JP3313935B2 - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JP3313935B2
JP3313935B2 JP10886695A JP10886695A JP3313935B2 JP 3313935 B2 JP3313935 B2 JP 3313935B2 JP 10886695 A JP10886695 A JP 10886695A JP 10886695 A JP10886695 A JP 10886695A JP 3313935 B2 JP3313935 B2 JP 3313935B2
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信隆 野田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成を行うため、
トナー及びキャリヤからなる2成分現像剤を使用する構
成の現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に画像形成装置は、図4に示す如き
構成を有している。すなわち、複写機、プリンター等の
画像形成装置1は、大別して画像形成部2と、転写材の
搬送案内手段3と、定着装置4とによって構成されてい
る。周知のように画像形成部2として、感光ドラム5を
中心に、感光ドラム5の表面を一様に帯電させるコロナ
帯電器6、スキャナー等によって読み込まれた原稿デー
タをLED等により投射して感光ドラム5上に潜像を形
成させる光学投影装置7、この潜像を現像する現像装置
8、ロール紙(またはカット紙)を装填した給紙部9か
ら送られる転写材に現像されたトナー像を転写する転写
コロナ放電器10、感光ドラム5から転写材を分離する
AC分離コロナ放電器11、転写後の感光ドラム5の表
面上に残留したトナーを除去するクリーニング装置1
2、感光ドラム5の表面の表面電位を均一に除電するた
めのイレーサランプ13とを有し、これらが順次に感光
ドラム5に作用するように配置されている。
【0003】クリーニング装置12の一端には、クリー
ニングブレード等により回収された廃棄トナーを装置外
部へと案内するトナー案内筒14が設けられ、案内筒1
4の先端は廃棄トナー容器15に設けた排出口16に接
続されている。また、分離コロナ放電器11の近傍と定
着装置4との間には、分離コロナ放電器11によって感
光ドラム5から分離された転写材を定着装置4に搬送案
内手段3としての搬送ベルト17及びガイド板18が配
置されている。ガイド板18の先端部には、トナー像を
転写材上に永久画像として定着する定着装置4が配置さ
れている。現像装置8の長手方向の一端(感光ドラムの
軸方向の側面側)にはトナー供給口19が設けられてお
り、トナーカートリッジ20の供給口21が、供給時に
トナーを装置内に飛散させないようにガイド部材22で
覆われ、且つスポンジ23等によって口周辺を押圧され
て接続されている。
【0004】現像装置8の詳細が図5に示されている。
図において、現像装置8のケーシング24は、感光ドラ
ム5の表面の一部に面して開口25を有しており、この
開口25から一部周面を露出して感光ドラム5に近接す
るように現像ローラ26が設けられている。現像ローラ
26は、内部に固定配置された永久磁石27と、永久磁
石27の外周を矢印C回転するスリーブ28とから構成
され、スリーブ28の表面に永久磁石27の磁力によっ
て現像剤31を吸着させて磁気ブラシ29を形成する。
この磁気ブラシ29は、規制板30によって一定の厚み
に規制され、潜像形成された感光ドラム5の表面に接触
して現像する。現像後にスリーブ28の表面に残留した
現像剤31は永久磁石27の影響されない場所で現像装
置8内で攪拌されている現像剤31と混合される。図6
に現像装置8のケーシング24の内部の構成が示されて
いる。ケーシング24には、仕切板32によって2つの
収納室33、34が形成されている。収納室33の一端
にはトナーを収納室33内に投入するトナー供給口35
が、収納室34の一端にはトナーを収納室34から外部
に排出するための現像剤排出口36がそれぞれ設けられ
ている。
【0005】また、図5に示すように現像装置8のケー
シング24の内部には、現像ローラ26と隣接して現像
剤31を攪拌する少なくとも2本のスクリュー、この例
では第1のスクリュー37、第2のスクリュー38がケ
ーシング24の内面に近接して設けられている。図示の
ように、この第1のスクリュー37、第2のスクリュー
38の一部を囲むようにケーシング24の底部は2重の
円弧を描く段々となっている。現像ローラ34の近傍に
位置するスクリュー38にはシャフト38Aの外周にそ
の軸方向に沿って螺旋状に撹拌羽根38Bをほぼ等間隔
で形成して構成されている。現像ローラ26の離れた側
のスクリュー37はスクリュー38と同様の撹拌羽根3
8Bを有している。
【0006】図6に示す収納室33には、第1の回転シ
ャフト39が挿着されており、第1の回転シャフト39
の両端は、ケーシング24を貫通して、ケーシング24
に回転自在に軸支されている。このケーシング24から
突出した第1の回転シャフト39には、ギヤ40が固着
されており、第1の回転シャフト39の端部には、モー
タ41が取り付けられている。このモータ41が第1の
回転シャフト39の回転駆動源となって、第1の回転シ
ャフト39を回転させている。そして、この第1の回転
シャフト39は、第1のスクリュー37の中心を貫通し
て挿着されており、第1のスクリュー37は第1の回転
シャフト39に固着されている。また、第1の回転シャ
フト39には、第3のスクリュー42が、その両端部に
取り付けられたベアリング60、61を介して回転自在
に嵌合されている。また、第3のスクリュー42の先端
は、第1のスクリュー37と接触しないようになってお
り、末端は、ベアリング62を介して回転自在にケーシ
ング24に取り付けられている支持部材63に固着され
ている。また、第1の回転シャフト39の他端には、第
1の回転伝達機構43が取り付けられており、この第1
の回転伝達機構43に支持部材63を介して第3のスク
リュー42が取り付けられている。この第1の回転伝達
機構43は、電磁クラッチで、電源のオン・オフによっ
て断続できるようになっており、第1の回転シャフト3
9の回転力を支持部材63を介して第3のスクリュー4
2に伝達するものである。この第1の回転伝達機構43
が作動すると支持部材63が回転し、この支持部材63
に固着された第3のスクリュー42が回転するようにな
っている。44はギヤで、ケーシング24の外部に突出
している支持部材63の一端に固定または接着されてお
り、モータ41の作動時に第1の回転伝達機構43が作
動することによって、モータ41の回転が軸39、第1
の回転伝達機構43を介して支持部材63およびそれに
固定または接着したギヤ44に伝達して回転する。
【0007】一方、収納室34には、第2の回転シャフ
ト45が挿着されており、第2の回転シャフト45の両
端は、ケーシング24を貫通して、ケーシング24に回
転自在に軸支されている。このケーシング24から突出
した第2の回転シャフト45には、ギヤ46が固着され
ており、このギヤ46は、第1の回転シャフト39に固
着されているギヤ40に噛合されている。このギヤ46
は、第1の回転シャフト39が第2の回転シャフト45
の回転駆動源となって、第1の回転シャフト39の回転
によって回転するギヤ40の回転によって回転する。す
なわち、図5に示すように第1の回転シャフト39がモ
ータ41の駆動によって矢印Aに示す方向に回転する
と、第2の回転シャフト45はギヤ40を介して矢印B
に示す方向に回転し、第2の回転シャフト45は、第1
の回転シャフト39の回転方向とは反対方向に回転す
る。そして、この第2の回転シャフト45は、第2のス
クリュー38の中心を貫通して挿着されており、第2の
スクリュー38は第2の回転シャフト45に固着されて
いる。したがって、第2のスクリュー38は、第1の回
転シャフト39が回転することによって第4のスクリュ
ー47の回転方向とは反対方向に回転することになる。
【0008】また、第2の回転シャフト45には、第4
のスクリュー47が、その両端部に取り付けられたベア
リング64、65を介して回転自在に嵌合されている。
また、第4のスクリュー47の先端は、第2のスクリュ
ー38と接触しないようになっており、末端は、ベアリ
ング66を介して回転自在にケーシング24に取り付け
られている支持部材67に固着されている。また、第2
の回転シャフト45の他端には、第2の回転伝達機構4
8が取り付けられており、この第2の回転伝達機構48
に支持部材63を介して第4のスクリュー47が取り付
けられている。この第2の回転伝達機構48は、電磁ク
ラッチで、電源のオン・オフによって断続できるように
なっており、第2の回転シャフト45の回転力を支持部
材67を介して第4のスクリュー47に伝達するもので
ある。すなわち、この第2の回転伝達機構48は、第4
のスクリュー47を第2の回転シャフト45の回転方向
と同一方向(第1のスクリュー37の回転方向とは異な
る方向)に回転させるものである。
【0009】したがって、第2の回転伝達機構48が作
動すると第2の回転シャフト45の回転が伝達され、支
持部材67が回転し、この支持部材67に固着された第
4のスクリュー47が回転するようになっている。49
はギヤで、ケーシング24の外部に突出している支持部
材67の一端に固定または接着されており、モータ41
の作動時に第2の回転伝達機構48が作動することによ
って、モータ41の回転が軸45、第2の回転伝達機構
48を介して支持部材67およびそれに固定または接着
したギヤ49に伝達して回転する。このギヤ49は、中
間歯車50を介してギヤ44に噛合されている。したが
って、ギヤ44は、ギヤ49と同一方向に回転すること
になる。すなわち、第1の回転伝達機構43を作動させ
ると第3のスクリュー42と第4のスクリュー47は、
第1の回転シャフト39の回転方向と同一方向(第2の
回転シャフト45の回転方向とは反対方向)に回転し、
第2の回転伝達機構47を作動させると第3のスクリュ
ー42と第4のスクリュー47は、第2の回転シャフト
45の回転方向と同一方向(第1の回転シャフト39の
回転方向とは反対方向)に回転することになる。現像時
には、第1の回転シャフト39の回転方向は常に一定方
向(矢印Aに示す方向)で、第2の回転シャフト45の
回転方向は第1の回転シャフト39の回転方向とは反対
方向(矢印Bに示す方向)に常に回転している。したが
って、第1の回転伝達機構43と第2の回転伝達機構4
7とは同時に投入されることはない。
【0010】このようにして、第1の回転伝達機構43
が作動すること、第1の回転シャフト39の回転が伝達
されて第3のスクリュー42が回転し、第3のスクリュ
ー42に固着されたギヤ44が回転する。すると、ギヤ
44の回転は、中間歯車50を介してギヤ49に伝達さ
れ、ギヤ49の固着されている第4のスクリュー47を
第3のスクリュー42の回転方向と同一の方向に回転す
ることになる。また、第2の回転伝達機構48が作動す
ること、第2の回転シャフト45の回転が伝達されて第
4のスクリュー47が回転し、第4のスクリュー47に
固着されたギヤ49が回転する。すると、ギヤ49の回
転は、中間歯車50を介してギヤ44に伝達され、ギヤ
44の固着されている第3のスクリュー42を第4のス
クリュー47の回転方向と同一の方向に回転することに
なる。このように第1の回転シャフト39の回転と第2
の回転シャフト45の回転が互いに反対方向の回転であ
ることからも分かるように、第1の回転伝達機構43が
投入された場合の第3のスクリュー42と第4のスクリ
ュー47の回転方向と、第2の回転伝達機構48が投入
された場合の第3のスクリュー42と第4のスクリュー
47の回転方向とが正反対なる。したがって、第1の回
転伝達機構43と第2の回転伝達機構48が同時に入る
ことはない。このため、第1の回転伝達機構43と第2
の回転伝達機構47とは同時に投入されることはない。
【0011】仕切板32には、トナー供給口35及びト
ナー排出口36が形成されている側と反対側の端部に2
つの収納室33、34を連通する第1の連通路52が形
成されている。また、仕切板32には、第1のスクリュ
ー37と第3のスクリュー42とが対向する先端部近傍
で、第2のスクリュー38と第4のスクリュー47とが
対向する先端部近傍に収納室33と収納室34とを連通
する第2の連通路53が形成されている。
【0012】また、現像装置8の側面には磁気センサ5
4が設けられており、現像剤31の透磁率を検出するも
ので、検出された透磁率によって収納室33内の現像剤
31のトナー濃度を検出している。また、収納室33、
34に収納されるスクリュー37、38は互いに現像剤
の搬送方向が異なるように並列して設けられており、こ
れらスクリュー37、38の間には仕切板32が設けら
れている。そして、現像剤31は、スクリュー37、3
8の幅方向にわたって循環し、キャリアとトナーを均一
に混合させている。55はトナー検知センサで、トナー
カートリッジ20から供給されるトナーの有無を検知す
るもので、トナーカートリッジ20からトナーが供給さ
れなくなったとき、すなわち、トナーカートリッジ20
にトナーが無くなったときに検知信号を送出するもので
ある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】このような図4に示す
画像形成装置1においては、コロナ帯電器22によって
感光ドラム5上に均一に帯電を行い、光学投影装置7に
よって画像データを感光ドラム5上に投影して潜像を形
成する。次いで現像装置8によって潜像を現像してトナ
ー像を形成する。一方、給紙部9に装填されたロール紙
としての転写材が感光ドラム5の回転速度に同期して感
光ドラム5へと搬送される。転写材は、転写コロナ放電
器10によって感光ドラム5上のトナー像を転写材上に
転写され、分離コロナ放電器11によって感光ドラム5
から分離されて搬送ベルト25により定着装置4に搬送
されて永久画像として定着されて機外へ排出される。現
像後の感光ドラム5上に残留したトナーはクリーニング
装置12によって感光ドラム5表面から除去され、次い
で感光ドラム5はイレーサランプ13によって除電され
次の画像成形のために準備される。
【0014】例えば、図6に示すように現像剤の高さを
第1のスクリュー37、第2のスクリュー38の上部に
かかる程度に充填させ、第1のスクリュー37、第2の
スクリュー38が現像装置8内の現像剤31をスクリュ
ー37、38の幅方向に循環させながら攪拌させる。仕
切板32の2つの収納室33、34を連通する第1の連
通路52と第2の連通路53とで現像剤31は、収納室
33、34内を循環する。第1のスクリュー37、第2
のスクリュー38は、現像が行われるときに駆動する。
このように第2のスクリュー38で攪拌・混合された現
像剤31は、現像ローラ26に吸着させて潜像形成され
た感光ドラム5の表面に接触してトナーを放出し感光ド
ラム5を現像させるため、キャリヤと混合されるトナー
は、画像形成に従って消費される。この駆動中、磁気セ
ンサ54は、現像材中のトナー濃度を検知している。
【0015】画像形成に従ってトナーが消費され現像剤
31のトナー濃度を磁気センサ54が検知し、所定値よ
りも現像材31中のトナー濃度が低下した場合に検知信
号を出力して第1の回転伝達機構43を作動し、第1の
回転シャフト39の回転を第3のスクリュー42に伝達
して第3のスクリュー42を回転する。この第3のスク
リュー42の回転によってトナーカートリッジ20から
トナー供給口35に供給されていたトナーを第3のスク
リュー42の搬送作用によって第1のスクリュー37の
先端部に搬送する。第1のスクリュー37の先端部に搬
送されたトナーは、第1のスクリュー37に引き取られ
第1のスクリュー37の作用によって第1の連通路52
に到達するまでの間にトナー濃度の低下した現像剤31
と混合され、攪拌されながら第1の連通路52に搬送さ
れていく。補給されたトナーと混合された現像剤31
は、第1の連通路52を通った後、第2のスクリュー3
8に引き取られ、第2のスクリュー38の作用によって
第2の連通路53に到達するまでの間、攪拌・混合を繰
り返し、第2の連通路53に搬送されていく。第2の連
通路53に搬送された現像剤31は、第2の連通路53
を通り第3のスクリュー42によって搬送されてきたト
ナーと共に第1のスクリュー37に引き取られ、さらに
第1のスクリュー37で攪拌・混合、第2のスクリュー
38で攪拌・混合という動作が繰り返される。そして、
第3のスクリュー42の回転によるトナーの供給は、現
像剤31が所定のトナー濃度になるまで行われる。した
がって、第3のスクリュー42は、画像形成に従ってト
ナーが消費され、収納室33内の現像材31中のトナー
濃度が所定値よりも低下したことを磁気センサ54が検
知したときに第1の回転伝達機構43を作動して、回転
し、現像材中のトナー濃度が所定の濃度に達すると第1
の回転伝達機構43を解除して停止する。
【0016】ところで、現像剤31に使用されるトナー
は、微細粉であるため第3のスクリュー42が回転駆動
するごとに第3のスクリュー42の両端部に設けられて
いるベアリング62と第1の回転シャフト39との隙間
に入り込み、この入り込んだトナーがベアリング62と
第1の回転シャフト39との間に付着し、第1の回転シ
ャフト39が回転する際のベアリング62の回転摩擦と
なり、第3のスクリュー42の回転に伴う摩擦熱によっ
て現像装置8を長時間使用(使用頻度)することにより
一種の焼き付きが生じる。このため、現像材31中のト
ナー濃度が所定値より大きく、トナーカートリッジ20
からトナー供給口35に供給されているトナーを補給す
る必要がなく、第3のスクリュー42の回転を停止して
いる場合でも第1の回転シャフト39の回転につられて
回転(連れ回り現象)してしまう。
【0017】本発明の目的は、現像材中のトナー濃度が
所定値より大きく、トナーカートリッジからトナーを補
給する必要がなく第3のスクリューを停止している場合
に第1の回転シャフトが回転しても連れ回り現象を生じ
ることがないようにし、第1の回転シャフトを回転して
も連れ回り現象による第3のスクリューの回転を停止さ
せる停止機構の解除を小さな力で行うことができるよう
にしようというものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
係る現像装置は、トナーカートリッジから供給されるト
ナーとキャリヤの2成分現像剤を現像装置のケーシング
内に充填し、該ケーシングを、仕切板によって2つの収
納室に仕切り,一方の収納室にトナーとキャリヤとを混
合・攪拌しながら搬送させる第1のスクリューと、前記
第1のスクリューの軸線上に配設し該第1のスクリュー
の回転とは独立して回転しトナーカートリッジから供給
されるトナーを前記第1のスクリューの先端部にまで搬
送する第3のスクリューを収納し,他方の収納室に前記
第1のスクリューに連動して第1のスクリューの回転方
向とは反対方向に回転し第1のスクリューによって搬送
されてきた現像剤を攪拌しながら循環させる第2のスク
リューと、前記第2のスクリューの軸線上に配設し該第
2のスクリューの回転とは独立し前記第3のスクリュー
と連動して回転しケーシング内の現像剤を前記第2のス
クリューの先端部に搬送するか又は前記第2のスクリュ
ーによって該第2のスクリューの先端部に搬送されてき
た現像剤を排出口に向って搬送する第4のスクリューを
収納し,前記第1のスクリューの収納されている収納室
内の現像剤のトナー濃度が所定値より低くなったときに
前記第3のスクリューを駆動してトナーを第1のスクリ
ューの先端部に搬送させる現像装置において,上記第3
のスクリューがトナーの供給を停止したときに回転しな
いように該第3のスクリューを停止する停止機構を設
け,上記トナー供給を開始する時の前記停止機構の解除
を上記第3のスクリューに第1のスクリューの回転方向
とは反対方向の回転力を付加することにより行うように
したものである。
【0019】請求項2に記載の発明に係る現像装置は、
第1のスクリューを、第1のスクリューの中心を貫通し
て挿着される第1の回転シャフトに固着し、モータによ
って第1の回転シャフトを回転駆動することにより回転
し、第2のスクリューを、第1の回転シャフトの回転の
伝達を受けて第1の回転シャフトの回転と反対方向に回
転する第2の回転シャフトに固着し、第2の回転シャフ
トの回転に同期して回転するようにしたものである。
【0020】請求項3に記載の発明に係る現像装置は、
第3のスクリューを、筒状に形成し第1の回転シャフト
に回転自在に嵌合し、クラッチを用いて第1の回転シャ
フトの回転を伝達する第1の回転伝達機構によって回転
し,第4のスクリューを、筒状に形成し第2の回転シャ
フトに回転自在に嵌合すると共に、第3のスクリューに
連動して回転するようになし、第1の回転伝達機構によ
って第3のスクリューの回転方向と同一方向に回転する
か、又はクラッチを用いて第2の回転シャフトの回転を
伝達する第2の回転伝達機構によって第1のスクリュー
の回転方向と反対方向に回転させるようにしたものであ
る。
【0021】請求項4に記載の発明に係る現像装置は、
停止機構を、第2の回転伝達機構に取り付けられたギヤ
にソレノイドの作用によって着脱するストッパで構成
し,トナー供給を開始する時の停止機構の解除は、クラ
ッチを投入し第2の回転伝達機構を作動し、第4のスク
リューに第2の回転シャフトの回転方向と同一方向に回
転力を与え、しかる後、ソレノイドを作用してギヤに噛
み込んでいるストッパを外すようにしたものである。
【0022】
【作用】請求項1に記載の発明によると、仕切板によっ
て2つの収納室に仕切り、トナーとキャリヤの2成分現
像剤を現像装置のケーシング内に充填し、一方の収納室
に第1のスクリューと、第1のスクリューの回転とは独
立して回転しトナーを第1のスクリューに供給する第3
のスクリューを収納し、他方の収納室に第1のスクリュ
ーに連動し反対方向に回転する第2のスクリューと、第
2のスクリューの回転とは独立し第3のスクリューと連
動して回転し現像剤を搬送する第4のスクリューを収納
し、収納室内の現像剤のトナー濃度が所定値より低くな
ったときに第3のスクリューを駆動してトナーを補給す
る現像装置で、第3のスクリューがトナーの供給を停止
したときに回転しないように該第3のスクリューを停止
する停止機構を設け、この停止機構の解除をトナー供給
を開始する時の第3のスクリューに第1のスクリューの
回転方向とは反対方向の回転力を付加して行うようにし
てあるため、現像材中のトナー濃度が所定値より大き
く、トナーカートリッジからトナーを補給する必要がな
く第3のスクリューを停止している場合に第1の回転シ
ャフトが回転しても連れ回り現象を生じることがないよ
うにし、第1の回転シャフトを回転しても連れ回り現象
による第3のスクリューの回転を停止させる停止機構の
解除を小さな力で行うことができる。
【0023】請求項2に記載の発明によると、第1のス
クリューを、第1のスクリューの中心を貫通して挿着さ
れる第1の回転シャフトに固着し、モータによって第1
の回転シャフトを回転駆動することにより回転し、第2
のスクリューを、第1の回転シャフトの回転の伝達を受
けて第1の回転シャフトの回転と反対方向に回転する第
2の回転シャフトに固着し、第2の回転シャフトの回転
に同期して回転するようにしてあるため、第3のスクリ
ューの回転を第4のスクリューを第2の回転シャフトの
回転を利用して第1の回転シャフトの回転と反対方向に
回転でき、小さな力で第3のスクリューの回転を停止さ
せている停止機構の解除を行うことができる。
【0024】請求項3に記載の発明によると、第3のス
クリューを、クラッチを用いて第1の回転シャフトの回
転を伝達する第1の回転伝達機構によって回転し,第4
のスクリューを、第3のスクリューに連動して回転する
ようになし、第1の回転伝達機構によって第3のスクリ
ューの回転方向と同一方向に回転するか、又は第2の回
転伝達機構によって第1のスクリューの回転方向と反対
方向に回転させるようにしてあるため、第3のスクリュ
ーの回転を第4のスクリューを第2の回転シャフトの回
転を利用して第1の回転シャフトの回転と反対方向に回
転でき、小さな力で第3のスクリューの回転を停止させ
ている停止機構の解除を行うことができる。
【0025】請求項4に記載の発明によると、停止機構
を、第2の回転伝達機構に取り付けられたギヤにソレノ
イドの作用によって着脱するストッパで構成し、トナー
供給を開始する時の停止機構の解除を、第2の回転伝達
機構を作動し、第4のスクリューに第2の回転シャフト
の回転方向と同一方向に回転力を与え、しかる後、ソレ
ノイドを作用してギヤに噛み込んでいるストッパを外す
ようにしてあるため、小さな力で第3のスクリューの回
転を停止させている停止機構の解除を行うことができ
る。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1〜図3には、本発明に係る現像装置の一実施例が示さ
れている。本発明に係る現像装置が好適に使用される画
像形成装置は、図1に示される画像形成装置と同一であ
る。図1には、本発明に係る現像装置8のケーシング2
4の内部の構成が示されている。図1において図6にお
いて付された符号と同一の符号の付された部品は、図6
の部品と同一のものを示している。
【0027】本実施例が図6に図示の現像装置8と異な
る点は、ケーシング24の外部に突出している第4のス
クリュー47が固着されている支持部材67に固着され
ているギヤ49に噛合する停止機構70を設けている点
である。他は図6に図示の現像装置8と同じ構成となっ
ている。
【0028】停止機構70は図2に示す如き構成を有し
ている。71はストッパで、図3に示す如く、先端がギ
ヤ49に着脱自在に噛合するようになっている。このス
トッパ71は、アーム72の一端に固着されており、こ
のアーム72は、略中央でケーシング24に固着されて
いる固定部材73にピン74によって回転自在に取り付
けられている。アーム72の他端には、ソレノイド本体
75の駆動によって図3に図示の矢印Dに示す如く移動
するソレノイド駆動杆76に回動自在に取り付けられて
いる。
【0029】次に、本実施例の動作について説明する。
現像装置8の収納室33内の現像剤31のトナー濃度が
所定値よりも大きい場合には、図2に示す如くストッパ
71がギヤ49に噛合し、ギヤ49に固着されている支
持部材67の回転を停止させ、この支持部材67の回転
の停止によって支持部材67に固着された第4のスクリ
ュー47の回転が停止している。また、ストッパ71に
よってギヤ49の回転を停止すると、ギヤ49に中間歯
車50を介して噛合するギヤ44の回転が停止される。
このギヤ44の回転を停止することによってギヤ44の
固着されている支持部材63の回転が停止され、この支
持部材63に固着されている第3のスクリュー42の回
転が停止される。現像装置8が作動し現像を行う際に、
収納室33内の現像剤31のトナー濃度が所定値よりも
大きい場合には、トナーの補給を必要としないため、第
3のスクリュー42を回転させることはない。ところ
が、第3のスクリュー42の両端部に設けられているベ
アリング62と第1の回転シャフト39との隙間から微
細粉のトナーが入り込み、この入り込んだトナーがベア
リング62と第1の回転シャフト39との間に付着し、
第1の回転シャフト39が回転する際のベアリング62
の回転摩擦となり、第3のスクリュー42は、図2に図
示の矢印Gに示す如く第1の回転シャフト39と同様の
方向に回転しようとする力が働き、第3のスクリュー4
2を停止させなければ、第1の回転シャフト39と一緒
に回転してしまう。
【0030】そこで、図2に示す如くソレノイド本体を
作動し、ソレノイド駆動杆76を突き出してアーム42
を回転させてギヤ49にストッパ71を噛合し、第3の
スクリュー42が回転しないようにしている。このよう
にギヤ49にストッパ71を噛合すると、第3のスクリ
ュー42は回転を抑止され、第1の回転シャフト39が
回転して、第1の回転シャフト39の回転によって第1
のスクリュー37が回転するが、第3のスクリュー42
は第1の回転シャフト39に対して空回りをすることに
なる。しかしながら、第1の回転シャフト39の回転
は、微細粉であるトナーを第3のスクリュー42の両端
部に設けられているベアリング62と第1の回転シャフ
ト39との隙間に噛み込む形となり、この噛み込んだト
ナーが第3のスクリュー42が回転する際の回転負荷と
なって、本来、空回りする筈の第3のスクリュー42が
第1の回転シャフト39の回転によって、ギヤ44に図
2に図示の矢印Gに示す如く、第1の回転シャフト39
の回転と同一方向に回転しようとする力が働く。このギ
ヤ44に加えられる図2に図示の矢印Gに示す如き第1
の回転シャフト39の回転と同一方向に回転しようとす
る力は、中間歯車50を介してギヤ49に図2に図示の
矢印Hに示す如きギヤ44の回転方向と同一方向に回転
しようとする力が働き、このギヤ49に付加された回転
力がギヤ49に噛み込んだストッパ71に加わる。
【0031】このようにストッパ71にギヤ49の強い
回転力が加わると、画像形成に従ってトナーが消費され
現像剤31のトナー濃度が所定値よりも低くなったとき
に磁気センサ54がトナー濃度の低下を検知して第1の
回転伝達機構43を作動し、第1の回転シャフト39の
回転を第3のスクリュー42に伝達して回転させる際、
ストッパ71がギヤ49から外れず第3のスクリュー4
2を回転させることができないことがある。そこで、画
像形成に従ってトナーが消費され現像剤31のトナー濃
度が所定値よりも低くなったと磁気センサ54によって
検知すると、まず、第2の回転伝達機構48を作動し、
ギヤ49に第1の回転シャフト39の回転方向(図2に
図示の矢印Gに示す方向)とは反対の回転方向(図5に
図示の矢印Bに示す方向)に回転しようとする回転力を
支持部材67に付加し、第1の回転シャフト39の回転
によって第3のスクリュー42に加えられる図2に図示
の矢印Gに示す如き回転力を緩和し、ストッパ71とギ
ヤ49の係合を解除する。このようにストッパ71をギ
ヤ49との係合から解除すると、第2の回転伝達機構4
8をオフし、直ちに第1の回転伝達機構43を作動し、
図2に図示の矢印Gに示す如き第1の回転シャフト39
の回転力を支持部材63に付加し、第3のスクリュー4
2を第1の回転シャフト39と同一方向に回転し、この
第3のスクリュー42の回転によってトナーカートリッ
ジ20からトナー供給口35に供給されていたトナーを
第3のスクリュー42の搬送作用によって第1のスクリ
ュー37の先端部に搬送する。
【0032】このときの第4のスクリュー47の回転方
向(図2に図示の矢印Hに示す方向)は、第3のスクリ
ュー42の回転方向(図2に図示の矢印Gに示す方向)
と同じ方向、すなわち、第2のスクリュー38の回転方
向(図5に図示の矢印Bに示す方向)とは反対の方向と
なる。したがって、第2のスクリュー38による現像剤
31の搬送方向とは異なる方向へ搬送力が働くことにな
る。これによって第3のスクリュー42によってトナー
が補給されている間は、第4のスクリュー47は、現像
剤31を第2のスクリュー38の先端部へ搬送する力が
働き、第3のスクリュー42によって補給されるトナー
が、第4のスクリュー47側に入り込むのを防止してい
る。第1のスクリュー37の先端部に搬送されたトナー
は、第1のスクリュー37に引き取られ第1のスクリュ
ー37の作用によって第1の連通路52に到達するまで
の間にトナー濃度の低下した現像剤31と混合され、攪
拌されながら第1の連通路52に搬送されていく。補給
されたトナーと混合された現像剤31は、第1の連通路
52を通った後、第2のスクリュー38に引き取られ、
第2のスクリュー38の作用によって第2の連通路53
に到達するまでの間、攪拌・混合を繰り返し、第2の連
通路53に搬送されていく。第2の連通路53に搬送さ
れた現像剤31は、第2の連通路53を通り第3のスク
リュー42によって搬送されてきたトナーと共に第1の
スクリュー37に引き取られ、さらに第1のスクリュー
37で攪拌・混合、第2のスクリュー38で攪拌・混合
という動作が繰り返される。そして、第3のスクリュー
42の回転によるトナーの供給は、現像剤31が所定の
トナー濃度になるまで行われる。
【0033】第3のスクリュー42を回転させて収納室
33内へトナーの補給が完了する(収納室33内の現像
剤31のトナー濃度が所定値を超える)と、第1の回転
伝達機構43を解除し、第3のスクリュー42への回転
力の付加を停止し、直ちにストッパ71をギヤ49に噛
み込ませ、ギヤ49を係止させて第3のスクリュー42
の回転を完全に停止する。
【0034】ある程度の期間使用するとキャリヤが磨耗
し、交換を必要としてくる。このような時期に来たとき
には、第2の回転伝達機構48を作動し、第2の回転シ
ャフト45の回転を伝達して第4のスクリュー47を回
転し、第2の回転シャフト45の回転によって搬送され
てきた現像剤31引取り、現像剤排出口36から排出す
る。このときの現像剤31の移動は、第1のスクリュー
37→第2のスクリュー38→第4のスクリュー47と
いう流れになる。
【0035】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、現像材
中のトナー濃度が所定値より大きく、トナーカートリッ
ジからトナーを補給する必要がなく第3のスクリューを
停止している場合に第1の回転シャフトが回転しても連
れ回り現象を生じることがないようにし、第1の回転シ
ャフトを回転しても連れ回り現象による第3のスクリュ
ーの回転を停止させる停止機構の解除を小さな力で行う
ことができる。
【0036】請求項2に記載の発明によれば、第3のス
クリューの回転を第4のスクリューを第2の回転シャフ
トの回転を利用して第1の回転シャフトの回転と反対方
向に回転でき、小さな力で第3のスクリューの回転を停
止させている停止機構の解除を行うことができる。
【0037】請求項3に記載の発明によれば、第3のス
クリューの回転を第4のスクリューを第2の回転シャフ
トの回転を利用して第1の回転シャフトの回転と反対方
向に回転でき、小さな力で第3のスクリューの回転を停
止させている停止機構の解除を行うことができる。
【0038】請求項4に記載の発明によれば、小さな力
で第3のスクリューの回転を停止させている停止機構の
解除を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る現像装置のスクリュー部の平面図
である。
【図2】図1に図示の現像装置の拡大断面図である。
【図3】図1に図示の現像装置のストッパとギヤの係合
状態を示す断面図である。
【図4】現像装置を用いる画像形成装置の全体構成図で
ある。
【図5】図4に図示の現像装置の拡大断面図である。
【図6】図4に図示の現像装置のスクリュー部の平面図
である。
【符号の説明】
1……………………………………………………画像形成
装置 20…………………………………………………トナーカ
ートリッジ 24…………………………………………………ケーシン
グ 26…………………………………………………現像ロー
ラ 31…………………………………………………現像剤 32…………………………………………………仕切板 33,34…………………………………………収納室 35…………………………………………………トナー供
給口 36…………………………………………………現像剤排
出口 37,38,42,47…………………………スクリュ
ー 39,45…………………………………………回転シャ
フト 41…………………………………………………モータ 43,48…………………………………………回転伝達
機構 40,44,46,49…………………………ギヤ 50…………………………………………………中間歯車 60,61,62,64,65,66…………ベアリン
グ 63,67…………………………………………支持部材 70…………………………………………………停止機構 71…………………………………………………ストッパ 72…………………………………………………アーム 73…………………………………………………固定部材 74…………………………………………………ピン 75…………………………………………………ソレノイ
ド本体 76…………………………………………………ソレノイ
ド駆動杆
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−226172(JP,A) 特開 平4−240872(JP,A) 特開 平5−72898(JP,A) 実開 平2−10551(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/08

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナーカートリッジから供給されるトナ
    ーとキャリヤの2成分現像剤を現像装置のケーシング内
    に充填し、該ケーシングを、仕切板によって2つの収納
    室に仕切り,一方の収納室にトナーとキャリヤとを混合
    ・攪拌しながら搬送させる第1のスクリューと、前記第
    1のスクリューの軸線上に配設し該第1のスクリューの
    回転とは独立して回転しトナーカートリッジから供給さ
    れるトナーを前記第1のスクリューの先端部にまで搬送
    する第3のスクリューを収納し,他方の収納室に前記第
    1のスクリューに連動して第1のスクリューの回転方向
    とは反対方向に回転し第1のスクリューによって搬送さ
    れてきた現像剤を攪拌しながら循環させる第2のスクリ
    ューと、前記第2のスクリューの軸線上に配設し該第2
    のスクリューの回転とは独立し前記第3のスクリューと
    連動して回転しケーシング内の現像剤を前記第2のスク
    リューの先端部に搬送するか又は前記第2のスクリュー
    によって該第2のスクリューの先端部に搬送されてきた
    現像剤を排出口に向って搬送する第4のスクリューを収
    納し,前記第1のスクリューの収納されている収納室内
    の現像剤のトナー濃度が所定値より低くなったときに前
    記第3のスクリューを駆動してトナーを第1のスクリュ
    ーの先端部に搬送させる現像装置において,上記第3の
    スクリューがトナーの供給を停止したときに回転しない
    ように該第3のスクリューを停止する停止機構を設け,
    上記トナー供給を開始する時の前記停止機構の解除を上
    記第3のスクリューに第1のスクリューの回転方向とは
    反対方向の回転力を付加することにより行うようにした
    ことを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 上記第1のスクリューは、該第1のスク
    リューの中心を貫通して挿着される第1の回転シャフト
    に固着し、モータによって該第1の回転シャフトを回転
    駆動することにより回転し、上記第2のスクリューは、
    前記第1の回転シャフトの回転の伝達を受けて前記第1
    の回転シャフトの回転と反対方向に回転する第2の回転
    シャフトに固着し、該第2の回転シャフトの回転に同期
    して回転するようにしたものである請求項1記載の現像
    装置。
  3. 【請求項3】 上記第3のスクリューは、筒状に形成し
    上記第1の回転シャフトに回転自在に嵌合し、クラッチ
    を用いて上記第1の回転シャフトの回転を伝達する第1
    の回転伝達機構によって回転し,上記第4のスクリュー
    は、筒状に形成し上記第2の回転シャフトに回転自在に
    嵌合すると共に、上記第3のスクリューに連動して回転
    するようになし、上記第1の回転伝達機構によって上記
    第3のスクリューの回転方向と同一方向に回転するか、
    又はクラッチを用いて上記第2の回転シャフトの回転を
    伝達する第2の回転伝達機構によって上記第1のスクリ
    ューの回転方向と反対方向に回転させるようにしたもの
    である請求項1又は2記載の現像装置。
  4. 【請求項4】 上記停止機構は、第2の回転伝達機構に
    取り付けられたギヤにソレノイドの作用によって着脱す
    るストッパで構成し,上記トナー供給を開始する時の前
    記停止機構の解除は、クラッチを投入し第2の回転伝達
    機構を作動し、第4のスクリューに第2の回転シャフト
    の回転方向と同一方向に回転力を与え、しかる後、ソレ
    ノイドを作用してギヤに噛み込んでいるストッパを外す
    ようにしたものである請求項1、2又は3記載の現像装
    置。
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