JP3308131B2 - 軌道路上兼用車 - Google Patents

軌道路上兼用車

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JP3308131B2
JP3308131B2 JP12056795A JP12056795A JP3308131B2 JP 3308131 B2 JP3308131 B2 JP 3308131B2 JP 12056795 A JP12056795 A JP 12056795A JP 12056795 A JP12056795 A JP 12056795A JP 3308131 B2 JP3308131 B2 JP 3308131B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえばトンネル内や
地下道などの坑内における鉄道用架線の点検および修理
に用いられる軌道路上兼用車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、鉄道において架線の点検およ
び修理などをする場合、自動車を改造した図6に示すよ
うな車両を使用している。図6において、2はエンジン
を駆動源とする軌道路上兼用車であり、この軌道路上兼
用車2はその車両本体20の荷台に作業台21を取り付
けるとともに、そのタイヤ22,23の近辺に車輪2
4,25を昇降自在に設けている。
【0003】この軌道路上兼用車2は、前車輪24によ
って車両本体20の前タイヤ22を完全に浮かせると共
に車両本体20を線路3上に載置することができ、後車
輪25によって車両本体20を線路5上に導くようにし
ている。なお、後タイヤ23は地面または線路に接して
いるので、軌道路上兼用車2は後タイヤ23の回動によ
って線路3上を前後に移動する。
【0004】したがって、作業者はこの軌道路上兼用車
2に乗って普通の車を運転するように前進または後退す
ることによって、線路3上を極めて容易に、かつ、速や
かに移動できる。そして、作業台21にいる作業者は、
常に作業のしやすい位置において架線を点検し、これを
修理することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
軌道路上兼用車2においては、エンジンを駆動源として
おり、このエンジンの駆動力によって軌道路上兼用車2
を前後に移動させているために、特に、トンネル内や地
下道などの換気の悪い場所においては、坑内に排気ガス
が充満し、作業者が排気ガスによって汚染された空気を
吸うことになり、安全な工事を行えないという不都合が
あった。
【0006】本発明は上記の点を考慮にいれてなされた
ものであって、簡潔な構成で容易に実施できるものあり
ながら、坑内で架線の点検および修理作業を排気ガスを
出さずに安全に行える軌道路上兼用車を提供することを
目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明の軌道路
上兼用車では、自動車を改造した、エンジンを主駆動源
とする軌道路上兼用車において、この軌道路上兼用車の
タイヤに当接離間自在な略円筒状の周面をもった駆動ド
ラムと、この駆動ドラムに連設される駆動力伝達手段
と、駆動力伝達手段に連設されるモータおよびバッテリ
と、前記駆動ドラムの当接離間状態の切換え機構とをモ
ータ駆動ユニットとして搭載し、前記駆動ドラムが当接
離間自在なタイヤの回動によって前後に移動するのであ
り、前記切換え機構が、前記駆動力伝達手段の回転軸を
その駆動ドラム側において回転のみ自在に支持する軸受
けと、一端を車両の荷台に傾動自在に固定し他端を係合
部によって固定可能とすると共に中間位置において前記
軸受けを固定する軸受け支持部を設けた支持アームと、
前記係合部を係合する係合片とからなることを特徴とし
ている。
【0008】また、前記駆動力伝達手段を、前記モータ
の回動力を減速して対向する二方に出力する減速機と、
この減速機の各出力回転軸に連結される中間回転軸と、
この中間回転軸に連結される出力端回転軸によって構成
してもよい。
【0009】
【0010】さらに、前記モータの回転方向および回転
速度を遠隔制御する制御盤と、光ファイバーによって制
御盤と通信する操作盤とを設けてもよい。加えて、前記
駆動ドラムの外周面に滑り止め用の凹凸を形成してもよ
い。
【0011】
【作用】上記発明において、エンジンを主駆動源とする
軌道路上兼用車において、この軌道路上兼用車のタイヤ
に当接離間自在な略円筒状の周面をもった駆動ドラム
と、この駆動ドラムに連設される駆動力伝達手段と、駆
動力伝達手段に連設されるモータおよびバッテリと、前
記駆動ドラムの当接離間状態の切換え機構とをモータ駆
動ユニットとして搭載し、前記駆動ドラムが当接離間自
在なタイヤの回動によって前後に移動することにより、
エンジンを駆動することなく軌道路上兼用車を前後に移
動させることができるので、特にトンネル内や地下道な
どの坑内の換気の悪い場所においても、排気ガスが排出
されることがなく、空気が汚れることがない。したがっ
て、作業者は架線の点検および修理の作業を安全に行え
る。また、前記モータによる駆動装置がモータ駆動ユニ
ットとなっているので、既成の軌道路上兼用車に本モー
タ駆動ユニットを取り付けるだけで、軌道路上兼用車を
モータによって駆動できる。
【0012】また、前記駆動力伝達手段を、前記モータ
の回動力を減速して対向する二方に出力する減速機と、
この減速機の各出力回転軸に連結される中間回転軸と、
この中間回転軸に連結される出力端回転軸とした場合に
は、モータの回転力を適度に減速して二つの駆動ドラム
に伝達できると共に、出力端回転軸の位置を移動させる
ことで駆動ドラムの位置を容易に変えられる。
【0013】加えて、前記切換え機構が、前記駆動力伝
達手段の回転軸をその駆動ドラム側において回転のみ自
在に支持する軸受けと、一端を車両の荷台に傾動自在に
固定し他端を係合部によって固定可能とすると共に中間
位置において前記軸受けを固定する軸受け支持部を設け
た支持アームと、前記係合部を保持する保持部によって
構成した場合には、前記駆動ドラムとタイヤとの当接お
よび離間の操作を、前記保持部に対する係合部の係合お
よびこの係合の解除によって極めて容易に行えると共
に、複雑な固定装置を必要とせず、製造コストを引き下
げることができる。
【0014】また、前記モータの回転方向および回転速
度を遠隔制御する制御盤と、光ファイバーによってこの
制御盤と通信する操作盤とを設けた場合には、作業者は
作業台に乗ったままで操作盤を操作することによって車
両本体を移動でき、作業環境がよくなる。そして、この
操作盤を車両本体の座席部に持ち込んだ場合には、座席
に座った状態で車両本体をモータによって駆動すること
ができる。
【0015】さらに、前記駆動ドラムの外周面に滑り止
め用の凹凸を形成した場合には、駆動ドラムとタイヤと
の当接部分において容易に滑らないので、モータの駆動
力を効率よくタイヤに伝達できる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1〜5は、本発明の実施例を示す図であ
り、図1は全体構成を示す斜視図、図2はその側面図、
図3は駆動力を伝達する手段の構成を詳細に示す要部拡
大斜視図、図4は駆動ドラムとタイヤの当接離間状態の
切換え機構を示す側面図、図5は駆動力伝達手段の回転
軸を支持する構造を示す縦断面図である。これらの図1
〜5において図6と同一の符号が付された部材は同一ま
たは同等の部材であるので、その詳細な説明を省略す
る。
【0017】これらの図において、1はモータ駆動ユニ
ットであり、このモータ駆動ユニット1は車両本体20
の後タイヤ23に当接離間自在な略円筒状の周面をもっ
た駆動ドラム4と、この駆動ドラム4に連設される駆動
力伝達手段5と、駆動力伝達手段5に連設されるモータ
6およびバッテリ7と、前記駆動ドラム4の当接離間状
態の切換え機構8と、モータの回転方向および回転速度
を遠隔制御する制御盤9と、光ファイバーによって制御
盤9と通信する操作盤9aから成っている。本実施例で
はこれらの構成要素をアングル10によって連結し、一
つのモータ駆動ユニット1としているので、このモータ
駆動ユニット1を軌道路上兼用車2に設置することによ
って既存の軌道路上兼用車2に容易に増設することがで
きる。
【0018】また、本実施例では制御盤9を作業台21
に設置しているので、作業者が架線の点検修理をした後
に、作業台21からの遠隔操作によって軌道路上兼用車
2を移動させることができ、作業環境が飛躍的に良くな
るのであるが、この操作盤9aを携帯できるようにし、
作業台21の上にも車両本体20の座席にも持ち込み可
能として、車両本体20の座席の中からモータ6による
軌道路上兼用車2を前後に移動できるようにしても良い
ことは言うまでもない。
【0019】図3に示すように、前記駆動ドラム4の外
周面40には凹凸を形成しており、この外周面40にお
ける後タイヤ23との摩擦力を強めている。つまり、本
実施例では、駆動ドラム4の外周面40にこの凹凸を形
成することにより駆動ドラム4を介してモータ6の駆動
力を効率よく後タイヤ23に伝達できるのであるが、駆
動ドラム4の外周面40に高摩擦抵抗の樹脂を塗布する
など適宜変更可能である。
【0020】前記駆動力伝達手段5の構成は、モータ6
の回転軸60からの入力駆動力を減速ギアにて減速し、
対向する2つの出力回転軸51(図3には一方の出力回
転軸51のみ図示されている)に出力する減速機50
と、この出力回転軸51に自在継手54を介して連結
れる中間回転軸52と、この中間回転軸52に自在継手
55を介して連結される出力端回転軸53からなってい
る。
【0021】したがって、この2つの自在継手54,5
5によって出力端回転軸53は位置変更可能な状態で出
力回転軸51に連設され、矢印Aに示すように、駆動ド
ラム4を後タイヤ23の方向に押圧することによって、
モータ6の回転力を後タイヤ23に伝えることができ
る。そして、この駆動ドラム4を後タイヤ23から離す
ことにより後タイヤ23とモータ6との連結を解除する
ことができる。
【0022】前記モータ6は、その両側に設けられたバ
ッテリ7(図1,2に図示)からの電力によって駆動さ
れるのであるが、このバッテリ7は、通常の車載バッテ
リと同様にエンジンに連結される発電機によって常時充
電される。つまり、一般の線路における架線点検修理作
業を行うときにはエンジンを付けた状態でバッテリ7を
充電し、トンネルや地下道などの坑内に入ったときに
は、エンジンを止めてモータ6により軌道路上兼用車1
を移動させるようにしている。なお、上述したエンジン
の発電機による充電が十分でないときには、車庫におい
て充電器などを用いて充電してもよいことはいうまでも
ない。
【0023】前記切換え機構8は、図4に詳述している
ように、四角管状の支持アーム80によって、駆動ドラ
ム4を後タイヤ23側に押圧するように構成している。
この支持アーム80は、その一端を車両本体20の荷台
に固定された枢支部81によって傾動自在に固定しする
と共に、その他端には略L字状に折曲された断面四角柱
状の係合部82を挿入し、この係合部82の折曲部分に
は断面円柱状の把手82aを形成している。
【0024】したがって、把手82aは矢印Bに示す方
向に摺動可能となり、この把手82aを車両本体20の
荷台に固定された係合片84に形成されたフック84
a,84b,84cに対する係合部として、各フック8
4a,84b,84cに掛け変えることによって、支持
アーム80の傾斜角を調整でき、駆動ドラム4を後タイ
ヤ23に対して押し付ける力を調節できる。また、係合
片84の上端には載置フック84dが形成されており、
前記把手82aを載置フック84dに係合することによ
って、駆動ドラム4を後タイヤ23から完全に離間させ
ることが可能となる。
【0025】トンネルや地下道などの坑内の作業を行わ
ないときには、前記把手82aを載置フック84dに係
合し、駆動ドラム4を後タイヤ23から完全に離間させ
ることにより、軌道路上兼用車2を車両本体20内のエ
ンジン26(図2参照)によって駆動させることができ
る。
【0026】前記支持アーム80の中間位置には、前記
駆動力伝達手段5の駆動ドラム4側の出力端回転軸53
を回転のみ自在に支持する軸受け83が連設されている
ので、支持アーム80による梃の原理によって前記駆動
ドラム4を後タイヤ23に強く付勢することが可能とな
っている。
【0027】図5は軸受け83の構成を詳述する要部拡
大断面図であり、この図5において83aは前記出力端
回転軸53に回動自在に嵌合する一対のベアリング、8
3bはこの一対のベアリング84aを両端に固定するベ
アリングケース、83cはこのベアリングケース83b
を両側から支持固定する板状のベアリングケース支持
部、83dおよび83eは前記支持アーム80をこの一
対のベアリングケース支持部83cの間に嵌入した状態
で挟圧固定するためのボルトおよびナットである。
【0028】つまり、本実施例では、上述の構成の軸受
け83を支持アーム80に固定し、支持アーム80の傾
斜角を切換え可能とすることによって、出力回転軸51
と出力端回転軸53が常に平行となるように支持できる
とともに、駆動ドラム4の位置を変更することが可能と
なり、この駆動ドラム4と後タイヤ23との当接離間状
態の切換えが極めて容易に行える。また、本実施例に示
すように、駆動ドラム4と後タイヤ23との当接離間状
態の切換えを手動で行うことにより、その切換え機構を
より簡素に構成でき、製作コストの削減と、動作の安定
性、信頼性、耐久性の向上を同時に成し遂げることがで
きる。
【0029】なお、上記駆動ドラム4と後タイヤ23と
の当接離間状態の切換え機構の構成に変えて、エアシリ
ンダー等を用いて電気的に切り換えられるように構成し
てもよいことは言うまでもない。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る軌道
路上兼用車は、モータによって軌道路上兼用車を移動で
き、エンジンを回す必要がないため排気ガスが排出され
ないので、特にトンネル内や地下道などの坑内の換気の
悪い場所においても、排気ガスによって空気が汚れるこ
とがない。したがって、作業者は汚染された空気を吸う
ことがないので、架線の点検および修理の作業を安全に
行える。また、前記モータによる駆動装置がモータ駆動
ユニットとなっているので、既成の軌道路上兼用車に本
モータ駆動ユニットを取り付けるだけで実施でき容易に
実施できる。
【0031】また、前記駆動力伝達手段を、前記モータ
の回動力を減速して対向する二方に出力する減速機と、
この減速機の各出力回転軸に連結される中間回転軸と、
この中間回転軸に連結される出力端回転軸とすることに
よって、モータの回転力を適度に減速して二つの駆動ド
ラムに伝達できると共に、駆動ドラムの位置を変更で
き、タイヤに対してモータの駆動力を伝達しやすくな
る。
【0032】加えて、前記切換え機構が、前記駆動力伝
達手段の回転軸をその駆動ドラム側において回転のみ自
在に支持する軸受けと、一端を車両の荷台に傾動自在に
固定し他端を係合部によって固定可能とすると共に中間
位置において前記軸受けを固定する軸受け支持部を設け
た支持アームと、前記係合部を保持する保持部によって
構成することにより、前記駆動ドラムとタイヤとの当接
および離間の操作を、前記保持部に対する係合部の係合
およびこの係合の解除によって極めて容易に行えると共
に、複雑な固定装置を必要とせず、製造コストを引き下
げることができる。そして、構成が簡素になるので故障
の原因が減る。
【0033】また、前記モータの回転方向および回転速
度を遠隔制御する制御盤と、光ファイバーによってこの
制御盤と通信する操作盤とを設けることにより、作業者
は作業台に乗ったままで操作盤を操作することによって
車両本体を移動でき、作業環境がよくなる。そして、こ
の操作盤を車両本体の座席部に持ち込んだ場合には、座
席に座った状態で車両本体をモータによって駆動でき
る。
【0034】さらに、前記駆動ドラムの外周面に滑り止
め用の凹凸を形成した場合には、駆動ドラムとタイヤと
の当接部分において容易に滑らないので、モータの駆動
力を効率よくタイヤに伝達できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の軌道路上兼用車の一実施例を示す斜
視図である。
【図2】 前記軌道路上兼用車の要部透視側面図であ
る。
【図3】 前記軌道路上兼用車の駆動力伝達手段の構成
を示す斜視図である。
【図4】 前記軌道路上兼用車の駆動ドラムの当接離間
状態の切換え機構を示す側面図である。
【図5】 前記駆動力伝達手段の回転軸を回転のみ自在
に支持する軸受けの構成を示す縦断面図である。
【図6】 従来の軌道路上兼用車を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…モータ駆動ユニット、2…軌道路上兼用車、4…駆
動ドラム、5…駆動力伝達手段、6…モータ、7…バッ
テリ、8…切換え機構、9…制御盤、9a…操作盤、2
3…タイヤ、26…エンジン、40…外周面(凹凸形成
部分)、50…減速機、51…出力回転軸、52…中間
回転軸、53…出力端回転軸、82a…係合部、83…
軸受け、84…係合片。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−156279(JP,A) 特開 平6−72321(JP,A) 実開 平3−100568(JP,U) 実開 平3−113208(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B61D 15/00 B60F 1/04 E21F 13/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車を改造した、エンジンを主駆動源
    とする軌道路上兼用車において、この軌道路上兼用車の
    タイヤに当接離間自在な略円筒状の周面をもった駆動ド
    ラムと、この駆動ドラムに連設される駆動力伝達手段
    と、駆動力伝達手段に連設されるモータおよびバッテリ
    と、前記駆動ドラムの当接離間状態の切換え機構とをモ
    ータ駆動ユニットとして搭載し、前記駆動ドラムが当接
    離間自在なタイヤの回動によって前後に移動するのであ
    り、前記切換え機構が、前記駆動力伝達手段の回転軸を
    その駆動ドラム側において回転のみ自在に支持する軸受
    けと、一端を車両の荷台に傾動自在に固定し他端を係合
    部によって固定可能とすると共に中間位置において前記
    軸受けを固定する軸受け支持部を設けた支持アームと、
    前記係合部を係合する係合片とからなることを特徴とす
    る軌道路上兼用車。
  2. 【請求項2】 前記駆動力伝達手段が、前記モータの回
    動力を減速して対向する二方に出力する減速機と、この
    減速機の各出力回転軸に連結される中間回転軸と、この
    中間回転軸に連結される出力端回転軸からなる請求項1
    に記載の軌道路上兼用車。
  3. 【請求項3】 前記モータの回転方向および回転速度を
    遠隔制御する制御盤と、光ファイバーによって制御盤と
    通信する操作盤とを有する請求項1〜の何れかに記載
    の軌道路上兼用車。
  4. 【請求項4】 前記駆動ドラムの外周面に滑り止め用の
    凹凸を形成した請求項1〜の何れかに記載の軌道路上
    兼用車。
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