JP3316739B2 - 装置間インタフェース制御方式 - Google Patents

装置間インタフェース制御方式

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隆治 若山
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は装置間インタフェー
スの制御方式に関し、特に、中・大型汎用コンピュータ
の診断インタフェース(RASプロセッサとRASプロ
セッサの被制御装置との間のインタフェース)の制御方
式に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、RASプロセッサは、中央処理
装置、演算処理装置、入出力処理装置、及び主記憶装置
(以下これらの装置をスレーブ装置と呼ぶ)と専用の診
断インタフェースで接続されており、RASプロセッサ
とこれらスレーブ装置で情報処理システムが構成され
る。このような情報処理システムにおいては、RASプ
ロセッサは、システムの立ち上げ、各スレーブ装置の障
害処理、及び診断動作を制御する。
【0003】ここで、図2を参照して、従来のインタフ
ェース制御方式について概説する。ここでは、RASプ
ロセッサをマスタ装置とする。図示のように、RASプ
ロセッサは割り込み制御部1−2、受信制御部1−3、
及び送信制御部1−4を備えており、これら制御部はマ
スタ装置制御ソフトウェア1−1によって制御される。
一方、スレーブ装置は診断インタフェース制御部(イン
タフェース制御部)1を備えるとともに要因レジスタ1
−7及びレジスタ1−8を備えており、インタフェース
制御部1には送信レジスタ1−5及び受信レジスタ1−
6が備えられている。
【0004】従来の診断インタフェースは、RASプロ
セッサからスレーブ装置へ動作指示及びライトデータを
送信する際用いられる第1のインタフェースとスレーブ
装置からRASプロセッサへリードデータを送信する際
用いられる第2のインタフェースを備えるとともにスレ
ーブ装置においてRASプロセッサへの通知要因が発生
したことを通知する専用信号線を備えている。
【0005】前述のように、診断インタフェース制御部
はスレーブ装置本体と独立しておらず、診断インタフェ
ース制御部の障害もスレーブ装置の障害として扱われ
る。
【0006】いま、スレーブ装置側にRASプロセッサ
に対する通知要因が発生すると、通知用の専用信号線で
RASプロセッサに割り込み、割り込みを検出したRA
Sプロセッサは診断インタフェースのリードコマンドで
スレーブ装置側の要因ステータスの読み出しを行う。
【0007】RASプロセッサが前述の通知要因に対応
する処理を実行中に障害に陥ったり、RASプロセッサ
が障害中にスレーブ装置側に通知要因が発生した場合に
は、RASプロセッサの自動再立ち上げ(オートリブー
ト)完了後に再度通知要因発生割り込みを発生(スレー
ブ装置側に要因が残っていた場合)して、診断インタフ
ェースで通知要因の読み出しを行う。
【0008】また、RASプロセッサが診断インタフェ
ースアクセスでインタフェース障害を検出すると、スレ
ーブ装置の重障害として、該当スレーブ装置をシステム
より切り離す。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
制御方式では、スレーブ装置で発生したRASプロセッ
サへの通知要因(処理要求)を通知する際、専用の信号
線を用いている関係上、RASプロセッサとスレーブ装
置と間の診断インタフェースが複雑(装置間インタフェ
ース信号数が多くなる)となってしまう。
【0010】また、通知要因の発生を検出後、RASプ
ロセッサは診断インタフェースの動作指示コマンド(レ
ジスタリード)を用いて通知要因の詳細ステータスを読
みださなばなず、このため、RASプロセッサにおける
通知要因詳細の一時解析がスムーズに行われなれず(つ
まり、要因発生後に常にレジスタリードを行わなければ
ならず、このため、通知要因詳細の一時解析をスムーズ
に行うことが難しい)、しかも、RASプロセッサ側の
処理が複雑となってしまう。
【0011】さらに、RASプロセッサに障害が発生し
て、自動再立ち上げを実施した際にも、自動再立ち上げ
完了後スレーブ装置側に通知要因が発生又は通知要因が
残っていると、再度RASプロセッサで検出して、同様
な処理を実施するため、処理が面倒になってしまう。
【0012】加えて、スレーブ装置側の診断インタフェ
ース制御部の障害処理単位がスレーブ装置本体の障害処
理単位と同一の扱いとなっている関係上、インタフェー
ス制御部の間欠障害に対する障害処理が定義されておら
ず、RASプロセッサが診断インタフェースアクセスで
障害を検出すると、該当スレーブ装置を制御不可判断と
して即切り離しを実行してしまうことがある。従って、
障害時のシステム運用の継続に対する対策に欠けるとい
う問題点がある。
【0013】本発明の目的は情報処理システムにおい
て、RASプロセッサとスレーブ装置間との診断インタ
フェースを簡素化するとともにインタフェース障害処理
を充実することのできる制御方式を提供することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明では、スレーブ装
置側でRASプロセッサに対する通知要因が発生したす
ると、その通知要因ステータスの内容をスレーブ装置側
に保存するとともに要因発生通知と要因ステータスをR
ASプロセッサに送る。さらに、スレーブ装置側では、
保存した要因ステータスの状態管理を行って、RASプ
ロセッサからの要求により再送信する。
【0015】また、スレーブ装置側には診断インタフェ
ース制御部のみをリセットする機能が備えられており、
要因ステータス再送信機能と組み合わせて、RASプロ
セッサが診断インタフェース障害検出の際、スレーブ装
置とのインタフェース部間欠障害を救済するとともに診
断インタフェース間欠障害及びRASプロセッサ障害に
よるRASプロセッサ自動再立ち上げ時に通知要因の再
送信を行う。
【0016】
【発明の実施の形態】以下本発明について図面を参照し
て説明する。
【0017】 図1を参照して、図示の情報処理システ
ムはRASプロセッサ(以下マスタ装置と呼ぶ)及びス
レーブ装置を備えており、マスタ装置制御ソフトウェ
ア2−1を備えるとともに受信制御部2−2及び送信制
御部2−3を備えている。一方、スレーブ装置は、要因
保持レジスタ2−5、要因レジスタ2−8、レジスタ2
−9、及び要因保持レジスタビジーフラグ2−10を備
えるとともにインタフェース制御部2を備えており、イ
ンタフェース制御部2は送信レジスタ2−6及び受信レ
ジスタ2−7を有している。
【0018】マスタ装置は、マスタ装置とスレーブ装置
との間のインタフェース(第1のインタフェース:ここ
では、送信制御部2−3と受信レジスタ2−7との経路
をいう)及びスレーブ装置とマスタ装置との間のインタ
フェース(第2のインタフェース:ここで送信レジスタ
2−6と受信制御部2−2との経路をいう)を用いて、
インタフェース制御部2及びスレーブ装置自体の制御を
行う。
【0019】マスタ装置には、マスタ装置READY
(レディー)フラグ2−4が備えられており、マスタ装
置READY(レディー)フラグ2−4によって、マス
タ装置がREADY(立ち上げ/障害時の再立ち上げ
時)となって、スレーブ装置とのインタフェースをアク
セス可能になったことを示す。
【0020】インタフェース制御部2では、マスタ装置
から受信レジスタ2−7で受信したコマンド(スレーブ
装置への動作指示)をデコードして、当該コマンドに対
応した処理を実施する。そして、当該コマンドがリプラ
イを必要とするコマンドであると、インタフェース制御
部2は送信レジスタ2−6を介してリプライデータをマ
スタ装置に送信する。
【0021】また、スレーブ装置では、要因レジスタ2
−8にスレーブ装置側でマスタ装置と非同期に発生した
マスタ装置への通知及び処理要求の要因(以下非同期要
因という)が記録され、この要因レジスタ2−8の内容
は所定の指示があるまで要因保持レジスタ2−5に保存
される。要因保持レジスタビジーフラグ2−10は、要
因保持レジスタ2−5のビジー状態を管理するためのフ
ラグで、要因保持レジスタビジーフラグ2−10がセッ
トされていると、要因保持レジスタ2−5の内容は保存
される。
【0022】いま、スレーブ装置で前述の非同期要因が
発生すると、インタフェース制御部2はその非同期要因
が記録された要因レジスタ2−8の内容を要因保持レジ
スタ2−5に転送するとともに要因保持レジスタビジー
フラグ2−10をセットする(但し、ビジーフラグが既
にセットされている時は、要因レジスタの内容は転送し
ない)。
【0023】その後、インタフェース制御部2は要因保
持レジスタ2−5の内容を送信レジスタ2−6を介して
非同期要因発生通知コマンドとしてマスタ装置に送信す
る。受信制御部2−2は、本通知(非同期要因発生通知
コマンド)を受けると、制御ソフトウェア2−1に割り
込みを行う。制御ソフトウェア2−1では、要因発生と
ともに通知された非同期要因に対応する処理実行して、
処理を完了すると、送信制御部2−3を介して要因保持
レジスタビジーリセットコマンドを発行する。インタフ
ェース制御部2は、要因保持レジスタビジーリセットコ
マンドを受けると、要因保持レジスタビジーフラグ2−
10をリセットする。
【0024】インタフェース制御部2では、ビジーフラ
グリセットの後、次の非同期要因を受け付けることがで
きる。
【0025】 さらに、マスタ装置は受信制御部2−2
及び送信制御部2−3によってスレーブ装置とのインタ
フェースに不具合を検出すると、送信制御部2−3を介
してインタフェース制御部リセット&要因再送コマンド
を発行する。このコマンドを受信すると、インタフェー
ス制御部2は、スレーブ装置のインタフェース部のみを
リセットするとともに、要因保持レジスタビジーフラグ
2−10がセットされていれば、要因保持レジスタ2−
5の内容をマスタ装置に対して送る。
【0026】なお、マスタ装置自体の立ち上げ際又はマ
スタ装置自体が障害になった際の自動再立ち上げ(オー
トリブート)時において、マスタ装置はインタフェース
を介してスレーブ装置と通信可能となったことをスレー
ブ装置に知らせる。マスタ装置制御ソフトウェア2−1
はスレーブ装置と通信可能となった時点で、マスタ装置
READYフラグ2−4をセットする。このフラグは信
号線でスレーブ装置インタフェース制御部2に通知され
るとともにスレーブ装置の対マスタ装置インタフェース
の有効条件として用いられる。
【0027】インタフェース制御部2は、このREAD
Y信号の立ち上がりで、前述のインタフェース制御部リ
セット&要因再送コマンドに相当する処理を行う。この
処理によって、マスタ装置が障害等で受付られなかった
スレーブ装置側の非同期要因を自動的にマスタ装置に送
信することができる。
【0028】このように本発明では、スレーブ装置側で
発生したRASプロセッサへの通知要因発生とその詳細
ステータスとをスレーブ装置の診断インタフェース制御
部によってRASプロセッサへの送るようにしており、
この際、スレーブ装置の診断インタフェース制御部は、
RASプロセッサへの通知要因が発生すると、要因の詳
細ステータスを採取して発生通知とともに診断インタフ
ェースを用いてRASプロセッサに送るようにしてい
る。
【0029】また、本発明では、スレーブ装置におい
て、RASプロセッサへの通知要因詳細ステータスを保
存してその保存状態を管理するようにしており、スレー
ブ装置の診断インタフェース制御部は、前述のようにし
て、RASプロセッサに通知を行った後、通知要因詳細
ステータスをRASプロセッサからの指示(RASプロ
セッサからの診断インタフェースコマンド)があるまで
保存している。
【0030】RASプロセッサからはスレーブ装置へイ
ンタフェース制御部リセット&詳細要因ステータス再送
信を行う診断インタフェースコマンドが送出され、この
コマンドを受信すると、スレーブ装置は診断インタフェ
ース制御部のみのリセットを行うとともに前述のように
して保存された要因詳細ステータスがあればRASプロ
セッサに再送信を行う。
【0031】加えて、本発明では、スレーブ装置はRA
Sプロセッサが立ち上がったことを認識すると、このタ
イミングでインタフェース制御部のリセットを行い、保
存状態にある通知要因詳細ステータスをRASプロセッ
サへ自動的に送信する。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、スレ
ーブ装置側で発生したRASプロセッサへの通知要因発
生通知と当該要因の詳細ステータスとをRASプロセッ
サに同時に送るようにしたから、RASプロセッサでは
要因の一時解析を迅速化することができるばかりでなく
処理を簡素化できるという効果がある。さらに、本発明
では、RASプロセッサ障害発生の際の自動再立ち上げ
完了を期にして、スレーブ装置に残存又は発生している
通知要因発生及びび要因ステータスも自動的にRASプ
ロセッサに送るようにしたから、さらに、処理を簡素化
できるという効果がある。
【0033】また、本発明では、スレーブ装置側の診断
インタフェース制御部の独立した障害処理(リセット機
能/通知要因再送信機能)をサポートするようにしたか
ら、スレーブ装置の診断インタフェース制御部における
障害処理を充実できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による装置間インタフェース制御方式の
一例を説明するための図である。
【図2】従来の装置間インタフェース制御方式を説明す
るための図である。
【符号の説明】
1−1,2−1 マスタ装置制御ソフトウェア 1−2 割り込み制御部 1−3,2−2 受信制御部 1−4,2−3 送信制御部 1−5,2−6 送信レジスタ 1−6,2−7 受信レジスタ 1−7,2−8 要因レジスタ 1−8,2−9 レジスタ 2−4 マスタ装置READYフラグ 2−5 要因保持レジスタ 2−10 要因保持レジスタビジーフラグ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 11/30

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスタ装置と複数のスレーブ装置とを有
    し、前記マスタ装置とスレーブ装置とが診断インタフェ
    ースで接続され、前記マスタ装置が前記スレーブ装置の
    障害診断を行う情報処理システムにおいて、 前記スレーブ装置の各々は、前記マスタへの通知要因が
    発生すると、前記診断インタフェースを介して当該通知
    要因及び詳細ステータスを前記マスタ装置に自動的に送
    信する診断インタフェース制御手段と、前記通知要因及
    び前記詳細ステータスを保存する保存手段と、前記詳細
    ステータスの保存状態を管理する要因保持フラグ手段と
    を有し、前記保存手段は前記要因保持フラグ手段にフラ
    グがセットされていない場合に前記通知要因及び前記詳
    細ステータスを保存し、前記要因保持フラグ手段は前記
    保存手段に前記通知要因及び前記詳細ステータスを保存
    するとフラグをセットし、前記マスタが前記通知要因に
    対する処理を完了するとフラグをリセットすることを特
    徴とする装置間インタフェース制御方式。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載された装置間インタフェ
    ース制御方式において、前記スレーブ装置は、前記マス
    タ装置からの指示により前記インタフェース制御部をリ
    セットし、その後前記マスタ装置からの再送指示により
    前記保存手段に保存された前記通知要因及び詳細ステー
    タスを前記マスタ装置に送信することを特徴とする装置
    間インタフェース制御方式。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載された装置間インタフェ
    ース制御方式において、前記マスタ装置は前記スレーブ
    装置とのインタフェースに不具合を検出すると、前記ス
    レーブ装置に再送指示を行い、前記スレーブ装置は前記
    再送指示により前記インタフェース制御部をリセット
    し、前記要因保持フラグ手段にフラグがセットされてい
    ると前記保存手段に保存された前記通知要因及び詳細ス
    テータスを前記マスタ装置に送信することを特徴とする
    装置間インタフェース制御方式。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載された装置間インタフェ
    ース制御方式において、前記スレーブ装置の各々では前
    記マスタ装置の立ち上がりを認識すると、前記インタフ
    ェース制御手段がリセットされ、前記インタフェース制
    御手段は前記保存手段に保存された前記通知要因及び詳
    細ステータスを前記診断インタフェ ースを介して前記マ
    スタ装置に送出することを特徴とする装置間インタフェ
    ース制御方式。
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