JP3089686B2 - 色素化合物含有樹脂組成物 - Google Patents

色素化合物含有樹脂組成物

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JP3089686B2
JP3089686B2 JP03078339A JP7833991A JP3089686B2 JP 3089686 B2 JP3089686 B2 JP 3089686B2 JP 03078339 A JP03078339 A JP 03078339A JP 7833991 A JP7833991 A JP 7833991A JP 3089686 B2 JP3089686 B2 JP 3089686B2
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山本  和彦
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、優れた物性を有する色
素化合物含有樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】ノルボルネン誘導体の開環重合体または
開環共重合体は、良好な光学的性質、低吸湿性および優
れた耐熱性を有することから、各分野での応用が期待さ
れているものである。
【0003】一方、自動車、家電部品などの分野では、
黒、白、赤、黄色など種々の色に着色された樹脂成形品
が要求されており、特に美麗な外観を呈する樹脂成形品
の提供が求められている。
【0004】着色された樹脂成形品を得るための方法と
しては、例えばABS樹脂などよりなる樹脂成形品の表
面に有色塗料による塗装を施す方法が知られているが、
樹脂材料の種類によっては塗装が困難であり、また塗装
によって樹脂成形品の良好な物性が隠蔽されたり損なわ
れるおそれがあり、樹脂材料の有する良好な物性が十分
に発現されない。
【0005】また、カーボンブラックなどの着色剤を樹
脂材料に含有させることによって着色樹脂組成物を得る
方法も知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、樹脂材
料中に着色剤を含有させる方法においては、得られる樹
脂成形品が美麗な外観を有するものとならず、あるいは
当該樹脂材料の有する良好な物性が損なわれる、という
問題がある。
【0007】例えば、メタセシス開環重合体を樹脂材料
としてこれにカーボンブラックやチタンブラックを分散
させることが特開平1−301747号公報および特開平1−
230626号公報に開示されているが、これらの着色樹脂組
成物においては、当該樹脂材料の有する良好な物性が着
色剤の分散によって低下するため、実際上、色素化合物
を含有させることに大きな制約があって十分に美麗な外
観を呈する樹脂成形品を得ることができない。
【0008】一方、メタセシス開環重合体は、完全に無
色ではなく、例えば淡黄色を呈している。しかして、無
色透明性が要求される樹脂成型品に適用する際には、斯
かる有色状態が却って美麗な外観状態を損ねる場合があ
る。
【0009】本発明は、上記のような問題を解決するた
めになされたものであって、本発明の第1の目的は、色
素化合物を含有することにより、鮮明な有彩色性あるい
は深みのある漆黒性またはクリアーな有色透明性を有し
ていて美麗な外観を呈し、しかも当該樹脂材料の優れた
物性が色素化合物を含有することによって損なわれずに
十分に発現される着色された色素化合物含有樹脂組成物
を提供することにある。
【0010】本発明の第2の目的は、樹脂組成物自体が
有する有色状態を実質的に無色状態に変更し、無色透明
性を有する樹脂組成物を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の目的は、
下記(a)成分 100〜50重量%と、下記(b)成分0〜
50重量%とからなる樹脂成分 100重量部に対し、色素化
合物が0.01〜100 重量部含有されてなることを特徴とす
る着色された色素化合物含有樹脂組成物によって達成さ
れる。
【0012】本発明の第2の目的は、下記(a)成分 1
00〜50重量%と、下記(b)成分0〜50重量%とからな
る樹脂成分 100重量部に対し、色素化合物が10-7〜0.01
重量部含有されてなることを特徴とする色素化合物含有
樹脂組成物によって達成される。 (a)成分:下記化3で表わされる少なくとも1種のノ
ルボルネン誘導体よりなる単量体またはこの単量体およ
びこれと共重合可能な共重合性単量体を開環重合させて
得られる開環重合体を更に水素添加して得られる水素添
加重合体。
【0013】
【化3】 〔化3中、AおよびBは水素原子または炭素数1〜10の
炭化水素基であり、XおよびYは水素原子または一価の
有機基であってXおよびYの少なくとも1つは炭化水素
基以外の極性を有する有機基を示し、mは0または1で
ある。〕 (b)成分:ゴム質重合体および/または上記の(a)
成分以外の熱可塑性樹脂
【0014】以下、本発明について具体的に説明する。
本発明においては、(a)成分よりなる樹脂成分、また
は(a)成分を主成分としてこれと(b)成分とよりな
る樹脂成分に、色素化合物を含有させることにより、色
素化合物含有樹脂組成物を得る。
【0015】<(a)成分>本発明の色素化合物含有樹
脂組成物における樹脂成分を形成する(a)成分は、上
記の化3で表わされるノルボルネン誘導体よりなる単量
体(以下「特定単量体」という)を単独で、または特定
単量体をこれと共重合可能な共重合性単量体と共にメタ
セシス重合触媒を用いて開環共重合させることによって
得られる開環重合体を、更に水素添加して得られる水素
添加重合体であり、以下において「水素添加重合体
(a)」ともいう。この水素添加重合体(a)の分子量
は、ポリスチレン換算による重量平均分子量で20,000か
ら700,000 、特に30,000から 500,000であることが好ま
しい。本発明において、水素添加重合体(a)として
は、例えば特開平1−132626号公報に記載されたノルボ
ルネン環を有する化合物の開環(共)重合体を水素添加
して得られる重合体を挙げることができる。これらの特
定単量体のうち、上記化3におけるXまたはYが式−
(CH2 n COOR1 で示されるカルボン酸エステル
基である特定単量体は、得られる重合体が高いガラス転
移温度と低い吸湿性を有するものとなる点で好ましい。
特にこのカルボン酸エステル基よりなる極性置換基は、
特定単量体の1分子当たりに1個含有されることが、得
られる重合体の吸湿性が低くなる点で好ましい。また、
式−(CH2 n COOR1 で示されるカルボン酸エス
テル基のうち、nの値が小さいものほど、得られる重合
体のガラス転移温度が高くなるので好ましく、更にnが
0である特定単量体は、その合成が容易である点で、ま
た、得られる重合体に良好な特性が得られる点で好まし
い。
【0016】上記の式において、R1 は炭素数1〜20の
炭化水素基であるが、炭素数が多くなるほど得られる重
合体の吸湿性が小さくなる点では好ましい。しかし、得
られる重合体のガラス転移温度とのバランスの点から、
炭素数が1〜4の鎖状アルキル基または炭素数が5以上
の(多)環状アルキル基であることが好ましく、特にメ
チル基であることが好ましい。更に、カルボン酸エステ
ル基が結合した炭素原子に、同時に炭素数1〜10の炭化
水素基が置換基として結合されている特定単量体は、得
られる重合体のガラス転移温度を低下させずに吸湿性を
低下させるので好ましい。そして、特にこの置換基がメ
チル基である特定単量体は、その合成が容易な点で好ま
しい。本発明に用いる水素添加重合体(a)に係る開環
重合体は、特定単量体を単独で開環重合させたものであ
ってもよいが、当該特定単量体と共重合性単量体とを開
環共重合させたものであってもよい。このように共重合
性単量体が使用される場合において、開環重合体におけ
る特定単量体の割合は5モル%以上、好ましくは20モル
%以上とされる。使用される共重合性単量体としては、
メタセシス重合触媒によって開環重合し得る単量体およ
び重合体の主鎖に炭素−炭素二重結合を有する一部重合
された低重合度体を挙げることができる。
【0017】上記特定単量体のうちでは、上記化3にお
いてmが1であるテトラシクロドデセン誘導体が、ガラ
ス転移点の高い重合体が得られる点で好ましい。化3に
おいて、mが1であるテトラシクロドデセン誘導体のう
ち、好ましい化合物としては、8−カルボキシメチルテ
トラシクロ[4.4.0.1 2,5 .17,10]−3−ドデセン、8
−メチル−8−カルボキシメチルテトラシクロ[4.4.0.
1 2,5 .17,10]−3−ドデセン、5−カルボキシメチル
−ビシクロ[2.2.1 ]−2−ヘプテンなどを挙げること
ができる。
【0018】特定単量体は環状オレフィン化合物と共重
合することもできる。斯かる環状オレフィン化合物の具
体例としては、シクロペンテン、シクロオクテン、1,5
−シクロオクタジエン、1,5,9 −シクロドデカトリエン
などのシクロオレフィン類;ビシクロ[2.2.1 ]−2−
ヘプテン、トリシクロ[5.2.1.0 2,6 ]−8−デセン、
トリシクロ[5.2.1.0 2,6 ]−3−デセン、トリシクロ
[6.2.1.0 1,8 ]−9−ウンデセン、トリシクロ[6.2.
1.0 1,8 ]−4−ウンデセン、テトラシクロ[4.4.0.1
2,5 .17,10]−3−ドデセン、ペンタシクロ[6.5.1.1
3,6 .02,7 .09,13]−4−ペンタデセン、ペンタシクロ
[6.6.1.1 3,6 .02,7 .09,14]−4−ヘキサデセン、ペ
ンタシクロ[6.5.1.1 3,6 .02,7 .09,13]−11−ペンタ
デセン、ジシクロペンタジエン、ペンタシクロ[6.5.1.
13,6 .02,7 .09,13]−ペンタデカ−4,11−ジエンなど
のポリシクロアルケンを挙げることができる。
【0019】さらに特定単量体と共重合可能な共重合性
単量体としては、ポリブタジエン、ポリイソプレン、ス
チレン−ブタジエン共重合体、エチレン−プロピレン非
共役ジエン共重合ゴム、ポリノルボルネン、ポリペンテ
ナマーなどの重合体の主鎖に炭素−炭素二重結合を含ん
だ不飽和炭化水素系重合体も挙げることができる。特定
単量体とこれと共重合可能な共重合性単量体との開環重
合の方法および水素添加の方法は、特開平1−132626号
公報に記載される方法と同様の方法を挙げることができ
る。
【0020】得られる水素添加重合体(a)の水素添加
率は、通常50%以上、好ましくは70%以上、更に好まし
くは80%以上とされる。水素添加率が50%未満の重合体
は、水素添加率が低いことにより、最終的に得られる色
素化合物含有樹脂組成物の熱安定性が低くなるのみでな
く、色素化合物が含有されることによってその物性が変
化して良好な特性が確実に発現されなくなる。
【0021】<(b)成分>本発明の色素化合物含有樹
脂組成物の樹脂成分は、上記の (a) 成分を主成分とし
てこれと(b)成分とよりなるものであってもよい。こ
の (b) 成分は、ゴム質重合体および/または上記
(a)成分以外の熱可塑性樹脂である。
【0022】(b)成分として用いられるゴム質重合体
は、ガラス転移温度が0℃以下の重合体であって、通常
のゴム状重合体および熱可塑性エラストマーが含まれ
る。
【0023】ゴム状重合体としては、例えばエチレン−
α−オレフィン系ゴム質重合体;エチレン−α−オレフ
ィン−ポリエン共重合ゴム;エチレン−メチルメタクリ
レート、エチレン−ブチルアクリレートなどのエチレン
と不飽和カルボン酸エステルとの共重合体;エチレン−
酢酸ビニルなどのエチレンと脂肪酸ビニルとの共重合
体;アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸
ヘキシル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル酸
ラウリルなどのアクリル酸アルキルエステルの重合体;
ポリブタジエン、ポリイソプレン、スチレン−ブタジエ
ンまたはスチレン−イソプレンのランダム共重合体、ア
クリロニトリル−ブタジエン共重合体、ブタジエン−イ
ソプレン共重合体、ブタジエン−(メタ)アクリル酸ア
ルキルエステル共重合体、ブタジエン−(メタ)アクリ
ル酸アルキルエステル−アクリロニトリル共重合体、ブ
タジエン−(メタ)アクリル酸アルキルエステル−アク
リロニトリル−スチレン共重合体などのジエン系ゴム;
ブチレン−イソプレン共重合体などがあり、これらは、
その1種のみでなく2種以上を用いることもできる。ゴ
ム質重合体は、上記のゴム状重合体をジビニルベンゼン
などの公知の架橋剤を使用して架橋させたものであって
もよい。上記のゴム状重合体よりなるゴム質重合体は、
そのムーニー粘度 (ML1+4 、100 ℃)が5〜200 であ
ることが好ましい。
【0024】ゴム質重合体として用いられる熱可塑性エ
ラストマーとしては、例えばスチレン−ブタジエンブロ
ック共重合体、水素化スチレン−ブタジエンブロック共
重合体、スチレン−イソプレンブロック共重合体、水素
化スチレン−イソプレンブロック共重合体などの芳香族
ビニル−共役ジエン系ブロック共重合体、低結晶性ポリ
ブタジエン樹脂、エチレン−プロピレンエラストマー、
スチレングラフトエチレン−プロピレンエラストマー、
熱可塑性ポリエステルエラストマー、エチレン系アイオ
ノマー樹脂などを挙げることができる。
【0025】特に優れた透明性および鮮明性を有する色
素化合物含有樹脂組成物を得るために好ましいゴム質重
合体としては、水素化スチレン−ブタジエンのランダム
共重合体、ブロック共重合体またはブロック−ランダム
共重合体であってスチレン含有量が20〜45重量%のも
の、並びにブタジエンとアクリル酸エステルの共重合体
であってしかもブタジエンとアクリル酸エステルの重量
比が10〜90:90〜10であるもの、並びにこれらの 100重
量部にスチレンおよび/またはアクリロニトリルが0〜
30重量部の割合で共重合されたものおよびその水素添加
物を挙げることができる。
【0026】ゴム質重合体は、水素添加重合体 (a) と
の相溶性を向上させる目的で、エポキシ基、カルボキシ
ル基、ヒドロキシル基、アミノ基、酸無水物基、オキサ
ゾリン基などの特定の官能基によって変性されたもので
あってもよい。
【0027】ゴム質重合体を(b)成分として含有させ
ることにより、最終的に得られる色素化合物含有脂組成
物は、一段と優れた耐衝撃性および延性を有することが
できる。
【0028】(b)成分として用いられる熱可塑性樹脂
は、ガラス転移温度が25℃以上の重合体であり、非晶性
ポリマー、結晶性ポリマー、液晶ポリマーなどが含まれ
る。具体的には、ポリオレフィン系樹脂、スチレン系樹
脂、塩化ビニル系樹脂、アクリル系樹脂、ポリフェニレ
ンエーテル樹脂、ポリアリーレンスルフィド樹脂、ポリ
カーボネート樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹
脂、ポリエーテルスルホン樹脂、ポリスルホン樹脂、ポ
リイミド樹脂などを挙げることができる。本発明に有用
なポリオレフィン系樹脂としてはポリプロピレンなどを
挙げることができ、スチレン系樹脂としては、ポリスチ
レン、ポリクロルスチレン、ポリα−メチルスチレン、
スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−メタ
クリル酸メチル共重合体、スチレン−無水マレイン酸共
重合体、スチレン−α−メチルスチレン共重合体、スチ
レン−α−メチルスチレン−メタクリル酸メチル共重合
体、スチレン−α−メチルスチレン−アクリロニトリル
−メタクリル酸メチル共重合体などを挙げることがで
き、これらは、その1種のみでなく、2種以上を用いる
こともできる。
【0029】上記の熱可塑性樹脂を(b)成分として含
有させることにより、最終的に得られる色素化合物含有
樹脂組成物は、高い流動性を有し、優れた成形加工性を
有するものとなる。
【0030】< (a) 成分および (b) 成分の割合>本
発明の色素化合物含有樹脂組成物における樹脂成分中の
(a)成分の割合は50重量%以上とされ、好ましくは60
重量%、更に好ましくは70重量%である。従って (b)
成分は50重量%以下とされる。樹脂成分中の(a)成分
の割合が50重量%未満であると、最終的に得られる色素
化合物含有樹脂組成物は、色素化合物による美麗な外観
を呈するものとならず、しかも色素化合物を含有させる
ことによって当該樹脂成分の物性が低下するようにな
る。
【0031】<色素化合物>色素化合物の種類 上記樹脂成分に分散されて含有される色素化合物として
は、有機顔料、無機顔料および染料を挙げることができ
る。ここで、有機顔料は、水または有機溶剤に不溶性の
顔料であり、具体的には「ポリオレフィン等合成樹脂製
食品容器包装等に関する自主規制基準、第2部ポジティ
ブリスト 2−3 色材」に記載されている化合物よりなる
顔料を挙げることができる。無機顔料は、金属酸化物、
金属錯塩などの金属含有化合物よりなる顔料であり、具
体的には鉄、コバルト、アルミニウム、銅、チタン、マ
グネシウム、クロム、亜鉛、アンチモンなどの金属酸化
物および複合酸化物よりなる顔料を挙げることができ
る。
【0032】上記の色素化合物として好適な顔料の具体
例としては、ピグメントイエロー 150、ピグメントイエ
ロー 105、ピグメントイエロー97、ピグメントイエロー
183、ピグメントイエロー 147、ピグメントイエロー9
3、ピグメントイエロー94、ピグメントイエロー 128、
ピグメントイエロー83、ピグメントイエロー 109、ピグ
メントイエロー 138、ピグメントレッド 177、ピグメン
トレッド 144、ピグメントレッド 166、ピグメントレッ
ド 122、ピグメントレッド 220、ピグメントレッド 14
9、ピグメントバイオレット19、ピグメントバイオレッ
ト23、ピグメントブルー15、ピグメントグリーン7、ピ
グメントグリーン36、ピグメントブラウン25などを挙げ
ることができる。また黒色顔料としては、カーボンブラ
ックなどを挙げることができるが、これらに限定される
ものではない。
【0033】色素化合物として好適な染料の具体例とし
ては、ピグメントレッド 250、ソルベントレッド 179、
ソルベントレッド 135などのペリノン系染料;ソルベン
トレッド52、ソルベントバイオレット14、ソルベントブ
ルー94、ソルベントブルー36、ソルベントグリーン26、
ソルベントグリーン3、ソルベントグリーン20、ディス
パースレッド22、ディスパースバイオレット27、アシド
ブルー94などのアントラキノン系染料を挙げることがで
きるが、これらに限定されるものではない。
【0034】樹脂組成物自体が有する淡黄色状態を実質
的に無色状態に変更し、無色透明性を有する樹脂組成物
を得るためには、青色の顔料および染料よりなる色素化
合物が好適に用いられる。その具体例としては、ピグメ
ントブルー15、ソルベントブルー94、ソルベントブルー
36、アシドブルー94などを挙げることができる。
【0035】色素化合物の含有量 本発明の第1の目的を達成するために、色素化合物の含
有量は、樹脂成分100重量部に対して0.01〜100 重量部
とされ、好ましくは 0.1〜50重量部である。0.01重量部
未満では十分な色の濃度に着色されず、100 重量部を超
えると最終的に得られる色素化合物含有樹脂組成物は、
鮮明な有彩色性、深みのある漆黒性あるいはクリアーな
有色透明性を有する美麗な外観のものとならず、また、
色素化合物の分散不良が生じて表面荒れが生じたり、樹
脂材料の物性が低下する。
【0036】本発明の第2の目的を達成するために、色
素化合物の含有量は、樹脂成分 100重量部に対して10-7
〜0.01重量部とされ、好ましくは10-6〜0.01重量部であ
る。色素化合物の含有量をこの範囲に限定することによ
り、樹脂組成物自体が有する有色状態を実質的に無色状
態に変更することができ、これにより無色透明性を有す
る樹脂組成物を得ることができる。
【0037】以上の色素化合物は、適当な分散剤と共に
樹脂成分に混合することが好ましい。この分散剤の添加
により、樹脂成分に対する色素化合物の分散性が向上
し、その結果、得られる色素化合物含有樹脂組成物の外
観が一層美麗なものとなると共に、使用すべき色素化合
物の量を減少させることが可能となり、樹脂成分の物性
の低下が抑制される。このような分散剤としては、メチ
レンビスアマイド、エチレンビスアマイド、シリコーン
オイル、ヒマシ油の水素添加物、高級脂肪酸などを挙げ
ることができる。分散剤は、色素化合物の5〜50重量%
の範囲で添加することが好ましい。
【0038】本発明の色素化合物含有樹脂組成物は、単
軸押出機または二軸押出機、バンバリーミキサー、ニー
ダー、ミキシングロールなどを用いる通常の方法によ
り、樹脂成分と色素化合物、更に分散剤などの添加剤を
混合することによって得ることができる。一例を示す
と、ミキサーで各成分を混合した後、押出機により 220
〜350 ℃で溶融混練して造粒物を得る方法、更に簡便な
方法として各成分を直接成形機内で溶融混練して成形物
を得る方法などを挙げることができる。
【0039】また、多量の色素化合物を含有してなるペ
レット状あるいは顆粒状のマスターバッチを調製し、こ
れを樹脂成分に分散させて混合する、いわゆるカラーマ
スターバッチ方式を用いることもでき、これにより色素
化合物の分散性の向上を図ることができる。
【0040】本発明の色素化合物含有樹脂組成物には、
酸化防止剤、例えば 2,6−ジ−t−ブチル−4−メチル
フェノール、2−(1−メチルシクロヘキシル)−4,6
−ジメチルフェノール、 2,2−メチレン−ビス−(4−
エチル−6−t−ブチルフェノール)、トリス(ジ−ノ
ニルフェニルホスファイト);紫外線吸収剤、例えばp
−t−ブチルフェニルサリシレート、2,2'−ジヒドロキ
シ−4−メトキシ−ベンゾフェノン、2−(2'−ジヒド
ロキシ−4'−m−オクトキシフェニル)ベンゾトリアゾ
ール;滑剤、例えばパラフィンワックス、ステアリン
酸、硬化油、ステアロアミド、メチレンビスステアロア
ミド、m−ブチルステアレート、ケトンワックス、オク
チルアルコール、ヒドロキシステアリン酸トリグリセリ
ド、シリコーンオイル;難燃剤、例えば酸化アンチモ
ン、水酸化アルミニウム、ほう酸亜鉛、塩素化パラフィ
ン、テトラブロモブタン、ヘキサブロモベンゼン、テト
ラブロモビスフェノールA;帯電防止剤、例えばステア
ロアミドプロピルジメチル−β−ヒドロキシエチル、ア
ンモニウムトレート;充填剤、例えば酸化カルシウム、
クレー、シリカ、ガラス繊維、ガラス球、カーボン繊維
などを必要に応じて添加することができる。
【0041】ここに得られる各種成形品は、その優れた
性質を利用して、車両部品、船舶部品、航空機部品、自
動車部品、電気、電子部品あるいはOA機器などの機構
部品、更に建築材料、家具、事務用品などとして使用す
ることができる。
【0042】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明するが、
本発明がこれらによって限定されるものではない。以下
において、「部」は重量部を示す。
【0043】なお、各特性の測定、評価は下記の条件に
従って行った。外観 :目視により、鮮明性、漆黒性あるいは透明性につ
いて評価し、美麗な外観を「○」、不十分なものを
「△」、色素化合物の分散不良により表面荒れのあるも
のを「×」とした。衝撃強度保持率 :各樹脂組成物のアイゾット衝撃強度I
1 (ASTMD256 による。1/8ノッチ付、測定温度
23℃) を測定すると共に、色素化合物のみを除去した配
合処方により同様にして調製した対照用試料について同
様にしてアイゾット衝撃強度I0 を測定し、保持率(I
1 /I0 )(%)を求めた。熱変色の有無 :成形温度 310℃で連続成形したものと、
310℃で10分間滞留後成形したものとの外観を比較し
た。
【0044】また、下記の実施例および比較例において
用いられた(a)成分、(b)成分、色素化合物および
分散剤は、以下のものである。
【0045】(a)成分 重合体a−1 窒素ガスで置換した反応容器内に、下記化4で示される
特定単量体8−メチル−8−カルボキシメチルテトラシ
クロ[4.4.0.1 2,5 .17,10]−3−ドデセン 500gと、
1,2−ジクロロエタン2000mlと、分子量調節剤である1
−ヘキセン 3.8gと、触媒として、六塩化タングステン
の濃度0.05M/l のクロロベンゼン溶液91.6 mlと、パ
ラアルデヒドの濃度 0.1M/l の 1,2−ジクロロエタン
溶液 68.7 mlと、トリイソブチルアルミニウムの濃度
0.5M/l のトルエン溶液37mlとを加え、60℃で10時間
反応させることにより、固有粘度(ηinh )0.56dl/g
(クロロホルム中、30℃、濃度0.5g/dl)の開環重合
体 450gを得た。この開環重合体を9000mlのテトラヒド
ロフランに溶解し、パラジウム濃度が5重量%のパラジ
ウム−アルミナ触媒45gを加え、水素ガスを圧力が 100
Kg/cm2 となるよう仕込んで 150℃で5時間水素添加反
応させた。水素添加反応後、触媒を濾別し、濾液を塩酸
酸性の大過剰量のメタノール中に注いで、水素添加され
た重合体a−1を製造した。この重合体a−1の水素添
加率は実質上 100%であった。
【0046】
【化4】
【0047】重合体a−2 特定単量体として、下記化5で示される8−カルボキシ
メチルテトラシクロ[4.4.0.1 2,5 .17,10]−3−ドデ
セン500gを用いたほかは重合体a−1の製造と同様に
して、固有粘度(ηinh )0.78dl/g (クロロホルム
中、30℃、濃度 0.5g/dl) の開環重合体を得、これに
重合体a−1と同様にして水素添加反応を行って水素添
加された重合体a−2を製造した。この重合体a−2の
水素添加率は実質上 100%であった。
【0048】
【化5】
【0049】重合体a−3 特定単量体として、下記化6で示される5−カルボキシ
メチル−ビシクロ[2.2.1 ]−2−ヘプテンを用いたほ
かは重合体a−1の製造と同様にして固有粘度
(ηinh )0.56dl/g(クロロホルム中、30℃、濃度
0.5g/dl)の水素添加重合体a−3を製造した。この
重合体a−3の水素添加率は実質上 100%であった。で
あった。
【0050】
【化6】
【0051】重合体a−4 水素添加を行わないこと以外は実施例1と同様にして開
環重合体を得た。得られた非水素添加開環重合体を重合
体a−4とする。
【0052】(b)成分 ゴム質重合体b−1:下記の方法により製造された水素
化スチレン−ブタジエンのブロック共重合体。 (1) 内容積5リットルのオートクレーブに、脱気処理お
よび脱水処理したシクロヘキサン2500gと、スチレン 1
00gとを仕込んだ後、テトラヒドロフラン9.8 gと、n
−ブチルリチウム 0.2gとを加えて50℃で等温重合反応
を行った(第1段目重合)。重合転化率がほぼ 100%と
なった時点において、1,3−ブタジエン 325gとスチレ
ン75gとの混合物を10分間当り75gの速度で連続的に添
加しながら70℃で重合反応を行った(第2段目重合)。 (2) 添加した単量体の重合転化率がほぼ 100%に達した
時点において、n−ブチルリチウム 0.6gと、 2,6−t
−ブチルクレゾール 0.6gと、ビス(シクロペンタジエ
ニル)チタニウムジクロリド0.28gと、ジエチルアルミ
ニウム 1.1gとを加え、水素ガスを 1.0Kg/cm2 の圧力
に保ちながら1時間水素化反応を行った。次いで、反応
液を室温まで冷却し、オートクレーブより取り出した
後、スチームストリッピングにより溶媒を除去し、温度
120℃のロールで乾燥して水素化スチレン−ブタジエン
のブロック共重合体を得た。得られた水素化スチレン−
ブタジエンのブロック共重合体の分子特性は、 全結合スチレンの含有量 … 35 % ブロック中の結合スチレンの含有量… 20 % ブロック中のブタジエン部分のビニル結合の含有量… 40 % 水素化率 … 98 % 分子量 …16×104 メルトフローレート(230℃、5Kg)…30g/10min 屈折率D 25 …1.515 であった。
【0053】熱可塑性樹脂b−2:ポリプロピレン「B
C−8」(三菱油化社製)
【0054】色素化合物 C−1 :「ピグメントイエロー 150」C−2 :カーボンブラック「三菱カーボン #45」(三菱
化成社製)C−3 :「ピグメントレッド 250」C−4 :「ソルベントブルー94」C−5 :「ピグメントブルー15」分散剤 :エチレンビスアマイド
【0055】実施例1〜12および比較例1〜4 上記のようにして得られた(a)成分、(b)成分、色
素化合物および分散剤を表1〜表4に示す処方に従って
配合し、50mm径の押出機を用いて 280℃で混練し、ペレ
ット状の色素化合物含有樹脂組成物を得た。この色素化
合物含有樹脂組成物を射出成形機を用いて温度 310℃で
成形することにより、各樹脂組成物による試験片を作製
し、各試験片について、鮮明性、漆黒性あるいは有色透
明性について判定し、衝撃強度保持率を求めた。また熱
変色の有無を調べた。結果を表1〜表4に示す。
【0056】実施例13 重合体a−1の40部と、色素化合物C−2の60部と、分
散剤の40部とをバンバリーミキサーにより 280℃で混練
することにより、色素化合物のマスターバッチを調製し
た。重合体a−1の 100部と、上記の色素化合物のマス
ターバッチの3部とを50mm径の押出機を用いて 280℃で
混練し、ペレット状の色素化合物含有樹脂組成物を得
た。この色素化合物含有樹脂組成物を、射出成形機を用
いて温度 310℃で成形することにより試験片を作製し、
上記と同様のテストを行った。結果を表3に示す。
【0057】実施例14 重合体a−1の 100部と、色素化合物C−4の1部とを
バンバリーミキサーにより 280℃で混練することによ
り、色素化合物のマスターバッチを調製した。重合体a
−1の 100部と、上記の色素化合物のマスターバッチの
0.01部とを50mm径の押出機を用いて 280℃で混練し、ペ
レット状の色素化合物含有樹脂組成物を得た。この色素
化合物含有樹脂組成物を、射出成形機を用いて温度 310
℃で成形することにより試験片を作製し、上記と同様の
テストを行った。結果を表3に示す。
【0058】実施例15 色素化合物C−4に代えて色素化合物C−5を用いたこ
と以外は実施例14と同様にして色素化合物のマスターバ
ッチを調製した。重合体a−1の 100部と、上記の色素
化合物のマスターバッチの 0.1部とを50mm径の押出機を
用いて 280℃で混練し、ペレット状の色素化合物含有樹
脂組成物を得た。この色素化合物含有樹脂組成物を、射
出成形機を用いて温度 310℃で成形することにより試験
片を作製し、上記と同様のテストを行った。結果を表3
に示す。
【0059】
【表1】
【0060】
【表2】
【0061】
【表3】
【0062】
【表4】
【0063】実施例1〜実施例7、実施例9および実施
例12の色素化合物含有樹脂組成物は鮮明な黄色であり、
実施例8、実施例10および実施例13の色素化合物含有樹
脂組成物は深みのある漆黒色であり、また実施例11の色
素化合物含有樹脂組成物は赤色透明性を有するものであ
った。また、実施例1〜実施例11および実施例13の色素
化合物含有樹脂組成物は、衝撃強度保持率がいずれも90
%以上と非常に高く、色素化合物が含有されていること
による衝撃強度の低下は殆ど認められなかった。このよ
うな現象は、この色素化合物含有樹脂組成物の分野にお
いては、驚くべきことというべきである。
【0064】これに対し、比較例1の樹脂組成物は樹脂
成分に対する色素化合物の割合が過大であるため、また
比較例2および比較例3の樹脂組成物は(a)成分の含
有割合が過小であるため、いずれも外観の状態が劣るも
のであった。また、比較例1〜4の樹脂組成物は衝撃強
度保持率が低く、色素化合物が含有されることによる衝
撃強度の低下が顕著である。
【0065】実施例14および15の色素化合物含有樹脂組
成物は、樹脂成分 100重量部に対し、青色の色素化合物
が10-6〜10-5重量部の割合で含有されているので、樹脂
組成物自体が有する淡黄色状態が実質的に無色状態に変
更され、得られた成形品は無色透明性を有するものであ
った。また衝撃強度保持率はいずれも100 %であった。
【0066】
【発明の効果】請求項1の色素化合物含有樹脂組成物
は、特定の(a)成分を主成分とする樹脂成分に色素化
合物が含有されてなるものであるので、色素化合物によ
り、鮮明な有彩色性、深みのある漆黒性あるいはクリア
ーな有色透明性を有する美麗な外観を呈するものとな
り、しかも色素化合物が含有されることによって耐衝撃
性などの物性が低下することがなく、当該樹脂成分の有
する優れた物性が十分に発現される。従って、(a)成
分の有する優れた光学的性質、耐熱性、耐候性および機
械的性質を十分に利用しながら、同時に美麗な外観を有
する樹脂製品を提供することができ、自動車部品や家電
部品などの種々の用途に好適である。
【0067】請求項2の色素化合物含有樹脂組成物は、
色素化合物が特定の割合で含有されているので、樹脂組
成物自体が有する有色状態が実質的に無色状態に変更さ
れて無色透明性を有する樹脂組成物となり、しかも耐衝
撃性などの物性が低下することがない。従って、無色透
明性が要求される樹脂成型品などの用途に好適に用いる
ことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 65/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記(a)成分 100〜50重量%と、下記
    (b)成分0〜50重量%とからなる樹脂成分 100重量部
    に対し、色素化合物が0.01〜100 重量部含有されてなる
    ことを特徴とする着色された色素化合物含有樹脂組成
    物。 (a)成分:下記化1で表わされる少なくとも1種のノ
    ルボルネン誘導体よりなる単量体またはこの単量体およ
    びこれと共重合可能な共重合性単量体を開環重合させて
    得られる開環重合体を更に水素添加して得られる水素添
    加重合体。 【化1】 〔化1中、AおよびBは水素原子または炭素数1〜10の
    炭化水素基であり、XおよびYは水素原子または一価の
    有機基であってXおよびYの少なくとも1つは炭化水素
    基以外の極性を有する有機基を示し、mは0または1で
    ある。〕 (b)成分:ゴム質重合体および/または上記の(a)
    成分以外の熱可塑性樹脂
  2. 【請求項2】 下記(a)成分 100〜50重量%と、下記
    (b)成分0〜50重量%とからなる樹脂成分 100重量部
    に対し、色素化合物が10-7〜0.01重量部含有されてなる
    ことを特徴とする色素化合物含有樹脂組成物。 (a)成分:下記化2で表わされる少なくとも1種のノ
    ルボルネン誘導体よりなる単量体またはこの単量体およ
    びこれと共重合可能な共重合性単量体を開環重合させて
    得られる開環重合体を更に水素添加して得られる水素添
    加重合体。 【化2】 〔化2中、AおよびBは水素原子または炭素数1〜10の
    炭化水素基であり、XおよびYは水素原子または一価の
    有機基であってXおよびYの少なくとも1つは炭化水素
    基以外の極性を有する有機基を示し、mは0または1で
    ある。〕 (b)成分:ゴム質重合体および/または上記の(a)
    成分以外の熱可塑性樹脂
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