JP5581306B2 - プラットホームスクリーンドア装置の据付方法 - Google Patents

プラットホームスクリーンドア装置の据付方法 Download PDF

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本発明は、プラットホームスクリーンドア装置の据付方法に関するものである。
従来、下記特許文献1及び2に開示されているように、プラットホームに設けられるプラットホームスクリーンドア装置(以下、単にスクリーンドア装置と称する)が知られている。この特許文献1及び2に開示されたスクリーンドア装置は、プラットホームの上方に固定されている構造物に懸架される形で固定されるものである。すなわち、スクリーンドア装置は、前記構造物にヘッダボックスが固定され、このヘッダボックスから垂下するように固定パネル(スクリーンパネル)及びスライドドアが設けられている。なお、特許文献2のスクリーンドア装置では、固定パネルが設けられておらず、多数のスライドドアが連設された構成となっている。
特開2001−311351号公報 特開2006−241835号公報
ところで、特許文献1及び2に開示されたスクリーンドア装置を据え付ける際には、営業時間帯で使用する前に試運転が行われる。この試運転は、実際の営業で使用される前に行われる確認用の運転であって、例えばレベル出しや当たりの確認を行うためになされるものである。すなわち、プラットホームの構造物にヘッダボックスを取り付け、ヘッダボックス内のリニアレールに沿って移動可能なドアハンガーに吊り下げられるようにスライドドアを設置するとともに、ヘッダボックスに固定されたフレームから垂下するように固定パネルを設置する。そして、試運転では、この状態でスライドドアを実際に動作させることによって当たりの確認やレベル出しを行う。
スクリーンドア装置を既設のプラットホームに設置する場合には、試運転は営業時間後の夜間に限られ、しかも試運転は、プラットホームのある特定のエリア内(例えば一両分のエリア)のみのスクリーンドア装置で行った後、プラットホームに設置されるスクリーンドア装置の全体で行うため、試運転が完了するまでに1ヶ月以上要する場合もある。このため、試運転の期間中は、営業時間中においてはスライドドアを開け放したままでスクリーンドア装置を設置しておかなければならず、乗降客の通行の支障となり、安全上の観点からガードマンを配置する等の対策を取らなければならないという問題がある。また、スクリーンドア装置の据え付けが列車停止装置の設置と前後し、試運転中においては列車停止装置が作動していない場合もあり、この場合、スライドドアを開け放した状態にあるとはいってもプラットホーム上にスライドドアが存在していると、運転士が列車の停止位置に気を遣わなければならず、運転士の負担が大きくなる。
そこで、本発明は、前記従来技術を鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、試運転期間中にプラットホームスクリーンドア装置が営業の支障とならないようにするとともに運転士の負担の増大を抑制することにある。
前記の目的を達成するため、本発明は、多数の扉体が連設された構成であり、扉体間に乗降口を形成するように他の扉体を駆動するプラットホームスクリーンドア装置の据付方法であって、プラットホームに設けられている構造物にヘッダボックスを固定する工程と、前記ヘッダボックス内に設けられたリニアレールに沿って移動可能なドアハンガーに、調整用治具を吊り下げる工程と、前記調整用治具が吊り下げられた状態で前記ドアハンガーを動作させて試運転を行う工程と、前記試運転の終了後に、前記調整用治具を取り外した上で前記ドアハンガーに前記扉体を取り付ける工程と、が含まれているプラットホームスクリーンドア装置の据付方法である。
本発明では、試運転を行うときには、ヘッダボックスがプラットホームの構造物に固定されている一方で、扉体はドアハンガーに取り付けられていない。すなわち、試運転時においてはプラットホーム上に扉体が配設されておらず、プラットホーム上はスクリーンドア装置が設置される前の状態と変わらない。このため、試運転の期間中においてはプラットホームスクリーンドア装置が乗降客の乗降の支障となることはない。したがって、ガードマンを配置する等の対策を取らなくてもいいため、営業の支障となることもない。また試運転の期間中に扉体がプラットホーム上に配設されていないため、試運転の期間中には列車停止装置が作動していない場合であっても、運転士の負担が増大することを抑制することができる。しかも、本発明では、扉体に代えて調整用治具がドアハンガーに吊り下げられているため、扉体が取り付けられていないことによって試運転時の当たりの確認やレベル出しが行えないといった不具合が出ることもない。
また本発明は、扉体が固定パネル間の乗降口を開閉するように駆動されるプラットホームスクリーンドア装置の据付方法であって、プラットホームに設けられている構造物にヘッダボックスを固定する工程と、前記ヘッダボックス内に設けられたリニアレールに沿って移動可能なドアハンガーに、調整用治具を吊り下げる工程と、前記調整用治具が吊り下げられた状態で前記ドアハンガーを動作させて試運転を行う工程と、前記試運転の終了後に、前記調整用治具を取り外した上で前記ドアハンガーに前記扉体を取り付けるとともに、前記固定パネルの取り付けも行う工程と、が含まれているプラットホームスクリーンドア装置の据付方法である。
本発明では、試運転を行うときには、ヘッダボックスがプラットホームの構造物に固定されている一方で、固定パネルは未だ取り付けられておらず、しかも扉体はドアハンガーに取り付けられていない。すなわち、試運転時にはプラットホーム上に固定パネル及び扉体が配設されておらず、プラットホーム上はスクリーンドア装置が設置される前の状態と変わらない。このため、試運転の期間中においてはプラットホームスクリーンドア装置が乗降客の乗降の支障となることはない。したがって、ガードマンを配置する等の対策を取らなくてもいいため、営業の支障となることもない。また試運転の期間中に扉体がプラットホーム上に配設されていないため、試運転の期間中には列車停止装置が作動していない場合であっても、運転士の負担が増大することを抑制することができる。しかも、本発明では、扉体に代えて調整用治具がドアハンガーに吊り下げられているため、扉体が取り付けられていないことによって試運転時の当たりの確認やレベル出しが行えないといった不具合が出ることもない。
前記プラットホームスクリーンドア装置の据付方法において、前記ヘッダボックス及び前記扉体を軌道側から搬入してもよい。この態様では、ヘッダボックス及び扉体の搬入に係る負担を軽減できるため、設置工事にかかる期間を短縮することができる。
また、前記構造物に、前記ヘッダボックス及び前記扉体をつり上げるときに使用されるウインチを固定するための支持部を設置する工程が含まれていてもよい。この態様では、プラットホームの構造物を利用してウインチを設置し、このウインチを使ってヘッダボックス及び扉体をつり上げることができるため、ヘッダボックス及び扉体の搬入に係る負担を軽減でき、設置工事にかかる期間を短縮することができる。
以上説明したように、本発明によれば、試運転期間中にプラットホームスクリーンドア装置が営業の支障とならないようにすることができるとともに、運転士の負担の増大を抑制することができる。
本発明の実施形態が適用されるプラットホームスクリーンドア装置を概略的に示す図である。 前記プラットホームスクリーンドア装置が据え付けられる前のプラットホームを示す図である。 軌道側縁部にレールブロックが敷設された状態のプラットホームを示す図である。 固定構造物にウインチを吊り下げるための支持部が固定された状態のプラットホームを示す図である。 ヘッダボックスを搬入する工程を説明するための図である。 ヘッダボックスを構造物に取り付ける工程を説明するための図である。 ヘッダボックスが構造物に取り付けられた状態のプラットホームを示す図である。 図7の状態にあるプラットホームを軌道に沿う方向に見たときの断面図である。 扉体を搬入する工程を説明するための図である。 扉体を取り付ける工程を説明するための図である。 本発明のその他の実施形態で用いられる調整用治具を説明するための図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明に係るプラットホームスクリーンドア装置の据付方法の一実施形態が適用されるプラットホームスクリーンドア装置(以下、単にスクリーンドア装置と称する)10を概略的に示している。
スクリーンドア装置10は、プラットホームPの上方に固定されている構造物Sに懸架される形で固定され、プラットホームP上の空間を軌道側とプラットホーム内側とに区画するスクリーンドア装置として構成されている。すなわち、プラットホームPの上方にはH形鋼等の多数の鋼材を組み合わせて構成されるとともにプラットホームPの軌道側縁部に沿って配置された固定構造物Sが設けられており、本スクリーンドア装置10は、この構造物Sに支持されている。そして、この構造物Sの下端部に扉体12を駆動制御するための機器が収納されるヘッダボックス14が固定され、扉体12はこのヘッダボックス14から垂下するように設けられている。
このスクリーンドア装置10は、プラットホームPの軌道側縁部に沿って連設された多数の扉体12を有しており、通常の状態では、扉体12間の乗降口は閉じられている。そして、列車が停止したときに少なくとも一部の扉体12を他の扉体12に重なり合うように動作させることにより、他の扉体12間に乗降口を形成する。このスクリーンドア装置10では、多数の扉体12が例えば三列のレーンに分かれて配列されている。
乗降口を開けるべく動作される扉体12は、プラットホームPに入線した列車の編成に応じて決定される。したがって、このプラットホームPに入線する列車の編成が複数種類ある場合には、入線した列車の編成に応じて異なる扉体12が異なる移動量で動作することになる。一方、このプラットホームPに入線する列車の編成が一種類に決まっている場合には、同じ扉体12を常時同じ移動量で動作させるようにすればよい。この場合、動作しない扉体12は固定パネル(壁体)として機能することとなる。
次に、図2〜図10を参照しつつ、このスクリーンドア装置10を既設のプラットホームPに据え付ける方法について説明する。図2はスクリーンドア装置10が設置される前のプラットホームPを概略的に示しており、同図に示すように、プラットホームPの上方には、H形鋼等の多数の鋼材を組み合わせて構成されるとともにプラットホームPの軌道側縁部の真上に配置された固定構造物Sが設けられている。
スクリーンドア装置10の据付工事を行いには、まず、プラットホームPにおけるスクリーンドア装置10の設置位置を決定すべく、プラットホームP上におけるスクリーンドア装置10の基準位置Rを、軌道Tの中心を基準として墨出しする(墨出し工程)。そして、この基準位置Rを基にしてプラットホームPの軌道側縁部を所定幅分削り取り(はつり工程)、この削り取られた部位に、溝状の下部案内レール16(3本)が設けられたレールブロック18を敷設する。下部案内レール16は、扉体12の下端部に突設されたガイドを案内するものであり、3レーン設けられている。レールブロック18は、下部案内レール16に閉塞部材20(図8参照)が配設された状態で、スクリーンドア装置10の据え付け作業が完了するまでトラシート22で養生される(図3参照)。
一方、構造物Sには、図4に示すように、ヘッダボックス14及び扉体12をつり上げるために使用されるウインチ24を固定するための支持部26を設置する(支持部設置工程)。この支持部26は、構造物Sにおける軌道側の面に固定され、ウインチ24を吊り下げるのに使用される孔26aが設けられている。支持部26は、プラットホームPの床面から例えば3.5mの高さに設置される。そして、この支持部26にウインチ24を固定する。
次に、ウインチ24を使ってヘッダボックス14を搬入する(ヘッダボックス搬入工程)。このヘッダボックス搬入工程では、図5に示すように、軌道T上を走行可能な台車28が使用され、この台車28にはヘッダボックス14が載せられている。そして、図6に示すように、スクリーンドア装置10の設置位置に対応する位置で台車28を停止させて、ウインチ24を使ってヘッダボックス14を1つずつ吊り上げるとともに、構造物Sに固定していく(ヘッダボックス固定工程)。これにより、図7に示すように、プラットホームPの全体に亘り、構造物Sにヘッダボックス14が固定されることとなる。ヘッダボックス14は、乗降口を含め、扉体12の動作領域の上側において軌道Tに沿って延びるように配置される。
図8に示すように、ヘッダボックス14内には、構造物Sの下端部に固定された梁部材30と、この梁部材30に懸架され且つリニアレール32が固定された支持部材34と、リニアレール32に沿って移動可能なドアハンガー36と、ドアハンガー36を駆動するための駆動機構(図示省略)と、が配設されている。ドアハンガー36には、リニアレール32上を転動する戸車36aが設けられている。駆動機構としては、駆動プーリ及び従動プーリに掛け回されるベルト部材を備え、駆動プーリを駆動することによってベルト部材を走行させてドアハンガー36を移動させるベルト駆動方式でもよく、あるいは、駆動歯車としてのピニオンにラックが噛み合い、ピニオンを回転させることによってドアハンガー36を移動させるラックアンドピニオン方式であってもよい。
次に、スクリーンドア装置10の試運転を行う(試運転工程)。ここで、試運転とは、実際の営業中での動作と同じ動作を営業時間外に繰り返し行って、各扉体12のレベル出し(高さ・傾き)や当たりの調整を行っていく動作試験運転であり、区間単位の試運転と全体での試運転とがある。区間単位の試運転は、例えば車両の一両分の範囲で行う試運転である。この区間単位の試運転を順次行い、最終的に全体での試運転を行う。
この試運転に際してはドアハンガー36には扉体12がまだ取り付けられておらず、それに代わって調整用治具(おもり)40が取り付けられている。すなわち、既設のプラットホームPにスクリーンドア装置10を据え付ける場合には、営業時間後の夜間に試運転を行うため、試運転を完了するまでに多いときには1ヶ月以上要する。このため、試運転の期間中においては、営業の時間帯は乗降客の通行の支障とならないように、扉体12に代えて調整用治具40が用いられている。このため、乗降客にとっては、プラットホームP上はスクリーンドア装置10が据え付けられる前の状態と変わりがない。調整用治具40が用いられることにより、試運転によって繰り返しドアハンガー36が動作される場合にも、通常の営業時と同様の動作確認を行うことができる。
調整用治具40は、営業の時間帯において乗降客の通行の支障とならない大きさであることが必要であり、また通行の支障とならないように、例えばプラットホームPの床面から人の高さ程度は上方に調整用治具40の下端部が位置するように設けられる。
調整用治具40は、例えば扉体12の重さに相当する重さを有する。ただし、これに限られるものはなく、それよりも軽いものであってもよいが、その場合には、調整用治具40の重量を考慮に入れて当たりの調整やレベル出しを行う必要がある。
試運転が終了すると、最後に扉体12の搬入、取り付けを行う(扉体取り付け工程)。この取り付け工程では、図9に示すように、軌道上を走行可能な台車28が使用され、この台車28には扉体12が載せられている。そして、この台車28からプラットホームP上に扉体12を運んで、プラットホームP上に一旦仮置きする。扉体12をドアハンガー36に取り付ける前に調整用治具40をドアハンガー36から取り外しておき、図10に示すように、当該ドアハンガー36に順次扉体12を固定していく。そして、全ての扉体12の取り付けが完了した後、再度動作確認を行い、必要に応じて微調整を行うことにより、スクリーンドア装置10の据え付けが完了する。
以上説明したように、本実施形態によれば、試運転を行うときには、ヘッダボックス14がプラットホームPの構造物Sに固定されている一方で、扉体12はドアハンガー36に取り付けられていない。すなわち、試運転時においてはプラットホームP上に扉体12が配設されておらず、プラットホームP上はスクリーンドア装置10が設置される前の状態と変わらない。このため、試運転の期間中においてはスクリーンドア装置10が乗降客の乗降の支障となることはない。したがって、ガードマンを配置する等の対策を取らなくてもいいため、営業の支障となることもない。また試運転の期間中に扉体12がプラットホームP上に配設されていないため、試運転の期間中には列車停止装置が作動していない場合であっても、運転士の負担が増大することを抑制することができる。しかも、本実施形態では、扉体12に代えて調整用治具40がドアハンガー36に吊り下げられているため、扉体12が取り付けられていないことによって試運転時の当たりの確認やレベル出しが行えないといった不具合が出ることもない。
また本実施形態では、ヘッダボックス14及び扉体12を軌道側から搬入するようにしたので、ヘッダボックス14及び扉体12の搬入に係る負担を軽減でき、設置工事にかかる期間を短縮することができる。
また本実施形態では、プラットホームPの構造物Sを利用してウインチ24を設置し、このウインチ24を使ってヘッダボックス14及び扉体12をつり上げることができるため、ヘッダボックス14及び扉体12の搬入に係る負担を軽減でき、設置工事にかかる期間を短縮することができる。
なお、本発明は、前記実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変更、改良等が可能である。例えば、前記スクリーンドア装置10が、多数の扉体12が三列の移動レーンに分かれて配列された構成としたが、この構成に限られるものではなく、二列又は四列以上に分かれて配列された構成としてもよい。
また、スクリーンドア装置10は、扉体12と固定パネル(図示省略)とを備えた構成であってもよい。すなわち、スクリーンドア装置10は、互いに間隔を空けて配設される複数の固定パネル(図示省略)と、この固定パネル間に形成される乗降口を開閉するように動作する扉体12と、を備えた構成としてもよい。この構成の場合において試運転を行うときには、固定パネル及び扉体12の双方が取り付けられずにドアハンガー36には調整用治具40が取り付けられている。そして、試運転が終了した後、ドアハンガー36に扉体12が取り付けられ、ヘッダボックス14内の部材に固定パネルが取り付けられる。
また、前記実施形態では、ヘッダボックス14の吊り上げ作業は、ウインチ24を使って行うようにしたが、これに限られるものではなく、例えばリフトを使って軌道側からプラットホームP上に持ち上げるようにしてもよい。
また、前記実施形態では、調整用治具40が、ドアハンガー36に動かないように固定された構成としたが、これに限られるものではない。例えば、図11に示すように、調整用治具40は、上端部を中心として揺動可能にドアハンガー36に取り付けられていてもよい。この構成では、乗降客がもしも調整用治具40に当たることがあったとしても、乗降客が調整用治具40から受ける力を緩和することができる。
P プラットホーム
R 基準位置
S 構造物
T 軌道
10 プラットスクリーンドア装置
12 扉体
14 ヘッダボックス
16 下部案内レール
18 レールブロック
20 閉塞部材
22 トラシート
24 ウインチ
26 支持部
26a 孔
28 台車
30 梁部材
32 リニアレール
34 支持部材
36 ドアハンガー
36a 戸車
40 調整用治具

Claims (4)

  1. 多数の扉体が連設された構成であり、扉体間に乗降口を形成するように他の扉体を駆動するプラットホームスクリーンドア装置の据付方法であって、
    プラットホームに設けられている構造物にヘッダボックスを固定する工程と、
    前記ヘッダボックス内に設けられたリニアレールに沿って移動可能なドアハンガーに、調整用治具を吊り下げる工程と、
    前記調整用治具が吊り下げられた状態で前記ドアハンガーを動作させて試運転を行う工程と、
    前記試運転の終了後に、前記調整用治具を取り外した上で前記ドアハンガーに前記扉体を取り付ける工程と、が含まれているプラットホームスクリーンドア装置の据付方法。
  2. 扉体が固定パネル間の乗降口を開閉するように駆動されるプラットホームスクリーンドア装置の据付方法であって、
    プラットホームに設けられている構造物にヘッダボックスを固定する工程と、
    前記ヘッダボックス内に設けられたリニアレールに沿って移動可能なドアハンガーに、調整用治具を吊り下げる工程と、
    前記調整用治具が吊り下げられた状態で前記ドアハンガーを動作させて試運転を行う工程と、
    前記試運転の終了後に、前記調整用治具を取り外した上で前記ドアハンガーに前記扉体を取り付けるとともに、前記固定パネルの取り付けも行う工程と、が含まれているプラットホームスクリーンドア装置の据付方法。
  3. 前記ヘッダボックス及び前記扉体を軌道側から搬入する請求項1又は2に記載のプラットホームスクリーンドア装置の据付方法。
  4. 前記構造物に、前記ヘッダボックス及び前記扉体をつり上げるときに使用されるウインチを固定するための支持部を設置する工程が含まれている請求項1から3の何れか1項に記載のプラットホームスクリーンドア装置の据付方法。
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