JP3313388B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (目次) ・産業上の利用分野 ・従来の技術(図6) ・発明が解決しようとする課題(図7) ・課題を解決するための手段(図1) ・作用 ・実施例(図2〜図5) ・発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の製造方法
に関し、更に詳しく言えば、自己整合型のバイポーラト
ランジスタを有する半導体装置に関する。
【0003】バイポーラトランジスタを有する半導体装
置は、高速化・微細化を図るため、自己整合型のバイポ
ーラトランジスタが採用されるようになっている。しか
し、更なる高速化を図るため、改良が望まれている。
【0004】
【従来の技術】図6(a),(b)は、従来例の製造方
法により形成された自己整合型のバイポーラトランジス
タを有する半導体装置の断面図で、図6(b)は図6
(a)の内部ベース領域層付近の拡大図と、内部ベース
領域層の表層の横方向(x方向)の導電型不純物濃度分
布とを示す。
【0005】1はコレクタ領域層となるシリコン基板、
2は素子分離領域のシリコン基板1表面に選択的に形成
された素子分離絶縁膜である。3は外部ベース領域層4
に接続されている、ポリシリコン膜からなるベース引出
し電極、5はベース引出し電極3上の層間絶縁膜で、ポ
リシリコン膜及び絶縁膜を全面に形成した後、素子分離
領域に囲まれた素子領域内であって、内部ベース領域層
/エミッタ領域層を形成すべき領域のポリシリコン膜及
び絶縁膜を除去して開口部6を形成することにより形成
されている。4はベース引出し電極3下の素子領域内の
シリコン基板1に形成されたドーナツ状の外部ベース領
域層で、ベース引出し電極3のポリシリコン膜に含まれ
る高濃度の導電型不純物を加熱処理によりシリコン基板
1に導入することにより形成されている。7は外部ベー
ス領域層4の内側であって、外部ベース領域層4に隣接
して形成された内部ベース領域層で、開口部6を介して
シリコン基板1に低濃度の導電型不純物を導入すること
により形成されている。8は開口部の側壁に形成された
側壁絶縁膜、9は開口部6内の側壁絶縁膜8の膜厚だけ
内側のシリコン基板21表面であって、内部ベース領域
層7内に形成されたエミッタ領域層、10はエミッタ領
域層9と接続して形成されたエミッタ電極、11は層間
絶縁膜5の開口部を介してベース引出し電極3と接続す
るベース配線層である。
【0006】以上のようなバイポーラトランジスタで
は、内部ベース領域層の表層の横方向(x方向)の導電
型不純物濃度分布が、図6(b)の下の図に示すように
なっており、エミッタ領域層9と外部ベースベース領域
層4とは殆ど重なっていない。このため、十分なエミッ
タ/ベース間の逆方向ブレークダウン電圧(以下、EB
間逆耐圧と称する)が得られる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のバイ
ポーラトランジスタの高速化を図るべく、コレクタ−ベ
ース間の寄生容量(以下、Ccbと称する)を低減し、
かつ高密度化を図るべく、パターンを微細化しようとす
る場合、主な対策として外部ベース領域層4の領域幅と
ともに内部ベース領域層7の領域幅を狭くすることが考
えられる。このため、特に、図7(a),(b)に示す
ように、開口部6aの側壁絶縁膜8aの膜厚を薄くし
て、エミッタ領域層9aと外部ベース領域層4aとの間
の内部ベース領域層7aの幅を狭くする必要がある。
【0008】しかし、内部ベース領域層7aに隣接する
外部ベース領域層4aは加熱処理による拡散現象を用い
てポリシリコン膜3a中の導電型不純物を導入すること
により形成されているので、外部ベース領域層4aの高
濃度層は内部ベース領域層7a内に広がっている。この
ため、エミッタ領域層9aと外部ベース領域層4aとの
間の内部ベース領域層7aの幅を狭くした場合、内部ベ
ース領域層7aの表層の横方向(x方向)の導電型不純
物の濃度分布を表す図7(b)に示すように、エミッタ
領域層9aと外部ベース領域層4aの高濃度層とが交差
するので、EB間逆耐圧が小さくなる。従って、過電圧
耐量が低下する等の問題がある。
【0009】本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑み
て創作されたものであり、EB間逆耐圧の低下を防止し
つつ、パターンの微細化及びCcbの低減を図ることが
できる半導体装置の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、半導体装置の製造方法に係
り、一導電型の半導体基体の上に反対導電型不純物の導
入された第1の半導体膜及び第1の絶縁膜を順次形成す
る工程と、内部ベース領域層を形成すべき領域の前記第
1の半導体膜及び第1の絶縁膜に開口部を形成した後、
加熱処理により前記第1の半導体膜内の反対導電型不純
物を前記半導体基体に導入し、前記開口部の底部に延在
する外部ベース領域層を形成する工程と、前記開口部を
介して前記半導体基体に反対導電型不純物を導入し、前
記開口部の底部に延在する外部ベース領域層と重なる内
部ベース領域層を形成する工程と、前記開口部の側壁に
露出する第1の半導体膜を被覆してノンドープの第2の
絶縁膜を形成する工程と、前記第2の絶縁膜をエッチン
グして、前記第1の半導体膜の側壁に、前記第2の絶縁
膜からなる側壁絶縁膜を形成する工程と、前記開口部を
被覆して一導電型不純物が導入された第2の半導体膜を
形成する工程と、前記側壁絶縁膜直下の外部ベース領域
層に含まれる反対導電型不純物を前記側壁絶縁膜に取り
込む加熱処理を行って、前記延在する外部ベース領域層
の反対導電型不純物濃度を低下させる工程と、その後、
新たな加熱処理により該第2の半導体膜中の一導電型不
純物を該内部ベース領域層内に導入してエミッタ領域層
を形成する工程とを有することを特徴とし、請求項2記
載の発明は、請求項1記載の半導体装置の製造方法に係
り、前記外部ベース領域層の反対導電型不純物はボロン
であり、かつ前記第2の絶縁膜はシリコン酸化膜である
ことを特徴とし、請求項3記載の発明は、請求項1又は
2記載の半導体装置の製造方法に係り、前記側壁絶縁膜
直下の外部ベース領域層に含まれる反対導電型不純物を
前記側壁絶縁膜に取り込む加熱処理は、水素ガス及び酸
素ガスを含む混合ガス中で行うことを特徴としている。
【0011】
【作 用】本発明の半導体装置の製造方法によれば、図
1(b)に示すように、外部ベース領域層25及び内部
ベース領域層26を形成し、開口部24の側壁に第2の
絶縁膜27を形成した後、処理ガス、例えば水素及び酸
素を含む処理ガス雰囲気中で加熱している。
【0012】ところで、水素及び酸素を含む処理ガス雰
囲気中での加熱により、半導体基板内の導電型不純物は
半導体基板に接する絶縁膜内に取り込まれ、半導体基板
内の導電型不純物濃度は低下することが知られている。
このことは、特に、ボロンが導入されたシリコン基板と
シリコン基板上のシリコン酸化膜との構成の場合に顕著
である。
【0013】これにより、開口部24の側壁の第2の絶
縁膜27直下であって、エミッタ領域層29に隣接する
内部ベース領域層26に延在する比較的高濃度の外部ベ
ース領域層25の反対導電型不純物濃度を低下させるこ
とができる。このため、側壁の第2の絶縁膜27を薄く
して外部ベース領域層25とエミッタベース接合とを近
づけてもEB間逆耐圧の低下を防止することができる。
これによって、内部ベース領域層26形成のための開口
部24の幅が縮小化でき、従って外部ベース領域層25
の幅も縮小化が可能となり、ベース領域全体の幅の縮小
化が可能となる。
【0014】これにより、EB間逆耐圧の低下を防止し
つつ、パターンの微細化及びCcbの低減を図ることが
できる。
【0015】
【実施例】次に、図面を参照しながら本発明の実施例に
ついて説明する。図2(a)〜(c),図3(d)〜
(f),図4(g)〜(i),図5(j)は、本発明の
実施例の自己整合型バイポーラトランジスタの製造方法
について説明する図で、図2(a),図4(i),図5
(j)は素子形成領域全体を示す断面図、そのほかの図
は内部ベース領域層の近辺の拡大断面図を示す。また、
図2(c),図4(g),(h)の右側に、内部ベース
領域層の表層の横方向の導電型不純物濃度分布を示す。
【0016】図2(a)は、外部ベース領域層が形成さ
れる前であって、内部ベース領域層を形成すべき領域に
シリコン膜(第1の半導体膜)/シリコン酸化膜(第1
の絶縁膜)の開口部が形成された後の状態を示す断面図
である。図中符号31はp型のシリコン基板、32はシ
リコン基板31に高濃度のアンチモン(Sb)がイオン
注入又は熱拡散等により導入されたn型の埋込み層、3
3はシリコン基板31上の埋込み層32上にエピタキシ
ャル成長により形成された低濃度のn型のシリコン層、
34は選択酸化法により形成された素子分離領域のフィ
ールド絶縁膜、35は素子分離を行うために形成された
分離溝で、内壁には絶縁膜が形成され、シリコン膜が埋
め込まれている。また、埋め込まれたシリコン膜上には
絶縁膜が形成されている。36は素子形成領域のコレク
タ引出し領域層37と外部ベース引き出し領域層とを分
離するフィールド絶縁膜であり、以上が半導体基体を構
成する。38はベース引出し電極となる、ドーズ量3×
1015cm-2のイオン注入によりボロン粒子が高濃度に
ドープされている膜厚約3000Åのシリコン膜(第1の半
導体膜)、39はシリコン膜38及び全面を被覆する膜
厚約3000Åのシリコン酸化膜(第1の絶縁膜)で、とも
にCVD(化学気相成長)法により形成されている。フ
ィールド絶縁膜34,36間の素子形成領域であって、
内部ベース領域層を形成すべき領域上のシリコン膜38
及びシリコン酸化膜39に開口部40が形成されてい
る。
【0017】まず、図2(b)に示すように、温度90
0℃で加熱処理を行い、拡散によりシリコン膜38中の
ボロン粒子をシリコン層33に導入する。これにより、
シリコン膜38直下及び開口部40の低部に延在する高
濃度のp型の外部ベース領域層41が形成される。図に
は開口部40の端部を基準として開口部40の中央部方
向にx軸を取った場合のシリコン層33の表層のボロン
の不純物濃度分布を示す。
【0018】次いで、開口部40の低部に露出している
シリコン層33に膜厚約100Åの薄い不図示のシリコ
ン酸化膜を形成した後、ドーズ量約3×1013cm-2
加速エネルギ10KeVの条件でイオン注入により、開
口部40を介してシリコン層33にボロン(反対導電型
不純物)粒子を導入し、開口部40の低部に延在する外
部ベース領域層41と重なる低濃度の内部ベース領域層
42を形成する(図2(c))。なお、内部ベース領域
層42は加熱処理によるボロンイオンの活性化によりp
型化する。
【0019】次に、開口部40を被覆して膜厚約3000Å
のシリコン酸化膜43をCVD法により形成した(図3
(d))後、異方性エッチングにより、少なくとも側壁
に露出するシリコン膜38を被覆するようにシリコン酸
化膜43からなる側壁絶縁膜(第2の絶縁膜)43aを残
存する(図3(e))。
【0020】次いで、開口部40を被覆して膜厚約1000
Åのシリコン膜(第2の半導体膜)44をCVD法によ
り形成した(図3(f))後、ドーズ量約1×1016
-2,加速エネルギ40KeVの条件でイオン注入によ
り、砒素(As)(一導電型不純物)粒子を導入する。
続いて、シリコン膜44をパターニングし、開口部40
及びその周辺部にのみ残存する。
【0021】次に、酸化防止のためパターニングされた
シリコン膜44aを被覆して膜厚約1500Åのシリコン窒化
膜45を形成する。続いて、酸素(O2 )ガス及び水素
(H 2 )ガスの混合ガス(処理ガス)雰囲気中で温度8
00℃,時間50分の条件で加熱処理を行う。これによ
り、側壁絶縁膜43a直下の開口部40低部に延在する外
部ベース領域層41のボロンは側壁絶縁膜43aに取り込
まれるので、外部ベース領域層41のボロン濃度は側壁
絶縁膜43aの直下のみ低下する。図には開口部40の端
部を基準として開口部40の中央部方向にx軸を取った
場合のシリコン層33の表層のボロンの不純物濃度分布
を示す。なお、上記の加熱処理を行っても温度が低いた
め、シリコン膜44a中のAs粒子はシリコン層33中に
拡散しない(図4(g))。
【0022】次いで、シリコン窒化膜45を燐酸により
除去した後、温度1100℃,時間10秒の条件でランプア
ニール等による新たな加熱処理を行い、シリコン膜44a
中のAs粒子を内部ベース領域層42内に導入してn型
のエミッタ領域層46を形成する。このとき、内部ベー
ス領域層42及び外部ベース領域層42のボロン粒子も
十分にシリコン層33内に拡散する。図には開口部40
の端部を基準として開口部40の中央部方向にx軸を取
った場合の内部ベース領域層42内のボロン粒子及びA
s粒子の不純物濃度分布を示す。図に示すように、内部
ベース領域層42内の側壁絶縁膜43aの直下の領域42a
のボロン濃度が低下しているため、ボロン粒子及びAs
粒子により形成されるpn接合側面の濃度は低濃度とな
っている(図4(h))。
【0023】次に、図4(i)に示すように、コレクタ
引出し領域層37上及びベース引出し電極38上のシリ
コン酸化膜39に開口部47a,47bを形成する。続い
て、Al膜を全面に形成した後、パターニングし、コレ
クタ配線層48a,エミッタ配線層48b及びベース配線層
48cを形成すると、自己整合型のバイポーラトランジス
タが完成する(図5(j))。
【0024】以上のように、本発明の実施例によれば、
図4(g)に示すように、外部ベース領域層41を形成
し、開口部40に側壁絶縁膜43aを形成した後、水素及
び酸素の混合ガス雰囲気中で加熱している。
【0025】従って、内部ベース領域層42内に延在す
る外部ベース領域層41内のボロン粒子は延在領域に接
する開口部40の側壁絶縁膜43a内に取り込まれるの
で、開口部40の側壁絶縁膜43a直下であって、エミッ
タ領域層46に隣接する内部ベース領域層42に延在す
る比較的高濃度の外部ベース領域層41のボロン濃度を
低下させることができる。このため、側壁絶縁膜43aを
薄くして外部ベース領域層41とエミッタ−ベース接合
とを近づけてもEB間逆耐圧の低下を防止することがで
きる。しかも、外部ベース領域層41とエミッタ−ベー
ス接合とを近づけることにより、内部ベース領域層42
の幅を小さくすることができ、従って外部ベース領域層
25の幅も縮小化が可能となり、ベース領域全体の幅の
縮小化が可能となる。
【0026】これにより、EB間逆耐圧の低下を防止し
つつ、パターンの微細化及びCcbの低減を図ることが
できる。なお、上記の実施例では、エミッタ引出し電極
としてのシリコン膜44aを形成した後、低濃度化のため
の加熱処理を行っているが、低濃度化のための加熱処理
はこの工程のときに限られるものではなく、側壁絶縁膜
43aを形成した後であれば、適当な工程で行うことがで
きる。
【0027】
【発明の効果】以上のように、本発明の半導体装置の製
造方法によれば、外部ベース領域層及び内部ベース領域
層を形成し、開口部の側壁に第2の絶縁膜を形成した
後、水素及び酸素を含むガス雰囲気中で加熱している。
【0028】従って、開口部の側壁の第2の絶縁膜直下
であって、エミッタ領域層に隣接する内部ベース領域層
に延在する比較的高濃度の外部ベース領域層の反対導電
型不純物濃度を低下させることができるので、側壁の第
2の絶縁膜を薄くして外部ベース領域層とエミッタ−ベ
ース接合とを近づけてもEB間逆耐圧の低下を防止する
ことができる。しかも、外部ベース領域層とエミッタベ
ース接合とを近づけることにより、内部ベース領域層の
幅を小さくすることができ、従って外部ベース領域層2
5の幅も縮小化が可能となり、ベース領域全体の幅の縮
小化が可能となる。
【0029】これにより、EB間逆耐圧の低下を防止し
つつ、パターンの微細化及びCcbの低減を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体装置の製造方法について説明す
る原理図である。
【図2】本発明の実施例の自己整合型バイポーラトラン
ジスタの製造方法について説明する図(その1)であ
る。
【図3】本発明の実施例の自己整合型バイポーラトラン
ジスタの製造方法について説明する図(その2)であ
る。
【図4】本発明の実施例の自己整合型バイポーラトラン
ジスタの製造方法について説明する図(その3)であ
る。
【図5】本発明の実施例の自己整合型バイポーラトラン
ジスタの製造方法について説明する図(その4)であ
る。
【図6】従来例の自己整合型バイポーラトランジスタの
製造方法について説明する図である。
【図7】従来例の問題点について説明する図である。
【符号の説明】
21 半導体基体、 22 第1の半導体膜、 23 第1の絶縁膜、 24,40,47a,47b 開口部、 25,41 外部ベース領域層、 26,42 内部ベース領域層、 27 第2の絶縁膜、 28 第2の半導体膜、 29,46 エミッタ領域層、 31 シリコン基板、 32 埋込み層、 33 シリコン層、 34,36 フィールド絶縁膜、 35 分離溝、 37 コレクタ引出し領域層、 38 シリコン膜(第1の半導体膜)、 39 シリコン酸化膜(第1の絶縁膜)、 42a 側壁絶縁膜の直下の領域、 43 シリコン酸化膜(第2の絶縁膜)、 43a 側壁絶縁膜(第2の絶縁膜)、 44,44a シリコン膜(第2の半導体膜)、 45 シリコン窒化膜、 48a コレクタ配線層、 48b エミッタ配線層、 48c ベース配線層。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一導電型の半導体基体の上に反対導電型
    不純物の導入された第1の半導体膜及び第1の絶縁膜を
    順次形成する工程と、 内部ベース領域層を形成すべき領域の前記第1の半導体
    膜及び第1の絶縁膜に開口部を形成した後、加熱処理に
    より前記第1の半導体膜内の反対導電型不純物を前記半
    導体基体に導入し、前記開口部の底部に延在する外部ベ
    ース領域層を形成する工程と、 前記開口部を介して前記半導体基体に反対導電型不純物
    を導入し、前記開口部の底部に延在する外部ベース領域
    層と重なる内部ベース領域層を形成する工程と、 前記開口部の側壁に露出する第1の半導体膜を被覆して
    ノンドープの第2の絶縁膜を形成する工程と、 前記第2の絶縁膜をエッチングして、前記第1の半導体
    膜の側壁に前記第2の絶縁膜からなる側壁絶縁膜を形成
    する工程と、 前記開口部を被覆して一導電型不純物が導入された第2
    の半導体膜を形成する工程と、 前記側壁絶縁膜直下の外部ベース領域層に含まれる反対
    導電型不純物を前記側壁絶縁膜に取り込む加熱処理を行
    って、前記延在する外部ベース領域層の反対導電型不純
    物濃度を低下させる工程と、 その後、新たな加熱処理により前記第2の半導体膜中の
    一導電型不純物を該内部ベース領域層内に導入してエミ
    ッタ領域層を形成する工程とを有することを特徴とする
    半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記外部ベース領域層の反対導電型不純
    物はボロンであり、かつ前記第2の絶縁膜はシリコン酸
    化膜であることを特徴とする請求項1記載の半導体装置
    の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記側壁絶縁膜直下の外部ベース領域層
    に含まれる反対導電型不純物を前記側壁絶縁膜に取り込
    む加熱処理は、水素ガス及び酸素ガスを含む混合ガス中
    で行うことを特徴とする請求項1又は2記載の半導体装
    置の製造方法。
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