JP3298196B2 - 入力装置及びこの入力装置を備えた電子楽器 - Google Patents

入力装置及びこの入力装置を備えた電子楽器

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力装置及びこの入力
装置を備えた電子楽器に関し、詳しくは、画面に表示さ
れた文字や図形等を領域指定し、指定した領域に楽音特
性を設定入力できる入力装置及びこの入力装置を備えた
電子楽器に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、TV(テレビジョン)装置やビデ
オ装置等の普及に伴って、TV装置やビデオ装置等の画
像に別に作成した文字や画像を組み込む入力装置とし
て、ビデオコントローラーが出現している。
【0003】このビデオコントローラーは、通常、タッ
チパネルを備え、タッチパネル上の押された部分の位置
を検出して、文字や図形として認識し、この文字や図形
に選択された色情報を組み合わせてビデオ信号に変換し
て、外部に出力するものである。このビデオコントロー
ラーの出力するビデオ信号をTV装置やビデオ装置等に
入力すると、タッチパネル上で描いた文字や図形をTV
装置に写し出したり、ビデオ装置の画面に写し出すこと
ができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の入力装置としてのビデオコントローラーは、
TV装置やビデオ装置の画面にタッチパネル上で描いた
文字や図形を写し出すことはできるが、画面上の文字や
図形に音を関連付けて操作することはできず、自由度の
低いものであり、面白味に欠けるものであった。
【0005】そこで、本発明は、画面上の文字や図形に
音を関連付けて入力できる入力装置を提供するととも
に、この入力装置を備え文字や図形に関連付けて音を発
生することのできる電子楽器を提供することを目的とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願発明の入力装置は、
外部から入力された映像データを図形或いは文字として
表示出力する表示手段と、前記表示手段と積層され当該
表示手段に表示された前記図形或いは文字の領域を指定
する領域指定手段と、前記領域指定手段により指定され
た領域に対して楽音特性を指定する楽音特性指定手段
と、を備えることにより、上記目的を達成している。
【0007】この場合、前記楽音特性指定手段は、例え
ば、請求項2に記載するように、音高を指定してもよ
く、また、例えば、請求項3に記載するように、音色を
指定してもよい。
【0008】また、前記領域指定手段は、例えば、請求
項4に記載するように、前記表示手段により表示された
前記図形或いは文字の任意の領域を指定してもよい。
【0009】さらに、例えば、請求項5に記載するよう
に、前記入力装置は、前記領域指定手段により前記図形
或いは文字の領域が指定され、前記表示手段に表示され
た当該図形或いは文字の領域を認識する領域認識手段を
更に備え、前記領域指定手段は、前記表示手段に表示さ
れる前記図形或いは文字の各部を領域区分して領域指定
可能であり、前記領域認識手段は、該領域指定手段の指
定した各領域をそれぞれ認識するようにしてもよい。
【0010】さらに、前記領域指定手段は、例えば、請
求項6に記載するように、図形或いは文字を描くことに
より該図形或いは文字を表示データとして入力可能であ
り、前記表示手段は、該領域指定手段から入力された前
記表示データを図形或いは文字として表示出力するよう
にしてもよい。
【0011】また、本発明の電子楽器は、請求項1から
請求項7のいずれか1項に記載の入力装置と、前記領域
指定手段により領域が指定されると、該領域に対して、
前記楽音特性指定手段により指定された楽音特性の楽音
を発生する楽音発生手段と、を備えることにより、上記
目的を達成している。
【0012】
【作用】本発明の入力装置によれば、表示手段は、外部
から入力された映像データを図形或いは文字として表示
出力し、この表示手段に表示された前記図形或いは文字
の領域はこの表示手段に積層された領域指定手段によっ
て指定される。そして、楽音特性指定手段は前記領域指
定手段により指定された領域に対して楽音特性を指定す
ることができる。
【0013】この場合、領域指定手段により描いた図形
を表示手段に表示させ、この表示された図形に対して領
域指定して楽音特性を指定するようにすると、任意に描
いた図形に関連付けて楽音特性を設定できる。また、外
部から入力された図形を表示手段に表示させ、この表示
された図形を領域指定して楽音特性を指定すると、簡単
に、図形と楽音特性とを関連付けて設定することができ
る。
【0014】また、本発明の電子楽器によれば、上記入
力装置で表示手段の表示データの領域と楽音特性が設定
され、設定された領域が指定されると、この指定された
領域に設定された楽音特性の楽音を発生するので、鍵盤
等を使用することなく、表示手段に表示された図形や文
字等の表示データの領域を指定するだけで、指定した表
示データの領域に設定した楽音を発生させることがで
き、図形や文字等の表示データと楽音とを関連付けて発
生させることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の入力装置及びこの入力装置を
備えた電子楽器を実施例に基づいて具体的に説明する。
【0016】図1〜図14は、入力装置及びこの入力装
置を備えた電子楽器の第1実施例を示す図である。
【0017】図1は、入力装置を備えた電子楽器1とこ
の電子楽器1にケーブル2により接続されたTV装置3
の外観図であり、TV装置3は、通常の液晶TV装置で
ある。
【0018】電子楽器1は、その本体ケース4の表面に
モードキー5が設けられており、モードキー5を投入す
ることにより、描画モード、設定モード及び発音モード
を切り換えて設定することができる。
【0019】電子楽器1は、モードキー5により描画モ
ードに設定されると、ケーブル2を介してTV装置3か
ら映像データを取り込み、本体ケース4の表面に設けら
れた表示部6に取り込んだ映像データを表示出力するこ
とができる。また、この描画モードにおいては、タッチ
ペン7により表示部6の表面をタッチして、任意の図形
や文字等の映像を描くことができ、描いた図形や文字の
映像を表示部6に表示出力させることができる。
【0020】すなわち、表示部6は、図2に示すよう
に、LCD(Liquid Crystal Display)パネル8上にタ
ッチパネル9が積層され、LCDパネル8の下部にバッ
クライト部10が配設されている。LCDパネル8は、
通常のLCDが使用されており、LCDパネル8は、後
述するように、ビデオ画像を表示出力する。タッチパネ
ル9は、通常のタッチパネルが使用され、n行m列の複
数のマトリックス状にセンサが配列されている。タッチ
パネル9は、そのタッチパネル9上の押圧された位置を
検出し、タッチ位置情報として出力する。また、タッチ
パネル9は、透明部材で形成されており、タッチパネル
9を通してLCDパネル8の表示内容を視認することが
できる。バックライト部10は、ケーシング11とケー
シング11内に配設された反射板12及び複数本(図2
では、2本)の蛍光ランプ13で構成されており、LC
Dパネル8に背面から光りを照射して、LCDパネル8
に表示される文字や図形等の映像の視認性を向上させて
いる。
【0021】再び、図1において、電子楽器1は、上記
描画モードにおいて、表示部6に表示された映像の輪郭
がタッチペン7でなぞられると、なぞられた映像の輪郭
内を描画領域として認識する。このとき、なぞられた輪
郭が複数であれば、それぞれを区別して複数の描画領域
として認識する。
【0022】また、電子楽器1は、モードキー5により
設定モードに設定され、本体ケース4表面に設けられた
セレクトキー14が投入されと、上記描画モードにおい
て指定された各領域を順次選択して、選択領域であるこ
とを示す表示を行なう。この選択領域の表示は、例え
ば、選択領域の映像の色を選択前の色と変化させたり、
点滅させること等により行ない、この選択状態にある領
域に対して、本体ケース4表面に設けられた音高キー1
5により音高が指定され、また、同様に本体ケース4表
面に設けられた音色キー16によりピアノやオルガン等
の音色が指定されると、電子楽器1は、当該選択された
領域に対して指定された音高や音色等の楽音特性を設定
する。
【0023】さらに、電子楽器1は、モードキー5によ
り発音モードに設定され、タッチペン7で、上記設定モ
ードで楽音特性を設定された複数の領域のうちの1つが
タッチされると、タッチされた位置がいずれの領域に属
するかを判別し、その領域に対して上記設定モードで設
定された音高の楽音を生成して、本体ケース4に設けら
れたスピーカ17から楽音を発生する。このとき、電子
楽器1は、その領域に対して音高とともに音色が指定さ
れていると、指定された音色でその音高の楽音を発生さ
せる。
【0024】なお、本体ケース4の上面には、画像取り
込みボタン18が設けられており、電子楽器1は、上記
描画モードにおいて、画像取り込みボタン18が投入さ
れると、投入された時点で、TV装置3の画面に表示さ
れている画像をTV装置3から取り込む。
【0025】また、図1では、電子楽器1には、ケーブ
ル2を介してTV装置3が接続されているが、接続する
のはTV装置3に限るものではなく、例えば、ビデオ装
置等であってもよい。
【0026】この電子楽器1は、図3に示すように回路
構成されている。
【0027】すなわち、電子楽器1は、LCDコントロ
ーラ21、ビデオインタフェイス22、タッチパネルイ
ンタフェイス23、ビデオRAM24、音源回路25、
サウンドシステム26、ビデオRAMマップ27、デー
タRAM28、CPU29、プログラムROM30、波
形ROM31、操作部32、映像入力端子33、映像出
力端子34及び音声出力端子35等を備えている。
【0028】操作部32は、上記モードキー5、セレク
トキー14、音高キー15、音色キー16及び映像読み
取りボタン18等を総称したものである。
【0029】CPU29は、操作部32のキー操作を走
査し、プログラムROM30に格納されたプログラムに
従って電子楽器1の各部を制御して、キー操作に応じた
処理、特に、モードキー5で選択された選択モードに応
じた処理を行なう。
【0030】すなわち、上記TV装置3に接続されたケ
ーブル2は、映像入力端子33に接続され、電子楽器1
は、描画モードにおいて操作部32の画像読み取りボタ
ン18が投入されると、映像入力端子33から入力され
る映像をビデオインタフェイス22を介して、一旦ビデ
オRAM24にビデオ信号として格納する。ビデオRA
M24にビデオ信号として格納された映像は、ビデオイ
ンタフェイス22及びLCDコントローラ21を介し
て、LCDパネル8に表示出力される。また、描画モー
ドにおいてタッチパネル9で描画されると、電子楽器1
は、その描画データをビットマップデータとしてタッチ
パネルインタフェイス23を介して取り込んでビデオR
AMマップ27に、一旦格納し、その後、ビデオ信号に
変換してビデオRAM24に格納する。そして、電子楽
器1は、ビデオRAM24に格納したビデオ信号をLC
Dパネル8に表示出力させ、タッチパネル9で描かれた
画像を表示部6に表示する。
【0031】また、電子楽器1は、描画モードにおい
て、LCDパネル8に表示出力した画像の輪郭がタッチ
ペン7によりなぞられると、そのなぞられた画像の領域
を識別し、識別した指定領域の領域情報をデータRAM
28に格納する。すなわち、いま、表示部6のLCDパ
ネル8に、図4に示すような、太陽A、子供B及び2本
のひまわり1C、2Cの図形が表示されており、各ひま
わり1C、2Cには、花1C1、2C1、葉1C2、1
C3、2C2及び茎1C4、2C3が描かれている。そ
して、描画モードにおいて、この図形の太陽A、子供
B、ひまわり1C、2Cの花1C1、2C1及び葉1C
2、1C3、2C2の輪郭を、図5に示すように、タッ
チペン7でなぞられたとすると、電子楽器1は、この図
形のうち、タッチペン7でなぞられた図形の領域を、タ
ッチパネルインタフェイス23を介して取り込んで指定
領域として認識し、その指定領域の領域情報をデータR
AM28に格納する。
【0032】さらに、電子楽器1は、設定モードにおい
て、図5に示すように、この識別した領域に対して操作
部32の音高キー15や音色キー16により音高や音色
等の楽音情報が指定されると、指定された楽音情報を当
該領域に関連付けてデータRAM28に格納する。この
とき操作部32のセレクトキー14が投入されると、電
子楽器1は、投入される毎に、各領域を順次選択して当
該領域を点滅させたり、色を換えたりして表示出力させ
る。
【0033】また、電子楽器1は、発音モードにおい
て、表示部6に表示する画像のうち上記領域の1つがタ
ッチペン7によりタッチされると、どの領域がタッチさ
れたかをタッチパネル9により検出し、音源回路25を
制御して、この検出した領域に対して指定された音高を
指定された音色で発生させる。すなわち、CPU29
は、領域に対応してデータRAM28に格納されている
音高や音色等の楽音情報を読み出し、読み出した楽音情
報に対応する波形を波形ROM31から読み出して、音
源回路25に供給する。音源回路25は、波形が供給さ
れ、発音開始の指示があると、楽音を発生し、サウンド
システム26に供給して、発音を開始する。サウンドシ
ステム26は、A/D変換器やアンプ及びスピーカ17
等を備え、供給される楽音をスピーカ17から発生させ
るとともに、音声出力端子35から外部機器に出力す
る。
【0034】次に、作用を説明する。
【0035】本実施例では、ケーブル2で接続されたT
V装置3から映像を取り込んで、表示部6に表示出力
し、この表示部6に表示出力した映像の領域を、描画モ
ードにおいて指定することにより、表示部6、すなわ
ち、LCDパネル8の画面の領域指定を行なう。この指
定された領域に対して、設定モードで、楽音特性を指定
し、各領域と楽音特性とを関連付けてデータRAM28
に記憶する。そして、発音モードにおいて、任意の領域
をタッチペン7でタッチすると、その領域に対して指定
された楽音特性の楽音を発生する。
【0036】電子楽器1は、図6に示すメイン処理を実
行することにより、上記動作を行なっている。
【0037】すなわち、電子楽器1は、電源が投入され
ると、まず、イニシャル設定処理を行ない(ステップS
1)、各種レジスタの初期化等を行なう。その後、操作
部32の画像読み取りボタン18が投入されると、画像
読み取りボタン18が投入された時点でTV装置3に表
示されている画像を取り込み、ビデオRAM24にビデ
オ信号として格納する。
【0038】次に、CPU29は、操作部32のモード
キー5を走査し、選択モードをチェックする(ステップ
S2)。
【0039】選択モードが描画モードであると、ステッ
プS3からステップS6までの描画モード処理を行な
う。この描画モード処理では、LCDパネル8に表示さ
れている画像の輪郭をタッチパネル9上でなぞられるこ
とにより、まず、タッチパネル9のタッチ位置を検出す
るタッチ位置検出処理を行ない、次に、タッチ位置検出
処理で検出したタッチ位置からなぞられた範囲内を描画
領域として認識する図形認識処理を行なう。
【0040】すなわち、描画モードに移行すると、ま
ず、タッチパネル9をスキャンして、タッチパネル9上
のタッチ位置を検出し(ステップS3)、検出したタッ
チ位置情報をビデオRAMマップ27に転送して、格納
する(ステップS4)。すなわち、タッチパネル9は、
図7に示すように、x方向(行方向)にm列、y方向
(列方向)にn行のマトリックス状に検出センサが配列
されており、タッチパネル9の各検出センサ毎にタッチ
ペン7で押圧されたかいなかを検出して、その検出結果
をビット情報としてビデオRAMマップ27に転送・記
憶する。
【0041】次に、モードキー5が投入されたかどう
か、すなわち、モード切換が行なわれたかどうかチェッ
クし(ステップS5)、モードキー5が投入されていな
いときには、ステップS3に戻って、同様に、タッチパ
ネル9のタッチ位置情報を取り込んで、ビット情報とし
てビデオRAMマップ27に転送・記憶する。
【0042】このように、描画モードにおいて、図5に
示したようにLCDパネル8に表示されている画像の輪
郭がタッチペン7でなぞられると、そのタッチ位置を検
出して、ビデオRAMマップ27にビット情報として転
送・記憶する。例えば、図7に黒丸で示す位置がタッチ
ペン7でタッチされると、このタッチ位置に該当するビ
ット情報がビデオRAMマップ27に転送されて、タッ
チパネル9のタッチ位置を示すビットマップとして記憶
される。
【0043】その後、モードキー5が投入されると、上
記タッチ位置検出処理で検出したタッチ位置から描画領
域を認識する図形認識処理(ステップS6)を行ない、
ステップS2に戻る。この図形認識処理は、タッチペン
7で輪郭がなぞられた図形の領域を認識するための処理
であり、図8に示す手順で実行される。
【0044】すなわち、図形認識処理は、図7のy方向
毎にx方向についてタッチされた位置を検出(すなわ
ち、各行毎にタッチされた位置のみを検出)してデータ
RAM28のA領域(以降、データRAM(A)と略
す)に書き込みを行なうデータRAM(A)書き込み処
理(ステップP1)、このデータRAM(A)のデータ
から各指定領域のx方向の両端を識別してデータRAM
28のB領域(以降、データRAM(B)と略す)に書
き込みを行なうデータRAM(B)書き込み処理(ステ
ップP2)及びデータRAM(B)のデータから同じ領
域に属するx方向の両端のデータをy方向について分類
してまとめ、各領域毎に別々にデータRAM28の領域
C1・・・(以降、データRAM(C1)・・・と略
す)を確保して書き込むデータRAM(C)書き込み処
理(ステップP3)を順次行なうことにより処理され
る。
【0045】まず、データRAM(A)書き込み処理に
ついて、図9に示す詳細なフローチャートに基づいて説
明する。
【0046】データRAM(A)書き込み処理では、ま
ず、ビデオRAMマップ27に格納されたビットマップ
のy方向についてカウントするカウンタy及びx方向に
ついてカウントするカウンタxに「0」をセットし(ス
テップP101、P102)、両カウンタを順次増加さ
せていき、このx、yに該当するビデオRAMマップ2
7のビットマップにタッチ有りを示す書き込みが有るか
どうかチェックする(ステップP3)。
【0047】タッチ有りでないときには、カウンタxの
値が最終列の値である「m」になったかどうかチェック
し(ステップP105)、最終列まで処理していないと
きには、カウンタxを「1」だけインクリメントして
(ステップP106)、ステップP103に戻って、同
様に、インクリメントしたxとyに該当するビデオRA
Mマップ27にタッチ有りの書き込みがあるかどうかチ
ェックする(ステップP103)。
【0048】ステップP103で、タッチ有りのときに
は、データRAM(A)のy欄にxの値を書き込み(ス
テップP104)、xが「m」になったかどうかチェッ
クする(ステップP105)。上記ステップP103か
らステップP106までの処理を順次繰り返し行なうこ
とにより、y行について先頭列から最終列までにタッチ
有りの書き込みがあるかチェックして、タッチ有りの書
き込みのある列の値(xの値)をデータRAM(A)の
当該y欄に順次書き込む。
【0049】ステップP105で、xがmに一致する
と、そのy行についての処理を完了したと判断して、デ
ータRAM(A)のy欄にエンドマーク「E」を書き込
み(ステップP107)、カウンタyの値が最終行の値
である「n」になったかどうかチェックし(ステップP
108)、最終行まで処理していないときには、カウン
タyを「1」だけインクリメントして(ステップP10
9)、ステップP102に戻って、カウンタxを「0」
にセットする。以降、同様に、インクリメントしたカウ
ンタyの値の行についてタッチ有りの書き込みがあるか
どうかチェックして、タッチ有りの書き込みのある列の
xの値をデータRAM(A)の当該y欄に順次書き込む
(ステップP103〜ステップP106)。
【0050】上記処理を順次繰り返し行なって、ステッ
プP108でカウンタyの値が最終行の値である「n」
になると、データRAM(A)には、図10の左端図に
データRAM(A)の図として示すように、yの各欄毎
にタッチ有りがあるときには、そのタッチのあるxの値
とエンドマーク「E」が、タッチ有りがないときには、
エンドマーク「E」のみが書き込まれる。
【0051】このようにして最終行まで処理を終了する
と、図8に示すデータRAM(A)書き込み処理(ステ
ップP1)を終了し、次に、データRAM(B)書き込
み処理(ステップP2)を行なう。
【0052】データRAM(B)書き込み処理は、図1
1に示すように処理される。
【0053】データRAM(B)書き込み処理では、ま
ず、カウンタy及びカウンタxに「0」をセットする
(ステップP201、P202)。このカウンタx、y
は順次インクリメントされる。そして、データRAM
(A)のy欄のxのデータをレジスタX0にセットして
(ステップP203)、このレジスタX0の値をデータ
RAM(B)のy欄に書き込む(ステップP204)。
【0054】次に、レジスタX0の値が「E」であるか
どうか、すなわち、データRAM(A)の当該y欄に書
き込まれているデータが「E」のみであるかどうかチェ
ックし(ステップP205)、図10のデータRAM
(A)のy=0欄のように、「E」のときには、yの値
が「n」であるか、すなわち、最終行まで処理したかど
うかチェックする(ステップP215)。最終行まで処
理していないときには、カウンタyの値を「1」だけイ
ンクリメントして(ステップP216)、ステップP2
02に戻り、カウンタxに「0」をセットする。
【0055】次のy欄について同様に、データRAM
(A)のそのy欄の最初のxのデータをレジスタX0に
セットして(ステップP203)、セットしたレジスタ
X0の値をデータRAM(B)のy欄に書き込み(ステ
ップP204)、レジスタX0の値が「E」かどうかチ
ェックする(ステップP205)。
【0056】ステップP205で、レジスタX0の値が
「E」でないときには、図10のデータRAM(A)の
y=1欄のように、そのy欄に「E」以外のデータが書
き込まれていると判断して、レジスタxを「1」だけイ
ンクリメントして(ステップP206)、データRAM
(A)の当該y欄のxのデータをレジスタX1にセット
する(ステップP207)。
【0057】次に、このレジスタX1の値が「E」であ
るかどうかチェックし(ステップP208)、図10の
データRAM(A)のy=5欄のように、レジスタX1
の値が「E」であるときには、そのy欄のデータが最後
であると判断して、図10のデータRAM(B)のy=
5欄に示すように、同じレジスタX0の値をデータRA
M(B)のy欄に書き込む(ステップP213)。ま
た、データRAM(B)のy欄に「E」を書き込み(ス
テップP214)、カウンタyの値が「n」であるかチ
ェックする(ステップP215)。ここで、図10のデ
ータRAM(A)のy=5欄の場合のように、xのデー
タが1つしかないときには、ステップP213で、レジ
スタX0の値をデータRAM(B)のy欄に書き込んで
いるが、データRAM(B)には、同じ値のデータを、
さらにy欄に書き込んで、当該領域の左端データと右端
データを1対のデータとして書き込んでいる。
【0058】そして、ステップP215で、カウンタy
の値が「n」でないときには、カウンタyの値を「1」
だけインクリメントして(ステップP216)、ステッ
プP202に戻り、カウンタxに「0」をセットする。
【0059】以降、同様に、新たなy欄について、デー
タRAM(A)の最初のxのデータをレジスタX0にセ
ットして、データRAM(B)のy欄に書き込み(ステ
ップP203、P204)、そのxのデータが「E」で
あるかチェックし(ステップP205)、「E」でない
ときには、カウンタxの値をインクリメントして、デー
タRAM(A)のy欄のインクリメントしたx列のデー
タをレジスタX1に格納する(ステップP207)。こ
のレジスタX1の値が「E」であるかチェックし(ステ
ップP206)、図10のデータRAM(A)のy=1
からy=4欄のように、「E」でないときには、レジス
タX1の値からレジスタX0の値を減算した結果が予め
設定された値「N」(例えば、Nとしては、10〜20
の値が設定される。)より大きいかチェックして、レジ
スタX1に格納したxとレジスタX0に格納したxとが
行方向において同じ領域のものであるかどうか判断する
(ステップP209)。すなわち、例えば、図10のデ
ータRAM(A)において、y=3欄の場合、x=0列
のデータは、「1」であり、x=1列のデータは、
「3」であるため、「N」として「10」を設定したと
き、「3」から「1」を減算した結果は、「10」より
も小さいので、行方向(x方向)において同じ領域のデ
ータであると判断する。また、同様に、図10のデータ
RAM(A)のy=3欄の場合、x=2列のデータは、
「80」であるため、この「80」からx=1列のデー
タである「3」を減算した結果は、「10」よりも大き
いので、x方向において異なる領域のデータであると判
断する。
【0060】いま、ステップP209で、その比較結果
がNOの場合には、x方向において同じ領域のデータで
あると判断して、ステップP212に移行し、レジスタ
X1の値をレジスタX0に格納して(ステップP21
2)、ステップP206に移行する。
【0061】そして、ステップP206で、カウンタx
をインクリメントして次のxについて同様に「E」であ
るか(ステップP208)、また、前のxの値から減算
した結果が「N」より大きいかチェックする(ステップ
P209)。ここで、レジスタX1からレジスタX0を
減算した結果が「N」より大きいと、今回のxのデータ
は、x方向において異なる領域のデータであると判断し
て、データRAM(B)のy欄にレジスタX0のデータ
を書き込み(ステップP210)、データRAM(B)
のy欄にレジスタX1のデータを書き込む(ステップP
211)。そして、レジスタX1のデータをレジスタX
0に格納して(ステップP212)、ステップP206
に戻り、カウンタxをインクリメントして、次のxにつ
いて、同様に処理する。
【0062】すなわち、ステップP206からステップ
P209において、カウンタxを順次インクリメントし
て、データRAM(A)のそのxのデータが最終データ
(「E」)であるか、最終データでないときには、前の
xのデータとの差が「N」より大きいかどうかにより、
x方向において同じ領域のデータかどうか判断する。そ
して、ステップP210からステップP212におい
て、同じ領域のデータでないときには、前のxのデータ
をデータRAM(B)に、次に、今回のxのデータをデ
ータRAM(B)に書き込んで、レジスタX1の値をレ
ジスタX0に書き込み、同じ領域のデータのときには、
データRAM(B)へのxのデータの書き込みを行なわ
ずに、レジスタX1の値をレジスタX0に書き込む。
【0063】すなわち、図10のデータRAM(A)に
おいて、y=3欄のx=1列とx=2列のデータは、異
なる領域のデータであり、この異なる領域のデータが現
われると、ステップP210で前の領域の右端のデータ
をデータRAM(B)に書き込み、ステップP211
で、次の領域の左端のデータをデータRAM(B)に書
き込む。そして、データRAM(A)のy=3欄のx=
2列から6列までは、同じ領域のデータであり、このと
きには、x=3列から5列までのデータは、データRA
M(B)に書き込まない。
【0064】そして、ステップP208で、レジスタX
1のデータが「E」のときには、レジスタX0のデータ
をデータRAM(B)のy欄に書き込み(ステップP2
13)、データRAM(B)のy欄に「E」を書き込む
(ステップP214)。すなわち、図10で、データR
AM(A)のxから読み出したデータが「E」である
と、この「E」の前のxの値、すなわち、当該領域の右
端のデータであるレジスタX0の値を、データRAM
(B)に書き込み(ステップP213)、その後、
「E」をデータRAM(B)に書き込んで(ステップP
214)、カウンタyの値が「n」になったかどうかチ
ェックする(ステップP215)。
【0065】ステップP215で、カウンタyの値が
「n」になっていないときには、カウンタyをインクリ
メントして、次のy行について同様に処理する。
【0066】上記処理を順次行ない、ステップP215
で、カウンタyの値が「n」になると、最終行まで処理
を完了したと判断して、データRAM(B)書き込み処
理を終了する。このデータRAM(B)書き込み処理に
より、タッチパネル9上でタッチすることによりなぞら
れた各領域のx方向を識別することができるとともに、
データRAM(B)に、図10のデータRAM(B)に
示すように、各y欄に「E」と識別した各領域の左端の
データ及び右端のデータを対として書き込むことができ
る。
【0067】このようにして最終行まで処理を終了する
と、図8に示すデータRAM(B)書き込み処理(ステ
ップP2)を終了し、次に、データRAM(C)書き込
み処理(ステップP3)を行なう。
【0068】データRAM(C)書き込み処理は、図1
2に示すように処理される。
【0069】データRAM(C)書き込み処理では、デ
ータRAM(B)書き込み処理によりデータRAM
(B)に書き込んだデータから指定領域の列方向(y方
向)の領域の区切りを識別し、識別した各領域毎にデー
タRAM28のC領域に、領域Cz(z=0、1、2、
・・・)を確保して、各領域の先頭行から最終行までを
各行毎に左端列のデータと右端列のデータとを確保した
領域Czに書き込む。このデータRAM(C)書き込み
処理を図10及び図12に基づいて説明する。
【0070】すなわち、データRAM(C)書き込み処
理では、まず、作成したデータRAM(Cz)の領域の
数をカウントするカウンタw、カウンタy、カウンタx
及び処理中のデータRAM(Cz)をカウントするカウ
ンタzに「0」をセットする(ステップP301〜ステ
ップP304)。これらカウンタw、x、y、zは順次
インクリメントされる。データRAM(B)のy欄のx
のデータを読み出して、レジスタaにセットする(ステ
ップP305)。このレジスタaのデータが「E」であ
るかチェックし(ステップP306)、いま、図10の
データRAM(B)のy=0欄に示すように、レジスタ
aのデータが「E」であるときには、そのy欄には、領
域データがないと判断して、カウンタyの値が「n」で
あるか、すなわち最終行まで処理したかどうかチェック
する(ステップP319)。カウンタyの値が「n」で
ないときには、カウンタyの値を「1」だけインクリメ
ントして、ステップP303に戻り、カウンタx及びカ
ウンタzに「0」をセットして、次のy欄の最初のxの
データをレジスタaにセットする(ステップP30
5)。このレジスタaのデータが「E」かどうかチェッ
クし(ステップP306)、例えば、図10のデータR
AM(B)のy=1欄のように、「E」でないときに
は、レジスタaのデータは領域の左端を示すデータであ
るので、データRAM(B)のy欄のx+1のデータ、
すなわち、領域の右端を示すデータを読み出して、レジ
スタbにセットする(ステップP307)。
【0071】そして、カウンタwの値がカウンタzの値
より大きいかチェックし(ステップP308)、いま、
カウンタw及びカウンタzには、ステップP303及び
ステップP304で、ともに「0」がセットされている
ので、カウンタwの値を「1」だけインクリメントして
(ステップP317)、データRAM(Cz)、すなわ
ち、図10の右端図に示すように、データRAM(C
0)を確保する。次に、フラグFz、いま、z=0であ
るので、フラグF0に「0」をセットする(ステップP
318)。このフラグFz(z=0、1、2、・・・)
は、カウンタzの数だけ作られ、各データRAM(C
z)に対応するフラグであり、そのデータRAM(C
z)が書き込み中のとき、「0」に、書き込みが終了す
ると、「1」に設定される。
【0072】次に、後述するように、次のy欄について
処理する際に、ステップP310でデータRAM(B)
から読み込んできたxのデータが、現在書き込み中の領
域に属するデータであるかどうかをチェックするため
に、レジスタaの値をレジスタaz(z=0、1、2、
・・・)にセットし(ステップP311)、データRA
M(Cz)のy欄にレジスタa及びレジスタbのデータ
を書き込む(ステップP312)。すなわち、確保した
データRAM(C0)に最初の領域の左端を示すxのデ
ータ(図10のデータRAM(B)のy=1欄のx=0
列のデータである「2」)と右端を示すxのデータ(図
10のデータRAM(B)のy=1欄のx=1列のデー
タである「3」)を、図10の右端図に示すように、デ
ータRAM(C0)のy=1欄に書き込む。そして、カ
ウンタzを「1」だけインクリメントし(ステップP3
13)、またxのデータは、領域の左右端で1対である
ので、カウンタxを「2」だけインクリメントする(ス
テップP314)。
【0073】そして、ステップP305に戻って、同様
に、データRAM(B)の同じy欄のインクリメントし
たxのデータを読み出してレジスタaにセットし、レジ
スタaのデータが「E」であるかどうかチェックする
(ステップP306)。いま、図10のデータRAM
(B)のy=2欄のx=0列のデータ「1」を読み込ん
できたのであるから、レジスタaのデータは「E」では
なく、データRAM(B)からx+1のデータ、すなわ
ち、図10のy=2欄のx=1列のデータである「3」
を読み込み、カウンタwの値がカウンタzの値より大き
いかチェックする(ステップP308)。
【0074】いま、カウンタwには「1」が、カウンタ
zには「0」がセットされているので、フラグFzが
「0」かどうかチェックするが(ステップP309)、
フラグFzは、ステップP318で「0」にセットされ
ているので、レジスタazのデータからレジスタaのデ
ータを減算した減算結果の絶対値、すなわち、図10の
データRAM(B)の前y欄(y=1欄)の現在書き込
み中である領域(データRAM(C0))の左端を示す
xのデータ(x=「2」)と今回データRAM(B)か
ら読み込んだ領域の左端を示すxのデータ(x=
「1」)との差の絶対値が予め設定された値「M」(例
えば、10〜20の値が設定される。)より小さい(|
az−a|<M)かどうかにより、今回データRAM
(B)から読み込んだ左端を示すxのデータが、書き込
み中であるデータRAM(Cz)の領域と同じ領域であ
るかどうかチェックする(ステップP310)。
【0075】|az−a|<Mのときには、同じ領域の
データであると判断して、データRAM(Cz)のy欄
にレジスタa及びレジスタbの値を書き込み(ステップ
P312)、カウンタz及びカウンタxをインクリメン
トして、ステップP305に戻る。すなわち、図10の
データRAM(C0)のy=2欄にレジスタaの「1」
とレジスタbの「3」を書き込み、カウンタzを「1」
に、カウンタxを「2」にインクリメントする。
【0076】同様に、データRAM(B)のy欄から次
のxのデータを読み出して、レジスタaにセットし(ス
テップP305)、レジスタaのデータが「E」である
かチェックする(ステップP306)。いま、y=2欄
のx=2列のデータは、「E」であるので、ステップP
319に移行するが、いま、y=nまで処理していない
ので、カウンタyを「3」にインクリメントして(ステ
ップP320)、カウンタx及びカウンタzに「0」セ
ットして(ステップP303、P304)、y=3欄に
ついで同様に処理する。
【0077】ステップP305でレジスタaにセットし
たデータは、図10のデータRAM(B)から分かるよ
うに、「1」であり、レジスタaのデータは「E」では
ないので(ステップP306)、データRAM(B)の
当該y欄のx+1のデータをレジスタbにセットする
(ステップP307)。いま、データRAM(C)は1
つ作成されておりカウンタwは「1」であり、カウンタ
zはステップP304で「0」がセットされている、ま
た、このレジスタa及びレジスタbにセットしたデータ
は、上記データRAM(C0)に属するデータである。
したがって、ステップP308、ステップP309及び
ステップP310でYESとなり、レジスタaのデータ
をレジスタazに格納した後(ステップP311)、レ
ジスタa及びレジスタbのデータをデータRAM(C
0)のy=3欄に書き込んで(ステップP312)、カ
ウンタz及びカウンタxをインクリメントする(ステッ
プP313、P314)。
【0078】そして、データRAM(B)からインクリ
メントしたxのデータ(図10のx=2の「80」)を
読み出して、レジスタaにセットする(ステップP30
5)。いまレジスタaのデータは、「E」ではないの
で、データRAM(B)から次のインクリメントしたx
のデータ(図10のデータRAM(B)のy=3欄のx
=3列の「84」)を読み出してレジスタbにセットし
(ステップP307)、カウンタwとカウンタzを比較
する(ステップP308)。いま、カウンタwの値は、
「1」であり、カウンタzは、インクリメントされて
「1」となっており、w=1、z=1で、w>zではな
いので、カウンタwをインクリメントして、すなわち、
カウンタwの値を「2」にして(ステップP317)、
新たにデータRAM(C1)を作成し、フラグFzに
「0」をセットする(ステップP318)。このレジス
タaのデータをレジスタazに書き込み(ステップP3
11)、また、レジスタa及びレジスタbのデータを、
図10の右端図に示すように、新たに作成したデータR
AM(C1)に書き込んで(ステップP312)、カウ
ンタz及びカウンタxをインクリメントする(ステップ
P313、P314)。
【0079】ステップP305で、データRAM(B)
からそのy欄のインクリメントしたxのデータ、すなわ
ち、「E」を読み込んでレジスタaにセットする。い
ま、レジスタaのデータは「E」であるので、カウンタ
yのチェック及びインクリメントを行なって(ステップ
P319、P320)、次のy欄について同様に処理す
る。いま、yの値は、「4」にセットされているので、
上記y=3の場合と同様に処理し、処理が完了すると、
図10に示すように、データRAM(C0)及びデータ
RAM(C1)の該当するy欄には、データRAM
(B)のそのy欄のxのデータがそれぞれ書き込まれ
る。
【0080】そして、y=4についての処理が完了し、
ステップP319を経て、ステップP320でカウンタ
yがインクリメントされると、ステップP303に戻っ
て、次のy=5について処理する。
【0081】y=5では、図10に示すように、データ
RAM(B)のy=5欄のxの最初のデータは「82」
であるので、ステップP306で、レジスタaの値は
「E」ではないと判断し、x+1のデータである「8
2」を読み込んでレジスタbにセットする。
【0082】いま、カウンタwには「2」が、カウンタ
zには「0」がセットされているので、フラグFzをチ
ェックするが、フラグFzには「0」がセットされてい
るで、書き込み中であるカウンタzの値のレジスタaz
のデータ、すなわち、z=0のレジスタazのデータと
今回読み込んだレジスタaのデータとの差の絶対値が所
定値「M」より小さいかどうかチェックする(ステップ
P310)。ここで、図10のデータRAM(B)のy
=4欄のx=0列のデータとy=5欄のx=0列のデー
タとは、異なる領域のデータであり所定値「M」より小
さくないので、そのzの値に対応するフラグFz(図1
0では、フラグF0)を「1」にセットし(ステップP
316)、カウンタzを「1」だけインクリメントして
(ステップP315)、カウンタwとカウンタzを比較
する(ステップP308)。
【0083】次に、ここでも、カウンタwには「2」
が、カウンタzには「1」がセットされているので、フ
ラグFzをチェックするが、フラグFz、すなわちフラ
グF1には「0」がセットされているで、書き込み中で
あるカウンタzの値のレジスタazのデータ、すなわ
ち、z=1のレジスタazのデータと今回読み込んだレ
ジスタaのデータとの差の絶対値が所定値「M」より小
さいかどうかチェックする(ステップP310)。ここ
で、図10のデータRAM(B)のy=4欄のx=2列
のデータとy=5欄のx=0列のデータとは、同じ領域
のデータであり所定値「M」より小さいので、レジスタ
aのデータをレジスタazにセットし(ステップP31
1)、レジスタa及びレジスタbのデータをデータRA
M(Cz)、すなわち、データRAM(C1)に書き込
んで(ステップP312)、カウンタz及びカウンタx
をインクリメントする(ステップP313、P31
4)。
【0084】そして、当該y欄の次のx列のデータをデ
ータRAM(B)から読み出してレジスタaにセットし
(ステップP305)、レジスタaの値がカウンタwか
どうかチェックする(ステップP306)。いま、図1
0で、データRAM(B)のy=5欄のx=2列の値
は、「E」であるので、y=nかどうかチェックするが
(ステップP319)、y=nではないので、カウンタ
yをインクリメントして、次のy欄(y=6欄)につい
て同様に処理する。
【0085】いま、y=6欄には、領域データがなく、
「E」が書き込まれているので、以降、ステップP30
3からステップP306及びステップP319とステッ
プP320の処理が順次実行され、ステップP319
で、y=nになると、データRAM(C)書き込み処理
を終了する。
【0086】このように、データRAM(C)書き込み
処理では、データRAM(B)書き込み処理によりデー
タRAM(B)に書き込んだデータから描画領域の列方
向の領域の区切りを識別し、識別した各描画領域毎にデ
ータRAM28のC領域に、領域Cz(データRAM
(C1)・・・)を確保して、各描画領域の先頭行から
最終行までを各行毎に左端列のデータと右端列のデータ
とを確保したデータRAM(Cz)にそれぞれ書き込む
ことができる。このようにしてデータRAM(C)書き
込み処理を終了すると、図8に示すように、図形認識処
理を終了し、図6に示すように、ステップS2に戻っ
て、選択モードをチェックする。
【0087】ここで、設定モードが選択されていると、
設定モード処理を行なう。
【0088】この設定モード処理は、描画モード処理で
領域指定された指定領域に囲まれた各図形に対して、図
形番号と音高や音色を設定する処理である。
【0089】設定モード処理では、まず、図6に示すよ
うに、図形番号の指定があったかどうかチェックする
(ステップS7)。この図形番号の指定は、操作部32
のセレクトキー14を投入することにより、順次、上記
描画モードで指定した領域の図形を選択指定することが
でき、図形が指定されると、CPU29は、指定順に図
形番号を、例えば、図13に示すように、1、2・・・
のように付与する。
【0090】この図形番号が指定されると、音高や音色
が操作部32の音高キー15や音色キー16により指定
されるのを待って(ステップS8)、その指定された図
形番号と音高や音色データを、図13に示すように、デ
ータRAM28の所定領域に書き込む(ステップS
9)。その後、モードキー5が投入されたかどうかチェ
ックし(ステップS10)、モードキー5が投入されて
いないときには、ステップS7に戻って、図形番号の指
定のチェックから同様に処理する。上記処理を順次実行
すると、データRAM28には、図13に示すように、
各指定領域毎に、その図形番号と音色番号や音高番号が
書き込まれ、ステップS10で、モードキー5が投入さ
れると、設定モード処理を終了して、ステップS2に戻
る。
【0091】このように、設定モード処理により、描画
モードで指定した領域の図形に対して、任意に音高や音
色を設定することができる。
【0092】ここで、発音モードが選択されていると、
発音モード処理を行なう。
【0093】発音モード処理は、設定モードで設定した
タッチパネル9の図形をタッチペン7で指定されると、
指定された図形に設定モードで設定した音高の音を指定
された音色で発音させる処理である。
【0094】発音モード処理では、まず、タッチパネル
9をスキャンして(ステップS11)、タッチパネル9
上でタッチペン7により押圧された位置をタッチパネル
9上のx方向(行方向)及びy方向(列方向)の押圧位
置データとして検出し、押圧位置データを取り込む。こ
のスキャンした結果の押圧位置データに基づき押圧図形
認識処理(ステップS12)を行なう。
【0095】この押圧図形認識処理は、図14に示すよ
うに処理される。
【0096】すなわち、押圧図形認識処理では、まず、
検出した押圧位置データをx方向のデータを格納するた
めのレジスタx及びy方向のデータを格納するためのレ
ジスタyに格納し(ステップQ1)、データRAM(C
z)に格納されている各指定領域を走査するためのカウ
ンタzに「0」をセットする(ステップQ2)。
【0097】そして、データRAM(Cz)から当該押
圧されたy行に該当するy欄のデータ(xデータ)をレ
ジスタa及びレジスタbに読み込み(ステップQ3)、
押圧されたx列を示すレジスタxのデータが、レジスタ
a及びレジスタbのデータ内にあるかどうか(a≦x≦
b)により、押圧位置がデータRAM(Cz)の図形内
にあるかどうかチェックする(ステップQ4)。すなわ
ち、押圧位置と同じy欄についてのみ、押圧位置である
レジスタxのデータが当該データRAM(Cz)のxデ
ータであるレジスタaとレジスタbのデータの範囲内に
あるかどうかチェックすることにより、押圧位置が当該
データRAM(Cz)の領域内にあるかどうかチェック
している。
【0098】ステップQ4で、押圧位置が当該データR
AM(Cz)の領域内にないときには、カウンタzの値
がデータRAM28に作成したデータRAM(Cz)の
数になったかどうかチェックし(ステップQ5)、デー
タRAM(Cz)の数だけチェックしていないときに
は、カウンタzを「1」だけインクリメントして(ステ
ップQ6)、同様に、次のデータRAM(Cz)の当該
y欄のデータをレジスタa及びレジスタbに読み込んで
(ステップQ3)、同様に処理する。
【0099】ステップQ4で、レジスタxのデータが、
レジスタa及びレジスタbのデータの範囲内にあるとき
には、当該レジスタa及びレジスタbのデータが含まれ
ている領域番号(z)とともに、押圧位置に指定図形が
ある旨の有リターンを帰す。また、ステップQ4で、レ
ジスタxのデータが、レジスタa及びレジスタbのデー
タの範囲内にないときには、カウンタzの値がデータR
AM28に作成したデータRAM(Cz)の数になった
かどうかチェックし(ステップQ5)、データRAM
(Cz)の数に達していないときには、カウンタzをイ
ンクリメントして(ステップQ6)、ステップQ3に戻
る。
【0100】上記処理を順次繰り返し行ない、押圧位置
が、データRAM28に作成した各データRAM(C
z)の領域内にないまま、ステップQ5で、データRA
M28に作成した全ての領域についてのチェックを終了
すると、押圧位置に該当する図形がない旨の無リターン
を返して押圧図形認識処理を終了する。
【0101】この押圧図形認識処理を終了すると、CP
U29は、図6のメイン処理に戻って、押圧図形認識処
理の結果により、押圧位置が前記描画モードで設定した
領域を指定していないかどうかのチェック、すなわち、
非設定領域かどうかチェックし(ステップS13)、非
設定領域でないときには、データRAM28からその押
圧された指定領域の図形番号に基づいて音高や音色デー
タを読み込む(ステップS14)。CPU29は、この
読み込んだ音高や音色データに基づいて波形ROM31
から波形データを読み出して、音源回路25に設定し
(ステップS15)、音源回路25に発音開始の指示を
行なう(ステップS16)。
【0102】音源回路25は、波形データが供給され
て、発音開始の指示があると、供給された波形データに
より楽音を生成し、サウンドシステム26に供給する。
サウンドシステム26は、供給された楽音をスピーカ1
7から発生させるとともに、音声出力端子35を介して
外部装置に出力する。
【0103】CPU29は、発音開始の指示を音源回路
25に出力すると、モードキー5が投入されたかどうか
チェックし(ステップS17)、モードキー5が投入さ
れていないときには、モード切換が行なわれていないと
判断して、ステップS11に戻る。以下同様に処理し、
順次タッチパネル9を走査して、タッチパネル9が押圧
される毎に、押圧位置の図形に設定した音高や音色の楽
音を発生させる。
【0104】このように、TV装置3からの映像を取り
込んでLCDパネル8に表示出力し、この表示出力した
任意の映像の輪郭をタッチパネル9上でタッチペン7に
よりなぞることにより、領域指定することができる。そ
して、この指定した領域に音高や音色等の楽音特性を指
定することができる。その結果、LCDパネル8に表示
される文字や図形等の映像を領域指定し、指定した領域
に関連付けて楽音特性を容易に設定することができる。
【0105】また、このように楽音特性が指定された領
域が設定され、この設定された領域がタッチペン7によ
り指定されると、この指定された領域に設定された楽音
特性の楽音を発生することができる。したがって、鍵盤
等を使用することなく、LCDパネル8に表示された図
形や文字等の映像の領域を指定するだけで、指定した領
域の映像に設定した楽音を発生させることができ、図形
や文字等の映像と楽音とを関連付けて発生させることが
できる。その結果、映像と楽音とを関連付けた演奏を行
なうことができ、従来にない、面白味のある電子楽器を
提供することができる。
【0106】図15は、本発明の入力装置及びこの入力
装置を備えた電子楽器の第2実施例のメイン処理を示す
フローチャートである。
【0107】本実施例は、図1に示した電子楽器1と同
様の電子楽器に適用したものであり、本実施例では、描
画モードにおいて、タッチパネル上でタッチペンにより
描かれた映像を取り込んで、表示部に表示出力して、こ
の表示部に表示出力した映像の領域を、自動的に描画領
域として区分して認識する。そこで、本実施例の説明に
あたり、第1実施例で用いた符号をそのまま用いて、以
下説明する。特に、図6と同様の処理については、同一
のステップ番号を付してその詳細な説明を省略する。
【0108】図15において、電子楽器1は、電源が投
入されると、第1実施例と同様に、まず、イニシャル処
理を行ない(ステップS1)、操作部32のモードキー
5を走査して、選択モードをチェックする(ステップS
2)。
【0109】選択モードが描画モードであると、まず、
タッチパネル9をスキャンして、タッチパネル9のタッ
チ位置を検出し(ステップS3)、検出したタッチ位置
情報をビデオRAMマップ27に転送して、ビット情報
として格納する(ステップS4)。CPU29は、この
ビット情報をプログラムROM30内に格納されている
ビデオデータ変換プログラムに従ってビデオデータに変
換し、ビデオRAM24に転送・記憶させる(ステップ
S20)。CPU29は、このビデオRAM24に記憶
させたビデオデータをビデオインタフェイス22を介し
てLCDコントローラ21に出力させ、LCDコントロ
ーラ21がLCDパネル8を制御して、タッチパネル9
上のタッチ位置をLCDパネル8に表示出力させる(ス
テップS21)。
【0110】次に、モードキー5が投入されたかどうか
チェックし(ステップS5)、モードキー5が投入され
ていないときには、ステップS3に戻って、同様に、タ
ッチパネル9のタッチ位置をビデオRAMマップ27に
格納するとともに、ビデオデータに変換して、ビデオR
AM24に格納した後、LCDパネル8に表示出力する
(ステップS3〜ステップS21)。上記処理を順次繰
り返し行なうことにより、タッチパネル9上でタッチペ
ン7により文字や図形等の映像が描かれると、その描か
れた映像が、順次ビデオRAMマップ27に展開され、
ビデオデータに変換されてビデオRAM24に格納され
るとともに、LCDパネル8に表示出力される。
【0111】その後、モードキー5が投入されると、ス
テップS5からステップS6に移行し、上記第1実施例
と同様の図形認識処理を行なう(ステップS6)。但
し、この図形認識処理では、図8から図12に示した図
形認識処理と同様の処理手順により処理されるが、本実
施例では、上記タッチパネル9上で描かれた映像自体を
それぞれ領域として自動的に認識する。
【0112】この図形認識処理を終了すると、ステップ
S2に戻り、選択モードをチェックする(ステップS
2)。以降選択モードに応じて、設定モード処理及び発
音処理を行なうが、この設定モード処理及び発音モード
処理は、上記実施例と同様である。
【0113】このように、本実施例によれば、タッチパ
ネル9をタッチすることにより、文字や図形等の映像を
描き、この描いた映像の領域を認識する。そして、設定
モードで認識した領域に音高や音色等の楽音特性を設定
し、発音モードで、設定した領域をタッチペン7により
指定すると、指定した領域に設定した楽音特性の楽音を
発生させることができる。したがって、演奏者が、任意
に描いた映像に楽音特性を設定し、その映像を指定する
ことにより設定した楽音特性の楽音を発生させることが
できる。その結果、より一層、自由度のある映像に対し
て楽音を設定して、その楽音を任意の順序で発生させる
ことができ、より一層面白味のある電子楽器を提供する
ことができる。
【0114】
【発明の効果】本発明の入力装置によれば、表示手段に
外部から入力された映像データを図形或いは文字として
表示出力されると、この表示手段に積層された領域指定
手段は当該表示手段に表示された前記図形或いは文字の
領域を指定することができ、更に、楽音特性指定手段は
この指定された領域に対して楽音特性を指定することが
できる
【0115】また、本発明の電子楽器によれば、本発明
の入力装置で表示手段の表示データの領域と楽音特性が
設定され、この設定された領域が指定されると、指定さ
れた領域に設定された楽音特性の楽音を発生することが
できるので、鍵盤等を使用することなく、表示手段に表
示された図形や文字等の表示データの領域を指定するだ
けで、指定した表示データの領域に設定した楽音を発生
させることができ、図形や文字等の表示データと楽音と
を関連付けて発生させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した電子楽器の第1実施例の外観
構成図。
【図2】図1の表示部の分解斜視図。
【図3】電子楽器の回路ブロック図。
【図4】図形の表示された表示部の正面図。
【図5】表示された図形を領域指定する状態の表示部の
正面図。
【図6】図1の電子楽器のメイン処理を示すフローチャ
ート。
【図7】タッチパネルの押圧位置の一例をx−y方向の
ドットとして示す図。
【図8】図6の図形認識処理の手順を示すフローチャー
ト。
【図9】図8のデータRAM(A)書き込み処理の詳細
な処理を示すフローチャート。
【図10】図8の図形認識処理によりデータRAMに形
成されるデータRAM(A)、データRAM(B)及び
データRAM(C)のメモリマップを示す図。
【図11】図8のデータRAM(B)書き込み処理の詳
細な処理を示すフローチャート。
【図12】図8のデータRAM(C)書き込み処理の詳
細な処理を示すフローチャート。
【図13】図6の押圧図形認識処理によりデータRAM
に書き込まれる図形番号と音色番号及び音高番号の関係
を示す図。
【図14】図6の押圧図形認識処理の詳細な処理を示す
フローチャート。
【図15】本発明を適用した電子楽器の第2実施例のメ
イン処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 電子楽器 2 ケーブル 3 TV装置 5 モードキー 6 表示部 7 タッチペン 8 LCDパネル 9 タッチパネル 15 音高キー 16 音色キー 17 スピーカ 18 画像取り込みボタン 21 LCDコントローラ 22 ビデオインタフェイス 23 タッチパネルインタフェイス 24 ビデオRAM 25 音源回路 26 サウンドシステム 27 ビデオRAMマップ 28 データRAM 29 CPU 30 プログラムROM 31 波形ROM 32 操作部 33 映像入力端子 34 映像出力端子 35 音声出力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−131990(JP,A) 特開 平2−251995(JP,A) 特開 平2−68598(JP,A) 特開 平6−59674(JP,A) 特開 平3−126075(JP,A) 実開 昭61−119196(JP,U) 特公 昭48−42963(JP,B1) 実公 平5−10858(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10H 1/18 G09F 27/00 G10H 1/34 H01H 13/70

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から入力された映像データを図形或
    いは文字として表示出力する表示手段と、 前記表示手段と積層され当該表示手段に表示された前記
    図形或いは文字の領域を指定する領域指定手段と、 前記領域指定手段により指定された領域に対して楽音特
    性を指定する楽音特性指定手段と、 を備えたことを特徴とする入力装置。
  2. 【請求項2】 前記楽音特性指定手段は、音高を指定す
    ることを特徴とする請求項1記載の入力装置。
  3. 【請求項3】 前記楽音特性指定手段は、音色を指定す
    ることを特徴とする請求項1または請求項2記載の入力
    装置。
  4. 【請求項4】 前記領域指定手段は、前記表示手段によ
    り表示された前記図形或いは文字の任意の領域を指定す
    ることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに
    記載の入力装置。
  5. 【請求項5】 前記入力装置は、前記領域指定手段によ
    り前記図形或いは文字の領域が指定され、前記表示手段
    に表示された当該図形或いは文字の領域を認識する領域
    認識手段を更に備え、前記領域指定手段は、前記表示手段に表示される前記図
    形或いは文字の 各部を領域区分して領域指定可能であ
    り、前記領域認識手段は、該領域指定手段の指定した各
    領域をそれぞれ認識することを特徴とする請求項1から
    請求項4のいずれかに記載の入力装置。
  6. 【請求項6】 前記領域指定手段は、図形或いは文字を
    描くことにより該図形或いは文字を表示データとして入
    力可能であり、前記表示手段は、該領域指定手段から入
    力された前記表示データを図形或いは文字として表示出
    力することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれ
    かに記載の入力装置。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項6のいずれか1項に
    記載の入力装置と、 前記領域指定手段により領域が指定されると、該領域に
    対して、前記楽音特性指定手段により指定された楽音特
    性の楽音を発生する楽音発生手段と、 を備えたことを特徴とする電子楽器。
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