JP3299234B2 - 車両シートの固定装置及びこの固定装置を備えた車両シート並びに車両シート用スライドバー - Google Patents
車両シートの固定装置及びこの固定装置を備えた車両シート並びに車両シート用スライドバーInfo
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/005—Arrangement or mounting of seats in vehicles, e.g. dismountable auxiliary seats
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- B60N2/01508—Attaching seats directly to vehicle chassis using quick release attachments
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は車両シート固定装
置、このような装置の付いた車両シートおよびこのよう
な車両シート用スライドバーに関する。
置、このような装置の付いた車両シートおよびこのよう
な車両シート用スライドバーに関する。
【０００２】特に、本発明はシートのシート部を車両床
上に搭載する固定装置に関し、この固定装置は、シート
部に連結されるように設計されたベースであって、床お
よびベースは以後一方が第１の支持要素と呼ばれ他方は
第２の支持要素と呼ばれるベースと、簡単な垂直インタ
ーロック作用により相互に協同してベースを車両床上に
水平に位置決めするように設計された、第１の支持要素
に連結される位置決め手段および第２の支持要素に連結
される相補位置決め手段と、第１の支持要素に連結され
る少なくとも１つの剛性アンカー部材と、一方ではアン
カー部材と協同してベースを車両床上に垂直に固定する
ロック位置と、他方ではベースを車両床上に固定しない
解放位置との間でスライド可能に第２の支持要素上に搭
載された少なくとも１つのラッチと、ラッチをロック位
置へ付勢する弾性手段と、を含んでいる。
上に搭載する固定装置に関し、この固定装置は、シート
部に連結されるように設計されたベースであって、床お
よびベースは以後一方が第１の支持要素と呼ばれ他方は
第２の支持要素と呼ばれるベースと、簡単な垂直インタ
ーロック作用により相互に協同してベースを車両床上に
水平に位置決めするように設計された、第１の支持要素
に連結される位置決め手段および第２の支持要素に連結
される相補位置決め手段と、第１の支持要素に連結され
る少なくとも１つの剛性アンカー部材と、一方ではアン
カー部材と協同してベースを車両床上に垂直に固定する
ロック位置と、他方ではベースを車両床上に固定しない
解放位置との間でスライド可能に第２の支持要素上に搭
載された少なくとも１つのラッチと、ラッチをロック位
置へ付勢する弾性手段と、を含んでいる。
【０００３】
【従来の技術】ＧＢ−Ａ−２００８９３８にはこのよう
な固定装置が記載されており、それはベース上に搭載さ
れた２つのラッチを含みその各々が車両床上に搭載され
た２つのアンカー部材と協同する。
な固定装置が記載されており、それはベース上に搭載さ
れた２つのラッチを含みその各々が車両床上に搭載され
た２つのアンカー部材と協同する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの固定装置
は、シートを車両床に固定するために、オペレータは同
時にシートをアンカー部材上に位置決めしかつ２つのラ
ッチを弾性手段の作用に抗して解放位置へ変位させなけ
ればならない。したがって、従来技術のこの固定装置は
操作しにくいという欠点がある。
は、シートを車両床に固定するために、オペレータは同
時にシートをアンカー部材上に位置決めしかつ２つのラ
ッチを弾性手段の作用に抗して解放位置へ変位させなけ
ればならない。したがって、従来技術のこの固定装置は
操作しにくいという欠点がある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この欠点を克服すること
が本発明の目的である。そのために、本発明は最初にラ
ッチをその解放位置に維持する少なくとも１つのトリガ
を有し、このトリガは第２の支持要素上に搭載されてい
てシートが車両床上に位置決めされる時に第１の支持要
素に作用して弾性手段の作用の下でそのロック位置へシ
フトさせることができるように配置されていることを本
質的な特徴とする固定装置である。この特徴により、オ
ペレータは単一動作でシートを車両床上に配置するだけ
でよいので、ベースを車両床に固定する操作は簡単かつ
迅速となる。さらに、本発明により提案される固定装置
は単純かつ低廉である。
が本発明の目的である。そのために、本発明は最初にラ
ッチをその解放位置に維持する少なくとも１つのトリガ
を有し、このトリガは第２の支持要素上に搭載されてい
てシートが車両床上に位置決めされる時に第１の支持要
素に作用して弾性手段の作用の下でそのロック位置へシ
フトさせることができるように配置されていることを本
質的な特徴とする固定装置である。この特徴により、オ
ペレータは単一動作でシートを車両床上に配置するだけ
でよいので、ベースを車両床に固定する操作は簡単かつ
迅速となる。さらに、本発明により提案される固定装置
は単純かつ低廉である。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明の固定装置は、下記の特徴
の一方および／もしくは他方を組み込むことができる。
すなわち、トリガはラッチにより支えられ、一方ではフ
ックフィンガが第２の支持要素上に掛止される待機位置
と、−他方ではフックフィンガが第２の支持要素上に掛
止されないクリヤ位置と、の間で変位できるフックフィ
ンガを有し、準備位置で、フックフィンガがベースが車
両床上に位置決めされる時にアンカー部材に作用してそ
の準備位置からそのクリヤ位置へ変位されラッチを解除
できるように配置され、第２の支持要素はラッチがロッ
ク位置にある時にフックフィンガを受け入れてこのラッ
チをブロックするように設計されたスロットを有する。
ラッチは少なくとも１つの可撓性トングをカットアウト
してトリガが形成される金属板のデザインであり、この
トングはトリガのフックフィンガを形成する折畳み端ま
で延びている。
の一方および／もしくは他方を組み込むことができる。
すなわち、トリガはラッチにより支えられ、一方ではフ
ックフィンガが第２の支持要素上に掛止される待機位置
と、−他方ではフックフィンガが第２の支持要素上に掛
止されないクリヤ位置と、の間で変位できるフックフィ
ンガを有し、準備位置で、フックフィンガがベースが車
両床上に位置決めされる時にアンカー部材に作用してそ
の準備位置からそのクリヤ位置へ変位されラッチを解除
できるように配置され、第２の支持要素はラッチがロッ
ク位置にある時にフックフィンガを受け入れてこのラッ
チをブロックするように設計されたスロットを有する。
ラッチは少なくとも１つの可撓性トングをカットアウト
してトリガが形成される金属板のデザインであり、この
トングはトリガのフックフィンガを形成する折畳み端ま
で延びている。
【０００７】弾性手段はトリガを形成する可撓性端分岐
を有する少なくとも１つの伸長スプリングを含み、この
端分岐はラッチに固定されてトリガのフックフィンガを
形成する折畳み端まで延びている。
を有する少なくとも１つの伸長スプリングを含み、この
端分岐はラッチに固定されてトリガのフックフィンガを
形成する折畳み端まで延びている。
【０００８】アンカー部材はショルダを有し第２の支持
要素のスロット内に係合する垂直ピンでありラッチは少
なくとも１つの細長穴が明けられる水平板として設計さ
れ、この細長穴はより狭いゾーンが延びている広幅端部
を有し、細長穴の広幅端部はラッチがその解放位置にあ
る時は第２の支持要素のスロットと一致するように配置
されていて垂直ピンは前記スロット内に係合することが
でき、細長穴の狭いゾーンはラッチがそのロック位置に
ある時は垂直ピンのショルダ上に配置されるように設計
されている。
要素のスロット内に係合する垂直ピンでありラッチは少
なくとも１つの細長穴が明けられる水平板として設計さ
れ、この細長穴はより狭いゾーンが延びている広幅端部
を有し、細長穴の広幅端部はラッチがその解放位置にあ
る時は第２の支持要素のスロットと一致するように配置
されていて垂直ピンは前記スロット内に係合することが
でき、細長穴の狭いゾーンはラッチがそのロック位置に
ある時は垂直ピンのショルダ上に配置されるように設計
されている。
【０００９】固定装置は少なくとも２つの前記アンカー
部材を有し、それらは第２の支持要素内の２つのスロッ
ト内に垂直に配置されるように設計されており、これら
のアンカー部材は前記位置決め手段の少なくとも一部を
形成しこれらのスロットは前記相補位置決め手段の少な
くとも一部を形成する。固定装置は同じラッチと協同す
る少なくとも２つのアンカー部材を有し、固定装置は各
々がラッチと協同する少なくとも２つのアンカー部材を
有する。ラッチは案内内をスライドし少なくともラッチ
がその解放位置にある時に案内の外部で見ることができ
るビューイングゾーンを有する。そして、第１の支持要
素はベースからなり第２の支持要素は車両床であり、又
は、第１の支持要素は車両床であり第２の支持要素はベ
ースであることもできる。
部材を有し、それらは第２の支持要素内の２つのスロッ
ト内に垂直に配置されるように設計されており、これら
のアンカー部材は前記位置決め手段の少なくとも一部を
形成しこれらのスロットは前記相補位置決め手段の少な
くとも一部を形成する。固定装置は同じラッチと協同す
る少なくとも２つのアンカー部材を有し、固定装置は各
々がラッチと協同する少なくとも２つのアンカー部材を
有する。ラッチは案内内をスライドし少なくともラッチ
がその解放位置にある時に案内の外部で見ることができ
るビューイングゾーンを有する。そして、第１の支持要
素はベースからなり第２の支持要素は車両床であり、又
は、第１の支持要素は車両床であり第２の支持要素はベ
ースであることもできる。
【００１０】さらに、本発明のもう１つの目的は少なく
とも１つの前記した固定装置により車両床上に搭載され
る車両シートであり、このシートは、シート部に固定さ
れた前記ベース、前記相補位置決め手段、前記ラッチ、
前記弾性手段、および前記トリガを含んでいる。
とも１つの前記した固定装置により車両床上に搭載され
る車両シートであり、このシートは、シート部に固定さ
れた前記ベース、前記相補位置決め手段、前記ラッチ、
前記弾性手段、および前記トリガを含んでいる。
【００１１】最後に、本発明のもう１つの目的は前記し
た車両シートの縦方向位置を調整するためのスライドバ
ーを提供することであり、前記スライドバーはベースに
属し前記相補位置決め手段、前記ラッチ、前記弾性手段
および前記トリガを支える少なくとも１つの固定部を有
する。有利なことに、固定部は水平ベースおよび２つの
垂直翼を有する実質的な頂部開放Ｕ字型断面を有し、ラ
ッチはこの断面のベース上の固定部内にスライド可能に
搭載されている。
た車両シートの縦方向位置を調整するためのスライドバ
ーを提供することであり、前記スライドバーはベースに
属し前記相補位置決め手段、前記ラッチ、前記弾性手段
および前記トリガを支える少なくとも１つの固定部を有
する。有利なことに、固定部は水平ベースおよび２つの
垂直翼を有する実質的な頂部開放Ｕ字型断面を有し、ラ
ッチはこの断面のベース上の固定部内にスライド可能に
搭載されている。
【００１２】
【実施例】本発明の車両シートの固定装置の実施例につ
いて図面を参照して説明すると、図１はシート３上に搭
載された背もたれ２を有する車両シート１、特にモータ
車両のフロントシートを表す。シートは２つの平行縦ス
ライドバー５、図１には１つしか図示せず、を含むベー
スにより車両の床４の固定されている。各スライドバー
５は、一方では、車両床４に連結される固定金属部６、
他方では、固定部６に沿ってスライドしてシートの縦方
向位置を前後に調整できるように搭載された移動金属部
７を有する。図２および図３に示すように、固定部はベ
ース８および２つの垂直側翼９を有する実質的な頂部開
放Ｕ字型断面を有する。固定部の前端１０および後端１
１は、それぞれ、垂直下向きに延びるフロントおよびレ
アメタルアンカーピン１２，１３を有する。これらの各
アンカーピンは上向きショルダを画定する拡大底部ヘッ
ド１４，１５を有する。さらに、図示する例では、フロ
ントアンカーピンの拡大ヘッド１４は頂部へ向かって張
り出した切頭錐形状であり、レアアンカーピンの拡大ヘ
ッド１５は部分切頭錐形状であり、前記したショルダ１
６のレベルのすぐ下にヘッド１５の前面へ向けて配置さ
れた下向きの平坦化部１７を形成するノッチが設けられ
ている。
いて図面を参照して説明すると、図１はシート３上に搭
載された背もたれ２を有する車両シート１、特にモータ
車両のフロントシートを表す。シートは２つの平行縦ス
ライドバー５、図１には１つしか図示せず、を含むベー
スにより車両の床４の固定されている。各スライドバー
５は、一方では、車両床４に連結される固定金属部６、
他方では、固定部６に沿ってスライドしてシートの縦方
向位置を前後に調整できるように搭載された移動金属部
７を有する。図２および図３に示すように、固定部はベ
ース８および２つの垂直側翼９を有する実質的な頂部開
放Ｕ字型断面を有する。固定部の前端１０および後端１
１は、それぞれ、垂直下向きに延びるフロントおよびレ
アメタルアンカーピン１２，１３を有する。これらの各
アンカーピンは上向きショルダを画定する拡大底部ヘッ
ド１４，１５を有する。さらに、図示する例では、フロ
ントアンカーピンの拡大ヘッド１４は頂部へ向かって張
り出した切頭錐形状であり、レアアンカーピンの拡大ヘ
ッド１５は部分切頭錐形状であり、前記したショルダ１
６のレベルのすぐ下にヘッド１５の前面へ向けて配置さ
れた下向きの平坦化部１７を形成するノッチが設けられ
ている。
【００１３】シート１が車両床４に固定されると、これ
らのアンカーピン１４，１５は対応するスライドバー５
と平行に延び２つの高くした金属支持脚２１，２２によ
り車両床４に固定される金属支持部２０内の穴１８，１
９内に配置される。逆Ｕ字型の横金属部として設計され
る支持脚２１，２２は各々が支持部の対応する穴１８，
１９の下にカットアウト部２１ａ，２２ａを有し、支持
脚２２のカットアウト部２２ａも前面へ向かって延びて
いる。さらに、支持部２０はその側縁２４および端部２
５に対して幾分高められたスタンプカットアエイ中央部
２３を有する。したがって、支持部の中央部２３は定規
状の金属水平板として設計され支持部２０の端部２５上
に支持される対応するスライドバー５に平行に縦方向に
スライドするラッチ２６用案内を形成する。
らのアンカーピン１４，１５は対応するスライドバー５
と平行に延び２つの高くした金属支持脚２１，２２によ
り車両床４に固定される金属支持部２０内の穴１８，１
９内に配置される。逆Ｕ字型の横金属部として設計され
る支持脚２１，２２は各々が支持部の対応する穴１８，
１９の下にカットアウト部２１ａ，２２ａを有し、支持
脚２２のカットアウト部２２ａも前面へ向かって延びて
いる。さらに、支持部２０はその側縁２４および端部２
５に対して幾分高められたスタンプカットアエイ中央部
２３を有する。したがって、支持部の中央部２３は定規
状の金属水平板として設計され支持部２０の端部２５上
に支持される対応するスライドバー５に平行に縦方向に
スライドするラッチ２６用案内を形成する。
【００１４】図３および図４に示すように、ラッチ２６
はその前端に細長穴２７を有し、それは比較的広幅の前
面部２８を有し比較的狭幅部２９が後方に延びている。
細長穴２７の後方において、ここでは矩形のカットアウ
トピース３０が金属コイルばね３１を受け入れるために
ラッチ２６内へカットアウトされ、それは支持部２０の
矩形カットアウト部３２内にも受け入れられ、その端部
はラッチを前方へ付勢するためにそれぞれ支持部２０お
よびラッチ２６上へ掛止される。最後に、カットアウト
部３０の後方において、ラッチ２６はその間に可撓性ト
ング３４すなわちトリガを画定する２つの平行な縦方向
スロット３３も有し、トリガは上向きに折り曲げられる
フックフィンガを形成する自由端３５まで後方へ延びて
いる。
はその前端に細長穴２７を有し、それは比較的広幅の前
面部２８を有し比較的狭幅部２９が後方に延びている。
細長穴２７の後方において、ここでは矩形のカットアウ
トピース３０が金属コイルばね３１を受け入れるために
ラッチ２６内へカットアウトされ、それは支持部２０の
矩形カットアウト部３２内にも受け入れられ、その端部
はラッチを前方へ付勢するためにそれぞれ支持部２０お
よびラッチ２６上へ掛止される。最後に、カットアウト
部３０の後方において、ラッチ２６はその間に可撓性ト
ング３４すなわちトリガを画定する２つの平行な縦方向
スロット３３も有し、トリガは上向きに折り曲げられる
フックフィンガを形成する自由端３５まで後方へ延びて
いる。
【００１５】シート１が車両床へ固定される前に、この
フックフィンガ３５は支持部２０の穴１９内に配置され
て、ラッチ２６を開放位置でスプリング３１の付勢作用
に抗して保持する。さらに、２つのスロット３３はフッ
クフィンガ３５の後方で連結されて、後方へ向けて比較
的狭幅部３８が延びる比較的広幅部３７を有する細長穴
３６を形成する。ラッチ２６が開放位置にある時は、細
長穴３６の広幅部２７は支持部の穴１９および支持脚２
２のカットアウト部２２ａの後部に対向する。
フックフィンガ３５は支持部２０の穴１９内に配置され
て、ラッチ２６を開放位置でスプリング３１の付勢作用
に抗して保持する。さらに、２つのスロット３３はフッ
クフィンガ３５の後方で連結されて、後方へ向けて比較
的狭幅部３８が延びる比較的広幅部３７を有する細長穴
３６を形成する。ラッチ２６が開放位置にある時は、細
長穴３６の広幅部２７は支持部の穴１９および支持脚２
２のカットアウト部２２ａの後部に対向する。
【００１６】したがって、シート１を車両床４に固定す
るために、オペレータは２つのスライドバー５のアンカ
ーピン１２，１３を対応する支持部の穴１８，１９内に
垂直に係合するだけでよい。したがって、図５および図
６に示すように、、これらのアンカーピンの拡大ヘッド
１４，１５は支持脚２１，２２（図５および図６参照）
のカットアウト部２１ａから２２ａだけでなく対応する
ラッチ２６の細長穴２７，３６の広幅部２８，３７もそ
れぞれ貫通する。アンカーピン１２，１３が穴１８，１
９内に垂直に配置され始めるとすぐに、シート１は車両
床上に水平に配置される。さらに、この動作中に、後方
のアンカーピンに属する拡大ヘッド１５の平坦化部１７
が下向きにラッチ２６のフックフィンガ３５を押してこ
のフックフィンガをクリア位置内へ動かし、同時にフッ
クフィンガは支持部の穴１９から出ることができる。
るために、オペレータは２つのスライドバー５のアンカ
ーピン１２，１３を対応する支持部の穴１８，１９内に
垂直に係合するだけでよい。したがって、図５および図
６に示すように、、これらのアンカーピンの拡大ヘッド
１４，１５は支持脚２１，２２（図５および図６参照）
のカットアウト部２１ａから２２ａだけでなく対応する
ラッチ２６の細長穴２７，３６の広幅部２８，３７もそ
れぞれ貫通する。アンカーピン１２，１３が穴１８，１
９内に垂直に配置され始めるとすぐに、シート１は車両
床上に水平に配置される。さらに、この動作中に、後方
のアンカーピンに属する拡大ヘッド１５の平坦化部１７
が下向きにラッチ２６のフックフィンガ３５を押してこ
のフックフィンガをクリア位置内へ動かし、同時にフッ
クフィンガは支持部の穴１９から出ることができる。
【００１７】ラッチ２６はこのように解放され、支持部
２０の中央部に穴１９の前面へ向けて設けられたカット
アウト部３９内にフックフィンガ３５が配置されるま
で、スプリング３１により前方へ変位される。次に、細
長穴２７，３６の狭幅部２９，３８は実質的に隙間な
く、それぞれ、アンカーピン１２，１３上に配置され、
シート１が車両床４上で水平方向および垂直方向の両方
に固定されるようにこれらのアンカーピンのショルダ１
６を覆う。最初に支持部２０の後部から突出するラッチ
の後端２６ａ（図２および図３参照）は、ラッチ２６が
ロック位置となると前記支持部の後端と実質的に揃えら
れる。このビューイングゾーン２６ａによりオペレータ
はロック作用が正しく遂行されていることを確認するこ
とができる。
２０の中央部に穴１９の前面へ向けて設けられたカット
アウト部３９内にフックフィンガ３５が配置されるま
で、スプリング３１により前方へ変位される。次に、細
長穴２７，３６の狭幅部２９，３８は実質的に隙間な
く、それぞれ、アンカーピン１２，１３上に配置され、
シート１が車両床４上で水平方向および垂直方向の両方
に固定されるようにこれらのアンカーピンのショルダ１
６を覆う。最初に支持部２０の後部から突出するラッチ
の後端２６ａ（図２および図３参照）は、ラッチ２６が
ロック位置となると前記支持部の後端と実質的に揃えら
れる。このビューイングゾーン２６ａによりオペレータ
はロック作用が正しく遂行されていることを確認するこ
とができる。
【００１８】図７から図１３に示す本発明の第２の実施
例、および図１４および図１５に示す第３の実施例は第
１の実施例に非常に類似しているため詳細な説明は行わ
ず、第１の実施例とは異なる特徴だけを詳細に考察す
る。図７から図１０に示す本発明の第２の実施例では、
アンカーピン４０，４１はスライドバーの固定部のベー
スの下へ固定されず支持脚２１，２２へ直接固定され、
脚には前記したカットアウト部２１ａ，２２ａはない。
各アンカーピン４０，４１は、それぞれ、底部ショルダ
４４を形成する平坦化拡大ヘッド４２，４３へ上向きに
延びている。アンカーピン４０，４１は各サイドバーの
固定部のベース８からカットアウトされた穴４５，４６
内に配置される。さらに、スライドバー５の内側に、前
記したのと同様なラッチ２６が固定部６のベース８上に
スライド可能に搭載される。このラッチ２６は前記した
スプリング３１により前方へ付勢され、それはラッチ２
６のカットアウト部３０およびベース８のカットアウト
部４７に係合される。
例、および図１４および図１５に示す第３の実施例は第
１の実施例に非常に類似しているため詳細な説明は行わ
ず、第１の実施例とは異なる特徴だけを詳細に考察す
る。図７から図１０に示す本発明の第２の実施例では、
アンカーピン４０，４１はスライドバーの固定部のベー
スの下へ固定されず支持脚２１，２２へ直接固定され、
脚には前記したカットアウト部２１ａ，２２ａはない。
各アンカーピン４０，４１は、それぞれ、底部ショルダ
４４を形成する平坦化拡大ヘッド４２，４３へ上向きに
延びている。アンカーピン４０，４１は各サイドバーの
固定部のベース８からカットアウトされた穴４５，４６
内に配置される。さらに、スライドバー５の内側に、前
記したのと同様なラッチ２６が固定部６のベース８上に
スライド可能に搭載される。このラッチ２６は前記した
スプリング３１により前方へ付勢され、それはラッチ２
６のカットアウト部３０およびベース８のカットアウト
部４７に係合される。
【００１９】解放位置において、ラッチ２６の可撓性ト
ング３４のフックフィンガ３５は固定部のベースの穴４
６に係合され、それはラッチ２６をブロックする。さら
に、この位置において、ラッチの後端２６ａは固定部６
の後部を越えて突出する。シート１を車両床上に固定し
たい場合、オペレータはシートの２つのスライドバーの
穴４５，４６をアンカーピン４０，４１より上に位置決
めし、次に前記アンカーピンが穴４５，４６およびラッ
チの細長穴２７，３６の広幅部２８，３７と係合するよ
うにシートを下げられるようにするだけでよい。この変
位中に、ラッチのフックフィンガ３５はアンカーピン４
１の拡大ヘッド４３により持ち上げられ、このフックフ
ィンガは対応する穴４６から解放されるようにされる。
ング３４のフックフィンガ３５は固定部のベースの穴４
６に係合され、それはラッチ２６をブロックする。さら
に、この位置において、ラッチの後端２６ａは固定部６
の後部を越えて突出する。シート１を車両床上に固定し
たい場合、オペレータはシートの２つのスライドバーの
穴４５，４６をアンカーピン４０，４１より上に位置決
めし、次に前記アンカーピンが穴４５，４６およびラッ
チの細長穴２７，３６の広幅部２８，３７と係合するよ
うにシートを下げられるようにするだけでよい。この変
位中に、ラッチのフックフィンガ３５はアンカーピン４
１の拡大ヘッド４３により持ち上げられ、このフックフ
ィンガは対応する穴４６から解放されるようにされる。
【００２０】図１１から図１３に示すように、次にラッ
チ２６が解放されスプリング３１の作用の元で前方へ変
位されて、細長穴２７，３６の狭幅部２９，３８が２つ
のアンカーピンの拡大ヘッドのショルダ４４の下に配置
されるようにすることができる。次に、シート１は車両
床上で水平方向および垂直方向の両方に固定される。さ
らに、ラッチの後端２６ａはスライドバーの固定部６と
完全に係合され、そのためオペレータはロック作用が正
しく遂行されていることを確認することができる。この
変位の終りに、ラッチのフックフィンガ３５は好ましく
はラッチ２６がブロックされるようにスライドバーの固
定部のベース８内に設けたカットアウト部４８に配置さ
れる。
チ２６が解放されスプリング３１の作用の元で前方へ変
位されて、細長穴２７，３６の狭幅部２９，３８が２つ
のアンカーピンの拡大ヘッドのショルダ４４の下に配置
されるようにすることができる。次に、シート１は車両
床上で水平方向および垂直方向の両方に固定される。さ
らに、ラッチの後端２６ａはスライドバーの固定部６と
完全に係合され、そのためオペレータはロック作用が正
しく遂行されていることを確認することができる。この
変位の終りに、ラッチのフックフィンガ３５は好ましく
はラッチ２６がブロックされるようにスライドバーの固
定部のベース８内に設けたカットアウト部４８に配置さ
れる。
【００２１】図１４および図１５に示す本発明の第３の
実施例は、アンカーピン４０，４１が支持脚２１，２２
により支えられるため第２の実施例に類似している。前
記アンカーピンの拡大ヘッド４２，４３は上向きの平坦
化部４９を形成するノッチを有する部分切頭錐の形状に
設計されるため、これらのアンカーピンの形状が図７の
それとは異なっているだけであり、平坦化部は対応する
ショルダ４４のレベルに比較的近いレベルに配置され
る。さらに、２つの対称ラッチ５０がスライドバーの固
定部のベース８上にスライド可能に搭載されており、そ
の各々が広幅部５２および狭幅部５３のある細長穴５１
を有する平坦な金属板として提供され、各ラッチ５０の
細長穴５１は固定部の穴４５，４６の一方と一致するよ
うに配列される。したがって、独立したラッチ５０が各
アンカーピン４０，４１に設けられるため、特に信頼で
きる作用が発生される。
実施例は、アンカーピン４０，４１が支持脚２１，２２
により支えられるため第２の実施例に類似している。前
記アンカーピンの拡大ヘッド４２，４３は上向きの平坦
化部４９を形成するノッチを有する部分切頭錐の形状に
設計されるため、これらのアンカーピンの形状が図７の
それとは異なっているだけであり、平坦化部は対応する
ショルダ４４のレベルに比較的近いレベルに配置され
る。さらに、２つの対称ラッチ５０がスライドバーの固
定部のベース８上にスライド可能に搭載されており、そ
の各々が広幅部５２および狭幅部５３のある細長穴５１
を有する平坦な金属板として提供され、各ラッチ５０の
細長穴５１は固定部の穴４５，４６の一方と一致するよ
うに配列される。したがって、独立したラッチ５０が各
アンカーピン４０，４１に設けられるため、特に信頼で
きる作用が発生される。
【００２２】各スライドバーの固定部は各々がコイル伸
長ばね５５を受け入れる２つの矩形カットアウト部５４
を有し、コイルばねは固定部のベース８に固定された第
１の端分岐５６および第２の可撓性端分岐５７を有す
る。この第２の端分岐５７はその長さに沿った中間部で
対応するラッチ５０に固定され、最初に固定部のベース
８の対応する穴４５，４６に係合されるフックフィンガ
５８を形成する折畳み端まで延びている。
長ばね５５を受け入れる２つの矩形カットアウト部５４
を有し、コイルばねは固定部のベース８に固定された第
１の端分岐５６および第２の可撓性端分岐５７を有す
る。この第２の端分岐５７はその長さに沿った中間部で
対応するラッチ５０に固定され、最初に固定部のベース
８の対応する穴４５，４６に係合されるフックフィンガ
５８を形成する折畳み端まで延びている。
【００２３】図１４および図１５に示す特定の実施例で
は、各スプリングの分岐５７は、ラッチ５０の凹み６０
を上方へ貫通する分岐５７のオフセット部５９、および
ラッチのカットアウト部６２に下向きに強制的に係合さ
れる前記分岐５７内の折り目６１により対応するラッチ
に取り付けられる。シート１が車両床上に配置される
と、アンカーピンの拡大ヘッド４２，４３の平坦部４９
はフックフィンガ５８を持ち上げて、ラッチの細長穴の
狭幅部５３が前記アンカーピンの拡大ヘッド４２，４３
の下に係合するようにラッチ５０を解放し、シートを床
上に固定する。さらに、前例と同様に、ラッチの端部５
０ａは最初に各スライドバーの固定部６の外部へ突出
し、次に前例固定部の内部へ引っ込められ、それにより
オペレータはシートが床上に正しくロックされることを
確認することができる。
は、各スプリングの分岐５７は、ラッチ５０の凹み６０
を上方へ貫通する分岐５７のオフセット部５９、および
ラッチのカットアウト部６２に下向きに強制的に係合さ
れる前記分岐５７内の折り目６１により対応するラッチ
に取り付けられる。シート１が車両床上に配置される
と、アンカーピンの拡大ヘッド４２，４３の平坦部４９
はフックフィンガ５８を持ち上げて、ラッチの細長穴の
狭幅部５３が前記アンカーピンの拡大ヘッド４２，４３
の下に係合するようにラッチ５０を解放し、シートを床
上に固定する。さらに、前例と同様に、ラッチの端部５
０ａは最初に各スライドバーの固定部６の外部へ突出
し、次に前例固定部の内部へ引っ込められ、それにより
オペレータはシートが床上に正しくロックされることを
確認することができる。
【図１】本発明により提案される固定装置により車両床
に固定することができるスライドバーが取り付けられて
いる車両シートの略図。
に固定することができるスライドバーが取り付けられて
いる車両シートの略図。
【図２】本発明の固定装置の図１に示す第１の実施例の
シートのスライドバーの、車両床に固定される前の斜視
図。
シートのスライドバーの、車両床に固定される前の斜視
図。
【図３】図２のスライドバーの車両床に固定される前の
縦方向垂直断面図。
縦方向垂直断面図。
【図４】図２および図３のスライドバーに属するラッチ
の平面図。
の平面図。
【図５】スライドバーが車両床に固定された後の、図３
と同様な図。
と同様な図。
【図６】図５のＶＩ−ＶＩ線に沿った断面図。
【図７】本発明の第２の実施例において本発明により提
案される固定装置を取り付けたスライドバーの、下から
見た斜視図であり、判りやすくするためにスライドバー
が車両床に固定される前を図示し、スライドバーはその
移動部無しで図示されている。
案される固定装置を取り付けたスライドバーの、下から
見た斜視図であり、判りやすくするためにスライドバー
が車両床に固定される前を図示し、スライドバーはその
移動部無しで図示されている。
【図８】本発明の第２の実施例において本発明により提
案される固定装置を取り付けたスライドバーの、上から
見た斜視図であり、判りやすくするためにスライドバー
が車両床に固定される前を図示し、スライドバーはその
移動部無しで図示されている。
案される固定装置を取り付けたスライドバーの、上から
見た斜視図であり、判りやすくするためにスライドバー
が車両床に固定される前を図示し、スライドバーはその
移動部無しで図示されている。
【図９】図７および図８のスライドバーの、車両床に取
り付けられる前の、縦断面図。
り付けられる前の、縦断面図。
【図１０】図９のスライドバーのその移動部が無い平面
図。
図。
【図１１】車両床に取り付けられた後のスライドバーを
示す図９と同様な図。
示す図９と同様な図。
【図１２】図１１のスライドバーのその移動部が無い平
面図。
面図。
【図１３】図１１のＸＩＩＩ−ＸＩＩＩ線に沿った断面
図。
図。
【図１４】本発明により提案される固定装置の第３の実
施例を取り付けたスライドバーの縦断面図であり、スラ
イドバーは車両床に固定する前でその移動部無しで図示
されている。
施例を取り付けたスライドバーの縦断面図であり、スラ
イドバーは車両床に固定する前でその移動部無しで図示
されている。
【図１５】図１４のスライドバーの平面図。
１ 車両シート ２ 背もたれ ３ シート ４ 床 ５ スライドバー ６ 固定金属部 ７ 移動金属部 ８ ベース ９ 垂直側翼 １０ 前端 １１ 後端 １２，１３，４０，４１ アンカーピン １４，１５，４２，４３ 拡大底部ヘッド １６，４３，４４ ショルダ １７，４９ 平坦化部 １８，１９，４５，４６ 穴 ２０ 金属支持部 ２１，２２ 支持脚 ２１ａ，２２ａ，３２，３９，５４ カットアウト部 ２３ 中央部 ２４ 側縁 ２５ 縁 ２６，５０ ラッチ ２７，３６，５１ 細長穴 ２８，５２ 広幅部 ２９，３８，５３ 狭幅部 ３０ カットアウトピース ３１，５５ コイルばね ３３ スロット ３４ トリガ ３５ 自由端 ３７ 前部 ５６，５７ 端分岐 ５８ フックフィンガ ５９ オフセット部 ６０ 凹み ６１ 折り目
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平５−294176（ＪＰ，Ａ) 特開 平10−59040（ＪＰ，Ａ) 実開 平１−87043（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭64−14428（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B60N 2/06 B60N 2/44
Claims (15)
- 【請求項１】 シートのシート部（３）を車両床（４）
上に搭載する固定装置であって、前記固定装置が、 シート部（３）に連結されるように設計されたベース
（５）であって、車両床（４）およびベース（５）が以
後一方が第１の支持要素と呼ばれ他方が第２の支持要素
と呼ばれる、ベース（５）と、 ベース（５）を車両の床（４）上に位置決めするために
簡単な垂直係合により相互に協同するように設計され
た、第１の支持要素上に設けられた位置決め手段（１
２，１３；４０，４１）および第２の支持要素上に設け
られた相補位置決め手段（１８，１９；４５，４６）
と、 第１の支持要素に設けられた少なくとも１つの剛性アン
カー部材（１２，１３；４０，４１）と、 一方では、アンカー部材（１２，４０）と協同してベー
ス（５）を車両床（４）上に垂直に固定するロック位置
と、他方では、ベースを車両の床上に固定しない解放位
置との間でスライドするように第２の支持要素上に搭載
された少なくとも１つのラッチ（２６，５０）と、 ラッチ（２６，５０）をそのロック位置へ向けて付勢す
る弾性手段（３１，５５）と、を有し、 さらに、最初にラッチ（２６，５０）をその解放位置に
維持する少なくとも１つのトリガ（３４，５７）を有
し、このトリガが第２の支持要素上に搭載されていてシ
ート（１）が車両の床（４）上に位置決めされる時に第
１の支持要素に作用して弾性手段（３１，５５）の作用
の下でそのロック位置へ適切に変位させることができる
ように配置されていることを特徴とする固定装置。 - 【請求項２】 トリガ（３４，５７）がそれぞれラッチ
（２６，５０）により支えられ、かつ、それぞれ、フッ
クフィンガ（３５，５８）を有し、 前記フックフィンガが第２の支持要素上に掛止される待
機位置と、 フックフィンガが第２の支持要素上に掛止されないクリ
ヤ位置と、の間で変位でき、待機位置で、フックフィン
ガがベースが車両床上に位置決めされる時にアンカー部
材（１２，１３；４０，４１）に作用してその待機位置
からそのクリヤ位置へ変位されてラッチ（２６，５０）
を解除するように配置される、請求項１記載の固定装
置。 - 【請求項３】 第２の支持要素がラッチ（２６）がロッ
ク位置にある時にフックフィンガ（３５）を受け入れて
次にこのラッチをブロックするように設計されたスロッ
ト（３９，４８）を有する、請求項２記載の固定装置。 - 【請求項４】 ラッチ（２６）が金属板として設けら
れ、少なくとも１つの可撓性のトリガ（３４）がこの金
属板から切り出されて形成され、このトリガがトリガの
フックフィンガ（３５）を形成する、曲折端まで延びて
いる、請求項２又は３記載の固定装置。 - 【請求項５】 弾性手段がトリガを形成する可撓性エン
ド分岐（５７）を有する少なくとも１つの伸長スプリン
グ（５５）を有し、このエンド分岐がラッチ（５０）に
固定されてトリガのフックフィンガ（５８）を形成する
曲折端まで延びている、請求項２又は３記載の固定装
置。 - 【請求項６】 アンカー部材（１２，１３；４０，４
１）がショルダ（１６，４４）を有し第２の支持要素の
スロット（１８，１９；４５，４６）に係合する垂直ピ
ンの形状であり、ラッチ（２６，５０）がその中にカッ
トアウトされた少なくとも１つの細長穴（２７，３６；
５１）を有する水平板であって、この細長穴はより狭い
ゾーン（２９，３８；５３）が延びている広幅端部（２
８，３７；５２）を有し、細長穴の広幅端部はラッチが
その解放位置にある時は第２の支持要素のスロット（１
８，１９；４５，４６）と一致するように配置されてい
て、垂直ピンは前記スロットに係合することができ、細
長穴の狭いゾーンはラッチがそのロック位置にある時は
垂直ピンのショルダ（１６，４４）上に配置されるよう
に設計されている、請求項１〜５のいずれか１項に記載
の固定装置。 - 【請求項７】 第２の支持要素内に設けられた２つのス
ロット（１８，１９；４５，４６）に垂直に係合するよ
うに設計されている前記アンカー部材（１２，１３；４
０，４１）の少なくとも２つを有し、これらのアンカー
部材が前記位置決め手段の少なくとも一部を形成し、こ
れらのスロットが前記相補位置決め手段の少なくとも一
部を形成する、請求項１〜６のいずれか１項に記載の固
定装置。 - 【請求項８】 同じラッチと協同する少なくとも２つの
アンカー部材（１２，１３；４０，４１）を有する、請
求項１〜７のいずれか１項に記載の固定装置。 - 【請求項９】 各々がラッチ（５０）と協同する少なく
とも２つのアンカー部材（４０，４１）を有する、請求
項１〜７のいずれか１項に記載の固定装置。 - 【請求項１０】 ラッチ（２６，５０）が案内（２０，
６）内をスライドし少なくともラッチがその解放位置に
ある時に前記案内の外部で見ることができるビューイン
グゾーン（２６ａ，５０ａ）を有する、請求項１〜９の
いずれか１項に記載の固定装置。 - 【請求項１１】 第１の支持要素がベース（５）であり
第２の支持要素が車両の床（４）である、請求項１〜１
０のいずれか１項に記載の固定装置。 - 【請求項１２】 第１の支持要素が車両の床（４）であ
り第２の支持要素がベース（５）である、請求項１〜１
０のいずれか１項に記載の固定装置。 - 【請求項１３】 請求項１２記載の少なくとも１つの固
定装置により車両床（４）上に搭載されるように設計さ
れた車両シート（１）であって、このシート、が、 シート部（３）に固定された前記ベース（５）、 前記ラッチ（２６，５０）、 前記相補位置決め手段（４５，４６）、 前記弾性手段（３１，５５）、 および前記トリガ（３４，５７）、を有する、車両シー
ト。 - 【請求項１４】 請求項１３記載の車両シートの縦方向
位置を調整するためのスライドバーであって、このスラ
イドバーがベース（５）に属し前記相補位置決め手段
（４５，４６）、前記ラッチ（２６，５０）、前記弾性
手段（３１，５５）および前記トリガ（３５，５７）を
支える少なくとも１つの固定部（６）を有する、スライ
ドバー。 - 【請求項１５】 固定部は水平ベースおよび２つの垂直
翼を有する実質的な頂部開放Ｕ字型断面を有し、ラッチ
はこの断面のベース上の固定部内でスライドするように
搭載されているスライドバー。
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|---|---|
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-
1998
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