JP2009161078A - 可動安全柵ユニットおよび可動安全柵 - Google Patents

可動安全柵ユニットおよび可動安全柵 Download PDF

Info

Publication number
JP2009161078A
JP2009161078A JP2008001678A JP2008001678A JP2009161078A JP 2009161078 A JP2009161078 A JP 2009161078A JP 2008001678 A JP2008001678 A JP 2008001678A JP 2008001678 A JP2008001678 A JP 2008001678A JP 2009161078 A JP2009161078 A JP 2009161078A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movable
safety fence
door
vehicle
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008001678A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunichi Ezure
俊一 江連
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Signal Co Ltd filed Critical Nippon Signal Co Ltd
Priority to JP2008001678A priority Critical patent/JP2009161078A/ja
Publication of JP2009161078A publication Critical patent/JP2009161078A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】簡易な構造で車両の各編成や停車位置に柔軟に対応することが可能であり、また簡易に設置することが可能な可動安全柵ユニットおよび可動安全柵を提供する。
【解決手段】プラットホーム30等の車両の乗り場に、所定間隔で可動安全柵ユニット32−1〜32−8が一列に設置され、可動安全柵34が形成される。この可動安全柵ユニット32−1〜32−8は、移動をガイドするレール上を左右方向に移動することにより壁部または乗降口を形成する可動扉33−1〜33−8を有している。可動扉駆動制御部が車両31の乗降扉31a〜31hの位置に対応する可動扉33−1〜33−8を少なくとも乗降扉31a〜31hの幅だけ開口するように可動扉駆動部を制御する。
【選択図】図5

Description

本発明は、可動安全柵ユニットおよび可動安全柵に関し、特に簡易な同一ユニットで簡易に設置することが可能な可動安全柵ユニットおよび可動安全柵に関する。
近年、駅のプラットホーム等には乗客が線路に転落することを防止するための安全柵が設けられるようになってきた。このような安全柵は、通常車両の乗降扉の位置に対応する部分が扉となっており、それ以外の場所は壁部となっている。車両が入線して所定の停止位置で停車した後、車両の乗降扉の開閉に合わせて安全柵の扉も開閉することにより、乗客は乗降することができる。
しかしながら、プラットホームに入線する車両が、他の事業者から乗り入れしている車両であったり、車両によって乗降扉の数が異なる編成であったりすると、車両の乗降扉の位置と安全柵の扉の位置とがずれてしまうため、上述したような安全柵をプラットホームに設置することができない場所があった。そこで特許文献1に開示されるようなプラットホームドアが提案されている。このプラットホームドアは、1車両当たりの範囲に複数の可動扉を複数列で設けることにより、乗降扉の数が異なる車両であっても各車両の乗降扉の位置に対応して扉を開閉することができるものである。
特開2005−238926号公報
しかしながら、上述したプラットホームドアにおいては、乗降扉の数が異なる全ての車両の乗降扉の位置に対応することができるように複数の幅の異なる可動扉を設けたり、これらの可動扉を同時に開閉するように制御したりする必要がある。このため装置全体の構成が複雑となる上、生産コストが高価であった。また複数の幅の異なる可動扉を複数列で設ける必要があるため、異なる幅のレールや複数列分のレールを設置しなければならず、生産コストのみならず設置工事に要するコストも非常に高価であった。また工事に必要な工期も多く要するため、使用中のプラットホームでの設置工事に多くの手間を要するという問題があった。
そこで本発明の目的は、上記の課題に鑑み、簡易な構造で車両の各編成や停車位置に柔軟に対応することが可能であり、また簡易に設置することが可能な可動安全柵ユニットおよび可動安全柵を提供することにある。
本発明に係る可動安全柵ユニットおよび可動安全柵は、上記の目的を達成するために、次のように構成される。
第1の可動安全柵ユニット(請求項1に対応)は、移動をガイドするレール上を左右方向に移動することにより壁部または乗降口を形成する可動扉と、可動扉を支持する支柱と、可動扉を駆動する可動扉駆動部と、車両の乗降扉の位置に対応する可動扉を少なくとも乗降扉の幅だけ開口するように可動扉駆動部を制御する可動扉駆動制御部と、を備えることを特徴とする。
上記の可動安全柵ユニットでは、レール上を左右方向に移動することにより壁部または乗降口を形成する可動扉と、可動扉駆動部と、支柱と、可動扉駆動制御部と、を備え、可動扉駆動制御部が車両の乗降扉の位置に対応する可動扉を少なくとも乗降扉の幅だけ開口するように可動扉駆動部を制御するという構成により、簡易な同一ユニットを実現することが可能となる。
第2の可動安全柵ユニット(請求項2に対応)は、上記の構成において、可動扉は、支柱から取り外しが可能であって、任意の幅を有するものであることを特徴とすることを特徴とする。
上記の可動安全柵ユニットでは、可動扉を支柱から取り外すことができる。このため乗降扉の数が異なる編成の車両が入線する設置場所であっても、乗降扉の幅等に合わせて任意の幅の可動扉に簡易に変更することが可能となる。
第3の可動安全柵ユニット(請求項3に対応)は、上記の構成において、可動扉駆動部は、支柱または可動扉の内部に設けられることを特徴とする。
上記の可動安全柵ユニットでは、支柱または可動扉の内部に設けられた可動扉駆動部によって、可動扉を簡易に移動することが可能となる。
第4の可動安全柵ユニット(請求項4に対応)は、上記の構成において、可動扉が移動して乗降口が形成される方向を報知する表示器またはスピーカを備えることを特徴とする。
上記の可動安全柵ユニットでは、壁部または乗降口を形成する可動扉であっても、乗降口が形成される方向が表示器またはスピーカによって乗客に対して報知される。このため乗客は乗降口となる方向を容易に把握することが可能となる。
第1の可動安全柵(請求項5に対応)は、車両の乗り場に車両の進行路に沿って、複数の上記の構成の可動安全柵ユニットを所定間隔で一列に設置したことを特徴とする。
上記の可動安全柵では、車両の乗り場に複数の可動安全柵ユニットを車両の進行路に沿って所定間隔で並べて設置すれば良い。
第2の可動安全柵(請求項6に対応)は、可動安全柵ユニットを車両の進行路に対して傾斜させて設置したことを特徴とする。
上記の可動安全柵では、上記の構成において、可動安全柵ユニットを車両の進行路に対して傾斜させて設置するので、複数の可動安全柵ユニットを設置する必要があっても所定間隔で一列に設置するだけで良い。
本発明によれば、可動安全柵ユニットをレール上を左右方向に移動する可動扉と、可動扉駆動部と、支柱と、可動扉駆動制御部とから構成して、車両の乗降扉の位置に対応する可動扉を少なくとも乗降扉の幅だけ開口するように可動扉駆動部を制御するという簡易な同一ユニットとしたため、生産コストを低減することができる。
また車両の扉に合わせて複数の可動扉を設ける必要がなく、この可動安全柵ユニットを車両の乗り場に車両の進行路に沿って所定間隔で一列に設置するだけで可動安全柵を形成することができる。このため可動安全柵の設置工事を簡易化して工期の短縮、コストを低減することができる。特に複数の可動安全柵ユニットを設置する必要があっても、可動安全柵ユニットを傾斜させて、車両の乗り場に車両の進行路に沿って所定間隔で同じ要領で設置すれば良いため、一層設置工事の簡易化を図ることができる。
さらに可動扉は支柱から取り外すことができるので、設置場所に応じて所定の幅の可動扉に容易に変更することができる。また故障が生じた際にも、可動安全柵ユニットまたは可動安全柵ユニットの故障部分のみを交換すれば済むので、保守、点検を簡易に行うこともできる。
以下に、本発明の好適な実施形態(実施例)を添付図面に基づいて説明する。
まず図1および図2を参照して、本発明に係る可動安全柵ユニットの構成を説明する。図1は本発明に係る可動安全柵ユニットの構成を示す斜視図であり、図2は本発明に係る可動安全柵ユニットの支柱の要部構成を示す斜視図である。
図1に示す可動安全柵ユニット10は、可動扉11、レール12、車輪13、可動扉駆動部14、駆動軸15、駆動ローラ16、支柱17、可動扉駆動制御部18および表示器19a,19bを備えて構成される。
可動扉11は、車両の乗り場となるプラットホーム等の床面に埋設されて移動をガイドするレール12上を、図中の矢印Aまたは矢印Bで示す左右両方向に移動する。この可動扉11は、通常状態ではプラットホーム上に存在する乗客の転落を防止するための壁部となっており、車両の乗降時には移動することにより乗降口を形成するものである。可動扉11の下部には車輪13が設けられており、車輪13が転動しながらレール12が敷設されている範囲を移動することが可能である。このレール12は、可動扉11の移動可能な範囲に合わせて、任意の長さに加工することが可能なものであっても良い。
可動扉駆動部14は、例えば電動モータを含み、外部電源により駆動軸15に配設される複数の駆動ローラ16を回転させて、可動扉11を移動可能な範囲内を移動するように駆動するものである。また駆動ローラ16と可動扉11とにギア機構を設けて移動するような構造としても良い。なお車輪13、可動扉駆動部14、駆動軸15および駆動ローラ16は、可動扉11の重量や強度等に応じて任意の数だけ設ければ良い。
支柱17は、可動扉11を支持する柱である。支柱17は、図中の点線で示すように下部がプラットホーム等に埋設されており、可動扉11を支持することが可能な十分な強度を有する構造とする。また可動扉11は、支柱17から取り外せるような構造として、例えば乗降扉の数が異なる編成の車両が入線するような設置場所には、異なる幅の可動扉11に取り替えることも可能である。なお保守、点検を簡易に行うことができるように、例えば支柱17を回転させたり、支柱17に備え付けられている止め具等を外したりすることにより、支柱17をプラットホーム等から引き抜けるような構造としても良い。
表示器19a,19bは、例えばランプ等であり、可動扉11が移動して乗車口が形成される方向を点灯等により乗客に対して報知するものである。例えば可動扉11が矢印Aの方向に移動する場合には、図中の支柱17の左側に乗車口が形成されるため、表示器19bが点灯する。また可動扉11が矢印Bの方向に移動する場合には、図中の支柱17の右側に乗車口が形成されるため、表示器19aが点灯する。また表示器19a,19b以外にも、例えばスピーカを設けて音や音声により乗降口が形成される方向を報知しても良い。
可動扉駆動制御部18は、例えば駅構内に設置される列車制御システムの端末装置と接続される。そして端末装置から出力される制御情報を取得して、車両の乗降扉の位置に対応する可動扉11を少なくとも乗降扉の幅だけ開口するように可動扉駆動部15に対して図示しない制御信号線を介して駆動指示を出力したり、また表示器19a,19bの点灯を制御したりするものである。
なお上述した可動扉11は、複数の駆動ローラ16と可動扉11の側面とを接触させて移動するように構成する以外にも、図2に示す可動安全柵ユニット20のように複数の駆動ローラ16と可動扉11の上部および下部とを接触させて移動するように構成しても良い。また可動扉11の内部に可動扉駆動部15を設けて、可動扉駆動部15が車輪13を駆動することにより可動扉11を移動するように構成しても良い。
ここで図3を参照して、本発明に係る可動安全柵ユニット10の可動扉駆動制御部18の構成を説明する。図3は、本発明に係る可動安全柵ユニットの可動扉駆動制御部の構成を示すブロック図である。
図3に示す可動扉駆動制御部18は、制御情報取得部18a、位置情報記憶部18b、移動方向決定部18cおよび駆動指示出力部18dを備えて構成される。
制御情報取得部18aは、上述した列車制御システムの端末装置等から出力される車両の乗降扉の位置を示す位置情報や乗降扉を閉じる開閉指示等の制御情報を取得するものである。位置情報記憶部18bは、制御情報取得部18aにより取得される車両の乗降扉の位置を示す位置情報に対応して、可動安全柵ユニット10が設置されているプラットホーム上の位置を示す位置情報を予め記憶しているものである。
移動方向決定部18cは、制御情報取得部18aにより取得された制御情報と位置情報記憶部18bに記憶される位置情報との差分に基づいて、車両の乗降扉の位置に対応する可動扉11を少なくとも乗降扉の幅だけ開口するように、可動扉11の移動方向および移動幅を決定するものである。駆動指示出力部18dは、移動方向決定部18cにより決定された可動扉11の移動方向および移動幅に基づいて、可動扉駆動部15に対して駆動指示を出力するものである。
続いて図4〜図6を参照して、プラットホームにおける可動安全柵ユニットの第1の設置方法を説明する。図4はプラットホームにおける可動安全柵ユニットの第1の設置方法を示す模式図であり、図5は4つドア車両における可動安全柵ユニットの可動扉の移動方法を示す模式図であり、図6は2つドア車両における可動安全柵ユニットの可動扉の移動方法を示す模式図である。
図4に示すプラットホーム30には、車両31の進行路に沿って、複数の可動安全柵ユニット32−1〜32−8が所定間隔で一列に設置され、可動安全柵34が形成される。なお図中に示す可動安全柵ユニット32−1〜32−8の他にも、車両の停車範囲に合わせて同様に可動安全柵ユニットが所定間隔で一列に設置され、可動安全柵34が形成されている。可動安全柵ユニットを設置する際、隣り合う可動安全柵ユニットの可動扉が移動しても互いにぶつからないように、所定間隔で車両の進行路に対して傾斜して設置する。
プラットホーム30には車両31が停車している。この車両31は、乗降扉31a〜31hを有する4つドアの車両である。なお車両31に設けられる乗降扉についてはプラットホーム30側のみ図示している。車両31の乗降扉31a〜31hは閉じている状態であり、複数の可動安全柵ユニット32−1〜32−8の可動扉33−1〜33−8によって壁部が形成されている。
そして図5に示すように車両31の乗降扉31a〜31hが開いた状態になると、複数の可動安全柵ユニット32−1〜32−8のうち可動扉33−1,33−3,33−5,33−7は図中の左方向に移動し、可動扉33−2,33−4,33−6,33−8は図中の右方向に移動することで、乗降扉31a〜31hの位置に対応して乗降口を形成する。また可動扉33−1〜33−8がある部分は壁部となって、プラットホーム30と車両31との間への乗客の転落を防止する。
また図6に示す車両41は乗降扉41a,41bを有する2つドアの車両である。車両41は2つドアの車両であるため、開いた状態である乗降扉41a,41bの位置に対応する可動安全柵ユニット32−1,32−2,32−7,32−8の可動扉33−1,33−2,33−7のみが移動して2つの乗降口を形成する。
図5に示した4つドアの車両31においては、可動安全柵ユニット32−1〜32−8の可動扉33−1〜33−8を図中の左方向または右方向に同じ距離だけ移動して開口部を形成した。しかし車両41の乗降扉41aの位置に対応する箇所は、可動安全柵ユニット32−2の可動扉33−2を、可動安全柵ユニット32−1の可動扉33−1の移動幅よりも広く移動させて乗車口を形成している。また車両41の乗降扉41bの乗車口に対応する箇所は、可動安全柵ユニット32−8の可動扉33−8を移動させずに、可動安全柵ユニット32−7の可動扉33−7のみを移動させて乗車口を形成している。このように、車両の乗降扉の位置に対応する可動安全柵ユニットの可動扉を、その移動可能な範囲内で乗降扉の幅に合わせて移動することで乗車口を形成することもできる。またこの場合にも可動扉33−1〜33−8がある部分は壁部となる。可動安全柵34を形成する他の可動安全柵ユニットの可動扉も、車両の乗降扉の位置に対応して同様に動作する。
続いて図7および図8を参照して、プラットホームにおける可動安全柵ユニットの第2の設置方法を説明する。図7はプラットホームにおける可動安全柵ユニットの第2の設置方法を示す模式図であり、図8は6つドア車両における可動安全柵ユニットの可動扉の移動方法を示す模式図である。
図7に示す車両51は乗降扉51a〜51lを有する6つドアの車両である。上述した2つドアや4つドアの車両より乗降扉の数が多い。そしてプラットホーム50には、図4〜図6に示したプラットホーム30と同様に、車両51の進行路に沿って所定間隔で一列に複数の可動安全柵ユニット52−1〜52−12が設置され、可動安全柵54が形成される。また可動安全柵ユニット52−1〜52−12の他にも、車両の停車範囲に合わせて同様に可動安全柵ユニットが所定間隔で一列に設置され、可動安全柵54が形成されている。ただしこの可動安全柵ユニット52−1〜52−12の可動扉53−1〜53−12の幅は、6つドアに対応することができるように、可動安全柵ユニット32−1〜32−8の可動扉33−1〜33−8の幅より狭いものである。車両51の乗降扉51a〜51lは閉じている状態であり、複数の可動安全柵ユニット52−1〜52−12の可動扉53−1〜53−12によって壁部が形成されている。
そして図8に示すように車両51の乗降扉51a〜51lが開いた状態になると、複数の可動安全柵ユニット52−1〜52−12のうち可動扉53−1,53−3,53−5,53−7,53−9,53−11が図中の左方向に移動し、可動扉53−2,53−4,53−6,53−8,53−10,53−12が図中の右方向に移動することで、乗降口を形成する。また可動扉53−1〜53−12が存在する部分は壁部となる。
このように車両の乗降扉の数や、他にも車両の車両長等に合わせて、可動安全柵ユニットを所定間隔で設置するとともに、異なる幅を有する可動扉に変更するだけで、6つドアのように多くの乗降扉を有する新型車両の可動安全柵としても利用することが可能となる。例えばある号車のみが6つドアであり、他の車両が4つドアであるような編成である場合には、6つドアが停車する位置と4つドアが停車する位置とで、可動安全柵ユニットの設置間隔、可動扉の幅を変えて可動安全柵を設置しても良い。このため可動安全柵の設置場所はプラットホームに限らず、バスや路面電車等の停留場、タクシー乗り場等であっても良い。
また可動安全柵ユニットは、隣り合う可動安全柵ユニットの可動扉が移動しても互いにぶつからないように所定間隔で設置すれば良いので、図9に示すように車両31の進行路と平行に可動安全柵ユニット32−1〜32−8を設置して、可動安全柵55を形成しても良い。また可動安全柵ユニットの支柱を例えば円柱形状や六角形状にすれば、可動安全柵ユニットを任意の角度で傾斜して設置しても見栄えが良い。
続いて図10を参照して、可動扉駆動制御部13における制御処理の流れを説明する。図10は、可動扉駆動制御部における制御処理の流れを示すフローチャートである。
まず制御情報取得部18aは、列車制御システムの端末装置等から出力される停車する車両の乗降扉の位置情報等の制御情報を取得し続ける(ステップS101のNO)。移動方向決定部18cは、制御情報取得部18aが車両の乗降扉の位置情報を取得したとき(ステップS101のYES)、位置情報記憶部18bが予め記憶している可動安全柵ユニット10が設置されているプラットホーム上の位置情報を取得し(ステップS102)、2つの位置情報に基づいて可動扉11を移動する方向および移動する幅を決定する(ステップS103)。なお車両の乗降扉の位置に対応する箇所に設置されていない可動安全柵ユニット10は、可動扉11を移動する必要がないため、ステップS101で扉の位置情報を取得することがない。
そして駆動指示出力部18dは、可動扉11を左方向に移動するのであれば(ステップS104のYES)、各可動扉駆動部14に対して可動扉11を左方向に所定の幅だけ移動するように駆動指示を出力する(ステップS105)。また可動扉11を右方向に移動するのであれば(ステップS104のNO)、各可動扉駆動部14に対して可動扉11を右方向に所定の幅だけ移動するように駆動指示を出力する(ステップS106)。
また制御情報取得部18aは、列車制御システムの端末装置等から出力される車両の乗降扉を閉じる開閉指示を取得し始める(ステップS107のNO)。制御情報取得部18aが開閉指示を取得したとき(ステップS107のYES)、駆動指示出力部18dは移動方向決定部18cが決定した可動扉11の移動方向および移動幅に基づいて、各可動扉駆動部14に対して可動扉11を元の位置に戻すように駆動指示を出力する(ステップS108)。再びステップS101に戻り、次に停車する車両の乗降扉の位置に対応して、同様の処理を繰り返す。
以上の実施形態で説明した可動扉や支柱の幅等については、本発明が理解・実施できる程度に一般的な車両の車両長や乗降扉の数に基づいて概略的に示したものにすぎない。同様に可動安全柵ユニットの設置間隔、車両の進行路との傾斜角度、可動扉の移動可能な範囲等についても例示にすぎない。従って本発明は、説明された実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に示される技術的思想の範囲を逸脱しない限り様々な形態に変更することができる。
本発明は、駅のプラットホーム等の車両の乗り場に安全のために設置される可動安全柵ユニットおよび可動安全柵として利用される。
本発明に係る可動安全柵ユニットの構成を示す斜視図である。 本発明に係る可動安全柵ユニットの支柱の要部構成を示す斜視図である。 本発明に係る可動安全柵ユニットの可動扉駆動制御部の構成を示すブロック図である。 プラットホームにおける可動安全柵ユニットの第1の設置方法を示す模式図である。 4つドア車両における可動安全柵ユニットの可動扉の移動方法を示す模式図である。 2つドア車両における可動安全柵ユニットの可動扉の移動方法を示す模式図である。 プラットホームにおける可動安全柵ユニットの第2の設置方法を示す模式図である。 6つドア車両における可動安全柵ユニットの可動扉の移動方法を示す模式図である。 プラットホームにおける可動安全柵ユニットの第3の設置方法を示す模式図である。 可動扉駆動制御部における制御処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
10 可動安全柵ユニット
11 可動扉
12 レール
13 車輪
14 可動扉駆動部
15 駆動軸
16 駆動ローラ
17 支柱
18 可動扉駆動制御部
18a 制御情報取得部
18b 位置情報記憶部
18c 移動方向決定部
18d 駆動指示出力部
19a,19b 表示器
34.54,55 可動安全柵

Claims (6)

  1. 移動をガイドするレール上を左右方向に移動することにより壁部または乗降口を形成する可動扉と、
    前記可動扉を支持する支柱と、
    前記可動扉を駆動する可動扉駆動部と、
    前記車両の乗降扉の位置に対応する前記可動扉を少なくとも前記乗降扉の幅だけ開口するように前記可動扉駆動部を制御する可動扉駆動制御部と、
    を備えることを特徴とする可動安全柵ユニット。
  2. 前記可動扉は、前記支柱から取り外しが可能であって、任意の幅を有するものであることを特徴とする請求項1記載の可動安全柵ユニット。
  3. 前記可動扉駆動部は、前記支柱または前記可動扉の内部に設けられることを特徴とする請求項1また2記載の可動安全柵ユニット。
  4. 前記可動扉が移動して前記乗降口が形成される方向を報知する表示器またはスピーカを備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の可動安全柵ユニット。
  5. 車両の乗り場に前記車両の進行路に沿って、複数の請求項1〜4のいずれか1項に記載の可動安全柵ユニットを所定間隔で一列に設置したことを特徴とする可動安全柵。
  6. 前記可動安全柵ユニットを前記車両の進行路に対して傾斜させて設置したことを特徴とする請求項5記載の可動安全柵。
JP2008001678A 2008-01-08 2008-01-08 可動安全柵ユニットおよび可動安全柵 Pending JP2009161078A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008001678A JP2009161078A (ja) 2008-01-08 2008-01-08 可動安全柵ユニットおよび可動安全柵

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008001678A JP2009161078A (ja) 2008-01-08 2008-01-08 可動安全柵ユニットおよび可動安全柵

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009161078A true JP2009161078A (ja) 2009-07-23

Family

ID=40964186

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008001678A Pending JP2009161078A (ja) 2008-01-08 2008-01-08 可動安全柵ユニットおよび可動安全柵

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009161078A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012116391A (ja) * 2010-12-02 2012-06-21 Nabtesco Corp プラットホームドア装置
JP2013132921A (ja) * 2011-12-26 2013-07-08 Mitsubishi Electric Corp ホームドア装置
JP2014004962A (ja) * 2012-06-26 2014-01-16 Mitsubishi Electric Corp ホーム扉装置
JP2015080952A (ja) * 2013-10-21 2015-04-27 株式会社高見沢サイバネティックス ホームドア装置
JP2016028960A (ja) * 2015-10-30 2016-03-03 三菱電機株式会社 ホームドア装置
JP6185126B1 (ja) * 2016-08-30 2017-08-23 株式会社京三製作所 バックアップ装置
CN114194220A (zh) * 2021-12-30 2022-03-18 西交瑞恒(成都)科技有限公司 一种站台安全门及其控制方法

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1448327A (en) * 1922-11-15 1923-03-13 William H Banks Railway guard for station platforms
JPH05246332A (ja) * 1992-03-09 1993-09-24 East Japan Railway Co プラットホ−ムにおける安全扉
JPH061417U (ja) * 1992-06-09 1994-01-11 川崎重工業株式会社 プラットホームスクリーンドア
JP3000206U (ja) * 1994-01-17 1994-08-02 日本交通機械株式会社 プラットホ−ム用安全扉
JPH08260816A (ja) * 1995-03-20 1996-10-08 Nippon Kotsu Kikai Kk ドア開閉制御装置
JP2001191922A (ja) * 2000-01-05 2001-07-17 Mitsubishi Electric Corp 停車場用報知装置
JP2001191915A (ja) * 2000-01-05 2001-07-17 Mitsubishi Electric Corp 停車場用注意表示装置
JP2004131008A (ja) * 2002-10-11 2004-04-30 Kyosan Electric Mfg Co Ltd 可動ホーム柵装置
JP2005238926A (ja) * 2004-02-25 2005-09-08 Mitsubishi Heavy Ind Ltd プラットホームドア
JP2005239013A (ja) * 2004-02-26 2005-09-08 Mitsubishi Heavy Ind Ltd プラットホーム柵
JP2005263199A (ja) * 2004-02-17 2005-09-29 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 可動柵と可動柵の開閉方法
JP2007045347A (ja) * 2005-08-11 2007-02-22 Hitachi Ltd プラットホームドア装置

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1448327A (en) * 1922-11-15 1923-03-13 William H Banks Railway guard for station platforms
JPH05246332A (ja) * 1992-03-09 1993-09-24 East Japan Railway Co プラットホ−ムにおける安全扉
JPH061417U (ja) * 1992-06-09 1994-01-11 川崎重工業株式会社 プラットホームスクリーンドア
JP3000206U (ja) * 1994-01-17 1994-08-02 日本交通機械株式会社 プラットホ−ム用安全扉
JPH08260816A (ja) * 1995-03-20 1996-10-08 Nippon Kotsu Kikai Kk ドア開閉制御装置
JP2001191922A (ja) * 2000-01-05 2001-07-17 Mitsubishi Electric Corp 停車場用報知装置
JP2001191915A (ja) * 2000-01-05 2001-07-17 Mitsubishi Electric Corp 停車場用注意表示装置
JP2004131008A (ja) * 2002-10-11 2004-04-30 Kyosan Electric Mfg Co Ltd 可動ホーム柵装置
JP2005263199A (ja) * 2004-02-17 2005-09-29 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 可動柵と可動柵の開閉方法
JP2005238926A (ja) * 2004-02-25 2005-09-08 Mitsubishi Heavy Ind Ltd プラットホームドア
JP2005239013A (ja) * 2004-02-26 2005-09-08 Mitsubishi Heavy Ind Ltd プラットホーム柵
JP2007045347A (ja) * 2005-08-11 2007-02-22 Hitachi Ltd プラットホームドア装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012116391A (ja) * 2010-12-02 2012-06-21 Nabtesco Corp プラットホームドア装置
JP2013132921A (ja) * 2011-12-26 2013-07-08 Mitsubishi Electric Corp ホームドア装置
JP2014004962A (ja) * 2012-06-26 2014-01-16 Mitsubishi Electric Corp ホーム扉装置
JP2015080952A (ja) * 2013-10-21 2015-04-27 株式会社高見沢サイバネティックス ホームドア装置
JP2016028960A (ja) * 2015-10-30 2016-03-03 三菱電機株式会社 ホームドア装置
JP6185126B1 (ja) * 2016-08-30 2017-08-23 株式会社京三製作所 バックアップ装置
JP2018034579A (ja) * 2016-08-30 2018-03-08 株式会社京三製作所 バックアップ装置
CN114194220A (zh) * 2021-12-30 2022-03-18 西交瑞恒(成都)科技有限公司 一种站台安全门及其控制方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009161078A (ja) 可動安全柵ユニットおよび可動安全柵
CN100528658C (zh) 用于列车站台的安全设备
EP2682319B1 (en) Train platform safety device
US10472842B2 (en) Automated parking lot turntable
ES2381602T3 (es) Dispositivo de transporte para transferir la cabina de un ascensor
CN101743158A (zh) 用于火车站的站台门口
EP3106364B1 (en) Safety equipment for train platform
JP5460715B2 (ja) エレベータ装置
JP6100479B2 (ja) エレベータ式駐車装置
KR101500875B1 (ko) 전동차 플랫폼 안전장치
JP6270635B2 (ja) 機械室レスエレベータの改修方法
CN107148393A (zh) 用于电梯系统的疏散概念
CN111527040B (zh) 具有用于引出电梯轿厢的养护车辆的电梯系统
JP2014004962A (ja) ホーム扉装置
JP2020179977A (ja) 乗客コンベアの作業用ステップおよびその作業用ステップを用いた作業方法
KR200389410Y1 (ko) 지하철용 스크린도어 개폐장치
KR101049671B1 (ko) 터널 점검 보수용 이동식 누적 공차 보상유도 점검 대차의 이동 방법
JP6676865B2 (ja) 機械駐車装置リプレース方法およびリプレース型機械駐車装置
JP6688758B2 (ja) 機械駐車装置リプレース方法およびリプレース型機械駐車装置
JP6340100B1 (ja) エレベータの乗場ドア装置
JP5581306B2 (ja) プラットホームスクリーンドア装置の据付方法
JP2787201B2 (ja) プラットホームスクリーンドア
JP2019078089A (ja) 機械式駐車装置用昇降リフト装置
JP6661561B2 (ja) 機械駐車装置リプレース方法およびリプレース型機械駐車装置
JP6797538B2 (ja) フォークパーキングのトレイ横行装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20091005

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101224

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120531

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120612

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20121016