JP3309672B2 - 電気自動車のバッテリフレーム構造 - Google Patents
電気自動車のバッテリフレーム構造Info
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- JP3309672B2 JP3309672B2 JP26294995A JP26294995A JP3309672B2 JP 3309672 B2 JP3309672 B2 JP 3309672B2 JP 26294995 A JP26294995 A JP 26294995A JP 26294995 A JP26294995 A JP 26294995A JP 3309672 B2 JP3309672 B2 JP 3309672B2
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- Japan
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- battery
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- cross frame
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2206/00—Indexing codes related to the manufacturing of suspensions: constructional features, the materials used, procedures or tools
- B60G2206/01—Constructional features of suspension elements, e.g. arms, dampers, springs
- B60G2206/012—Hollow or tubular elements
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2206/00—Indexing codes related to the manufacturing of suspensions: constructional features, the materials used, procedures or tools
- B60G2206/01—Constructional features of suspension elements, e.g. arms, dampers, springs
- B60G2206/60—Subframe construction
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- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は電気自動車のバッテ
リフレーム構造に関する。
リフレーム構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】電気自動車にあっては車載バッテリが可
成りの重量および搭載スペースを占めるため、従来では
例えば特開昭５２−３５０２３号公報に示されているよ
うにフロアパネルの下側に専用の剛体構造のバッテリフ
レームを配設し、このバッテリフレーム上に複数個のバ
ッテリを搭載して、該バッテリをフロアパネルとバッテ
リフレームとの間に格納するようにしている。
成りの重量および搭載スペースを占めるため、従来では
例えば特開昭５２−３５０２３号公報に示されているよ
うにフロアパネルの下側に専用の剛体構造のバッテリフ
レームを配設し、このバッテリフレーム上に複数個のバ
ッテリを搭載して、該バッテリをフロアパネルとバッテ
リフレームとの間に格納するようにしている。
【０００３】このバッテリフレームは図５，６に示すよ
うに前、後フレーム２，２と左右の側部フレーム３，３
および底板４とを備えると共に、底板４上に前、後フレ
ーム２，２に亘って前後方向フレーム５を接合配置し、
かつ、該前後方向フレーム５に直交して左右の側部フレ
ーム３，３に跨って、クロスフレーム６を前後方向に複
数本接合配置して、これらクロスフレーム６，６間に跨
ってバッテリを搭載固定するようにしている。
うに前、後フレーム２，２と左右の側部フレーム３，３
および底板４とを備えると共に、底板４上に前、後フレ
ーム２，２に亘って前後方向フレーム５を接合配置し、
かつ、該前後方向フレーム５に直交して左右の側部フレ
ーム３，３に跨って、クロスフレーム６を前後方向に複
数本接合配置して、これらクロスフレーム６，６間に跨
ってバッテリを搭載固定するようにしている。
【０００４】クロスフレーム６は前後縁部に段部７を形
成して、この段部７にバッテリの前後底縁部に係止して
該バッテリを定置するようにしてある。
成して、この段部７にバッテリの前後底縁部に係止して
該バッテリを定置するようにしてある。
【０００５】他方、前後方向フレーム５の前記クロスフ
レーム６と交差する部分には、クロスフレーム６の前後
の段部７を含む底部幅寸法相当の嵌合溝８を形成し、こ
の嵌合溝８にクロスフレーム６の底部を嵌合して、該嵌
合部周りの継目ＰＬを溶接して結合するようにしてい
る。
レーム６と交差する部分には、クロスフレーム６の前後
の段部７を含む底部幅寸法相当の嵌合溝８を形成し、こ
の嵌合溝８にクロスフレーム６の底部を嵌合して、該嵌
合部周りの継目ＰＬを溶接して結合するようにしてい
る。
【０００６】また、この嵌合溝８は前記段部７の高さ寸
法よりも深く形成して、前後方向フレーム５を段部７よ
りも突出高を高くし、バッテリの側面をこの前後方向フ
レーム５の側面に係止させて左右方向の位置決めを行え
るようにしてある。
法よりも深く形成して、前後方向フレーム５を段部７よ
りも突出高を高くし、バッテリの側面をこの前後方向フ
レーム５の側面に係止させて左右方向の位置決めを行え
るようにしてある。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のバッ
テリフレーム１にあっては、前述のように前後方向フレ
ーム５の嵌合溝８をクロスフレーム６の段部７の高さ寸
法よりも高く形成してあるため、これら嵌合溝８と段部
７との嵌合部周りを溶接する場合、嵌合溝８の上縁と段
部７とに段差が生じて、溶接工具を適切に継目ＰＬ部分
に当てずらく、溶接作業性が悪くなって生産性を欠いて
しまう。
テリフレーム１にあっては、前述のように前後方向フレ
ーム５の嵌合溝８をクロスフレーム６の段部７の高さ寸
法よりも高く形成してあるため、これら嵌合溝８と段部
７との嵌合部周りを溶接する場合、嵌合溝８の上縁と段
部７とに段差が生じて、溶接工具を適切に継目ＰＬ部分
に当てずらく、溶接作業性が悪くなって生産性を欠いて
しまう。
【０００８】また、前後方向フレーム５には嵌合溝８
が、その上縁がクロスフレーム６から離隔した切欠きと
して残存してしまうため結合強度が弱くなってしまうこ
とは否めない。
が、その上縁がクロスフレーム６から離隔した切欠きと
して残存してしまうため結合強度が弱くなってしまうこ
とは否めない。
【０００９】そこで、本発明は前後方向フレームとクロ
スフレームとの嵌合部周りの溶接を容易に行えると共
に、該嵌合部分に切欠きが生じることがなく結合強度を
高めることができる電気自動車のバッテリフレーム構造
を提供するものである。
スフレームとの嵌合部周りの溶接を容易に行えると共
に、該嵌合部分に切欠きが生じることがなく結合強度を
高めることができる電気自動車のバッテリフレーム構造
を提供するものである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】請求項１にあっては、
前，後フレームと左右の側部フレームおよび底板とを備
えると共に、底板上に前，後フレームに亘って前後方向
フレームを接合配置し、かつ、該前後方向フレームに直
交して左右の側部フレームに亘ってクロスフレームを前
後方向に複数本接合配置し、該クロスフレームの前後縁
部にバッテリの前後底縁部に係止して該バッテリを定置
する段部を形成して、これらクロスフレームの段部間に
跨ってバッテリを搭載固定するようにした構造におい
て、前記前後方向フレームのクロスフレームと交差する
部分に、クロスフレームの交差部が嵌合部周りで切欠き
や段差が生じることなく嵌合し得るように、該クロスフ
レームの交差部の外形形状、大きさに合わせた嵌合溝を
前後フレームの上面から形成し、該嵌合溝にクロスフレ
ームを嵌合して前後方向フレームの上面とクロスフレー
ムの上面とを面一に整合して、該嵌合部周りの継目を溶
接して結合したことを特徴としている。
前，後フレームと左右の側部フレームおよび底板とを備
えると共に、底板上に前，後フレームに亘って前後方向
フレームを接合配置し、かつ、該前後方向フレームに直
交して左右の側部フレームに亘ってクロスフレームを前
後方向に複数本接合配置し、該クロスフレームの前後縁
部にバッテリの前後底縁部に係止して該バッテリを定置
する段部を形成して、これらクロスフレームの段部間に
跨ってバッテリを搭載固定するようにした構造におい
て、前記前後方向フレームのクロスフレームと交差する
部分に、クロスフレームの交差部が嵌合部周りで切欠き
や段差が生じることなく嵌合し得るように、該クロスフ
レームの交差部の外形形状、大きさに合わせた嵌合溝を
前後フレームの上面から形成し、該嵌合溝にクロスフレ
ームを嵌合して前後方向フレームの上面とクロスフレー
ムの上面とを面一に整合して、該嵌合部周りの継目を溶
接して結合したことを特徴としている。
【００１１】この請求項１の構成によれば、前後方向フ
レームの嵌合溝をクロスフレームの交差部の外形形状、
大きさに合わせて形成してあって、これら前後方向フレ
ームとクロスフレームとの嵌合部の上面を面一に整合し
てあるため、該嵌合部周りの継目を溶接する場合に溶接
工具を適切に当てることができて、溶接作業を容易にす
ることができる。
レームの嵌合溝をクロスフレームの交差部の外形形状、
大きさに合わせて形成してあって、これら前後方向フレ
ームとクロスフレームとの嵌合部の上面を面一に整合し
てあるため、該嵌合部周りの継目を溶接する場合に溶接
工具を適切に当てることができて、溶接作業を容易にす
ることができる。
【００１２】また、前後方向フレームには嵌合溝の部分
で切欠きや段差が生じることがないため、前後方向フレ
ームとクロスフレームとの結合強度を高められ、バッテ
リフレーム全体の剛性を高めることができる。
で切欠きや段差が生じることがないため、前後方向フレ
ームとクロスフレームとの結合強度を高められ、バッテ
リフレーム全体の剛性を高めることができる。
【００１３】請求項２にあっては、請求項１に記載のク
ロスフレームは、その前後縁部にバッテリの前後底縁部
に係止して該バッテリを定置する段部を形成してあると
共に、段部の側部には前後方向フレームとの交差部で該
前後方向フレームの側方にはみ出してバッテリの側面に
係止するストッパ縁を備えていることを特徴としてい
る。
ロスフレームは、その前後縁部にバッテリの前後底縁部
に係止して該バッテリを定置する段部を形成してあると
共に、段部の側部には前後方向フレームとの交差部で該
前後方向フレームの側方にはみ出してバッテリの側面に
係止するストッパ縁を備えていることを特徴としてい
る。
【００１４】この請求項２の構成によれば、クロスフレ
ームの段部とストッパ縁とでバッテリの前後方向と左右
方向の位置決めを行えて、配置位相の異なる前後方向フ
レームに依存することなくクロスフレームのみでバッテ
リの位置決めを行えるから、前後方向フレームの組付誤
差に影響を受けることなくバッテリを適正に搭載固定す
ることができる。
ームの段部とストッパ縁とでバッテリの前後方向と左右
方向の位置決めを行えて、配置位相の異なる前後方向フ
レームに依存することなくクロスフレームのみでバッテ
リの位置決めを行えるから、前後方向フレームの組付誤
差に影響を受けることなくバッテリを適正に搭載固定す
ることができる。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面と
共に前記従来の構成と同一部分に同一符号を付して詳述
する。
共に前記従来の構成と同一部分に同一符号を付して詳述
する。
【００１６】図１，２，５において、バッテリフレーム
１は前、後フレーム２，２と左右の側部フレーム３，３
および底板４とを備えて平面長方形状に形成されている
点、底板４上には前、後フレーム３，３に亘って前後方
向フレーム５を接合配置してあって、この前後方向フレ
ーム５に直交して左右の側部フレーム３，３に亘ってク
ロスフレーム６を前後方向に複数本接合配置してあっ
て、これらクロスフレーム６，６間に跨ってバッテリ９
を搭載固定するようにしてある点、クロスフレーム６は
その前後縁部に段部７を形成して、該段部７にバッテリ
９の前後底縁部を係止して該バッテリ９を定置するよう
にしてある点、また、前後方向フレーム５のクロスフレ
ーム６と交差する部分に、その上面から嵌合溝８を形成
して、該嵌合溝８にクロスフレーム６を嵌合して嵌合部
周りを溶接して結合するようにしてある点、等の基本的
構造は前記従来と同様である。
１は前、後フレーム２，２と左右の側部フレーム３，３
および底板４とを備えて平面長方形状に形成されている
点、底板４上には前、後フレーム３，３に亘って前後方
向フレーム５を接合配置してあって、この前後方向フレ
ーム５に直交して左右の側部フレーム３，３に亘ってク
ロスフレーム６を前後方向に複数本接合配置してあっ
て、これらクロスフレーム６，６間に跨ってバッテリ９
を搭載固定するようにしてある点、クロスフレーム６は
その前後縁部に段部７を形成して、該段部７にバッテリ
９の前後底縁部を係止して該バッテリ９を定置するよう
にしてある点、また、前後方向フレーム５のクロスフレ
ーム６と交差する部分に、その上面から嵌合溝８を形成
して、該嵌合溝８にクロスフレーム６を嵌合して嵌合部
周りを溶接して結合するようにしてある点、等の基本的
構造は前記従来と同様である。
【００１７】ここで、本発明にあっては前記前後方向フ
レーム５の嵌合溝８はクロスフレーム６の交差部の外形
形状に合わせて形成してあり、該嵌合溝８にクロスフレ
ーム６を嵌合して前後方向フレーム５とクロスフレーム
６の上面を面一に整合して、該嵌合部周りを溶接して結
合してある。
レーム５の嵌合溝８はクロスフレーム６の交差部の外形
形状に合わせて形成してあり、該嵌合溝８にクロスフレ
ーム６を嵌合して前後方向フレーム５とクロスフレーム
６の上面を面一に整合して、該嵌合部周りを溶接して結
合してある。
【００１８】図１，２に示す実施形態にあっては、クロ
スフレーム６の前後方向フレーム５との交差部分の上面
を底部と同幅に拡幅すると共に、該交差部分に４角外形
部１１を形成してある一方、前後方向フレーム５の嵌合
溝８は前記４角外形部１１と同じ外形形状、大きさの側
面４角形の溝として形成して、この嵌合溝８に４角外形
部１１がきっちりと嵌合して前後方向フレーム５の上面
と４角外形部１１の上面とが面一に整合するようにして
ある。
スフレーム６の前後方向フレーム５との交差部分の上面
を底部と同幅に拡幅すると共に、該交差部分に４角外形
部１１を形成してある一方、前後方向フレーム５の嵌合
溝８は前記４角外形部１１と同じ外形形状、大きさの側
面４角形の溝として形成して、この嵌合溝８に４角外形
部１１がきっちりと嵌合して前後方向フレーム５の上面
と４角外形部１１の上面とが面一に整合するようにして
ある。
【００１９】また、この４角外形部１１は前後方向フレ
ーム５の側方にはみ出す長さに形成して、その端縁部を
バッテリ９の側面に係止するストッパ縁１２としてあ
る。
ーム５の側方にはみ出す長さに形成して、その端縁部を
バッテリ９の側面に係止するストッパ縁１２としてあ
る。
【００２０】このように部分的に４角外形部１１を有す
るクロスフレーム６は、例えば、内部に前後２つの縦リ
ブ６ａ，６ａと、これら縦リブ６ａ，６ａより前後方向
に延びる横リブ６ｂ，６ｂを有する４角外形の閉断面と
して押出し成形した後、前述の所要部分を除いて各縦リ
ブ６ａと横リブ６ｂとに対向する上面と側面とを切欠す
ることにより、前後縁部に段部７を備えると共に前後方
向フレーム５との交差部に４角外形部１１を備えるクロ
スフレーム６として得られる。
るクロスフレーム６は、例えば、内部に前後２つの縦リ
ブ６ａ，６ａと、これら縦リブ６ａ，６ａより前後方向
に延びる横リブ６ｂ，６ｂを有する４角外形の閉断面と
して押出し成形した後、前述の所要部分を除いて各縦リ
ブ６ａと横リブ６ｂとに対向する上面と側面とを切欠す
ることにより、前後縁部に段部７を備えると共に前後方
向フレーム５との交差部に４角外形部１１を備えるクロ
スフレーム６として得られる。
【００２１】以上の実施形態によれは、クロスフレーム
６の４角外形部１１が前後方向フレーム５の側面４角形
の嵌合溝８にきっちりと嵌合して、上面相互が面一に整
合しているため、これら前後方向フレーム５とクロスフ
レーム６との嵌合部分で段差が生じて継目ＰＬが作業死
角に入るようなことがなく、該継目ＰＬが前後方向フレ
ーム５とクロスフレーム６の平坦面の突合わせ部分に露
出するから、該継目ＰＬの溶接作業を容易に行うことが
できる。
６の４角外形部１１が前後方向フレーム５の側面４角形
の嵌合溝８にきっちりと嵌合して、上面相互が面一に整
合しているため、これら前後方向フレーム５とクロスフ
レーム６との嵌合部分で段差が生じて継目ＰＬが作業死
角に入るようなことがなく、該継目ＰＬが前後方向フレ
ーム５とクロスフレーム６の平坦面の突合わせ部分に露
出するから、該継目ＰＬの溶接作業を容易に行うことが
できる。
【００２２】また、前後方向フレーム５の嵌合溝８に
は、前述のようにクロスフレーム６の４角外形部１１が
きっちりと嵌合して、該嵌合溝８の部分で切欠きが生じ
ることがなく、従って、前後方向フレーム５とクロスフ
レーム６との結合強度を高められて、バッテリフレーム
１全体の剛性を高めることができる。
は、前述のようにクロスフレーム６の４角外形部１１が
きっちりと嵌合して、該嵌合溝８の部分で切欠きが生じ
ることがなく、従って、前後方向フレーム５とクロスフ
レーム６との結合強度を高められて、バッテリフレーム
１全体の剛性を高めることができる。
【００２３】また、クロスフレーム６の段部７とストッ
パ縁１２とによってバッテリ９の前後方向と左右方向の
位置決めを行えて、配置位相の異なる前後方向フレーム
５に依存することなくクロスフレーム６のみでバッテリ
９の位置決めを行えるから前後方向フレーム５の組付誤
差や成形誤差等に影響を受けることなくバッテリ９を適
正に搭載固定することができて、バッテリ９の搭載作業
を向上することもできる。
パ縁１２とによってバッテリ９の前後方向と左右方向の
位置決めを行えて、配置位相の異なる前後方向フレーム
５に依存することなくクロスフレーム６のみでバッテリ
９の位置決めを行えるから前後方向フレーム５の組付誤
差や成形誤差等に影響を受けることなくバッテリ９を適
正に搭載固定することができて、バッテリ９の搭載作業
を向上することもできる。
【００２４】前記実施形態ではクロスフレーム６の４角
外形部１１を一体に押出成形した場合を例示したが、こ
の他、図３に示すようにクロスフレーム６を、全体とし
てその前後縁部に段部７を有する凸形の外形形状に押出
成形し、その所要部位に断面コ字形に別体成形したパッ
チ材１３を接合して４角外形部１１を構成するようにし
てもよい。
外形部１１を一体に押出成形した場合を例示したが、こ
の他、図３に示すようにクロスフレーム６を、全体とし
てその前後縁部に段部７を有する凸形の外形形状に押出
成形し、その所要部位に断面コ字形に別体成形したパッ
チ材１３を接合して４角外形部１１を構成するようにし
てもよい。
【００２５】また、凸形の外形形状のクロスフレーム６
をそのまま使用する場合は、図４に示すように前後方向
フレーム５の嵌合溝８をこの凸形クロスフレーム６の外
形形状、大きさの凸形の溝として形成すればよく、この
場合、当然ながらクロスフレーム６は前後方向フレーム
５の側方より嵌合溝８に嵌合するようになる。
をそのまま使用する場合は、図４に示すように前後方向
フレーム５の嵌合溝８をこの凸形クロスフレーム６の外
形形状、大きさの凸形の溝として形成すればよく、この
場合、当然ながらクロスフレーム６は前後方向フレーム
５の側方より嵌合溝８に嵌合するようになる。
【００２６】
【発明の効果】以上、本発明によれば次に述べる効果を
奏せられる。
奏せられる。
【００２７】請求項１によれば、前後方向フレームの嵌
合溝をクロスフレームの交差部の外形形状、大きさに合
わせて形成してあって、これら前後方向フレームとクロ
スフレームとの嵌合部の上面を面一に整合してあるた
め、該嵌合部分に段差が生じて継目が溶接作業の死角に
入るようなことがなく、該継目が前後方向フレームとク
ロスフレームの平坦面の突合わせ部分に露出するから、
該継目の溶接作業を容易に行えて生産性を高められ、コ
ストダウンに大きく寄与することができる。
合溝をクロスフレームの交差部の外形形状、大きさに合
わせて形成してあって、これら前後方向フレームとクロ
スフレームとの嵌合部の上面を面一に整合してあるた
め、該嵌合部分に段差が生じて継目が溶接作業の死角に
入るようなことがなく、該継目が前後方向フレームとク
ロスフレームの平坦面の突合わせ部分に露出するから、
該継目の溶接作業を容易に行えて生産性を高められ、コ
ストダウンに大きく寄与することができる。
【００２８】また、前後方向フレームの嵌合溝にはクロ
スフレームがきっちりと嵌合して、該嵌合溝の部分で切
欠きが生じることがないから結合強度を高められ、バッ
テリフレーム全体の剛性を高めて品質感および信頼性を
一段と向上することができる。
スフレームがきっちりと嵌合して、該嵌合溝の部分で切
欠きが生じることがないから結合強度を高められ、バッ
テリフレーム全体の剛性を高めて品質感および信頼性を
一段と向上することができる。
【００２９】請求項２によれば、クロスフレームの段部
とストッパ縁とでバッテリの前後方向と左右方向の位置
決めを行えて、配置位相の異なる前後方向フレームに依
存することなくクロスフレームのみでバッテリの位置決
めを行えるから、前後方向フレームの組付誤差に影響を
受けることなくバッテリを適正に搭載固定できて、バッ
テリの搭載作業性を向上することができる。
とストッパ縁とでバッテリの前後方向と左右方向の位置
決めを行えて、配置位相の異なる前後方向フレームに依
存することなくクロスフレームのみでバッテリの位置決
めを行えるから、前後方向フレームの組付誤差に影響を
受けることなくバッテリを適正に搭載固定できて、バッ
テリの搭載作業性を向上することができる。
【図１】本発明の第１実施形態の要部を示す斜視図。
【図２】図１のＡ−Ａ線に沿う断面図。
【図３】本発明の第２実施形態の要部を示す斜視図。
【図４】本発明の第３実施例を示す斜視図。
【図５】本発明の対象とするバッテリフレームの斜視
図。
図。
【図６】従来の構造を示す斜視図。
１ バッテリフレーム ２ 前後フレーム ３ 側部フレーム ４ 底板 ５ 前後方向フレーム ６ クロスフレーム ７ 段部 ８ 嵌合溝 ９ バッテリ １２ ストッパ縁 ＰＬ 継目
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B60K 1/04 B62D 25/20
Claims (2)
- 【請求項１】 前，後フレームと左右の側部フレームお
よび底板とを備えると共に、底板上に前，後フレームに
亘って前後方向フレームを接合配置し、かつ、該前後方
向フレームに直交して左右の側部フレームに亘ってクロ
スフレームを前後方向に複数本接合配置し、該クロスフ
レームの前後縁部にバッテリの前後底縁部に係止して該
バッテリを定置する段部を形成して、これらクロスフレ
ームの段部間に跨ってバッテリを搭載固定するようにし
た構造において、前記前後方向フレームのクロスフレー
ムと交差する部分に、クロスフレームの交差部が嵌合部
周りで切欠きや段差が生じることなく嵌合し得るよう
に、該クロスフレームの交差部の外形形状、大きさに合
わせた嵌合溝を前後フレームの上面から形成し、該嵌合
溝にクロスフレームを嵌合して前後方向フレームの上面
とクロスフレームの上面とを面一に整合して、該嵌合部
周りの継目を溶接して結合したことを特徴とする電気自
動車のバッテリフレーム構造。 - 【請求項２】 クロスフレームは、その前後縁部にバッ
テリの前後底縁部に係止して該バッテリを定置する段部
を形成してあると共に、段部の側部には前後方向フレー
ムとの交差部で該前後方向フレームの側方にはみ出して
バッテリの側面に係止するストッパ縁を備えていること
を特徴とする請求項１記載の電気自動車のバッテリフレ
ーム構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26294995A JP3309672B2 (ja) | 1995-10-11 | 1995-10-11 | 電気自動車のバッテリフレーム構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26294995A JP3309672B2 (ja) | 1995-10-11 | 1995-10-11 | 電気自動車のバッテリフレーム構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09104240A JPH09104240A (ja) | 1997-04-22 |
| JP3309672B2 true JP3309672B2 (ja) | 2002-07-29 |
Family
ID=17382799
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26294995A Expired - Fee Related JP3309672B2 (ja) | 1995-10-11 | 1995-10-11 | 電気自動車のバッテリフレーム構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3309672B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009105007A (ja) * | 2007-10-25 | 2009-05-14 | Mitsubishi Alum Co Ltd | 電気自動車用バッテリートレイ |
Families Citing this family (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4195325B2 (ja) * | 2003-04-23 | 2008-12-10 | 三菱アルミニウム株式会社 | 車体のフレーム構造 |
| JP5414387B2 (ja) * | 2009-06-29 | 2014-02-12 | アイシン軽金属株式会社 | 車両用電池モジュールの車両搭載用フレーム構造体 |
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- 1995-10-11 JP JP26294995A patent/JP3309672B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|
| JPH09104240A (ja) | 1997-04-22 |
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