012】上記構成において、出力ポートP10,P
11,P12は表示の桁信号とキーボードスイッチ2の
走査出力ポートを兼用し、マイクロコンピュータ1は、
この出力ポートP10,P11,P12から逐次、同時
に1つのポートのみがローレベルとなる信号を送出し、
送出した桁信号に同期した発光ダイオード駆動パターン
を発光ダイオード駆動信号送出用のポートP30〜P4
2に出力することで、各桁に対応した表示を行う。
【0013】また、キーボードスイッチ2の走査におい
ては、マイクロコンピュータ1は、一つの走査信号がロ
ーレベルになっている期間にキーボードスイッチ2から
のリターン信号が入力されているポートP20〜P23
の入力パターンを調べることで、いずれのキースイッチ
が押されているかを認識できるようになっている。
【0014】次に、図19に基づき上記従来例の動作タ
イミングについて説明する。
【0015】マイクロコンピュータ1は、時刻t1でポ
ートP10にローレベルの桁信号P10を出力し、この
桁に対応した発光ダイオードの点灯パターン(LED駆
動信号)をポートP30〜P42に出力する。次に、時
刻t2で一旦、桁信号P10〜P12の全てをオフ(ハ
イレベル)する。次に、時刻t3で次の桁信号P11を
オン(ローレベル)し、対応した桁の発光ダイオードの
点灯パターンを出力する。以下同様に桁信号P12まで
の表示を行う。
【0016】ここで、時刻t2からt3までにおいて、
いずれの桁信号P10〜P12も出力されない期間を設
けてあるのは、桁信号の切り替わりで前桁の表示パター
ンが切り替わり後の桁で短期間表示されることを防止す
るためであり、この期間は表示のブランキング時間に相
当する。こうして時刻t1からt7までの期間T1で表
示の処理を行う。
【0017】次に、時刻t9からt12迄の期間T2に
おいては、マイクロコンピュータ1は全ての表示パター
ンをオフして、出力ポートP10〜P12にキーボード
走査信号を出力する。時刻t9とt10との間では、マ
イクロコンピュータ1は、P10出力に対応したキーボ
ードスイッチ2のオン・オフ状態をタイミングS1でポ
ートP20,P21,P22,P23を介して読み込
む。以下同様に、P11出力に対してタイミングS2
で、P12出力に対してタイミングS3でキーボードス
イッチ2のオン・オフ状態を読み込む。
【0018】以上のように、上記従来例では、表示の駆
動とキーボードマトリクス走査とを時系列的に直列処理
する構成をとっていた。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】ところで、表示の駆動
とキーボードスイッチの走査とを時系列的に直列処理す
る制御方式では、以下に示す問題点がある。
【0020】(1)表示の駆動デューティが期間T2の
分だけ低下するため、高価で供給状況の不安定な高輝度
発光ダイオードを使用しなければならない不具合を有す
る。
【0021】加えて、上記の従来例では、以下に示す問
題点もある。
【0022】(2)発光ダイオードモジュールの表示駆
動方式の切り替え手段を備えていなかったため、表示デ
バイスとして、7セグメント構成の表示モジュールを使
用する場合において、駆動桁数が8桁以上に増加する場
合は、表示を桁ごとに時分割駆動するよりも表示モジュ
ールのセグメントごとに時分割駆動した方が高いデュー
ティで駆動することが可能であるのもかかわらず、制御
方式を切り替えて駆動することができないため、高いデ
ューティで表示駆動できない。
【0023】今少し、その理由を具体的に説明すると、
一般に、表示桁数が8桁以上必要な装置では、表示の時
分割駆動を桁ごとに行っていたのでは、表示ブランキン
グ時間を無視しても1/(表示桁数)以上のデューティ
にすることが理論的に困難であるからである。
【0024】ここで、従来例において、発光ダイオード
モジュールの表示駆動方式の切り替え手段が設けられて
いないのは、以下の理由による。
【0025】ワンチップマイクロコンピュータを使用し
て表示及びキー入力装置を構成することは、経済性、量
産性及び信頼性を向上する上で有効であるが、制御のた
めのプログラムをマスクROMに格納しているため、キ
ーボードマトリクスや表示の構成が変わる度に最適なプ
ログラムを開発し、新たなワンチップマイクロコンピュ
ータを開発しなければならないという問題があるからで
ある。
【0026】(3)上述のように、表示の桁間の干渉を
防止するために一定時間のブランキング時間が必要であ
るため、表示駆動とキーボードスイッチの走査を含めた
フレーム時間を一定以上に上げることが困難である。こ
のため、キーボードスイッチ2の走査を高速に実行する
ことができない。
【0027】図20に基づきその理由を今少し具体的に
説明する。
【0028】今、図1において、キースイッチS00が
押されている場合を仮定する。図20において、時刻T
aでP10の走査信号がオンし、スイッチS00を経由
してP23の入力レベルをローレベルにする。
【0029】この状態は時刻TcでP10の走査信号が
オフすることで終了するが、実際にはキーボードスイッ
チ2ヘの配線や表示回路(発光ダイオードモジュール)
への配線等の影響で小さな浮遊容量が存在する。このた
め、ポートP23の信号は20−1に示す曲線でゆっく
りとハイレベルに遷移する。
【0030】ここで、入力ポートのスレッシュホールド
電圧Vth以上に上昇する時刻Tf1より遅い時刻に次
のP11の走査信号がオンするようにブランキング時間
Tbを設定するのが一般的な走査方法である。
【0031】もし比較的大きな浮遊容量が存在する場合
や、静電気からの誤動作防止及び不要輻射ノイズの対策
のためにコンデンサなどの容量性部品をキーボードスイ
ッチ2からのリターンラインに取り付ける場合などは、
図20中の20−3のように更に緩やかな曲線で電圧上
昇し、キーデータの取り込み時間Teを過ぎてもローレ
ベルと判断されるような場合は、P11の走査タイミン
グでP23がローレベルと判断することになる。このこ
とにより、キーデータ処理のルーチンではスイッチS1
0が押されていたと誤判断してしまう。
【0032】ブランキング時間を多くとることは、表示
の駆動デューティの低下につながるし、時定数時間(浮
遊容量、即ち、キースイッチの増加によりキースイッチ
をアレイ状にならべる場合の配線容量及びキーボードス
イッチ2とワンチップマイクロコンピュータを接続する
配線容量を含み、更に表示の駆動回路と信号を共用化す
ることに起因する容量を含む、通常キーボードスイッチ
2からのリターン信号入力ポートから見た総合的な浮遊
容量と、図1に示すプルアップ抵抗(R22〜R23)
により決まる時定数時間をいい、以下では単にTfと記
載する)を多くとると、最終走査線のキーデータを取り
込んでから次の走査線データまでの時間が不足し、キー
データの処理時間に余裕がなくなる場合がある。
【0033】以上の理由によって、従来例では、キーマ
トリクスの走査を高速に実行することができなかった。
【0034】(4)上述のTf時間待ち処理が必要なた
めにキーボードスイッチの走査のために出力ポートを共
用できないか若しくは共用するためのソフトウエアの負
荷が大きい。
【0035】以下にその理由を具体的に説明する。図2
1は、表示駆動を専用のハードウエアで実行する場合の
表示制御ユニットのブロック図を示す。この様なハード
ウエアは回路構成が比較的簡単であり、ソフトウエアの
負荷を軽減するために従来からワンチップマイクロコン
ピュータの周辺モジュールとしてチップに組み込んで使
用されている。
【0036】図21において、この表示制御ユニット
は、表示の駆動タイミングを発生させるタイミング発生
器21−1と、CPUからのアドレスとタイミング発生
器21−1から出力される表示バッファーのポインタ情
報(DPA0,DPA1)をマルチプレックスするため
のマルチプレクサ21−2と、表示バッファーとして使
用するレジスタ21−4,21−5,21−6とを備え
ている。
【0037】この表示制御ユニットは、アドレス情報を
含む制御バス21−8及びデータバス21−7を介して
CPUに接続され、CPUからデータを書き込むことが
できる。
【0038】表示制御ユニットからは表示に必要な桁信
号(P10a,P11a,P12a,P13a)とセグ
メントパターンを出力する信号(P30a,P31a,
P32a,P33a,P40a,P41a,P42a)
が出力される。
【0039】これらの出力信号は図1の桁信号(P1
0,P11,P12,P13)とセグメント信号(P3
0,P31,P32,P33,P40,P41,P4
2)に対応した信号である。また、表示制御ユニットか
らの出力信号でTp0aは桁信号の変化点で出力される
信号であり、表示のブランキング期間を示す信号であ
る。Tp1aはTp0aと同期して出力される信号であ
るが、桁のカウントが規定値まで達して最初に戻るタイ
ミングでのみ出力される信号である。
【0040】図22は表示制御ユニットの動作タイミン
グを示す。図22において、時刻tc01でP10aが
オンし、同時にセグメント信号が表示バッファー0(図
21の21−4)から読み出だされて、P30aからP
42aまでの端子に出力される。
【0041】次に、tc01から時間Tdだけ遅れた時
刻tc02でP10a信号がオフされる。さらに、時刻
tc02から時間Tbだけ遅れた時刻tc03で次の桁
信号P31aがオンし、表示バッファー1(図21の2
1−5)から読み出されたセグメントデータがP30a
からP42aまでの端子に出力される。この動作を繰り
返し実行することにより表示が行われる。
【0042】ところで、キースイッチの増加によりキー
スイッチをアレイ状に並べる場合の配線容量やキーボー
ドスイッチとワンチップマイクロコンピュータとを接続
する配線容量に加えて、上記の表示制御ユニットとワン
チップマイクロコンピュータとを接続する配線容量が存
するため、総合的な浮遊容量は大きくなる。
【0043】また、図1において、キースイッチを同時
に複数個押下した場合に、キーボードスイッチ2の走査
出力を出力する駆動回路の短絡や誤動作を防止するため
に、保護用のダイオード(以下アイソレーションダイオ
ード)D10〜D12を介してキーボードスイッチ2に
接続することが一般的である。
【0044】一つのキー走査信号がオフした場合、キー
ボードスイッチ2からのリターン信号はアイソレーショ
ンダイオードD10〜D12によりハイインピーダンス
回路となり、リターン信号がキースイッチの押下により
ローレベルに駆動されていた場合は、上述の総合的な浮
遊容量と図1に示すプルアップ抵抗(R22〜R23)
により決まる時定数で緩やかに上昇する。
【0045】この場合、次のキーボードスイッチの走査
信号をオンした直後にリターン信号を読み込むと、実際
には何もキースイッチが押されていないにも拘わらずロ
ーレベルを検出してしまう危険性がある。かかる不具合
を避けるためにはキー走査信号をオンした後、上述のT
fを経過してからリターン信号を読み込む必要がある。
【0046】近年、集積回路技術の飛躍的な向上を背景
とした装置の低価格化及び高機能化の要求に応えるた
め、表示の時分割駆動をハードウエアで処理するワンチ
ップマイクロコンピュータが開発されている。
【0047】しかし、前述のTf時間待ち処理が必要な
ためにキーマトリクス走査のために出力ポートを共用で
きないか若しくは共用するためのソフトウエアの負荷が
大ききくなるという問題を生じるのである。
【0048】(5)前述の様に表示の時分割駆動をハー
ドウェアで処理するワンチップマイクロコンピュータが
開発されている。しかし、キーボードスイッチの走査
は、使用するキースイッチのチャタリング時間やバウン
ズ時間などの機械的な特性の差異やキーボードスイッチ
の配置や形状などから生じる浮遊容量の違い、走査する
駆動素子やリターン信号の受信回路素子の特性の違い、
キースイッチの読み込み処理が機器や設計者間で大きく
異なっているなどの事情により、ワンチップマイクロコ
ンピュータに内蔵するハードウエアで処理することが困
難であるという問題もある。
【0049】(6)ワンチップマイクロコンピュータの
外部にプルアップ抵抗が必要になるため、機器の小型
化、低価格化及びキー走査の高速化を図る上での障害に
なっていた。
【0050】即ち、上述のように、Tf時間がキーボー
ドスイッチの走査時間の高速化を阻害している。ここ
で、Tf時間を小さくするためには、通常50KΩ以下
のプルアップ抵抗が必要な場合が一般的であり、MOS
FETによる負荷抵抗素子は70KΩから130KΩ
程度の抵抗値が一般的である。このため、ワンチップマ
イクロコンピュータの外部にプルアップ抵抗が必要にな
るので、機器の小型化、低価格化及びキー走査の高速化
の障害となっている。
【0051】本発明は、このような現状に鑑みてなされ
たものであり、従来例と同一の回路構成でありながら、
表示駆動とキーボードスイッチの走査とを並行処理で
き、結果的に高い表示デューティとキーボードスイッチ
の高速走査を実現できるワンチップマイクロコンピュー
タシステムを提供することを目的とする。
【0052】本発明の他の目的は、セグメントごとの時
分割表示と桁ごとの時分割表示を切り替えることがで
き、結果的に高い表示デューティを実現でき、しかも、
一つのワンチップマイクロコンピュータを異なる機器間
で使用可能となるワンチップマイクロコンピュータシス
テムを提供することにある。
【0053】また、本発明の他の目的は、ソフトウエア
の負荷を軽減でき、結果的に安価且つ表示及びキー走査
の高速化が可能となるワンチップマイクロコンピュータ
システムを提供することにある。
【0054】また、本発明の他の目的は、ハードウエ
ア、即ち、マイクロコンピュータの負荷を軽減でき、結
果的にキーボードスイッチの走査に要する内蔵マスクR
OMを削減でき、安価且つ表示及びキー走査の高速化が
可能となるワンチップマイクロコンピュータシステムを
提供することにある。
【0055】また、本発明の他の目的は、機器の小型化
及び低価格化が図れるワンチップマイクロコンピュータ
システムを提供することにある。
【0056】
【課題を解決するための手段】本発明のワンチップマイ
クロコンピュータシステムは、7セグメントLEDや蛍
光表示管等の表示デバイスを駆動表示する表示駆動回路
及びキーボードスイッチを走査する走査回路が搭載され
たワンチップマイクロコンピュータシステムにおいて、
該キーボードスイッチを走査するためのポートの一部を
表示制御用のポートと兼用する手段と、該キーボードス
イッチの走査と該表示デバイスの表示動作を並列処理す
る手段とを備えており、そのことにより上記目的が達成
される。
【0057】好ましくは、前記表示デバイスを駆動表示
する表示駆動回路は、表示の時分割駆動を桁毎に時分割
する手段とセグメント毎に時分割する手段とを備え、且
つ該2つの手段を選択的に切り替える手段を備える構成
とする。
【0058】また、好ましくは、前記表示デバイスを駆
動表示する表示駆動回路から供給される表示走査信号の
オンタイミングから任意にプログラムできる一定時間を
計測するタイマーを備え、該タイマー出力をCPUで検
出するように構成する。
【0059】また、好ましくは、前記キーボードスイッ
チの各走査タイミングにおけるキー走査のキーリターン
信号のオン・オフ状態を前記CPUを介さず格納する格
納手段と、キーの取り込みを該CPUに通知する割り込
み信号をキーリターン信号の格納の度に発生する割り込
み信号発生手段と、キー走査の1フレームが完了した時
点で割り込みを発生する割り込み発生手段とを備える構
成とする。
【0060】また、好ましくは、前記キーボードスイッ
チからのキーリターン信号の入力ポートをキー走査信号
のオフ期間に強制的に非アクティブレベルに駆動する駆
動回路と、ハイインピーダンス入力での入力レベルを固
定する電位固定手段とを備える構成とする。
【0061】以下に本発明の作用を説明する。
【0062】キーボードスイッチを走査するためのポー
トの一部を表示制御用のポートと兼用し、キーボードス
イッチの走査と表示デバイスの表示動作を並列処理する
構成によれば、表示に要する時間とキーボード走査に要
する時間の総合時間、即ち総合フレーム時間を短縮する
ことが可能になる。このため、表示駆動に対しては高い
デューティの駆動ができ、キーボードスイッチの走査に
対しては高速走査が可能になる。
【0063】また、表示デバイスを駆動表示する表示駆
動回路の構成を、表示の時分割駆動を桁毎に時分割する
手段とセグメント毎に時分割する手段とを備え、且つ2
つの手段を選択的に切り替える手段を備えるものとする
と、セグメントごとの時分割表示を行うことで、セグメ
ント数の桁数以上の表示を使用する場合に桁ごとの時分
割駆動を行う場合に比べ高いデューティで表示を駆動で
きる。また、セグメントごとの時分割表示と桁ごとの時
分割表示を切り替えることができるので、桁数がセグメ
ント数より少ない場合は従来の桁ごとの時分割駆動がで
き、桁数がセグメント数より多い場合はセグメントごと
の時分割駆動を行うことで高い表示デューティを維持で
きる。
【0064】加えて、この構成によれば、表示の駆動方
式を桁ごとの時分割方式とセグメントごとの時分割駆動
を選択できるので、一つのワンチップマイクロコンピュ
ータを異なる機器間で使用可能となる。よって、表示装
置にあった最適の表示駆動を選択できる。
【0065】また、表示デバイスを駆動表示する表示駆
動回路から供給される表示走査信号のオンタイミングか
ら任意にプログラムできる一定時間を計測するタイマー
を備え、タイマー出力をCPUで検出する構成によれ
ば、キーの走査信号の変化時点に同期して上述のTf時
間を自動的にハードウエア、即ち、CPUで計測できる
ので、ソフトウエアの構造を単純化でき、ソフトウエア
の生産性を高めることができる。
【0066】また、前記キーボードスイッチの各走査タ
イミングにおけるキー走査のキーリターン信号のオン・
オフ状態をCPUを介さず格納する格納手段と、キーの
取り込みをCPUに通知する割り込み信号をキーリター
ン信号の格納の度に発生する割り込み信号発生手段と、
キー走査の1フレームが完了した時点で割り込みを発生
する割り込み発生手段とを備える構成によれば、キーボ
ードスイッチの走査の1フレーム分のキーボードスイッ
チからのリターン信号をCPUで読み込めるので、CP
U負荷とソフトウエアの開発負荷を軽減できる。
【0067】加えて、この構成によれば、キーボードス
イッチ走査の1走査ごとにCPUに割り込みを発生させ
ることにより、特殊なキーボード走査処理が可能にな
る。更には、キーボードスイッチ走査の1走査ごとの割
り込み処理をインターバルタイマなどに転用しやすい構
成とすれば、マイクロコンピュータのハードウエアの応
用範囲を特定のキーボードスイッチ走査の専用ハードウ
エアとして専用化する必要がないので、ワンチップマイ
クロコンピュータシステムの柔軟性、即ち設計の自由度
を向上できる。この結果、キーボードスイッチの走査に
要するマスクROMを削減できるので、その分、安価、
且つ高速処理が可能となる表示・キーの制御装置を実現
できる。
【0068】また、キーボードスイッチからのキーリタ
ーン信号の入力ポートをキー走査信号のオフ期間に強制
的に非アクティブレベルに駆動する駆動回路と、ハイイ
ンピーダンス入力での入力レベルを固定する電位固定手
段とを備える構成によれば、後述の実施形態から明らか
なように、Tf時間を短縮できる。加えて、この構成に
よれば、低インピーダンスの駆動回路で強制的に駆動で
き、プルアップ抵抗のインピーダンスの制約を無くし、
ワンチップマイクロコンピュータの内蔵負荷回路で代用
できるので、安価、且つ高速処理が可能なキー入力装置
を実現できる。
【0069】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づき具体的に説明する。
【0070】(実施形態1)図1〜図4は本発明ワンチ
ップマイクロコンピュータシステムの実施形態1を示
す。まず、図1に基づきこのワンチップマイクロコンピ
ュータシステムの概略構成について説明する。
【0071】このワンチップマイクロコンピュータシス
テムは、マイクロコンピュータ1、キーボードスイッチ
2及び発光ダイオードモジュール3,4,5を備えてい
る。
【0072】キーボードスイッチ2はS00〜S03、
S10〜S13及びS20〜S13からなる多数のスイ
ッチをマトリクス状に配置して構成されている。各発光
ダイオードモジュール3,4,5は同様の構成になって
おり、発光ダイオードモジュール3を例にとって説明す
ると、7つの発光ダイオードD3−1〜D3−7を備え
ている。各発光ダイオードD3−1〜D3−7には、発
光ダイオード駆動用の電流制限抵抗R30,R31,R
32,R33,R40,R41,R42が直列接続され
ており、発光ダイオードD3−1〜D3−7のアノード
側は一カ所にまとめられて桁信号(桁駆動信号)で駆動
されるトランジスタQ1,Q2,Q3に接続されてい
る。発光ダイオードD3−1〜D3−7のカソード側は
セグメント駆動用の出力ポートP30〜P33,P40
〜P42に接続されている。
【0073】なお、図中のR10,R11,R12は各
発光ダイオード駆動用トランジスタQ1,Q2,Q3の
べース抵抗を示す。べース抵抗R10,R11,R12
の他端側はマイクロコンピュータ1の出力ポートP1
0,P11,P12に接続されている。
【0074】べース抵抗R10,R11,R12と出力
ポートP10,P11,P12間にはダイオードD1
0,D11,D12が接続されている。ダイオードD1
0,D11,D12の他端側はキーボード2に接続され
ている。これらのダイオードD10,D11,D12は
2個以上のキースイッチが同時に押された場合の出力ポ
ートP10,P11,P12の短絡に起因する故障から
保護すると共に、キー入力の誤動作を防止する機能を有
する。
【0075】キーボードスイッチ2からのリターンライ
ンの先端はマイクロコンピュータ1のポートP20,P
21,P22,P23に接続されており、ポートP2
0,P21,P22,P23にはキーボード2からのリ
ターン信号が入力される。なお、各リターンラインの途
中にはプルアップ抵抗R20,R21,R22,R23
が接続されている。
【0076】以上の本実施形態1のワンチップマイクロ
コンピュータシステムは、ワンチップマイクロコンピュ
ータ1の内部処理が異なる他は従来例と同一の回路構成
になっている。
【0077】次に、図2に基づきマイクロコンピュータ
1の構成について説明する。このマイクロコンピュータ
1は、CPU1−1、入出力ポート1−2〜1−5、タ
イマーユニット1−6、RAM1−7、ROM1−8及
びクロックゼネレータ(CG)1−9を備えており、C
PU1−1とこれらの周辺デバイス1−2〜1−8は内
部データバスライン1−10及び制御バスライン1−1
1によって接続されている。
【0078】CPU1−1は、このワンチップマイクロ
コンピュータシステムの制御中枢となるものであり、R
OM1−8に格納されたプログラムに従い後述の制御を
行う。入出力ポート1−2〜1−5は、図1のP10〜
P43の各ポートに対応している。タイマーユニット1
−6は、主として時刻の計測のために使用される。CG
1−9は、CPU1−1やタイマーユニット1−6など
のワンチップマイクロコンピュータ内部のハードウエア
にクロックを供給する。
【0079】上記のシステム構成において、CPU1−
1は、制御バスライン1−11の制御を行い、この制御
に従って内部データバスライン1−10を介してCPU
1−1と、上記の周辺デバイス1−2〜1−8との間で
データの送受が行われる。
【0080】次に、図3に基づき本実施形態1のワンチ
ップマイクロコンピュータシステムの動作タイミングに
ついて説明する。この動作タイミングは、ROM1−8
に格納されたプログラムに従って実行される。
【0081】図3において、CPU1−1は、時刻ta
01で桁信号P10をオンすると共に桁信号P10に対
応した表示のパターン(LED駆動信号)をポートP3
0〜P42に出力する。そして、時刻ta01から時間
Tf経過すると、走査信号P10に対応したキーボード
スイッチ2からのリターン信号をタイミングSa1で読
み込む。
【0082】次に、CPU1−1は時刻ta02で桁信
号P10をオフする。時刻ta02から時刻ta03ま
では全ての桁信号がオフされており、この期間が表示の
ブランキング時間である。
【0083】同様に、CPU1−1は、時刻ta03で
桁信号P11をオンし、タイミングSa2でキーボード
スイッチ2からのリターン信号を読み込む。以下同様
に、桁信号P12の処理を行い、時刻ta11で一周期
の処理(1フレーム)を完結する。時刻ta01〜ta
11までの期間が1フレームに相当する。以降、第2フ
レーム、第3フレーム、…を繰り返す。
【0084】次に、図4に基づき上記の動作タイミング
を実行するためのマイクロコンピュータ1、より具体的
にはCPU1−1の制御手順を説明する。
【0085】ROM1−8に格納されたこの制御のため
のプログラムを読み出すと、CPU1−1は、まず、ス
テップS1で、どの桁の駆動を実行しているかを判断す
るために、RAM1−7上の領域に配置されたソフトウ
エアカウンタ(COUNT DIG)を0に初期化する。
【0086】次に、CPU1−1は、タイマーユニット
1−6からの時間情報に基づきブランキング時間Tbの
経過を待って待機する(ステップS2)。そして、時間
Tbが経過したことを確認すると、ステップS3で、現
在の表示桁の点灯するセグメント駆動信号P30〜P3
3及びP40〜P42の中で表示すべき信号のみを全て
オンし、続いて、現在駆動中の桁信号P10〜P12の
一つをソフトウエアカウンタ(COUNT_DIG)に
基づいてオンし、更に引き続いてタイマーユニット1−
6を再起動してステップS4へ進む。
【0087】ステップS4では、タイマーユニット1−
6からの時間情報に基づきキーボードスイッチ2からの
リターン信号が読み込み可能となる時間Tfの経過を待
って待機する。そして、Tf時間が経過したことを確認
すると、ステップS5に進み、キーボードスイッチ2か
らのリターン信号をポートP20〜P23を介して読み
込み、RAM1−7上のエリアに確保されたバッファー
(KDB)に一時的に格納し、タイマーユニット1−6
を表示駆動時間Tdを計測するために再起動する。
【0088】そして、ステップS6に進み、ここで前記
表示駆動時間Tdが終了するのを待って待機する。ここ
で、ステップS6において、(Td−Tf)時間を計測
しているのは、ステップS3で表示駆動を開始した後、
ステップS4で時間Tfを計測し、その後、残り時間を
計測するため、差分時間(Td−Tf)を計測している
のである。
【0089】表示駆動時間Tdが経過したことを確認す
ると、ステップS7へ進み、ここで、桁信号をオフし、
ブランキング時間Tbを計測するためにタイマーユニッ
ト1−6を再起動し、ソフトウエアカウンタ(COUN
T_DIG)を次の桁処理のためにインクリメントし、
ステップS8へ進む。
【0090】ステップS8では桁走査がP12まで終了
したか否かを判定する。この判定は、ソフトウエアカウ
ンタ(COUNT_DIG)の値が“3”になっている
か否かで判定する。ステップS8で全桁処理を終了して
いない場合はステップS2へ戻り以上の動作を再行す
る。
【0091】そして、ステップS8で全桁処理を完了し
たことを確認すると、ステップS9に進む。ステップS
9では、バッファー(KDB)に一時的に格納してある
キーボードスイッチ2からのリターン信号の桁ごとのサ
ンプリングデータに基づきキースイッチの押下状態の判
定処理を行い、その後、ステップS1に戻り、ステップ
S1〜ステップS9の処理を再行する。
【0092】本実施形態1のワンチップマイクロコンピ
ュータシステムによれば、表示の駆動とキーボードスイ
ッチ2の走査を並行処理できるので、表示に要する時間
とキーボードスイッチ2の走査に要する時間の総合時
間、即ち総合フレーム時間を短縮することが可能にな
る。このため、表示駆動に対しては高いデューティの駆
動ができ、キーボードスイッチ2の走査に対しては高速
走査ができる利点がある。
【0093】(実施形態2)図5〜図7は本発明ワンチ
ップマイクロコンピュータシステムの実施形態2を示
す。本実施形態2のワンチップマイクロコンピュータシ
ステムは、セグメントごとの表示時分割駆動を行うもの
である。
【0094】図5は、このワンチップマイクロコンピュ
ータシステムの回路構成を示しており、図1に示す実施
形態1のワンチップマイクロコンピュータシステムの回
路構成とは、以下の点のみが異なっている。
【0095】即ち、図1では、アイソレーションダイオ
ードD10,D11,D12のカソードがポートP1
0,P11,P12にそれぞれ接続されていたのに対
し、図5では、アイソレーションダイオードD10,D
11,D12のカソードがポートP40,P41,P4
2にそれぞれ接続されており、この点で異なっている。
【0096】また、図1では記載していなかったポート
P43を入力ポートとして使用し、ポートP43を電源
に接続しており、この点でも異なっている。
【0097】なお、図1と対応する部分については同一
の符号を付してある。但し、本実施形態2のCPU1−
1は、ポート構成と内部の構成は図1のCPU1−1と
同様であるが、表示とキーボードスイッチの走査の手順
を制御するプログラムは異なっている。なお、その詳細
については後述する。
【0098】次に、図6に基づき本実施形態2のワンチ
ップマイクロコンピュータシステムの動作タイミングに
ついて説明する。
【0099】図6において、CPU1−1は、時刻tb
01で7セグメントの内の一つに割り当てた駆動ポート
P30出力をオンする。この時、セグメントP30を点
灯させなければならない桁の桁信号を全てオンする。そ
の後、時間Tf経過したタイミングSb1でP20〜P
23までのキーボードスイッチ2からのリターン信号を
読み込む。そして、時刻tb01から時間Td経過した
時刻tb02で全セグメント信号をオフする。
【0100】次に、時刻tb02から表示ブランキング
時間Tbを経過した時刻tb03で次のセグメント信号
P31をオンする。以下同様に、P32,P33,P4
0,P41,P42と順にセグメント信号を一つずつ駆
動して行く。
【0101】なお、本実施形態では、単純化のために表
示桁が3桁だけのものを例にとって説明しているが、全
セグメント数より表示桁数が多い場合は、桁数に関係無
く1/(セグメント数)に近い表示デューティを得るこ
とが可能である。
【0102】次に、図7に基づき上記の動作タイミング
を実行するためのCPU1−1の制御手順を説明する。
【0103】CPU1−1は、ROM1−8(図2参
照)に格納されたこの処理のためのプログラムを読み出
すと、まず、ステップS11で、この処理ルーチンの実
行に先立ち、タイマーユニット1−6(図2参照)を初
期化し、起動させる。
【0104】次に、図5において電源に接続していた入
力ポートP43を読み込み、ハイレベルかローレベルか
を判定する(ステップS2)。ステップS12におい
て、入力ポートP43がローレベルであれば桁ごとの時
分割駆動の指定であると判定し、ステップS22へ進
む。
【0105】一方、ステップS12において、入力ポー
トP43がハイレベルであればセグメントごとの時分割
駆動の指定であると判定し、ステップS13へ進む。
【0106】ステップS13では、どのセグメントの駆
動を実行しているかを判断するために、RAM1−7
(図2参照)上の領域に配置されたソフトウエアカウン
タ(COUNT_DIG)を0に初期化する。
【0107】次に、ステップS14に進み、タイマーユ
ニット1−6からの時間情報に基づきブランキング時間
Tbの経過を待って待機する。そして、時間Tbが経過
したことを確認すると、ステップS15に進み、現在の
表示セグメントを点灯する桁の桁信号P10,P11,
P12の全てをオンし、続いて、現在駆動中のセグメン
ト信号の一つをソフトウエアカウンタ(COUNT_D
IG)に基づいてオンし、引き続きタイマーユニット1
−6を再起動してステップS16へ進む。
【0108】ステップS16では、タイマーユニット1
−6からの時間情報に基づきキーボードスイッチ2から
のリターン信号が読み込み可能となる時間Tfの経過を
待って待機する。そして、時間Tfが経過したことを確
認すると、ステップS17へ進み、キーボードスイッチ
2からのリターン信号をポートP20〜P23を介して
読み込み、RAM1−7上のエリアに確保されたバッフ
ァー(KDB)に一時的に格納し、タイマーユニット1
−6を表示駆動時間Tdを計測するために再起動し、ス
テップS18に進む。
【0109】ステップS18では、タイマーユニット1
−6からの時間情報に基づき表示駆動時間Tdの経過を
待って待機する。ここで、ステップS18において、
(Td−Tf)時間を計測しているのは、ステップS5
で表示駆動を関始した後、ステップS16で時間Tfを
計測し、その後、残り時間を計測するため、差分時間
(Td−Tf)を計測しているのである。そして、ステ
ップS18で表示駆動時間Tdが経過したことを確認す
ると、ステップS19へ進み、全セグメント信号をオフ
し、ブランキング時間Tbを計測するためにタイマーユ
ニット1−6を再起動し、ソフトウエアカウンタ(CO
UNT_DIG)を次のセグメント処理のためにインク
リメントし、ステップS20へ進む。
【0110】ステップS20では、セグメント走査がP
42まで終了したか否かを判定する。この判定は、ソフ
トウエアカウンタ(COUNT_DIG)の値が7にな
っているか否かにより判定する。ステップS20で、全
セグメントの点灯を完了していないことを確認すると、
ステップS15へ戻り、ステップS15以降の処理を再
行する。
【0111】一方、ステップS20で全セグメントの点
灯が完了したことを確認すると、ステップS21に進
み、バッファー(KDB)に一時的に格納してあるキー
ボードスイッチ2からのリターン信号のサンプリングデ
ータを基にキーの押下状態の判定処理を行い、ステップ
S13に戻り、ステップS13以降の処理を再行する。
【0112】ステップS12において、桁ごとの時分割
駆動方式が指定されたと判定すると、ステップS22〜
ステップS30の処理を行う。このステップS22〜ス
テップS30の処理内容は、上述した実施形態1のステ
ップS1〜ステップS9の処理内容と同一であるので、
ここでは説明を省略する。
【0113】本実施形態2のワンチップマイクロコンピ
ュータシステムによれば、実施形態1の効果に加えて以
下の効果を奏する。即ち、本実施形態2のワンチップマ
イクロコンピュータシステムは、表示デバイスを駆動表
示する表示駆動回路が、表示の時分割駆動を桁毎に時分
割する手段とセグメント毎に時分割する手段とを備え、
且つ2つの手段を選択的に切り替える手段を備えている
ので、セグメントごとの時分割表示を行うことで、セグ
メント数の桁数以上の表示を使用する場合に桁ごとの時
分割駆動を行う場合に比べ高いデューティで表示を駆動
できる。また、セグメントごとの時分割表示と桁ごとの
時分割表示を切り替えることができるので、桁数がセグ
メント数より少ない場合は従来の桁ごとの時分割駆動が
でき、桁数がセグメント数より多い場合はセグメントご
との時分割駆動を行うことで高い表示デューティを維持
できる。
【0114】加えて、この構成によれば、表示の駆動方
式を桁ごとの時分割方式とセグメントごとの時分割駆動
を選択できるので、一つのワンチップマイクロコンピュ
ータを異なる機器間で使用可能となる。よって、表示装
置にあった最適の表示駆動を選択できる。
【0115】(実施形態3)図8〜図11は本発明ワン
チップマイクロコンピュータシステムの実施形態3を示
す。本実施形態3のワンチップマイクロコンピュータシ
ステムは、マイクロコンピュータ11に図21に示す表
示制御ユニットを組み込んだ構成になっている。即ち、
図8中の表示制御ユニット(DSPC)11−12は図
21の表示制御ユニットに相当するものである。
【0116】まず、図8に基づきマイクロコンピュータ
11の内部構成について説明する。このマイクロコンピ
ュータ11は、CPU11−1、入出力ポート1(11
−2),2(11−3),3(11−4),4(11−
5)、タイマーユニット11−6、RAM11−7、R
OM11−8、クロックジェネレータ(CG)11−
9、内部データバスライン11−10及び制御バスライ
ン11−11を備えており、これらの構成は図2のマイ
クロコンピュータ1と同様である。
【0117】上記構成に加えて、このマイクロコンピュ
ータ11は、上述の表示制御ユニット11−12、マル
チプレクサ11−13,11−14,11−15及びT
f計測用のカウンタ11−16を備えている。
【0118】ここで、マルチプレクサ11−13は、表
示制御ユニット11−12からの出力と本来の汎用出力
ポートであるポート1(11−2)の出力をマルチプレ
ックスして使用するためのマルチプレクサであり、ワン
チップマイクロコンピュータ11に汎用性を持たせるた
めに設けられている。
【0119】また、マルチプレクサ11−14,11−
15は、入出力ポート3(11−4),4(11−5)
の出力ラッチの書き込み信号と、図21中に示す信号P
30a〜P33a及びP40a〜P43aをそれぞれマ
ルチプレックスして出力するために設けられている。
【0120】なお、図8では、マルチプレクサ11−1
3,11−14,11−15の切り替え回路は省略して
あるが、もっとも単純な構成例としては、マルチプレク
サをORゲート(論理和回路)で構成し、入出力ポート
1の出力、入出力ポート3の出力及び入出力ポート4の
出力を0に設定することにより、切り替え回路なしで使
用することができる。
【0121】Tf計測用のタイマーユニット11−16
は表示制御ユニットからの出力信号に同期して上述のT
f時間を計測するものであり、図9に示す回路構成から
なる。
【0122】図9に示すように、このタイマーユニット
11−16は、リセット機能付きのバイナリカウンタ
(BCT)12−1、ラッチ(LTCH)12−2、デ
ジタルコンパレータ(CMP)12−3、フリップフロ
ップ(F/F)12−4、ANDゲート12−15及び
3ステートバッファー12−5で構成されている。以下
にその動作を説明する。
【0123】バイナリカウンタ12−1は、クロックゼ
ネレータ11−9から出力される計数クロックをカウン
トする。バイナリカウンタ12−1のリセット入力には
表示制御ユニット11−12からの信号TpOa12−
7が入力されている。
【0124】ラッチ12−2は計測数を保持するための
ものであり、CPU11−1から内部データバスライン
12−6と制御バスライン12−4を使用して任意の値
を書き込めるようにしてある。
【0125】デジタルコンパレータ12−3は、バイナ
リカウンタ12−1の出力12−8と計測数を保持する
ラッチ12−2の出力との一致を比較する。デジタルコ
ンパレータ12−3の出力12−10は、フリップフロ
ップ12−4のD端子に与えられ、フリップフロップ1
2−4は、デジタルコンパレータ出力12−10に現れ
るグリッチ(信号の割れ)を除去する目的で計数クロッ
クの逆相の信号でクロックしている。更に、フリップフ
ロップ12−4のリセット端子には、TpOa信号12
−7とポート2のリード信号/P2RD12−16がA
NDゲート12−15を通った信号/CLTF12−1
7が与えられる。
【0126】以上の構成により、フリップフロップ12
−4の出力Tfout12−11には、TpOa信号1
2−7のローレベルパルスでリセットされ、計測数を保
持するラッチ12−2の値に等しい計数クロックの時間
後にセットされ、ポート2のリード信号/P2RD12
−16で再度リセットされる信号が出力される。
【0127】3ステートバッファー12−5は、フリッ
プフロップ12−4の出力Tfout信号をCPU11
−1の任意のタイミングで読み出すためのものである。
3ステートバッファー12−5は、CPU11−1から
の読み出し信号12−3で駆動され、駆動出力はCPU
11−1の内部データバスライン11−10の1ビット
に出力される。
【0128】次に、図10に基づきTf計測用のタイマ
ユニット11−6の動作タイミングについて説明する。
但し、図10において、DPA1から上に記述された信
号は、図22に示すものと同一である。今、図9におい
て、計数を保持するラッチ12−2に計測結果がTfと
なる値がセットされている場合の動作を例にとって説明
する。
【0129】図10において、TpOa信号がローレベ
ルになる時刻T10−1でTfoutも同期してりセッ
トされる。引き続いてTpOa信号がハイレベルになる
時刻T10−2で、図9のバイナリカウンタ12−1が
クロックのカウントを開始する。計測時間Tfが経過し
た時刻T10−3で、Tfoutは再びセットされる。
以降この動作を繰り返し行う。
【0130】次に、図11に基づき図8のマイクロコン
ピュータ11を使用してキー走査と表示駆動を行う場合
のCPU11−1の制御処理について説明する。なお、
計数を保持するラッチ12−2に計測結果がTfとなる
値が予めセットされているものとする。
【0131】CPU11−1は、この処理のためのプロ
グラムをROM11−8から読み出すと、まず、ステッ
プS41で、表示データを表示バッファー(図21のD
ISPLAY BUFFER9−4〜9−6)に書き込
み、表示内容を更新する。
【0132】次に、ステップS42に進み、ここで、図
10に示すTfoutが1になっているか否か、即ち、
タイマーユニット11−16の計測時間がTfになって
いるか否かを判定する。ステップS42において、Tf
outが1になっていることを確認すると、ステップS
43に進み、ここで、CPU11−1はキーボードスイ
ッチ2からのリターン信号をポート2(11−3)を介
して読み込み、読み込んだデータをRAM11−7上に
確保したキーデータバッファーKDBにストアして、ス
テップS44に進む。
【0133】ステップS44では、表示制御ユニット1
1−2の表示バッファーポインタDPA0とDPA1を
読み出し、キーボードスイッチ2の走査フレームが一巡
したか否かを判定する。スッテプS44において、表示
バッファーポインタDPA0とDPA1が共に0でない
場合は、キーボードスイッチ2の走査フレームが完了し
ていないと判定し、ステップS41に戻り、ステップS
41以降の処理を再行する。
【0134】一方、ステップS44において、表示バッ
ファーポインタDPA0とDPA1が共に0の場合は、
スッテプS45に進み、RAM11−7上のキーデータ
バッファーKDBにストアしてあった各走査タイミング
のキーボードスイッチ2からのリターン信号データを解
析し、キーの入力状態を判定する。その後、ステップS
1に戻り、ステップS1以降の処理を再行する。
【0135】本実施形態3のワンチップマイクロコンピ
ュータシステムによれば、表示デバイスを駆動表示する
表示駆動回路から供給される表示走査信号のオンタイミ
ングから任意にプログラムできる一定時間を計測するタ
イマーを備え、タイマー出力をCPUで検出する構成を
とるので、キーの走査信号の変化時点に同期して上述の
Tf時間を自動的にハードウエア、即ち、CPUで計測
できるので、ソフトウエアの構造を単純化でき、ソフト
ウエアの生産性を高めることができる。
【0136】(実施形態4)図12〜図15は本発明ワ
ンチップマイクロコンピュータシステムの実施形態4を
示す。まず、図12に基づきこのマイクロコンピュータ
21の構成について説明する。但し、図示例では、説明
の単純化のためにキーボードスイッチ2の走査線数とし
て、P10,P11,P12の3本を使用する場合に限
定しているが、走査線の本数は3本に限定されないこと
は勿論である。
【0137】このマイクロコンピュータ21は、図8の
マイクロコンピュータ11の構成に、キーデータバッフ
ァー回路(KBF)21−26及びインタラプトコント
ローラ(IRC)21−25を付加し、且つTf計測用
のカウンタ21−16を改良した他は、図8のマイクロ
コンピュータ11と同様の構成になっている。従って、
図8と対応する部分には、関連する符号(例えば、図8
のタイマーユニット11−6に対して、図12ではタイ
マーユニット21−6と表記)を付して説明を省略し、
以下に異なる部分について説明する。
【0138】まず、Tf計測用のカウンタ21−16
は、Tf計測用のタイマーユニット21−6にキーボー
ドスイッチの走査の終了を示す信号Tkc21−21を
出力するように改良したユニットであり、Tf計測用の
カウンタ21−16からの出力Tkcはキーデータバッ
ファー回路21−26及びインタラプトコントロール回
路21−25に与えられるようになっている。
【0139】キーデータバッファー回路21−26は、
ポート2端子P20〜P23から入力されるキーボード
スイッチからのリターン信号をTfout信号21−2
5の立ち下がりエッジに同期して、表示制御ユニット2
1−12から出力される表示バッファーポインタPDA
0信号15−22及びPDA1信号21−21で指定さ
れるレジスターに書き込む動作を行う回路である。な
お、その詳細は後述の図13及び図14に基づき説明す
る。
【0140】インタラプトコントローラ21−25は、
マイクロコンピュータ21の内部或いは外部で発生する
割り込み要求信号を優先順位に従って調停し、内部デー
タバスライン21−10及び制御バスライン21−11
を介してCPU21−1への割り込み許可及び禁止或い
はマスク(一時的に保留する)などを行う周知のインタ
ラプトコントローラであり、その詳細な回路構成につい
ては省略する。
【0141】また、インタラプトコントローラ21−2
5には、Tfout信号とTkc信号が割り込み要求信
号として入力されており、この他にインタラプトコント
ローラ21−25に入力される割り込み要求信号として
は、例えば、汎用タイマーユニット21−23からの一
定時間計測完了割り込み要求Tu1(21−23)など
があるが、これ以外の割り込み要求信号は本発明と直接
関係が無いので省略してある。
【0142】インタラプトコントローラ21−25から
の出力信号IRQ21−24は、インタラプト要求が存
在する時にハイレベルとなり、CPU21−1に割り込
みを要求する信号である。CPU21−1が内部データ
バスライン21−10及び制御バスライン21−11を
介して、例えば、Tfout割り込みを許可した場合
は、キーボードスイッチの1走査毎にCPU21−1に
割り込みを発生させ、例えば、Tkc割り込みを許可し
た場合は、キーボードスイッチの走査の1フレームが完
了するこどにCPU21−1に割り込みを発生させる。
【0143】次に、図13に基づきキーデータバッファ
ー回路21−26の回路構成について説明する。このキ
ーデータバッファー回路21−26は、アドレス入力回
路22−1と、キーデータバッファー22−2〜22−
4とを備えている。
【0144】アドレス入力回路22−1は、表示制御ユ
ニット21−12から供給されるDPA0,DPA1
と、CPU21−1から供給されるアドレス信号A0,
A1をマルチプレックスするためのマルチプレクサ及び
マルチプレックスしたアドレス惰報をデコードするため
のデコーダ回路を有する。
【0145】キーデータバッファー22−2〜22−4
は、キーボードスイッチからのリターン信号を1走査フ
レームの期間、一時的に保持するためのバッファーであ
る。
【0146】図13において、CPU21−1がキーデ
ータバッファー22−2〜22−4にアクセスしていな
い場合は、DPA0,DPA1の2bitによりキーデ
ータバッファー0(22−2)〜キーデータバッファー
2(22−4)のいずれかのレジスターが選択される。
符号22−5で示すTfoutが入力されると、ポート
2、即ち、P20(22−10)〜P23(16−1
3)を介して入力される入力信号をラッチする。
【0147】次に、図14に基づきキーデータバッファ
ー回路21−26を更に詳細に説明する。図14におい
て、21−B1は図13のアドレス入力回路22−1で
あり、21−B2はキーデータバッファ0(22−2)
〜キーデータバッファー2(22−4)に対応してい
る。
【0148】図14において、デコーダ23−21は、
CPU21−1のアドレスバスA0〜Anまでのn+1
bitのアドレス入力をデコードして、CPU21−1
がキーデータバッファー回路21−26にアクセスする
期間ハイレベルになる信号CPUA23−25を発生さ
せる。
【0149】データセレクター23−4は、CPUA信
号23−25がハイレベルの期間、キーデータバッファ
ー0〜3をアドレスするアドレス信号a0(23−
5),a1(23−9)にCPUアドレスA0(23−
3),A1(23−8)を出力し、CPUA信号23−
25がローレベルの期間、アドレス信号a0,a1にD
PA0(23−2),DPA1(23−7)のアドレス
を出力する。
【0150】デコーダ23−1は、アドレス信号a0,
a1をデコードし、/00から/02までのキーデータ
バッファー選択信号を発生させる。
【0151】ORゲート(論理和ゲート)23−22〜
23−24は、前記/00から/02までのキーデータ
バッファー選択信号の内の一つと、Tfout23−1
0が共にローレベルの期間、ローレベルの書き込みエッ
ジを発生させる。
【0152】レジスター23−17〜23−19は、キ
ーデータバッファー0〜キーデータバッファー2に対応
した4bitのDタイプフリップフロップと、フリップ
フロップの出力を3ステート制御する出力バッファーを
備えて構成されている。
【0153】CPU21−1がアドレスA2〜Anを非
アクティブにして、キーデータバッファー回路21−2
6にアクセスしないと仮定した場合、キーデータバッフ
ァー回路21−26の23−17〜23−19は、DP
A0とDPA1によりアドレスされ、Tfoutに同期
してポート2の入力データ、即ち、P20〜P23(2
3−11)のデータが順次書き込まれる。
【0154】次に、図15に基づき上記構成のマイクロ
コンピュータ21を使用してキーボードスイッチの走査
と表示を行う場合のCPU21−1の制御内容について
説明する。但し、図示例は、1走査フレームごとの割り
込みを使用してキーボードスイッチの走査を行う場合を
示している。
【0155】CPU21−1は、この処理のためのプロ
グラムをROM21−8から読み出すと、まず、スッテ
プS51で、表示制御ユニット21−12に対して表示
データを設定する。次に、ステップS52で、Tkcイ
ンタラプトの発生を待ち、インタラプトが発生したこと
を確認すると、ステップS53へ進み、ここで、キーデ
ータバッファー回路21−26に保存されているデータ
を処理する。
【0156】本実施形態4のワンチップマイクロコンピ
ュータシステムによれば、キーボードスイッチ2の各走
査タイミングにおけるキー走査のキーリターン信号のオ
ン・オフ状態をCPU21−1を介さず格納する格納手
段と、キーの取り込みをCPU21−1に通知する割り
込み信号をキーリターン信号の格納の度に発生する割り
込み信号発生手段と、キー走査の1フレームが完了した
時点で割り込みを発生する割り込み発生手段とを備えて
いるので、キーボードスイッチ2の走査の1フレーム分
のキーボードスイッチからのリターン信号をCPU21
−1で読み込めるので、CPU21−1の負荷とソフト
ウエアの開発負荷を軽減できる。
【0157】加えて、この構成によれば、キーボードス
イッチ2の走査の1走査ごとにCPU21−1に割り込
みを発生させることにより、特殊なキーボード走査処理
が可能になる。更には、キーボードスイッチ走査の1走
査ごとの割り込み処理をインターバルタイマなどに転用
しやすい構成とすれば、マイクロコンピュータのハード
ウエアの応用範囲を特定のキーボードスイッチ走査の専
用ハードウエアとして専用化する必要がないので、ワン
チップマイクロコンピュータシステムの柔軟性、即ち設
計の自由度を向上できる。この結果、キーボードスイッ
チの走査に要するマスクROMを削減できるので、その
分、安価、且つ高速処理が可能となる表示・キーの制御
装置を実現できる。
【0158】(実施形態5)図16〜図18は本発明ワ
ンチップマイクロコンピュータシステムの実施形態5を
示す。図16は本実施形態5で使用されるマイクロコン
ピュータ31を示し、このマイクロコンピュータ31
は、図12に示すマイクロコンピュータ21とはポート
2の構造が異なる(図17参照)他は、同一の構成にな
っている。即ち、図12のマイクロコンピュータ21で
は、ポート2(21−3)が入力ポートであるのに対
し、本実施形態5のポート2(31−3)は、入出力ポ
ートになっている。なお、図12と対応する部分につい
ては関連する符号を付して具体的な説明は省略する。
【0159】図17は図16のマイクロコンピュータ3
1を使用した本実施形態5のワンチップマイクロコンピ
ュータシステムを示す。このワンチップマイクロコンピ
ュータシステムは、ポート2(31−3)の出力段の構
造に特徴を有する。
【0160】このワンチップマイクロコンピュータシス
テムの構成は、図5中のプルアップ抵抗R20〜R23
を除いた点が図5のワンチップマイクロコンピュータシ
ステムの構成と異なる他は、同一の構成になっており、
対応する部分に同一又は関連する符号を付し、具体的な
説明は省略する。
【0161】図17に示すように、CPU31−1のポ
ート2(31−3)には、オン抵抗が比較的小さいPチ
ャンネルMOS FET(Q4〜Q7)とプルアップ抵
抗として働く負荷MOS FET(Q8〜Q11)が入
出力ポートP20〜P23の各ビットに追加されてい
る。ここで、PチャンネルMOS FET(Q4〜Q
7)は、出力を急速にハイレベルに駆動し、高速スキャ
ンを実現するために設けられている。
【0162】次に、図18に基づき本実施形態5のワン
チップマイクロコンピュータシステムの動作タイミング
について説明する。
【0163】一つの走査信号がオフした後、次の走査線
がオンするまでのブランキング時間に入出力ポート2
(31−3)の出力バッファーに取り付けたPチャンネ
ルMOS FET(Q4〜Q7)をオンさせれば、キー
ボードスイッチ2からのリターン信号を急速にハイレベ
ルにすることができるので、ブランキング時間及びTf
時間を短縮することが可能である。
【0164】しかし、走査信号がオンしている期間に、
ポート2側から強制的にハイレベルに駆動していたので
は、ポート2のPチャンネルMOS FET(Q4〜Q
7)からキーボードスイッチ2を経てポート1(31−
2)のNチャンネルMOSFETに大きな電流が流れ、
キーボードスイッチ2からのリターン信号を正常に読み
込めないばかりか、マイクロコンピュータ31の素子破
壊を引き起こす可能性がある。
【0165】しかるに、本実施形態5のワンチップマイ
クロコンピュータシステムでは、ポート1(31−2)
がオンしている期間は、プルアップ抵抗の代わりにオン
抵抗の大きな負荷MOS FET(Q8〜Q11)で回
路をプルアップするので、上記不具合を発生することは
ない。
【0166】本実施形態5のワンチップマイクロコンピ
ュータシステムによれば、Tf時間を短縮でき、且つ低
インピーダンスの駆動回路で強制的に駆動でき、プルア
ップ抵抗のインピーダンスの制約を無くし、ワンチップ
マイクロコンピュータの内蔵負荷回路で代用できるの
で、安価、且つ高速処理が可能なキー入力装置を実現で
きる。
【0167】
【発明の効果】以上の本発明ワンチップマイクロコンピ
ュータシステムによれば、キーボードスイッチを走査す
るためのポートの一部を表示制御用のポートと兼用し、
キーボードスイッチの走査と表示デバイスの表示動作を
並列処理する構成をとるので、表示に要する時間とキー
ボード走査に要する時間の総合時間、即ち総合フレーム
時間を短縮することが可能になる。このため、表示駆動
に対しては高いデューティの駆動ができ、キーボードス
イッチの走査に対しては高速走査が可能になる。
【0168】また、特に請求項2記載のワンチップマイ
クロコンピュータシステムによれば、表示デバイスを駆
動表示する表示駆動回路が、表示の時分割駆動を桁毎に
時分割する手段とセグメント毎に時分割する手段とを備
え、且つ2つの手段を選択的に切り替える手段を備える
構成をとるので、セグメントごとの時分割表示を行うこ
とで、セグメント数の桁数以上の表示を使用する場合に
桁ごとの時分割駆動を行う場合に比べ高いデューティで
表示を駆動できる。また、セグメントごとの時分割表示
と桁ごとの時分割表示を切り替えることができるので、
桁数がセグメント数より少ない場合は従来の桁ごとの時
分割駆動ができ、桁数がセグメント数より多い場合はセ
グメントごとの時分割駆動を行うことで高い表示デュー
ティを維持できる。
【0169】加えて、表示の駆動方式を桁ごとの時分割
方式とセグメントごとの時分割駆動を選択できるので、
一つのワンチップマイクロコンピュータを異なる機器間
で使用可能となる。よって、表示装置にあった最適の表
示駆動を選択できる。
【0170】また、特に請求項3記載のワンチップマイ
クロコンピュータシステムによれば、表示デバイスを駆
動表示する表示駆動回路から供給される表示走査信号の
オンタイミングから任意にプログラムできる一定時間を
計測するタイマーを備え、タイマー出力をCPUで検出
する構成をとるので、キーの走査信号の変化時点に同期
して上述のTf時間を自動的にハードウエア、即ち、C
PUで計測できるので、ソフトウエアの構造を単純化で
き、ソフトウエアの生産性を高めることができる。
【0171】また、特に請求項4記載のワンチップマイ
クロコンピュータシステムによれば、キーボードスイッ
チの各走査タイミングにおけるキー走査のキーリターン
信号のオン・オフ状態をCPUを介さず格納する格納手
段と、キーの取り込みをCPUに通知する割り込み信号
をキーリターン信号の格納の度に発生する割り込み信号
発生手段と、キー走査の1フレームが完了した時点で割
り込みを発生する割り込み発生手段とを備える構成をと
るので、キーボードスイッチの走査の1フレーム分のキ
ーボードスイッチからのリターン信号をCPUで読み込
めるので、CPU負荷とソフトウエアの開発負荷を軽減
できる。
【0172】加えて、キーボードスイッチ走査の1走査
ごとにCPUに割り込みを発生させることにより、特殊
なキーボード走査処理が可能になる。更には、キーボー
ドスイッチ走査の1走査ごとの割り込み処理をインター
バルタイマなどに転用しやすい構成とすれば、マイクロ
コンピュータのハードウエアの応用範囲を特定のキーボ
ードスイッチ走査の専用ハードウエアとして専用化する
必要がないので、ワンチップマイクロコンピュータシス
テムの柔軟性、即ち設計の自由度を向上できる。この結
果、キーボードスイッチの走査に要するマスクROMを
削減できるので、その分、安価、且つ高速処理が可能と
なる表示・キーの制御装置を実現できる。
【0173】また、特に請求項5記載のワンチップマイ
クロコンピュータシステムによれば、キーボードスイッ
チからのキーリターン信号の入力ポートをキー走査信号
のオフ期間に強制的に非アクティブレベルに駆動する駆
動回路と、ハイインピーダンス入力での入力レベルを固
定する電位固定手段とを備える構成をとるので、Tf時
間を短縮できる。加えて、低インピーダンスの駆動回路
で強制的に駆動でき、プルアップ抵抗のインピーダンス
の制約を無くし、ワンチップマイクロコンピュータの内
蔵負荷回路で代用できるので、安価、且つ高速処理が可
能なキー入力装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明ワンチップマイクロコンピュータシステ
ムの実施形態1を示す回路図。
【図2】図1のワンチップマイクロコンピュータシステ
ムで使用するマイクロコンピュータの内部構成を示すブ
ロック図。
【図3】図1のワンチップマイクロコンピュータシステ
ムの動作タイミングを示すタイミングチャート。
【図4】図3の動作タイミングを実行するCPUの制御
手順を示すフローチャート。
【図5】本発明ワンチップマイクロコンピュータシステ
ムの実施形態2を示す回路図。
【図6】図2のワンチップマイクロコンピュータシステ
ムの動作タイミングを示すタイミングチャート。
【図7】図6の動作タイミングを実行するCPUの制御
手順を示すフローチャート。
【図8】本発明ワンチップマイクロコンピュータシステ
ムの実施形態3を示す回路図。
【図9】図8のタイマーユニットの詳細を示すブロック
図。
【図10】図8のワンチップマイクロコンピュータシス
テムの動作タイミングを示すタイミングチャート。
【図11】図10の動作タイミングを実行するCPUの
制御手順を示すフローチャート。
【図12】本発明ワンチップマイクロコンピュータシス
テムの実施形態4を示す回路図。
【図13】図12のキーデータバッファー回路の構成を
示すブロック図。
【図14】図12のキーデータバッファー回路の更に詳
細な構成を示すブロック図。
【図15】CPUの制御手順を示すフローチャート。
【図16】実施形態5のワンチップマイクロコンピュー
タシステムに使用するマイクロコンピュータの内部構成
図。
【図17】本発明ワンチップマイクロコンピュータシス
テムの実施形態5を示す回路図。
【図18】図17のワンチップマイクロコンピュータシ
ステムの動作タイミングを示すタイミングチャート。
【図19】従来例の動作タイミングを示すタイミングチ
ャート。
【図20】従来例の問題点を説明するためのタイミング
チャート。
【図21】表示制御ユニットの一例を示すブロック図。
【図22】従来例の動作タイミングを示すタイミングチ
ャート。
【符号の説明】
1,11,21,31 マイクロコンピュータ 1−1,11−1,21−1,31−1 CPU 1−2,11−2,21−2,31−2 ポート1 1−3,11−3,21−3,31−3 ポート2 1−4,11−4,21−4,31−4 ポート3 1−5,11−5,21−5,31−5 ポート4 1−6,11−6,21−6,31−6 タイマーユニ
ット 1−7,11−7,21−7,31−7 RAM 1−8,11−8,21−8,31−8 ROM 1−9,11−9,21−9,31−9 クロックジェ
ネレータ 2 キーボードスイッチ 3 表示モジュール(発光ダイオードモジュール)1 4 表示モジュール(発光ダイオードモジュール)2 5 表示モジュール(発光ダイオードモジュール)3 11−12,21−12,31−12 表示制御ユニッ
ト 11−13,11−14,11−15,21−13,2
1−14,21−15,31−13,31−14,31
−15 マルチプレクサ 11−16,21−16,31−16 Tf計測用のカ
ウンタ 21−25,31−25 インタラプトコントローラ 21−26,31−26 キーデータバッファ回路 D3−1〜D3−7,D10〜D12 発光ダイオード Q1,Q2,Q3 発光ダイオード駆動用トランジスタ R20〜R23 プルアップ抵抗 R30〜R33,R40〜R42 発光ダイオード駆動
用の電流制限抵抗

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示デバイスを駆動表示する表示駆動回
    路、キーボードスイッチを走査する走査回路及びCPU
    が搭載されたワンチップマイクロコンピュータシステム
    において、 該キーボードスイッチを走査するためのポートの一部を
    表示制御用のポートと兼用する手段と、 該キーボードスイッチの走査と該表示デバイスの表示動
    作を並列処理する手段とを備え、 前記表示デバイスを駆動表示する表示駆動回路は、表示
    の時分割駆動を桁毎に時分割する手段とセグメント毎に
    時分割する手段と、これら2つの手段を選択的に切り替
    える手段とを備えていることを特徴とするワンチップマ
    イクロコンピュータシステム。
  2. 【請求項2】 表示デバイスを駆動表示する表示駆動回
    キーボードスイッチを走査する走査回路及びCPU
    が搭載されたワンチップマイクロコンピュータシステム
    において、 該キーボードスイッチを走査するためのポートの一部を
    表示制御用のポートと兼用する手段と、 該キーボードスイッチの走査と該表示デバイスの表示動
    作を並列処理する手段と、 前記表示デバイスを駆動表示する表示駆動回路から供給
    される表示走査信号のオンタイミングから任意にプログ
    ラムできる一定時間を計測するタイマーとを備え、 該タイマー出力が前記CPUで検出するように構成され
    ていることを特徴とするワンチップマイクロコンピュー
    タシステム。
  3. 【請求項3】 前記キーボードスイッチの各走査タイミ
    ングにおけるキー走査のキーリターン信号のオン・オフ
    状態を前記CPUを介さず格納する格納手段と、 キーの取り込みを該CPUに通知する割り込み信号をキ
    ーリターン信号の格納の度に発生する割り込み信号発生
    手段と、 キー走査の1フレームが完了した時点で割り込みを発生
    する割り込み発生手段とを備えた請求項2記載のワンチ
    ップマイクロコンピュータシステム。
  4. 【請求項4】 表示デバイスを駆動表示する表示駆動回
    路、キーボードスイッチを走査する走査回路及びCPU
    が搭載されたワンチップマイクロコンピュータシステム
    において、 該キーボードスイッチを走査するためのポートの一部を
    表示制御用のポートと兼用する手段と、 該キーボードスイッチの走査と該表示デバイスの表示動
    作を並列処理する手段と、 前記キーボードスイッチからのキーリターン信号の入力
    ポートをキー走査信号のオフ期間に強制的に非アクティ
    ブレベルに駆動する駆動回路と、 ハイインピーダンス入力での入力レベルを固定する電位
    固定手段とを備えていることを特徴とするワンチップマ
    イクロコンピュータシステム。
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