JP3312207B2 - 電磁継電器 - Google Patents

電磁継電器

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JP3312207B2
JP3312207B2 JP26219091A JP26219091A JP3312207B2 JP 3312207 B2 JP3312207 B2 JP 3312207B2 JP 26219091 A JP26219091 A JP 26219091A JP 26219091 A JP26219091 A JP 26219091A JP 3312207 B2 JP3312207 B2 JP 3312207B2
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清明 葛川
裕行 西
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電磁継電器に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、電磁継電器としては、図4に示す
ように、コイルブロック63と接点開閉機構69との間
の絶縁性を高めるために、ベース60に第1収容部61
と第2収容部62とを形成するようにしたものがある。
【0003】前記第1収容部61はベース60の上方お
よび側方に開口し、コイルブロック63が収容されるよ
うになっている。このコイルブロック63は、略コ字形
の鉄心64の両端部に鍔部65a,65bを形成し、両
鍔部65a,65b間に露出する鉄心64にコイル66
を巻回したもので、その上部には可動鉄片67が回動自
在に配設されるようになっている。
【0004】一方、前記第2収容部62は、前記第1収
容部61の下方に位置し、この第1収容部61とは反対
側の側方に開口している。この第2収容部62には、可
動接触片68および固定接触片(図示せず)からなる接
点開閉機構69が圧入されるようになっている。
【0005】この圧入作業は、図5に示すように、第2
収容部62が上方に開口してベルトコンベア71上に載
置した状態で行われるが、ベース60の側面60aには
段部60bが形成されており、この側面60aを直接ベ
ルトコンベア71上に当接させると、がたつきが生じる
ため、いわゆるプラテンと言われる支持台72が使用さ
れる。
【0006】なお、前記可動接触片68の自由端部と前
記可動鉄片67の自由端部とはカード70で連結され、
コイルブロック63を励磁することにより、可動接触片
68が駆動するようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記電
磁継電器では、ベース60の第2収容部62に接点開閉
機構69を圧入する際、前記支持台72を使用しなけれ
ばならないため、自動化のための設備が複雑化し(例え
ば、ベース60と支持台72とをセットするための装置
等)、コストアップを招来していた。
【0008】本発明は前記問題点に鑑み、接点開閉機構
の圧入作業を安価に自動化できる電磁継電器を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、仕切壁、該仕切壁の一方の側縁部から直角に
延設された第1側壁、および、前記仕切壁および前記第
1側壁の両端部に位置する対向壁により形成される第1
収容部と、前記仕切壁、該仕切壁の他方の側縁部から直
角に、前記第1側壁とは反対側に延設された第2側壁、
および、該第2側壁の側縁部から直角に延設され、前記
仕切壁に対向する底壁により形成される第2収容部とを
有するベースと、該ベースの第2収容部に圧入される接
点開閉機構とを備えた電磁継電器において、前記第1収
容部の両端部に位置する対向壁の側縁を、前記ベースの
両端部で、かつ、前記第2収容部の第2側壁の外面と面
一となるように形成したものである。
【0010】
【作用】本発明によれば、第2収容部に接点開閉機構を
圧入する際、ベースの第2収容部を構成する第2側壁の
外面のみならず、第1収容部の両端部を構成する対向壁
の側縁によっても支持することができ、接点開閉機構の
圧入状態を安定させることが可能となる。
【0011】
【実施例】次に、本発明に係る電磁継電器の一実施例に
ついて図1ないし図3を参照して説明する。この電磁継
電器は、図1に示すように、大略、ベース1、コイルブ
ロック20、可動鉄片35、カード40、接点開閉機構
50およびケース55から構成されている。
【0012】前記ベース1は第1収容部2と第2収容部
15とを備えている。前記第1収容部は、第1側壁であ
る上方側側壁2aおよび仕切壁1aを断面略L字形に一
体化し、両端部に対向壁3,4を形成したもので、上方
および側方に開口している。前記第2収容部15は、前
記仕切壁1a、第2側壁である下方側側壁15aおよび
底壁15bを断面略コ字形に一体化し、一方の端部を閉
塞したもので、前記第1収容部2の下方側に位置し、こ
の第1収容部とは反対側の側方および一端面側に開口し
ている。
【0013】前記第1収容部2の対向壁3,4の側縁3
a,4aは、ベース1の両端部に位置し、かつ、ベース
1の下方側側面15aと面一に形成され(図2参照)、
略中央部に切欠部5,5をそれぞれ有している。一方の
対向壁3には段部6が設けられることにより、側縁側に
凹所8を有する第1ガイド部7が形成され、前記段部6
から第1ガイド部7に所定間隔で第2ガイド部9が突設
されている。そして、前記両ガイド部7,9の下端は、
下記する可動接触片52の復帰時の振動を防止するため
のストッパ部10,10となっている。また、前記対向
壁3の上端には、側縁部を残して切り欠かれることによ
り凹部11が形成されている。
【0014】また、前記第2収容部15の端面開口側に
は突条16が形成され、この開口側の側縁が前記突条1
6まで切り欠かれて係止受部17が形成されている。ま
た、対向壁4側には、下記する固定接触片51および可
動接触片52を固定するための圧入溝18,19がそれ
ぞれ形成されている。
【0015】前記コイルブロック20は、断面略コ字形
の鉄芯21にスプール22を介してコイル31を巻回し
たもので、前記スプール22の両端部に位置する鍔部2
3,24のうち、一方の鍔部23に設けた第1および第
2脚部26,28には、コイル端子30,30がそれぞ
れインサート成形されている。
【0016】前記可動鉄片35は、磁性材からなる板状
体で、その一端部には突部36が設けられ、他端側には
前記コイルブロック20の鍔部24に組み付けられる板
ばね37が取り付けられている。
【0017】前記カード40は合成樹脂製の板状体で、
上端部には対向する一対の弾性片41,41が設けら
れ、前記可動鉄片35の突部36を保持しており、ま
た、このカード30の両側中央部分は幅狭部42となっ
ている。一方、このカード40の下端部は、両側に係止
爪43が延在し、その中央部に突起44が設けられてい
る。そして、このカード40は、前記ベース1の両ガイ
ド部7,9によって幅狭部42がガイドされ、係止爪4
3が前記ガイド部40の下端部に当接して上方への移動
が制限されるようになっている。
【0018】前記接点開閉機構50は、固定接触片51
および可動接触片52からなり、これらは共に、前記ベ
ース1の側方から基部を圧入溝18,19に圧入して取
り付けられるようになっている。そして、前記可動接触
片52の自由端部に設けた貫通孔53に前記カード40
の突起44が嵌合,固定され、可動鉄片35と可動接触
片52とを連結するようになっている。
【0019】次に、前記構成からなる電磁継電器の組立
方法について説明する。まず、ベース1の第2収容部1
5に、固定接触片51および可動接触片52を挿入し、
その基部を圧入溝18,19に圧入することにより固定
し、可動接点51aと固定接点52aとを所定間隔で対
向させる。この圧入作業は、図3に示すように、ベース
1の下方側側面15aおよび対向壁3,4の側縁3a,
4aをベルトコンベア71上に当接した状態で行う。こ
のため、前記ベース1へは、支持台等の別部材を使用し
なくても、がたつくことなく安定した状態で、接点開閉
機構50を取り付けることができる。
【0020】そして、コイルブロック20の上方に可動
鉄片35を配設し、その板ばね37を鍔部24の端面に
係止させて取り付けるとともに、前記コイルブロック2
0を前記ベース1の第1収容部2に収容すると、このコ
イルブロック20の鍔部23はベース1の凹部11の上
端面に載置され、前記第1脚部26および第2脚部28
はガイド部6の両側隅部に位置し、その下端部が前記ガ
イド部6の下端部に係止する。
【0021】続いて、カード40の取付部41を前記可
動鉄片35の突部36に、カード40の突起44を前記
可動接触片52の貫通孔53にそれぞれ固定することに
より、可動鉄片35と可動接触片52とをカード40に
より連結する。これにより、前記カード40は、ベース
1に設けた第1および第2ガイド部7,9間に位置し、
その幅狭部42を両ガイド部7,9によってガイドされ
ることになる。その後、前記ベース1にケース55を被
せることにより電磁継電器が完成する。
【0022】前記電磁継電器では、コイルブロック20
を励磁,消磁することにより、可動鉄片35を回動さ
せ、カードを介して可動接触片52を駆動して接点51
a,52aを開閉する。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る電磁継電器によれば、ベースの側面のみならず、
ベースの両端に形成した第1収容部を形成する対向壁の
側縁でベースを支持するようにしたので、第2収容部に
接点開閉機構を圧入する際、支持台を使用しなくても、
ベースにがたつきを生ずることなく、安定した状態で圧
入作業を行うことができる。このため、支持台とベース
とを位置決めする等の機構が不用となって自動化のため
の設備が簡略化でき、コストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例に係る電磁継電器の分解斜視図であ
る。
【図2】 本実施例に係る電磁継電器の側面図である。
【図3】 図1のベースに接点開閉機構を圧入する場合
の作業状態を示す組立工程図である。
【図4】 従来例に係る電磁継電器の分解斜視図であ
る。
【図5】 図3のベースに接点開閉機構を圧入する場合
の作業状態を示す組立工程図である。
【符号の説明】
1…ベース、1a…仕切壁、2a…上方側側面、2…第
1収容部、3,4…対向壁、3a,4a…側縁、15…
第2収容部、15a…下方側側面、15b…底壁、50
…接点開閉機構。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平3−110744(JP,U) 実開 昭63−143841(JP,U) 実公 平3−22833(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 50/00 - 51/36

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仕切壁、該仕切壁の一方の側縁部から直
    角に延設された第1側壁、および、前記仕切壁および前
    記第1側壁の両端部に位置する対向壁により形成される
    第1収容部と、前記仕切壁、該仕切壁の他方の側縁部か
    ら直角に、前記第1側壁とは反対側に延設された第2側
    壁、および、該第2側壁の側縁部から直角に延設され、
    前記仕切壁に対向する底壁により形成される第2収容部
    とを有するベースと、該ベースの第2収容部に圧入され
    る接点開閉機構とを備えた電磁継電器において、 前記第1収容部の両端部に位置する対向壁の側縁を、前
    記ベースの両端部で、かつ、前記第2収容部の第2側壁
    の外面と面一となるように形成したことを特徴とする電
    磁継電器。
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