JP3296167B2 - カウンター兼用テーブル - Google Patents

カウンター兼用テーブル

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JP3296167B2
JP3296167B2 JP30313495A JP30313495A JP3296167B2 JP 3296167 B2 JP3296167 B2 JP 3296167B2 JP 30313495 A JP30313495 A JP 30313495A JP 30313495 A JP30313495 A JP 30313495A JP 3296167 B2 JP3296167 B2 JP 3296167B2
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孝男 植田
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株式会社イトーキクレビオ
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的なテーブル
として利用できると同時に、テーブル天板前端部側の一
部を天板上方に移動させることでカウンターとしても使
用することのできるカウンター兼用テーブルに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のカウンター兼用テーブルとして
は、本出願人が実公平2−27784号公報にて開示し
ているように、本体部の両側板内面と小天板の側面を、
一対の回動杆を並行配設したリンク機構にて回動自在に
枢着したものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のカウン
ター兼用テーブルにあっては、本体部の両側板内面と小
天板の側面を、一対の回動杆の両端部に直接枢着し、か
かる一対の回動杆にて小天板の回動を行うとともに、小
天板の支持を行う必要があるため、小天板に大きな荷重
をかけると破損するおそれもあり、また常に一対の回動
杆を用いたリンク機構が、本体部の外部に現れるために
デザイン的にも優れたものであるとは言い難かった。
【0004】そこで、本発明は、強度的に優れ、更にデ
ザイン的にも見栄えのよいカウンター兼用テーブルを提
供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は前述の課題解
決のために鋭意研究を行った結果、一対の回動杆を並行
配設したリンク機構にて本体部の両側板内面と小天板の
底面から延設した支持部材の側面を枢着して小天板及び
支持部材を回動自在に枢着してなり、小天板の回動上限
において、テーブル天板上で小天板が平行になるよう
に、テーブル天板の前端部を回避しうる切欠部を前記支
持部材に設けるとともに、小天板の回動下限でテーブル
天板と小天板が同一平面になるように設定したカウンタ
ー兼用テーブルを開発し、本発明を提供するものであ
る。
【0006】
【0007】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明のカウンター兼用テーブルを具体化した実施の形
態について説明する。図1乃至図7は、本発明の一実施
例であるカウンター兼用テーブルAを示したものであ
る。
【0008】カウンター兼用テーブルAは、一対の回動
杆1,1を並行配設したリンク機構にて本体部2の両側
板3a,3a内面と小天板4の底面から延設した支持部
材5の側面を枢着して小天板4及び支持部材5を回動自
在に枢着し、小天板4の回動上限においてテーブル天板
6上で小天板4が平行となり、小天板4の回動下限でテ
ーブル天板6と小天板4が同一平面になるように設定
し、更に小天板4の回動上限でテーブル天板6と小天板
4が平行になった状態を保持しうるロック機構7を設け
ている。
【0009】まず、本体部2は、図1乃至図3に示すよ
うに、両側に側板3aを設けるとともに、支持板10にて
底板3bを支持し、後方に背板3c前方に開閉自在な扉
3dを設け、内部に棚板11を設け、そして上面の前部を
やや開放した状態でテーブル天板6を設けた構造であ
る。
【0010】更に、カウンター兼用テーブルAにおい
て、小天板4を前記本体部2に対して回動自在に取り付
けるのに、取付部材8、回動杆1、固定板9、支持部材
5が用いられている。
【0011】取付部材8は、断面コ字部材8aの両側に
支持片8bを延設した部材である。
【0012】回動杆1には、角パイプや長尺の板体を用
いることができる。
【0013】支持部材5は、基部12の側方から前方に偏
心させて支持部13を延設した板体を用い、支持部13の後
方に、小天板4が回動上限での位置において、テーブル
天板6前端部を回避しうる円弧状の切欠部14を設け、基
部12の後方上部に当止部15を突設させている。このよう
に支持部材5に切欠部14を設けることにより、回動上限
において、支持部材5の基部12を、本体部2内に位置さ
せることができる。尚、上述した支持部材5では、板体
を用いているが、杆体を枠状に組んだものであってもよ
い。
【0014】固定板9は、前記支持部材5と回動杆1を
取り付けるために介在させる板状の部材であり、附勢バ
ネ16の一端を係止させるための係止ピン17を立設してい
る。
【0015】次に、ロック機構7は、図6及び図7に示
すように、主として軸体18の両端部に、カム19を固着す
るとともに、該カム19を弾性附勢するキックバネ20を巻
回し、小天板4を有する支持部材5を回動上限の位置に
保持させる附勢バネ16を有する構造である。
【0016】カム19は、図4及び図5に示すように、板
状のカム本体21を側面視への字形状に湾曲させ、カム本
体21後端の下方を切り欠いて係止部22とし、カム本体21
前部の内面に引手部23を設けたものであり、軸体18の両
端にカム19の略中央部を貫通して取り付ける。
【0017】そして、カウンター兼用テーブルAは、本
体部2の両側板3a,3a内面の後方に取付部材8の取
付片11を側板3aに埋設したおにめナットにボルトにて
螺合固定し、この取付部材8の上下に一対の回動杆1,
1の一端を枢着するとともに、支持部材5の基部12に後
部がやや突出するようにボルト止めした固定板9の後方
の上下に一対の回動杆1,1の他端を枢着して支持部材
5を回動自在とし、このように本体部2の両側に並行配
設した支持部材5,5の上面にテーブル天板6を固定す
るとともに、該テーブル天板6の下面に垂直に反り防止
のための横桟24を設けており、図2(b)及び図5に示
すように、小天板4の回動下限でテーブル天板6と小天
板4が同一平面になるように設定し、図2(a)及び図
4に示すように、小天板4の回動上限でテーブル天板6
と小天板4がテーブル天板6上で平行となり、更に回動
上限において前記支持部材5の当止部15に当接しうる突
部25をテーブル天板6内面に設けている。尚、テーブル
天板6と小天板4の接触面に斜面26a、26bとしている
ので、安定した支持を行うことができ、また特に図示し
ないが小天板4が回動下限に位置した状態で支持部材5
の底面を支持するストッパーを設けてもよく、更に突部
25の表面にはゴム部材を外被させる方が好ましい。
【0018】更に、カウンター兼用テーブルAは、本体
部2の両側板3a,3a内側の後方上部に設けた固定ピ
ン27と、固定板9の係止ピン17に、コイルバネを用いた
附勢バネ16の両端を係止して、小天板4が回動上限に位
置するように弾性附勢するとともに、キックバネ20の両
端が支持部材5の基部12とテーブル天板6の間に位置す
るように、本体部2の両側板3a,3a内側にロック機
構7の軸体18の両端を固定し、回動上限においてはロッ
ク機構7のカム19の係止部22が、テーブル天板6を支持
する支持部材5の基部12の側方に延設した固定板9の係
止ピン17と係合するように弾性附勢されている。また、
本体部2の両側板3a,3a及び両内側板3e,3eの
内面と当接するように、上方の回動杆1の両側にスライ
ダー28を設け、両取付部材8,8の間には取付金具を介
して連結パイプ30が設けられている。尚、スライダー28
を設ける位置は、支持部材5の両側であってもよい。ま
た、図2及び図3中、29は、回動下限において、小天板
4を支持するための受け金具であり、小天板4のそりを
防止するために設けられたものである。
【0019】また、カウンター兼用テーブルAによれ
ば、回動上限では、図4に示すように、ロック機構7に
おけるカム19の係止部22と固定板9の係止ピン17が係合
し、テーブル天板6と小天板4がテーブル天板6上で平
行に位置した状態に保持され、カウンターとして使用で
きる。また、本体部2内の両側に位置するロック機構7
におけるカム19の引手部23を上方に持ち上げて一点鎖線
にて示すように、カム19の係止部22と係止ピン17との係
合が解かれ、テーブル天板6を附勢バネ16の附勢力に反
して下方にゆっくり押し下げると、図4中矢印方向に回
動し、小天板4の回動下限でテーブル天板6と小天板4
が同一平面になり、図5に示すように、一般的なテーブ
ルとして使用することができる。更に、カウンターとし
て使用する場合には、附勢バネ16の附勢力を利用して小
天板4を上方に持ち上げると、テーブル天板6と小天板
4がテーブル天板6上で平行に位置するとともに、ロッ
ク機構7におけるカム19の係止部22と固定板9の係止ピ
ン17が係合して固定保持される。
【0020】このようにカウンター兼用テーブルAによ
れば、回動上限の位置で、小天板4に荷重がかかって
も、支持部材5を介して回動杆1,1に荷重がかかるの
で、直接小天板4と回動杆1,1をリンクさせる場合に
比べて、強度的に優れたものとなる。
【0021】また、カウンター兼用テーブルAによれ
ば、回動上限では、図4に示すように、支持部材5の支
持部13が本体部2内に位置し、支持部13が上方に現れる
だけであり、また回動下限においても支持部材5の支持
部13が本体部2から突出した状態であるので、デザイン
的に優れたものとなるとともに、安定したイメージを与
える。
【0022】更に、図8及び図9に基づいて他の実施例
のカウンター兼用テーブルAについて説明する。カウン
ター兼用テーブルAは、上述したカウンター兼用テーブ
ルAと同様に一対の回動杆1,1のリンク機構を用い
て、支持部材5を有する小天板4を回動自在とし、ロッ
ク機構7にて小天板4を回動上限における位置で保持す
る点においては同様な構造であるが、附勢バネ16にて回
動杆1を直接弾性附勢するとともに、本体部2の構造に
おいて以下の相違がある。即ち、本体部2は、図8及び
図9に示すように、側板3a,3の前面の一部を前方に
延設し、この延設された側板3a,3aの間に基台31及
び円柱状の足載せ台32を横架し、扉を設けずに前面は開
放した状態とし、前面の両側にはロック機構7を隠す前
板3fを設けた構造としている。
【0023】また、図9に示すように、ロック機構7に
おいて下端の中央部及び後部に上部係止部22a及び下部
係止部22bを有するカム19を用いることにより、通常
は、カム19の上部係止部22に固定板9の係止ピン17を係
止させて小天板4をキックバネ20にて回動上限の位置に
保持した状態とし、上部係止部22aと係止ピン17の係止
を解き、小天板4を附勢バネ16の附勢力に反して回動下
限まで回動した後、カム19の基端部を下方に回動させ、
下部係止部22bと下方に移動させた固定板9の係止ピン
17を係止させることにより、回動下限において小天板4
を保持することも可能である。
【0024】
【発明の効果】以上の記載より明らかなように、次に記
載する作用及び効果を奏する。請求項1記載のカウンタ
ー兼用テーブルによれば、小天板及び支持部材を本体部
に対して上方に回動させると回動上限でテーブル天板と
小天板が平行となりカウンターとして使用でき、また小
天板及び支持部材を本体部に対して下方に回動させると
回動下限でテーブル天板と小天板が同一平面になりテー
ブルとして使用でき、特に、回動上限の位置で、小天板
に荷重がかかっても、支持部材を介して回動杆に荷重が
かかるので、直接小天板と回動杆をリンクさせる場合に
比べて、強度的に優れたものとなる。また、小天板の回
動上限において、テーブル天板上で小天板が平行になる
ように、テーブル天板の前端部を回避しうる切欠部を前
記支持部材に設けので、回動上限では、支持部材の支持
部が本体部内に位置し、支持部が上方に現れるだけであ
り、テーブルとして、又はカウンターとして使用する場
合であっても、リンク機構が外部に現れることなく、小
天板を支持する支持部材が現れるだけであるので、デザ
イン的に優れたものとなるとともに、安定したイメージ
を与える。
【0025】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る代表的実施例であるカウンター兼
用テーブルの正面図
【図2】(a)小天板を回動上限に位置させた状態のカ
ウンター兼用テーブルの説明斜視図 (b)小天板を回動下限に位置させた状態のカウンター
兼用テーブルの説明斜視図
【図3】小天板を回動上限に位置させた状態のカウンタ
ー兼用テーブルの断面図
【図4】小天板を回動上限に位置させた状態のカウンタ
ー兼用テーブルの説明断面図
【図5】小天板を回動下限に位置させた状態のカウンタ
ー兼用テーブルの説明断面図
【図6】ロック機構の分解斜視図
【図7】ロック機構の一部断面状態の正面図
【図8】他の実施例のカウンター兼用テーブルの斜視図
【図9】同じくカウンター兼用テーブルの説明断面図
【符号の説明】
A カウンター兼用テーブル 1 回動杆 2 本体
部 4 小天板 5 支持部材 6 テー
ブル天板 7 ロック機構 8 取付
部材 9 固定板 10 棚板 11 支持板 12 基部 13 支持部 14 切欠
部 15 当止部 16 附勢
バネ 17 係止ピン 18 軸体 19 カム 20 キッ
クバネ 21 カム本体 22 係止
部 23 引手部 24 横桟 25 突部 26 斜面 27 固定ピン 28 スラ
イダー 29 受け金具 30 連結
パイプ 31 基台 32 足載
せ台
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47F 9/00 - 9/04 A47B 1/00 - 41/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の回動杆を並行配設したリンク機構
    にて本体部の両側板内面と小天板の底面から延設した支
    持部材の側面を枢着して小天板及び支持部材を回動自在
    に枢着してなり、小天板の回動上限において、テーブル
    天板上で小天板が平行になるように、テーブル天板の前
    端部を回避しうる切欠部を前記支持部材に設けるととも
    、小天板の回動下限でテーブル天板と小天板が同一平
    面になるように設定したカウンター兼用テーブル。
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JP6422373B2 (ja) * 2015-03-04 2018-11-14 株式会社オカムラ 天板付き家具
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