JP3303264B2 - プリンタ装置 - Google Patents

プリンタ装置

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JP3303264B2
JP3303264B2 JP27536293A JP27536293A JP3303264B2 JP 3303264 B2 JP3303264 B2 JP 3303264B2 JP 27536293 A JP27536293 A JP 27536293A JP 27536293 A JP27536293 A JP 27536293A JP 3303264 B2 JP3303264 B2 JP 3303264B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばパーソナルコン
ピュータ等の外部処理装置からのデータを印字・記録す
るプリンタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えばホストとしてのパーソナ
ルコンピュータからのデータを記録用紙に記録するため
のプリンタ装置では、ホストからのデータを受けるイン
ターフェイス部と、RAMやROMなどの記憶装置と、
インターフェイス部により受信されたホストからのデー
タや記憶装置からのデータに基づいて印字動作を制御す
るCPU(プリンタ制御部)と、CPUからの制御信号
に基づきデータを印字する印字動作部とがそなえられて
いる。
【0003】近年、このようなプリンタ装置は、その性
能向上により高解像度化されており、これに伴って、画
像データなど大量のデータが転送されるようになってき
ている。従って、プリンタ装置のパーソナルコンピュー
タに対してのインターフェイスについても、データ転送
の高速化は、印字の高速化の観点からも必要とされてい
る。
【0004】そこで、従来、8ビットパラレル方式(セ
ントロニクスインターフェイス)においてはプリンタ側
のインターフェイス部(入力制御部)にいわゆるFIF
O(First−In First−Out)機能を持
たせ、高速で受信データをバッファリングすることによ
り、データ転送処理を高速化するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のプリンタ装置では、例えば、ホストからのコマ
ンドによりプリンタ制御部(CPU)からプリンタ動作
状態をホストに対して応答することが要求された場合等
においては、その応答にかかる処理に余分な時間がかか
る、という課題がある。
【0006】即ち、ホストからのコマンドにより、プリ
ンタ動作状態の応答が要求された場合は、インターフェ
イス部において全ての受信コード(データ)をFIFO
機能により順次バッファリングしているため、CPUに
より、先にバッファリングされた受信データが全て読み
出された後に、コマンドが読み出され、そのコマンドに
対する応答が行なわれるようになっているので、コマン
ドに対する応答を即座に行なうことができないのであ
る。
【0007】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、ホストから、プリンタ装置の動作状態の応答
を要求するコマンドを受けた場合においても、コマンド
に対して即座に応答できるようにしながら、高速のデー
タ転送処理を可能にしたインターフェイス機能を有する
プリンタ装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理ブロ
ック図で、この図1において、1はプリンタ装置であ
り、このプリンタ装置1は、外部処理装置7からのデー
タを受信するインターフェイス部2と、インターフェイ
ス部2により受信された外部処理装置7からのデータを
インターフェイス部2から読み出して印字動作の制御を
行なう制御手段3とをそなえている。
【0009】また、このインターフェイス部2は、ラッ
チ回路4,バッファリング回路5及び切換手段6をそな
えている。ここで、ラッチ回路4は、外部処理装置7か
の、プリンタ装置1の動作状態の応答を要求するコマ
ンドのデータをラッチしうるものであり、バッファリン
グ回路5は、外部処理装置7からの画像データを順次記
憶しうるものであり、切換手段6は、外部処理装置7か
らのデータを、外部処理装置からの制御信号に応じ(請
求項2)、又は制御手段からの制御信号に応じて(請求
項3)、ラッチ回路4もしくはバッファリング回路5の
いずれか一方に選択的に切り換えて書き込むようになっ
ている(請求項1)。
【0010】
【作用】上述の本発明のプリンタ装置1では、インター
フェイス部2において、外部処理装置7からのデータを
受信すると、この外部処理装置7からの画像データは、
切換手段6により、ラッチ回路4もしくはバッファリン
グ回路5のいずれか一方に選択的に切り換えて入力され
る。そして、ラッチ回路4では、外部処理装置7から
、プリンタ装置1の動作状態の応答を要求するコマン
ドのデータがラッチされる一方、バッファリング回路5
では、外部処理装置7からのデータが順次記憶され、各
回路4,5に記憶されたデータは、制御手段3により読
み出され、印字動作の制御が行なわれる。
【0011】なお、切換手段6による切換は、外部処理
装置7からの制御信号か又は制御手段3からの制御信号
に応じて行なわれる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。 (a)第1実施例の説明 図2は本発明を適用されるプリンタ装置の制御系を示す
機能ブロック図であり、この図2に示すように、制御系
10は、マイクロプロセッサにより構成されているもの
であって、プログラムされたファームウェアによって入
出力処理,描画処理等の一切が制御されるようになって
いる。
【0013】また、この図2に示すように、制御系10
は、後述する符号11〜20で示す各要素により構成さ
れている。即ち、11は制御系10全体を統括管理する
CPU、12は制御プログラムが格納されているプログ
ラムROM、13は割込み制御を行なうための割込み制
御部、14はRAM、15は文字パターンが格納されて
いるフォントROM、16はホスト(パーソナルコンピ
ュータ等の外部処理装置)21との間でデータの授受を
行なうための外部インターフェイス(インターフェイス
部)、17は図示しない印字動作系に印字内容の情報
(ドット情報)を出力するためのビデオインターフェイ
ス、18は装置の状態を監視すべく状態問い合わせのた
めのコマンドを所定周期(例えば1秒程度)で発生させ
るタイマ、19は装置の状態を表示する表示部や操作キ
ーを有するオペレータパネル、20は例えばLAN等が
接続される拡張機能インターフェイスである。
【0014】また、上記のインターフェイス部16にお
いては、例えば8ビットパラレル方式(セントロニクス
インターフェイス)が用いられているが、この方式を用
いた場合、ホスト21との間の信号の授受は、一般に、
図3(a)〜(d)に示すタイミングチャートのように
行なわれる。即ち、ホスト21から制御系10における
外部インターフェイス16に対して、例えば8ビットの
データ信号〔DATA信号,図3(b)参照〕を出力す
るにあたっては、図3(a)に示すようなデータストロ
ーブ(DSTB)信号(ホスト21からプリンタ装置の
制御系10に対して出力されるデータ読込指令信号)と
してのパルス信号(active Low)を出力する
ようになっている。そして、外部インターフェイス16
において、DSTB信号及びデータ信号が入力される
と、ホスト21に対して、そのデータ信号をCPU21
が読み込んで処理を行なっている間は図3(c)に示す
ようなBUSY信号としてのHレベル信号が出力される
とともに、そのデータ信号に基づく処理が終了すると、
図3(d)に示すようなACK信号(制御系10がホス
ト21に対して出力するデータ読込終了の旨を伝えると
ともに、次のデータを要求する“active Lo
w”のパルス信号)が出力され、このデータ信号の入力
が終了した旨の通知を行なうようになっている。ACK
信号を受信したホスト21は、次のデータを上述と同様
にして送信する。
【0015】ところで、図4,図5は本発明の第1実施
例を示すブロック図であり、この図4,図5は、図2に
おける外部インターフェイス16の構成を詳細に示した
ものである。まず、図4において、31はサンプリング
部であり、このサンプリング部31は、前述のDSTB
信号をサンプリングし、後述するセレクタ34及びBU
SY制御回路36に出力するものである。
【0016】また、32は入力データラッチ部(ラッチ
回路)であり、この入力データラッチ部32は、ホスト
21からの1バイト(例えば8ビット)分のデータ信号
プリンタ装置10の動作状態の応答を要求するコマン
ドデータ等)を入力され、このデータ信号を次のデータ
信号が入力されるまで、格納しておくものである。さら
に、33はFIFO(先入れ先出し)メモリ等のバッフ
ァリング回路であり、このバッファリング回路33は、
ホスト21からの複数バイト分(例えば512バイト)
画像データを順次格納しておくものであり、CPU1
1からリード(Read)信号を入力されると、このデ
ータ信号をCPUバス50を介してCPU11に出力す
るようになっている。
【0017】なお、このバッファリング回路33に格納
されているデータが空の場合は、バッファリング回路3
3からCPU11に対してEMP信号(バッファリング
回路33がデータを蓄積していない「エンプティ」の状
態を示す信号)が出力され、CPU11がバッファリン
グ回路33からデータを読み出さないようになっている
一方、バッファリング回路33に格納されているデータ
が満杯の状態である場合は、バッファリング回路33か
ら後述するACK制御回路37にFULL信号(バッフ
ァリング回路33において次のデータを受け付けられな
い「フル」の状態を示す信号)が出力される。このFU
LL信号は、プリンタ内部でのデータ処理のために、C
PU11に対して割り込みを要求するint信号として
割込み制御部13にも出力される。
【0018】また、セレクタ(切換手段)34は、サン
プリング部31によりサンプリングされたDSTB信号
とCPU11からのセレクト(SL)信号とに基づい
て、ホスト21からのデータを入力データラッチ部32
又はバッファリング回路33のどちらか一方に選択的に
切り換えて書き込むものである。具体的には、セレクタ
34は、CPU11からのSL信号により入力データラ
ッチ部32が選択されている場合に、DSTB信号の立
ち下がりを検出すると、入力データラッチ部32に対し
て、データ信号(DATA1〜8)をラッチさせるため
のLATCH信号(active Low)を出力する
一方、CPU11からのSL信号によりバッファリング
回路33が選択されている場合に、DSTB信号の立ち
下がりを検出すると、バッファリング回路33に対して
データ信号(DATA1〜8)を書き込むためのWR信
号(active Low)を出力するものである。
【0019】なお、セレクタ34により入力データラッ
チ部32が選択されると、LATCH信号の立ち下がり
に応じて、割り込み制御部13に対してint信号を出
力して、データの着信を通知するようになっている。こ
れにより、割り込み制御部13によりCPU11に対し
て割り込み処理が要求され、プログラムROM12に格
納される受信プログラムが動作するようになっている。
【0020】また、セレクタ34によりバッファリング
回路33が選択されると、その選択情報に関する信号
(WR信号)は、後述のACK制御回路37へも出力さ
れるようになっている。さらに、CPU11からのSL
信号は、ファームウェアにより、入力されるデータの解
析により、コマンド等の少量(例えば10バイト程度)
のデータの場合は入力データラッチ部32を選択し、画
像データ等の多量のデータ群の場合はバッファリング回
路33を選択するようになっている。
【0021】さて、図4において、35はリードポート
であり、このリードポート35は、CPU11からのリ
ード(Read)信号を受けて、入力データラッチ部3
2からのデータ信号を読み出して、CPUバス50を介
してCPU11に出力するものである。また、図5にお
けるBUSY制御回路36は、ホスト21からのデータ
の処理中か否かを、BUSY信号としてホスト21に通
知するためのものであり、サンプリング部31からのD
STB信号の立ち下がりをBUSY−ON信号(BUS
Y制御回路36を起動するための信号)として入力され
る一方、ACK制御回路37からのBUSY−OFF信
号を入力されるようになっており、サンプリング部31
からのDSTB信号が立ち下がってからACK制御回路
37からのACK信号が立ち下がるまで、CPU11に
対し、データを処理中である旨を示すBUSY信号を出
力するようになっている。
【0022】さらに、ACK制御回路37は、ホスト2
1からデータ信号を入力できるか否かをホスト21に通
知するためのものであり、セレクタ34からのバッファ
リング回路33を選択した旨の信号(WR信号の立ち下
がり)をACK−ON信号(ACK制御回路37を起動
するための信号)として入力されるとともに、バッファ
リング回路33からのFULL信号をwaitACK信
号(ACK待機信号)として入力されるようになってお
り、ACK−ON信号を入力されると、DSTB信号が
HIGHになることを確認して、BUSY信号をOFF
するためのBUSY−OFF信号をBUSY制御回路3
6へ出力するとともに、データ信号が入力できる旨を通
知する信号としてのACK信号をホスト21に出力する
一方、ACK待機信号を入力されると、FULL信号が
立ち下がるまでACK信号を出力せず、ホスト21から
プリンタ装置へのデータ信号の出力を停止させるように
なっている。
【0023】なお、CPU11は、他の処理から解放さ
れたときに、適時、バッファリング回路33に対してデ
ータの有無をチェックし、データがあれば、それを処理
するようになっており、FULL割り込みが発生した場
合は、これを優先的に処理するようになっている。上述
の構成により、本発明の第1実施例にかかるプリンタ装
置は、ホスト21からデータ信号が制御系10における
外部インターフェイス16に入力され、CPU11の制
御により、ビデオインターフェイス17から印字内容の
情報が印字動作系に出力されて、印字動作が行なわれ
る。
【0024】ここで、ホスト21からのデータ信号が制
御系10における外部インターフェイス16に入力され
た場合において、データ信号は、図6〜図8を用いて以
下に説明する(1)〜(3)の3態様に分かれてCPU
11に転送されるようになっており、これにより、高速
にデータ転送を行なえるようになっているのである。 (1)入力データラッチ部32を選択した場合 即ち、ホスト21がプリンタ装置にて出力されるべきデ
ータを用意すると、そのデータ(DATA1〜8)を外
部インターフェイス16に対して出力する〔図6(a)
のP1参照〕とともに、DSTB信号を立ち下げる〔図
6(b)のP2参照〕。
【0025】そして、DSTB信号は、外部インターフ
ェイス16におけるサンプリング部31にてサンプリン
グされ、BUSY制御回路36では、このDSTB信号
の立ち下がり(Lレベル)を確認すると、データ処理中
を意味するBUSY信号をホスト21に対して送信する
〔図6(c)のP3参照〕。このとき、CPU11から
入力データラッチ部32を選択する旨のSL信号がセレ
クタ34に入力されることにより、セレクタ34から入
力データラッチ部32に対するLATCH信号が立ち下
がり、入力データラッチ部32にデータ信号(1バイト
分)が格納される〔図6(e)のP3参照〕。なお、セ
レクタ34からは、割込み制御部13に対して、データ
が着信したことを通知しCPU11に対して割り込み処
理を要求するためのint信号が出力される〔図6
(f)のP3参照〕。
【0026】CPU11では、割込み制御部13からの
割り込み要求を受けると、ファームウェアがデータを処
理するためのプログラムを実行し、入力データラッチ部
32に格納されている1バイト分のデータ信号がリード
ポート35を介して読み込まれ、割り込み原因が取り除
かれる〔図6(f)のP4参照〕。なお、図6(f)に
おいて二重線で示す部分はファームウェアが処理してい
ることを示している。
【0027】その後、入力データラッチ部32にデータ
信号の入力が可能となるので、ファームウェアではAC
K信号をホスト21に対して送信するために、ACK制
御回路37を起動させ、ACK制御回路37はBUSY
信号をOFFさせる旨の信号(BUSY−OFF信号)
をBUSY制御回路36に出力することにより、BUS
Y信号をOFFさせるとともに〔図6(c)のP5参
照〕、ACK信号をホスト21に出力する〔図6(d)
のP5参照〕。
【0028】その後、ホスト21では、ACK信号を受
けて、プリンタ装置に対するデータ送信可と判断して、
次のデータ信号を送信する〔図6(a)のP6参照〕。 (2)バッファリング回路33を選択した場合 ホスト21がプリンタ装置にて出力されるべきデータを
用意すると、そのデータ(DATA1〜8)を外部イン
ターフェイス16に対して出力する〔図7(a)のP1
参照〕とともに、DSTB信号を立ち下げる〔図7
(b)のP2参照〕。
【0029】そして、DSTB信号は、外部インターフ
ェイス16におけるサンプリング部31にてサンプリン
グされ、BUSY制御回路36では、このDSTB信号
の立ち下がり(Lレベル)を確認すると、データ読込中
を意味するBUSY信号をホスト21に対して送信する
〔図7(c)のP3参照〕。このとき、CPU11から
バッファリング回路33を選択する旨のSL信号がセレ
クタ34に入力されることにより、セレクタ34からバ
ッファリング回路33に対するWR信号が立ち下がり
〔図7(e)のP3参照〕、ACK制御回路37が起動
される。WR信号の立ち下がりに応じて、バッファリン
グ回路33にデータが蓄積されると、Hレベルで空状態
を示していたEMP信号が立ち下がってLレベルとして
CPU11に出力され〔図7(g)のP3参照〕、バッ
ファリング回路33にデータが蓄積されていることがC
PU11に通知される。
【0030】なお、このとき、FULL信号やint信
号の状態は変わらない。そして、ACK制御回路37で
は、DSTB信号が立ち上がってHレベルとなること
〔図7(b)のP4参照〕を確認すると、BUSY信号
をOFFさせる旨の信号(BUSY−OFF信号)をB
USY制御回路36に出力することにより、BUSY信
号をOFFさせるとともに〔図7(c)のP5参照〕、
ACK信号をホスト21に出力する〔図7(d)のP5
参照〕。
【0031】その後、ホスト21では、ACK信号を受
けて、プリンタ装置に対するデータ送信可と判断して、
次のデータ信号を送信する〔図7(a)のP6参照〕。 (3)バッファリング回路33の選択中にバッファリン
グ回路33がFULLとなった場合 ホスト21がプリンタ装置にて出力されるべきデータを
用意すると、そのデータ(DATA1〜8)を外部イン
ターフェイス16に対して出力する〔図8(a)のP1
参照〕とともに、DSTB信号を立ち下げる〔図8
(b)のP2参照〕。
【0032】そして、DSTB信号は、外部インターフ
ェイス16におけるサンプリング部31にてサンプリン
グされ、BUSY制御回路36では、このDSTB信号
の立ち下がり(Lレベル)を確認すると、データ読込中
を意味するBUSY信号をホスト21に対して送信する
〔図8(c)のP3参照〕。このとき、CPU11から
バッファリング回路33を選択する旨のSL信号がセレ
クタ34に入力されることにより、セレクタ34からバ
ッファリング回路33に対するWR信号が立ち下がり
〔図8(e)のP3参照〕、ACK制御回路37が起動
される。
【0033】そして、WR信号の立ち下がりに応じて、
バッファリング回路33にデータを蓄積することで、バ
ッファリング回路33の容量がFULLとなった場合
は、FULL信号がACK制御回路37に対して出力さ
れるとともに〔図8(f)のP4参照〕、割込み制御部
13にint信号が出力され、CPU11に対して割り
込み処理が要求される〔図8(h)のP4参照〕。な
お、このFULL信号が、ACK制御回路37に出力さ
れることにより、ACK制御回路37の起動が保留さ
れ、ACK信号の出力を待機させている。
【0034】CPU11では、割込み制御部13からの
割り込み要求を受けると、ファームウェアがデータを処
理するためのプログラムを実行し、CPU11はバッフ
ァリング回路33からデータを取り込み、割り込み原因
を除去する〔図8(h)のP5参照〕。これにより、バ
ッファリング回路33の容量に空きが生じるので、FU
LL信号はOFFとなる〔図8(f)のP5参照〕。
【0035】さらに、ファームウェアによりバッファリ
ング回路33に蓄積されているデータが無くなるまでデ
ータを読み出し〔図8のP6参照〕、バッファリング回
路33が空状態になるとバッファリング回路33からC
PU11へのEMP信号が立ち上がる〔図8(g)のP
7参照〕。上記のFULL信号がOFFとなることに伴
い、ACK制御回路37が起動されて、BUSY制御回
路36からのBUSY信号が立ち下がってLレベルにな
るとともに〔図8(c)のP8参照〕、ホスト21から
データ信号を入力させる旨のACK信号が出力される
〔図8(d)のP8参照〕。
【0036】その後、ホスト21ではACK信号を受け
て、プリンタ装置に対するデータ送信可と判断して、次
のデータ信号を送信する〔図8(a)のP9参照〕。こ
のように、本発明の第1実施例によれば、例えば、ホス
ト21から入力するデータ信号が、プリンタ装置10の
動作状態の応答を要求するコマンド等の少量のデータの
場合は入力データラッチ部32を選択してデータ転送す
る一方、画像データ等の多量のデータ群の場合はバッフ
ァリング回路33を選択し、このバッファリング回路3
3に格納されてデータ転送されるので、ホスト21か
プリンタ装置10の動作状態の応答を要求するコマンド
を受けた場合においても、コマンドに対して即座に応答
しながら、高速にデータ転送することができる利点があ
る。
【0037】なお、本実施例におけるプリンタ装置にお
いては、入力データ信号を8ビットの信号としている
が、本発明は、これに限定されるものでなく、例えば1
6ビットの入力データ信号等を用いてもよい。また、本
実施例においては、セレクタ34に入力されるセレクト
信号はCPU11からのものを用いていたが、本発明に
よれば、ホスト21側にセレクト情報を持たせ、このホ
スト21側からの信号を、セレクト信号として用いるこ
ともできる。
【0038】(b)第2実施例の説明 本発明の第2実施例においても、本発明を図2に示す第
1実施例の場合と同様の制御系10に適用しているが、
外部インターフェイス16の詳細な構成が異なってい
る。図9は本発明の第2実施例としてのプリンタ装置に
おける外部インターフェイス16を詳細に示すブロック
図であるが、本実施例にかかる外部インターフェイス1
6においても、第1実施例におけるものと同様のサンプ
リング部31,入力データラッチ部32,バッファリン
グ回路33,セレクタ34,リードポート35,BUS
Y制御回路36及びACK制御回路37をそなえてお
り、これらの詳細な説明は省略する。
【0039】図9において、38は転送バイト数カウン
タであり、この転送バイト数カウンタ38は、バッファ
リング回路34に書き込まれたデータ信号のバイト数を
セレクタ32からのWR信号に基づいてカウントするも
のである。39はコンペアレジスタであり、このコンペ
アレジスタ39は、ホスト21から転送されてくるデー
タ信号のバイト数を書き込み信号(write信号)に
より格納するものである。ファームウェアにおいて、ホ
スト21からのデータの解析により、次のデータから画
像データ等の大量なデータと判断した場合、そのデータ
数をバッファリング回路34にて格納されるべきデータ
信号のバイト数としてコンペアレジスタ39に設定する
ようになっている。
【0040】40は一致回路であり、この一致回路40
は、転送バイト数カウンタ38からのカウント数情報と
コンペアレジスタ39からのバイト数情報とを比較し、
一致した場合には、CMP信号を立ち上げ、割込み制御
部13によりCPU11に対する割込み処理を要求する
ものである。上述の構成により、本発明の第2実施例に
かかるプリンタ装置でも、ホスト21からデータ信号が
制御系10における外部インターフェイス16に入力さ
れ、CPU11の制御により、ビデオインターフェイス
17から印字内容の情報が印字動作系に出力されて、印
字動作が行なわれる。
【0041】ここで、ホスト21からのデータ信号が制
御系10における外部インターフェイス16に入力され
たJOB開始時においては、図10(a)〜(g)のP
1〜P6で示すように、CPU11からのSL信号〔図
10(f)参照〕により入力データラッチ部32が選択
され、図6(a)〜(f)のP1〜P6にて説明したも
のと同様にして、1バイト受信が繰り返し行なわれる。
【0042】そして、ファームウェアがホスト21から
送られたデータを解析することにより、次のデータから
画像データ等の大量なデータ群が入力すると判断した場
合は、CPU11では、そのデータ数(バイト数)をコ
ンペアレジスタ39にセットするとともに、セレクタ3
2へのSL信号をHレベルとして、高速転送用のバッフ
ァリング回路33にデータ信号が格納されるように切り
換えて〔図10(f)のP7参照〕、ACK信号を出力
することにより次のデータを要求する〔図10(d)の
P8参照〕。
【0043】ACK信号を受けたホスト21では、外部
インターフェイス部16に対してデータ信号が出力され
〔図11(a)のP9参照〕、バッファリング回路33
に格納されるデータ数(転送バイト数カウンタ38によ
るカウント値)が、コンペアレジスタ39にセットされ
ているバイト数になるまで(画像データ等の大量なデー
タ群の入力が終了するまで)データ信号を入力され、高
速転送が実現されている〔図11(a)〜(g)参
照〕。図11(a)〜(g)に示す処理では、図7
(a)〜(h)のP1〜P6にて説明したものと同様の
処理が繰り返し行なわれる。
【0044】そして、画像データ等の大量なデータ群の
最終データが入力され〔図12(a)のP10参照〕、
この最終データが、セレクタ34からのWR信号により
バッファリング回路33に書き込まれると〔図12
(f)のP11参照〕、転送バイト数カウンタ38がカ
ウントアップされ、一致回路40において、転送バイト
数カウンタ38からのカウント値(バッファリング回路
33にて格納されているバイト数情報)と、コンペアレ
ジスタ39にてセットされているバイト数情報との一致
が検出され、CMP信号を立ち上げる〔図12(g)の
P12参照〕。これと同時にCPU11に対して割り込
みを発生する〔図12(h)のP12参照〕。
【0045】また、このCMP信号はACK待機信号と
してACK制御回路37に入力され、ACK信号の起動
を保留している。そして、CPU11による割り込みに
よりファームウェアがデータを処理するためのプログラ
ムを実行すると、バッファリング回路33からデータを
取り込み、割り込み原因を取り除くとともに〔図12
(h)のP13参照〕、一致回路40からのCMP信号
はOFFされる〔図12(g)のP13参照〕。このと
き、転送バイト数カウンタ38のカウント値もクリア
(CLR)信号により「0」にリセットされる。
【0046】さらに、ファームウェアは、バッファリン
グ回路33に格納されるデータが空になるまでデータを
取り込み続け、格納されているデータが無くなると、C
PU11からのSL信号をLレベルとし、入力データラ
ッチ部32を選択し、1バイト受信に切り換え、入力デ
ータラッチ部32にデータ信号を格納する〔図12
(f)のP14参照〕。
【0047】そして、ACK制御回路37が起動され
て、BUSY制御回路36からのBUSY信号がLレベ
ル(OFF)になるとともに〔図12(c)のP15参
照〕、ホスト21からデータ信号を入力させる旨のAC
K信号が出力される〔図12(d)のP15参照〕。そ
の後、ホスト21は、外部インターフェイス16からの
ACK信号を受けて、次のデータ信号を送信し〔図12
(a)のP16参照〕、以降、図10と同様の処理が繰
り返される。
【0048】このように、本発明の第2実施例によれ
ば、第1実施例と同様の作用効果が得られるほか、ホス
ト21から画像データ等の多量のデータ群が転送される
場合、自動的にバッファリング回路33を選択し、転送
されるデータ量を転送バイト数カウンタ38,コンペア
レジスタ39,一致回路40により管理して、そのデー
タ群について全てのデータが転送されると、直ちにCP
U11に対し割り込みを要求して、バッファリング回路
33がFULLになる前に、バッファリング回路33内
のデータを読み出しているので、バッファリング回路3
3の書き込み可能な容量を、常に多く保つことができ、
装置の動作の安定に寄与する利点もある。
【0049】なお、第1実施例におけるものと同様に、
第2実施例におけるプリンタ装置においても、入力デー
タ信号を8ビットの信号としているが、本発明は、これ
に限定されるものでなく、例えば16ビットの入力デー
タ信号等を用いてもよい。また、第2実施例において
も、セレクタ34に入力されるセレクト信号はCPU1
1からのものを用いていたが、本発明によれば、ホスト
21側にセレクト情報を持たせ、このホスト21側から
の信号を、セレクト信号として用いることもできる。
【0050】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のプリンタ
装置によれば、外部処理装置からのデータを受信するイ
ンターフェイス部と、インターフェイス部により受信さ
れた外部処理装置からのデータをインターフェイス部か
ら読み出して印字動作の制御を行なう制御手段とを有し
てなるものにおいて、インターフェイス部が、外部処理
装置からの、プリンタ装置の動作状態の応答を要求する
コマンドのデータをラッチしうるラッチ回路と、外部処
理装置からの画像データを順次記憶しうるバッファリン
グ回路と、外部処理装置からのデータを、ラッチ回路も
しくはバッファリング回路のいずれか一方に選択的に切
り換えて書き込む切換手段とから構成することにより、
ホストから、プリンタ装置の動作状態の応答を要求する
マンドを受けた場合においても、コマンドに対して即
座に応答しながら、高速にデータ転送できる利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明を適用されるプリンタ装置の制御系を示
す機能ブロック図である。
【図3】本発明にかかるプリンタ装置とホストとの間の
一般的な信号の授受を説明するためのタイミングチャー
トである。
【図4】本発明の第1実施例を示す第1のブロック図で
ある。
【図5】本発明の第1実施例を示す第2のブロック図で
ある。
【図6】(a)〜(f)は本発明の第1実施例の動作を
説明するためのタイミングチャートである。
【図7】(a)〜(h)は本発明の第1実施例の動作を
説明するためのタイミングチャートである。
【図8】(a)〜(h)は本発明の第1実施例の動作を
説明するためのタイミングチャートである。
【図9】本発明の第2実施例を示すブロック図である。
【図10】(a)〜(g)は本発明の第2実施例の動作
を説明するためのタイミングチャートである。
【図11】(a)〜(g)は本発明の第2実施例の動作
を説明するためのタイミングチャートである。
【図12】(a)〜(h)は本発明の第2実施例の動作
を説明するためのタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 プリンタ装置 2 インターフェイス部 3 制御手段 4 ラッチ回路 5 バッファリング回路 6 切換手段 7 外部処理装置 10 制御系 11 CPU 12 プログラムROM 13 割り込み制御部 14 RAM 15 フォントROM 16 外部インターフェイス(インターフェイス部) 17 ビデオインターフェイス 18 タイマ 19 オペレータパネル 20 拡張機能インターフェイス 21 ホスト 31 サンプリング部 32 入力データラッチ部 33 バッファリング回路 34 セレクタ 35 リードポート 36 BUSY制御回路 37 ACK制御回路 38 転送バイト数カウンタ 39 コンペアレジスタ 40 一致回路 50 CPUバス

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部処理装置からのデータを受信するイ
    ンターフェイス部と、該インターフェイス部により受信
    された該外部処理装置からのデータを該インターフェイ
    部から読み出して印字動作の制御を行なう制御手段と
    を有してなるプリンタ装置において、 該インターフェイス部が、 該外部処理装置かの、該プリンタ装置の動作状態の応
    答を要求するコマンドのデータをラッチしうるラッチ回
    路と、 該外部処理装置からの画像データを順次記憶しうるバッ
    ファリング回路と、 該外部処理装置からのデータを、該ラッチ回路もしくは
    該バッファリング回路のいずれか一方に選択的に切り換
    えて書き込む切換手段とをそなえて構成されていること
    を特徴とする、プリンタ装置。
  2. 【請求項2】 該切換手段による選択的切換動作が、該
    外部処理装置からの制御信号に応じて行なわれることを
    特徴とする、請求項1記載のプリンタ装置。
  3. 【請求項3】 該切換手段による選択的切換動作が、該
    制御手段からの制御信号に応じて行なわれることを特徴
    とする、請求項1記載のプリンタ装置。
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