JP3303212B2 - プラットホ−ムにおける安全扉 - Google Patents

プラットホ−ムにおける安全扉

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JP3303212B2
JP3303212B2 JP8651092A JP8651092A JP3303212B2 JP 3303212 B2 JP3303212 B2 JP 3303212B2 JP 8651092 A JP8651092 A JP 8651092A JP 8651092 A JP8651092 A JP 8651092A JP 3303212 B2 JP3303212 B2 JP 3303212B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、駅構内のプラットホ
−ムの乗客を、線路への転落、触車等の危険から保護す
るためのプラットホ−ムににおける安全扉に関する。
【0002】
【従来の技術】プラットホ−ムのかかる安全扉として、
特開昭61ー220960号公報、実開昭63−67号
及び特開平5ー246330号公報が知られている。特
開昭61ー220960号公報のホ−ム安全装置は、扉
による乗客の挾み込みを無くし、扉の付近に乗客が居る
ときは扉の開閉ができないようにした小型の安全扉であ
って、列車の到着或は出発に関連して可動扉の閉止又は
閉止の動作指令を行うようにしている。実開昭63−6
7号のプラットホ−ムにおけるホ−ムドアの開閉装置
は、列車の到着或は出発に関連して可動扉の閉止又は閉
止の動作指令を行うようにしている。特開平5ー246
330号公報の可動ゲート付き安全柵は、固定側本体及
び可動ゲートは、何れも乗客によるプラットホ−ム長手
方向の見通しを可能とする程度の背丈が低い簡易な構造
としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記実開昭63−67
号のホ−ムドア、特開平5ー246330号公報の可動
ゲートは、何れも水平状に突出動作し或は後退動作する
構造であり、最も広く使用されている扉構造である。特
開昭61ー220960号公報のホ−ム扉は、水平面内
で前後方向に開閉する扉構造である。上記水平状に突出
動作し或は後退動作する構造では、閉まりつつある扉に
よる乗客や荷物などの挾み込みの恐れが大きく、水平面
内で開閉する扉構造でも、開閉回動の際の扉が乗客に接
触する危険は大きい。しかも、乗客の通り抜けを容易に
するためには、水平状突出タイプの扉では長さが長くな
って固定側本体の横幅も長く大型の装置となり、水平面
内で開閉する扉では、長い扉が扉開放時にはプラットホ
−ムの線路側端部からプラットホ−ムの中央側へ前後方
向に長く突出して、通行の邪魔となる。この発明は、従
来のかかる問題点を解決して、通り抜けは容易でありな
がら、固定側本体の横幅は短くなり、扉の開閉動作の際
の乗客などに接触する危険も少ないように工夫された安
全扉を提案することを目的としている。
【0004】
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1の発明は、列車3の停止所定位置Bにおける車
両扉4に面しない位置に複数の固定柵5と、隣接するこ
れらの固定柵5、5間を開放又は閉止できる可動扉7と
を、プラットホ−ム1に夫々設け、固定柵5、可動扉7
は何れも乗客によるプラットホ−ム1長手方向の見通し
を可能とする程度の高さであって、可動扉7は、プラッ
トホ−ム1床上面との間に隙間Lを有した状態で固定柵
5、5間の閉止動作ができるように形成され、可動扉7
の開放、閉止動作を行う扉開閉装置8を、プラットホ−
ム1に面した線路2への列車3の進入或いは出発に関連
して作動される開閉動作指令手段Mにより駆動するよう
に構成したプラットホ−ムにおける安全扉において、上
記開放姿勢では、可動扉7の扉基部7aに対し扉先端部
7bが上位となるように、上記閉止姿勢では、扉基部7
aに対し扉先端部7bが水平横方向となるように、可動
扉7が夫々保持され、かつ、閉止姿勢と固定柵5へ可動
扉7が隠れる開放姿勢との間を、可動扉7が大略円弧状
に移動するように、上記扉開閉装置8を構成したことを
特徴とする。
【0006】そして請求項2の発明は、請求項1のプラ
ットホ−ムにおける安全扉において、可動扉7又は固定
柵5への人体、荷物などの接触を検知、動作する接触検
知器S3を設け、この検知動作によって可動扉7の開閉
動作を停止するように、開閉動作指令手段Mを構成した
ことを特徴とする。
【0007】また請求項3の発明は、請求項1、又は2
のプラットホ−ムにおける安全扉において、隣接する固
定柵5、5間の付近に人体、荷物などがあることを検
知、動作する乗客検知器S4と、この検知動作によって
可動扉の閉じ動作前に所定の警告を行う警告装置33と
を設けると共に、この警告後に可動扉5の閉じ動作を行
うように、開閉動作指令手段Mを構成したことを特徴と
する。
【0008】さらに請求項4の発明は、請求項1、2又
は3のプラットホ−ムにおける安全扉において、開閉動
作指令手段Mは、列車3の停止所定位置に関連して夫々
設置された列車到着検知器S1、列車出発検知器S2の夫
々の動作に基づいて可動扉7の開放、閉止の動作指令を
出力するように構成したことを特徴とする。
【0009】請求項5の発明は、請求項1、2又は3の
プラットホ−ムにおける安全扉において、開閉動作指令
手段Mは、停車中の車両3の側灯45の消灯或いは点灯
に連動して可動扉7の開放、閉止の動作指令を出力する
ように構成したことを特徴とする。
【0010】請求項6の発明は請求項1、2又は3のプ
ラットホ−ムにおける安全扉において、開閉動作指令手
段Mは、列車閉塞用の信号機の動作に連動して可動扉7
の開放、閉止の動作指令を出力するように構成したこと
を特徴とする。
【0011】
【0012】
【作用】請求項1の発明では、開放姿勢では、可動扉7
の扉基部7aに対し扉先端部7bが上位となるように、
閉止姿勢では、扉基部7aに対し扉先端部7bが水平横
方向となるように、可動扉7が保持され、かつ、閉止姿
勢と固定柵5へ可動扉7が隠れる開放姿勢との間を、可
動扉7の扉先端部7bが大略円弧状に移動するように、
扉開閉装置8を構成しているので、乗客の通り抜けを容
易にするために固定柵5、5間や、可動扉7の横幅を広
く形成しても、可動扉7の横幅は開放姿勢で上下方向の
長さとなって固定柵5へ隠れるため、固定柵5の横幅は
広くならない。また、水平面内で前後方向に開閉する扉
のように、扉開放時にはプラットホ−ムの線路側端部か
らその中央側へ前後方向に長く突出して通行の邪魔とな
るようなことも、この可動扉7では起こり得ず、固定柵
5を小型に形成できる。そして可動扉7は大略円弧状に
移動するので、従来の水平状突出動作し或は後退動作す
る扉構造にみられる、閉まりつつある扉による乗客や荷
物などの挾み込みの恐れは、大略円弧状移動するこの可
動扉7では極めて小さい。
【0013】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、可動扉7又は固定柵5に人体、荷物などが接触す
るときは、接触検知器S3が検知動作して可動扉7の開
閉動作を停止するように、開閉動作指令手段Mを構成し
ているので、固定柵5と可動扉7との間に人体、荷物な
どがはさまれる危険はない。
【0014】請求項3の発明では、請求項1又は2の発
明において、隣接する固定柵5、5間の付近に人体、荷
物などがあることを検知、動作する乗客検知器S4と、
この検知動作によって可動扉の閉じ動作前に所定の警告
を行う警告装置33とを設けると共に、この警告後に可
動扉5の閉じ動作を行うように、開閉動作指令手段Mを
構成しているので、乗り遅れた乗客が固定柵5、可動扉
7の外側である線路2側に取り残される危険はない。
【0015】さらに開閉動作指令手段Mは、請求項1、
2又は3の発明において、請求項4の発明では、列車3
の停止所定位置に関連して夫々設置された列車到着検知
器S1、列車出発検知器S2の夫々の動作に基づいて可動
扉7の開放、閉止の動作指令を出力するように構成し、
請求項5の発明では、停車中の車両3の側灯の消灯或い
は点灯に連動して可動扉7の開放、閉止の動作指令を出
力するように構成し、請求項6の発明では、列車閉塞用
の信号機の動作に連動して可動扉7の開放、閉止の動作
指令を出力するように構成しているので、列車3の進入
前、或いは出発中などの必要に応じて可動扉7が自動的
に、かつ、確実に閉止されるため、転落防止や触車事故
の防止に特に有効となっている。
【0016】
【0017】
【0018】
【実施例】以下、この発明の実施例を図に基づき説明す
る。図1はこの発明の安全扉の正面図であり、図2は、
図1の横断平面図で、図3は、図1の縦断側面図で、図
4と図5は、上記図1の安全扉を適用している駅構内の
プラットホ−ム1の要部正面図で、図6は、上記図1の
安全扉の制御動作構成を示したブロック図である。この
プラットホ−ム1側方の線路2上を、図4の矢線A方向
に右方から入線して、左方へ出発する列車3(車両)の先
頭部は、位置B1〜B2内の停止区域(停止所定位置)B内
に、図5のように停車する。
【0019】列車3(車両)が図5に示す停止所定位置B
に停止した状態で、車両3の車両扉4に面しない位置
に、列車3の全長にわたって必要数の固定柵5を、固定
柵5、プラットホ−ム1間の通行はできない程度に、プ
ラットホ−ム1の線路側側壁6に充分近接して設ける。
隣接する固定柵5、5間を開放又は閉止できる可動扉
7、7及び、これらの可動扉7、7の開放、閉止動作行
う扉開閉装置8、8を、固定柵5、5に設け、扉開閉装
置8、8の動作は、線路2への列車3の進入或いは出発
に関連して作動される後述の開閉動作指令手段Mにより
指令される構成としている。
【0020】固定柵5、可動扉7は何れも乗客によるプ
ラットホ−ム1長手方向の見通しを可能とする程度の低
い高さ(例えば約1.2M)で、かつ、可動扉7は、プラッ
トホ−ム1床上面との間に隙間Lを有した状態で開放、
閉止動作ができるように形成している。
【0021】例示した扉開閉装置8は、図1のように、
可動扉7に回動先端部を連結ピン9、10で連結して固
定柵5の上部へその基部を支点ピン11、12によって
枢支したア−ム13及びリンク14と、ア−ム13を大
略、垂下姿勢から水平横方向張出姿勢の間にわたって上
下に回動するために固定柵5へピン15にて連結された
開閉用シリンダ16とからなる扉開閉機構17を主体と
している。図示例の扉開閉装置8は、そのほか、開閉用
シリンダ16に流体圧を供給する動力源18として、図
6に例示する圧力空気発生装置(この場合の動力源18
は、固定柵5の外に設備される)又は、図示しない油圧
発生装置と、固定柵5から外に露出するア−ム13、リ
ンク14を覆うべく、ア−ム13に取付けた断面が逆U
型のカバ−19と、可動扉7の閉止動作終了時の衝撃を
緩和すると共に、ア−ム13の右方回動極端位置を調整
するショックアブソ−バ20とを備えている。
【0022】ショックアブソ−バ20は、固定柵5へ固
定されたアブソ−バ取付板43にナット44により取付
け、ア−ム13には短いレバ−21が固定され、ア−ム
13の右方回動極端位置の手前からショックアブソ−バ
20の当接ロッド20aがレバ−21に当接するよう
に、ショックアブソ−バ20の取付位置をナット44に
よって調整している。開閉用シリンダ16のピストンロ
ッド22は、ピン23によってレバ−21に連結されて
いる。図示例では固定柵5は、プラットホ−ム1の長手
方向に平行な後面板24と、プラットホ−ム中央側の前
面板25と、固定柵5の外側(線路2側)から内側(プラ
ットホ−ム1中央側)に向かって下り傾斜に形成した頂
部板26とによって中空箱形に形成され、後面板24と
前面板25の夫々の端部には開口部27が設けてあり、
扉開閉機構17は固定柵5の上記中空箱形に内装されて
いる。
【0023】これらの構成により、開閉用シリンダ16
のピストンロッド22を突出させると、ア−ム13、リ
ンク14は支点ピン11、12の周りに最も右方へ回動
して、可動扉7は、開口部27から固定柵5の外へ突出
した閉止姿勢に保持され、そして、この閉止姿勢からピ
ストンロッド22を引きこませると、ア−ム13、リン
ク14は支点ピン11、12の周りに最も左方へ回動し
て、可動扉7は、開口部27を通過して固定柵5に隠れ
た開放姿勢に保持される。
【0024】ア−ム13の支点ピン11は、リンク14
の支点ピン12よりも開口部27に近い位置に設けてあ
り、ア−ム13の連結ピン9は、リンク14の連結ピン
10よりも、開放姿勢では上位となり、閉止姿勢では扉
先端部7b側となるように設けているため、可動扉7
は、図1の2点鎖線で示す開放姿勢では、固定柵5内で
可動扉7の扉基部7aに対し扉先端部7bが上位となる
直立状に保持され、図1の実線で示す閉止姿勢では、固
定柵5、5間で扉基部7aに対し扉先端部7bが水平横
方向となる横向きに保持されることになる。しかも、可
動扉7の扉先端部7bは、開放姿勢と閉止姿勢との間
を、上向き凸円弧状の軌跡で移動することになるもので
あり、例えばこの可動扉7の開放姿勢から若干閉止姿勢
側へ移動した状態を、図7の点線により例示した。
【0025】次に可動扉7の上記開閉動作における制御
動作構成を、図6のブロック図により説明する。線路2
への列車3の進入或いは出発に関連して作動されて扉開
閉装置8へ動作を指令する開閉動作指令手段Mとして図
示例では、列車到着検知器S1と列車出発検知器S2を、
図4の停止所定位置Bの矢線A方向で後方と前方に、夫
々設けている。可動扉7又は固定柵5の開口部27に人
体、荷物などが接触するときは、後述のように可動扉7
の開閉動作を停止させるべく、上記接触を検知する接触
検知器S3を、設けている。可動扉7が閉止される過程
に固定柵5、5間に乗客が居るときは、直ちに固定柵5
の内側へさがるよう、後述のような警告動作を行うべ
く、上記乗客や荷物などを検知する乗客検知器S4を、
設けている。
【0026】可動扉7の上記開閉動作における制御は、
例えば固定柵5に設けた制御器30により行われる。例
示した制御器30は、列車到着検知器S1と列車出発検
知器S2の検知動作に基づいて列車3の停車、発車を判
別する停車検知ロジック31と、停車検知ロジック31
のこの判別動作を受けて扉開閉機構17に開放指令又は
閉止指令を出すほか、接触検知器S3の検知動作があっ
たとき扉開閉機構17への上記指令を停止するかどうか
を判断する扉開閉ロジック32と、乗客検知器S4の検
知動作を受けて警告を出すかどうかを判断する警告ロジ
ック39とを主体に構成されており、そのほか、扉開閉
機構17に指令を出す扉開閉回路34を備えている。
【0027】列車到着検知器S1と列車出発検知器S
2は、その前方に車両3があるときに検知動作する、例
えば反射型赤外線センサを使用している。列車3の先頭
部が列車到着検知器S1の前を通って列車出発検知器S2
の手前で停車すると、停車検知ロジック31は、列車3
が停車したと判断して扉開閉ロジック32に停車信号を
送り、そして列車3の先頭部が列車出発検知器S2の前
を通ると、列車到着検知器S1のほか列車出発検知器S2
もオン動作して停車検知ロジック31は列車3が出発し
たと判断して扉開閉ロジック32に出発信号を送るよう
に構成されている。
【0028】停車検知ロジック31からの停車信号を受
けると扉開閉ロジック32は、扉開閉機構17が可動扉
7を開放する扉開放信号を扉開閉回路34に出し、出発
信号を受けると扉開閉ロジック32は、扉開閉機構17
が可動扉7を閉止する扉閉止信号を扉開閉回路34に出
すように構成されているうえ、前記出発信号を受けたと
き乗客検知器S4の検知動作があれば、警告ロジック3
9により後述する警告装置33を直ちに動作させると共
に、この出発信号の受信後から若干時間経過後に、上記
扉閉止信号を出すように、この扉開閉ロジック32は構
成されている。
【0029】接触検知器S3は、可動扉7の外周部と、
固定柵5の開口部27とに、これらへの人体、荷物など
が接触したとき、この接触を検知して動作するものであ
る。接触検知器S3としては、例えば導電性ゴム材にて
棒状に形成されたベルト状スイッチや、バ−状スイッチ
を使用してこれらを可動扉7の外周部、固定柵5の開口
部27などに取付け、上記接触動作により導電性ゴム材
が圧縮されてスイッチ作用がなされるようにする。接触
検知器S3が検知動作すると、扉開閉ロジック32によ
る上記扉開放信号又は扉閉止信号の送信は停止されて可
動扉7の開放動作又は閉止動作が停止されるよう、扉開
閉ロジック32は構成されている。
【0030】乗客検知器S4は、開放姿勢時で固定柵
5、5間の付近に乗客が居るときにこれを検知して動作
するように、固定柵5の開口部27付近に設けられてい
る。乗客検知器S4が検知動作すると、車両扉4の閉止
後から前記扉閉止信号が出るまでの間(可動扉7閉止ま
での間)は、警告装置33が動作するように警告ロジッ
ク39は、構成されている。図示例では乗客検知器S4
として例えば固定柵5の開口部27の付近に、赤外線発
光部35と赤外線受光部36を取付けている。例示した
警告装置33は、例えば固定柵5の内側のプラットホ−
ム1に埋設されて上方に向かって点滅を繰り返す表示装
置37と、可動扉7または固定柵5に取付けられたスピ
−カ−38とにより構成している。例示した表示装置3
7は、発光ダイオ−ド、管状のクセノン球などを用い
て、「おさがりください」等という警告が点滅表示され
るようにし、スピ−カ−38は、「おさがりください」
等という音声警告が間歇的に放送されるようにし、制御
器30の警告ロジック39は、表示装置37による上記
警告の点滅表示と、スピ−カ−38の音声回路40によ
る上記音声警告の間歇的放送とを行う指令を出すもので
ある。
【0031】可動扉7、7が開放されているとき人体、
荷物などにより赤外線受光部36での受光が遮られる
と、乗客検知器S4が検知動作し、前記のように出発信
号を受けてから若干の時間経過後に(乗客が固定柵5、
5のプラットホ−ム1中央側へさがり終えて乗客検知器
4が検知動作しなくなってから)、扉開閉ロジック32
から扉開閉回路34に扉閉止信号が出される。
【0032】次に上記構成の安全扉の動作を説明する。
プラットホ−ム1に面した線路2に列車3が入線する
前、又は、列車3が進入して列車3の先頭部が列車到着
検知器S1の前を通るまで(図4)は、車両検知器S1は検
知動作せず、扉開閉回路34は扉閉止信号を扉開閉ロジ
ック32から受けたままであり、扉開閉機構17の開閉
用シリンダ16のピストンロッド22は突出しており、
これにより図1の実線のように可動扉7、7は扉基部7
aに対し扉先端部7bが水平横方向となる横向きの閉止
姿勢に保持されて、隣接する固定柵5、5間は可動扉
7、7で閉じられている。
【0033】線路2に列車3が進入して列車3の先頭部
が列車到着検知器S1の前を通る(図5)と、この列車到
着検知器S1が検知動作し、停車検知ロジック31は列
車3が停車したと判別する。停車検知ロジック31から
の停車信号を受けると扉開閉ロジック32は、扉開閉機
構17が可動扉7を開放する扉開放信号を扉開閉回路3
4に出し、これにより扉開閉機構17の開閉用シリンダ
16のピストンロッド22は引込み始める。ア−ム1
3、リンク14は支点ピン11、12の周りに左方へ回
動し、ア−ム13の支点ピン11と連結ピン9及び、リ
ンク14の支点ピン12と連結ピン10の前記位置関係
により、可動扉7の扉先端部7bは上向き凸円弧状の軌
跡で固定柵5に向かって移動し、この移動に伴い、扉基
部7aに対し扉先端部7bが上位となるように可動扉7
は次第に直立の姿勢に近づき、固定柵5の後面板24と
前面板25との間に図1の2点鎖線のように収納されて
開放姿勢に保持され、固定柵5、5間は開放される。
【0034】列車3が位置B1〜B2内の停止所定位置B
内に停車すると、車掌の操作により車両扉4が開かれ、
固定柵5、5間を通って乗客が乗車する。乗車が終わ
り、車掌の操作により車両扉4が閉じられて列車3が発
車し、列車3の先頭部が列車出発検知器S2の前を通る
と、この列車出発検知器S2が検知動作して停車検知ロ
ジック31は列車3が発車したと判別する。停車検知ロ
ジック31からの出発信号を受けると扉開閉ロジック3
2は、扉開閉機構17が可動扉7を閉止する扉閉止信号
を扉開閉回路34に出し、これにより扉開閉機構17の
開閉用シリンダ16のピストンロッド22は突出し始め
る。ア−ム13、リンク14は支点ピン11、12の周
りに右方へ回動し、ア−ム13の支点ピン11と連結ピ
ン9及び、リンク14の支点ピン12と連結ピン10の
前記位置関係により、可動扉7の扉先端部7b側が上向
き凸円弧状の軌跡をたどって固定柵5の開口部27から
固定柵5、5間へ次第に突出して移動し、この移動に伴
い、扉基部7aに対し扉先端部7bが斜め下後方となる
ように次第に横向きの姿勢に近づき、水平横方向の横向
きに保持されて固定柵5、5間は可動扉7、7によって
閉止される。可動扉7の突出極端時の衝撃は、当接ロッ
ド20aがレバ−21に当接しているショックアブソ−
バ20によって緩衝される。
【0035】開放されている固定柵5、5間の付近に乗
客や荷物などがあると、乗客検知器S4の赤外線受光部
36の受光が遮られ、乗客検知器S4が検知動作してい
るため、車両扉4の閉止後から前記扉閉止信号が出るま
での間(可動扉7閉止までの間)は、警告ロジック39の
指令により警告装置33が動作して、表示装置37に
は、「おさがりください」等という警告が点滅表示さ
れ、スピ−カ−38により、「おさがりください」等と
いう音声警告が間歇的に放送される。このように乗客等
が固定柵5、5間の付近に居るときは停車検知ロジック
31から出発信号を受けてから若干の時間経過後に(乗
客が固定柵5、5のプラットホ−ム1中央側へさがり終
えて乗客検知器S4が検知動作しなくなってから)、扉開
閉ロジック32から扉開閉回路34に扉閉止信号が出さ
れて、可動扉7の上記閉止動作が始まる。列車出発検知
器S2が検知動作したとき、固定柵5、5間の付近に乗
客や荷物などが無ければ、乗客検知器S4の検知動作も
無いため、扉開閉ロジック32は直ちに扉開閉回路34
に扉閉止信号を出すので、可動扉7、7は直ちに閉じら
れる。
【0036】可動扉7の外周部や、固定柵5の開口部2
7に、人体、荷物などが接触しているときは、接触検知
器S3が検知動作するため、扉開閉ロジック32による
上記扉開放信号又は扉閉止信号の発信は停止されて可動
扉7の開放動作又は閉止動作が停止される。
【0037】以上のように列車3の進入前、或いは出発
中などでは可動扉7、7が自動的に閉止されてプラット
ホ−ム1の乗客の線路2への転落防止や車両3への触車
事故は、確実に防止される。固定柵5、可動扉7は、乗
客によるプラットホ−ム1長手方向の見通しを可能とす
る程度の高さであるため、固定柵5、可動扉7の内側か
らの列車3の前後の見通しは、良好で、例えば各車両3
の混み具合などを容易に見通すことができ、プラットホ
−ム1での他の車両扉4への移動などに極めて都合が良
い。
【0038】可動扉7は、高さが低く、しかもプラット
ホ−ム1床上面との間に隙間Lを有した状態で閉止動作
ができるような小型に形成されているため、扉開閉装置
8は簡易なものでよく、可動扉7が小型のため、その駆
動力も小さいもので足りる。可動扉7の開閉動作をガイ
ドするためのガイドレ−ルは不要で、前記従来の安全壁
板のように、障壁板から外へ突出して設けられるような
ことがないため、プラットホ−ム1や固定柵5にガイド
レ−ルを設置するための補強なども不要で簡易な安全扉
となっている。
【0039】扉開閉装置8を、開放姿勢では、可動扉7
の扉基部7aに対し扉先端部7bが上位となるように、
閉止姿勢では、扉基部7aに対し扉先端部7bが水平横
方向となるように、可動扉7が夫々保持され、かつ、開
放姿勢と固定柵5へ可動扉7が隠れる閉止姿勢との間
を、可動扉7が大略円弧状に移動するように、構成して
いるので、乗客の通り抜けを容易にするために固定柵
5、5間、可動扉7の横幅を広く形成しても、可動扉7
の横幅は開放姿勢で上下方向の長さとなって固定柵5へ
隠れるため、固定柵5の横幅は広くならず、固定柵5、
可動扉7共に小型に形成できる。
【0040】可動扉7の扉先端部7bは大略上向き円弧
状に移動するので、閉じ位置へ振り出される際、下方か
ら上方に向かって回動する通常の扉のように、振り出し
動作のとき乗客の脚を蹴飛ばしたり、着衣の裾などをひ
っかけたりする危険は、この可動扉7では起こらず、し
かも、固定柵5から突出し、或いは固定柵5へ引き込む
際の姿勢を例示した図7から明らかなように、固定柵5
と可動扉7との外縁部の交角は鈍角となっていて、固定
柵5と可動扉7のの外縁部で乗客の脚や着衣の裾などを
はさむ恐れもなく、可動扉7の移動は安全に行われる。
【0041】可動扉7又は固定柵5の開口部27に人
体、荷物などが接触するときは、接触検知器S3が検知
動作して制御器30は扉開閉機構17による可動扉7の
開放、閉止動作を停止するので、固定柵5と可動扉7と
の間に人体、荷物などがはさまれる危険はない。
【0042】可動扉7が閉じる前に固定柵5、5間の付
近に乗り遅れた乗客がいると、乗客検知器S4が検知動
作して、列車出発検知器S2が検知動作後若干の時間経
過までの間は、警告ロジック39により、警告装置33
の表示装置37に「おさがりください」等という警告の
点滅表示と、スピ−カ−38に「おさがりください」等
という警告の間歇的放送とがなされるので、乗客が可動
扉7や固定柵5の外側(線路2側)に取り残されたまま、
可動扉7が閉じられてしまう危険はない。
【0043】図3に例示するように、固定柵5の頂部板
26を固定柵5の外側(線路2側)から内側(プラットホ
−ム1中央側)に向かって下りに傾斜して形成すれば、
荷物などが頂部板26に載置されることによる不都合は
ないうえ、この傾斜した頂部板26に広告を掲載すれ
ば、プラットホ−ム1中央側から見やすい広告掲載用と
しておおいに利用できる。
【0044】前記開閉動作指令手段Mは、停車中のすべ
ての車両3の側灯45の消灯、或いはいずれか1以上の
側灯45の点灯に連動して消灯或いは点灯するように、
車両3の車体下部に図示省略した車両扉開閉連動灯を設
け、この車両扉開閉連動灯の消灯、点灯を検知できるセ
ンサをプラットホ−ム1に設置して、車両扉開閉連動灯
によるすべての側灯45の消灯がセンサに検知さたと
き、停車検知ロジック31は発車と判別し、停車中に車
両扉開閉連動灯によるいずれか1以上の側灯45の点灯
がセンサに検知されたときは、停車検知ロジック31は
停車と判別するように構成することができる。この場合
も乗客検知器S4の検知動作があるときは、扉開閉ロジ
ック32は、若干時間経過後に(乗客が固定柵5の内側
へさがり終えて乗客検知器S4が検知動作しなくなって
から)、扉閉止信号を出すように構成する。この車両扉
開閉連動灯は、例えばすべての車両3の側灯45の消灯
のとき、すなわち、各車両3の戸閉スイッチの動作によ
り作動する既設の戸閉連動回路の戸閉作動時に、或る周
波数の赤外線を発射し、いずれか1以上の側灯45の点
灯のとき(上記戸閉連動回路の戸開作動時)には他の周波
数の赤外線を発射するように構成して、車両扉開閉連動
灯の前記夫々の周波数の赤外線を受光するセンサによ
り、車両扉4の開放、閉止を検知することであってもよ
い。
【0045】また、開閉動作指令手段Mは、列車閉塞用
の信号機の動作に連動して可動扉7の開放、閉止の動作
指令を出力するように構成してもよい。即ち、例えば当
該プラットホ−ム1の場内信号機を列車3が通過した時
点を基準として、この時点から若干の時間経過後(列車
3の停車所定位置B停止時)に扉開閉ロジック32は扉
開放信号を出して可動扉7を開放し、上記時点から相当
時間経過後(上記列車出発検知器S2を通過時)、扉開閉
ロジック32は扉閉止信号を出して可動扉7を閉止する
ようにし、乗客検知器S4の検知動作があるときは、上
記相当時間経過からさらに若干時間経過後に(乗客が固
定柵5の内側へさがり終えて乗客検知器S4が検知動作
しなくなってから)、扉閉止信号を出すように構成する
ものである。
【0046】前記扉開閉機構17の開閉用シリンダ16
は、液圧ポンプとモ−タをこの開閉用シリンダ16に一
体結合した構造のものでもよい。さらに、開閉用シリン
ダ16に代えて図示は省略したが、電動ジャッキを用い
ても良く、開閉用シリンダ16に代えて、支点ピン11
にスプロケットホイ−ルを嵌着し、このスプロケットホ
イ−ルをモ−タによって回転する構造とすることもでき
るなど、扉開閉機構17としては前記図示例と同等の作
用が得られれば、図示例に限られるものでなく、種々の
公知機構を使用できる。開閉動作指令手段Mの前記論理
構成は、図示例の停車検知ロジック31、扉開閉ロジッ
ク32などの3分割のロジックに限られず、実施化に都
合の良い種々の数に分割されたロジックを使用できる。
【0047】
【発明の効果】この発明に係るプラットホ−ムにおける
安全扉は上記のように請求項1の発明によれば、開放姿
勢では、可動扉7の扉基部7aに対し扉先端部7bが上
位となるように、閉止姿勢では、扉基部7aに対し扉先
端部7bが水平横方向となるように、可動扉7が保持さ
れ、かつ、閉止姿勢と固定柵5へ可動扉7が隠れる開放
姿勢との間を、可動扉7の扉先端部7bが大略円弧状に
移動するように、扉開閉装置8を構成しているので、乗
客の通り抜けを容易にするために固定柵5、5間や、可
動扉7の横幅を広く形成しても、可動扉7の横幅は開放
姿勢で上下方向の長さとなって固定柵5へ隠れるため、
固定柵5の横幅は広くならない。また、水平面内で前後
方向に開閉する扉のように、扉開放時にはプラットホ−
ムの線路側端部からその中央側へ前後方向に長く突出し
て通行の邪魔となるようなことも、この可動扉7では起
こり得ず、固定柵5を小型に形成できる。そして可動扉
7は大略円弧状に移動するので、従来の水平状突出動作
し或は後退動作する扉構造にみられる、閉まりつつある
扉による乗客や荷物などの挾み込みの恐れは、大略円弧
状移動するこの可動扉7では極めて小さく、小型であっ
て乗客などへの接触の危険の極めて少ない安全扉を提供
できる。
【0048】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
において、可動扉7又は固定柵5に人体、荷物などが接
触するときは、接触検知器S3が検知動作して可動扉7
の開閉動作を停止するように、開閉動作指令手段Mを構
成しているので、固定柵5と可動扉7との間に人体、荷
物などがはさまれる危険はない。
【0049】請求項3の発明によれば、請求項1又は2
の発明において、隣接する固定柵5、5間の付近に人
体、荷物などがあることを検知、動作する乗客検知器S
4と、この検知動作によって可動扉の閉じ動作前に所定
の警告を行う警告装置33とを設けると共に、この警告
後に可動扉5の閉じ動作を行うように、開閉動作指令手
段Mを構成しているので、乗り遅れた乗客が固定柵5、
可動扉7の外側である線路2側に取り残される危険はな
い。
【0050】さらに開閉動作指令手段Mは、請求項1、
2又は3の発明において、請求項4の発明では、列車3
の停止所定位置に関連して夫々設置された列車到着検知
器S1、列車出発検知器S2の夫々の動作に基づいて可動
扉7の開放、閉止の動作指令を出力するように構成し、
請求項5の発明では、停車中の車両3の側灯の消灯或い
は点灯に連動して可動扉7の開放、閉止の動作指令を出
力するように構成し、請求項6の発明では、列車閉塞用
の信号機の動作に連動して可動扉7の開放、閉止の動作
指令を出力するように構成しているので、列車3の進入
前、或いは出発中などの必要に応じて可動扉7が自動的
に、かつ、確実に閉止されるため、転落防止や触車事故
の防止に特に有効となっている。
【0051】
【0052】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の安全扉の実施例を示す正面図であ
る。
【図2】図1の横断平面図である。
【図3】図1の縦断側面図である。
【図4】上記安全扉の閉止姿勢時の駅構内のプラットホ
−ムの要部正面図である。
【図5】上記安全扉の開放姿勢時の駅構内のプラットホ
−ムの要部正面図である。
【図6】上記安全扉の制御動作構成を示すブロック図で
ある。
【図7】上記安全扉の閉止動作途中を示す正面図であ
る。
【符号の説明】
1 プラットホ−ム 2 線路 3 列車(車両) 4 車両扉 5 固定柵 7 可動扉 7a 扉基部 7b 扉先端部 8 扉開閉装置 33 警告装置 45 側灯 L 隙間 M 開閉動作指令手段 S1 列車到着検知器 S2 列車出発検知器 S3 接触検知器 S4 乗客検知器
フロントページの続き (72)発明者 百本 暁生 東京都千代田区丸の内一丁目6番5号 東日本旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 笹本 潔 東京都千代田区丸の内一丁目6番5号 東日本旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 矢島 清和 東京都千代田区丸の内3丁目4番2号 日本交通機械株式会社内 (72)発明者 千田 侃 東京都千代田区丸の内3丁目4番2号 日本交通機械株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−220960(JP,A) 特開 平5−246330(JP,A) 実開 昭63−67(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B61B 1/02 B61L 23/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 列車の停止所定位置における車両扉に
    面しない位置に複数の固定柵と、隣接するこれらの固定
    柵間を開放又は閉止できる可動扉とを、プラットホ−ム
    に夫々設け、固定柵、可動扉は何れも乗客によるプラッ
    トホ−ム長手方向の見通しを可能とする程度の高さであ
    って、可動扉は、プラットホ−ム床上面との間に隙間を
    有した状態で固定柵間の閉止動作ができるように形成さ
    れ、可動扉の開放、閉止動作を行う扉開閉装置を、プラ
    ットホ−ムに面した線路への列車の進入或いは出発に関
    連して作動される開閉動作指令手段により駆動するよう
    に構成したプラットホ−ムにおける安全扉において、 上記開放姿勢では、可動扉の扉基部に対し扉先端部が上
    位となるように、上記閉止姿勢では、扉基部に対し扉先
    端部が水平横方向となるように、可動扉が夫々保持さ
    れ、かつ、閉止姿勢と固定柵へ可動扉が隠れる開放姿勢
    との間を可動扉が大略円弧状に移動するように、上記扉
    開閉装置を構成したことを特徴とするプラットホ−ムに
    おける安全扉。
  2. 【請求項2】 可動扉又は固定柵への人体、荷物など
    の接触を検知、動作する接触検知器を設け、この検知動
    作によって可動扉の開閉動作を停止するように、開閉動
    作指令手段を構成としたことを特徴とする請求項1のプ
    ラットホ−ムにおける安全扉。
  3. 【請求項3】 隣接する固定柵間の付近に人体、荷物
    などがあることを検知、動作する乗客検知器と、この検
    知動作によって可動扉の閉じ動作前に所定の警告を行う
    警告装置とを設けると共に、この警報後に可動扉の閉じ
    動作を行うように開閉動作指令手段を構成としたことを
    特徴とする請求項1、又は2のプラットホ−ムにおける
    安全扉。
  4. 【請求項4】 開閉動作指令手段は、列車の停止所定
    位置に関連して夫々設置された列車到着検知器、列車出
    発検知器の夫々の動作に基づいて可動扉の開放、閉止の
    動作指令を出力するように構成したことを特徴とする請
    求項1、2又は3のプラットホ−ムにおける安全扉。
  5. 【請求項5】 開閉動作指令手段は、停車中の車両の
    側灯の消灯或いは点灯に連動して可動扉の開放、閉止の
    動作指令を出力するように構成したことを特徴とする請
    求項1、2又は3のプラットホ−ムにおける安全扉。
  6. 【請求項6】 開閉動作指令手段は、列車閉塞用の信
    号機の動作に連動して可動扉の開放、閉止の動作指令を
    出力するように構成したことを特徴とする請求項1、2
    又は3のプラットホ−ムにおける安全扉。
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