JP3458263B2 - 画像形成機 - Google Patents

画像形成機

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JP3458263B2
JP3458263B2 JP17926997A JP17926997A JP3458263B2 JP 3458263 B2 JP3458263 B2 JP 3458263B2 JP 17926997 A JP17926997 A JP 17926997A JP 17926997 A JP17926997 A JP 17926997A JP 3458263 B2 JP3458263 B2 JP 3458263B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、像担持手段上に形
成された静電潜像をトナー像に現像するための現像手段
に、新しいトナーと共に像担持手段上から除去されたリ
サイクルトナーを供給するトナー供給手段が付設されて
いる、形態の画像形成機に関する。
【0002】
【従来の技術】静電式複写機、印刷機及びファクシミリ
の如き静電式画像形成機においては、周表面に静電感光
体が配設された回転ドラムでよい像担持手段上に静電潜
像が形成され、次いで現像手段によって像担持手段上の
静電潜像がトナー像に現像され、しかる後に像担持手段
上のトナー像が普通紙でよいシート部材上に転写され
る。転写の後に像担持手段上に残留するトナーはクリー
ニング手段によって像担持手段から除去される。
【0003】現像手段はトナーを含む現像剤を像担持手
段上に適用して、像担持手段上の静電潜像をトナー像に
現像する。現像手段においては現像の遂行に応じてトナ
ーが消費され、従って現像の遂行に応じて現像手段に適
宜にトナーを供給することが必要である。近時において
は、特開55−137561号公報に開示されている
如く、新しいトナーのみならず像担持手段から除去され
たトナーもリサイクルトナーとして現像手段に供給する
トナー供給手段を現像手段に付設することが提案され、
実用に供されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】而して、新しいトナー
と共に像担持手段から除去されたリサイクルトナーを現
像手段に供給するトナー供給手段を備えた従来の画像形
成機においては、現像手段に供給されるトナーにおける
新しいトナーとリサイクルトナーとの比率が制御され
ず、それ故に次のとおりの問題がある。リサイクルトナ
ーは新しいトナーと比べて、帯電特性等の特性の少なく
とも一部が劣化されている。従って、現像手段に供給さ
れるトナー中の、リサイクルトナーの比率が過剰に大き
くなると、現像されるトナー像の品質が低下する、現像
領域においてトナーが過剰に飛散する、等の問題が発生
する。一方、現像手段へのリサイクルトナーの供給を過
剰に制限すると、像担持手段から除去されたが未だ現像
手段に供給されていないリサイクルトナーの量が過剰に
なり、リサイクルトナーの搬送路或いは収容室からリサ
イクルトナーが溢れてしまう虞が発生する。
【0005】本発明は上記事実に鑑みてなされたもので
あり、その主たる技術的課題は、新しいトナーと共に像
担持手段から除去されたリサイクルトナーを現像手段に
供給するトナー供給手段に改良を加えて、複雑且つ高価
な構成を必要とすることなく、比較的簡単な構成である
にもかかわらず、現像手段に供給されるトナーにおける
新しいトナーとリサイクルトナーとの比率が所望範囲に
制御され得るようになすことである。
【0006】
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明においては、上記
主たる技術的課題を達成するために、新しいトナーが導
入される第一のトナー受入れ域と、該クリーニング手段
によって該像担持手段から除去されたリサイクルトナー
が導入される第二のトナー受入れ域と、実質上直線状に
延在し且つ中間部にはトナー排出域が形成されているト
ナー搬送路と、該第一のトナー受入れ域から該トナー搬
送路の片側部に移送された新しいトナーを該トナー排出
域に搬送するための第一のトナー搬送手段と、該第二の
トナー受入れ域から該トナー搬送路の他側部に移送され
たリサイクルトナーを該トナー排出域に搬送するための
第二のトナー搬送手段とを含み、該トナー搬送路中を延
在する回転軸が配設されており、該回転軸の片側部には
第一の螺旋羽根が形成され、該回転軸の他側部には第二
の螺旋羽根が形成され、該第一の螺旋羽根と該第二の螺
旋羽根とは巻き方向が逆であり、該第一の螺旋羽根は該
第一のトナー搬送手段を構成し、該第二の螺旋羽根は該
第二のトナー搬送手段を構成する、形態のトナー供給手
段を配設する。
【0008】即ち、本発明によれば、上記主たる技術的
課題を達成する画像形成装置として、像担持手段と、該
像担持手段上に静電潜像を形成するための静電潜像形成
手段と、該像担持手段上の静電潜像をトナー像に現像す
るための現像手段と、該像担持手段上のトナー像をシー
ト部材上に転写するための転写手段と、転写の後に該像
担持手段上に残留するトナーを該像担持手段から除去す
るためのクリーニング手段と、該現像手段にトナーを供
給するためのトナー供給手段とを具備する画像形成機に
おいて、該トナー供給手段は、新しいトナーが導入され
る第一のトナー受入れ域と、該クリーニング手段によっ
て該像担持手段から除去されたリサイクルトナーが導入
される第二のトナー受入れ域と、実質上直線状に延在し
且つ中間部にはトナー排出域が形成されているトナー搬
送路と、該第一のトナー受入れ域から該トナー搬送路の
片側部に移送された新しいトナーを該トナー排出域に搬
送するための第一のトナー搬送手段と、該第二のトナー
受入れ域から該トナー搬送路の他側部に移送されたリサ
イクルトナーを該トナー排出域に搬送するための第二の
トナー搬送手段とを含み、 該トナー搬送路中を延在する
回転軸が配設されており、該回転軸の片側部には第一の
螺旋羽根が形成され、該回転軸の他側部には第二の螺旋
羽根が形成され、該第一の螺旋羽根と該第二の螺旋羽根
とは巻き方向が逆であり、該第一の螺旋羽根は該第一の
トナー搬送手段を構成し、該第二の螺旋羽根は該第二の
トナー搬送手段を構成する、ことを特徴とする画像形成
機が提供される。
【0009】適実施形態においては、該トナー搬送路
はその長さ方向全体に渡って実質上同一の断面積を有
し、該第一の螺旋羽根の外径と該第二の螺旋羽根の外径
とは実質上同一であり、該第一の螺旋羽根のピッチと該
第二の螺旋羽根のピッチとの比率によって、該現像手段
に供給されるトナーにおける新しいトナーとリサイクル
トナーとの比率が規定される。該第一の螺旋羽根のピッ
チと該第二の螺旋羽根のピッチとは異なっていてよい。
該トナー供給手段には、該トナー搬送路の該片側部に沿
って配置された第一のトナー受入れ室と該トナー搬送路
の該他側部に沿って配置された第二のトナー受入れ室と
が形成されており、該第一のトナー受入れ室が該第一の
トナー受入れ域を規定し、該第二のトナー受入れ室が該
第二のトナー受入れ域を規定している、のが好適であ
る。好適には、該トナー供給手段は着脱自在に装着され
るトナーカートリッジを含み、該第一のトナー受入れ域
には該トナーカートリッジ内の新しいトナーが導入され
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に従って構成された
画像形成機の好適実施形態を図示している添付図面を参
照して、更に詳細に説明する。
【0011】図1には、本発明に従って構成された画像
形成機における主要構成要素が簡略に図示されている。
図示の画像形成機は、像担持手段を構成する回転ドラム
2を具備している。回転ドラム2の周表面には静電感光
体4が配設されている。矢印6で示す方向に回転せしめ
られる回転ドラム2の周囲には、順次に、静電潜像形成
域8、現像域10、転写域12及びクリーニング域14
が配設されている。静電潜像形成域8においては、帯電
用コロナ放電器16の作用によって静電感光体4の表面
が特定極性に一様に帯電され、次いで、矢印18で図式
的に示す如く、形成すべき画像に応じて静電感光体4に
光が照射され、かくして静電感光体4上に静電潜像が形
成される。現像域10においては、全体を番号20で示
す現像手段によって静電感光体4上に現像剤が適用さ
れ、静電潜像がトナー像に現像される。転写域12にお
いては、静電感光体4上のトナー像が、転写域12を通
して搬送されるシート部材(図示していない)上に転写
される。この際には、普通紙でよいシート部材の裏面
に、転写用コロナ放電器22から転写用放電電流が施さ
れる。クリーニング域14においては、全体を番号24
で示すクリーニング手段の作用によって、転写の後に静
電感光体4上に残留するトナーが静電感光体4から除去
される。
【0012】図1を参照して説明を続けると、現像手段
20は現像ハウジング26を含んでいる。この現像ハウ
ジング26は一体に形成された底壁28及び側壁30を
含んでいる。現像ハウジング26の前後方向(図1にお
いて紙面に垂直な方向)両端は夫々前端壁32(図2を
参照されたい)及び後端壁34によって閉じられてい
る。また、現像ハウジング26の上面には、カバー部材
35が連結されている。底壁28には2個の弧状部36
及び38が形成されている。弧状部36と弧状部38と
の間には実質上鉛直に上方に延びる仕切壁40が形成さ
れており、現像ハウジング26内には仕切壁40の片側
に位置する第一の現像剤搬送路42と仕切壁40の他側
に位置する第二の現像剤搬送路44とが区画され
る。第一の現像剤搬送路42と第二の現像剤搬送路44
とは図1において紙面に垂直な方向に延在せしめられて
いる。仕切壁40は現像ハウジング26の前後方向両端
部には存在せず、第一の現像剤搬送路42と第二の現像
剤搬送路44とは現像ハウジング26の前端部と後端部
との双方においては相互に連通せしめられている。第一
の現像剤搬送路42内には第一の現像剤搬送手段46が
配設されており、第二の現像剤搬送路44内には第二の
現像剤搬送手段48が配設されている。第一の現像剤搬
送手段46は矢印50で示す方向に回転駆動される螺旋
羽根52を含んでおり、同様に第二の現像剤搬送手段4
8も矢印54で示す方向に回転駆動される螺旋羽根56
を含んでいる。現像ハウジング26の、第1図において
左端部には、現像剤適用手段58が配設されている。こ
の現像剤適用手段58は矢印60で示す方向に回転駆動
される回転スリーブ部材62とこのスリーブ部材62内
に配置された静止永久磁石部材64とから構成されてい
る。かような現像剤適用手段58の一部は、底壁28と
カバー部材35との間に形成されている開口を通って外
部に突出せしめられている。カバー部材35の自由端縁
は、スリーブ部材62の外周面に近接して位置せしめら
れており、スリーブ部材62の外周面に保持されて現像
域10に搬送される現像剤66の層厚さを規制する規制
手段として機能する。図1と共に図2を参照することに
よって理解される如く、底壁28の弧状部36及び38
並びに側壁30は、前方(図2において左下方)に突出
せしめられている。そして、かかる突出部には、弧状部
38の片側縁(図1において左側縁)から上方に延びる
付加側壁(図示していない)が一体に形成されている。
また、上記突出部の上面には付加カバー部材68が連結
されている。付加カバー部材68にはトナー導入開口7
0が形成されている。第一の現像剤搬送路42及び第二
の現像剤搬送路44は突出部内にも延在せしめられてお
り、トナー導入開口70は第二の現像剤搬送路44の前
端部の上方に位置せしめられている。図1に明確に図示
する如く、現像ハウジング26の底壁28における弧状
部38には開口が形成されており、かかる開口にはトナ
ー濃度検出器72が配設されている。トナー濃度検出器
72は現像剤66の透磁率を検出する周知の形態のもの
でよい。
【0013】上述したとおりの現像手段20において
は、現像ハウジング26内に所要量の現像剤66が収容
される。かかる現像剤66はトナーと共にキャリア粒子
を含んでいる。第一の現像剤搬送手段46及び第二の現
像剤搬送手段48が回転駆動されると、現像ハウジング
26内に収容されている現像剤66は、図2に矢印74
で示す如く第一の現像剤搬送路42内を後方に向けて搬
送され、後端部において第一の現像剤搬送路42から第
二の現像剤搬送路44に移送され、次いで図2に矢印7
6で示す如く第二の現像剤搬送路44内を前方に向けて
搬送され、前端部において第二の現像剤搬送路44から
第一の現像剤搬送路42に移送される。現像剤66が第
一の現像剤搬送路42及び第二の現像剤搬送路44を通
して搬送される間には、トナーとキャリア粒子とが攪
拌、混合されてトナーが特定極性に帯電される。現像剤
適用手段58は、静止永久磁石部材64が生成する磁界
の作用によってスリーブ部材62上に現像剤66を保持
する。スリーブ部材62上に保持された現像剤66は、
スリーブ部材62の回転に付随して現像域10に搬送さ
れ、回転ドラム2の周表面に配設されている静電感光体
4に施される。かくして、静電感光体4上の静電潜像が
トナー像に現像される。現像の遂行によってトナーが消
費され、現像剤66中のトナー濃度が所定値以下になる
と、トナー濃度検出器72がこれを検出する。かくする
と、後に詳述するトナー供給手段が作用せしめられて、
トナー導入開口70を通して現像ハウジング26内にト
ナーが供給される。
【0014】図1を参照して説明を続けると、クリーニ
ング手段24はクリーニングハウジング78を含んでい
る。このクリーニングハウジング78は一体に形成され
た底壁80及び側壁82を含んでいる。クリーニングハ
ウジング78の前後方向(図1において紙面に垂直な方
向)両端は夫々前端壁及び後端壁(図示していない)に
よって閉じられている。また、クリーニングハウジング
78の上面には、カバー部材84が連結されている。こ
のカバー部材84には幾分右方に傾斜して下方に突出す
る突出片86が配設されており、この突出片86にクリ
ーニングブレード88の上端部が固定されている。合成
ゴムから形成することができるクリーニングブレード8
8の自由端は、回転ドラム2上の静電感光体4に押圧せ
しめられている。クリーニングハウジング78の上記底
壁80の先端縁、即ち図1において右端縁には、合成樹
脂フィルムから形成することができるシール片90の下
端部が固定されている。このシール片90は上方に延
び、その自由端部は回転ドラム2上の静電感光体4に接
触せしめられている。クリーニングハウジング78の下
部にはトナー排出手段92が配設されている。このトナ
ー排出手段92は前後方向に延びる螺旋コイルから構成
されている。後に更に言及する如く、トナー排出手段9
2はクリーニングハウジング78の前端壁(図示してい
ない)に形成されている排出開口(図示していない)を
通って前方に延出せしめられている。トナー排出手段9
2は矢印94で示す方向に回転駆動される。
【0015】上述したとおりのクリーニング手段24に
おいては、クリーニングブレード88の自由端部が矢印
6で示す方向に回転せしめられる回転ドラム2上の静電
感光体4に作用して、静電感光体4上から残留トナーを
掻き落とす。シール片90は掻き落とされたトナーがク
リーニングハウジング78から下方に散逸するのを防止
し、掻き落とされたトナーはクリーニングハウジング7
8の下部に収集される。矢印94で示す方向に回転駆動
されるトナー排出手段92は、トナーを前方に搬送し、
クリーニングハウジング78の前端壁に形成されている
排出開口を通してクリーニングハウジング78から排出
し、後述するトナー供給手段における第二のトナー受入
れ室に導入する。
【0016】図1と共に図2を参照することによって理
解される如く、回転ドラム2、帯電用コロナ放電器1
6、現像手段20及びクリーニング手段24は、所要と
おりに組み合わされて1個のユニット96を構成してい
る。そして、かかるユニット96が画像形成機の主ハウ
ジング(図示していない)の所定位置に装着される。図
1に図示する転写用コロナ放電器22は、ユニット96
とは別個に主ハウジングの所要位置に装着される。
【0017】而して、図示の画像形成機における上述し
た構成は既に公知の形態でよく、本発明に従って改良さ
れた画像形成機における新規な特徴を構成するものでは
なく、それ故に、図示の画像形成機における上述した構
成についての詳細な説明は本明細書においては省略す
る。
【0018】図2を参照して説明を続けると、上記ユニ
ット96には、本発明に従って改良された、全体を番号
98で示すトナー供給手段も装着されている。図2に明
確に図示する如く、ユニット96は直立支持基板100
を含んでおり、回転ドラム2はこの支持基板100の後
側に装着されている。現像手段20における底壁20の
弧状部36及び38並びに側壁30は、支持基板100
に形成されている切欠を通って前方に突出せしめられて
いる。また、クリーニング手段24におけるトナー排出
手段92は、支持基板100を貫通して延びる短円筒体
102を通って前方に延びている。トナー供給手段98
は、支持基板100の前側に位置せしめられている。
【0019】図2及び図3を参照して説明すると、本発
明に従って改良された図示のトナー供給手段98は、適
宜の合成樹脂から形成することができるケース104を
含んでいる。このケース104は上記支持基板100に
固定されている。ケース104には、第一のトナー受入
れ室106、第二のトナー受入れ室108及びトナー搬
送路110が形成されている。第一のトナー受入れ室1
06と第二のトナー受入れ室108とは並列配置されて
いる。トナー搬送路110はケース104の後端部を一
直線状に延在せしめられており、トナー搬送路110の
片側部は第一のトナー受入れ室106に隣接して延び、
他側部は第二のトナー受入れ室108に隣接して延びて
いる。
【0020】図2及び図3と共に図4を参照して説明す
ると、第一のトナー受入れ室106は比較的浅く、その
底壁は横断面において略弧状の弧状部112と実質上水
平に延在する水平部114を有する。第一のトナー受入
れ室106の後端(図4において右端)は、トナー搬送
路110の片側部に直接的に連通せしめられている。か
ような第一のトナー受入れ室106は新しいトナーが導
入される第一のトナー受入れ域を規定する。ケース10
4上には、第一のトナー受入れ室106の上方に位置す
るトナーカートリッジ装着フレーム116が装着されて
いる。このフレーム116は全体して略U字形状であ
る。かかるフレーム116にはトナーカートリッジ11
8(図4)が着脱自在に装着される。フレーム116に
トナーカートリッジ118を装着した後に、トナーカー
トリッジ118の下端面に形成されている排出口が開封
され、トナーカートリッジ118内に収容されている新
しいトナーが、第一のトナー受入れ室106内に排出さ
れる。フレーム116及びこれに装着されるトナーカー
トリジ118自体は周知の形態のものでよく、従ってこ
れらについての詳細な説明は省略する。
【0021】図2乃至図4を参照して説明を続けると、
第一のトナー受入れ室106内には、底壁の弧状部11
2の上方を実質上水平に延びる回転軸120が装着され
ている。この回転軸120は適宜の伝動要素(図示して
いない)を介して、ケース104の片側面に装着された
電動モータ122に駆動連結されている。回転軸120
には、横断面形状が略扇形である移送部材124が回転
自在に装着されている。回転軸120の一端部には半径
方向に突出した突出片126が形成されている。一方、
移送部材124にはその軸線方向片端面から軸線方向に
突出する突出片128が形成されている。回転軸120
の突出片126の軸線方向位置と移送部材124の突出
片128の軸線方向位置とは整合せしめられている。移
送部材124の周方向片側部には錘130が配設されて
おり、移送部材124の周方向他側部には永久磁石13
2が配設されている。第一のトナー受入れ室106の前
壁には磁気センサー134が配設されている。第一のト
ナー受入れ室106内には、更に、底壁の水平部114
の上方を軸線方向に延びる細長いストリップ片136
が、図4において実線で示す第一の角度位置と二点鎖線
で示す第二の角度位置との間を往復旋回動自在に装着さ
れている。このストリップ片136も適宜の伝動要素
(図示していない)を介して上記電動モータ122に駆
動連結されている。
【0022】後に更に言及する如く、現像手段20の現
像ハウジング26内に存在する現像剤66中のトナー濃
度が所定値以下に低下したことを上記トナー濃度検出器
72が検出すると、電動モータ122が付勢される。か
くすると、回転軸120が矢印138で示す方向に回転
せしめられ、そしてまたストリップ片136が上記第一
の角度位置と上記第二の角度位置との間を往復旋回動せ
しめられる。回転軸120の突出片126が移送部材1
24の突出片128に当接する故に、回転軸120が矢
印138で示す方向に回転せしめられると、移送部材1
24も矢印138で示す方向に回転せしめられる。図4
を参照することによって理解される如く、移送部材12
4が矢印138で示す方向に回転せしめられると、底壁
の弧状部112上に存在するトナーが移送部材124に
よって底壁の水平部114上に移送される。上記第一の
角度位置と上記第二の角度位置との間を往復旋回動せし
められるストリップ片136は、底壁の水平部114上
でトナーが塊状に固化するのを防止するとともに、上記
第一の角度位置から上記第二の角度位置に旋回動せしめ
られる際に、底壁の水平部114上に存在するトナー
を、トナー搬送路110の片側部内に移送する。トナー
濃度検出器72が検出する現像ハウジング26内のトナ
ー濃度が所定値以上に上昇すると、回転軸120が図4
に図示する角度位置になった時点で、電動モータ122
が除勢される。第一のトナー受入れ室106内、特に底
壁の弧状部112上に充分なトナーが存在する場合に
は、移送部材124の回転に対してトナーが抵抗し、従
って移送部材124が回転軸120の回転に付随して略
一定の回転速度で回転せしめられる。従って、移送部材
124の周方向他側部に配設されている磁石132は、
略一定の回転速度で磁気センサー134を通過する。し
かしながら、トナーカートリッジ118内のトナーが実
質上全て消費され、そして底壁の弧状部112上に充分
な量のトナーが存在しなくなると、移送部材124の回
転に対するトナーの抵抗が低減せしめられる。この場合
には、回転軸120の回転に付随して移送部材124
が、図4に図示する角度位置から略120度回転せしめ
られ、移送部材124に配設されている錘130が最上
位を越えると、錘130に起因して移送部材124の重
心は偏心して位置せしめられている故に、移送部材12
4は急激に図4に実線で示す位置まで回転せしめられ、
従って移送部材124の周方向他側部に配設されている
磁石132は高回転速度で磁気センサー134を通過す
るようになる。従って、電動モータ122が付勢された
時点から磁気センサー134が磁石132を検出するま
での時間間隔が相当短くなる。トナー供給手段98に
は、電動モータ122が付勢された時点から磁気センサ
ー134が磁石132を検出するまでの時間間隔を計測
する計測手段(図示していない)が配設されており、上
記時間間隔が所定値以下になったら信号を生成する。そ
して、かかる信号が生成されたら、トナーカートリッジ
118を新しいものに交換すべきであることを示すラン
プ(図示していない)が点灯される。
【0023】図2及び図3と共に図5を参照して説明す
ると、第二のトナー受入れ室108は比較的深く、横断
面において略半円形状である底壁138を有する。第二
のトナー受入れ室108の後端(図5において右端)
は、トナー搬送路110の他側部に連通せしめられてい
る。かような第二のトナー受入れ室108は上記クリー
ニング手段24から排出されたリサイクルトナーが導入
される第二のトナー受入れ域を規定する。図3及び図5
を参照することによって理解される如く、第二のトナー
受入れ室108には、その片側部の下部から実質上水平
に後方(図3において上方、図5において右方)に突出
する円筒部140が付設されている。この円筒部140
内には、第二のトナー受入れ室108に連通するリサイ
クルトナー導入路が規定されている。支持基板100に
配設されている上記短円筒体102(図2)の先端は円
筒部140内に挿入され、かくして上記クリーニング手
段24のクリーニングハウジング78が短円筒体102
及び円筒部140を介して第二のトナー受入れ室108
に連通せしめられる。図1も参照して説明すると、クリ
ーニング手段24に配設されている上記トナー排出手段
92の先端部は短円筒体102を貫通して円筒部140
内に延びている。従って、トナー排出手段92が図1に
矢印94で示す方向に回転駆動せしめられると、クリー
ニングハウジング78内のトナーがクリーニングハウジ
ング78から排出され、短円筒体102及び円筒部14
0を通して第二のトナー受入れ室108内に導入され
る。
【0024】図2、図3及び図5を参照して説明を続け
ると、第二のトナー受入れ室108内には実質上水平に
延びる回転軸142が装着されている。この回転軸14
2は適宜の伝動要素(かかる伝動要素はトナー搬送路1
10に配設されている後述する回転軸を含んでいる)を
介して上記電動モータ122に駆動連結されている。回
転軸142には移送部材144が一体に形成されてい
る。この移送部材144は、軸線方向に間隔をおいて直
径状に延びる4本のリブ146を有する。4本のリブ1
46の両突出端には夫々軸線方向に延びるリブ148が
連結されている。そして、リブ148の各々には合成樹
脂フィムル片150が固定されている。フィルム片15
0の各々は、回転軸142の矢印152で示す回転方向
に対して反対方向に傾斜して半径方向外方に、リブ14
8から延びている。移送部材144は、更に、回転軸1
42の片端部を直径状に延びる板状片153を含んでい
る。この板状片153の軸線方向内側縁は直径状に延び
る上記4本のリブ148の内の1本に接続されている。
板状片153は上記円筒部140の上方に位置せしめら
れている。第二のトナー受入れ室108の上面は、ケー
ス104の上面に装着されるカバー部材154によって
閉じられている。
【0025】上述したとおり、第二のトナー受入れ室1
08内には、クリーニング手段24のクリーニングハウ
ジング78から排出されたリサイクルトナーが導入され
る。電動モータ122が付勢されて回転軸142が矢印
152で示す方向に回転駆動せしめられると、フィルム
片150の先端縁が底壁138を摺擦して、第二のトナ
ー受入れ室108内に存在するリサイクルトナーをトナ
ー搬送路110内に移送する。移送部材144の板状片
153は、円筒部140を通して第二のトナー受入れ室
108の底部に導入されたリサイクルトナーを上昇せし
める。
【0026】図2及び図3と共に図6を参照して説明す
ると、トナー搬送路110は比較的浅く、略半円形状の
底壁156(図4及び図5を参照されたい)を有する。
直線状に延びるトナー搬送路110は、第一のトナー受
入れ室106に沿って延びる片側部と第二のトナー受入
れ室108に沿って延びる他側部との間に位置する中間
部158(図3)を含み、この中間部158がトナー排
出域を規定している。中間部158においては、底壁1
56にトナー排出開口160が形成されている。このト
ナー排出開口160は、上述した現像手段20における
トナー導入開口70(図2)に整合してその上方に位置
せしめられている。
【0027】トナー搬送路110には、これに沿って実
質上水平に延びる回転軸162が装着されている。この
回転軸162は適宜の伝動要素(図示していない)を介
して上記電動モータ122に駆動連結されている。第二
のトナー受入れ室108に配設されている上記回転軸1
42は適宜の伝動要素(図示していない)を介して回転
軸162に駆動連結されており、従って上記回転軸14
2は回転軸162を介して上記電動モータ122に駆動
連結されている。回転軸162の片側部、即ち第一のト
ナー受入れ室106に沿って延びる部分には、第一の螺
旋羽根164が配設されている。回転軸162の他側
部、即ち第二のトナー受入れ室108に沿って延びる部
分には、第二の螺旋羽根166が配設されている。図示
の具体例においては、第一の螺旋羽根164の外径と第
二の螺旋羽根166の外径とは実質上同一である。しか
しながら、第一の螺旋羽根164のピッチPaと第二の
螺旋羽根166のピッチPbとは異なっており、Pb=
2Paに設定されている。回転軸162の中間部、即ち
トナー搬送路110の中間部158に位置する部分に
は、半径方向に突出した板状片であるパドル168が配
設されている。トナー搬送路110の、第一のトナー受
入れ室106に沿って延びる片側部の上面は、上記フレ
ーム116によって閉じられ、トナー搬送路110の、
第二のトナー受入れ室108に沿って延びる他側部の上
面は、上記カバー部材154によって閉じられ、そして
トナー搬送路110の、トナー排出域を規定している中
間部158の上面は、ケース104の上面に装着される
カバー部材170によって閉じられている。
【0028】電動モータ122が付勢されると、回転軸
162が矢印172で示す方向に回転駆動せしめられ
る。かくすると、第一のトナー受入れ室106からトナ
ー搬送路110の片側部に移送されたトナー(かかるト
ナーはトナーカートリッジ118から第一のトナー受入
れ室106に導入された新しいトナーである)が、第一
の螺旋羽根164による搬送作用によってトナー搬送路
110の中間部158に搬送される。同時に、第二のト
ナー受入れ室108からトナー搬送路110の他側部に
移送されたトナー(かかるトナーはクリーニング手段2
4から第二のトナー受入れ室108に導入されたリサイ
クルトナーである)が、第二の螺旋羽根166による搬
送作用によってトナー搬送路110の中間部158に搬
送される。従って、第一の螺旋羽根164は、第一のト
ナー受入れ室106に導入された新しいトナーをトナー
搬送路110の中間部158に規定されているトナー排
出域に搬送するための第一のトナー搬送手段を構成し、
第二の螺旋羽根166は、第二のトナー受入れ室108
に導入されたリサイクルトナーをトナー搬送路110の
中間部158に規定されているトナー排出域に搬送する
ための第二のトナー搬送手段を構成する。第一の螺旋羽
根164によってトナー排出域に搬送された新しいトナ
ーと第二の螺旋羽根166によってトナー排出域に搬送
されたリサイクルトナーとは、トナー排出域において混
合せしめられると共に、トナー排出開口160から排出
され、トナー導入開口70(図2)を通して現像手段2
0に供給される。回転軸162に配設されているパドル
168は、トナー排出域に搬送されたトナーをトナー排
出開口160に向けて流動せしめて、トナー排出開口1
60を通してのトナーの排出を促進する。
【0029】上述したトナー供給手段98の作用を要約
して説明すると、次のとおりである。現像ハウジング2
6内に存在する現像剤66中のトナー濃度が所定値以下
になったことをトナー濃度検出器72が検出すると、電
動モータ122が付勢される。かくすると、回転軸16
2が矢印172で示す方向に回転駆動され、トナー搬送
路110の片側部に存在する新しいトナーが第一の螺旋
羽根164によってトナー排出域に搬送されると共に、
トナー搬送路110の他側部に存在するリサイクルトナ
ーが第二の螺旋羽根166によってトナー排出域に搬送
され、かかる新しいトナーとリサイクルトナーとが混合
されてトナー排出開口160及びトナー導入開口70を
通して現像ハウジング26に供給される。同時に、第一
のトナー受入れ室106内に存在する新しいトナーが、
矢印138で示す方向に回転せしめられる移送部材12
4及び往復旋回動せしめられるストリップ片136によ
ってトナー搬送路110の片側部に移送される。また、
第二のトナー受入れ室108内に存在するリサイクルト
ナーが、矢印152で示す方向に回転せしめられる移送
部材144によってトナー搬送路110の他側部に移送
される。
【0030】第一のトナー受入れ室106内に充分な量
の新しいトナーが存在し、トナー搬送路110の片側部
には充分な量の新しいトナーが移送され、また第二のト
ナー受入れ室108内に充分な量のリサイクルトナーが
存在し、トナー搬送路110の他側部には充分な量のリ
サイクルトナーが移送される限り、トナー排出開口16
0を通して排出されるトナー、従ってトナー導入開口7
0を通して現像手段20に導入されるトナーにおける、
新しいトナーとリサイクルトナーとの比率は、第一の螺
旋羽根164によるトナー排出域への新しいトナーの搬
送量と第二の螺旋羽根166によるトナー排出域へのリ
サイクルトナーの搬送量によって規定される。図示の実
施形態においては、第一の螺旋羽根164と第二の螺旋
羽根166とは共通の回転軸162に配設されており、
従って第一の螺旋羽根164の回転数と第二の螺旋羽根
166の回転数とは同一である。また、上述したとお
り、第一の螺旋羽根164の外径と第二の螺旋羽根16
6の外径とも実質上同一である。従って、第一の螺旋羽
根164の搬送量と第二の螺旋羽根166の搬送量との
比率は、第一の螺旋羽根164のピッチPaと第二の螺
旋羽根166のピッチPbとによって規定され、1:2
である。即ち、図示の実施形態においては、現像手段2
0に供給されるトナーにおける新しいトナーとリサイク
ルトナーとの比率は1:2である。現像手段20に供給
されるトナーにおける新しいトナーとリサイクルトナー
との比率は、リサイクルトナーが導入される第二のトナ
ー受入れ室108の容積、現像手段20による現像の品
質等に応じて適宜に設定することができる。現像手段2
0に供給されるトナーにおけるリサイクルトナーの比率
を過剰に低減せしめると、第二のトナー受入れ室10
8、クリーニングハウジング78(図1)或いはクリー
ニングハウジング78と第二のトナー受入れ室108を
接続している短円筒体102及び円筒部140からトナ
ーが溢れてしまう、という許容し得ない自体が発生す
る。他方、現像手段20に供給されるトナーにおけるリ
サイクルトナーの比率を過剰に増大せしめると、現像手
段20による現像の品質が過剰に低下してしまう。図示
の実施形態では、第一の螺旋羽根164と第二の螺旋羽
根166とを共通の回転軸162に配設しているが、所
望ならば、第一の螺旋羽根164と第二の螺旋羽根16
6とを別個の回転軸に配設し、夫々の回転軸の回転数を
適宜設定して、第一の螺旋羽根164による新しいト
ナーの搬送量と第二の螺旋羽根166によるリサイクル
トナーの搬送量との比率を調整することもできる。
【0031】
【発明の効果】本発明の画像形成機においては、第一の
トナー搬送手段による新しいトナーの搬送量と第二のト
ナー搬送手段によるリサイクルトナーの搬送量とによっ
て、現像手段に供給されるトナーにおける新しいトナー
とリサイクルトナーとの比率が所望範囲に制御され得
る。第一のトナー搬送手段と第二のトナー搬送手段の関
する構成は比較的簡潔なものでよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成された画像形成機における
主要構成要素を簡略に示す簡略断面図。
【図2】図1に示す画像形成機における主要構成要素を
示す分解斜面図。
【図3】図1に示す画像形成機におけるトナー供給手段
を示す平面図。
【図4】図3の線A−Aにおける断面図。
【図5】図3の線B−Bにおける断面図。
【図6】図3の線C−Cにおける断面図。
【符号の説明】
2:回転ドラム(像担持手段) 4:静電感光体 8:静電潜像形成域 10:現像域 12:転写域 14:クリーニング域 16:帯電用コロナ放電器 20:現像手段 22:転写用コロナ放電器 24:クリーニング手段 70:トナー導入開口 92:トナー排出手段 96:ユニット 98:トナー供給手段 104:ケース 106:第一のトナー受入れ室(第一のトナー受入れ
域) 108:第二のトナー受入れ室(第二のトナー受入れ
域) 110:トナー搬送路 118:トナーカートリッジ 120:回転軸 124:移送部材 136:ストリップ片 142:回転軸 144:移送部材 158:トナー搬送路の中間部(トナー排出域) 160:トナー排出開口 164:第一の螺旋羽根(第一のトナー搬送手段) 166:第二の螺旋羽根(第二のトナー搬送手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/08 112 G03G 15/08 110 G03G 15/08 507 G03G 21/10

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持手段と、該像担持手段上に静電潜
    像を形成するための静電潜像形成手段と、該像担持手段
    上の静電潜像をトナー像に現像するための現像手段と、
    該像担持手段上のトナー像をシート部材上に転写するた
    めの転写手段と、転写の後に該像担持手段上に残留する
    トナーを該像担持手段から除去するためのクリーニング
    手段と、該現像手段にトナーを供給するためのトナー供
    給手段とを具備する画像形成機において、 該トナー供給手段は、新しいトナーが導入される第一の
    トナー受入れ域と、該クリーニング手段によって該像担
    持手段から除去されたリサイクルトナーが導入される第
    二のトナー受入れ域と、実質上直線状に延在し且つ中間
    部にはトナー排出域が形成されているトナー搬送路と、
    該第一のトナー受入れ域から該トナー搬送路の片側部に
    移送された新しいトナーを該トナー排出域に搬送するた
    めの第一のトナー搬送手段と、該第二のトナー受入れ域
    から該トナー搬送路の他側部に移送されたリサイクルト
    ナーを該トナー排出域に搬送するための第二のトナー搬
    送手段とを含み、 該トナー搬送路中を延在する回転軸が配設されており、
    該回転軸の片側部には第一の螺旋羽根が形成され、該回
    転軸の他側部には第二の螺旋羽根が形成され、該第一の
    螺旋羽根と該第二の螺旋羽根とは巻き方向が逆であり、
    該第一の螺旋羽根は該第一のトナー搬送手段を構成し、
    該第二の螺旋羽根は該第二のトナー搬送手段を構成す
    る、 ことを特徴とする画像形成機。
  2. 【請求項2】 該トナー搬送路はその長さ方向全体に渡
    って実質上同一の断面積を有し、該第一の螺旋羽根の外
    径と該第二の螺旋羽根の外径とは実質上同一であり、該
    第一の螺旋羽根のピッチと該第二の螺旋羽根のピッチと
    の比率によって、該現像手段に供給されるトナーにおけ
    る新しいトナーとリサイクルトナーとの比率が規定され
    る、請求項記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 該第一の螺旋羽根のピッチと該第二の螺
    旋羽根のピッチとは異なっている、請求項記載の画像
    形成機。
  4. 【請求項4】 該トナー供給手段には、該トナー搬送路
    の該片側部に沿って配置された第一のトナー受入れ室と
    該トナー搬送路の該他側部に沿って配置された第二のト
    ナー受入れ室とが形成されており、該第一のトナー受入
    れ室が該第一のトナー受入れ域を規定し、該第二のトナ
    ー受入れ室が該第二のトナー受入れ域を規定している、
    請求項1から3までのいずれかに記載の画像形成機。
  5. 【請求項5】 該トナー供給手段は着脱自在に装着され
    るトナーカートリッジを含み、該第一のトナー受入れ域
    には該トナーカートリッジ内の新しいトナーが導入され
    る、請求項1からまでのいずれかに記載の画像形成
    機。
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