JP3316787B2 - 車両のリアピラー補強構造 - Google Patents
車両のリアピラー補強構造Info
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- JP3316787B2 JP3316787B2 JP02701696A JP2701696A JP3316787B2 JP 3316787 B2 JP3316787 B2 JP 3316787B2 JP 02701696 A JP02701696 A JP 02701696A JP 2701696 A JP2701696 A JP 2701696A JP 3316787 B2 JP3316787 B2 JP 3316787B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rear pillar
- vehicle
- roof rail
- reinforcing member
- anchor
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- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のリアピラー
であって、上部にシートベルト用のアンカーボルトを取
付けるものの補強構造に関する。
であって、上部にシートベルト用のアンカーボルトを取
付けるものの補強構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、リアピラーの上部にアンカーボル
トを取付ける場合、リアピラーのインナにアンカー補強
部材を取付け、該補強部材にナットを固着してこれにア
ンカーボルトを締結している。
トを取付ける場合、リアピラーのインナにアンカー補強
部材を取付け、該補強部材にナットを固着してこれにア
ンカーボルトを締結している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例のものは、
アンカー補強部材によりリアピラーをアンカーボルトの
取付箇所において部分的に補強しているだけであり、ア
ンカーボルトの支持剛性を向上させるには、リアピラー
自体の剛性も高める必要があって、リアピラーのインナ
やアウタの板厚を大きくせざるを得ず、重量アップの要
因になっている。本発明は、以上の点に鑑み、リアピラ
ー自体の剛性を高めなくてもアンカーボルトの支持剛性
を向上し得るようにした補強構造を提供することを課題
としている。
アンカー補強部材によりリアピラーをアンカーボルトの
取付箇所において部分的に補強しているだけであり、ア
ンカーボルトの支持剛性を向上させるには、リアピラー
自体の剛性も高める必要があって、リアピラーのインナ
やアウタの板厚を大きくせざるを得ず、重量アップの要
因になっている。本発明は、以上の点に鑑み、リアピラ
ー自体の剛性を高めなくてもアンカーボルトの支持剛性
を向上し得るようにした補強構造を提供することを課題
としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
本発明は、車両の車高方向に延在するリアピラーの上部
に、シートベルト用のアンカーボルトを取付けるアンカ
ー補強部材を設けるものにおいて、該補強部材にサイド
ルーフレール側にのびる車長方向延長部とリアルーフレ
ール側にのびる車幅方向延長部とを形成し、該各延長部
を前記各ルーフレールに結合することを特徴とする。
本発明は、車両の車高方向に延在するリアピラーの上部
に、シートベルト用のアンカーボルトを取付けるアンカ
ー補強部材を設けるものにおいて、該補強部材にサイド
ルーフレール側にのびる車長方向延長部とリアルーフレ
ール側にのびる車幅方向延長部とを形成し、該各延長部
を前記各ルーフレールに結合することを特徴とする。
【０００５】本発明によれば、アンカーボルトを介して
作用する荷重をアンカー補強部材を介して車高方向に延
在するリアピラーと車長方向に延在するサイドルーフレ
ールと車幅方向に延在するリアルーフレールとの３者で
分担して受けられるようになる。従って、アンカーボル
トの車高方向と車長方向と車幅方向の支持剛性をリアピ
ラー自体の剛性を高めずに向上することができる。
作用する荷重をアンカー補強部材を介して車高方向に延
在するリアピラーと車長方向に延在するサイドルーフレ
ールと車幅方向に延在するリアルーフレールとの３者で
分担して受けられるようになる。従って、アンカーボル
トの車高方向と車長方向と車幅方向の支持剛性をリアピ
ラー自体の剛性を高めずに向上することができる。
【０００６】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、図１に示す車両
のリアピラー１の補強に適用した実施形態について説明
する。図２を参照して、２はサイドパネルのリアインナ
を示し、該リアインナ２には、後端にリアピラーインナ
１０と、上端にサイドルーフレールインナ３０とが設け
られており、リアピラーインナ１０の上端にリアルーフ
レール４が結合されている。
のリアピラー１の補強に適用した実施形態について説明
する。図２を参照して、２はサイドパネルのリアインナ
を示し、該リアインナ２には、後端にリアピラーインナ
１０と、上端にサイドルーフレールインナ３０とが設け
られており、リアピラーインナ１０の上端にリアルーフ
レール４が結合されている。
【０００７】リアピラーインナ１０の上部には、図３に
示す如きアンカー補強部材５が結合されており、該補強
部材５の下部外面にナット５ａを固着し、該ナット５ａ
に、図４に示す如く、シートベルト用のアンカーボルト
６をリアピラーインナ１０を通して締結し得るようにし
ている。尚、図２、図３には図示していないが、アンカ
ー補強部材５には、図４に示す如くスティフナ７が取付
けられている。また、リアピラー１は、リアピラーイン
ナ１０と、サイドパネルのリアアウタに形成したリアピ
ラーアウタ１１と、両者１０，１１の後端間に結合した
リアピラーガター１２とで中空断面形状に形成される。
示す如きアンカー補強部材５が結合されており、該補強
部材５の下部外面にナット５ａを固着し、該ナット５ａ
に、図４に示す如く、シートベルト用のアンカーボルト
６をリアピラーインナ１０を通して締結し得るようにし
ている。尚、図２、図３には図示していないが、アンカ
ー補強部材５には、図４に示す如くスティフナ７が取付
けられている。また、リアピラー１は、リアピラーイン
ナ１０と、サイドパネルのリアアウタに形成したリアピ
ラーアウタ１１と、両者１０，１１の後端間に結合した
リアピラーガター１２とで中空断面形状に形成される。
【０００８】アンカー補強部材５の上端には、サイドル
ーフレール３側にのびる延長部５ｂと、リアルーフレー
ル４側にのびる延長部５ｃとが形成されており、延長部
５ｂを図５に示す如くサイドルーフレールインナ３０に
結合し、延長部５ｃを図６に示す如くリアルーフレール
４に結合している。尚、サイドルーフレール３は、サイ
ドルーフレールインナ３０と、サイドパネルのリアアウ
タに形成したサイドルーフレールアウタ３１とで中空断
面形状に形成される。図中８はルーフパネルである。
ーフレール３側にのびる延長部５ｂと、リアルーフレー
ル４側にのびる延長部５ｃとが形成されており、延長部
５ｂを図５に示す如くサイドルーフレールインナ３０に
結合し、延長部５ｃを図６に示す如くリアルーフレール
４に結合している。尚、サイドルーフレール３は、サイ
ドルーフレールインナ３０と、サイドパネルのリアアウ
タに形成したサイドルーフレールアウタ３１とで中空断
面形状に形成される。図中８はルーフパネルである。
【０００９】以上の構成によれば、アンカー補強部材５
にアンカーボルト６を介して作用する下方や前方や横方
向への荷重を夫々リアピラー１とサイドルーフレール３
とリアルーフレール４とで分担して受けられるようにな
り、リアピラー１自体の剛性を左程高くしなくても、ア
ンカーボルトの支持剛性を確保できる。
にアンカーボルト６を介して作用する下方や前方や横方
向への荷重を夫々リアピラー１とサイドルーフレール３
とリアルーフレール４とで分担して受けられるようにな
り、リアピラー１自体の剛性を左程高くしなくても、ア
ンカーボルトの支持剛性を確保できる。
【００１０】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、リアピラー自体の剛性を高めずにアンカーボ
ルトの支持剛性を向上でき、重量アップを可及的に抑制
できる。
によれば、リアピラー自体の剛性を高めずにアンカーボ
ルトの支持剛性を向上でき、重量アップを可及的に抑制
できる。
【図１】 本発明を適用する車両の一例を示す斜視図
【図２】 その要部のアウタ部材を省略した斜視図
【図３】 アンカー補強部材の斜視図
【図４】 図２のIV−IV線で截断した車体組立状態の断
面図
面図
【図５】 図２のV−V線で截断した車体組立状態の断面
図
図
【図６】 図２のVI−VI線で截断した車体組立状態の断
面図
面図
１ リアピラー ３ サイドルーフレール ４ リアルーフレール ５ アンカー補強部材 ５ｂ，５ｃ 延長部 ６ アンカーボ
ルト
ルト
Claims (1)
- 【請求項１】 車両の車高方向に延在するリアピラーの
上部に、シートベルト用のアンカーボルトを取付けるア
ンカー補強部材を設けるものにおいて、該補強部材にサ
イドルーフレール側にのびる車長方向延長部とリアルー
フレール側にのびる車幅方向延長部とを形成し、該各延
長部を前記各ルーフレールに結合することを特徴とする
車両のリアピラー補強構造。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02701696A JP3316787B2 (ja) | 1996-02-14 | 1996-02-14 | 車両のリアピラー補強構造 |
| US08/800,238 US5855407A (en) | 1996-02-14 | 1997-02-12 | Rear pillar reinforcing structure of vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02701696A JP3316787B2 (ja) | 1996-02-14 | 1996-02-14 | 車両のリアピラー補強構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09216546A JPH09216546A (ja) | 1997-08-19 |
| JP3316787B2 true JP3316787B2 (ja) | 2002-08-19 |
Family
ID=12209304
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP02701696A Expired - Fee Related JP3316787B2 (ja) | 1996-02-14 | 1996-02-14 | 車両のリアピラー補強構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3316787B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4669015B2 (ja) * | 2008-02-18 | 2011-04-13 | 本田技研工業株式会社 | 車両用シートベルト装置 |
| CN103832477B (zh) * | 2012-11-21 | 2017-06-13 | 上汽通用五菱汽车股份有限公司 | 一种后侧围外板 |
| JP7214768B2 (ja) * | 2021-03-08 | 2023-01-30 | 本田技研工業株式会社 | 車両のリヤピラー構造 |
-
1996
- 1996-02-14 JP JP02701696A patent/JP3316787B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09216546A (ja) | 1997-08-19 |
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Legal Events
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