JP3298436B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置、特に
半導体と電極との接触構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体とその上に形成する電極と
の接触抵抗を低減する方法として、半導体が電極に接す
る面に高キャリア密度のコンタクト領域を設ける方法が
知られている。
【0003】図7は、組成式InxGayAl1-x-yNで
表される窒化ガリウム系の半導体層と電極との間の接触
抵抗が低抵抗のオーミック性抵抗である半導体装置の断
面図を示す(特開平6−275868号公報)。図7に
おいて、窒化ガリウム系の半導体で構成される半導体層
1の表面には、電子キャリア密度1×1017cm-3以上
を有するn型窒化ガリウム系の半導体または、正孔キャ
リア密度1×1016cmー3以上を有するp型窒化ガリウ
ム系の半導体(例えばMgをドープした5×1017cm
-3のp型GaN)で構成したコンタクト領域1aが設け
られており、さらにこの上にはクロム、ニッケル、また
はクロムとニッケルの合金で構成される電極2が形成さ
れて半導体装置が構成されている。電極2の形成後、こ
の半導体装置をアニーリングすることにより、コンタク
ト領域1aと電極2との間にオーミック性抵抗が得られ
る。この方法によって、GaN、InGaN、AlGa
N等の半導体上に接触抵抗の小さいオーミック性電極を
形成することが可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
方法を用いても、コンタクト領域1aと電極2との間の
接触抵抗をTLM法を用いて測定すると、その接触抵抗
は、2.5×10-2Ω/cm2程度の大きな値になる。
このとき、例えば100μm四方の電極を有する半導体
装置を作成した場合、コンタクト領域1aと電極2との
間の抵抗は250Ωにもなる。この抵抗は、電極面積が
小さくなればさらに大きくなるので、小型かつ高効率の
半導体装置を製造するためには、抵抗のさらに低い電極
接触構造を有する半導体装置が必要となる。
【0005】電極における接触抵抗を下げるには、コン
タクト領域1aのキャリア密度をさらに上げることが考
えられる。しかし、InGaAlN系の半導体において
は、禁制帯幅が3.4eVと比較的低いGaNであって
も、p型不純物の準位は約250meVと深く、これは
室温における温度エネルギー(27℃で26meV)よ
りもはるかに大きいため、正孔の生成効率が低い。した
がって、コンタクト領域として高キャリア密度のp型結
晶を得ることは困難である。
【0006】不純物の準位を浅くするための手法とし
て、半導体層と電極との間に禁制帯幅が小さい半導体を
設けることにより、正孔の生成効率を向上させれば、高
キャリア密度のp型半導体結晶が得られることが考えら
れる。例えば、InNの禁制帯幅は1.9eVと比較的
低いことから、InGaAlN系の半導体におけるIn
の組成比を増やせば禁制帯幅を狭くすることができ、高
キャリア密度のp型結晶が得られると考えられる。しか
し、実際にはInの組成比を0.4以上にすると半導体
の結晶性が悪化し、窒素空孔によって半導体の導電型が
n型になってしまうため、p型結晶が得られない。ま
た、Inの組成比が0.4未満のp型結晶では、禁制帯
幅は十分に狭くなっておらず、高キャリア密度のp型結
晶は得られない。
【0007】このように、InGaAlN系の半導体
は、高キャリア密度のp型結晶を得ることができないた
め、接触抵抗の小さな電極を形成することができない。
そのため、InGaAlN系の半導体を用いた光半導体
装置等の半導体装置では、p型半導体上に形成した電極
における抵抗が大きいため、高効率化に限界があるばか
りでなく、この抵抗による発熱が半導体装置の寿命等の
信頼性に悪影響を及ぼすという問題があった。
【0008】本発明は、上記従来の問題に鑑み電極にお
ける接触抵抗を低減することにより、電極における発熱
を抑制し、信頼性を向上させた半導体装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置は、
第1の半導体層と、この第1の半導体層上に形成され、
導電型が第1の半導体層の導電型と同一である第2の半
導体層と、この第2の半導体層上に形成された電極とを
有し、第2の半導体層の禁制帯幅が第1の半導体層の禁
制帯幅よりも狭く、第2の半導体層の禁制帯幅を、第1
の半導体層の側から電極の側へ向かって連続的に狭く
し、かつ第1の半導体層と第2の半導体層との境界面に
おける第1の半導体層の禁制帯幅と第2の半導体層の禁
制帯幅とを同一とすることを特徴とするものである。
発明により、半導体装置の第1の半導体層と、その上方
に形成した電極との間の接触抵抗が低減されるととも
に、第1の半導体層と第2の半導体層との禁制帯幅を連
続的なものとすることができる。
【0010】
【0011】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1におけ
る半導体装置の断面図を示す。図1において、キャリア
密度5×1017cm-3のp型のGaNで構成された第1
の半導体層である半導体層1上に、この半導体層1より
も禁制帯幅の狭い、Mgをドープしたp型GaAsNで
構成された膜厚100nmの第2の半導体層である半導体
薄膜1b、およびNiで構成された電極2が順次形成さ
れている。電極2の間には、表面電流による電流リーク
を防ぐための絶縁膜3が設けられている。
【0012】なお、上記GaNは、組成式InxGay
1-x-yNにおいて、x=0、y=1の場合、また上記
GaAsNは、組成式InuGavAl1-u-vAsz1-z
において、u=0、v=1の場合にそれぞれ相当する。
【0013】次に、上記半導体装置の作成方法について
説明する。まず、有機金属化合物気相成長(MOCV
D)法を用いて半導体層1上に半導体薄膜1bを結晶成
長させる。この際、半導体薄膜1bを構成する原料とし
てトリメチルガリウム、アンモニア、アルシンを用い、
キャリアガスとして水素ガスを用いた。トリメチルガリ
ウムの流量は、30μ mol/min、水素ガスの流量は9
slmとした。アンモニアとアルシンとの流量の合計を
170m mol/minで一定とし、アンモニアとアルシン
の流量比を変化させることにより、半導体薄膜1bを構
成するGaAsz1-zにおける組成比zを制御した。半
導体薄膜1bへのMgのドーピングには、流量3μmol
/minのシクロペンタジエニルマグネシウムを用いた。
【0014】次に、反応性イオンエッチング法を用いて
半導体薄膜1bの一部をエッチングする。このエッチン
グは、まず、半導体薄膜1bの全面にSiO2膜を形成
し、フォトリソグラフィ技術を用いて半導体薄膜1bの
エッチングする部分のSiO 2を除去することによりパ
ターニングを行う。その後、反応性イオンエッチング法
を用いてSiO2を除去した部分の半導体薄膜1bを除
去する。
【0015】さらに残ったSiO2を除去し、再度全面
にSiO2膜を形成する。フォトレジストを用いたパタ
ーニングにより半導体薄膜1b上のSiO2を除去した
後、真空蒸着によってNiを堆積させ、フォトリソグラ
フィ技術とリフトオフ法を用いて、半導体薄膜1b上に
電極2を形成する。
【0016】図2は、半導体薄膜1bのAsの組成比z
と、フォトルミネッセンス法で測定した禁制帯幅Egと
の関係を示したものである。図2から、Asの組成比z
を増すことによって、禁制帯幅Egが小さくなることが
わかる。
【0017】図3は、半導体薄膜1bのAsの組成比z
と、ファンデアポウ法によるホール測定から求めたキャ
リア密度との関係を示したものである。図3から、As
の組成比zが大きいほどキャリア密度が大きいことがわ
かる。
【0018】図4は、半導体薄膜1bのAsの組成比z
と、電極2における接触抵抗との関係を示したものであ
る。ここで、接触抵抗は、TLM法を用いて測定した。
図4から明らかなように、Asの組成比zが大きいほど
電極2の接触抵抗が小さいことがわかる。
【0019】以上の説明から明らかなように、Asを添
加した半導体薄膜1bを半導体層1と電極2との間に形
成することにより、電極2における接触抵抗を低減する
ことができる。
【0020】(実施の形態2)半導体装置A(図示せ
ず)は、実施の形態1において図1に示した半導体装置
と基本的には同様のものであるが、半導体層1としてM
gをドープしたp型In 0.1Ga0.9N、半導体薄膜1b
として、Mgをドープしたp型In0.1Ga0.9As0.04
0.96を用いた点で図1の半導体装置とは異なる。半導
体層1および半導体薄膜1bのIn源にはトリメチルイ
ンジウムを用いた。
【0021】また、電極2の接触抵抗の大きさを比較す
るために、半導体層1と電極2との間に半導体薄膜1b
を設けない従来の半導体装置Bを作成した。
【0022】TLM法により半導体装置A、Bの電極2
の接触抵抗を測定した結果、従来の半導体装置Bの電極
2の接触抵抗が1.8×10-2Ω/cm2であるのに対
し、本発明による半導体装置Aでは、電極2の接触抵抗
が8.2×10-4Ω/cm2であり、電極2の接触抵抗
が著しく小さくなっていることが確かめられた。
【0023】(実施の形態3)さらに、半導体層1とし
てMgをドープしたp型Al0.1Ga0.9N、半導体薄膜
1bとして、Mgをドープしたp型Al0.1Ga0.9As
0.040.96を用いた半導体装置Cを作成した。半導体層
1および半導体薄膜1bのAl源にはトリメチルアルミ
ニウムを用いた。
【0024】また、電極2の接触抵抗の大きさを比較す
るために、半導体層1と電極2との間に半導体薄膜1b
を設けない従来の半導体装置Dを作成した。
【0025】TLM法により半導体装置C、Dの電極2
の接触抵抗を測定した結果、半導体装置Dの電極2の接
触抵抗が3.1×10-2Ω/cm2であるのに対し、本
発明による半導体装置Cでは、電極2の接触抵抗が1.
0×10-3Ω/cm2であり、本実施の形態において
も、電極2の接触抵抗が著しく小さくなっていることが
確かめられた。
【0026】(実施の形態4)図5は、本発明の実施の
形態4における半導体装置の断面図を示す。この半導体
装置は、実施の形態1において図1に示した半導体装置
と基本的には同様のものであるが、半導体薄膜1bのA
s組成比xが、半導体薄膜1bが半導体層1に接する面
において0であり、かつ半導体層1と半導体薄膜1bと
の境界面から前記半導体薄膜と前記電極との境界面へ向
かって連続的に大きくなっているという点において、半
導体薄膜1bの全域でAsの組成比xを一定とした図1
に示した半導体装置とは異なる。Asの組成比xは、ア
ンモニアとアルシンの流量比を徐々に変化させることに
より0から0.04まで変化させた。この構成により、
半導体薄膜1bの禁制帯幅が、半導体層1と半導体薄膜
1bとの境界面から半導体薄膜1bと電極2との境界面
へ向かって連続的に狭くなり、また半導体層1と半導体
薄膜1bとの境界面における半導体層1の禁制帯幅と半
導体薄膜1bの禁制帯幅とが同一となる。
【0027】図6は、本実施の形態において図5に示し
た半導体装置の電極2の電流電圧特性(線a)および図
1に示した半導体装置において、半導体薄膜1bの全域
でAsの組成比を0.04としたときの、電極2の電流
電圧特性(線b)をそれぞれ示すものである。
【0028】図6から、電圧0V付近において(線a)
では、半導体層1と半導体薄膜1bとの界面の禁制帯幅
が不連続であるため、電流電圧特性に非線形性が生じて
いることがわかる。一方、(線b)は、半導体層1と半
導体薄膜1bとの界面の禁制帯幅が連続的であるため、
電流電圧特性が直線的であり、また(線a)と比較し
て、電流値が大きく、接触抵抗が小さいことがわかる。
【0029】以上のように、半導体薄膜1bの禁制帯幅
を連続的に変化させることにより、電極2の特性をさら
に改善し、半導体装置の信頼性を向上することができ
る。
【0030】なお、本発明の実施の形態においては、半
導体層の成長に有機金属化合物気相成長法を用いた場合
について説明したが、分子線エピタキシャル成長(MB
E)法を用いることも可能である。
【0031】また、半導体層1としてInxGayAl
1-x-yN、半導体薄膜1bとしてInuGavAl1-u-v
z1-zを用いたが、Asの代わりにPを用いた場合
も、同様に実施できる。
【0032】さらに、半導体層1としてInGaAl
P、半導体薄膜1bにInGaAlPNを用いた場合
も、半導体薄膜1bのPの組成比を0.2から1の範囲
とすることによって禁制帯幅が半導体層1のそれより小
さくなるため、同様に実施できる。
【0033】また、半導体層1としてInGaAlA
s、半導体薄膜1bとしてInGaAlAsNを用いた
場合も、半導体薄膜1bのAs組成比を0.1から1の
範囲とすることによって禁制帯幅が半導体層1のそれよ
り小さくなるため、同様に実施できる。
【0034】p型ドーパントとしてMgを用いたが、B
e、Ca、Zn、Cd等の他のp型ドーパントを用いて
も同様の効果が得られる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体装
置は、第1の半導体層と、この第1の半導体層上に形成
され、導電型が第1の半導体層の導電型と同一である第
2の半導体層と、この第2の半導体層上に形成された電
極とを有し、第2の半導体層の禁制帯幅が第1の半導体
層の禁制帯幅よりも狭いことを特徴とするものである。
【0036】本発明により、半導体装置の半導体層と、
その上に形成された電極との間の抵抗が低減される。そ
の結果、電極における発熱を抑制し、信頼性を向上させ
た半導体装置を提供することができる。
【0037】また、この構成において、第2の半導体層
の禁制帯幅を、第1の半導体層の側から電極の側へ向か
って連続的に狭くし、かつ第1の半導体層と第2の半導
体層との境界面における第1の半導体層の禁制帯幅と第
2の半導体層の禁制帯幅とを同一とすることにより、第
1の半導体層と第2の半導体層との界面における禁制帯
幅の不連続が解消されるため、電流電圧特性における直
線性に優れた電極を形成することが可能となり、より信
頼性の高い半導体装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における半導体装置の断
面図
【図2】同半導体装置の半導体薄膜におけるAsの組成
比zと禁制帯幅Egとの関係を示す図
【図3】同半導体装置の半導体薄膜におけるAsの組成
比zとキャリア密度との関係を示す図
【図4】同半導体装置の半導体薄膜におけるAsの組成
比zと電極の接触抵抗との関係を示す図
【図5】本発明の実施の形態4における半導体装置の断
面図
【図6】本発明および従来の半導体装置の電流電圧特性
を示す図
【図7】従来の半導体装置の断面図
【符号の説明】
1 半導体層 1a コンタクト領域 1b 半導体薄膜 2 電極 3 絶縁膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 油利 正昭 大阪府高槻市幸町1番1号 松下電子工 業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−183176(JP,A) 特開 平8−97468(JP,A) 特開 平7−249797(JP,A) 特開 平7−94709(JP,A) 特開 平7−15026(JP,A) 特開 平6−275868(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/28 301 H01L 21/205 H01L 33/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の半導体層と、前記第1の半導体層
    上に形成され、導電型が前記第1の半導体層の導電型と
    同一である第2の半導体層と、前記第2の半導体層上に
    形成された電極とを有し、前記第2の半導体層の禁制帯
    幅が、前記第1の半導体層の側から前記電極の側へ向か
    って連続的に狭くなり、かつ前記第1の半導体層と前記
    第2の半導体層との境界面における前記第1の半導体層
    の禁制帯幅と前記第2の半導体層の禁制帯幅とが同一で
    あり、前記第1の半導体層としてInxGayAl1-x-y
    N(0≦x≦1、0≦y≦1、0≦x+y≦1)、前記
    第2の半導体層としてInuGavAl1-u-vAsz1-z
    (0≦u≦1、0≦v≦1、0≦u+v≦1、0≦z≦
    1)を用い、前記第2の半導体層におけるAsの組成比
    zが、前記第1の半導体層の側から前記電極の側へ向か
    って連続的に大きくなり、かつ前記第2の半導体層が前
    記第1の半導体層に接する面における前記第2の半導体
    層のAsの組成比zが0であることを特徴とする半導体
    装置。
  2. 【請求項2】 第1の半導体層と、前記第1の半導体層
    上に形成され、導電型が前記第1の半導体層の導電型と
    同一である第2の半導体層と、前記第2の半導体層上に
    形成された電極とを有し、前記第2の半導体層の禁制帯
    幅が、前記第1の半導体層の側から前記電極の側へ向か
    って連続的に狭くなり、かつ前記第1の半導体層と前記
    第2の半導体層との境界面における前記第1の半導体層
    の禁制帯幅と前記第2の半導体層の禁制帯幅とが同一で
    あり、前記第1の半導体層としてInxGayAl1-x-y
    N(0≦x≦1、0≦y≦1、0≦x+y≦1)、前記
    第2の半導体層としてInuGavAl1-u-vz
    1-z(0≦u≦1、0≦v≦1、0≦u+v≦1、0≦
    z≦1)を用い、前記第2の半導体層におけるPの組成
    比zが、前記第1の半導体層の側から前記電極の側へ向
    かって連続的に大きくなり、かつ前記第2の半導体層が
    前記第1の半導体層に接する面における前記第2の半導
    体層のPの組成比zが0であることを特徴とする半導体
    装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の半導体層および前記第2の半
    導体層がp型半導体で構成されることを特徴とする請求
    項1または請求項2に記載の半導体装置。
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