JP3453672B2 - 間仕切装置のフレーム構造 - Google Patents

間仕切装置のフレーム構造

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、間仕切装置のフレ
ーム構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の間仕切装置のフレーム構造は、図
5に示すように、左右1対の支柱(19)(19)を左右方向を
向く横杆(20)によって連結して形成されたフレーム(21)
の前後面にパネル(図示略)が取付けられるようになっ
ている。支柱(19)は、1枚の鉄板を折り曲げて断面視ほ
ぼ方形状に形成されている。支柱(19)と横杆(20)の連結
部には、溶接が施されている。(22)は、溶接部である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、支柱は、1枚
の鉄板を折り曲げて形成されたものであるため、十分な
強度を得ることは困難であった。また、溶接部が支柱の
前面及び後面にはみ出しているため、パネルの着脱時に
は、パネルと溶接部とが干渉して、その作業を困難とし
ていた。
【0004】本発明は、上記の問題点に鑑み、強度を向
上させるとともに、パネルを取り付け易くした間仕切装
置のフレーム構造を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、次のようにして解決される。 (1) 左右1対の支柱を横杆によって連結してなるフレ
ームの前後面に、パネルを取付けるようにした間仕切装
置のフレーム構造において、断面コ字状の本体支柱の内
部に、同じく断面コ字状をなすとともに、前後幅及び左
右幅が本体支柱よりも短い補助支柱を、両者の開口部が
同じ方向を向くようにして嵌合して固着し、前記補助支
柱の開口側の縁部に、前記横杆の端部との突き合わせ部
を形成し、前記本体支柱の開口側の縁部に、前記突き合
わせ部の少なくとも一部が露呈するようにした切欠きを
設け、該切欠き内において、余盛りが突出することのな
いようにして、前記補助支柱の開口側の縁部と横杆の端
部との突き合わせ部を溶接する。
【0006】(2) 上記(1)項において、補助支柱の開
口側の縁部に、横杆の端部が嵌合する切欠きを設け、こ
の切欠きを横杆との突き合わせ部とする。
【0007】(3) 上記(1)または(2)項において、本
体支柱の切欠きより露呈する突き合わせ部と前記切欠き
の縁とを互いに近接させ、前記切欠きの縁と補助支柱の
縁と横杆の端部とを互いに溶接する。
【0008】(4) 上記(1)〜(3)項のいずれかにおい
て、横杆の前後の側面と本体支柱の切欠きとが接する部
分において、横杆と本体支柱とを互いに溶接する。
【0009】(5) 上記(1)〜(4)項のいずれかにおい
て、横杆の端部に、補助支柱の内部の側面に向かって延
出する突片を設け、この突片と補助支柱の内部の側面と
を互いに溶接する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を、図
1〜図4に基づいて説明する。間仕切装置(1)は、左右
1対の上下方向を向く支柱(2)(図では左側の支柱のみ
を図示)を左右を向く上下1対の横杆(3)によって連結
してフレーム(4)を形成し、フレーム(4)の前後面には
パネル(5)(後面のパネルは図示略)を、上部には上部カ
バー(6)を、左右側部には側部カバー(7)を、各々取付
けたものである。
【0011】パネル(5)、上部カバー(6)、及び側部カ
バー(7)は、各部材に突設された爪片(8)(9)(10)を、
支柱(2)に形成された係合孔(11)(12)(13)に係脱させる
ことによって、支柱(2)に対して着脱されるようになっ
ている。
【0012】支柱(2)は、断面コ字状の本体支柱(14)の
開口部をなすとともに、左右方向の幅が本体支柱(14)の
それよりも短い補助支柱(15)を、開口部の向きを同じに
して嵌合し、本体支柱(14)の内部の前後面(14a)(14b)
に、補助支柱(15)の外側前後面(15a)(15b)を接触させ
て、本体支柱(14)と補助支柱(15)とを、スポット溶接に
よって一体化したものである。このように支柱(2)は、
本体支柱(14)に補助支柱(15)を挿入して一体化されてい
るので、剛性が高められている。
【0013】本体支柱(14)と補助支柱(15)との開口側の
縁部(14c)(15c)には、切欠き(16)(17)が形成されてい
る。本体支柱(14)に形成された切欠き(16)は上部と下部
が傾斜するとともに、上下方向の中央部が最も深く切欠
かれたものであり、補助支柱(15)に形成された切欠き(1
7)は、正面視長方形をなして、横杆(3)の端部(3a)との
突き合わせ部をなしている。
【0014】図3に示すように、本体支柱(14)に補助支
柱(15)を固着したとき、正面視において切欠き(17)の上
下方向の中央部の端面(17a)が、切欠き(18)の上下方向
の中央部の端面よりわずかに右側に位置するようにして
ある。
【0015】横杆(3)は、前後幅が補助支柱(15)の前後
幅と等しく、上下幅が切欠き(17)の上下幅と等しい角管
からなり、各端部(3a)の上下の縁には、狭幅の突片(3b)
が形成されている。
【0016】横杆(3)の端部(3a)は、補助支柱(15)の切
欠き(17)内に適正に嵌合され、このとき、突片(3b)は、
補助支柱(15)の内部に嵌合し、突片(3b)の先端は、補助
支柱(15)の内部の側面に当接するか、または近接するよ
うにしてある。
【0017】横杆(3)の端部(3a)が切欠き(17)に嵌合さ
れたとき、切欠き(17)の縁と横杆(3)の端部(3a)との突
き合わせ部の少なくとも一部が、切欠き(16)を通して外
部に露呈し、この切欠き(17)内において露呈した突き合
わせ部において、横杆(3)の端部(3a)と、補助支柱(15)
の縁部(15c)(切欠き(16))と、本体支柱(14)の縁部(14c)
とが、互いに溶接されている。(18a)は、その溶接部を
示す。
【0018】溶接部(18a)の上下部は、補助支柱(15)と
横杆(3)との突き合わせ部から離れており、横杆(3)の
前後の側面と本体支柱(14)の切欠き(16)の縁とが溶接さ
れている。
【0019】この溶接部(18a)は、切欠き(16)内に形成
されるので、その余盛りが、本体支柱(14)の前後面より
突出しないようにすることができる。さらに、突片(3b)
の先端は、補助支柱(15)の内部の側面と、溶接部(18b)
をもって溶接されている。このようにして、支柱(2)と
横杆(3)とが溶接されることにより、強固なフレーム
(4)が形成される。
【0020】なお、上述の実施形態では、補助支柱(15)
の縁部(15c)に切欠き(17)を設け、これに横杆(3)の端
部(3a)を嵌合して、突き合わせ部としているが、このよ
うな切欠き(17)を設けることなく、横杆(3)の端部(3a)
を、直線状とした補助支柱(15)の縁部(15c)に突き合わ
せて、その突き合わせ部の少なくとも一部が切欠き(16)
よりも露呈するようにし、その露呈した突き合わせ部に
おいて溶接してもよい。
【0021】また、突き合わせ部が切欠き(16)の縁から
離れるように、切欠き(16)を比較的大とした場合には、
突き合わせ部において、補助支柱(15)と横杆(3)とのみ
を溶接し、本体支柱(14)は溶接部(18a)においては溶接
しないようにしてもよい。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば以下の効果を奏すること
ができる。 (a) 請求項1記載の発明によれば、支柱が断面コ字状
をなす本体支柱と補助支柱を組み合わせて構成したの
で、支柱の強度は非常に大きく、間仕切装置全体の強度
も向上する。また、補助支柱と横杆との溶接部が、本体
支柱の縁部に設けた切欠き内に形成されるので、溶接部
の余盛りが支柱の前面及び後面にはみださないようにす
ることができ、パネルを支障なく支柱に取り付けること
ができる。
【0023】(b) 請求項2記載の発明によれば、補助
支柱に形成した切欠きに、横杆の端部を嵌合して突き合
わせることにより、溶接時に横杆を位置決めできるとと
もに仮保持することができ、しかも溶接後においては、
フレームの強度の向上に寄与することができる。
【0024】(c) 請求項3記載の発明によれば、同一
個所において、横杆と補助支柱と本体支柱とをまとめて
溶接することができ、溶接作業の簡素化とフレームの強
度の向上を図ることができる。
【0025】(d) 請求項4及び5記載の発明による
と、フレームの強度をさらに向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を備える間仕切装置の要部
の分解斜視図である。
【図2】同じく、フレームの角部の分解斜視図である。
【図3】同じく、支柱と横杆との接合部分の正面図であ
る。
【図4】図3のIV−IV断面図である。
【図5】従来の間仕切装置のフレームの斜視図である。
【符号の説明】
(1)間仕切装置 (2)支柱 (3)横杆 (3a)端部 (3b)突片 (4)フレーム (5)パネル (6)上部カバー (7)側部カバー (8)爪片 (9)爪片 (10)爪片 (11)係合孔 (12)係合孔 (13)係合孔 (14)本体支柱 (14a)支柱の内部の前面 (14b)支柱の内部の後面 (14c)縁部 (15)補助支柱 (15a)外側前面 (15b)外側後面 (15c)縁部 (16)切欠き (17)切欠き (17a)端面 (18a)溶接 (18b)溶接

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右1対の支柱を横杆によって連結して
    なるフレームの前後面に、パネルを取付けるようにした
    間仕切装置のフレーム構造において、 断面コ字状の本体支柱の内部に、同じく断面コ字状をな
    すとともに、前後幅及び左右幅が本体支柱よりも短い補
    助支柱を、両者の開口部が同じ方向を向くようにして嵌
    合して固着し、前記補助支柱の開口側の縁部に、前記横
    杆の端部との突き合わせ部を形成し、前記本体支柱の開
    口側の縁部に、前記突き合わせ部の少なくとも一部が露
    呈するようにした切欠きを設け、該切欠き内において、
    余盛りが突出することのないようにして、前記補助支柱
    の開口側の縁部と横杆の端部との突き合わせ部を溶接し
    たことを特徴とする間仕切装置のフレーム構造。
  2. 【請求項2】 補助支柱の開口側の縁部に、横杆の端部
    が嵌合する切欠きを設け、この切欠きを横杆との突き合
    わせ部とした請求項1記載の間仕切装置のフレーム構
    造。
  3. 【請求項3】 本体支柱の切欠きより露呈する突き合わ
    せ部と前記切欠きの縁とを互いに近接させ、前記切欠き
    の縁と補助支柱の縁と横杆の端部とを互いに溶接した請
    求項1または2記載の間仕切装置のフレーム構造。
  4. 【請求項4】 横杆の前後の側面と本体支柱の切欠きと
    が接する部分において、横杆と本体支柱とを互いに溶接
    した請求項1〜3のいずれかに記載の間仕切装置のフレ
    ーム構造。
  5. 【請求項5】 横杆の端部に、補助支柱の内部の側面に
    向かって延出する突片を設け、この突片と補助支柱の内
    部の側面とを互いに溶接した請求項1〜4のいずれかに
    記載の間仕切装置のフレーム構造。
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