JPH05256167A - 内燃機関の燃料噴射ポンプに用いられる調速機 - Google Patents

内燃機関の燃料噴射ポンプに用いられる調速機

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JPH05256167A
JPH05256167A JP5010460A JP1046093A JPH05256167A JP H05256167 A JPH05256167 A JP H05256167A JP 5010460 A JP5010460 A JP 5010460A JP 1046093 A JP1046093 A JP 1046093A JP H05256167 A JPH05256167 A JP H05256167A
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injection pump
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 駆動軸と遠心調速機構との間に配置された振
動減衰用のカプセルの一層高い強度を得る。 【構成】 カプセル底部67に設けられた、支持体31
または連行体37に設けられたつめ55,53を貫通案
内するための切欠きがカプセル底部67に、各つめ5
3,55の横断面に合わせられた貫通孔69として形成
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の燃料噴射ポ
ンプに用いられる調速機であって、遠心調速機構が設け
られていて、該遠心調速機構が、支持体に支承されたフ
ライウェイトを備えており、該フライウェイトがガバナ
スプリングに抗して移動調節可能であり、前記フライウ
ェイトの移動調節運動が、燃料噴射ポンプの圧送量を制
御するコントロールラックに伝達されるようになってお
り、遠心調速機構が燃料噴射ポンプの駆動軸によって駆
動されるようになっており、該駆動軸が、遠心調速機構
に設けられた連行体に結合されており、該連行体が、遠
心調速機構に設けられた支持体に向いた側に、直径方向
で互いに向かい合って位置する2つのつめを有してお
り、前記支持体が、前記連行体に向いた側の端面に、直
径方向で互いに向かい合って位置する2つのつめを有し
ており、該つめと、前記連行体に設けられたつめとの間
で円セグメント状に支承された緩衝部材が、カップ形の
カプセルに配置されており、該カプセルが、円筒状のカ
プセル壁と、環状のカプセル底部とを有しており、該カ
プセル底部が前記カプセル壁と一体に結合されていて、
前記支持体または前記連行体に設けられたつめを貫通案
内するための切欠きを有している形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】このような形式の調速機は、ボッシュ
(Bosch)社の技術教本「ディーゼルアインシュプ
リッツアウスリュストゥング、ドレーツァールレグラ
ヒューアライエンアインシュプリッツポンプ(Dies
el−Einspritzausruestung,D
rehzahlregler fuer Reihen
einspritzpumpen)」、第198772
2013号(KH/VDT,09.75−De、第25
頁)に開示されている。この公知の調速機では、遠心調
速機構が噴射ポンプのカム軸に結合されていて、このカ
ム軸によって回転駆動されるようになっている。前記遠
心調速機構は所属のフライウェイトの外方運動によって
レバー機構を介して、燃料噴射ポンプのコントロールラ
ックに結合されたフローティングレバーを移動調節す
る。したがって、遠心調速機構は圧送される噴射量を回
転数に関連して制御する訳である。このためには、燃料
噴射ポンプのカム軸が、フライウェイトを支持する支持
体と連結されている。カム軸振動が遠心調速機構に伝播
して、ひいては制御不正確性が生ぜしめられることを回
避するために、公知の調速機では、支持体とカム軸との
間のカップリングに振動減衰装置が配置されている。こ
の振動減衰装置はカップ形のカプセルを有しており、こ
のカプセルの内部には、それぞれ支持体に設けられた、
直径方向で互いに向かい合って位置する2つのつめと、
カム軸に固く結合された連行体に設けられた、直径方向
で互いに向かい合って位置する2つのつめとが突入して
いる。それぞれ互いに90゜だけずらされたつめの間に
は、有利にはゴムから成る各1つの緩衝部材が減衰目的
のために配置されている。連行体に設けられたつめはカ
ップ形のカプセルの開いた部分に突入しているのに対し
て、カプセルの他方の側に接触した支持体に設けられた
つめのためには、カプセル底部に溝の形の切欠きが加工
成形されている。この溝はカプセル底部に設けられた、
前記連行体を案内する内孔に向かって開いている。した
がって、回転運動は連行体のつめから緩衝部材を介して
支持体のつめに伝達される。このときに、ポンプカム軸
の振動や両つめの互いに相対的な回動によって、緩衝部
材の圧縮交番負荷が生じ、この圧縮交番負荷は減衰用の
カプセルに伝達される。この場合に、弾性的な緩衝部材
の脈動運動がカプセルに支持されるので、これにより溝
底部における半径に基づいたノッチ効果から出発して、
カプセル壁に永久破断が生ぜしめられてしまう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた形式の調速機を改良して、前記欠点が回避さ
れ、カプセルの一層高い強度が得られるような調速機を
提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、前記切欠きがカプセル底部に、各
つめの横断面に合わせられた貫通孔として形成されてい
るようにした。
【0005】
【発明の効果】本発明による調速機は従来のものに比べ
て次のような利点を持っている。すなわち、カプセル底
部における前記切欠きの形状に基づき、カプセルの軸方
向環状部分から半径方向環状部分への移行部における高
い応力ピークを減少させることができる。公知先行技術
から公知の開いた溝とは異なり、本発明の構成では、力
導入がカプセル底部とカプセル壁との間の移行部の範囲
に限定されるのではなく、横方向ウェブによって閉じら
れた溝に基づき、閉じられて補強されたカプセル底部に
対しても力導入が行なわれ、このカプセル底部は半径方
向環状部分に対して付加的に力を吸収することができ
る。カプセルを補強するこのような形状は、寸法が維持
されるという利点の他に、カプセルの半径方向環状部分
の、コストのかかる材料補強を実施しなくて済むという
利点をも持っている。
【0006】カプセルの別の有利な構成は請求項2およ
び請求項3に記載されている。この場合には、カプセル
壁における材料補強によって、環状部分の一層高い強度
が得られる。この場合にも、コストのかかるカプセル壁
全体の材料補強を実施しなくて済むようにするために
は、当該端部が据込み成形されるか、または引張成形さ
れてつばが形成される。このように僅かな手間しかかか
らない手段によって、既に半径方向環状体の一層高い強
度が得られ、したがって曲げ交番負荷に基づき生ぜしめ
られるカプセルの不都合な破断の危険は回避される。
【0007】
【実施例】以下に、本発明の4つの実施例を図面につき
詳しく説明する。
【0008】図1に示した調速機の説明は、主として本
発明を説明するために役立つ構成部分にのみ限定する。
【0009】調速機のケーシング1に突入した駆動軸3
は、調速機に隣接した燃料噴射ポンプ(図示しない)の
カム軸であってよい。このカム軸はこのカム軸に固定さ
れた遠心調速機構5を駆動する。この遠心調速機構の調
整部材として働くスライディングスリーブ7は4つのベ
ルクランク8を介して遠心調速機構5の2つのフライウ
ェイト29と結合されている。前記スライディングスリ
ーブはピン9を介して、旋回可能なフローティングレバ
ー11に作用している。このフローティングレバーの他
方の端部は燃料噴射ポンプ(図示しない)のコントロー
ルラック13に旋回可能に結合されている。フローティ
ングレバー11とスライディングスリーブ7とを結合す
るピン9は、ガイドピン15に沿って摺動可能に配置さ
れた滑子17に支承されている。フローティングレバー
11には、滑子案内19が設けられており、この滑子案
内には、滑子21が配置されている。この滑子には、リ
ンクレバー23が作用しており、このリンクレバーはケ
ーシング固定の軸受けを介して、ドライバによって所望
されるコントロールラック位置変化を伝達するコントロ
ールレバー25と結合されている。
【0010】駆動軸3の回転運動を遠心調速機構5に伝
達すると同時に、遠心調速機構5に対する振動の伝達を
回避するためには、駆動軸3が振動減衰装置27を介し
て支持体31と結合されている。この支持体は遠心調速
機構5の2つのフライウェイト29を収容するための2
つのピンと、フライウェイト29の外方運動とは逆の方
向に作用する各1つのガバナスプリング30とを収容し
ている。
【0011】このためには、駆動軸3が調速機のケーシ
ング1に突入した端部に、円錐状の減径部33を有して
おり、この減径部は不変の直径の端部分に移行してい
る。この端部分には、ねじ山35が配置されている。駆
動軸3はケーシング1に突入した端部で、スリーブの形
の連行体37に差し込まれている。このスリーブはその
内部に、同じく駆動軸3の円錐状の減径部33に対応す
る減径部39を有している。この円錐状の減径部39
は、直径の最も小さい個所において、急激に再び大きな
直径に移行していて、これによって連行体37の内部に
肩部41を形成している。連行体37の内壁の、前記肩
部41に続いている範囲には、中間スリーブ45が設け
られており、この中間スリーブは肩部41に当接してい
る。この中間スリーブ45は内壁面にねじ山49を有し
ている。このねじ山は駆動軸3に設けられたねじ山35
に螺合されているので、駆動軸3は軸方向で、連行体3
7の円錐状の減径部39に対して緊定されており、した
がって駆動軸3と連行体37との間に摩擦接続的な結合
が形成されている。連行体37の、前記駆動軸3の端部
とは反対の側の端部は、外周面に直径拡大部を有してお
り、この直径拡大部は段部を介して、連行体37を制限
する板51に移行している。この板51の、前記駆動軸
3の端部に向いた側には、直径方向で互いに向かい合っ
て位置する2つのつめ53が配置されている。これらの
つめは振動減衰装置27を介して、支持体31に設けら
れた2つのつめ55と協働する(図2参照)。このつめ
55は同じく直径方向で互いに向かい合って位置して、
支持体31の円筒状の外周面に配置されており、この場
合、前記つめ55は遠心調速機構5のフライウェイト2
9を収容するねじ山付ピン32に対してそれぞれ90゜
だけずらされて配置されている。支持体31は内部に中
心の孔59を有している。この孔には、連行体37がそ
の外周面を介して案内されており、この場合、孔59を
連行体37とは反対の側で制限する肩部61はストッパ
を形成しており、このストッパには、連行体37の前記
板51とは反対の側の端面63が接触している(図1参
照)。支持体31と、この支持体の内部に案内された連
行体37との間には、振動減衰装置27の一部を形成す
るカップ形のカプセル65が配置されており、このカプ
セルは円筒状のカプセル壁75と、このカプセル壁に一
体に結合された環状のカプセル底部67とを備えてお
り、この場合、前記カプセルはカプセル底部67に設け
られた中心の孔66を介して、連行体37の外周面に案
内されている。この場合、連行体37に設けられたつめ
53はカプセル65の開いている部分に突入し、支持体
31に設けられたつめ55はカプセル底部67に設けら
れた貫通孔69を通ってカプセル65の開いている部分
に突入する。つめ55を収容する貫通孔69の形状に
は、特別な役割が与えられている。この役割に関しては
図3につき詳しく説明する。
【0012】図2には、連行体37と支持体31との間
の、振動減衰装置27を形成する結合部が、図1の断面
図で示されている。互いに90゜だけずらされたつめ5
5,53の間には、カプセル65の内部で、有利にはゴ
ムから成るリングセグメント状の緩衝部材71が配置さ
れている。この緩衝部材はつめ55,53の相対的な位
置を固定しており、したがって、駆動軸3に固く緊定さ
れた連行体37と、支持体31との間の力伝達結合を形
成している。
【0013】図3には、つめ55を収容する貫通孔69
の本発明による形状が示されている。この貫通孔はほぼ
方形に形成されていて、つめ55の形状に合わせられて
いる。この場合に、貫通孔69は半径方向外側ではカプ
セル壁によって制限され、さらに半径方向内側ではカプ
セル底部に設けられたウェブによって制限される。貫通
孔69のカプセル壁に隣接したカプセル底部の範囲に位
置する側方の制限部73と、半径方向外側に位置する制
限部との間の移行は、部分円の形状で行なわれる。この
部分円は直線状に延びる側方の制限部に切欠き70を形
成している。カプセル中心の方向における貫通孔の形状
は、ほぼ直角の角隅を有している。カプセル底部67は
前記ウェブによって補強されているので、調速機の運転
時における力導入はカプセル壁だけでなく、カプセル底
部67に対しても行なうことができる。貫通孔69の半
径方向外側に位置する制限部に設けられた円形の切欠き
70は、この個所で生じるノッチ効果を低減させる。
【0014】図4〜図6には、カプセル65を補強する
ための別の可能性が示されている。図4に示したカプセ
ル壁75は据込み加工されたつば77を備えており、図
5に示したカプセル壁75は円錐状に据込み加工されて
おり、図6に示したカプセル壁75は引張加工されたつ
ば77を備えている。このような壁補強手段は、補強さ
れていないカプセル壁75に比べて、既に振動減衰装置
27のカプセル65の耐久性に関してだけでも大きな利
点をもたらす。
【0015】本発明による調速機は次のように作動す
る。
【0016】燃料を供給されるべき内燃機関によって駆
動された燃料噴射ポンプの運転時に、この燃料噴射ポン
プの駆動軸3は機関回転数に比例する回転運動にもたら
される。この回転運動は連行体37と、この連行体のつ
め53と、カプセル65内部の緩衝部材71とを介して
支持体31のつめ55に伝達される。遠心調速機構5の
一部を形成する前記フライウェイト29を収容する支持
体31の前記回転運動に基づき、フライウェイト29は
ガバナスプリング30のばね力に抗して外方に押しやら
れて、ベルクランク8を介してスライディングスリーブ
7を駆動軸3の方向にシフトさせる。コントロールレバ
ー25とリンクレバー23とが位置不動であると、フロ
ーティングレバー11は滑子21を中心にして旋回させ
られ、したがって、コントロールラック13は燃料圧送
量減小の方向に、つまり駆動軸3とは反対の方向にシフ
トされる。このシフトは、内燃機関の回転数、つまり遠
心調速機構5の回転数と、圧送される燃料量を規定する
コントロールラック13の位置との間で平衡が生じるま
で行なわれる。
【0017】ドライバによって所望される回転数変化が
行なわれると、コントロールレバー25とリンクレバー
23とを介してフローティングレバー11がシフトさ
れ、この場合、フローティングレバー11のこのような
変化させられた位置において、コントロールラック位置
と回転数との間の上記平衡形成が再び繰り返される。
【0018】この場合に、駆動軸3で発生した振動が遠
心調速機構5に伝達されてしまうことを回避するため
に、カプセル65内でつめ55,53の間に配置された
緩衝部材71は力伝達時に前記振動を減衰する。このと
きに、緩衝部材71の交番負荷に基づき、緩衝部材の脈
動や外輪郭のずれが生じる。この場合、このような力
は、緩衝部材を取り囲む減衰用のカプセル65に支持さ
れる。支持体31のつめ55を収容する貫通孔69の本
発明による形状に基づき、カプセル底部67の補強、ひ
いてはカプセル65全体の補強が得られるので、不都合
な破断は充分に回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例による調速機の縦断面図で
ある。
【図2】図1に示した駆動軸と遠心調速機構との結合部
を示す横断面図である。
【図3】図1に示した振動減衰用のカプセルの概略図で
ある。
【図4】第2実施例によるカプセルの部分的な断面図で
ある。
【図5】第3実施例によるカプセルの部分的な断面図で
ある。
【図6】第4実施例によるカプセルの部分的な断面図で
ある。
【符号の説明】
1 ケーシング、 3 駆動軸、 5 遠心調速機構、
7 スライディングスリーブ、 8 ベルクランク、
9 ピン、 11 フローティングレバー、13 コ
ントロールラック、 15 ガイドピン、 17 滑
子、 19 滑子案内、 21 滑子、 23 リンク
レバー、 25 コントロールレバー、27 振動減衰
装置、 29 フライウェイト、 30 ガバナスプリ
ング、31 支持体、 32 ねじ山付ピン、 33
減径部、 35 ねじ山、37 連行体、 39 減径
部、 41 肩部、 45 中間スリーブ、 49ねじ
山、 51 板、 53,55 つめ、 59 孔、
61 肩部、 63 端面、 65 カプセル、 66
孔、 67 カプセル底部、 69 貫通孔、 70
切欠き、 71 緩衝部材、 73 制限部、 75
カプセル壁、 77 つば
フロントページの続き (72)発明者 カルステン フンメル ドイツ連邦共和国 バイルシュタイン−シ ュミットハウゼン フィヒテンシュトラー セ 2−1 (72)発明者 ジークハルト マイアー ドイツ連邦共和国 ゲルリンゲン シュタ インバイスシュトラーセ 54 (72)発明者 ロルフ ミュラー ドイツ連邦共和国 シュツットガルト 40 アーダルプ シュティフター シュトラ ーセ 8

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の燃料噴射ポンプに用いられる
    調速機であって、遠心調速機構(5)が設けられてい
    て、該遠心調速機構が、支持体(31)に支承されたフ
    ライウェイト(29)を備えており、該フライウェイト
    がガバナスプリング(30)に抗して移動調節可能であ
    り、前記フライウェイトの移動調節運動が、燃料噴射ポ
    ンプの圧送量を制御するコントロールラック(13)に
    伝達されるようになっており、遠心調速機構(5)が燃
    料噴射ポンプの駆動軸(3)によって駆動されるように
    なっており、該駆動軸が、遠心調速機構(5)に設けら
    れた連行体(37)に結合されており、該連行体が、遠
    心調速機構(5)に設けられた支持体(31)に向いた
    側に、直径方向で互いに向かい合って位置する2つのつ
    め(53)を有しており、前記支持体(31)が、前記
    連行体(37)に向いた側の端面に、直径方向で互いに
    向かい合って位置する2つのつめ(55)を有してお
    り、該つめと、前記連行体(37)に設けられたつめ
    (53)との間で円セグメント状に支承された緩衝部材
    (71)が、カップ形のカプセル(65)に配置されて
    おり、該カプセルが、円筒状のカプセル壁(75)と、
    環状のカプセル底部(67)とを有しており、該カプセ
    ル底部が前記カプセル壁と一体に結合されていて、前記
    支持体(31)または前記連行体(37)に設けられた
    つめ(55,53)を貫通案内するための切欠きを有し
    ている形式のものにおいて、前記切欠きがカプセル底部
    (67)に、各つめ(53,55)の横断面に合わせら
    れた貫通孔(69)として形成されていることを特徴と
    する、内燃機関の燃料噴射ポンプに用いられる調速機。
  2. 【請求項2】 カプセル壁(75)が、カプセル底部
    (67)寄りの端部に円錐状の据込み成形部を有してい
    る、請求項1記載の調速機。
  3. 【請求項3】 カプセル壁(75)が、カプセル底部
    (67)から遠い方の端部に、外方に折り曲げられたつ
    ば(77)を有している、請求項1記載の調速機。
  4. 【請求項4】 前記貫通孔(69)がほぼ方形の形状を
    有していて、一方の側でカプセル壁(75)に隣接して
    おり、この場所で角隅に円形の移行部を有している、請
    求項1記載の調速機。
JP01046093A 1992-01-31 1993-01-26 内燃機関の燃料噴射ポンプに用いられる調速機 Expired - Fee Related JP3305389B2 (ja)

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