JP3299341B2 - インクジェット染色用有毛布帛及びその染色方法 - Google Patents

インクジェット染色用有毛布帛及びその染色方法

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェット方式に
より染色するに際し均一性の高い、且つ深い色調を有す
る画像を表現できる染色用有毛布帛とそのインクジェッ
ト染色方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、繊維素材の開発及び編織技術の進
歩により、ニーズにあった有毛布帛が生産できるように
なり、有毛布帛の用途は格段に広がる可能性が出てき
た。有毛布帛を染色する場合、浸染については従来の技
術が利用でき、おおよそ問題となるところはなく、ま
た、捺染においても、従来の捺染法に種々の改良が重ね
られてかなりの水準に達している。しかし後者の捺染に
は、企画、彫刻もしくは製版、捺染糊の作成、生地準備
等の工程が必要であり、このような工程を経たうえで始
めて捺染による染色が可能である。従って、工数、時間
がかかり、コスト面での負担も大きく、今日の多品種少
量生産方式に必ずしもマッチしているとは言えない。
【0003】そこで多品種少量生産に最も適していると
言われているインクジェット方式による染色法の実用化
が研究されている。しかしインクジェット方式による染
色では、布帛面の毛羽の状態が印写時に支障となり、布
帛製品の品位に大きく影響し、今だ十分均一性の高い且
つ鮮明な画像は得られていない。
【0004】即ち、編みまたは織り工程中、布帛の保管
中、およびインクジェット染色準備工程中に布帛面にあ
らゆる方向から外力や摩擦力が加わるため、図1
(a)、図1(b)に示すように、有毛布帛特有の毛羽
がランダムな立ち状態になるのである。また、これを例
えば整毛工程などにより整毛しても、前述の如き外力や
摩擦力によつて生じた毛羽の乱れを、インクジェット染
色布帛の品位に影響しない程度に抑えることは、極めて
困難であった。そして布帛面をインクジェット印写によ
り染色すると、毛羽の向きの乱れている箇所の染着性に
他所との格差が生じ、その結果、布帛面にボケ、ムラ
が、発生して均一性の高い染色効果が得られない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の諸問題
の解決を意図したものである。即ち、本発明の目的は、
有毛布帛の毛羽の乱れによりインクジェット染色におい
て発生する色ボケ、ムラを効果的に防止し、均一性の高
い、且つ深色性のある染色画像を得ることができるイン
クジェット染色用有毛布帛及びその染色方法にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】しかして本発明者等は、
有毛布帛の毛羽の立ち状態及び毛羽の方向性とインクジ
ェット方式における染着性について検討したところ、
編、織工程や、その後の取扱いにより、例えば部分的に
布帛面に対して押圧が加わった場合、また、部分的に他
の物質と摩擦が生じるような外力が加わった場合は、有
毛布帛の毛羽の立ち状態、即ち毛羽の方向性が、図1
(a)、図1(b)に示しているように、部分的に乱れ
ることがわかった。そして、前述のごとく整毛工程によ
り整毛を行っても、繊維自体の有する粘弾性及び熱履歴
等により、元の形状が回復再現されて出てくることによ
り、整毛状態を維持することができないこともわかっ
た。
【0007】これが、インクジェット印写において布帛
面自体の染着性に差を生じせしめ、いわゆる色ボケ、ム
ラ発生の原因となっているのである。毛羽の長さや方向
性の一定していない紡績糸使用の布帛においても、この
ようなことが問題となる。
【0008】即ち厳密にいうと、紡績糸の場合には、毛
羽の長さ、その方向がバラツイており、次のような欠点
が現れるのである。 イ)濃染される部分と染着不良の部分が、不規則に生じ
て全体的にボケ色状になったり、また俗にメチャといわ
れる現象が出る。 ロ)比較的長い毛羽は、全般的に染着不良になり易く、
全体として深色性の不足した色調となり均一性に劣る。
【0009】これが混紡糸だと毛羽の材質上の相違から
尚更そのバラツキが酷くなり上記のような欠点がより以
上に顕著になる。このような原因を解明したところ、発
明者等は、インク保持機能を有する貼着層に毛羽を埋め
込み、毛羽の方向性を整えた状態で一時的に固定し、し
かる後、該布帛面にインクジェット印写することによ
り、トラブルを防止できることを見出した。本発明はこ
れらの知見に基づいて本願発明を完成させるに到ったも
のである。
【0010】即ち、本発明は、(1)、貼着剤層を付与
された染色用有毛布帛であって、該貼着剤層が毛羽全体
を染色するためのインク保持剤としての能力を有し、該
貼着剤層内に毛羽が同一方向に引揃えられて埋め込まれ
ているインクジェット染色用有毛布帛に存する。 そして、(2)、有毛布帛を染色する染色方法であっ
て、布帛に貼着剤層を付与した後、布帛の毛羽を同一方
向に引揃えると同時に貼着剤層内に該毛羽を埋め込み、
然る後インクジェット印写するものであり、該貼着剤層
が毛羽全体を均一に染色するためのインク保持剤として
の能力を有するインクジェット染色方法に存する。 そしてまた、(3)、有毛布帛を染色する染色方法であ
って、布帛に貼着剤層を付与した後、布帛の毛羽を同一
方向に引揃えると同時に貼着剤層内に該毛羽を埋め込
み、然る後インクジェット印写し、ついで固着熱処理す
ものであり、該貼着剤層が毛羽全体を染色するための
インク保持剤としての能力を有するインクジェット染色
方法に存する。 そしてまた、(4)、有毛布帛を染色する染色方法であ
って、布 帛に貼着剤層を付与した後、布帛の毛羽を同
一方向に引揃えると同時に貼着剤層内に該毛羽を埋め込
み、然る後インクジェット印写し、ついで固着熱処理し
た後、洗浄により該貼着剤を除去するものであり、該
貼着剤層が毛羽全体を染色するためのインク保持剤とし
ての能力を有するインクジェット染色方法に存する。
【0011】本発明でいう有毛布帛とは、布帛の表面に
毛羽を有する繊維状物で下記のものを指す。 A、起毛織物,起毛編物,起毛不織布,パイル織物,パ
イル編物タフテング等で編織及び又は加工によるもの。 B、布帛を構成している糸又は糸の一部に紡績糸を使用
した織物及び編物等で布帛表面に長,短及び方向等の不
規則な毛羽を有しているもの。 C、AとBが組合されているものであつて素材としては
特に限定されず各種の、天然繊維、合成繊維等からなる
もの。
【0012】本発明の貼着剤としては、下記のような条
件を満たすものをいう。 (1)毛羽に対する貼着効果が、良いこと。 (2)染料インクに対し実質的に非染着性であること。 (3)インク保持剤と相溶性が良いこと、また、好まし
くは貼着剤自体がインク保持剤としての能力を有してい
ること。(もっとも、実用上は多くの貼着剤が、それ自
体インク保持剤としての能力を有している。) (4)インクジェット染色後、水洗により容易に除去で
きること。
【0013】ここで重要なことは、布帛に付与する貼着
剤自身がインク保持剤としての性能を有しているか、又
はインク保持剤と相溶性が良いものであることである。
前者は勿論のこと、後者においては、貼着剤にインク保
持剤を混ぜることによって、インクジェット印写時、貼
着剤が染料インクを保持することができ、そのため埋め
込まれた毛羽は全長にわたって均一に染料インクと接触
することができて、毛羽自体確実に且つ均一に染着され
る。
【0014】具体的な貼着剤としては、小麦澱粉、コー
ンスターチ、馬鈴薯澱粉等の澱粉類、アラビアガム等の
天然ガム類、ニカワ、カゼイン等の動物性蛋白質、カル
ボキシメチルセルロース等の繊維素誘導体、ポリビニル
アルコール系化合物、アクリル酸系水溶性高分子等があ
るが、これらを2種以上用途に応じて混合して使用する
のが良い。
【0015】尚、貼着剤剤溶液の調整に際し、濃度管理
とするか粘度管理とするかは、使用する貼着剤及びその
貼着手段を考慮して決めるべきである。例えば、合成繊
維のハイカウントデニールの毛羽或いは紡績糸の毛羽の
貼着については、比較的使用濃度が低くて十分なので、
濃度管理が便利であり、使用濃度範囲は5〜15%OW
S程度である。また、例えば、カット起毛品のように毛
羽の発生密度の高いもの或いは毛羽の繊度の高いもの等
は、比較的高い使用濃度が必要なため粘度管理が便利で
あり、使用粘度の範囲は1000〜15000CPSで
ある。
【0016】図2はインクジェット印写後の貼着剤層に
おける毛羽の状態を示す。毛羽が貼着剤層Hに埋め込ま
れた(貼着剤層の表面に貼り付いた状態も含む)後、イ
ンクジェット印写により布帛に染料インクが吐出される
と、該染料インクは一旦貼着剤層に保持され貼着剤層に
埋め込まれた毛羽は染着される。貼着剤層には染料イン
クPが分散しており、貼着剤層に埋め込まれた毛羽全体
がその中で確実に染着されることが理解できる。
【0017】
【作用】布帛に貼着剤層を付与する。貼着剤層を付与し
た後、毛羽を一定方向に引き揃える。毛羽を引き揃えた
後、貼着剤層内に埋め込む。貼着剤層内に埋め込んだ
後、インクジェット印写を行う。
【0018】
【実施例】以下、実施例を図面に従って説明していく。
図4は実施例である有毛布帛に貼着剤層を付与し毛羽を
引き揃え埋め込む方法の概略図を示す。今フイードロー
ラ1により送り出されてきた有毛布帛Aはガイドローラ
2を通過して貼着剤が入っている浴槽3に入る。図3
(a)に浴槽3に入る前の有毛布帛の状態を模式的に示
した。
【0019】布帛は浴槽内に配置された浴中ローラ4を
介することにより、貼着剤Bの中を通り十分貼着剤を付
与される。その後、浴槽を出て絞りローラ5により余分
の貼着剤が絞り落とされて、一定の厚みの貼着剤層Hが
形成される。図3(b)に有毛布帛の毛羽Kに貼着剤層
Hが付与された状態を模式的に示した。
【0020】その後、有毛布帛は、表面に離型処理を施
した引き揃えベルト6と円筒形のサクションドラム9と
よりなる毛羽揃え装置Cに送られる。カバー10はサン
クションドラム9の保護と貼着剤層等の屑受けの役割を
果たす。毛羽揃え装置Cに送られた有毛布帛Aは、貼着
剤層の表面より上方に外部に突出している毛羽の部分
が、この2つの引き揃えベルト6とサクションドラム9
とにより一方方向に揃えられる。この時同時に毛羽Kが
貼着剤層内に埋め込まれる。図3(c)に毛羽が貼着剤
層に埋め込まれた状態を模式的に示した。尚、図面は模
式的に示したもので、実際には毛羽Kが貼着剤層Hに埋
め込まれたり、貼着剤層表面に張り付けられたりしてい
る状態になっている。
【0021】引き揃えベルト6は両端のローラ7a,7
bによりそのスピードが調節されるが、サンクションド
ラム9との接圧力も調整可能である。例えば、一方のロ
ーラ7aを白抜き矢印の如く外側へ移動し、引き揃えベ
ルト6の張力を増強することにより引き揃えベルト6と
サンクションドラム9との接圧力が強まる。またサンク
ションドラム9もその回転速度は自由に調整が可能とな
っている。
【0022】一方両ローラ7a,7bの間には幾つかの
噴射ノズル8が配設されており、熱風が貼着剤層に向か
って噴射される。熱風が噴射されると、引き揃えベルト
6はメッシュで作られているため、熱風はメッシュの目
を通過して貼着剤層の表面に吹きつけられる。その結
果、引き揃えベルト6により毛羽Kの上部が貼着剤層内
に抑え付けられた状態で、熱風によって貼着剤層が半乾
燥の状態にされる。したがって、引き揃えられて貼着剤
層内に埋め込まれている毛羽は、その貼着状態を確実に
維持される。
【0023】布帛はこの状態で毛羽揃え装置を離れ、イ
ンクジェット印写の前に通常行われる乾燥工程である乾
燥ゾーンZに送られる。
【0024】上述した毛羽揃え装置Cは、引き揃えベル
ト6を、サクションドラム9の表速で送られている有毛
布帛Aよりズレたやや遅い速度で、同方向に移動させる
ことにより、図4の様に毛羽は順目(進行方向と逆に倒
れている状態)に引き揃えられる。また引き揃えベルト
6をサクションドラム9の表速で送られている布帛より
ズレたやや速い速度で同方向に移動させることにより、
毛羽Kは逆目(進行方向に倒れている状態)に引き揃え
られる。つまり毛羽揃え装置Cは、引き揃えベルト6と
サクションドラム9の表速の相対的な差で、毛羽Kの引
き揃え方向を順目にしたり逆目にしたりすることができ
る。
【0025】乾燥ゾーンZに送られたあとは、インクジ
ェット印写される。インクジェット印写の後は、印写面
に対して通常のスチームによる湿熱処理が行われて熱固
着され、その後付与された貼着剤が洗浄される。洗浄は
通常のソーピング剤に浸すことにより行われ、布帛に含
まれている貼着剤剤、捺染糊等の付着物が取り除かれ
る。
【0026】以上詳しく述べてきたが、この発明は実施
例にのみ限定されることなく、その本質から逸脱しない
範囲で他のいろいろな変形例が可能なことはいうまでも
ない。例えば、図4に示した毛羽揃え装置Cは引き揃え
ベルトとサンクションドラムを使用しているが、メッシ
ュローラだけを数段設けたものでも良いし、刷毛等を使
ったものでも可能である。要は、毛羽を貼着剤層に埋め
込むことができる手段であれば何でも良い。
【0027】また、本発明の対象は有毛布帛であるが、
先述したように紡績糸は勿論のこと、本質的に少なくと
も毛羽を有するものであれば、その大小、長短を問わず
十分効果を得ることができることは当然である。
【0028】
【発明の効果】有毛布帛の毛羽の乱れによりインクジェ
ット染色において発生する色ボケ、ムラを効果的に防止
し、均一の高い、且つ深色性のある画像を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)及び図1(b)は有毛布帛の毛羽の
乱れを模式的に示した図である。
【図2】図2はインクジェット印写後の貼着剤層におけ
る毛羽の状態を示す。
【図3】図3(a)は浴槽に入る前の有毛布帛の状態を
模式的に示した図である。図3(b)は有毛布帛に貼着
剤層が付与された状態を模式的に示した図である。図3
(c)は毛羽が貼着剤層に埋め込まれた状態を模式的に
示した図である。
【図4】図4は実施例である有毛布帛に貼着剤層を付与
し毛羽を引き揃え埋め込む方法の概略図である。
【符号の説明】
1 フィードローラ 2 ガイドローラ 3 浴槽 4 浴中ローラ 5 絞りローラ 6 引き揃えベルト 7a ローラ 7b ローラ 8 噴射ノズル 9 サンクションドラム 10 カバー A 有毛布帛 B 貼着剤 C 毛羽揃え装置 H 貼着剤層 K 毛羽 P 染料インク Z 乾燥ゾーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 広崎 幸雄 福井県福井市毛矢1丁目10番1号 セー レン株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−158562(JP,A) 特開 昭61−231279(JP,A) 特開 昭48−98178(JP,A) 特開 昭55−1400(JP,A) 特開 昭55−12897(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06P 5/00 B41M 5/00 D06P 3/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貼着剤層を付与された染色用有毛布帛で
    あって、該貼着剤層が毛 羽全体を染色するためのインク
    保持剤としての能力を有し、該貼着剤層内に毛羽が同一
    方向に引揃えられて埋め込まれていることを特徴とする
    インクジェット染色用有毛布帛。
  2. 【請求項2】 有毛布帛を染色する染色方法であって、
    布帛に貼着剤層を付与した後、布帛の毛羽を同一方向に
    引揃えると同時に貼着剤層内に該毛羽を埋め込み、然る
    後インクジェット印写するものであり、該貼着剤層が毛
    羽全体を均一に染色するためのインク保持剤としての能
    力を有することを特徴とするインクジェット染色方法。
  3. 【請求項3】 有毛布帛を染色する染色方法であって、
    布帛に貼着剤層を付与した後、布帛の毛羽を同一方向に
    引揃えると同時に貼着剤層内に該毛羽を埋め込み、然る
    後インクジェット印写し、ついで固着熱処理するもので
    あり、該貼着剤層が毛羽全体を染色するためのインク保
    持剤としての能力を有することを特徴とするインクジェ
    ット染色方法。
  4. 【請求項4】 有毛布帛を染色する染色方法であって、
    布帛に貼着剤層を付与した後、布帛の毛羽を同一方向に
    引揃えると同時に貼着剤層内に該毛羽を埋め込み、然る
    後インクジェット印写し、ついで固着熱処理した後、洗
    浄により該貼着剤を除去するものであり、該貼着剤層
    が毛羽全体を染色するためのインク保持剤としての能力
    を有することを特徴とするインクジェット染色方法。
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