JP2008265672A - ルーフレール取付構造 - Google Patents

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Kenji Matsuura
健児 松浦
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Abstract

【課題】ルーフレールからの荷重によってルーフ部が局所的に変形されるのを抑制できるルーフレール取付構造の提供を課題とする。
【解決手段】ルーフサイドレール16を構成するレールリインフォースメント20と、レールリインフォースメント20に脚部38が固定されたルーフレール40と、レールリインフォースメント20における脚部38固定部位の下側に連結されたピラーリインフォースメント30と、を備えたルーフレール取付構造とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、自動車などの車両に取り付けられるルーフレールの取付構造に関する。
ルーフサイドレールの閉断面内に設けられた補強部材に、ルーフレールの脚部を締結したルーフレール取付構造は、従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。このようなルーフレール取付構造においては、車両が転覆したときなどには、ルーフレールがルーフ部よりも先に荷重を受ける。したがって、車両のルーフ部には、ルーフレールの脚部から集中的に荷重が作用し、その脚部の付近で、ルーフ部が局所的に変形される懸念があった。
実開昭63−138259号公報
そこで、本発明は、ルーフレールからの荷重によってルーフ部が局所的に変形されるのを抑制できるルーフレール取付構造を得ることを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る請求項1に記載のルーフレール取付構造は、ルーフサイドレールを構成するレールリインフォースメントと、前記レールリインフォースメントに脚部が固定されたルーフレールと、前記レールリインフォースメントにおける前記脚部固定部位の下側に連結されたピラーリインフォースメントと、を備えたことを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、ルーフサイドレールを構成するレールリインフォースメントに、ルーフレールの脚部が固定され、そのルーフレールの脚部固定部位の下側に、ピラーリインフォースメントが連結されているので、車両の転覆時などに、ルーフレールに加えられた荷重は、その脚部からルーフサイドレールを介してピラーに伝達される。ピラーは、車体上下方向に延在する剛性の高い骨格部材であるため、その荷重はピラーによって支持される。よって、車両のルーフ部が局所的に変形されるのを抑制することができる。
また、請求項2に記載のルーフレール取付構造は、請求項1に記載のルーフレール取付構造において、前記レールリインフォースメントに、前記脚部を締結して固定するためのナットが固着されていることを特徴としている。
請求項2に記載の発明によれば、ルーフレールの脚部を取りけるためのナットが、レールリインフォースメントに予め固着されているので、取付精度を確保することができる。
以上のように、本発明によれば、ルーフレールからの荷重によってルーフ部が局所的に変形されるのを抑制できるルーフレール取付構造を提供することができる。
以下、本発明の最良な実施の形態について、図面に示す実施例を基に詳細に説明する。図1はルーフレールが取り付けられた車両の概略斜視図であり、図2はルーフレールが取り付けられたルーフ部を拡大して示す概略側面図である。また、図3はルーフレール取付構造を示す概略断面図であり、図4はナットが固着されたレールリインフォースメントの概略斜視図である。そして、図5は車両の転覆時に加えられる荷重の伝達経路を示す説明図である。なお、各図において、車体上方向を矢印UP、車体前方向を矢印FRで示し、車幅方向内側を矢印INで示す。
図1〜図4で示すように、自動車10(車両)のルーフ部12には、車室のルーフを構成するルーフパネル14が備えられている。ルーフパネル14の車幅方向両側部には、車体前後方向に延在する剛性の高い骨格部材である左右一対のルーフサイドレール16が設けられている。そして、このルーフサイドレール16は、車幅方向内側に配置されるレールインナ18と、車幅方向外側に配置されるレールアウタ22と、レールインナ18とレールアウタ22の間に配置されるレールリインフォースメント20と、を有している。
レールインナ18とレールリインフォースメント20は、上端側及び下端側が互いに接合されており、図3で示すような閉断面を構成している。レールインナ18とレールリインフォースメント20の下端側の接合部分は、車体下方向側へ向けてフランジ状に突出しており、この接合部分には、車体側部に立設されたセンターピラー32(車体上下方向に延在する剛性の高い骨格部材)を構成するピラーインナ28の上端部28Aが接合されている。そして、レールリインフォースメント20の車幅方向外面には、ピラーインナ28と共にセンターピラー32(閉断面)を構成するピラーリインフォースメント30の上端部30Aが接合されている。
一方、レールインナ18とレールリインフォースメント20の上端側の接合部分は、車幅方向内側へ向けてフランジ状に突出しており、この接合部分には、ルーフパネル14の車幅方向外側端部14Aとレールアウタ22の車幅方向内側端部22Aが重ね合わされて接合されている(以下、この接合部分を接合部34という)。なお、レールアウタ22の車幅方向外側端部には、ピラーアウタ24が連続されており、ピラーリインフォースメント30を覆っている。そして、レールアウタ22とピラーアウタ24は、サイドメンバアウタ26の一部として一体に形成されている。
また、ルーフパネル14の車幅方向外側端部14Aとレールアウタ22の車幅方向内側端部22Aは、それぞれ接合部34の両側で階段状に屈曲成形されている。このため、ルーフ部12の車幅方向両端部には、接合部34を底壁とする溝部36が車体前後方向に形成されている。そして、各溝部36よりも車幅方向外側のレールアウタ22及びレールリインフォースメント20(ルーフサイドレール16)の上面側に、ルーフレール40が取り付けられている。
ルーフレール40は、筒状に形成された長尺部材であり、車体前後方向を長手方向として配置されている。そして、ルーフレール40の車体前後方向前端部及び後端部には、ルーフレール40をレールアウタ22及びレールリインフォースメント20(ルーフサイドレール16)に取り付けるための脚部であるルーフラックレール38がそれぞれ設けられている。
ルーフラックレール38は、断面視「L」字状に形成され、その車幅方向中央部には、ボルト挿通孔42が車体前後方向に2個並んで形成されている(図示省略)。また、レールアウタ22及びレールリインフォースメント20にも、各ボルト挿通孔42に対向する位置に貫通孔44が形成されており、レールリインフォースメント20の下面側の貫通孔44周りには、ナット46が同軸的に固着されている(図4参照)。
したがって、ルーフラックレール38の上面側からボルト挿通孔42及び貫通孔44にボルト48を挿入し、ナット46に螺合することで、ルーフラックレール38がレールアウタ22及びレールリインフォースメント20(ルーフサイドレール16)に締結固定される構成である。そして、そのルーフラックレール38に、ルーフレール40の車体前後方向前端部及び後端部が取り付けられることにより、ルーフ部12にルーフレール40が取り付けられる構成になっている。
また、レールアウタ22及びレールリインフォースメント20(ルーフサイドレール16)におけるルーフラックレール38の締結(固定)部位は、センターピラー32を構成するピラーリインフォースメント30の車体上方向側への延長線上とされている(図2参照)。つまり、ルーフラックレール38の車体下方向側に、ピラーリインフォースメント30(センターピラー32)が延在する構成とされている。
以上のようなルーフレール取付構造において、次にその作用について、図5を基に説明する。ルーフレール40が取り付けられた自動車10にあっては、そのルーフレール40がルーフ部12よりも車体上方向側へ突出している。このため、転覆したときなどのルーフクラッシュ時には、ルーフレール40がルーフ部12よりも先に路面G等から荷重Fを受ける。
このとき、ルーフレール40をルーフ部12に取り付けるための脚部であるルーフラックレール38は、レールアウタ22及びレールリインフォースメント20(ルーフサイドレール16)に締結固定され、そのルーフラックレール38が締結固定されている部位の車体下方向側のレールリインフォースメント20には、ピラーリインフォースメント30が接合(連結)されている。そして、レールアウタ22及びレールリインフォースメント20と共にルーフサイドレール16を構成するレールインナ18には、ピラーインナ28が接合(連結)されている。
つまり、ルーフラックレール38の車体下方向側に、センターピラー32が延在している(センターピラー32の車体上方向側への延長線上に、ルーフラックレール38が配設されている)。したがって、ルーフレール40に加えられた荷重Fは、ルーフラックレール38を介して、ルーフサイドレール16へ伝達され、更に、そのルーフサイドレール16からセンターピラー32へ伝達されて分散される。
このように、ルーフレール40に加えられた荷重Fは、ルーフラックレール38を介して、センターピラー32によって支持できるので、その荷重Fによって、自動車10のルーフ部12が局所的に変形されるのを抑制することができる。また、このような構成にすると、ルーフレール40が強度部材の役目をするので、別途補強部材を設ける必要がなくなり、車体骨格部材(ルーフサイドレール16やセンターピラー32)の剛性を低減することが可能となる。すなわち、車体骨格部材の板厚を薄くするなど、車体骨格部材の重量を低減することができ(軽量化することができ)、その製造コストを低減することができる。
更に、ルーフラックレール38をレールアウタ22及びレールリインフォースメント20にボルト48で取り付けるためのナット46を、レールリインフォースメント20に予め固着しておく構成とした(ウエルドナットとした)ので、それらの取付精度を確保することができる。また、このように、レールリインフォースメント20とナット46とを一体構造としたことにより、従来設けられていたナット付きリテーナー(図示省略)を不要にできるため、部品点数を低減することができ、それによって、軽量化及び製造コストの低減が図れるとともに、ボルト48を締結するときの組付作業時間を従来よりも短縮することができる。
なお、図1、図2ではルーフラックレール38(ルーフレール40の脚部)の車体下方向側に、センターピラー32が延在する構成(センターピラー32の車体上方向側への延長線上に、ルーフラックレール38が配設される構成)としたが、図6で示すように、ルーフラックレール38の車体下方向側に、フロントピラー50が延在する構成(フロントピラー50の車体上方向側への延長線上に、ルーフラックレール38が配設される構成)にしたり、ルーフラックレール38の車体下方向側に、リアピラー52が延在する構成(リアピラー52の車体上方向側への延長線上に、ルーフラックレール38が配設される構成)にしても同様である。
また更に、上記実施形態では、ルーフレール40の車体前後方向前端部と後端部にルーフラックレール38(脚部)が設けられる構成になっているが、本発明はこれに限らず、ルーフレール40の車体前後方向中間部にも、ルーフラックレール38(脚部)が設けられる構成にしてもよい。つまり、この場合、ルーフラックレール38の車体下方向側に、それぞれフロントピラー50、センターピラー32、リアピラー52が延在することになる(フロントピラー50、センターピラー32、リアピラー52の車体上方向側への延長線上に、ルーフラックレール38が配設されることになる)。
何れにしても、乗員の居る車室空間を構成するルーフ部12の局所的な変形を抑制する観点から、センターピラー32又はフロントピラー50の少なくともどちらか一方の車体上方向側への延長線上に、ルーフラックレール38が配設される(ルーフラックレール38の車体下方向側に、センターピラー32又はフロントピラー50の少なくともどちらか一方が延在する)ことが必要である。また、上記実施形態では、ルーフラックレール38(脚部)とルーフレール40とが別体で形成され、ルーフラックレール38(脚部)に、ルーフレール40が取り付けられる構成としたが、本発明はこれに限らず、脚部とルーフレール40が一体化された構成であっても同様である。
ルーフレールが取り付けられた車両の概略斜視図 ルーフレールが取り付けられたルーフ部を拡大して示す概略側面図 ルーフレール取付構造を示す概略断面図 ナットが固着されたレールリインフォースメントの概略斜視図 車両の転覆時に加えられる荷重の伝達経路を示す説明図 変形例のルーフレールが取り付けられたルーフ部を拡大して示す概略側面図
符号の説明
10 自動車(車両)
12 ルーフ部
14 ルーフパネル
16 ルーフサイドレール
18 レールインナ
20 レールリインフォースメント
22 レールアウタ
24 ピラーアウタ
26 サイドメンバアウタ
28 ピラーインナ
30 ピラーリインフォースメント
32 センターピラー
38 ルーフラックレール(脚部)
40 ルーフレール
46 ナット
48 ボルト
50 フロントピラー
52 リアピラー

Claims (2)

  1. ルーフサイドレールを構成するレールリインフォースメントと、
    前記レールリインフォースメントに脚部が固定されたルーフレールと、
    前記レールリインフォースメントにおける前記脚部固定部位の下側に連結されたピラーリインフォースメントと、
    を備えたことを特徴とするルーフレール取付構造。
  2. 前記レールリインフォースメントに、前記脚部を締結して固定するためのナットが固着されていることを特徴とする請求項1に記載のルーフレール取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017100687A (ja) * 2015-12-04 2017-06-08 トヨタ自動車株式会社 車両側部構造
DE102017112626A1 (de) 2016-07-28 2018-02-01 Suzuki Motor Corporation Dachreling-Befestigungsstruktur

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