JP3306076B2 - 配管の保護部材 - Google Patents

配管の保護部材

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JP3306076B2 JP18719891A JP18719891A JP3306076B2 JP 3306076 B2 JP3306076 B2 JP 3306076B2 JP 18719891 A JP18719891 A JP 18719891A JP 18719891 A JP18719891 A JP 18719891A JP 3306076 B2 JP3306076 B2 JP 3306076B2
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憲一 木戸
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は分離型空気調和機の室
内ユニットから室外へ導びかれる配管等の保護部材に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に分離型空気調和機の室内ユニット
の配管は、家屋の壁穴を貫通して室外へ導びかれる。
【0003】そしてこの配管を室外ユニットと接続す
る。
【0004】前記壁穴には実公平2−20552号公報
に示されるような配管の保護部材が取付けられて、配管
の保護が行なわれている。
【0005】この保護部材を図7,図8に示す。
【0006】50は壁穴51に取付けられる保護部材
で、この保護部材は壁穴51へ差込まれる筒部52と、
壁穴51の周りの壁面53へ当てられる鍔部54とから
構成されている。
【0007】55は筒部52と略同心円上の位置の鍔部
54に折取り可能に設けた突出片で、これは4個設けら
れている。
【0008】そして、これら突出片55は壁穴51の内
壁に接する形状となっており、且つ、これら突出片55
同志の外径寸法は壁穴51の内径寸法と一致するように
設定されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前述した配管の保護部
材50では、スリーブ管56を筒部52と突出片55と
で挟む構成のため、その筒部52がスリーブ管56の内
側に位置し、配管の通路面積を狭めることになってい
た。
【0010】配管の通路面積が狭いと、配管を保護部材
50に通す作業を行ないにくく、また、配管に設けられ
ている断熱材がつぶれて配管に結露し易い。
【0011】前記保護部材50は、スリーブ管56を筒
部52と突出片55とで挟む構成のため、筒部52や突
出片55を余り小さくできず、特に配管を壁内に埋込む
場合、配管の曲率半径を小さくしなければならず、配管
を曲げにくく、また配管が折れ曲がり易い。
【0012】この発明は、配管の通路面積を確保でき、
しかも、筒部の寸法が小さい配管の保護部材を提供する
ものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、壁穴に挿通される配管の
保護部材を、この壁穴に挿入される筒部と、この壁穴の
周囲の壁面に当てられる鍔部とから形成し、前記壁穴に
設けられるスリーブ管の外径と前記筒部の内径を略同一
に設定して嵌め合わせ、筒部の内側にはスリーブ管の端
部を止めるストッパーを設けたものである。
【0014】
【作用】この配管の保護部材では筒部がスリーブ管の外
周に当てられ、筒部の内側のストッパーがスリーブ管の
端部を止めるようにしたので、保護部材は配管の通路を
狭めることはない。
【0015】また、この保護部材では筒部にスリーブ管
の外側を当てるようにしたので、筒部を大きくする必要
がなく筒部の寸法を極力小さくすることができる。
【0016】
【実施例】この発明の一実施例を図面に基づき説明す
る。
【0017】図4において、1は室内壁面2の天井付近
に設けた回り縁で、この回り縁には裏板3に取付けられ
た縦桟4の上部5が固定されている。
【0018】この裏板3の左右隅部には切欠き部6が形
成されている。
【0019】8は室内壁面2に穿設した壁穴で、裏板3
の切欠き部6の近くに設けられている。
【0020】9は壁穴8に装着する保護部材で、この保
護部材は図1ないし図3に示すように壁穴8へ差込まれ
る筒部30と、壁穴8の囲りの壁面7へ当てられる鍔部
31とが形成されている。
【0021】筒部30の内径はスリーブ管32の外径と
略同一に設定されており、筒部の内側にはスリーブ管3
2の端部を止めるストッパー33が設けられている。
【0022】そして、この保護部材9の筒部30は、そ
の内側とストッパー33とだけで外側からスリーブ管3
2に接するものである。
【0023】このため、スリーブ管32の上下方向の動
きは筒部30により止められており、水平方向の動きは
ストッパー33により止められている。
【0024】このようにして、スリーブ管32が筒部3
0に嵌まり合っている。
【0025】また、34は、鍔部31の背面側と筒部3
0の背面側とをつなぐように形成された補強リブで、こ
のリブが壁穴8の周壁に突き当たることにより、保護部
材9が壁穴8からずれたり、抜けたりしにくいようにな
っている。
【0026】35は筒部30に設けた切欠き、36は切
断部37を切外し易くするための溝で、この溝は保護部
材9が後述する室内ユニットからはみ出るような時に刃
物で切られるものである。
【0027】20は分離型空気調和機の室内ユニット
で、前面上部に吸込グリル21、前面下部に吐出口22
が形成されている。
【0028】図4,図5において、23,24,25は
室内ユニット背面より後方へ延びたユニット間配管、ユ
ニット間配線、ドレンホースで、これらはいずれも保護
部材9の筒部30、及びスリーブ管32を貫通して室外
へ導びかれるものである。
【0029】このユニット間配管23、ユニット管配線
24は室外ユニット〔図示せず〕に接続される。
【0030】38は壁穴8の室外側の隙間を埋めるため
のパテである。
【0031】また、室内ユニット20は裏板3の引掛け
片26に引掛けられて室内の壁面2に取付けられるもの
である。
【0032】スリーブ管32を壁穴8に差込んで、この
スリーブ管の端部に保護部材9を当てるように嵌め合わ
せると、保護部材9の筒部30はスリーブ管32の外側
から当たり、ストッパー33がスリーブ管32の端部に
当たり、スリーブ管32の外側から当たる構成のため、
筒部30がスリーブ管32における配管の通路面積を狭
めることはなく、配管23、配線24、ドレンホース2
5を壁穴8のスリーブ管32に通し易い。
【0033】また、スリーブ管32での配管23の通路
が狭められることはないので、スリーブ管32における
配管の通路を充分に利用でき、配管23の断熱材がつぶ
れることによって配管23が結露し易くなることを防止
できる。
【0034】このように配管の通路面積が狭められるこ
とがないので、4分〔4/8インチ〕の太管と2分〔2
/8インチ〕の細管とを備えた4.0KWの能力の室内
ユニットのために従来形成していた直径80mmの壁穴
を、3分〔3/8インチ〕の太管と2分〔2/8イン
チ〕の細管とを備えた2.5KWの能力の室内ユニット
や2.8KWの能力の室内ユニットのために形成してい
た直径65mmの壁穴と同じ直径に設定しても良く、こ
のように設定しても、壁穴に配管を挿入する作業を行な
いにくくならず、また、配管の断熱材がつぶれにくい。
【0035】このため、4.0KWの能力の室内ユニッ
トにも2.5KWや2.8KWの能力の室内ユニットで
使用していた直径65mmの壁穴を使用することがで
き、保護部材9を4.0KWのものも2.5KWの能力
や2.8KWの能力のものと同一のものを使用でき、部
品の共通化を図ることができる。
【0036】更にまた、この保護部材9は外側からスリ
ーブ管32,32aに当てられる構成のため、筒部30
の寸法を大きくする必要がなく寸法を小さくでき、特に
図6に示すように配管23や配線24やドレンホース2
5を壁39内に埋込むように構成されたものにおいて、
曲げ部分40の曲率半径を大きくとれるので、筒部の寸
法が大きく配管の曲げ部分の曲率半径を大きくとれなか
った従来のものに比べて、配管23を曲げ易くすること
ができる。
【0037】また、曲げ部分40の曲率半径を大きくと
れるので、配管23の断熱材や配管23自体がつぶれた
りすることを極力防止することができる。
【0038】尚、この実施例ではスリーブ管32を使用
した例で説明したが、必ずしもスリーブ管を使用する必
要はない。
【0039】スリーブ管を使用しない場合も、配管の保
護部材はスリーブ管を使用した場合と同様に配管の通路
面積を狭めないという働きがある。
【0040】
【発明の効果】この発明は、壁穴に挿通される配管の保
護部材を、この壁穴に挿入される筒部と、この壁穴の周
囲の壁面に当てられる鍔部とから形成し、前記壁穴に設
けられるスリーブ管の外径と前記筒部の内径を略同一に
設定して嵌め合わせ、筒部の内側にはスリーブ管の端部
を止めるストッパーを設けたので、配管の通路が狭めら
れることはなく、配管の通路面積を充分に確保でき、配
管を壁穴に通す作業を行ないにくくなることや配管の断
熱材がつぶされることを防止できる。さらに、スリーブ
管の外側に筒部が嵌め合わされこれらの部品が互いに外
れにくくなっているので、配管が保護部材に当たっても
外れにくく、かつ配管を挿通する際の作業性を向上する
ことができる。
【0041】またこの保護部材は筒部にスリーブ管の外
側を当てるようにしたので、筒部の寸法を極力小さくす
ることができ、特に配管を壁内に埋込む場合、配管の曲
率半径を大きくでき、配管を曲げ易くすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す配管の保護部材の断面
図である。
【図2】同実施例の保護部材の背面図である。
【図3】同実施例の保護部材の側面図である。
【図4】同実施例の保護部材と壁穴と室内ユニットとの
関係を示す斜視図である。
【図5】室内ユニットの据付状態を示す要部断面図であ
る。
【図6】室内ユニットの異なる据付状態を示す要部断面
図である。
【図7】従来例の配管の保護部材を示す斜視図である。
【図8】同従来例の配管の保護部材を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
7 壁面 8 壁穴 9 保護部材 30 筒部 31 鍔部 32 スリーブ管 33 ストッパー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木戸 憲一 守口市京阪本通2丁目18番地 三洋電機 株式会社内 (72)発明者 虻川 則男 守口市京阪本通2丁目18番地 三洋電機 株式会社内 (56)参考文献 実公 平2−20552(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16L 5/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁穴に挿通される配管の保護部材を、こ
    の壁穴に挿入される筒部と、この壁穴の周囲の壁面に当
    てられる鍔部とから形成し、前記壁穴に設けられるスリ
    ーブ管の外径と前記筒部の内径を略同一に設定して嵌め
    合わせ、筒部の内側にはスリーブ管の端部を止めるスト
    ッパーを設けたことを特徴とする配管の保護部材。
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