JP3301145B2 - 透明樹脂組成物 - Google Patents

透明樹脂組成物

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JP3301145B2 JP5013193A JP5013193A JP3301145B2 JP 3301145 B2 JP3301145 B2 JP 3301145B2 JP 5013193 A JP5013193 A JP 5013193A JP 5013193 A JP5013193 A JP 5013193A JP 3301145 B2 JP3301145 B2 JP 3301145B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は耐熱性、剛性が高く、透
明な樹脂組成物に関し、さらに詳細には、環状オレフィ
ン系樹脂の優れた光学的性質や耐熱性を損なわずに高剛
性を付し、環状オレフィンの産業利用上の有用性を飛躍
的に向上させる透明性樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、耐熱性の透明熱可塑性樹脂とし
て、環状オレフィン系樹脂が注目されている。環状ポリ
オレフィン系樹脂は、特開平1−36615号公報、特
開昭61−292601号公報、特開昭63−2187
26号公報、特開平2−133413号公報などに開示
されている。これらの樹脂は、脂肪族よりなる主鎖をも
ち、特徴としてその主鎖中に脂肪族多環環状構造を含む
ものである。環状ポリオレフィン系樹脂は、主鎖構造の
剛直性に起因する高いガラス転移温度、主鎖構造の嵩高
さが結晶化を妨げ、非晶質であることに起因する高い透
明性、環構造のため、主鎖方向に対して共有結合の方向
がランダムとなり、重合体の繰り返し単位当りの分極率
の異方性がほとんどないこと、ひいては成形時の配向に
よって複合屈折を起さないことに起因し、成形体が低複
屈折率となるなどの優れた力学的、光学的性質をもつ。
このように、環状ポリオレフィン系樹脂は、従来の代表
的な透明熱可塑性樹脂であるポリメチルメタクリレート
(PMMA)やポリカーボネート(PC)に比べて耐熱
性に優れ、低複屈折率であることから、光学用材料など
に使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、剛性が
十分でないため環状オレフィン系樹脂が採用されない場
合がある。本発明は以上のような事情に基づいてなされ
たものであって、その目的は、優れた耐熱性が確実に発
現されると共に、今までのガラス繊維複合樹脂に比べ、
一段と弾性率の高い優れた透明性を呈する組成物を提供
することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、環状ポリオレ
フィン系樹脂(a)100重量部に、屈折率(nD 25
が環状ポリオレフィン系樹脂の(nD 25)±0.02の
範囲にあるガラス(b)1〜70重量部を配合してなる
組成物100重量部に、屈折率(nD 25)が環状ポリオ
レフィン系樹脂のnD 25 ±0.02の範囲にあるゴム質
重合体(c)を1〜40重量部配合してなる透明樹脂組
成物を提供するものである。また、本発明は、環状ポリ
オレフィン系樹脂(a)100重量部に、屈折率(nD
25)が環状ポリオレフィン系樹脂の(nD 25)±0.0
2の範囲にあるガラス(b)1〜70重量部を配合して
なる組成物100重量部に対し、あるいは、環状ポリオ
レフィン系樹脂(a)100重量部に、屈折率
(nD 25)が環状ポリオレフィン系樹脂の(nD 25)±
0.02の範囲にあるガラス(b)1〜70重量部を配
合してなる組成物100重量部に、さらに屈折率(nD
25)が環状ポリオレフィン系樹脂のnD 25 ±0.02の
範囲にあるゴム質重合体(c)を1〜40重量部配合し
てなる組成物100重量部に対し、屈折率(nD 25)が
環状ポリオレフィン系樹脂のnD 25 ±0.02の範囲に
あるりん系難燃剤(d)を0.5〜20重量部配合して
なる透明樹脂組成物を提供するものである。(a)成分 本発明の透明樹脂組成物に適用される環状ポリオレフィ
ン系樹脂とは、飽和脂肪族よりなる主鎖をもち、特徴と
して、その主鎖中に脂肪族多環環状構造を含むものであ
るが、その具体例としては、その繰り返し単位中にノル
ボルナン骨格を有するものである。例えば、この環状ポ
リオレフィン系樹脂としては、一般式(I)〜(IV)
で表わされるノルボルナン骨格を含む熱可塑性樹脂組成
物を挙げることができる。
【0005】
【化1】
【0006】
【化2】
【0007】
【化3】
【0008】
【化4】
【0009】[式中、A、B、CおよびDは、水素原
子、炭素数1〜10の炭化水素基、ハロゲン原子、ハロ
ゲン原子で置換された炭素数1〜10の炭化水素基、−
(CH2n COOR1 、−(CH2n OCOR1
−(CH2n OR1 、−(CH2n CN、−(CH
2n CONR32 、−(CH2n COOZ、−
(CH2n OCOZ、−(CH2n OZ、−(CH
2n W、またはBとCから構成された もしくは(多)環状アルキレン基を示す。ここで、R
1 、R2 、R3 およびR4は炭素数1〜20の炭化水素
基、Zはハロゲン原子で置換された炭化水素基、WはS
iR5 p3-p 〔R5 は炭素数1〜10の炭化水素基、
Fはハロゲン原子、−OCOR6 または−OR6 (R6
は炭素数1〜10の炭化水素基を示す。)、pは0〜3
の整数を示す。〕、nは0〜10の整数を示す。]
【0010】本発明において使用することのできるノル
ボルナン骨格を有する環状ポリオレフィン系樹脂として
は、例えば、特開昭60−168708号公報、特開昭
62−252406号公報、特開昭62−252407
号公報、特開平2−133413号公報、特開昭63−
145324号公報、特開昭63−264626号公
報、特開平1−240517号公報、特公昭57−88
15号公報などに記載されている樹脂などを挙げること
ができる。この環状ポリオレフィン系樹脂の具体例とし
ては、下記一般式(V)で表わされる少なくとも1種の
テトラシクロドデセン誘導体または該テトラシクロドデ
センと共重合可能な不飽和環状化合物とをメタセシス重
合した得られる重合体を水素添加して得られる水添重合
体を挙げることができる。
【0011】
【化5】
【0012】(式中、A〜Dは前記に同じ。)前記一般
式(V)で表わされるテトラシクロドデセン誘導体にお
いて、A、B、CおよびDのうちに極性基を含むことが
密着性が優れたものとなる点で好ましい。さらに、この
極性基が−(CH2 n COOR1 で表わされる基であ
ることが、得られる水添重合体が高いガラス転移温度を
有するものとなる点で好ましい。特に、この−(CH
2n COOR1 で表わされる基よりなる極性置換基
は、一般式(V)のテトラシクロドデセン誘導体の1分
子あたりに1個含有されることが、得られる水添重合体
の高い耐熱性を保持したまま吸湿性を低くできる点で好
ましい。また、−(CH2n COOR1 で表わされる
基のうち、nの値が小さいものほど得られる水添重合体
のガラス転移温度がさらに高くなるので好ましい。
【0013】前記一般式において、R1 は炭素数1〜2
0の炭化水素基であるが、炭素数が多くなるほど得られ
る水添重合体の吸湿性が小さくなる点では好ましいが、
得られる水添重合体のガラス転移温度とのバランスの点
から、炭素数1〜4の鎖状アルキル基または炭素数5以
上の(多)環状アルキル基であることが好ましく、特に
メチル基、エチル基、シクロヘキシル基であることが好
ましい。さらに、−(CH2n COOR1 で表わされ
る基が結合した炭素原子に、同時に炭素数1〜10の炭
化水素基が置換基として結合されている一般式(V)の
テトラシクロドデセン誘導体は、得られる水添重合体の
ガラス転移温度を低下させずに、吸湿性を低下させるの
で好ましい。特に、この置換基がメチル基またはエチル
基である一般式(V)のテトラシクロドデセン誘導体
は、その合成が容易な点で好ましい。これらのテトラシ
クロドデセン誘導体は、あるいはこれと共重合可能な不
飽和環状化合物の混合物は、例えば特開平4−7752
0号公報第12頁第12行、第22頁第6行に記載され
た方法によって、メタセシス重合、水素添加され、本発
明に使用されるポリオレフィン系樹脂とすることができ
る。
【0014】本発明において、環状ポリオレリフィン系
樹脂として使用される前記水添重合体は、クロロホルム
中、30℃で測定される固有粘度([η]inh )が0.
3〜1.5dl/gの範囲がであることが好ましい。
[η]inh が上記範囲にあることによって、成形加工
性、耐熱性、耐水性、耐薬品性、機械的特性などが良好
である。また、水添重合体の水添添加率は、60MH
z、1 H−NMRで測定した値が50%以上、好ましく
は90%以上、さらに好ましくは98%以上である。水
素添加率が高いほど、熱や光に対する安定性が優れたも
のとなる。
【0015】(b)成分 (b)ガラスとしては、屈折率(nD 25)が環状オレフ
ィン系樹脂のnD 25 ±0.02の範囲にあるガラス繊維
(L;平均長、D;平均径、L/Dが1を超える)、フ
レーク(L/Dが1より小さい)、ビーズ(L/D=
1)などを挙げることができる。また、これらのガラス
は併用することもできる。ここでガラスのL/Dが大き
い繊維を用いると得られる組成物の剛性は一段と優れる
が、そり、ひけが大きい。また、L/Dの小さいフレー
ク、ビーズを用いると得られる組成物の剛性はあまり大
きくならないが、そり、ひけが少なく、外観がよい。具
体的な例を示すと、Tグラス(nD =1.523)と呼
ばれている高強度ガラス繊維を(a)環状オレフィン系
樹脂に複合させると今まで使用されていたEガラスの繊
維との複合物に比べ、得られる組成物の強度、弾性率が
向上する。さらに、本発明においてはCグラス(nD
1.51)やSグラス(nD =1.52)などからなる
繊維も使用することができる。なお、本発明において使
用されるガラス繊維やフレークはコーティングされてい
てもよく、コーティング剤は通常(Eグラス)の場合と
同じものが使用できる。本発明の透明樹脂組成物での
(b)ガラスの含有量は、(a)成分100重量部に対
して1〜70重量部、好ましくは5〜60重量部、さら
に好ましくは10〜50重量部である。(b)70重量
部を超えると成形性と耐衝撃性が低くなる。
【0016】(c)成分 本発明に係る透明樹脂組成物であって、特に透明性の優
れたものを得る場合に好ましいゴム質重合体(c)とし
ては、水素化スチレン−ブタジエンのランダム共重合
体、ブロック共重合体またはブロック−ランダム共重合
体であって、スチレン含有量が20〜45重量%のも
の、ならびにブタジエンとアクリル酸エステルの共重合
体であって、しかもブタジエンとアクリル酸エステルの
重量比が10〜90:90〜10であるもの、ならびに
これらの100重量部にスチレンおよび/またはアクリ
ロニトリルが0〜30重量部の割合で共重合されたも
の、およびその水素添加物を挙げることができる。ゴム
質重合体(c)は、環状オレフィン系樹脂(a)との相
溶性を向上する目的で、エポキシ基、カルボキシル基、
ヒドロキシル基、アミノ基、酸無水物基、オキサゾリン
基などの特定の官能基によって変性されたものであって
もよい。本発明の透明樹脂塑性物におけるゴム質重合体
(c)は、(a)成分と(b)成分の合計100重量部
に対して1〜40重量部であり、好ましくは5〜30重
量部、さらに好ましくは8〜25重量部である。40重
量部を超えると剛性が低くなる。
【0017】(d)成分 りん系難燃剤としては芳香族縮合りん酸エステル、好ま
しくはトリフェニルフォスフェートがあげられる。本発
明の透明樹脂組成物を難燃するためには、屈折率が環状
オレフィン系樹脂の屈折率(nD 25)±0.02の範囲
にあるりん系難燃剤を透明樹脂組成物100重量部に対
して0.5〜20重量部、好ましくは1〜15重量部、
さらに好ましくは2〜13重量部配合される。(d)り
ん系難燃剤の使用量が20重量部を超えると組成物の耐
熱性が低下する。本発明の透明樹脂組成物は、テールラ
ンプ、ヘッドランプなどの自動車部品、グレージング、
温室、水槽などの建材、封止材などの電子材料として好
適に使用することができる。
【0018】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明をさらに具体的
に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるもの
ではない。なお、実施例中、部および%は、特に断らな
いかぎり重量基準である。また、実施例中の各種の測定
は、次のとおりである。
【0019】耐熱性; 熱変形温度(HDT)を、ASTM D648に準じ、
1/2″の厚みの試験片を用い、荷重66psiで測定
した。剛 性 ; 試験片(3/2″×1/8″×5″)を用い、ASTM
D790に準じて、曲げ弾性率(FMo)を測定し
た。流動性 ; JIS K7210に準じて、280℃×10kgの条
件下でメルトフローレート(MFR)を測定した。透明性(全光線透過率)(Tt) : ASTM D1003外 観 : 得られた試験片を目視により評価し、優れている◎、良
好○、悪い×で表わす。難燃性 : UL94試験
【0020】参考例(a)成分 (a)−1(水添ノルボルネン系樹脂)の製造: チッ素ガスで置換した反応容器内に、8−メチル−8−
メトキシカルボニルテトラシクロ〔4.4.0.
2,5 .17,10〕−3−ドデセン500gと、1,2−
ジクロロエタン2,000mlと、分子調節剤ある1−
ヘキセン3.8gと、触媒として六塩化タングステンの
濃度0.05モル/リットルのクロロベンゼン溶液9
1.6mlと、パラアルデヒドの濃度0.1モル/リッ
トルの1,2−ジクロロエタン溶液68.7mlと、ト
リイソブチルアルミニウムの濃度0.5モル/リットル
のトルエン溶液37mlとを加え、60℃で10時間反
応させることにより、固有粘度[η]inh が0.56d
l/g(クロロフォルム中、30℃、濃度0.5g/d
l)の重合体450gを得た。この重合体を9,000
mlのテトラヒドロフランに溶解し、高圧反応器に仕込
み、水添触媒としてパラジウム濃度が5%のパラジウム
−アルミナ触媒45gを加え、水素ガスを圧力が100
kg/cm2 になるように仕込んで、150℃で5時間
水添反応させた。水添反応後、触媒をろ別し、溶液を塩
酸酸性の大過剰量のメタノール中に注いで、水添ノルボ
ルネン系樹脂(a)−1を得た。この水添ノネボルネン
系樹脂(a)−1の水添率は実質上100%、屈折率
(nD 25)は1.511であった。
【0021】(b)成分 Tガラス繊維〔日東紡(株)製〕、n D 25 =1.52、
平均径13μm Eガラス繊維〔日東紡(株)製〕、n D 25 =1.56、
平均径13μm
【0022】(c)成分 (c)−1(水素化ブロック共重合体)の製造: 内容積5リットルのオートクレーブに、脱気脱水した
シクロヘキサン2,500gとスチレン100gとを仕
込んだ後、テトラヒドロフラン9.8gおよびn−ブチ
ルリチウム0.2gを加え、50℃で等温重合を行なっ
た(第1段重合)。重合転化率がほぼ100%となった
後、引き続いて1,3−ブタン325gとスチレン75
gの混合物を10分間当り75gの割合で連続的に添加
しながら、70℃で重合を行なった。(第2段重合)。
添加した単量体の重合転化率がほぼ100%に達した
後、反応液を70℃に冷却し、n−ブチルリチウム0.
6gと、2,6−t−ブチルクレゾール0.6gと、ビ
ス(シクロペンタジエニル)チタニウムジクロリド0.
28gと、ジエチルアルミニウム1.1gとを加え、水
素ガスを1.0kg/cm2 の圧力に保ちながら、1時
間水素化反応させた。
【0023】次いで、反応液を室温に冷却し、オートク
レーブから取り出した後、スチームストリッピングで脱
溶媒し、120℃のロールで乾燥して、次のような水素
化ブロック共重合体(b)−1(表中「ゴム質重合体」
と記す)を得た。 全結合スチレン含量(%) 35 全共重合体に対する第1段目重合体ブロックの割合(%) 20 ブロック共重合体中のブタジエン部分のビニル結合含量(%) 40 水 添 率 (%) 98 分 子 量 (1×104 ) 16 メルトフローレート(230℃、5kg、単位=g/10分) 屈 折 率 (nD 25) 1.515(d)成分 トリフェニルフォスフェート(TPPと記す)を使用し
た。
【0024】比較例1 表1に示すような配合処方で、40m/m押出機(28
0℃)でペレットを作製し、このペレットを射出成形機
(東芝機械(株)製、IS 125A)を用いて、射出
成形温度300℃で試験片を作製し、物性を測定した。
結果は表1に示す。 実施例4、5、比較例2 表1に示すようにゴム質重合体の量を変量した以外は、
比較例1と同様にして試験片を作製し、物性を測定し
た。 実施例6、7、比較例3 表1に示すようにTPPの量を変量した以外は比較例1
と同様にして試験片を作製し、物性を測定した。結果は
表1に示す。
【0025】
【表1】
【0026】比較例4 表2に示すようにガラスの種類を変えた以外は比較例1
と同様にして試験片を作製し、物性を測定した。結果は
表2に示す。
【0027】
【表2】
【0028】
【発明の効果】本発明は耐熱、剛性が高い透明な樹脂組
成物であり、電気・電子、OA機部品用として有効であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 45/00 C08L 65/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環状ポリオレフィン系樹脂(a)100
    重量部に、屈折率(nD 25)が環状ポリオレフィン系樹
    脂の(nD 25)±0.02の範囲にあるガラス(b)1
    〜70重量部を配合してなる組成物100重量部に対
    し、屈折率(nD 25)が環状ポリオレフィン系樹脂のn
    D 25 ±0.02の範囲にあるゴム質重合体(c)を1〜
    40重量部配合してなる透明樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 環状ポリオレフィン系樹脂(a)100
    重量部に、屈折率(nD 25)が環状ポリオレフィン系樹
    脂の(nD 25)±0.02の範囲にあるガラス(b)1
    〜70重量部を配合してなる組成物100重量部に対
    し、あるいは、環状ポリオレフィン系樹脂(a)100
    重量部に、屈折率(nD 25)が環状ポリオレフィン系樹
    脂の(nD 25)±0.02の範囲にあるガラス(b)1
    〜70重量部を配合してなる組成物100重量部に、さ
    らに屈折率(nD 25)が環状ポリオレフィン系樹脂のn
    D 25 ±0.02の範囲にあるゴム質重合体(c)を1〜
    40重量部配合してなる組成物100重量部に対し、屈
    折率(nD 25)が環状ポリオレフィン系樹脂のnD 25 ±
    0.02の範囲にあるりん系難燃剤(d)を0.5〜2
    0重量部配合してなる透明樹脂組成物。
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