JP3317120B2 - 非対称ジオキサジン化合物、その中間体化合物及び非対称ジオキサジン化合物の適用 - Google Patents
非対称ジオキサジン化合物、その中間体化合物及び非対称ジオキサジン化合物の適用Info
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Description
び/又はアミド基を有する繊維材料等を染色又は捺染す
るに適した非対称ジオキサジン化合物、その中間体化合
物、及び当該非対称ジオキサジン化合物の繊維材料への
適用に関するものである。
を有する対称形のトリフェンジオキサジン化合物及び当
該中間体化合物から誘導される対称形のトリフェンジオ
キサジン環を有する反応染料は、例えば特開昭61−1
4265号公報、特開平2−102270号公報、特開
平3−770号公報に記載されており、各々、公知の化
合物及び公知の反応染料である。
公知の反応染料は、ヒドロキシル基及び/又はアミド基
を有する繊維材料に適用した場合に、得られる染色物や
捺染物の諸堅牢度、特に耐塩素堅牢度が充分なものでは
ないという問題点があった。本発明者らは、上記問題点
を解決すべく鋭意研究した結果、トリフェンジオキサジ
ン骨格の1−位及び2−位に各々1個のスルホン酸基と
繊維反応性基を有する1個のトリアジン環で置換された
アミノ基を有し、且つ、トリフェンジオキサジン骨格の
9−位のアミノ基と当該アミノ基のオルト位に置換され
た2個のスルホン酸基を有する非対称形の特定の化合物
を反応染料として用いたときに、耐塩素堅牢度等の諸堅
牢度や染色性能に優れた青色の染色物又は捺染物が得ら
れることを見出して、本発明を完成したものである。
離酸の形で表すと、一般式(I)
り、水素原子、塩素原子、臭素原子、C 1 〜C4 アルキ
ル基、C1 〜C4 アルコキシ基又はフェノキシ基を表わ
し、A1はC1 〜C4 アルキル基、C1 〜C4 アルコキ
シ基、塩素原子、臭素原子又はカルボキシル基を表わ
し、A2 は水素原子、C1 〜C4 アルキル基、C1 〜C
4 アルコキシ基、塩素原子、臭素原子又はカルボキシル
基を表わし、Rは水素原子又は置換基を有していてもよ
い低級アルキル基を表わし、Xはハロゲン原子、置換基
を有していてもよい低級アルコキシ基、置換基を有して
いてもよいアミノ基又は式(II) −N(R1 )−W1 −Z1 (II) (式中、R1 は水素原子又は置換基を有していてもよい
低級アルキル基を表わし、W1 は置換基を有していても
よいアルキレン基、置換基を有していてもよいフェニレ
ン基又は置換基を有していてもよいナフチレン基を表わ
し、Z1 は式 −SO2 −CH=CH2 又は −SO2 CH2 CH2
Z’ (ここで、Z’はアルカリの作用で脱離する基を表わ
す。)で示される基を表わす。)で示される基を表わ
し、Yはハロゲン原子、置換基を有していてもよい低級
アルコキシ基、置換基を有していてもよいアミノ基又は
式(III) −N(R2 )−W2 −Z2 (III) (式中、R2 は水素原子又は置換基を有していてもよい
低級アルキル基を表わし、W2 は置換基を有していても
よいアルキレン基、置換基を有していてもよいフェニレ
ン基又は置換基を有していてもよいナフチレン基を表わ
し、Z2 は式 −SO2 −CH=CH2 又は −SO2 CH2 CH2
Z" (ここで、Z" はアルカリの作用で脱離する基を表わ
す。)で示される基を表わす。)で示される基を表わ
す。但し、X及びYの少なくとも一方は、ハロゲン原
子、式(II)で示される基又は式(III) で示される基を表
わすものとする。〕で示される非対称ジオキサジン化合
物、(ii)上記(i) の非対称ジオキサジン化合物の中間体
である、遊離酸の形で表すと、一般式(IV)
々、上記と同じ意味を有する。〕で示される非対称トリ
フェンジオキサジン化合物、及び(iii) 上記(i) の非対
称ジオキサジン化合物を用いることを特徴とする繊維材
料を染色又は捺染する方法を提供するものである。以
下、本発明を詳細に説明する。
2 、A1 及びA2 で表されるC1 〜C4 アルキル基とし
ては、直鎖状若しくは分岐状のアルキル基が挙げられ、
中でもメチル基、エチル基及びn−プロピル基が特に好
ましい。同じく、C1 〜C4 のアルコキシ基としては、
直鎖状若しくは分岐状のアルコキシ基が挙げられ、中で
もメトキシ基、エトキシ基及びn−プロポキシ基が特に
好ましい。T1 及びT2 としては、同一又は相異なり、
塩素及び臭素原子が好ましい。A1 としてはC1 〜C4
のアルキル基及びC1 〜C4 のアルコキシ基が好まし
く、A2 としては水素原子が好ましい。
ていてもよい低級アルキル基としては、置換又は無置換
の、C1 〜C4 の直鎖状若しくは分岐状のアルキル基が
好ましく、当該C1 〜C4 のアルキル基としてはメチル
基、エチル基、n−プロピル基、i−プロピル基及びn
−ブチル基等が例示される。上記の低級アルキル基の置
換基としては、ヒドロキシ、シアノ、C1 〜C4 アルコ
キシ、ハロゲン、カルバモイル、カルボキシ、アルコキ
シ(C1 〜C4 )カルボニル、アルキル(C1 〜C4 )
カルボニルオキシ、スルホ及びスルファモイルが好まし
く挙げられる。当該置換基を有する低級アルキル基とし
て具体的には、例えば、2−ヒドロキシエチル基、2−
ヒドロキシプロピル基、3−ヒドロキシプロピル基、3
−ヒドロキシブチル基、4−ヒドロキシブチル基、2,
3−ジヒドロキシプロピル基、3,4−ジヒドロキシブ
チル基、シアノメチル基、2−シアノエチル基、3−シ
アノプロピル基、メトキシエチル基、エトキシメチル
基、2−メトキシエチル基、2−エトキシエチル基、3
−メトキシプロピル基、3−エトキシプロピル基、2−
ヒドロキシ−3−メトキシプロピル基、クロロメチル
基、ブロモメチル基、2−クロロエチル基、2−ブロモ
エチル基、3−クロロプロピル基、3−ブロモプロピル
基、4−クロロブチル基、4−ブロモブチル基、カルボ
キシメチル基、2−カルボキシエチル基、3−カルボキ
シプロピル基、4−カルボキシブチル基、1,2−ジカ
ルボキシエチル基、カルバモイルエチル基、2−カルバ
モイルエチル基、3−カルバモイルプロピル基、4−カ
ルバモイルブチル基、メトキシカルボニルメチル基、エ
トキシカルボニルメチル基、2−メトキシカルボニルエ
チル基、2−エトキシカルボニルエチル基、3−メトキ
シカルボニルプロピル基、3−エトキシカルボニルプロ
ピル基、4−メトキシカルボニルブチル基、4−エトキ
シカルボニルブチル基、メチルカルボニルオキシメチル
基、エチルカルボニルオキシメチル基、2−メチルカル
ボニルオキシエチル基、2−エチルカルボニルオキシエ
チル基、3−エチルカルボニルオキシプロピル基、4−
メチルカルボニルオキシブチル基、4−エチルカルボニ
ルオキシブチル基、スルホメチル基、2−スルホエチル
基、3−スルホプロピル基、4−スルホブチル基、スル
ファモイルメチル基、2−スルファモイルエチル基、3
−スルファモイルプロピル基及び4−スルファモイルブ
チル基等が挙げられる。Rとしては、水素原子が好まし
い。
は、フッ素原子、塩素原子及び臭素原子等が例示され
る。
低級アルコキシ基としては、置換又は無置換の、C1 〜
C4 の直鎖状若しくは分岐状のアルコキシ基が好まし
く、中でも置換又は無置換の、メトキシ基及びエトキシ
基等が特に好ましい。これらの低級アルコキシ基の低級
アルキル部に置換される基としては、例えば、ヒドロキ
シ、シアノ、ハロゲン及びスルホ等が挙げられる。
アミノ基のうち、置換アミノ基としては、例えば、アル
キル(C1 〜C6 )アミノ;C2 〜C8 のN,N−ジア
ルキルアミノ;シクロアルキル(C5 〜C7 )アミノ;
アラルキル(C7 〜C10)アミノ;アリール(C6 〜C
12)アミノ;混合置換されたアミノ基、例えばN−アル
キル(C1 〜C6 )−N−シクロヘキシルアミノ、N−
アルキル(C1 〜C6)−N−アラルキル(C7 〜
C10)アミノ及びN−アルキル(C1 〜C6 )−N−ア
リール(C6 〜C12)アミノ;複素環式基を置換基とし
て含むアリール基(アリール基としては例えばフェニル
基やナフチル基等)で置換されたアミノ基(この複素環
式基は芳香族性のものでもよく、又、非芳香族性を示す
ものでもよい。そして、更に付加縮合された、芳香族性
若しくは非芳香族性の炭素環式環を有することができ
る。);及びアミノ窒素原子がN−複素環式環の環員で
あるようなアミノ基(この場合のN−複素環式環は場合
により更に別のヘテロ原子である酸素、窒素又は硫黄原
子等を含んでいてもよい。)等が挙げられる。置換基と
してのアルキル基は、好ましくは、C1 〜C4 の直鎖状
若しくは分岐状のものである。又、置換基としてのシク
ロアルキル基、アラルキル基及びアリール基として好ま
しくは、各々、シクロヘキシル、ベンジルやフェネチ
ル、及びフェニルやナフチルである。更に、上記の置換
基としての複素環式基は、例えばフラン、チオフェン、
ピラゾール、ピリジン、ピリミジン、キノリン、ベンズ
イミダゾール、ベンズチアゾール及びベンズオキサゾー
ル等の複素環化合物の残基であることができる。アミノ
窒素原子がN−複素環式環の環員であるようなアミノ基
の好ましい例としては、6員環のN−複素環式化合物の
残基が挙げられ、これは更に別のヘテロ原子である酸
素、窒素又は硫黄原子を含んでいてもよい。以上のシク
ロアルキル基、アラルキル基、アリール基、複素環式基
を置換基として含むアリール基及びN−複素環式環は、
更に、ハロゲン、ニトロ、シアノ、トリフルオロメチ
ル、スルファモイル、カルバモイル、C1 〜C4 のアル
キル、C1 〜C4 のアルコキシ、アルキル(C1 〜
C4 )カルボニルアミノ、ウレイド、ヒドロキシ、カル
ボキシ、スルホメチル、β−スルファートエチルスルホ
ニル、ビニルスルホニル、β−クロロエチルスルホニ
ル、β−ヒドロキシエチルスルホニル、β−ヒドロキシ
エチルスルホニルエチルオキシ、ジメチルアミノ及びス
ルホ等よりなる群から選ばれる1個、2個又は3個の置
換基で置換されていてもよい。又、アルキル基は、C1
〜C4 のアルキルを除く、前記の群から選ばれる1個、
2個又は3個の置換基で置換されていてもよい。
いアミノ基のうち、置換基を有するアミノ基の具体例と
しては、メチルアミノ、ヒドロキシメチルアミノ、ヒド
ロキシメチルアミノ、エチルアミノ、プロピルアミノ、
ブチルアミノ、β−メトキシエチルアミノ、β−エトキ
シエチルアミノ、γ−メトキシプロピルアミノ、N,N
−ジメチルアミノ、N,N−ジヒドロキシメチルアミ
ノ、N,N−ジエチルアミノ、β−クロロメチルアミ
ノ、β−シアノエチルアミノ、N,N−ジ−β−ヒドロ
キシエチルアミノ、β−ヒドロキシエチルアミノ、γ−
ヒドロキシプロピルアミノ、N−β−スルホエチル−N
−メチルアミノ、β−カルボキシエチルアミノ及びβ−
スルホエチルアミノ等の脂肪族の直鎖状若しくは分岐状
のアルキル置換アミノ基;シクロヘキシルアミノ等のシ
クロアルキル置換アミノ基;ベンジルアミノ、フェネチ
ジノ、アニリノ、トルイジノ、キシリジノ、クロルアニ
リノ、アニシジノ、2−,3−又は4−スルホアニリ
ノ、2,4−又は2,5−ジスルホアニリノ、スルホメ
チルアニリノ、N−スルホメチルアニリノ、3−又は4
−カルボキシアニリノ、2−カルボキシ−5−スルホア
ニリノ、2−カルボキシ−4−スルホアニリノ、2−メ
トキシ−5−スルホアニリノ、2−メチル−5−スルホ
アニリノ、2−メチル−4−スルホアニリノ、2−メト
キシ−4−スルホアニリノ、3−メトキシ−4−スルホ
アニリノ、2,4−ジメトキシアニリノ、2,4−ジメ
トキ−5−スルホアニリノ、4−スルホナフチル−
(1)−アミノ、3,6−ジスルホナフチル−(1)−
アミノ、3,6,8,−トリスルホナフチル−(1)−
アミノ、4,6,8,−トリスルホナフチル−(1)−
アミノ、6−スルホナフチル−(2)−アミノ、4,8
−ジスルホナフチル−(2)−アミノ、3,6,8−ト
リスルホナフチル−(2)−アミノ及び4,6,8−ト
リスルホナフチル−(2)−アミノ等のアラルキル置換
アミノ基或いはアリール置換アミノ基;N−メチル−N
−フェニルアミノ、N−エチル−N−フェニルアミノ、
N−プロピル−N−フェニルアミノ、N−プロピル−N
−フェニルアミノ、N−ブチル−N−フェニルアミノ、
N−β−シアノエチル−N−フェニルアミノ、N−エチ
ル−2−メチルアニリノ、N−エチル−4−メチルアニ
リノ、N−エメチルアニリノ、N−エチル−3−スルホ
アニリノ及びN−エチル−4−スルホアニリノ等の混合
置換されたアミノ基;フラン、チオフェン、ピラゾー
ル、ピリジン、ピリミジン、キノリン、ベンズイミダゾ
ール、ベンズチアゾールおよびベンズオキサゾール等の
複素環式基を含むアリール基を含有するアミノ基(この
ようなアリール基を含有するアミノ基の具体例として
は、特開平4−224869号公報(10)及び(11)頁の実施例
8、9、17及び18に各々記載されたアミン類の残基が挙
げられる);モルホリノ、ピペリジノ及びピペラジノ等
の、アミノ窒素原子が6員のN−複素環式環の環員であ
る残基等を挙げることができる。
いアミノ基のうち、特に好ましいものとしては、例え
ば、無置換のアミノ基や、メチルアミノ基、ヒドロキシ
メチルアミノ基、エチルアミノ基、β−ヒドロキシエチ
ルアミノ基、N,N−ジ−β−ヒドロキシエチルアミノ
基、シクロヘキシルアミノ基、N−メチル−N−フェニ
ルアミノ基、N−エチル−N−フェニルアミノ基、N−
エチル−2−メチルアニリノ基、N−エチル−4−メチ
ルアニリノ基、N−エチル−3−スルホアニリノ基、N
−エチル−4−スルホアニリノ基、アニリノ基、トルイ
ジノ基、キシリジノ基、クロルアニリノ基、アニシジノ
基、フェネチジノ基、2−,3−又は4−スルホアニリ
ノ基、2,4−又は2,5−ジスルホアニリノ基、2−
メトキシ−5−スルホアニリノ基、2−メチル−5−ス
ルホアニリノ基、3,6−ジスルホナフチル−(1)−
アミノ基、3,6,8,−トリスルホナフチル−(1)
−アミノ基、4,8−ジスルホナフチル−(2)−アミ
ノ基、3,6,8−トリスルホナフチル−(2)−アミ
ノ基、ピリジル−(2)−アミノ基、モルホリノ基、ピ
ペリジノ基、ピペラジノ基、N−β−スルホエチル−N
−メチルアミノ基、β−カルボキシエチルアミノ基及び
β−スルホエチルアミノ基等の置換アミノ基が挙げられ
る。
てもよいアルキレン基としては、−(CH2 )2 −、−
(CH2 )3 −及び−(CH2 )2 −O−(CH2 )2
−等が例示される。同じく、置換基を有していてもよい
フェニレン基としては、好ましくはメチル、エチル、メ
トキシ、エトキシ、塩素、臭素及びスルホの群から選ば
れる、1個又は2個の置換基により置換されていてもよ
いフェニレン基が挙げられ、又、置換基を有していても
よいナフチレン基としては、好ましくは1個のスルホ基
で置換されていてもよいナフチレン基が挙げられる。上
記のフェニレン基又はナフチレン基としては、例えば
には−NR1 −に、W2 の場合には−NR2 −にそれぞ
れ結合していることを意味する。)等を挙げることがで
き、中でも
1 及び/又はW2 が、−(CH2 )2 −又は
脱離する基としては、例えば、硫酸エステル、チオ硫酸
エステル、リン酸エステル、酢酸エステル及びハロゲン
等が挙げられ、中でも硫酸エステルが特に好ましい。
オキサジン化合物としては、一般式(Ia)
り、塩素原子又は臭素原子を表し、A3はC1 〜C4 ア
ルキル基又はC1 〜C4 アルコキシ基を表し、X7 は置
換基を有していてもよいアミノ基又は前記の式(II)で示
される基を表し、Y1 は前記の式(III) で示される基を
表す。〕で示される化合物が、染色性能の観点から、よ
り好ましい。尚、一般式(Ia)において、A3 、X7
及びY1 で表される各種の基のうち、好ましい具体例
は、一般式(I)において説明したA1 、X及びYで各
々表される基で、好ましい例として説明したものと同じ
である。本発明の一般式(I)で示される非対称ジオキ
サジン化合物は、通常、遊離酸の形で、又はアルカリ金
属塩及びアルカリ土類金属塩等の塩の形で存在し、中で
もソーダ塩、カリウム塩又はリチウム塩の形で存在する
ことが好ましい。
オキサジン化合物は、例えば、前記一般式(IV)で示
される非対称トリフェンジオキサジン化合物、一般式
(V) H−X’ (V) 〔式中、X’は置換基を有していてもよい低級アルコキ
シ基、置換基を有していてもよいアミノ基又は前記一般
式(II)で示される基を表す。〕で示される化合物及び一
般式(VI) H−Y’ (VI) 〔式中、Y’は置換基を有していてもよい低級アルコキ
シ基、置換基を有していてもよいアミノ基又は前記一般
式(III) で示される基を表す。〕で示される化合物を、
任意の順序で2,4,6−トリハロゲノ−s−トリアジ
ンとそれぞれ縮合させることにより、製造することがで
きる。
ンとの上記縮合においては反応の順序や反応条件は特に
制限されないが、一次的な縮合では温度−10℃乃至4
0℃且つpH2乃至9で、二次的な縮合では温度0乃至
70℃且つpH2乃至9で、必要により、三次縮合を行
う場合には温度10乃至100℃且つpH2乃至7の条
件で、それぞれ行うことが好ましい。
ンジオキサジン化合物は、例えば、一般式(VII)
有し、T3 及びT4 はハロゲン原子を表す。〕で示され
る1,4−ベンゾキノンを、一般式(VIII)
する。〕で示されるジアミノベンゼンモノスルホン酸化
合物及び一般式(IX)
る。〕で示されるジアミノベンゼンジスルホン酸化合物
と縮合させて、一般式(X)
前記と同じ意味を有する。〕で示されるジアニリド化合
物を得、当該化合物を、必要に応じて酸化剤を共存させ
て、環化させることにより、製造することができる。
オキサジン化合物は、繊維反応性を有し、ヒドロキシ基
含有及び/又はカルボンアミド基含有材料の染色や捺染
に使用できる。材料は、繊維材料の形で、又はその混紡
材料の形で使用されるのが好ましい。
合成ヒドロキシ基含有材料、例えばセルロース繊維材料
又はその再生生成物やポリビニルアルコール等が挙げら
れる。セルロース繊維材料としては、木綿やその他の植
物繊維(例えばリネン、麻、ジュート及びラミー繊維)
等が好ましい。再生セルロース繊維としては、例えばビ
スコース・ステープル及びフィラメントビスコース等が
挙げられる。
ば合成又は天然のポリアミドやポリウレタン等が挙げら
れ、繊維(例えば羊毛やその他の動物毛、絹、皮革、ポ
リアミドー6,6、ポリアミドー6、ポリアミドー11
及びポリアミド−4等)の形であることが好ましい。
オキサジン化合物は、上述の材料上に、特に上述の繊維
材料上に、物理的及び化学的性状に応じた方法で染色又
は捺染できる。
場合、炭酸ソーダ、第三燐酸ソーダ、苛性ソーダ等の酸
結合剤の存在下、場合により中性塩、例えばぼう硝又は
食塩を加え、所望によっては、溶解助剤、浸透剤又は均
染剤を併用し、比較的低い温度で行われる。染料の吸尽
を促進する中性塩は、本来の染色温度に達した後に初め
て又はそれ以前に、場合によっては分割して添加でき
る。
する場合、室温又は高められた温度でパッドし乾燥後、
スチーミング又は乾熱によって固着できる。
一相で、例えば重曹又はその他の酸結合剤を含有する捺
染ペーストで捺染し、次いで100〜160℃でスチー
ミングすることによって、あるいは二相で、例えば中性
又は弱酸性捺染ペーストで捺染し、これを熱い電解質含
有アルカリ性浴に通過させ、又はアルカリ性電解質含有
パジング液でオーバーパジングし、スチーミング又は乾
熱処理して実施できる。
ダ及び澱粉エーテルのような糊剤や乳化剤が用いられ、
これらは、必要に応じて、例えば尿素等のような捺染助
剤及び/又は分散剤と併用して用いられる。
せるに適した酸結合剤は、例えばアルカリ金属又はアル
カリ土類金属と無機又は有機酸あるいは加熱状態でアル
カリ遊離する化合物との水溶性塩基性塩である。特にア
ルカリ金属の水酸化物及び弱ないし中程度の強さの無機
又は有機酸のアルカリ金属塩が挙げられ、その内、特に
ソーダ塩及びカリ塩が好ましい。このような酸結合剤と
して、例えば苛性ソーダ、苛性カリ、重曹、炭酸ソー
ダ、蟻酸ソーダ、炭酸カリ、第一、第二又は第三燐酸ソ
ーダ、ケイ酸ソーダ、トリクロロ酢酸ソーダ等が挙げら
れる。
ン繊維の染色は、まず酸性ないし弱酸性の染浴からpH
値の制御下に吸尽させ、次ぎに固着させるため中性、場
合によりアルカリ性のpH値に変化させることによって
行える。染色は通常60〜120℃の温度で行えるが、
均染性を達成するために通常の均染剤、例えば塩化シア
ヌルと3倍モルのアミノベンゼンスルホン酸又はアミノ
ナフタレンスルホン酸との縮合化合物あるいは例えばス
テアリルアミンとエチレンオキサイドとの付加生成物を
用いることもできる。
オキサジン化合物は繊維材料に対する染色及び捺染にお
いて優れた性能を発揮する点に特徴がある。特にセルロ
ース繊維材料の染色に好適であり、良好な耐光性、良好
な耐汗日光性、良好な耐湿潤性(例えば耐洗濯性、耐過
酸化洗濯性、耐汗性、耐酸加水分解性及び耐アルカリ加
水分解性)、優れた耐塩素性、優れた耐NOx(ノック
ス)性、良好な耐摩擦性や良好な耐アイロン性を有する
ものである。
オッシュオフ性、更には、良好な溶解性と吸尽・固着性
を有する点、及び、染色温度や浴比の変動による影響を
受けにくく安定した品質の染色物が得られる点において
も特徴を有する。
や樹脂加工時における変色が少なく、保存時の塩基性物
質との接触による変化が少ないことも特徴である。
に説明する。例中、部及び%は夫々重量部及び重量%で
あることを表す。
0.5部と、1,4−フェニレンジアミン−2−メトキ
シ−5−スルホン酸65.5部を水に溶解させた。次
に、クロラニル73.8部を添加し、常温でpHを4〜
8に調節し、反応が終了するまで攪拌した。その後塩析
を行い、結晶を分離して乾燥させた。得られたジアニリ
ド化合物は遊離酸の形で表すと、下記の構造式で示され
る。
0%発煙硫酸4500部に0〜15℃で添加し、15〜
40℃で反応が終了するまで攪拌した。この反応混合液
を氷水に注ぎ、析出した結晶を濾別し、得られたケーキ
に水を加え、さらに苛性ソーダ溶液でpHを3〜6に調
節した。次に、塩化ナトリウムを用いて塩析を行い、析
出した結晶を濾別した。得られた非対称トリフェンジオ
キサジン化合物は、遊離酸の形で表すと、下記式(X
I)の構造で示される。
63.2部を水1500部に溶解させ、5〜30℃の温
度で塩化シアヌル19.0部を添加し、炭酸ソーダ溶液
でpH2〜7に保ちつつ、反応が終了するまで攪拌し
た。次にタウリン12.4部を加え、pH2〜6に保ち
つつ、10〜50℃で反応させた。得られた本発明の非
対称ジオキサジン化合物は遊離酸の形で表すと、下記式
(XII)の構造を有する。
解させ、1−アミノベンゼン−3−β−スルファートエ
チルスルホン24.3部を加え、pH2〜5に保ちつ
つ、50〜70℃まで昇温し、同じ条件で反応が終了す
るまで攪拌した。常温まで冷却した反応混合液に塩化カ
リウムを添加し、析出した結晶を単離した。この化合物
は遊離酸の形で表すと、下記式(XIII)の構造で示される
本発明の別の非対称ジオキサジン化合物であった。
は、実施例1と同様の方法により対応するジアニリド化
合物と、当該化合物の環化反応生成物である非対称トリ
フェンジオキサジン化合物が得られた。続いて実施例1
と同様に塩化シアヌル、タウリン及び1−アミノベンゼ
ン−3−β−スルファートエチルスルホンをこの順に反
応させ、得られた反応混合液に塩化カリウムを添加し、
析出した結晶を単離した。遊離酸の形で表すと、下記の
構造式で示される本発明の非対称ジオキサジン化合物が
得られた。
ホン酸の代わりにこれと等モルの1,4−フェニレンジ
アミン−2−メチル−5−スルホン酸を用いる以外は実
施例1と同様にして、前記の式(XI)に対応する非対
称トリフェンジオキサジン化合物を得た。次に、実施例
1と同様に、塩化シアヌル、タウリン及び1−アミノベ
ンゼン−3−β−スルファートエチルスルホンをこの順
に反応させ、得られた反応混合液に塩化カリウムを添加
し、析出した結晶を単離した。この化合物は遊離酸とし
て下記構造式(XIV) で示される非対称ジオキサジン化合
物であった。
化合物0.1,0.3,及び0.6部を、各々水200 部
に溶解し、芒硝10部と木綿10部を加えた後、60℃に昇温
し、同温度で炭酸ソーダ4部を加えて1時間染色した。
次いで、水洗、ソーピング、水洗及び乾燥を行って、そ
れぞれ、諸堅牢度に優れた良好なビルドアップ性を有す
る、赤味を帯びた青色の染色物が得られた。
オキサジン化合物を得た。更に、実施例1と同様にして
塩化シアヌルを反応させた後、タウリンに代えてこれと
等モルの次に示す式(1)〜(50)のアミノ基を有する化
合物を用いる以外は実施例1と同様にして反応させた。
当該反応により得られたそれぞれの化合物を実施例1と
同様にして1−アミノベンゼン−3−β−スルファート
エチルスルホンと反応させ、遊離酸の形で表すと式(X
III)に対応する本発明の非対称ジオキサジン化合物
を得た。但し、式(12)〜(14)のアミノ基を有す
る化合物を用いた場合は、1−アミノベンゼン−3−β
−スルファートエチルスルホンと反応させた後、塩析に
より反応生成物を取り出し、得られたアミノアルコール
化合物を硫酸中で処理して、対応する硫酸エステル体を
得た。これらの本発明の非対称ジオキサジン化合物を用
いて染色例1と同様に染色して、いずれの場合も、赤み
を帯びた青色の染色物を得た。
ホン酸の代わりにこれと等モルの1,4−フェニレンジ
アミン−2−メチル−5−スルホン酸を用いる以外は実
施例1と同様の方法により、式(XI)の非対称トリフェン
ジオキサジン化合物に対応する化合物が得られた。次
に、実施例1と同様にして塩化シアヌルと反応させた
後、実施例4で示した式(1)〜(50)のアミノ基を有す
る化合物の等モル量をタウリンの代わりに用いて実施例
1と同様にして反応させた。得られた化合物のそれぞれ
を実施例1と同様にして1−アミノベンゼン−3−β−
スルファートエチルスルホンと反応させ、遊離酸の形で
表すと前記の式(XIV)に対応する非対称ジオキサジ
ン化合物を得た。但し、式(12)〜(14)のアミノ
基を有する化合物を用いた場合は、1−アミノベンゼン
−3−β−スルファートエチルスルホンと反応させた
後、塩析により反応生成物を取り出し、得られたアミノ
アルコール化合物を硫酸中で処理して対応する硫酸エス
テル体を得た。これらの本発明の非対称ジオキサジン化
合物を用いて染色例1と同様に染色して、いずれの場合
も赤みを帯びた青色の染色物を得た。
フェンジオキサジン化合物を得た。次に、実施例1と同
様にして塩化シアヌルと反応させた後、タウリンの代わ
りに実施例4で示した式(1)〜(50)のアミノ基を
有する化合物の等モル量を反応させて、遊離酸の形で表
すと、式(XII)に対応する本発明の非対称ジオキサ
ジン化合物を得た。これらの本発明の非対称ジオキサジ
ン化合物を用いて染色例1と同様に染色して、いずれの
場合も赤みを帯びた青色の染色物を得た。
ホン酸の代わりに等モルの1,4−フェニレンジアミン
−2−メチル−5−スルホン酸を用いる以外は、実施例
1と同様の方法により式(XI)に対応する非対称トリ
フェンジオキサジン化合物を得た。次に、実施例1と同
様にして塩化シアヌルと反応させた後、タウリンの代わ
りに実施例4で示した式(1)〜(50)のアミノ基を
有する化合物の等モル量を用いて反応させて、遊離酸の
形で表すと、下記一般式(XV)で示される本発明の非
対称ジオキサジン化合物を得た。但し、一般式(XV)
中のX1 は式(1)〜(50)で示したアミノ基を有す
る化合物に対応するアミン残基を示す。これらの本発明
の非対称ジオキサジン化合物を用いて染色例1と同様に
染色して、いずれの場合も赤みを帯びた青色の染色物を
得た。
オキサジン化合物を得た。得られた非対称トリフェンジ
オキサジン化合物の63.2部を水1500部に溶解さ
せ、5〜30℃の温度でフッ化シアヌルを添加し、炭酸
ソーダ溶液でpH2〜7に保ちつつ、反応が終了するま
で攪拌した。次にタウリン12.4部を加え、pH2〜
6に保ちつつ、10〜50℃で反応させた。得られた化
合物は遊離酸の形で表すと、下記の構造式(XVI)を
有する本発明の非対称ジオキサジン化合物であった。得
られた非対称ジオキサジン化合物を用いて染色例1と同
様に木綿に染色して、赤みを帯びた青色の染色物を得
た。
オキサジン化合物を得た。得られた非対称トリフェンジ
オキサジン化合物の63.2部を水1500部に溶解さ
せ、5〜30℃の温度でフッ化シアヌルを添加し、炭酸
ソーダ溶液でpH2〜7に保ちつつ、反応が終了するま
で攪拌した。次に1−アミノベンゼン−3−β−スルフ
ァートエチルスルホン24.3部を加え、pH2〜5に
保ちつつ、0〜30℃で反応が終了するまで攪拌した。
反応混合液に塩化カリウムを添加し、次いで、析出した
結晶を単離して、遊離酸の形で表すと、下記の構造式
(XVII)で示される本発明の非対称ジオキサジン化
合物を得た。得られた非対称ジオキサジン化合物を用い
て染色例1と同様に木綿に染色して、赤みを帯びた青色
の染色物を得た。
ホン酸の代わりにこれと等モルの1,4−フェニレンジ
アミン−2−カルボキシ−5−スルホン酸を用いる以外
は実施例1と同様の方法により、式(XI)の非対称ト
リフェンジオキサジン化合物に対応する化合物が得られ
た。次いで、実施例1と同様にして塩化シアヌル、タウ
リン及び1−アミノベンゼン−3−β−スルファートエ
チルスルホンをこの順に反応させた。得られた反応混合
液に塩化カリウムを添加し、次いで、析出した結晶を単
離して、遊離酸の形で表すと、下記の構造式で示される
本発明の非対称ジオキサジン化合物を得た。この非対称
ジオキサジン化合物を染色例1と同様にして木綿に染色
して、赤みを帯びた青色の染色物を得た。
ホン酸の代わりにこれと等モルの1,4−フェニレンジ
アミン−2−クロロ−5−スルホン酸を用いる以外は実
施例1と同様の方法により、式(XI)の非対称トリフ
ェンジオキサジン化合物に対応する化合物が得られた。
次いで、実施例1と同様にして、塩化シアヌル、タウリ
ン及び1−アミノベンゼン−3−β−スルファートエチ
ルスルホンをこの順に反応させた。得られた反応混合液
に塩化カリウムを添加し、析出した結晶を単離して得た
化合物は、遊離酸の形で表すと、下記の構造式で示され
る本発明の非対称ジオキサジン化合物であった。この非
対称ジオキサジン化合物を染色例1と同様にして木綿に
染色して、赤みを帯びた青色の染色物を得た。
オキサジン化合物を得た。更に、実施例1と同様に塩化
シアヌルと反応させた後、タウリンの代わりにこれと等
モルの式(3)〜(50)のアミノ基を有する化合物を用い
る以外は実施例1と同様にして反応させた。それぞれの
反応生成物に、1−アミノベンゼン−3−β−スルファ
ートエチルスルホンに代えてN−エチル−1−アミノベ
ンゼン−3−β−スルファートエチルスルホンを用いる
以外は、実施例1と同様の方法で反応させ、遊離酸の形
で表すと、前記の式(XIII)に対応する、本発明の非対称
ジオキサジン化合物を得た。但し、式(12)〜(1
4)のアミノ基を有する化合物を用いた場合は、N−エ
チル−1−アミノベンゼン−3−β−スルファートエチ
ルスルホンと反応させた後、反応生成物を塩析により取
り出し、次いで、得られたアミノアルコール化合物を硫
酸中で処理して対応する硫酸エステル体を得た。これら
の本発明の非対称ジオキサジン化合物を染色例1と同様
に木綿に染色して、いずれの場合も赤みを帯びた青色の
染色物を得た。
オキサジン化合物を得た。更に実施例1と同様に塩化シ
アヌルと反応させた後、タウリンの代わりにこれと等モ
ルの式(4)〜(50)のアミノ基を有する化合物を用いる
以外は実施例1と同様にして反応させた。それぞれの反
応生成物に、1−アミノベンゼン−3−β−スルファー
トエチルスルホンに代えて1−アミノ−4−メトキシベ
ンゼン−3−β−スルファートエチルスルホンを用いる
以外は、実施例1と同様の方法で反応させ、遊離酸の形
で表すと、前記の式(XIII)に対応する、本発明の非対称
ジオキサジン化合物を得た。但し、式(12)〜(1
4)のアミノ基を有する化合物を用いた場合は、1−ア
ミノ−4−メトキシベンゼン−3−β−スルファートエ
チルスルホンと反応させた後、反応生成物を塩析により
取り出し、次いで、得られたアミノアルコール化合物を
硫酸中で処理して対応する硫酸エステル体を得た。これ
らの本発明の非対称ジオキサジン化合物を染色例1と同
様にして木綿に染色して、いずれの場合も赤みを帯びた
青色の染色物を得た。
サジン化合物を得た。更に実施例1と同様に塩化シアヌ
ルと反応させた後、タウリンの代わりにこれと等モルの
式(5)〜(50)のアミノ基を有する化合物を用いる以外
は実施例1と同様にして反応させた。それぞれの反応生
成物に、1−アミノベンゼン−3−β−スルファートエ
チルスルホンに代えて1−アミノ−2−メトキシベンゼ
ン−5−β−スルファートエチルスルホンを用いる以外
は、実施例1と同様の方法で反応させ、遊離酸の形で表
すと、式(XIII)に対応する、本発明の非対称ジオキサジ
ン化合物を得た。但し、式(12)〜(14)のアミノ基を有す
る化合物を用いた場合は、1−アミノ−2−メトキシベ
ンゼン−5−β−スルファートエチルスルホンと反応さ
せた後、反応生成物を塩析により取り出し、次いで、得
られたアミノアルコール化合物を硫酸中で処理して対応
する硫酸エステル体を得た。これらの本発明の非対称ジ
オキサジン化合物を染色例1と同様にして木綿に染色し
て、いずれの場合も赤みを帯びた青色の染色物を得た。
サジン化合物を得た。更に、実施例1と同様にして塩化
シアヌルと反応させた後、タウリンに代えてこれと等モ
ルの式(6)〜(50)のアミノ基を有する化合物を用いる
以外は実施例1と同様にして反応させた。それぞれの反
応生成物に、1−アミノベンゼン−3−β−スルファー
トエチルスルホンに代えて1−アミノベンゼン−4−β
−スルファートエチルスルホンを用いる以外は、実施例
1と同様の方法で反応させ、遊離酸の形で表すと、式(X
III)に対応する、本発明の非対称ジオキサジン化合物を
得た。但し、式(12)〜(14)で示されるアミノ基を有する
化合物を用いた場合は、1−アミノベンゼン−4−β−
スルファートエチルスルホンと反応させた後、反応生成
物を塩析により取り出し、次いで、得られたアミノアル
コール化合物を硫酸中で処理して対応する硫酸エステル
体を得た。これらの本発明の非対称ジオキサジン化合物
を染色例1と同様に木綿に染色して、いずれの場合も赤
みを帯びた青色の染色物を得た。
サジン化合物を得た。更に実施例1と同様に塩化シアヌ
ルと反応させた後、タウリンに代えてこれと等モルの式
(9)〜(50)のアミノ基を有する化合物を用いる以外は
実施例1と同様にして反応させた。それぞれの反応生成
物に、1−アミノベンゼン−3−β−スルファートエチ
ルスルホンに代えて1−アミノ−2−メトキシ−5−メ
チルベンゼン−4−β−スルファートエチルスルホンを
用いる以外は、実施例1と同様の方法で反応させ、遊離
酸の形で表すと、式(XIII)に対応する、本発明の非対称
ジオキサジン化合物を得た。但し、式(12)〜(14)のアミ
ノ基を有する化合物を用いた場合は、1−アミノ−2−
メトキシ−5−メチルベンゼン−4−β−スルファート
エチルスルホンと反応させた後、反応生成物を塩析によ
り取り出し、次いで、得られたアミノアルコール化合物
を硫酸中で処理して対応する硫酸エステル体を得た。こ
れらの本発明の非対称ジオキサジン化合物を染色例1と
同様に木綿に染色して、いずれの場合も赤みを帯びた青
色の染色物を得た。
サジン化合物を得た。更に実施例1と同様に塩化シアヌ
ルと反応させた後、タウリンに代えてこれと等モルの式
(10)〜(50)のアミノ基を有する化合物を用いる以外は実
施例1と同様にして反応させた。それぞれの反応生成物
に、1−アミノベンゼン−3−β−スルファートエチル
スルホンに代えてN−エチル−1−アミノ−4−メトキ
シベンゼン−3−β−スルファートエチルスルホンを用
いる以外は、実施例1と同様の方法で反応させ、遊離酸
の形で表すと、式(XIII)に対応する、本発明の非対称ジ
オキサジン化合物を得た。但し、式(12)〜(14)のアミノ
基を有する化合物を用いた場合は、N−エチル−1−ア
ミノ−4−メトキシベンゼン−3−β−スルファートエ
チルスルホンと反応させた後、反応生成物を塩析により
取り出し、次いで、得られたアミノアルコール化合物を
硫酸中で処理して対応する硫酸エステル体を得た。これ
らの本発明の非対称ジオキサジン化合物を染色例1と同
様に木綿に染色して、いずれの場合も赤みを帯びた青色
の染色物を得た。
サジン化合物を得た。更に実施例1と同様に塩化シアヌ
ルと反応させた後、タウリンに代えてこれと等モルの式
(12)〜(50)のアミノ基を有する化合物を用いる以外は実
施例1と同様にして反応させた。それぞれの反応生成物
に、1−アミノベンゼン−3−β−スルファートエチル
スルホンに代えてアミノエチルスルホニルエタノールを
用いる以外は実施例1と同様にして反応させ、反応生成
物を単離して乾燥した。次いで、得られた結晶を硫酸中
で処理した。常温まで冷却した反応混合液に塩化カリウ
ムを添加して析出した結晶を単離して、遊離酸の形で表
すと、下記の構造式で示される本発明の非対称ジオキサ
ジン化合物を得た。但し、式中のX2 は式(12)〜(50)で
示されるアミノ基を有する化合物に対応するアミン残基
を示す。又、式(12)〜(14)で示されるアミノ基を有する
化合物を用いた場合は、上記の塩析後に単離して得た化
合物は、X2 で示されるアミン残基のアルコール部分が
硫酸エステルに変換された本発明の非対称ジオキサジン
化合物であった。これらの本発明の非対称ジオキサジン
化合物を染色例1と同様に木綿に染色して、いずれの場
合も赤みを帯びた青色の染色物を得た。
るいずれか1つの基である。〕
オキサジン化合物を得た。更に、実施例1と同様にして
塩化シアヌルと反応させた後、タウリンの代わりにこれ
と等モルの式(13)〜(50)のアミノ基を有する化合物を用
いる以外は実施例1と同様にして反応させた。それぞれ
の反応生成物に、1−アミノベンゼン−3−β−スルフ
ァートエチルスルホンに代えてアミノプロピルスルホニ
ルエタノールを用いる以外は実施例1と同様の方法で反
応させ、反応生成物を単離して乾燥した。次いで、得ら
れた結晶を硫酸中で処理した。常温まで冷却した反応混
合液に塩化カリウムを添加し、その後、析出した結晶を
単離して、遊離酸の形で表すと、下記の構造式で示され
る本発明の非対称ジオキサジン化合物を得た。但し、式
中のX3 は式(13)〜(50)で示されるアミノ基を有する化
合物に対応するアミン残基を示す。又、式(13)及び(14)
で示されるアミノ基を有する化合物を用いた場合は、上
記の塩析後に単離して得た化合物は、X3 で示されるア
ミノ残基のアルコール部分が硫酸エステルに変換された
本発明の非対称ジオキサジン化合物であった。これらの
本発明の非対称ジオキサジン化合物を染色例1と同様に
染色して、いずれの場合も赤みを帯びた青色の染色物を
得た。
サジン化合物を得た。更に、実施例1と同様にして塩化
シアヌルと反応させた後、タウリンの代わりに等モルの
式(14)〜(50)のアミノ基を有する化合物を用いる以外は
実施例1と同様にして反応させた。それぞれの反応生成
物に、1−アミノベンゼン−3−β−スルファートエチ
ルスルホンに代えてアミノエトキシエチルスルホニルエ
タノールを用いる以外は実施例1と同様の方法で反応さ
せ、反応生成物を単離して乾燥した。次いで、得られた
結晶を硫酸中で処理した。常温まで冷却した反応混合液
に塩化カリウムを添加し、次いで、析出した結晶を単離
して、遊離酸の形で表すと、下記の構造式で示される本
発明の非対称ジオキサジン化合物を得た。但し、式中の
X4 は式(14)〜(50)で示されるアミノ基を有する化合物
に対応するアミン残基を示す。又、式(14)で示されるア
ミノ基を有する化合物を用いた場合は、上記の塩析後に
単離して得た化合物は、X4 で示されるアミン残基のア
ルコール部分が硫酸エステルに変換された本発明の非対
称ジオキサジン化合物であった。これらの本発明の非対
称ジオキサジン化合物を染色例1と同様に染色して、い
ずれの場合も赤みを帯びた青色の染色物を得た。
サジン化合物を得た。更に、実施例1と同様にして塩化
シアヌルと反応させた後、タウリンの代わりにこれと等
モルの式(15)〜(50)のアミノ基を有する化合物を用いる
以外は実施例1と同様にして反応させた。それぞれの反
応生成物に、1−アミノベンゼン−3−β−スルファー
トエチルスルホンに代えて2−アミノ−1−スルホ−6
−β−スルファートエチルスルホンを用いる以外は実施
例1と同様の方法で反応させ、遊離酸の形で表すと、下
記構造式で示される本発明の非対称ジオキサジン化合物
を得た。但し、式中のX5 は式(16)〜(50)で示したアミ
ノ基を有する化合物に対応するアミン残基を示す。これ
らの本発明の非対称ジオキサジン化合物を染色例1と同
様に染色して、いずれの場合も赤みを帯びた青色の染色
物を得た。
ジオキサジン化合物を得た。次いで、塩化シアヌルの代
わりにこれと等モルの2−メトキシ−4,6−ジクロル
−s−トリアジンを用い且つ30〜50℃で反応させる以外
は、実施例1と同様にして行った。更に、タウリンに代
えてこれと等モル量の式(1)〜(16)のアミノ基を有す
る化合物を用いる以外は実施例1と同様にして反応さ
せ、反応生成物を単離し、乾燥して、遊離酸の形で表す
と、下記構造式で示される本発明の非対称ジオキサジン
化合物を得た。但し、式中のX6 は式(1)〜(16)で示
したアミノ基を有する化合物に対応するアミン残基を示
す。又、式(12)〜(14)で示されるアミノ基を有する化合
物を用いた場合は、上記の単離後に乾燥して得た化合物
を硫酸中で処理した。常温まで冷却した反応混合液に塩
を加えて、析出した結晶を単離した。得られた本発明の
化合物は、X6 で示されるアミン残基のアルコール部分
が硫酸エステルに変換された化合物であった。これらの
本発明の非対称ジオキサジン化合物を染色例1と同様に
染色して、いずれの場合も赤みを帯びた青色の染色物を
得た。
スルホン酸84.7部と、1,4−フェニレンジアミン
−2−メトキシ−5−スルホン酸65.5部を水に溶解
させた。次に、クロラニル73.8部を添加し、常温で
pHを4〜8に調節し、反応が終了するまで攪拌した。
その後塩析を行い、結晶を分離して乾燥させた。得られ
たジアニリド化合物は遊離酸として下記の構造式で示さ
れる。
〜30%発煙硫酸4500部に0〜15℃で添加し、1
5〜40℃で反応が終了するまで攪拌した。この反応混
合液を氷水に注ぎ、析出した結晶を濾別し、得られたケ
ーキに水を加え、さらに苛性ソーダ溶液でpHを3〜6
に調節した。次に、塩化ナトリウムを用いて塩析を行
い、析出した結晶を濾別した。得られた非対称トリフェ
ンジオキサジン化合物は、遊離酸の形で表すと、下記の
構造式で示される。
65.0部を実施例1と同様の方法で塩化シアヌル、タ
ウリン及び1−アミノベンゼン−3−β−スルファート
エチルスルホンをこの順に反応させ、得られた反応混合
液に塩化カリウムを添加した。析出した結晶を単離し
て、遊離酸の形で表すと、下記の構造式で示される本発
明の非対称ジオキサジン化合物を得た。この非対称ジオ
キサジン化合物を染色例1と同様に染色して、赤みを帯
びた青色の染色物を得た。
各々と、その他の下記添加物及び水を用いて、以下の組
成を持つ色糊を各々調製した。 非対称ジオキサジン化合物 5部 尿 素 5部 アルギン酸ソーダ(5%)元糊 50部 熱 湯 25部 重 曹 2部 水 13部
印捺し、中間乾燥後、100℃で5分間スチーミングを
行い、湯洗い後、乾燥した。得られた捺染物の各々は、
諸堅牢度、特に、塩素堅牢度に優れ、しかも良好なビル
ドアップ性を有していた。
ジオキサジン化合物は特にセルロース繊維用の反応染料
として有用であり、一般式(IV)で示される非対称トリフ
ェンジオキサジン化合物は上記の非対称ジオキサジン化
合物の中間体として有用である。
Claims (8)
- 【請求項1】遊離酸の形で表すと、一般式(I) 【化1】 〔式中、T1 及びT2 は同一又は相異なり、水素原子、
塩素原子、臭素原子、C 1 〜C4 アルキル基、C1 〜C
4 アルコキシ基又はフェノキシ基を表わし、A1はC1
〜C4 アルキル基、C1 〜C4 アルコキシ基、塩素原
子、臭素原子又はカルボキシル基を表わし、A2 は水素
原子、C1 〜C4 アルキル基、C1 〜C4 アルコキシ
基、塩素原子、臭素原子又はカルボキシル基を表わし、
Rは水素原子又は置換基を有していてもよい低級アルキ
ル基を表わし、Xはハロゲン原子、置換基を有していて
もよい低級アルコキシ基、置換基を有していてもよいア
ミノ基又は式(II) −N(R1 )−W1 −Z1 (II) (式中、R1 は水素原子又は置換基を有していてもよい
低級アルキル基を表わし、W1 は置換基を有していても
よいアルキレン基、置換基を有していてもよいフェニレ
ン基又は置換基を有していてもよいナフチレン基を表わ
し、Z1 は式 −SO2 −CH=CH2 又は −SO2 CH2 CH2
Z’ (ここで、Z’はアルカリの作用で脱離する基を表わ
す。)で示される基を表わす。)で示される基を表わ
し、Yはハロゲン原子、置換基を有していてもよい低級
アルコキシ基、置換基を有していてもよいアミノ基又は
式(III) −N(R2 )−W2 −Z2 (III) (式中、R2 は水素原子又は置換基を有していてもよい
低級アルキル基を表わし、W2 は置換基を有していても
よいアルキレン基、置換基を有していてもよいフェニレ
ン基又は置換基を有していてもよいナフチレン基を表わ
し、Z2 は式 −SO2 −CH=CH2 又は −SO2 CH2 CH2
Z" (ここで、Z" はアルカリの作用で脱離する基を表わ
す。)で示される基を表わす。)で示される基を表わ
す。但し、X及びYの少なくとも一方は、ハロゲン原
子、式(II)で示される基又は式(III) で示される基を表
わすものとする。〕で示される非対称ジオキサジン化合
物。 - 【請求項2】T1 及びT2 が、同一又は相異なり、塩素
原子又は臭素原子である請求項1に記載の非対称ジオキ
サジン化合物。 - 【請求項3】Rが、水素原子である請求項1又は2に記
載の非対称ジオキサジン化合物。 - 【請求項4】A2 が、水素原子である請求項1乃至3の
いずれかに記載の非対称ジオキサジン化合物。 - 【請求項5】A1 が、C1 〜C4 アルキル基又はC1 〜
C4 アルコキシ基である請求項1乃至4のいずれかに記
載の非対称ジオキサジン化合物。 - 【請求項6】遊離酸の形で表すと、一般式(Ia) 【化2】 〔式中、T5 及びT6 は同一又は相異なり、塩素原子又
は臭素原子を表し、A3はC1 〜C4 アルキル基又はC
1 〜C4 アルコキシ基を表し、X7 は置換基を有してい
てもよいアミノ基又は請求項1に記載の式(II)で示され
る基を表し、Y1は請求項1に記載の式(III) で示され
る基を表す。〕で示される請求項1に記載の非対称ジオ
キサジン化合物。 - 【請求項7】遊離酸の形で表すと、一般式(IV) 【化3】 〔式中、T1 T2 、R、A1 及びA2 は各々、請求項1
に記載のものと同じ意味である。〕で示される非対称ト
リフェンジオキサジン化合物。 - 【請求項8】請求項1乃至6のいずれかに記載の非対称
ジオキサジン化合物を用いることを特徴とする繊維材料
を染色又は捺染する方法。
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