JP3302207B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP3302207B2
JP3302207B2 JP33608494A JP33608494A JP3302207B2 JP 3302207 B2 JP3302207 B2 JP 3302207B2 JP 33608494 A JP33608494 A JP 33608494A JP 33608494 A JP33608494 A JP 33608494A JP 3302207 B2 JP3302207 B2 JP 3302207B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特にダイヤルインサー
ビス対応可能なファクシミリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、ダイヤルイン対応可能なファ
クシミリ装置として、電話番号に対応して着信動作を登
録するようにしたものが知られている。
【0003】具体的には、電話番号Aに対応する着信動
作(例えば、自動着信)を登録するとともに、電話番号
Bに対応する着信動作(例えば、手動着信)を登録す
る。そして、電話番号Aへの着信時には、これに対応し
て登録されている動作(例えば自動着信動作)を実行
し、また電話番号Bへの着信時には、これに対応して登
録されている動作(例えば手動着信動作)を実行する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、最初からダイヤルイン機能への対応を意図し
てファクシミリ装置を利用する場合だけしか想定してい
ない。すなわち、ダイヤルイン機能を有するファクシミ
リ装置において、最初はダイヤルイン機能を使用してい
なくて、途中からダイヤルイン機能を使用した場合、こ
の変更タイミングと同時に発呼側のユーザもすぐには対
応できないので、不具合が生じていた。
【0005】例えば、ダイヤルイン機能を使用していな
い場合の着信モードがFAX/TELの自動切り替えモ
ードであり、ダイヤルイン機能に対応させた時、今まで
使用していた電話番号に対応して手動着信を設定する
と、この変更を知らないユーザはファクシミリ通信を行
えないという欠点があった。
【0006】本発明は、ダイヤルイン機能への対応変更
に有効に対応して、不要な混乱を回避することができる
ファクシミリ装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ダイヤルインサービスに対応する設定に切替える切替手
段と、ダイヤルインサービスに対応する設定の際に、複
数の電話番号のそれぞれに対して着信時の動作を設定す
る設定手段と、ダイヤルインサービスに対応する設定に
切替えるまでに、ファクシミリ通信が実行された回数
と、通話が行われた回数との割合に応じて、ダイヤルイ
ンサービスに対応する設定に切替えるまでに使用してい
た電話番号に対応する着信動作を、第1の着信動作に設
定することを推奨する第1の表示を行うか、または、ダ
イヤルインサービスに対応する設定に切替えるまでに使
用していた電話番号に対応する着信動作を、第2の着信
動作に設定することを推奨する第2の表示を行う表示手
段とを有することを特徴とする。
【0008】また、請求項2記載の発明は、請求項1に
おいて、ダイヤルインサービスに対応する設定に切替え
るまでに、ファクシミリ通信と通話との自動切替動作が
使用されていた場合は、上記設定手段による設定以降に
も上記自動切替動作を実行し、それ以降の、ファクシミ
リ通信または通話の実行確率に応じて着信動作を決定す
ことを特徴とする。
【0009】また、請求項3記載の発明は、請求項1に
おいて、ダイヤルインサービスに対応する設定に切替え
るまでに、ファクシミリ通信と通話との自動切替動作が
使用されていた場合は、上記設定手段による設定以降に
も上記自動切替動作を実行し、それ以降の、ファクシミ
リ通信または通話の実行割合に応じて上記設定手段によ
り設定された着信動作を実行することを特徴とする。
【0010】また、請求項4記載の発明は、請求項3に
おいて、上記設定手段による設定以降にも上記自動切替
動作を実行する場合は、上記自動切替動作を実行してい
ることを表示することを特徴とする。
【0011】また、請求項5記載の発明は、請求項3に
おいて、上記設定手段による設定以降の上記自動切替動
作の実行は、ダイヤルインサービスに対応する設定に切
替えるまでに使用していた電話番号に対して行われるこ
とを特徴とする。
【0012】また、請求項6記載の発明は、請求項1に
おいて、上記表示手段による表示は、ダイヤルインサー
ビスに対応する設定に切替えるまでにファクシミリ通信
と通話の自動切替動作が使用されていた場合に行われ、
上記自動切替動作の結果、ファクシミリ通信を行ったケ
ースが多い場合は新たに着信動作を設定する電話番号に
手動着信動作を設定した方がよい旨を表示し、通話を行
ったケースが多い場合は新たに着信動作を設定する電話
番号に自動着信動作を設定した方がよい旨を表示するこ
とを特徴とする。
【0013】よって、本発明によれば、新たにダイヤル
インサービスに対応させる場合に、ダイヤルインサービ
スに対応させる前のファクシミリ通信と通話との利用割
合に応じて、電話番号に対して推奨する着信動作の設定
を表示するので、ダイヤルインサービスに対応する場合
における設定が明確になり、使いやすいファクシミリ装
置を提供することができる。
【0014】
【実施例】まず、ダイヤルインサービスの接続動作につ
いて簡単に説明する。本サービス提供のため、加入者線
交換機は、以下の接続動作を行う。
【0015】図2は、この接続シーケンスを示す説明図
である。以下、図2を用いて、端末の呼出し、内線指定
信号の送出、内線指定受信完了信号の受信、内線応答、
通信終了を順に説明する。
【0016】(A)端末の呼出し。
【0017】加入者線交換機は、ダイヤルインの内線に
着信する際、まずL1、L2の極性を反転し、呼出信号
を送出する。
【0018】(B)内線指定信号の送出。
【0019】加入者線交換機は、端末から1次応答信号
(直流ループ)を受信すると、内線指定信号(PB信
号)を送出する。
【0020】(C)内線指定受信完了信号の受信。
【0021】加入者線交換機は、端末からの内線指定受
信完了信号(直流ループ断)の受信後、発信者への呼出
音の送出を行う。
【0022】(D)内線応答。
【0023】加入者線交換機は、端末から内線応答によ
る2次応答信号(直流ループ)を受信すると、通信パス
を形成する。
【0024】(E)通信終了。
【0025】一般の電話等の場合と同様なシーケンスで
行う。
【0026】図1は、本発明の実施例におけるファクシ
ミリ装置の構成を示すブロック図である。以下、ファク
シミリ装置の構成要素について順次説明する。
【0027】NCU(網制御装置)2は、電話網をデー
タ通信などに使用するために、その回線に端末を接続
し、電話交換網の接続制御、データ通信路への切り替
え、ループの保持などを行うとともに、電話回線2aと
電話機4との接続、および電話回線2aとハイブリッド
回路6との接続を選択的に切り換える。NCU2と電話
機4とは信号線2bで接続され、NCU2とハイブリッ
ド回路6とは信号線2cで接続されている。
【0028】NCU2の切換動作は、制御回路30から
信号線30aを介して出力された制御信号で制御され
る。制御信号が「0」であるとき、電話回線2aと電話
機4との接続が行われる。これに対し、制御信号が
「1」であるとき、電話回線2aとハイブリッド回路6
との接続とが行われる。また、制御信号が「2」である
とき、電話回線2aをオープン状態にする。さらに、信
号線2dに電話機4がオフフック状態であると、信号レ
ベル「1」の信号を出力し、電話機4がオンフック状態
であると、信号レベル「0」の信号を出力する。
【0029】ハイブリッド回路6は、電話回線2aを介
して送信される送信系からの送信信号と、電話回線2a
を介して受信される受信系への受信信号とを分離する。
【0030】送信系は、例えばCCDなどの撮像素子と
光学系とから構成される読取回路10を有する。読取回
路10は、送信原稿から主走査方向の1ライン分の画像
を順次に読取り、この読み取られた画像に対応する白、
黒に2値化信号を生成する。読取回路10からの2値化
信号は信号線10aを介して符号化回路12に与えられ
る。
【0031】符号化回路12は、読取回路10から入力
された2値化信号を符号化し、この符号化された信号を
信号線12aを介して出力する。この符号化としては、
モディファイドハフマン符号化(MH符号化)またはモ
ディファイドリード符号化(MR符号化)が用いられて
いる。
【0032】符号化回路12からの符号化された信号は
V27ter、V29変調器14に与えられ、V27t
er、V29変調器14は、符号化された信号に対して
変調処理を施すことにより、変調信号を生成する。この
変調処理では、ITU−T勧告V27terに基づく差
動位相変調、およびITU−T勧告V29に基づく直交
変調を行う。
【0033】また、V27ter、V29変調器14の
変調処理速度は、制御回路30から信号線30cを介し
て出力される信号に基づき設定される。すなわち、制御
回路30から信号線30cを介して出力される信号レベ
ルが「0」であるときには、変調処理速度は9600b
/secに設定され、同様に、信号レベルが「1」、
「2」、「3」であるときには、変調処理速度は720
0b/sec、4800b/sec、2400b/se
cにそれぞれ設定される。そして、このようなV27t
er、V29変調器14からの変調信号は、信号線14
aを介して加算回路16に与えられる。
【0034】V21変調器8は、制御回路30から信号
線30bを介して出力された手順信号に対して変調処理
を施し、変調信号を生成する。この変調処理には、IT
U−T勧告V21に基づく変調が用いられている。
【0035】加算回路16は、V21変調器8から信号
線8aを介して出力された変調信号とV27ter、V
29変調器14からの変調信号とを加算し、この加算さ
れた信号を送信信号として信号線16aを介してハイブ
リッド回路14に出力するものである。
【0036】これに対し、受信系は、V21復調器18
およびV27ter、V29復調器20を有する。V2
1復調器18は、ITU−T勧告V21に基づきハイブ
リッド回路6から信号線6aを介して出力された受信信
号に対する復調処理を行い、手順信号を生成する。この
手順信号は、信号線18aを介して制御回路30に与え
られる。
【0037】V27ter、V29復調器20は、ハイ
ブリッド回路6からの受信信号に対する復調処理を行
い、復調信号を生成する。この復調処理には、ITU−
T勧告V27ter、V29に基づく復調処理およびI
TU−T勧告V29に基づく復調処理を行う。V27t
er、V29復調器20の変調処理速度は、制御回路3
0から信号線30dを介して出力される信号に基づき設
定される。
【0038】制御回路30から信号線30dを介して出
力される信号レベルが「0」であるとき、復調処理速度
は9600b/secに設定され、同様に、信号レベル
が「1」、「2」、「3」であるとき、復調処理速度は
7200b/sec、4800b/sec、2400b
/secにそれぞれ設定される。
【0039】復調器20から信号線20aを介して出力
された復調信号は、復号化回路22に与えられる。復号
化回路22は、復調信号を復号化(MH(モディファイ
ドハフマン)復号化、あるいはMR(モディファイドリ
ード)復号化)し、この復号化された信号は信号線22
aを介して記録回路24に与えられる。
【0040】記録回路24は、復号化回路22からの画
像データに基づいて、記録紙への記録を行うものであ
る。
【0041】設定回路26は、ダイヤルインサービスの
対応をする、しないを設定する回路であり、ダイヤルイ
ンサービスの対応をしないことが設定されている場合に
は、信号線26aに信号レベル「0」の信号を出力し、
ダイヤルインサービスの対応をすることが設定されてい
る場合には、信号線26aに信号レベル「1」の信号を
出力する。
【0042】表示回路28は、今まで使用していた電話
番号がAであり、ダイヤルインサービスに対応するため
に、この電話番号Aを使用し、新たに接続した電話番号
をBとし、ダイヤルインサービスを行う場合、現在のフ
ァクシミリ装置での着信モードにしたがって、どのよう
に着信モードを設定するとよいかのガイダンスを信号線
30eを介して表示するものである。
【0043】DTMF信号検出回路32は、ダイヤルイ
ンサービス時に、1次応答後の内線指定番号を検出する
回路である。この検出回路32は、信号線6aに出力さ
れている信号を入力し、検出しているDTMFの情報を
信号線32aに出力する。
【0044】着信動作登録回路34は、信号線34aを
介して、ダイヤルインサービスの電話番号に対応する着
信動作回路を登録する回路である。例えば、電話番号A
は手動着信、電話番号Bは自動着信と登録する。
【0045】着信モード選択ボタン36は、ダイヤルイ
ンサービスに契約していない場合の、現在の着信モード
を選択するボタンであり、このボタン36が押下される
と、信号線36aに押下パルスを発生する。
【0046】着信モード表示回路38は、信号線30f
にクリアパルスが発生すると自動着信と表示し、以後、
信号線36aに押下パルスが発生する毎に、手動着信→
FAX/TEL自動切換着信→自動着信と表示する。着
信モード表示回路38は、自動着信と表示している時に
は信号線38aに信号「0」を出力し、手動着信と表示
している時には信号線38aに信号「1」を出力し、F
AX/TEL自動切換着信と表示している時には信号線
38aに信号「2」を出力する。
【0047】オペレータ呼出回路40は、信号線30g
に信号レベル「1」の信号が出力されている時、オペレ
ータ呼出しを行い、信号線30gに信号レベル「0」の
信号が出力されている時、オペレータ呼出しを行わな
い。
【0048】操作部42は、登録回路34への登録ボタ
ン、テンキー、スタートキー、ワンタッチダイヤルキ
ー、短縮ダイヤル、その他ファンクションキーのある操
作部であり、押下された情報は信号線42aに出力され
る。
【0049】着信動作表示回路44は、信号線30hに
出力されている情報を入力し、ダイヤルインサービスの
電話番号に対応する着信動作を表示する回路である。こ
こで、例えば、現在のファクシミリ装置での着信モード
が主にFAX/TEL自動切換であり、ダイヤルインサ
ービスとして電話番号Aに対応して自動着信動作を設定
し、電話番号Bに対応して手動着信を設定した場合、電
話番号Aに着信が行われた時には、FAX/TEL自動
切換動作を実行し、その結果、通話動作の確率が所定確
率以下になったら、以後、電話番号Aへの着信に対して
自動着信を行うが、所定確率を超える場合には、電話番
号Aに着信があった際に、自動着信が選択されている
が、FAX/TEL自動切換を行っている旨を表示す
る。また、所定確率以下になったら、電話番号Aに着信
があった際には、自動着信を行う旨を表示する。
【0050】制御回路30は、本ファクシミリ装置の全
体の制御を行うものであり、特に本発明の第1実施例に
おいては、以下に示すような制御を行うものである。す
なわち、現在のファクシミリ装置に接続している電話番
号がAであり、ダイヤルインサービスに対応するために
新たに接続した電話番号をBとし、ダイヤルインサービ
スに対応し、自動着信と手動着信を考え、現在のファク
シミリ装置での着信モードが主に手動であれば電話番号
Aに対応して手動着信動作を実行し、電話番号Bに対応
して自動着信動作を設定した方がよい旨を表示回路28
に表示し、ユーザがその設定をした場合のみ、登録回路
34に登録を行い、ダイヤルサービスを開始する。ま
た、現在のファクシミリ装置での着信モードが主に自動
着信であれば、電話番号Aに対応して自動着信動作を実
行し、電話番号Bに対応して手動着信動作を設定した方
がよい旨を表示回路28に表示し、ユーザがその設定を
した場合のみ、登録回路34に登録を行い、ダイヤルイ
ンサービスを開始する。
【0051】図3〜図6は、本実施例における制御回路
30の具体的動作を示すフローチャートである。
【0052】図3において、S52では、信号線30a
に信号レベル「0」の信号を出力してCMLをオフす
る。S54では、信号線30eを介して、表示回路28
に現在の年月日時刻を表示する。
【0053】S56では、信号線30fにクリアパルス
を発生し、着信モード表示回路38を自動着信モードと
表示する。S58では、信号線30gに信号レベル
「0」の信号を出力し、オペレータ呼出回路40からオ
ペレータ呼出しをしない。
【0054】S60では、信号線26a、42aの情報
を入力し、ダイヤルインサービスの設定が選択されたか
否かを判断し、選択されていないとS62に進み、選択
されるとS66に進む。
【0055】S62では、呼出信号を検出したか否かを
判断し、呼出信号を検出しているとS64に進み、信号
線38aの情報を入力し、着信モード表示回路38の表
示に従って着信動作を行い、呼出信号を検出していない
とS60に進む。
【0056】S66では、ダイヤルインサービスに対応
する時、今まで使用していた電話番号も使用するか否か
を判断し、使用する場合にはS68に進み、使用しない
場合にはS82に進む。
【0057】S68では、信号線38aの情報を入力し
ておく。今まで使用していたモードは主に手動着信モー
ドであるか否かを判断し、手動着信モードであるとS7
0に進み、手動着信モードでない、すなわちここでは自
動着信モードであるとS76に進む。
【0058】次に、S70では、信号線30eを介し
て、今まで使用していた電話番号Aは手動着信に設定
し、新規の電話番号Bは自動着信にした方がよい旨を表
示回路28に表示する。S72では、信号線42aの情
報を入力し、ダイヤルインサービスの電話番号に対応す
る着信動作をS70に表示したものと一致したら登録回
路34に登録する。S74では、信号線30hを介して
表示回路44に電話番号Aへの着信は手動着信モード、
電話番号Bへの着信は自動着信モードである旨を表示す
る。この後、S84に進む。
【0059】また、S76では、信号線30eを介し
て、今まで使用していた電話番号Aは自動着信に設定
し、新規の電話番号Bは手動着信にした方がよい旨を表
示回路28に表示する。そして、S78は、信号線42
aの情報を入力し、ダイヤルインサービスの電話番号に
対応する着信動作をS76に表示したものと一致した
ら、回路34に登録することを表わしている。さらに、
S80では、信号線30hを介して、表示回路44に電
話番号Aへの着信は自動着信モード、電話番号Bへの着
信は手動着信モードである旨を表示する。この後、S8
4に進む。
【0060】また、S82は、信号線42aの情報を入
力し、ダイヤルインサービスの電話番号に対応する着信
動作を登録回路34に登録する。ここでは、今まで使用
していた電話番号を、ダイヤルインサービスに契約した
時には使用していないので、電話番号に対応する着信動
作を特に規制する必要はなく、ユーザの好みに従って登
録してよい。
【0061】次に、S84では、ダイヤルインサービス
の電話番号に対応する着信モードの登録が終了したの
で、信号線30eを介して表示回路28の表示は現在の
年月日時刻の表示に戻す。
【0062】S86では、呼出信号を検出したか否かを
判断し、呼出信号を検出するとS88に進み、登録回路
34に登録されている情報に基づき、着信動作を行う。
具体的には、1次応答後の指定番号を検出し、その電話
番号にダイヤルされたかを認識し、この情報に基づき登
録回路34に登録されている着信動作を実行する。すな
わち、ダイヤルインサービスを有効にした着信動作を行
う。呼出信号を検出していないとS86に進む。
【0063】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。
【0064】上記第1実施例において、現在のファクシ
ミリ装置での着信モードが主にFAX/TEL自動切換
であり、ダイヤルインサービスへの対応が選択され、電
話番号Aも使用し、さらに新たに電話番号Bを使用する
場合、電話番号Aへの着信モードは手動着信/自動着信
どちらのモードでもよく、電話番号Bへはその逆の着信
モードを設定した方がよい。
【0065】しかし、現在FAXのケースが多い場合に
は、ダイヤルインサービスとして、電話番号Aに対応し
て自動着信を設定し、電話番号Bに対応して手動着信を
設定した方がよい旨、通話のケースが多い場合には、ダ
イヤルインサービスとして電話番号Aに対応して手動着
信を設定し、電話番号Bに対応して自動着信を設定した
方がより好ましい旨を表示回路28に表示する。
【0066】そして、ユーザがダイヤルインサービスと
して電話番号Aに対応して自動着信動作を設定し、電話
番号Bに対応して手動着信を設定した場合、その旨を表
示回路44に表示し、また登録回路34に登録し、電話
番号Aに着信が行われた場合、FAX/TEL自動切換
動作を実行し、その結果、通話動作の確率が所定確率を
超えている時には、さらに、その暫定的にFAX/TE
L自動切換動作を行っている旨を表示し、そして通話動
作の確率が所定確率以下になったら、以後電話番号Aに
着信が行われた時、自動着信とする。また、電話番号B
に着信が行われた場合は、ダイヤルインサービス設定後
は、常に手動着信動作を実行する。
【0067】これに対し、ユーザがダイヤルインサービ
スとして電話番号Aに対応して手動着信動作を設定し、
電話番号Bに対応し自動着信を設定した場合、その旨を
表示回路44に表示し、また、登録回路34に登録し、
電話番号Aに着信が行われた場合、FAX/TEL自動
切換動作を実行し、その結果、通信動作の確率が所定確
率を超えている時には、さらにその暫定的にFAX/T
EL自動切換動作を行っている旨を表示し、そして通信
動作の確率が所定確率以下になったら、以後電話番号B
に着信が行われた時、手動着信とする。
【0068】また、電話番号Bに着信が行われた場合
は、ダイヤルインサービス設定後は、常に自動着信動作
を実行する。
【0069】図7〜図11は、以上のような本実施例の
制御のうち、上記第1実施例(図3〜図6)と異なる部
分を示すフローチャートである。
【0070】図7において、S90は、図4のS68の
NOを表わしている。ここでは、図4と違い、手動着信
モードの他に、自動着信モードとFAX/TEL切換モ
ードが存在するものとする。
【0071】S92では、信号線38aの情報を入力し
ておき、今まで使用していたモードは主に自動着信モー
ドであるか否かを判断し、自動着信モードであるとS9
4(図5のS76)に進み、今まで主にFAX/TEL
自動切換モードであるとS96に進む。
【0072】S96では、信号線30eを介して、今ま
で使用していた電話番号Aは、手動着信/自動着信どち
らのモードでもよく、電話番号Bへはその逆の着信モー
ドに設定する。より好ましくは、FAXのケースが多い
場合には、ダイヤルインサービスとして電話番号Aに対
応して自動着信を設定し、電話番号Bに対応して手動着
信を設定した方がよい旨、通話のケースが多い場合に
は、ダイヤルインサービスとして電話番号Aに対応して
手動着信を設定し、電話番号Bに対応して自動着信を設
定した方がよい旨を表示回路28に表示する。
【0073】S98では、信号線42aの情報を入力
し、電話番号Aに対応して自動着信、電話番号Bに対応
して手動着信の設定をユーザが選択したかを判断し、電
話番号Aに対応して自動着信、電話番号Bに対応して手
動着信を設定するとS100に進み、電話番号Aに対応
して手動着信、電話番号Bに対応して自動着信を設定す
るとS124に進む。
【0074】S100では、信号線34aを介して、電
話番号Aに対応して自動着信動作、電話番号Bに対応し
て手動着信動作をする旨を登録回路34に登録し、さら
に信号線30hを介して表示回路44に表示する。ここ
で、表示回路44への表示として、電話番号Aに着信が
あった場合は、暫定的にFAX/TELの自動切換を行
う旨を表示する。
【0075】S102では、信号線30eを介して、表
示回路28の表示を、現在の年月日時刻に戻す。次に、
S104では、電話番号Aに着信があった場合におい
て、FAX/TEL切換を実施し、その結果を過去10
0回格納するバッファをクリアする。
【0076】S106では、呼出信号の検出を待ち、呼
出信号を検出するとS108に進み、ダイヤルインサー
ビスの手順を行い、電話番号Aへの着信であるか否かを
判断し、電話番号Bへの着信であるとS110に進み、
手動着信動作を行う。
【0077】また、電話番号Aへの着信であるとS11
2に進み、FAX/TEL切換を実行し、この結果に基
づいた動作を行う。そして、S114では、過去100
回格納するバッファにFAX/TEL切換を行い、FA
Xとなったか、あるいはTELとなったかの結果を格納
する。
【0078】そして、S116では、過去100回のう
ち、90回以上FAXであったかを判断し、肯定時には
S118に進み、否定時にはS106に進む。
【0079】S118では、S100において、表示し
ている電話番号Aに着信があった場合は、暫定的にFA
X/TELの自動切換を行うという表示を消す。
【0080】S120では、呼出信号の検出を待ち、呼
出信号を検出するとS122(図6のS88と同一制
御)に進み、登録回路34に登録されている情報に基づ
き、着信動作を行う。
【0081】また、S124では、信号線34aを介し
て、電話番号Aに対応して手動着信動作、電話番号Bに
対応して自動着信動作をする旨を登録回路34に登録
し、さらに信号線30hを介して表示回路44に表示す
る。ここで、表示回路44への表示とし、電話番号Aに
着信があった時、暫定的にFAX/TELの自動切換を
行う旨を表示する。
【0082】次に、S126では、上記図8のS10
2、S104と同一処理を行う。そして、S128で
は、図9のS106と同一処理で呼出信号を検出する
と、S130に進み、図9のS108と同一処理で、電
話番号Aへの着信であるとS134に進み、電話番号B
への着信であるとS132に進み、自動着信動作を行
う。
【0083】S134では、図9のS112、S114
と同一処理を行う。そして、S136では、過去100
回のうち、90回以上telであったかを判断し、肯定
時にはS138に進み、否定時にはS128に進む。
【0084】S138では、S124にて表示している
電話番号Aに着信があった場合は、暫定的にFAX/T
ELの自動切換を行うという表示を消す。そして、S1
40で、上記図9のS120に進む。
【0085】
【発明の効果】本発明によれば、ファクシミリ装置をダ
イヤルインサービスに新たに対応させる場合、ダイヤル
インサービスに対応させる前におけるファクシミリ通信
の実行と通話の実行との割合に応じて、電話番号に対し
て、推奨する着信動作の設定を表示するので、ダイヤル
インサービスに対応する場合における設定が明確にな
り、使いやすいファクシミリ装置を提供することができ
るという効果を奏する
【0086】
【0087】
【0088】
【0089】
【0090】
【0091】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】従来のダイヤルインサービス接続動作を示すシ
ーケンスチャートである。
【図3】本発明の第1実施例における動作を示すフロー
チャートである。
【図4】上記第1実施例における動作を示すフローチャ
ートである。
【図5】上記第1実施例における動作を示すフローチャ
ートである。
【図6】上記第1実施例における動作を示すフローチャ
ートである。
【図7】本発明の第2実施例における動作を示すフロー
チャートである。
【図8】上記第2実施例における動作を示すフローチャ
ートである。
【図9】上記第2実施例における動作を示すフローチャ
ートである。
【図10】上記第2実施例における動作を示すフローチ
ャートである。
【図11】上記第2実施例における動作を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
2…NCU、 4…電話機、 6…ハイブリッド回路、 8、14…変調器、 10…読取回路、 12…符号化回路、 16…加算回路、 18、20…復調器、 22…復号化回路、 24…記録回路、 26…設定回路、 28、38、44…表示回路、 30…制御回路、 32…DTMF信号検出回路、 36…選択ボタン、 40…オペレータ呼出回路、 42…操作部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 107 H04M 11/00 303 H04N 1/21 H04Q 3/58 105

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファクシミリ装置において、 ダイヤルインサービスに対応する設定に切替える切替手
    段と; ダイヤルインサービスに対応する設定の際に、複数の電
    話番号のそれぞれに対して着信時の動作を設定する設定
    手段と;ダイヤルインサービスに対応する設定に切替えるまで
    に、ファクシミリ通信が実行された回数と、通話が行わ
    れた回数との割合に応じて、ダイヤルインサービスに対
    応する設定に切替えるまでに使用していた電話番号に対
    応する着信動作を、第1の着信動作に設定することを推
    奨する第1の表示を行うか、または、ダイヤルインサー
    ビスに対応する設定に切替えるまでに使用していた電話
    番号に対応する着信動作を、第2の着信動作に設定する
    ことを推奨する第2の表示を行う表示手段と; を有 することを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記第1の着信動作は、手動着信であり、上記第2の着
    信動作は、自動着信である ことを特徴とするファクシミ
    リ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 ダイヤルインサービスに対応する設定に切替えるまで
    に、ファクシミリ通信と通話との自動切替動作が使用さ
    れていた場合は、上記設定手段による設定以降にも上記
    自動切替動作を実行し、それ以降の、ファクシミリ通信
    または通話の実行割合に応じて、上記設定手段によって
    設定された着信動作を実行することを特徴とするファク
    シミリ装置。
  4. 【請求項4】 請求項において、 上記設定手段による設定以降にも上記自動切替動作を実
    行する場合は、上記自動切替動作を実行していることを
    表示することを特徴とするファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 請求項において、上記設定手段による設定以降の上記自動切替動作は、ダ
    イヤルインサービスに対応する設定に切替えるまでに使
    用していた電話番号に対して行われることを特徴とする
    ファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 請求項1において、上記表示手段による表示は、 ダイヤルインサービスに対
    応する設定に切替えるまでにファクシミリ通信と通話の
    自動切替動作が使用されていた場合に行われ、上記自動
    切替動作の結果、ファクシミリ通信を行ったケースが多
    い場合は新たに着信動作を設定する電話番号に手動着信
    動作を設定した方がよい旨を表示し、通話を行ったケー
    スが多い場合は新たに着信動作を設定する電話番号に自
    動着信動作を設定した方がよい旨を表示することを特徴
    とするファクシミリ装置。
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