JP3310714B2 - パチンコ機の景品球払出装置 - Google Patents

パチンコ機の景品球払出装置

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JP3310714B2 JP03412793A JP3412793A JP3310714B2 JP 3310714 B2 JP3310714 B2 JP 3310714B2 JP 03412793 A JP03412793 A JP 03412793A JP 3412793 A JP3412793 A JP 3412793A JP 3310714 B2 JP3310714 B2 JP 3310714B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、駆動モータの回転によ
って所定数の景品球を払い出すパチンコ機の景品球払出
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、図7に示すように円筒体1
00の外表面に景品球の供給通路101に臨んで最先端
の景品球を受ける突条102を螺旋状に設けたリードス
クリュー103を駆動モータ104によって回転させ、
それによって突条102で支持された景品球を一個ずつ
排出通路105に払い出すようにしたパチンコ機の景品
球払出装置を提案し、特許として目下出願中に属するも
のである。(特願平2−169187号参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の景品球
払出装置は、供給通路101で待機している景品球の球
圧が常にリードスクリュー103に掛かっているので、
駆動モータ104の始動時又は停止時に大きな負荷が掛
かって円滑な景品球の払い出しが困難であったり球噛み
が発生する等の問題点があった。
【0004】本発明は、上記した問題点に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、駆動モータの始動
時又は停止時に該駆動モータに掛かる負荷を少なくして
景品球の払い出し動作を円滑かつ高速になし得るような
景品球払出装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、景品球が連続して供給される供給通路
と、円筒体の外周表面に前記供給通路に臨んで最先端の
景品球を受ける突条を螺旋状に設けたリードスクリュー
と、該リードスクリューを回転させる駆動モータと、該
駆動モータの回転により払い出された景品球が排出され
る排出通路とからなるパチンコ機の景品球払出装置にお
いて、前記駆動モータは、円弧状のガイド長孔を形成し
た取付板と、前記ガイド長孔に臨むガイドピンを突設し
たモータ取付フレームとを備え、モータ軸を中心として
ガイド長孔の範囲内で回動可能なように設けられると共
に、前記取付板と前記モータ取付フレームとに緩衝ばね
を張設して常に前記回動範囲内のほぼ中央位置におかれ
るように強制させて成るものである。
【0006】
【作用】駆動モータの始動時において、排出手段として
リードスクリューを回転させようとするモータ軸の作
用力に抗する反作用によって駆動モータが緩衝ばねに抗
してモータ軸の回転方向と反対方向に回転する。このた
め、モータ軸は駆動モータの回転が助走となって過大な
負荷を受けることなく楽に回転することが可能となる。
【0007】一方、景品球の払出し動作時又は駆動モー
タの停止時において、モータ軸が減速又は停止すると駆
動モータは慣性により緩衝ばねに抗してモータ軸と同じ
回転方向に回転する。このため、モータ軸に掛かる負荷
が緩衝されて駆動モータの損傷や球噛み等の事故を防ぐ
ことができる。
【0008】そして、緩衝ばねは、駆動モータの回転動
作時に生じる衝撃を効果的に緩衝するように作用すると
共に、モータ軸が加速も減速もない等速回転状態又は完
全停止状態のとき、駆動モータを所定の範囲内のほぼ中
央位置に確実に戻すように機能する。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1は本発明の景品球払出装置が適用され
るパチンコ機の裏面図である。パチンコ機1の遊技盤2
の裏面には機構板3が配設されており、その遊技盤2の
裏面と相対する機構板3の前面下部に入賞球を集合する
入賞球集合樋4が形成されている。この入賞球集合樋4
は、入賞球を一列に整列して流下させるようになってお
り、その流下通路の途中に通過する入賞球を検出する入
賞球検出器5が設けられている。この入賞球検出器5か
らの信号は図示しない払出制御回路に送られて後述する
景品球払出装置9の動作を制御する。
【0010】一方、機構板3の裏面上部には、景品球を
貯留する景品球タンク6が設けられ、該景品球タンク6
の下方に景品球を整列して流下させる導出樋7が設けら
れている。また、導出樋7の下流側に垂直状の供給樋8
が連設され、この供給樋8の流下端に本発明の景品球払
出装置9が接続されている。さらに、景品球払出装置9
の下方には払出された景品球を機前の球受皿(図示せ
ず)に導く景品球排出樋10が設けられている。
【0011】次に、図2ないし図5を参照してこの実施
例の景品球払出装置9の構成について詳細に説明する。
景品球払出装置9は、図2および図3に示すように本体
ベース11と駆動モータ12と景品球の排出手段として
リードスクリュー13とカバー14とによって大略構
成される。
【0012】本体ベース11の前面には、供給樋8に接
続する垂直状の2条の供給通路15a,15bが左右に
間隔を離して形成され、該供給通路15a,15bの下
流側に景品球の排出通路16a,16bがそれぞれ形成
されている。また、駆動モータ12は、モータ取付フレ
ーム17を介して本体ベース11の前面に取付けられて
おり、さらにリードスクリュー13は駆動モータ12の
下方であり、かつ供給通路15a,15bの間に位置す
るように配設されている。
【0013】前記駆動モータ12は、図5に示すように
左右対称位置にモータ軸18を中心とした円弧状のガイ
ド長孔19,19を形成した取付板20を一体に有す
る。一方、モータ取付フレーム17の上面にはガイドピ
ン21,21が突設されると共に、ほぼ中央部に軸受孔
22が穿設されている。
【0014】しかして、駆動モータ12の取付けは、取
付板20をモータ取付フレーム17の上面に載置すると
共に、ガイド長孔19,19にガイドピン21,21を
臨ませる。また、モータ軸18を軸受孔22に挿通して
モータ取付フレーム17の下方に貫通突出させ、その突
出端に原動歯車23を固着し、さらに、駆動モータ12
の下面の軸受筒部23aを軸受孔22内に受容させる。
これによって、駆動モータ12は、モータ軸18を中心
としてガイド長孔19,19の範囲内で自由に回転移動
できるように構成される。
【0015】また、前記駆動モータ12は、モータ取付
フレーム17と取付板20とに張設した緩衝ばね31a
〜31dによって図4実線で示すように常にガイド長孔
19,19とガイドピン21,21によって規制された
回転移動可能な範囲のほぼ中央位置におかれるように強
制されている。
【0016】前記リードスクリュー13は、図2に示す
ように円筒体24の外周表面に前記供給通路15a,1
5bに臨んで最先端の景品球を受ける突条25を螺旋状
に設けて形成されており、この円筒体24の上下中心に
突出する回転軸26を本体ベース11の軸受片26,2
6に支持させて水平回転自在に取付けられている。ま
た、円筒体24の上方に突出する回転軸26の先端にモ
ータ軸18の原動歯車23に噛合する従動歯車27が固
着されており、これによってモータ軸18の回転をリー
ドスクリュー13に伝達するようになつている。
【0017】なお、前記リードスクリュー13の突条2
5は、該リードスクリュー13が一回転することによっ
て供給通路15a,15bの最先端の景品球が支持を失
なつて排出通路16a,16bに落下するようにその螺
旋形状が選ばれる。また、円筒体24の下方に突出する
回転軸26にはボールベアリング28が装着されてお
り、リードスクリュー13の回転を円滑に行わせるよう
になつている。
【0018】また、前記供給通路15a,15bには球
切れ検出器29a,29bが設けられており、供給通路
15a,15bのいずれかに球切れが発生すると駆動モ
ータ12を停止させて景品球の払出し動作が行われない
ようにする。また、排出通路16a,16bには景品球
検出器30a,30bが設けられており、リードスクリ
ュー13の回転によって排出通路16a,16bに払出
される景品球が1個ずつ検出されるようになっている。
【0019】次に、以上説明した本実施例の景品球払出
装置9の動作について説明する。入賞球検出器5が入賞
球を検出すると、その検出信号に基づいて駆動モータ1
2のモータ軸18が回転し、原動歯車23および従動歯
車27を介してリードスクリュー13が水平回転する。
このリードスクリュー13の水平回転で供給通路15
a,15bに連続状態で待機する景品球は突条25の移
動に伴ない途切れることなく数球状に連なって下降し、
リードスクリュー13が一回転すると図6(a)〜
(d)に示すように突条25に支持される最先端の景品
球B1,B2がその突条25による支持から外れて排出通
路16a,16bに払い出されるものである。
【0020】しかして、駆動モータ12の始動時におい
て、モータ軸18の原動歯車23が図4に示す矢印
(イ)方向に回転して従動歯車27を介してリードスク
リュー13を矢印(ロ)方向に回転するとき、該リード
スクリュー13を回転させようとするモータ軸18の作
用力に対する反作用によって駆動モータ12が緩衝ばね
31a〜31dに抗して図4鎖線(a)で示すようにガ
イド長孔19,19の範囲内でモータ軸18の回転方向
と反対方向に回転する。このため、モータ軸18は駆動
モータ12の反対方向の回転が助走となって楽に回転を
始めることができる。そして、モータ軸18が等速回転
状態に近づくにつれて駆動モータ12に対する反作用が
減少すると同時に緩衝ばね31a〜31dの復元力によ
って駆動モータ12を図4実線位置に戻す。これによっ
て駆動モータ12に掛かる負荷を軽減することができる
と共に、始動時から高トルク,高回転が得られて景品球
の払出し動作を常に安定した状態で高速に行うことがで
きる。
【0021】また、景品球の汚れや割れ球による抵抗に
よってモータ軸18の回転が減速するか又は景品球の払
出し終了に伴ないモータ軸18の回転が停止すると、駆
動モータ12は慣性により緩衝ばね31a〜31dに抗
して図4鎖線(b)で示すようにガイド長孔19,19
の範囲内でモータ軸18の回転方向と同じ方向に回転す
る。このためモータ軸18に掛かる負荷が緩衝されて駆
動モータ12の損傷や球噛み等の事故を防ぐことができ
る。そして、モータ軸18が等速回転状態に戻るか又は
完全に停止すると緩衝ばね31a〜31dの復元力によ
って駆動モータ12を図4実線位置に戻す。
【0022】一方、駆動モータ12が図4鎖線(a)お
よび(b)の位置に回転移動するとき、緩衝ばね31a
〜31dによる伸縮作用によって駆動モータ12の回転
動作時に生じる衝撃を効果的に受止めて緩衝する。これ
によって、駆動モータ12の損傷を防ぐと共に、駆動モ
ータ12を常にガイド長孔19,19の範囲内で衝撃を
生じさせることなく滑らかに回転移動し得る状態を維持
する。
【0023】なお、上記実施例においては駆動モータ1
2の軸受筒部23aをモータ取付フレーム17の軸受孔
22内に直接に受容するように構成したが、駆動モータ
12の所定の範囲内の回転動作を円滑に行わせるため
に、軸受孔22にボールベアリングを嵌め、該ボールベ
アリングによってモータ軸18を軸受するようにしても
良い。
【0024】また、駆動モータ12を4本の緩衝ばね3
1a〜31dによってガイド長孔19,19のほぼ中央
位置に強制する構成としたが、例えば2本の緩衝ばね3
1a,31b又は31c,31dであってもよい。
【0025】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明に係る景品球払出装置は、景品球の排出手段
としてのリードスクリューを回転させる駆動モータを所
定の範囲内で回転可能なように設けると共に、緩衝ばね
によって駆動モータを常に所定の範囲内のほぼ中央位置
におくように強制するようにしたので、駆動モータのモ
ータ軸の回転を円滑に行なわせることができ、駆動モー
タに掛かる負荷を減少させて長期間の使用に耐えること
ができる。また、緩衝ばねによって駆動モータの所定の
範囲内の回転動作を衝撃を生じさせることなく滑らかに
行わせることができる。
【0026】さらに、モータ軸の回転を始動時から高回
転とすることができるため、景品球の払い出しを高速で
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の景品球払出装置が適用されるパチンコ
機の裏面図である。
【図2】本発明に係る景品球払出装置の分解斜視図であ
る。
【図3】同カバーを取外した状態の斜視図である。
【図4】同作用を説明する要部の平面図である。
【図5】同駆動モータ部分の分解斜視図である。
【図6】(a)〜(d)は景品球の払出し動作を説明す
る解説図である。
【図7】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
9 景品球払出装置 12 駆動モータ 13 リードスクリュー 15a,15b 供給通路 16a,16b 排出通路 18 モータ軸 31a〜31d 緩衝ばね
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63F 7/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 景品球が連続して供給される供給通路
    と、円筒体の外周表面に前記供給通路に臨んで最先端の
    景品球を受ける突条を螺旋状に設けたリードスクリュー
    と、該リードスクリューを回転させる駆動モータと、該
    駆動モータの回転により払い出された景品球が排出され
    る排出通路とからなるパチンコ機の景品球払出装置にお
    いて、前記駆動モータは、円弧状のガイド長孔を形成した取付
    板と、前記ガイド長孔に臨むガイドピンを突設したモー
    タ取付フレームとを備え、モータ軸を中心としてガイド
    長孔の範囲内で回動可能なように設けられると共に、 前記取付板と前記モータ取付フレームとに緩衝ばねを張
    設して常に前記回動範囲内のほぼ中央位置におかれるよ
    うに強制させて成る パチンコ機の景品球払出装置。
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