JP3306633B2 - 衝撃吸収用バンパ− - Google Patents
衝撃吸収用バンパ−Info
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- JP3306633B2 JP3306633B2 JP13526993A JP13526993A JP3306633B2 JP 3306633 B2 JP3306633 B2 JP 3306633B2 JP 13526993 A JP13526993 A JP 13526993A JP 13526993 A JP13526993 A JP 13526993A JP 3306633 B2 JP3306633 B2 JP 3306633B2
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- JP
- Japan
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- mounting base
- bumper
- shock absorbing
- movable body
- outer shell
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Vibration Dampers (AREA)
Description
の衝突時の衝撃を緩衝して安全を図るバンパーに関す
る。
ジェットコースター、ゴーカート等の乗物の衝突を緩衝
するために、乗物本体の外壁外面の要所要所にバンパー
が装着してあって、遊戯中に乗物同士が衝突した際、あ
るいは周辺のフェンスに激突した場合などは衝撃を緩衝
して安全を図るようになっている。図3及び図4は、従
来この種のバンパーの一例を示し、図3は衝突前の断
面、図4は衝突時の断面をそれぞれ示している。即ち、
遊戯用の乗物1の側面要所にバンパー2が固定され、こ
のバンパー2は補強材を兼ねた取付ベース3を有し、取
付ベース3には弾性を有するクッション材4が接合され
て、クッション材4の全体を外殻材5でもって被覆して
ある。外殻材5の端部は取付ベース3に接着してあり、
こうした構造において取付ベース3を介して締結部材の
植込ボルト6により乗物1の外壁外面に取り付けるよう
になっている。ところで、このような従来のバンパー2
の場合、図4に示される障害物7との衝突による変形
で、取付ベース3から外殻材5の端部接着部が剥離する
場合がある。バンパー2が例えば遊戯用乗物1であるボ
ートに採用された場合、外殼材5が剥離すると水の浸入
を生じたり、剥離の度合いが過ぎた場合は乗物1からバ
ンパー2の完全離脱という事態をも招くことになり、安
全性に間題があった。
材でクッション材を外側から被覆しかつ外殻両端の折り
返し部でクッション材の一部を包み込み、この両端の折
り返し部をつなぎ部を介して接着する態様の衝撃吸収用
バンパーにおいて、衝突時の際の変形による折り返し部
とつなぎ部との接着部に発生した剥離や完全離脱を防止
して安全性をより高め、特に遊戯用乗物等の可動体の緩
衝に好適な衝撃吸収用バンパーを提供することにある。
バンパーは、遊戯用乗物等の可動体に取り付けられて衝
突時の衝撃を緩衝するバンパーであって、可動体の外壁
に締結部材で固定される補強用取付ベースを有し、取付
ベースにはクッション材が接合され、外殻材でクッショ
ン材を外側から被覆しかつ外殻両端の折り返し部で取付
ベースを背面から覆って包み込み、該両端の折り返し部
をつなぎ部を介して接着することにより、前記取付ベー
ス及び前記クッション材を内部に包み込んだ密閉構造と
すると共に、前記折り返し部と前記つなぎ部との接着部
が前記取付ベースにより前記可動体の外壁側に押圧され
るようにした構成である。
外側から包み込んだ袋状に成形されかつ外殻材の折り返
し部とつなぎ部との接着部が取付ベースにより可動体の
外壁側に押圧されるようにしているので、外殻材が接着
部から剥離することを防ぐことができる。
例を図面に基づいて説明する。図1は、実施例のバンパ
ー10の断面を示す。バンパー10は乗物20に固定す
る部分の補強用の取付ベース11を有し、この取付ベー
ス11は軽量で強度の高いFRP等が用いられている。
取付ベース11には弾性を有する低密度(0.1g/c
m3以下)のポリウレタンフォーム等によるクッション
材12が接合され、クッション材12の全体が外殼材1
3でもって被覆されている。
優れたポリウレタンゴム等の材料が用いられ、クッショ
ン材12はもとより取付ベース11もその外側から完全
に被覆した袋状の構造である。
部15とによる袋状であり、主部14は予め単体成形品
として主部成形工程(I)で別に成形されたものであ
る。取付ベース11とクッション材12は適当な方法に
より接着接合体として組立半工程(II)で準備され、主
部14との接合に備える。主部14の両端はフランジ状
の折り返し部14a、14aとして成形してあり、次の
組立半工程(III)で主部14でクッション材12を内
部に包み込むと共に、両端の折り返し部14a、14a
を取付ベース11の両端に巻き込ませる。従って、主部
14の両端の折り返し部14a、14aは取付ベース1
1の背面に回り込む形となる。
4の両端の折り返し部14a、14aを互いにつなぐよ
うにして、同材質によるつなぎ部15を接着することに
より、取付ベース11及びクッション材12を内部に包
み込んだ密閉構造となる。
ース11上にクッション材12を接着接合する際、予め
植込ボルト16等の締結部材が取付ベース11から外側
に突出させて固定してあり、遊戯用乗物20等の可動体
との取付結合に備えることになる。
は、図2に示すように、障害物7との衝突により変形が
生じても、外殻材13は主部14とつなぎ部15とによ
る袋状でかつ外殻材の折り返し部14aとつなぎ部15
との接着部が取付ベース11により可動体の外壁側に押
圧されるようにしているから、外殻材が接着部から剥離
することはない。
吸収用バンパーは、外殻材でクッション材と共に補強用
の取付ベースをも内部に完全に包み込んだ形状でかつ外
殻材の折り返し部とつなぎ部との接着部が取付ベースに
より可動体の外壁側に押圧されるようにしてあるから、
従来のこの種のバンパーのように、接着部から外殻材が
剥離したり、あるいは完全離脱により安全性に支障を与
えるといった不具合が解消される利点がある。
撃吸収用バンパーの断面図である。
ある。
した衝突前の断面図である。
ある。
Claims (1)
- 【請求項1】 遊戯用乗物等の可動体に取り付けられて
衝突時の衝撃を緩衝するバンパーであって、可動体の外
壁に締結部材で固定される補強兼用の取付ベースを有
し、取付ベースにはクッション材が接合され、外殻材で
クッション材を外側から被覆しかつ外殻両端の折り返し
部で取付ベースを背面から覆って包み込み、該両端の折
り返し部をつなぎ部を介して接着することにより、前記
取付ベース及び前記クッション材を内部に包み込んだ密
閉構造とすると共に、前記折り返し部と前記つなぎ部と
の接着部が前記取付ベースにより前記可動体の外壁側に
押圧されるようにしたことを特徴とする衝撃吸収用バン
パー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13526993A JP3306633B2 (ja) | 1993-05-13 | 1993-05-13 | 衝撃吸収用バンパ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13526993A JP3306633B2 (ja) | 1993-05-13 | 1993-05-13 | 衝撃吸収用バンパ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06321032A JPH06321032A (ja) | 1994-11-22 |
JP3306633B2 true JP3306633B2 (ja) | 2002-07-24 |
Family
ID=15147756
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13526993A Expired - Lifetime JP3306633B2 (ja) | 1993-05-13 | 1993-05-13 | 衝撃吸収用バンパ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3306633B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5392070B2 (ja) * | 2009-12-25 | 2014-01-22 | トヨタ自動車株式会社 | 樹脂部品 |
CN106585917A (zh) * | 2016-11-29 | 2017-04-26 | 芜湖木木游乐设备有限公司 | 一种用于游客峡谷漂流的安全保护装置 |
-
1993
- 1993-05-13 JP JP13526993A patent/JP3306633B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06321032A (ja) | 1994-11-22 |
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