JP2001088521A - 低公害型軌陸兼用走行作業車 - Google Patents

低公害型軌陸兼用走行作業車

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JP2001088521A
JP2001088521A JP27215799A JP27215799A JP2001088521A JP 2001088521 A JP2001088521 A JP 2001088521A JP 27215799 A JP27215799 A JP 27215799A JP 27215799 A JP27215799 A JP 27215799A JP 2001088521 A JP2001088521 A JP 2001088521A
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 トンネル内等の換気の悪い場所での作業が、
長い連続運転時間と十分な航続距離、安価なランニング
コストを確保の上で実施できる低公害型軌陸兼用走行作
業車の提供を第一とし、併せて積雪地域での安全な軌条
走行、道路及び軌条への相互乗り換えの短縮化を課題と
する。 【解決手段】 路上走行用の前輪タイヤ(1)と後輪タイ
ヤ(2)、軌条走行用であってタイヤ走行となる地面を基
準として軌条走行高さと格納高さとに保持制御する高さ
制御手段を具備した前鉄輪(3)と後鉄輪(4)とを装備し、
ガソリン又はディーゼルエンジンからなるタイヤ走行用
駆動源とは別に、鉄輪走行用駆動源としてのLPGエン
ジン(L)を搭載し、該LPGエンジン(L)に油圧ポンプ
(P)及び発電機(E)を装備させ、また前鉄輪(3)及び後鉄
輪(4)には前記油圧ポンプ(P)で作動する鉄輪駆動用油圧
モータ(6)を具備させ、鉄輪走行の必要の有無に応じ
て、前鉄輪(3)と後鉄輪(4)の高さ制御と同時にタイヤ走
行用駆動源と鉄輪走行用駆動源とを相互に変更する低公
害型軌陸兼用走行作業車。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工事用作業台、工
事用資材搭載して走行する一般道路走行用車輌に、鉄道
車輌等の軌条上を走行するための前後の鉄輪を具備さ
せ、主としてトンネル内や地下道内の架線や内壁の点検
及び修理に用いられる低公害型軌陸兼用走行作業車に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にこの種の軌陸兼用走行作業車は、
路上走行のための前、後輪タイヤを備えた道路走行用作
業車であるトラック等に、軌条走行のための前、後鉄輪
を装備させた構成であって、路上走行時には前、後鉄輪
を格納し、軌条走行時にはそれぞれの鉄輪を下降させて
軌条上に転動自在に載置するとともに、前輪タイヤを浮
上させる一方、後輪タイヤで軌条走行力を与えるような
っている。
【0003】このような従来の軌陸兼用走行作業車は、
ガソリンエンジン或いはディーゼルエンジンを駆動源と
するものであるために、トンネル内や地下道内の換気の
悪い環境においては、排気ガスの充満は避けられず、こ
のため作業者の健康を害するだけでなく、特に修理、点
検に長時間を要する場合には、安全度の高い確実な点検
や修理作業が遂行できないという不都合があった。
【0004】そこで作業者の健康と安全度の高い確実な
点検や修理作業を遂行するために、換気の悪いトンネル
内等の走行のための、通常走行用のエンジンとは別に、
排気ガスを発生しない、バッテリ駆動モータユニットを
搭載して、これによる駆動力を駆動輪に伝達するように
した軌道路上兼用車が開発され公知(例えば、特開平8
−290770号公報等)となっている。
【0005】上記改良された公知の軌道路上兼用車は、
換気の悪い軌条上の場所での作業を、作業者の健康管理
と安全且つ確実な点検或いは修理を確保して行えること
から、最も好ましい優れたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、通常走
行用のエンジンとは別に搭載するバッテリ駆動モータユ
ニットでは、大なる搭載占有スペースを必要とするた
め、肝心の点検、修理のための装置や資材の搭載スペー
スを狭めるだけでなく、十分な充電量が確保できないこ
とから、連続して運転できる時間が短く、点検等のため
の低速運転では必要な航続距離が得られず、結果的には
長いトンネル等の内部での作業においては、その有益性
を活かすことができないという致命的な不都合があっ
た。
【0007】また、バッテリ駆動モータユニットによる
回転力を、軌条に対してゴムタイヤが空転しないよう
に、駆動ドラムを介してゴムタイヤへ伝達するために、
大きな押付け力を必要とし、これがため駆動ドラムとゴ
ムタイヤとの間及びゴムタイヤと軌条との間での面圧が
大きくなって、特にゴムタイヤと軌条とは常に接触磨耗
を伴うことから、ゴムタイヤが異常に早い時期に磨耗
し、交換を余儀なくされ、常に細心の注意を払ってゴム
タイヤ及びバッテリのメンテナンスを行い交換等が必要
であって、ランニングコストも高いものとなる。
【0008】さらに、道路から軌条への乗り入れ、軌条
から道路への脱出を踏切等において行う場合には、車輌
の方向転換に十分な広さの平坦面か誘導路がなければ、
スムーズに車輌乗り入れ等は行えず、車輌のハンドルの
切り返し操作を繰り返しでは、制約された時間の多くが
乗り入れ及び脱出に消費されることになり、事故発生時
の復旧作業時はもちろんのこと、定期点検と補修のため
の機材の持ち込みの緊急性を充足することができない。
【0009】このため、機材を積載した軌陸兼用走行作
業車を、修理、修復箇所に最も速く到着できる最も近く
の狭い踏切等からでも、誘導路等を必要とすることなく
安全且つ短時間で軌条上に乗り入れて軌条走行体勢とす
ることができるとともに、作業終了後にも短時間で軌条
から道路上に脱出することができることも要求される。
【0010】本発明は、点検、修理のための装置や資材
の搭載スペースが確保でき、しかも連続して運転できる
時間が長く、点検等のための低速運転であっても十分な
航続距離が得られ、長いトンネル等の内部での作業にお
いても、作業者の健康面での安全性が高く確実な作業が
遂行でき、ランニングコストも安価な軌陸兼用走行作業
車の提供を第一の課題とし、また前記第一の課題と併せ
て、積雪の多い地域でのトンネル等以外の軌条上走行に
おいても、迅速且つ安全に走行できる軌陸兼用走行作業
車の提供を第二課題とし、さらに第一、第二課題を充足
させた上で、狭い踏切等からでも安全且つ短時間で、軌
条上への乗り入れ、軌条上からの脱出ができる軌陸兼用
走行作業車を提供することを第三の課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】まず前記第一の課題を達
成する本発明に係る低公害型軌陸兼用走行作業車は、路
上走行用の前輪タイヤ(1)と後輪タイヤ(2)、及び軌条走
行用であってタイヤ走行となる地面を基準として少なく
とも軌条走行高さと格納高さ位置とに保持制御する高さ
制御手段を具備した前鉄輪(3)と後鉄輪(4)、とが装備さ
れた軌陸兼用走行作業車であって、ガソリン又はディー
ゼルエンジンからなるタイヤ走行用駆動源とは別に、鉄
輪走行用駆動源としてのLPGエンジン(L)を搭載する
とともに、該LPGエンジン(L)に油圧ポンプ(P)及び発
電機(E)を装備させ、またまた前鉄輪(3)と後鉄輪(4)の
両方又はいずれか一方に前記油圧ポンプ(P)にて発生さ
せた油圧により作動する鉄輪駆動用油圧モータ(6)を具
備させ、鉄輪走行の必要の有無に応じて、前鉄輪(3)と
後鉄輪(4)の高さ制御と同時にタイヤ走行用駆動源と鉄
輪走行用駆動源とを相互に変更するようにしたことを特
徴とする。
【0012】また第二の課題を達成する本発明に係る低
公害型軌陸兼用走行作業車は、請求項2に記載したよう
に、前記第一課題達成手段を前提として、前鉄輪(3)と
後鉄輪(4)の内、少なくとも後鉄輪(4)の高さを、いずれ
かのエンジンにより駆動される油圧ポンプ(P)により作
動する油圧シリンダ(7)によって、路面走行時の格納高
さと、タイヤ駆動による軌条走行時の走行用ガイド位置
高さと、鉄輪駆動による鉄輪走行用高さ位置との三ポジ
ションに保持制御するものとし、前鉄輪(3)は、路面走
行時の格納高さと、タイヤ駆動による軌条走行時の走行
用ガイド位置高さの二ポジションに保持制御するように
したことを特徴とする。
【0013】より具体的には、請求項3に記載したよう
に、前鉄輪(3)と後鉄輪(4)の高さポジションの保持制御
手段が、鉄輪駆動用油圧モータ(6)により駆動される鉄
輪組体(8)をシャシーフレーム(S)に対して昇降自在に昇
降用油圧シリンダ(71)で連結するとともに、前記鉄輪組
体(8)の高さ位置は、鉄輪組体(8)に装備させたロック制
御用シリンダ(72)で出没又は揺動するロック部材(9)
を、設定されたシャシーフレーム(S)と一体のロック受
け部材(10)に解除自在にロック支持する構成である。
【0014】また第三の課題を達成する本発明に係る低
公害型軌陸兼用走行作業車は、前記第一及び第二課題達
成手段を具備させることを前提として、請求項4に記載
したように、前輪タイヤ(1)と後輪タイヤ(2)との間のシ
ャシーフレーム(S)に、油圧手段により制御されるジャ
ッキ手段(J)とターンテーブル手段(T)とからなる昇降旋
回手段を具備させ、車輌全体の昇降と方向転換により路
面走行状態及び軌条走行状態のいずれかに変換するよう
にした構成である。
【0015】該昇降旋回手段としては、請求項5に記載
したように、上記低公害型軌陸兼用走行作業車に、ター
ンテーブル手段(T)と自在接手構成でもって連結される
ジャッキ手段(J)の3〜4組を装備させるとともに、該
ジャッキ手段(J)にバランス調節機能を兼備させ、該バ
ランス調節手段としては、ジャッキ手段(J)の固定部又
はシャシーフレーム(S)とターンテーブル手段(T)の回転
盤(11)とを枢着状態に連結して、両者の間隔を拡縮変更
する構成とする。
【0016】
【発明の作用及び効果】上記のように構成した本発明に
係る低公害型軌陸兼用走行作業車によれば、ガソリン又
はディーゼルエンジンからなるタイヤ走行用駆動源とは
別に、油圧ポンプ(P)及び発電機(E)を装備した鉄輪走行
用駆動源としてのLPGエンジン(L)を搭載して鉄輪駆
動用油圧モータ(6)を駆動させることから、バッテリ搭
載駆動源のように、全く排気ガスを無くすことはできな
いものの、公害の発生は低く抑えられ、また作業環境を
良好として作業者の健康面での安全性の確保と、迅速且
つ確実な点検、修理とを補償するだけでなく、装置や資
材の搭載スペース、長い連続運転時間、特に点検等のた
めの低速運転であっても十分な航続距離の確保ができる
ことから、長いトンネル等の内部での作業においても、
安全性が高く確実な作業が安価なランニングコストのも
とで迅速且つ確実な点検、修理を可能とし、バッテリ搭
載駆動源のものに比し、より実用性が高く実質的に優れ
た低公害型軌陸兼用走行作業車とすることができる。
【0017】そしてこの種の軌陸兼用走行作業車として
必要な、軌陸兼用走行は、前鉄輪(3)と後鉄輪(4)の高さ
を、少なくともタイヤ走行となる地面を基準として軌条
走行高さと格納高さ位置とに保持制御する高さ制御手段
を具備させていることによって確保されている。
【0018】また第二の課題を達成する本発明に係る低
公害型軌陸兼用走行作業車によれば、タイヤ走行用駆動
源とは別に搭載した鉄輪走行用駆動源としてのLPGエ
ンジン(L)によって、十分な走行時間と航続距離が得ら
れることと、少なくとも後鉄輪(4)の高さを、路面走行
時の格納高さと、タイヤ駆動による軌条走行時の走行用
ガイド位置高さと、鉄輪駆動による鉄輪走行用高さ位置
との三ポジションに保持制御することによって、LPG
エンジン(L)の駆動力を油圧ポンプ(P)と鉄輪駆動用油圧
モータによって確実に後鉄輪(4)に伝達して、軌条上で
の後鉄輪駆動走行を確実且つ安全なものとする。なお四
輪駆動とする場合には、前鉄輪(3)にも同様に動力伝達
をするものとするとともに、前鉄輪(3) の高さも、路面
走行時の格納高さと、タイヤ駆動による軌条走行時の走
行用ガイド位置高さと、鉄輪駆動による鉄輪走行用高さ
位置との三ポジションに保持制御するものとする。
【0019】そしてまた、鉄輪駆動による鉄輪走行用高
さ位置に鉄輪を設定してタイヤを高い位置に維持させて
いるから、積雪地域の軌条上走行時には、駆動走行用駆
動源としてのLPGエンジン(L)による後鉄輪(4)又は前
鉄輪(3)と後鉄輪(4)による駆動走行ができ、タイヤ駆動
走行とした場合に生じる、ラッセル車によりかかれた軌
条近接位置の雪上にタイヤの乗り上げによる脱線等を解
消し走行安全性を高めることができる。
【0020】させらに第三の課題を達成する本発明に係
る低公害型軌陸兼用走行作業車によれば、前記第一及び
第二課題の達成する構成に加えて、前輪タイヤ(1)と後
輪タイヤ(2)との間のシャシーフレーム(S)に昇降旋回手
段を設け、ターンテーブル手段(T)と自在接手構成でも
って連結されるジャッキ手段(J)の3〜4組を装備させ
るとともに、該ジャッキ手段(J)に、その固定部又はシ
ャシーフレーム(S)とターンテーブル手段(T)の回転盤(1
1)とを枢着状態に連結して、両者の間隔を拡縮変更する
ようにしたから、機材を積載した軌陸兼用走行作業車
を、修理、修復現場に最も速く到着できる最も近くの狭
い踏切等において、車輌全体をジャッキ手段(J)で持ち
上げターンテーブル手段(T)で旋回させてから下降させ
ること及び逆の操作によって、道路からの軌条上への乗
り入れと、作業終了後の軌条から道路上への脱出が、誘
導路等を確保することなく安全且つ短時間ですることが
できる。
【0021】
【発明の実施の形態】及び
【実施例】概略的に示した図面は、本願発明の実施例に
係る四鉄輪駆動タイプの低公害型軌陸兼用走行作業車で
あり、前記第一乃至第三の課題を達成するものであっ
て、図1は車輌の側面図、図2は昇降旋回手段を省略し
た同後面図、図3、図4は前鉄輪高さポジション制御部
(A)を示す部分図であって、図3は軌条走行高さ位置を
省略して鉄輪駆動高さ位置と格納高さ位置とを側面視し
た部分図であり、図4は図3を車輌の幅方向から見て中
間部を省略して図示した、前鉄輪(3)を三ポジションの
高さに制御する構成の部分側面図、図5、図6は後鉄輪
高さポジション制御部(B)を示す部分図であって、図5
は車輌の幅方向から見た三ポジションの高さに制御する
構成の部分説明図、図6は前記三ポジションの高さを鉄
輪駆動の高さとして示した部分側面図、図7は昇降旋回
手段部分の説明図である。
【0022】前記図示した実施例に係る四鉄輪駆動タイ
プの低公害型軌陸兼用走行作業車は、道路走行用の前輪
タイヤ(1)、ダブルタイヤ型式の後輪タイヤ(2)を装備し
た、総排気量 4985 ccのいすゞディーゼルエンジン(最
高出力150ps/3100rpm)からなる車輌を、低公害型軌陸
兼用走行作業車に改造したものであり、その改造部分
は、前輪タイヤ(1)の後方に、軌条走行用であって前鉄
輪高さポジション制御部(A)により高さの三ポジション
を制御するようにした前鉄輪(3)を、また後輪タイヤ(2)
の後方に、前記と同様、後鉄輪高さ三ポジション制御部
(B)で制御するようにした後鉄輪(4)を、さらに前輪タイ
ヤ(1)と後輪タイヤ(2)との間に、油圧手段により制御さ
れるジャッキ手段(J)とターンテーブル手段(T)とからな
りバランス調節手段を具備する昇降旋回手段とを、それ
ぞれシャシーフレーム(S)を利用して装備させるととも
に、シャシーフレーム(S)上には、資材積載スペース(2
0)を確保して1.5KVAの発電機(E)、油圧ポンプ(P)及びLP
Gガスタンク(G)を装備したLPGエンジン(L)(最高出
力24.3KW/1800rpm)を搭載し、軽量化のため鉄製に換え
てアルミ製とした折畳式作業台(22)を、支柱(21)で階層
式に支持させたところにあり、以下各部分について詳細
に説明する。
【0023】まずタイヤについて説明すると、前記前輪
タイヤ(1)とダブルタイヤ型式の後輪タイヤ(2)及び前鉄
輪(3)と後鉄輪(4)との位置関係は従来と同様である。す
なわち、前輪タイヤ(1)と後輪タイヤ(2)は特別な改造を
しておらず、後輪タイヤ(2)の内側幅が軌条(R)の平行幅
と符合するようになっている。
【0024】なお、後輪タイヤ(2)がシングルタイヤ型
式の場合或いはダブルタイヤの内側タイヤ幅間隔が軌条
幅間隔に符合しない場合には、タイヤ取着に際しスぺー
サー等を介してタイヤ幅間隔を軌条幅間隔に符合するよ
う調節するようにすることはもちろんである。
【0025】次に前鉄輪(3)と後鉄輪(4)及びこれらの高
さポジションの保持制御手段について説明すると、図3
及び図4に示すように、前鉄輪(3)と後鉄輪(4)の内、一
対の前鉄輪(3)は、鉄輪駆動用油圧モータ(6)からの動力
を非常用クラッチ(H)を介して伝達されるようにした前
の鉄輪組体(8)を構成して、図1に示すようにLPGエ
ンジン(L)及び折畳式作業台(22)を階層式に設けた積載
部(C)と運転室(D)との間の幅方向に前鉄輪高さポジショ
ン制御部(A)としてシャシーフレーム(S)に設け、図3及
び図4に示すように、前の鉄輪組体(8)を昇降用油圧シ
リンダ(71)により連動して昇降させ、前鉄輪(3)を、タ
イヤによる路面走行時の格納高さ位置(a)と、タイヤ駆
動による軌条走行時の走行用ガイド高さ位置(b)と、鉄
輪駆動による鉄輪走行用高さ位置(d)との三ポジション
に保持制御するようになっている。
【0026】また図1、図5及び図6に示すように、一
対の後鉄輪(4)も同様、鉄輪駆動用油圧モータ(6)からの
動力を非常用クラッチ(H)を介して伝達されるようにし
た後の鉄輪組体(8)を構成して、走行車輌の積載部(C)の
後部下方に後鉄輪高さポジション制御部(B)として設け
られ、後の鉄輪組体(8)を、昇降用油圧シリンダ(71)に
より連動して昇降させ、後鉄輪(4)を、タイヤによる路
面走行時の格納高さ位置(a)と、タイヤ駆動による軌条
走行時の走行用ガイド高さ位置(b)と、鉄輪駆動による
鉄輪走行用高さ位置(d)との三ポジション(図5参照)
に保持制御するようになっている。
【0027】そして前記前鉄輪(3)及び後鉄輪(4)は、い
ずれも昇降用油圧シリンダ(71)とは別に、それぞれの鉄
輪組体(8)に設けたロック制御用シリンダ(72)より出没
作動するベルクランク状に作動するロック部材(9)を、
シャシーフレーム(S)をベースとして上下方向に起立さ
せ固定した、鉄輪高さ設定間隔で受止部(10a)を形成し
たロック受け部材(10)の前記受止部(10a)に支持ロック
するようにして、鉄輪の高さを、路面走行時の格納高さ
位置と、タイヤ駆動による軌条走行時の走行用ガイド高
さ位置と、鉄輪駆動による鉄輪走行用高さ位置との三ポ
ジションを確保するようになっている。
【0028】また軌条(R)の上面が路面より低くなって
いる踏切での脱線事故の防止を考慮して、このような踏
切での各鉄輪高さを、駆動力伝達とは関係なく鉄輪駆動
の走行用高さ位置(d)として、前後のタイヤを路面高さ
以上であって完全に軌条(R)より浮かせ、前鉄輪(3)、後
鉄輪(4)による走行惰性により通過できるようにする。
【0029】そして本実施例においては、前記第三課
題、即ち、機材を積載した、または作業後の軌陸兼用走
行作業車を、修理、修復現場に最も速く到着できる最も
近くの狭い踏切等において、道路からの軌条上への乗り
入れと、作業終了後の軌条から道路上への脱出が、迅速
且つ安全に実行できるように、前輪タイヤ(1)と後輪タ
イヤ(2)との間のシャシーフレーム(S)に昇降旋回手段を
装備させる。この昇降旋回手段は、車輌全体の昇降と方
向転換を行って路面走行状態及び軌条走行状態のいずれ
かに変換するための、油圧手段により伸縮制御されバラ
ンス調節機能を兼備した三組以上のジャッキ手段(J)
と、接地部分である平面四角形の基盤(12)に対しベアリ
ングを介して回転する回転盤(11)からなる一組のターン
テーブル手段(T)とからなる。
【0030】前記昇降旋回手段は、車輌を平均的に持ち
上げるに適するように、三組以上のジャッキ手段(J)と
一組のターンテーブル手段(T)で構成し、これらは前輪
タイヤ(1)と後輪タイヤ(2)との間の下面であってプロペ
ラ軸を避けた、前後方向の略重心位置左右のシャシーフ
レーム(S)に装設して、車輌全体の上降(持ち上げ)と
方向転換を制御するものであり、筒体側の基端部をシャ
シーフレーム(S)に、また伸長側の先端部を回転盤(11)
の周縁部に、それぞれ傾斜方向回動を許容するように枢
着した補助シリンダ(73)をそれぞれ具備した一対の主油
圧シリンダ(74)の固定側を、シャシーフレーム(S)に固
定するとともに、可動側を下方へ伸長するようにし、該
可動側の先端部をターンテーブル手段(T)の回転盤(11)
に、車輌の進行方向を基準とした前後方向傾斜に順応す
る接手手段で連結した構成とし、ジャッキ手段(J)の伸
長又はターンテーブル手段(T)の格納状態を確保するた
めにロックシリンダ(図示せず)を具備している。
【0031】なお前記ジャッキ手段(J)のバランス調節
機能は、その他端の固定部又はシャシーフレーム(S)と
ターンテーブル手段(T)の回転盤(11)とを枢着状態に連
結した構成とし、固定部又はシャシーフレーム(S)と回
転盤(11)との間隔を拡縮変更するものであるが、水準器
又は水平センサーにより確認できる二軸方向傾斜確認手
段により、補助シリンダ(73)の伸縮又はリンク機構を制
御する手段としても良い。
【0032】上記構成した実施例に係る本発明の低公害
型軌陸兼用走行作業車は、前鉄輪(3)、後鉄輪(4)の四輪
駆動車として説明したが、前鉄輪駆動又は後鉄輪駆動の
いずれか一方のみとしてコストダウンを図る場合もあ
り、また鉄輪の高さ位置の三ポジションの確保は後鉄輪
(4)のみとし、前鉄輪(3)については、路面走行時の格納
高さ位置と、タイヤ駆動による軌条走行時の走行用ガイ
ド高さ位置の二ポジションとする場合もある。この場
合、積雪地域、軌条上面が路面より低くなる踏切等での
走行をしないものとする。
【0033】なお、本発明の実施例に係る低公害型軌陸
兼用走行作業車における各油圧作動機器は、いずれもL
PGエンジン(L)により駆動される油圧ポンプ(P)と配管
接続され、配管経路に介在させた切替バルブ、制御バル
ブ等により、各部の運動を調節制御するのであるが、図
8に制御系統油圧配管図を示して符号を付すに止め詳細
な説明は省略する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係る低公害型軌陸兼用走行
作業車の側面図。
【図2】 同後面図。
【図3】 前鉄輪(3)の高さポジション制御部(A)を軌条
走行高さ位置を省略して鉄輪駆動高さ位置と格納高さ位
置とを側面視した部分図。
【図4】 前鉄輪(3)の高さポジション制御部(A)の構成
を車輌の幅方向から見て中間部を省略して図示した部分
側面図。
【図5】 後鉄輪(4)の高さポジション制御部(B)の構成
を車輌の幅方向から見て示した部分説明図。
【図6】 後鉄輪(4)の三ポジションの高さを鉄輪駆動
の高さとして示した部分側面図。
【図7】 昇降旋回手段部分の説明図。
【図8】 実施例に係る低公害型軌陸兼用走行作業車に
おける各油圧作動機器の制御系統油圧配管図。
【符号の説明】
(L) LPGエンジン (A) 前鉄輪高さポジション制御部 (B) 後鉄輪高さ三ポジション制御部 (1) 前輪タイヤ (2) 後輪タイヤ (3) 前鉄輪 (4) 後鉄輪 (6) 鉄輪駆動用油圧モータ (7) 油圧シリンダ (71) 昇降用油圧シリンダ (72) ロック制御用シリンダ (8) 鉄輪組体 (9) ロック部材 (10) ロック受け部材 (11) 回転盤 (J) ジャッキ手段 (T) ターンテーブル手段 (E) 発電機 (S) シャシーフレーム (P) 油圧ポンプ (G) LPGガスタンク
フロントページの続き (72)発明者 今井 章雄 愛知県名古屋市中村区名駅1丁目1番4号 東海旅客鉄道株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 路上走行用の前輪タイヤ(1)と後輪タイ
    ヤ(2)、及び軌条走行用であって少なくともタイヤ走行
    となる地面を基準として軌条走行高さと格納高さ位置と
    に保持制御する高さ制御手段を具備した前鉄輪(3)と後
    鉄輪(4)、とが装備された軌陸兼用走行作業車であっ
    て、ガソリン又はディーゼルエンジンからなるタイヤ走
    行用駆動源とは別に、鉄輪走行用駆動源としてのLPG
    エンジン(L)を搭載するとともに、該LPGエンジン(L)
    に油圧ポンプ(P)及び発電機(E)を装備させ、また前鉄輪
    (3)と後鉄輪(4)の両方又はいずれか一方に前記油圧ポン
    プ(P)にて作動する鉄輪駆動用油圧モータ(6)を具備さ
    せ、鉄輪走行の必要の有無に応じて、前鉄輪(3)と後鉄
    輪(4)の高さ制御と同時にタイヤ走行用駆動源と鉄輪走
    行用駆動源とを、油圧作動制御により相互に変更するよ
    うにしたことを特徴とする低公害型軌陸兼用走行作業
    車。
  2. 【請求項2】 前鉄輪(3)と後鉄輪(4)の内、少なくとも
    後鉄輪(4)の高さを、いずれかのエンジンにより駆動さ
    れる油圧ポンプ(P)により作動する油圧シリンダ(7)によ
    って、路面走行時の格納高さと、タイヤ駆動による軌条
    走行時の走行用ガイド位置高さと、鉄輪駆動による鉄輪
    走行用高さ位置との三ポジションに保持制御するものと
    し、前鉄輪(3)は、路面走行時の格納高さと、タイヤ駆
    動による軌条走行時の走行用ガイド位置高さの二ポジシ
    ョンに保持制御するものとした請求項1記載の低公害型
    軌陸兼用走行作業車。
  3. 【請求項3】 前鉄輪(3)と後鉄輪(4)の高さポジション
    の保持制御手段は、鉄輪駆動用油圧モータ(6)により駆
    動される鉄輪組体(8)をシャシーフレーム(S)に対して昇
    降自在に昇降用油圧シリンダ(71)で連結するとともに、
    前記鉄輪組体(8)の高さ位置は、鉄輪組体(8)に装備させ
    たロック制御用シリンダ(72)で出没又は揺動するロック
    部材(9)を、設定されたシャシーフレーム(S)と一体のロ
    ック受け部材(10)によって、解除自在にロック支持する
    手段である請求項2記載の低公害型軌陸兼用走行作業
    車。
  4. 【請求項4】 前輪タイヤ(1)と後輪タイヤ(2)との間の
    シャシーフレーム(S)に、油圧手段により制御されるジ
    ャッキ手段(J)とターンテーブル手段(T)とからなる昇降
    旋回手段を具備させ、車輌全体の昇降と方向転換により
    路面走行状態及び軌条走行状態のいずれかに変換するよ
    うにした請求項1、2又は3記載の低公害型軌陸兼用走
    行作業車。
  5. 【請求項5】 ターンテーブル手段(T)と自在接手構成
    でもって連結されるジャッキ手段(J)の3〜4組を装備
    させ、該ジャッキ手段(J)にバランス調節機能を兼備さ
    せた請求項4記載の低公害型軌陸兼用走行作業車。
  6. 【請求項6】 バランス調節手段は、ジャッキ手段(J)
    の固定部又はシャシーフレーム(S)とターンテーブル手
    段(T)の回転盤(11)とを枢着状態に連結して、両者の間
    隔を拡縮変更する構成とした請求項4又5記載の低公害
    型軌陸兼用走行作業車。
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