JP3305389B2 - 内燃機関の燃料噴射ポンプに用いられる調速機 - Google Patents

内燃機関の燃料噴射ポンプに用いられる調速機

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の燃料噴射ポ
ンプに用いられる調速機であって、遠心調速機構が設け
られていて、該遠心調速機構が、支持体に支承されたフ
ライウェイトを備えており、該フライウェイトがガバナ
スプリングに抗して移動調節可能であり、前記フライウ
ェイトの移動調節運動が、燃料噴射ポンプの圧送量を制
御するコントロールラックに伝達されるようになってお
り、遠心調速機構が燃料噴射ポンプの駆動軸によって駆
動されるようになっており、該駆動軸が、遠心調速機構
に設けられた連行体に結合されており、該連行体が、遠
心調速機構に設けられた支持体に向いた側に、直径方向
で互いに向かい合って位置する2つのつめを有してお
り、前記支持体が、前記連行体に向いた側の端面に、直
径方向で互いに向かい合って位置する2つのつめを有し
ており、該つめと、前記連行体に設けられたつめとの間
それぞれリングセグメント状に支承された緩衝部材
が、カップ形のカプセルに配置されており、該カプセ
ルが、円筒状のカプセル壁と、環状のカプセル底部とを
有しており、該カプセル底部が前記カプセル壁と一体に
結合されていて、前記支持体または前記連行体に設けら
れたつめを貫通案内するための切欠きを有している形式
のものに関する。
【0002】
【従来の技術】このような形式の調速機は、ボッシュ
(Bosch)社の技術教本「ディーゼルアインシュプ
リッツアウスリュストゥング、ドレーツァールレグラ
ヒューアライエンアインシュプリッツポンプ(Dies
el−Einspritzausruestung,D
rehzahlregler fuer Reihen
einspritzpumpen)」、第198772
2013号(KH/VDT,09.75−De、第25
頁)に開示されている。この公知の調速機では、遠心調
速機構が噴射ポンプのカム軸に結合されていて、このカ
ム軸によって回転駆動されるようになっている。前記遠
心調速機構は所属のフライウェイトの外方運動によって
レバー機構を介して、燃料噴射ポンプのコントロールラ
ックに結合されたフローティングレバーを移動調節す
る。したがって、遠心調速機構は圧送される噴射量を回
転数に関連して制御する訳である。このためには、燃料
噴射ポンプのカム軸が、フライウェイトを支持する支持
体と連結されている。カム軸振動が遠心調速機構に伝播
して、ひいては制御不正確性が生ぜしめられることを回
避するために、公知の調速機では、支持体とカム軸との
間のカップリングに振動減衰装置が配置されている。こ
の振動減衰装置はカップ形のカプセルを有しており、こ
のカプセルの内部には、それぞれ支持体に設けられた、
直径方向で互いに向かい合って位置する2つのつめと、
カム軸に固く結合された連行体に設けられた、直径方向
で互いに向かい合って位置する2つのつめとが突入して
いる。それぞれ互いに90゜だけずらされたつめの間に
は、有利にはゴムから成る各1つの緩衝部材が減衰目的
のために配置されている。連行体に設けられたつめはカ
ップ形のカプセルの開いた部分に突入しているのに対し
て、カプセルの他方の側に接触した支持体に設けられた
つめのためには、カプセル底部に貫通溝の形の切欠きが
加工成形されている。この貫通溝はカプセル底部に設け
られた、前記連行体を案内する内孔に向かって開いてい
る。したがって、回転運動は連行体のつめから緩衝部材
を介して支持体のつめに伝達される。このときに、ポン
プカム軸の振動や両つめの互いに相対的な回動によっ
て、緩衝部材の圧縮交番負荷が生じ、この圧縮交番負荷
は減衰用のカプセルに伝達される。この場合に、弾性的
な緩衝部材の脈動運動がカプセルに支持されるので、こ
れにより貫通溝底部における半径に基づいたノッチ効果
から出発して、カプセル壁に永久破断が生ぜしめられて
しまう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた形式の調速機を改良して、前記欠点が回避さ
れ、カプセルの一層高い強度が得られるような調速機を
提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、前記切欠きがカプセル底部に、各
つめの横断面に合わせられた貫通孔として形成されてお
り、該貫通孔がほぼ方形の形状を有していて、該方形の
形状の1つの辺でカプセル壁に接しており、この場所で
方形の頂点に相当する角隅に円形の切欠きの形の円形の
移行部を有しているようにした。
【0005】
【発明の効果】本発明による調速機は従来のものに比べ
て次のような利点を持っている。すなわち、カプセル底
部に設けられた前記切欠きが各つめの横断面に合わせら
れた貫通孔として形成されていることに基づき、カプセ
ルの軸方向環状部分から半径方向環状部分への移行部に
おける高い応力ピークを減少させることができる。公知
先行技術から公知の開いた貫通溝とは異なり、本発明の
構成では、切欠きが貫通孔として形成されているので、
切欠きとカプセル底部の内孔との間には横方向ウェブが
残り、これによりいわば「横方向ウェブにより閉じられ
た貫通溝」が形成されていることに基づき、力導入がカ
プセル底部とカプセル壁との間の移行部の範囲に限定さ
れるのではなく、閉じられて補強されたカプセル底部に
対しても力導入が行なわれ、このカプセル底部は半径方
向環状部分に対して付加的に力を吸収することができ
る。カプセルを補強するこのような形状は、寸法が維持
されるという利点の他に、カプセルの半径方向環状部分
の、コストのかかる材料補強を実施しなくて済むという
利点をも持っている。
【0006】カプセルの別の有利な構成は請求項2およ
び請求項3に記載されている。この場合には、カプセル
壁における材料補強によって、環状部分の一層高い強度
が得られる。この場合にも、コストのかかるカプセル壁
全体の材料補強を実施しなくて済むようにするために
は、当該端部が据込み成形されるか、または引張成形さ
れてつばが形成される。このように僅かな手間しかかか
らない手段によって、既に半径方向環状体の一層高い強
度が得られ、したがって曲げ交番負荷に基づき生ぜしめ
られるカプセルの不都合な破断の危険は回避される。
【0007】
【実施例】以下に、本発明の4つの実施例を図面につき
詳しく説明する。
【0008】図1に示した調速機の説明は、主として本
発明を説明するために役立つ構成部分にのみ限定する。
【0009】調速機のケーシング1に突入した駆動軸3
は、調速機に隣接した燃料噴射ポンプ(図示しない)の
カム軸であってよい。このカム軸はこのカム軸に固定さ
れた遠心調速機構5を駆動する。この遠心調速機構
調整部材として働くスライディングスリーブ7は4つの
ベルクランク8を介して遠心調速機構5の2つのフライ
ウェイト29と結合されている。前記スライディングス
リーブはピン9を介して、旋回可能なフローティング
レバー11に作用している。このフローティングレバー
11の他方の端部は燃料噴射ポンプ(図示しない)のコ
ントロールラック13に旋回可能に結合されている。フ
ローティングレバー11とスライディングスリーブ7と
を結合するピン9は、ガイドピン15に沿って摺動可能
に配置された滑子17に支承されている。フローティン
グレバー11には、滑子案内19が設けられており、こ
の滑子案内19には、滑子21が配置されている。この
滑子21には、リンクレバー23が作用しており、この
リンクレバー23はケーシング固定の軸受けを介して、
ドライバによって所望されるコントロールラック位置変
化を伝達するコントロールレバー25と結合されてい
る。
【0010】駆動軸3の回転運動を遠心調速機構5に伝
達すると同時に、遠心調速機構5に対する振動の伝達を
回避するためには、駆動軸3が振動減衰装置27を介し
て支持体31と結合されている。この支持体31は遠心
調速機構5の2つのフライウェイト29を収容するため
の2つのピンと、フライウェイト29の外方運動とは逆
の方向に作用する各1つのガバナスプリング30とを収
容している。
【0011】このためには、駆動軸3が調速機のケーシ
ング1に突入した端部に、円錐状の減径部33を有して
おり、この減径部33は不変の直径の端部分に移行して
いる。この端部分には、ねじ山35が配置されている。
駆動軸3はケーシング1に突入した端部で、スリーブの
形の連行体37に差し込まれている。このスリーブはそ
の内部に、同じく駆動軸3の円錐状の減径部33に対応
する減径部39を有している。この円錐状の減径部39
は、直径の最も小さい個所において、急激に再び大きな
直径に移行していて、これによって連行体37の内部に
肩部41を形成している。連行体37の内壁の、前記肩
部41に続いている範囲には、中間スリーブ45が設け
られており、この中間スリーブ45は肩部41に当接し
ている。この中間スリーブ45は内壁面にねじ山49を
有している。このねじ山49は駆動軸3に設けられたね
じ山35に螺合されているので、駆動軸3は軸方向で、
連行体37の円錐状の減径部39に対して緊定されてお
り、したがって駆動軸3と連行体37との間に摩擦接続
的な結合が形成されている。連行体37の、前記駆動軸
3の端部とは反対の側の端部は、外周面に直径拡大部を
有しており、この直径拡大部は段部を介して、連行体3
7を制限する板51に移行している。この板51の、前
記駆動軸3の端部に向いた側には、直径方向で互いに向
かい合って位置する2つのつめ53が配置されている。
これらのつめ53は振動減衰装置27を介して、支持体
31に設けられた2つのつめ55と協働する(図2参
照)。このつめ55は同じく直径方向で互いに向かい合
って位置して、支持体31の円筒状の外周面に配置され
ており、この場合、前記つめ55は遠心調速機構5のフ
ライウェイト29を収容するねじ山付ピン32に対して
それぞれ90゜だけずらされて配置されている。支持体
31は内部に中心の孔59を有している。この孔59
は、連行体37がその外周面を介して案内されており、
この場合、孔59を連行体37とは反対の側で制限する
肩部61はストッパを形成しており、このストッパに
は、連行体37の前記板51とは反対の側の端面63が
接触している(図1参照)。支持体31と、この支持体
31の内部に案内された連行体37との間には、振動減
衰装置27の一部を形成するカップ形のカプセル65が
配置されており、このカプセル65は円筒状のカプセル
壁75と、このカプセル壁75に一体に結合された環状
のカプセル底部67とを備えており、この場合、前記カ
プセル65はカプセル底部67に設けられた中心の孔6
6を介して、連行体37の外周面に案内されている。こ
の場合、連行体37に設けられたつめ53はカプセル6
5の開いている部分に突入し、支持体31に設けられた
つめ55はカプセル底部67に設けられた貫通孔69を
通ってカプセル65の開いている部分に突入する。つめ
55を収容する貫通孔69の形状には、特別な役割が与
えられている。この役割に関しては図3につき詳しく説
明する。
【0012】図2には、連行体37と支持体31との間
の、振動減衰装置27を形成する結合部が、図1の断面
図で示されている。互いに90゜だけずらされたつめ5
5,53の間には、カプセル65の内部で、有利にはゴ
ムから成るリングセグメント状の緩衝部材71が配置さ
れている。この緩衝部材71はつめ55,53の相対的
な位置を固定しており、したがって、駆動軸3に固く緊
定された連行体37と、支持体31との間の力伝達結合
を形成している。
【0013】図3には、つめ55を収容する貫通孔69
の本発明による形状が示されている。この貫通孔はほぼ
方形に形成されていて、つめ55の形状に合わせられて
いる。この場合に、貫通孔69は半径方向外側ではカプ
セル壁75によって制限され、さらに半径方向内側では
カプセル底部67に設けられたウェブによって制限され
る。貫通孔69のカプセル壁75に隣接したカプセル
底部67の範囲に位置する側方の制限部73と、半径方
向外側に位置する制限部との間の移行は、部分円の形状
で行なわれる。この部分円は直線状に延びる側方の制限
部に切欠き70を形成している。カプセル中心の方向に
おける貫通孔69の形状は、方形の頂点に相当するほぼ
直角の角隅を有している。カプセル底部67は前記ウェ
ブによって補強されているので、調速機の運転時におけ
る力導入はカプセル壁75だけでなく、カプセル底部6
7に対しても行なうことができる。貫通孔69の半径方
向外側に位置する制限部に設けられた円形の切欠き70
は、この個所で生じるノッチ効果を低減させる。
【0014】図4〜図6には、カプセル65を補強する
ための別の可能性が示されている。図4に示したカプセ
ル壁75は据込み加工されたつば77を備えており、図
5に示したカプセル壁75は横断面円錐状に据込み加工
されており、図6に示したカプセル壁75は引張加工さ
れたつば77を備えている。このような壁補強手段は、
補強されていないカプセル壁75に比べて、既に振動減
衰装置27のカプセル65の耐久性に関してだけでも大
きな利点をもたらす。
【0015】本発明による調速機は次のように作動す
る。
【0016】燃料を供給されるべき内燃機関によって駆
動された燃料噴射ポンプの運転時に、この燃料噴射ポン
プの駆動軸3は機関回転数に比例する回転運動にもたら
される。この回転運動は連行体37と、この連行体37
のつめ53と、カプセル65内部の緩衝部材71とを介
して支持体31のつめ55に伝達される。遠心調速機構
5の一部を形成する前記フライウェイト29を収容する
支持体31の前記回転運動に基づき、フライウェイト2
9はガバナスプリング30のばね力に抗して外方に押し
やられて、ベルクランク8を介してスライディングスリ
ーブ7を駆動軸3の方向にシフトさせる。コントロール
レバー25とリンクレバー23とが位置不動であると、
フローティングレバー11は滑子21を中心にして旋回
させられ、したがって、コントロールラック13は燃料
圧送量減小の方向に、つまり駆動軸3とは反対の方向に
シフトされる。このシフトは、内燃機関の回転数、つま
り遠心調速機構5の回転数と、圧送される燃料量を規定
するコントロールラック13の位置との間で平衡が生じ
るまで行なわれる。
【0017】ドライバによって所望される回転数変化が
行なわれると、コントロールレバー25とリンクレバー
23とを介してフローティングレバー11がシフトさ
れ、この場合、フローティングレバー11のこのような
変化させられた位置において、コントロールラック位置
と回転数との間の上記平衡形成が再び繰り返される。
【0018】この場合に、駆動軸3で発生した振動が遠
心調速機構5に伝達されてしまうことを回避するため
に、カプセル65内でつめ55,53の間に配置された
緩衝部材71は力伝達時に前記振動を減衰する。このと
きに、緩衝部材71の交番負荷に基づき、緩衝部材71
の脈動や外輪郭のずれが生じる。この場合、このような
力は、緩衝部材を取り囲む減衰用のカプセル65に支持
される。支持体31のつめ55を収容する貫通孔69の
本発明による形状に基づき、カプセル底部67の補強、
ひいてはカプセル65全体の補強が得られるので、不都
合な破断充分に回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による調速機の縦断面図で
ある。
【図2】図1に示した駆動軸と遠心調速機構との結合部
を示す横断面図である。
【図3】図1に示した振動減衰用のカプセルの概略図で
ある。
【図4】第2実施例によるカプセルの部分的な断面図で
ある。
【図5】第3実施例によるカプセルの部分的な断面図で
ある。
【図6】第4実施例によるカプセルの部分的な断面図で
ある。
【符号の説明】
1 ケーシング、 3 駆動軸、 5 遠心調速機構、
7 スライディングスリーブ、 8 ベルクランク、
9 ピン、 11 フローティングレバー、13 コ
ントロールラック、 15 ガイドピン、 17 滑
子、 19 滑子案内、 21 滑子、 23 リンク
レバー、 25 コントロールレバー、27 振動減衰
装置、 29 フライウェイト、 30 ガバナスプリ
ング、31 支持体、 32 ねじ山付ピン、 33
減径部、 35 ねじ山、37 連行体、 39 減径
部、 41 肩部、 45 中間スリーブ、 49ねじ
山、 51 板、 53,55 つめ、 59 孔、
61 肩部、 63 端面、 65 カプセル、 66
孔、 67 カプセル底部、 69 貫通孔、 70
切欠き、 71 緩衝部材、 73 制限部、 75
カプセル壁、 77 つば
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 カルステン フンメル ドイツ連邦共和国 バイルシュタイン− シュミットハウゼン フィヒテンシュト ラーセ 2−1 (72)発明者 ジークハルト マイアー ドイツ連邦共和国 ゲルリンゲン シュ タインバイスシュトラーセ 54 (72)発明者 ロルフ ミュラー ドイツ連邦共和国 シュツットガルト 40 アーダルプ シュティフター シュ トラーセ 8 (56)参考文献 実開 昭57−73336(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F02D 1/04 F02D 1/04 301 F02D 31/00 301

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の燃料噴射ポンプに用いられる
    調速機であって、遠心調速機構(5)が設けられてい
    て、該遠心調速機構が、支持体(31)に支承されたフ
    ライウェイト(29)を備えており、該フライウェイト
    がガバナスプリング(30)に抗して移動調節可能であ
    り、前記フライウェイトの移動調節運動が、燃料噴射ポ
    ンプの圧送量を制御するコントロールラック(13)に
    伝達されるようになっており、遠心調速機構(5)が燃
    料噴射ポンプの駆動軸(3)によって駆動されるように
    なっており、該駆動軸が、遠心調速機構(5)に設けら
    れた連行体(37)に結合されており、該連行体が、遠
    心調速機構(5)に設けられた支持体(31)に向いた
    側に、直径方向で互いに向かい合って位置する2つのつ
    め(53)を有しており、前記支持体(31)が、前記
    連行体(37)に向いた側の端面に、直径方向で互いに
    向かい合って位置する2つのつめ(55)を有してお
    り、該つめと、前記連行体(37)に設けられたつめ
    (53)との間でそれぞれリングセグメント状に支承さ
    れた緩衝部材(71)が、カップ形のカプセル(65)
    内に配置されており、該カプセルが、円筒状のカプセル
    壁(75)と、環状のカプセル底部(67)とを有して
    おり、該カプセル底部が前記カプセル壁と一体に結合さ
    れていて、前記支持体(31)または前記連行体(3
    7)に設けられたつめ(55,53)を貫通案内するた
    めの切欠きを有している形式のものにおいて、前記切欠
    きがカプセル底部(67)に、各つめ(53,55)の
    横断面に合わせられた貫通孔(69)として形成されて
    おり、該貫通孔(69)がほぼ方形の形状を有してい
    て、該方形の形状の1つの辺でカプセル壁(75)に接
    しており、この場所で方形の頂点に相当する角隅に円形
    の切欠き(70)の形の円形の移行部を有していること
    を特徴とする、内燃機関の燃料噴射ポンプに用いられる
    調速機。
  2. 【請求項2】 カプセル壁(75)が、カプセル底部
    (67)寄りの端部に横断面円錐状の据込み成形部を有
    している、請求項1記載の調速機。
  3. 【請求項3】 カプセル壁(75)が、カプセル底部
    (67)から遠い方の端部に、外方に折り曲げられたつ
    ば(77)を有している、請求項1記載の調速機。
JP01046093A 1992-01-31 1993-01-26 内燃機関の燃料噴射ポンプに用いられる調速機 Expired - Fee Related JP3305389B2 (ja)

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DE4202732A DE4202732C2 (de) 1992-01-31 1992-01-31 Drehzahlregler für Kraftstoffeinspritzpumpen von Brennkraftmaschinen

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JPH05256167A JPH05256167A (ja) 1993-10-05
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