JP3302222B2 - 耐衝撃性硬質塩化ビニル管 - Google Patents

耐衝撃性硬質塩化ビニル管

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JP3302222B2
JP3302222B2 JP15019095A JP15019095A JP3302222B2 JP 3302222 B2 JP3302222 B2 JP 3302222B2 JP 15019095 A JP15019095 A JP 15019095A JP 15019095 A JP15019095 A JP 15019095A JP 3302222 B2 JP3302222 B2 JP 3302222B2
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雅之 今村
貴宏 大村
茂 田中
正信 大元
紀希 藤井
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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  • Graft Or Block Polymers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐衝撃性硬質塩化ビニ
ル管に関する。
【0002】
【従来の技術】塩化ビニル系樹脂組成物は、機械的強
度、耐候性、耐薬品性等において優れた材料であるの
で、建築部材、管工機材、住宅資材等に広く用いられて
いる。しかし、塩化ビニル系樹脂組成物は、耐衝撃性が
劣るため、種々の改質方法が提案されている。
【0003】例えば、耐衝撃性を向上させる方法として
は、塩化ビニル系樹脂に塩素化ポリエチレン(CP
E)、メタクリル酸メチル−ブタジエン−スチレン共重
合体(MBS)、アクリル系改質剤等のゴム系樹脂を強
化剤としてブレンドし、使用する方法が一般的である。
【0004】しかし、このような強化剤をブレンドする
方法を用いた場合、CPEをブレンドすると、低温衝撃
性が悪くなり、成形体に充分な耐衝撃性が得られる成形
温度幅が非常に狭くなる等の問題がある。MBSをブレ
ンドすると、暴露試験後の耐衝撃性が大幅に低下した
り、成形時の付加が上昇する等の問題がある。アクリル
改質剤をブレンドすると、粒子が成形時の均一に分散す
ることが難しくなり、加工条件により塩化ビニル系樹脂
の耐衝撃性にムラが生じる等の欠点を有していた。
【0005】また、強化剤をブレンドする方法で得られ
る塩化ビニル系樹脂組成物から成形される硬質塩化ビニ
ル管、硬質塩化ビニル管継手等の成形体は、耐衝撃性が
充分ではなかった。
【0006】特開昭62−36412号公報には、アク
リル系共重合体に塩化ビニルをグラフト重合させた塩化
ビニル系樹脂組成物が開示されている。しかし、この技
術では、得られる塩化ビニル系樹脂組成物の耐衝撃性は
向上するが、機械的強度及び耐熱性が低下する欠点を有
していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記に鑑
み、耐衝撃性、機械的強度及び耐熱性に優れた耐衝撃性
硬質塩化ビニル管を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ホモポリマー
のガラス転移温度が−20℃未満のアルキル(メタ)ア
クリレートモノマー80〜100重量%、及び、ホモポ
リマーのガラス転移温度が−20℃以上のモノマー20
〜0重量%からなるアクリル系混合モノマー(a−1)
100重量部、並びに、多官能性モノマー(a−2)
0.1〜8重量部を共重合することにより得られるアク
リル系共重合体(a)3〜8重量%に、塩化ビニル
(b)97〜92重量%を懸濁重合にてグラフト共重合
することにより得られる重合度800〜2000の塩化
ビニル系樹脂組成物を用いる耐衝撃性硬 質塩化ビニル管
である。
【0009】本発明で使用されるホモポリマーのガラス
転移温度が−20℃未満のアルキル(メタ)アクリレー
トモノマーとしては特に限定されず、例えば、エチルア
クリレート、n−プロピルアクリレート、イソブチルア
クリレート、n−ブチルアクリレート、n−ヘキシルア
クリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、n−デ
シルメタアクリレート、ラウリルメタアクリレート等が
挙げられる。これらは単独で使用してもよく、2種以上
を併用してもよい。
【0010】上記ホモポリマーのガラス転移温度が−2
0℃未満のアルキル(メタ)アクリレートモノマーの含
有量は、アクリル系混合モノマー中、80〜100重量
%である。80重量%未満であると、耐衝撃性が得られ
にくくなるので、上記範囲に限定される。
【0011】本発明で使用されるホモポリマーのガラス
転移温度が−20℃以上のモノマーとしては特に限定さ
れず、例えば、メチル(メタ)アクリレート、エチルメ
タアクリレート、n−プロピルメタアクリレート、イソ
プロピルメタアクリレート、n−ブチルメタアクリレー
ト、イソブチルメタアクリレート、sec−ブチルメタ
アクリレート、t−ブチル(メタ)アクリレート、n−
ヘキシルメタアクリレート、シクロヘキシル(メタ)ア
クリレート、ラウリルアクリレート、ミリスチル(メ
タ)アクリレート、パルミチル(メタ)アクリレート、
ステアリル(メタ)アクリレート等のアルキル(メタ)
アクリレート;2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレ
ート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、
2−アクリロイルオキシエチルフタル酸等の極性基含有
ビニルモノマー;スチレン、α−メチルスチレン、ビニ
ルトルエン等の芳香族ビニルモノマー;アクリロニトリ
ル、メタクリロニトリル等の不飽和ニトリル;酢酸ビニ
ル、プロピオン酸ビニル等のビニルエステル等が挙げら
れる。これらは単独で使用してもよく、2種以上を併用
してもよい。
【0012】上記ホモポリマーのガラス転移温度が−2
0℃以上のモノマーは、得られるアクリル系共重合体の
ガラス転移温度を任意に調節することができる。
【0013】上記ホモポリマーのガラス転移温度が−2
0℃以上のモノマーの含有量は、アクリル系混合モノマ
ー中、0〜20重量%である。20重量%を超えると、
耐衝撃性が得られなくなるので、上記範囲に限定され
る。
【0014】 上記多官能性モノマー(a−2)は、アク
リル系共重合体を架橋し、粒子の合着を起こしにくく
し、更に、得られる塩化ビニル系樹脂組成物の耐衝撃性
を向上させる目的で使用される。
【0015】 上記多官能性モノマー(a−2)としては
特に限定されず、例えば、エチレングリコールジ(メ
タ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)ア
クリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリ
レート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレ
ート、トリメチロールプロパンジ(メタ)アクリレート
等のジ(メタ)アクリレート;トリメチロールプロパン
トリ(メタ)アクリレート、エチレンオキサイド変性ト
リメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペン
タエリスリトールトリ(メタ)アクリレート等のトリ
(メタ)アクリレート;ペンタエリスリトールテトラ
(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ
(メタ)アクリレート、ジアリルフタレート、ジアリル
マレート、ジアリルフマレート、ジアリルサクシネー
ト、トリアリルイソシアヌレート等のジアリル化合物及
びトリアリル化合物;ジビニルベンゼン、ブタジエン等
のジビニル化合物等が挙げられる。これらは単独で使用
してもよく、2種以上を併用してもよい。
【0016】 本発明で 使用される多官能性モノマー(a
−2)の添加量は、アクリル系混合モノマー100重量
部に対し、0.1〜10重量部である。0.1重量部未
満であると、架橋密度の低下にともない、得られる塩化
ビニル系樹脂組成物の衝撃性が得られにくくなり、10
重量部を超えると、架橋密度の上昇により耐衝撃性及び
引張強度が得られにくくなるので、上記範囲に限定され
る。好ましくは、0.1〜8重量部である。
【0017】 本発明で使用される アクリル系共重合体
(a)の含有量は、得られる塩化ビニル系樹脂組成物
中、3〜重量%である。3重量%未満であると、充分
な耐衝撃性が得られにくくなり、重量%を超えると、
曲げ強度、引張強度等の機械的強度が低くなるので、上
記範囲に限定される。
【0018】 本発明で 使用される塩化ビニル(b)の含
有量は、得られる塩化ビニル系樹脂組成物中、92〜9
7重量%である。92重量%未満であると、曲げ強度、
引張強度等の機械的強度が低くなり、97重量%を超え
ると、充分な耐衝撃性が得られにくくなるので、上記範
囲に限定される。
【0019】 本発明で使用される 塩化ビニル系樹脂組成
物の重合度は、800〜2000である。800未満で
あると、成形体の耐衝撃性が得られにくくなり、200
0を超えると、押出成形時の負荷が高くなり成形が困難
となるので、上記範囲に限定される。好ましくは、10
00〜1600である。
【0020】 本発明で使用される 塩化ビニル系樹脂組成
物は、成形する際、必要に応じて、熱安定剤、安定化助
剤、滑剤、加工助剤、酸化防止剤、光安定剤、充填剤、
顔料等の添加剤が添加されていてもよい。
【0021】 上記熱安定剤としては特に限定されず、例
えば、ジメチルすずメルカプト、ジブチルすずメルカプ
ト、ジオクチルすずメルカプト、ジブチルすずマレー
ト、ジブチルすずマレートポリマー、ジオクチルすずマ
レート、ジオクチルすずマレートポリマー、ジブチルす
ずラウレート、ジブチルすずラウレートポリマー等の有
機すず安定剤;ステアリン酸鉛、二塩基性亜りん酸鉛、
三塩基性硫酸鉛等の鉛系安定剤;カルシウム−亜鉛系安
定剤;バリウム−亜鉛系安定剤;バリウム−カドミウム
系安定剤等が挙げられる。
【0022】 上記安定化助剤としては特に限定されず、
例えば、エポキシ化大豆油、エポキシ化アマニ豆油、エ
ポキシ化テトラヒドロフタレート、エポキシ化ポリブタ
ジエン、りん酸エステル等が挙げられる。上記滑剤とし
ては特に限定されず、例えば、モンタン酸ワックス、パ
ラフィンワックス、ポリエチレンワックス、ステアリン
酸、ステアリルアルコール、ステアリン酸ブチル等が挙
げられる。
【0023】 上記加工助剤としては特に限定されず、例
えば、重量平均分子量10万〜200万のアルキルアク
リレート−アルキルメタクリレート共重合体であるアク
リル系加工助剤等が挙げられる。上記アクリル系加工助
剤としては特に限定されず、例えば、n−ブチルアクリ
レート−メチルメタクリレート共重合体、2−エチルヘ
キシルアクリレート−メチルメタクリレート−ブチルメ
タクリレート共重合体等が挙げられる。
【0024】 上記酸化防止剤としては特に限定されず、
例えば、フェノール系抗酸化剤等が挙げられる。上記光
安定剤としては特に限定されず、例えば、ヒンダードア
ミン系等の光安定剤等が挙げられる。上記紫外線吸収剤
としては特に限定されず、例えば、サリチル酸エステル
系、ベンゾブェノン系、ベンゾトリアゾール系、シアノ
アクリレート系等の紫外線吸収剤等が挙げられる。
【0025】 上記充填剤としては特に限定されず、例え
ば、炭酸カルシウム、タルク等が挙げられる。上記顔料
としては特に限定されず、例えば、アゾ系、フタロシア
ニン系、スレン系、染料レーキ系等の有機顔料;酸化物
系、クロム酸モリブデン系、硫化物・セレン化物系、フ
ェロシアン化物系等の無機顔料等が挙げられる。
【0026】 また、本発明で用いられる塩化ビニル系樹
脂組成物には、成形時の加工性を向上させる目的で、可
塑剤が添加されていてもよい。上記可塑剤としては特に
限定されず、例えば、ジブチルフタレート、ジ−2−エ
チルヘキシルフタレート、ジ−2−エチルヘキシルアジ
ペート等が挙げられる。
【0027】 上記添加剤を上記塩化ビニル系樹脂組成物
に混合する方法としては特に限定されず、例えば、ホッ
トブレンドによる方法、コールドブレンドによる方法等
が挙げられる。
【0028】 本発明で使用される 耐衝撃性硬質塩化ビニ
ル管は、塩化ビニル系樹脂組成物を主体とし、安定剤、
顔料等のほかに、耐衝撃性を高めるために改質剤を加え
て成形した管であり、JIS K 6742に記載され
ている耐衝撃性塩化ビニル管を示す。上記耐衝撃性硬質
塩化ビニル管の形成方法は、押出成形法である。
【0029】
【作用】本発明の耐衝撃性硬質塩化ビニル管は、使用さ
れる塩化ビニル系樹脂組成物、アクリル系共重合体に
塩化ビニルをグラフト共重合しているので、アクリル系
共重合体が少量部数であっても耐衝撃性に優れ、暴露試
験後の耐衝撃性にも優れる。また、押出成形温度幅も広
く、押出負荷も低い。
【0030】
【実施例】以下に実施例を掲げて本発明を更に詳しく説
明するが、本発明はこれら実施例のみに限定されるもの
ではない。
【0031】 実施例1〜4、比較例1〜8 表1 に示した配合組成及び重合条件に従い、下記の操作
手順で各塩化ビニル系樹脂組成物を得た。 アクリル系共重合体の作製 攪拌機及び還流冷却器を備えた反応容器に、純水、乳化
分散剤(第一工業製薬社製、商品名「ハイテノールN−
08」)、過硫酸アンモニウム(以下、APSとす
る)、n−ブチルアクリレート(以下、BAとする)、
トリメチロールプロパントリアクリレート(以下、TM
PTAとする)を入れ、容器内の酸素を窒素により置換
した後、攪拌条件下で反応容器を65℃に昇温し、5時
間加熱攪拌することにより固形分濃度30重量%のアク
リル系共重合体を得た。
【0032】 塩化ビニル系樹脂の作製 ついで、攪拌機及びジャケットを備えた反応容器に、純
水、上記アクリル系共重合体、部分ケン化ポリビニルア
ルコール(クラレ社製、商品名「クラレポバールL−
8」)の3%水溶液(以下、PVA水溶液とする)、ヒ
ドロキシプロピルメチルセルロース(信越化学社製、商
品名「メトローズ60SH50」)の3%水溶液(以
下、セルロース水溶液とする)、t−ブチルパーオキシ
ネオデカノエート(以下、BPONDとする)、α−ク
ミルパーオキシネオデカノエート(以下、QPONDと
する)、CaCl2 を一括投入し、その後、真空ポンプ
で重合器内の空気を排出し、更に攪拌条件下で塩化ビニ
ルを投入した後、30分間攪拌することにより塩化ビニ
ルを均一に混合し、ジャケット温度の制御により重合温
度50℃にて重合を開始した。
【0033】 反応器内の圧力が5.8kg/cm2 の圧
力まで低下することで反応終了を確認し、消泡剤(東レ
社製、「東レシリコンSH5510」)を加圧添加した
後に反応を停止した。その後、未反応の塩化ビニルモノ
マーを除去し、更に脱水乾燥することにより塩化ビニル
系樹脂を得た。
【0034】 塩化ビニル系樹脂の成形 表及びに示した塩化ビニル系樹脂100重量部に、
有機すず系安定剤(三共有機合成社製、商品名「SNT
−461K」)0.8重量部、ポリエチレン系滑剤(三
井石油化学社製、商品名「Hiwax220RKT」)
0.5重量部、ステアリン酸カルシウム(堺化学社製、
商品名「SC−100」)0.5重量部、直径50mm
の2軸異方向押出機(長田製作所社製、商品名「SLM
−50」)に供給し、直径20mmのパイプを得た。
【0035】 評価項目及び評価法を以下に示す。 重合度 JIS K 6721に準拠し、粘度平均重合度を測定
し重合度とした。 耐衝撃性 JIS K 6742に準拠して耐衝撃性硬質塩化ビニ
ル管の0℃、−10℃での落錘衝撃試験を実施した。単
位はcmである。JIS K 7110に準拠してノッ
チ付きの試験片を対象に23℃でのアイゾット衝撃試験
を実施した。単位はkg・cm/cm2 である。
【0036】 暴露試験 JIS A 1415に準拠して60、120、18
0、240hr暴露後の試験片の23℃でのアイゾット
衝撃試験を実施した。 引張強度 JIS K 7113に準拠し、23℃での引張強度試
験を実施した。単位はkg/cm2 である。 ビガット軟化温度 JIS K 7206に準拠し、ビガット軟化温度試験
を実施した。単位は℃である。結果を表及び表に示
す。
【0037】
【表1】
【0038】
【表2】
【0039】
【表3】
【0040】
【表4】
【0041】
【発明の効果】本発明の耐衝撃性硬質塩化ビニル管は上
述の構成よりなるので、耐衝撃性、機械的強度及び耐熱
性に優れ、押出成形温度幅も広く、押出負荷も低い。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤井 紀希 山口県新南陽市開成町4560 積水化学工 業株式会社内 審査官 原田 隆興 (56)参考文献 特開 昭47−28083(JP,A) 特開 平4−226114(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29D 23/00 C08F 265/06 B29K 96:02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホモポリマーのガラス転移温度が−20
    ℃未満のアルキル(メタ)アクリレートモノマー80〜
    100重量%、及び、ホモポリマーのガラス転移温度が
    −20℃以上のモノマー20〜0重量%からなるアクリ
    ル系混合モノマー(a−1)100重量部、並びに、 多官能性モノマー(a−2)0.1〜10重量部を共重
    合することにより得られるアクリル系共重合体(a)3
    〜8重量%に、塩化ビニル(b)97〜92重量%を懸
    濁重合にてグラフト共重合することにより得られる重合
    度800〜2000の塩化ビニル系樹脂組成物を用いる
    ことを特徴とする耐衝撃性硬質塩化ビニル管。
JP15019095A 1995-06-16 1995-06-16 耐衝撃性硬質塩化ビニル管 Expired - Lifetime JP3302222B2 (ja)

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