JP3295904B2 - 現金受渡し用袋 - Google Patents

現金受渡し用袋

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JP3295904B2 JP02132298A JP2132298A JP3295904B2 JP 3295904 B2 JP3295904 B2 JP 3295904B2 JP 02132298 A JP02132298 A JP 02132298A JP 2132298 A JP2132298 A JP 2132298A JP 3295904 B2 JP3295904 B2 JP 3295904B2
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和彦 鴇田
晋一 杉山
孝之 舟橋
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株式会社ユーエフジェイ銀行
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、コンビニ
エンスストアなどで、利用者が自分の預金口座から引き
出した現金を受取る際(コンビニエンスストアの店員が
利用者に現金を手渡す際)に用いられる現金受渡し用袋
に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】一般に、銀行との金融
取引、なかでも現金の引き出しは、銀行の店舗、特に現
金自動預金支払機(ATM)が設置された無人店舗にて
行われている。しかし、休日は夕方になると、また、平
日でも夜間にはATMが使用できないため、不便を感じ
ることが多かった。
【0003】こうした実情に鑑み、本発明者は、顧客
が、コンビニエンスストアなどで、自分の預金口座から
現金を引き出せるサービスを提案するに至った。以下、
このサービスの概要について、図4を用いて簡単に説明
する。本サービスは、概して、コンビニエンスストアに
設置された金融取引装置11、この金融取引装置11と
オンライン回線〔CAFIS(クレジット情報システ
ム)ネットワーク〕を用いて結ばれた銀行のホストコン
ピュータ12、及びコンビニエンスストアに常設されて
いるレジスター13などからなる図4のシステムを用い
て実施される。
【0004】本サービスの実施に際しては、利用者(顧
客)と銀行との間に、まず所定の契約が結ばれる。この
契約の締結は、コンビニエンスストアに設置された金融
取引装置11を用いてなされる。すなわち、利用者は、
金融取引装置11に契約相手銀行のキャッシュカード1
4を挿入し、続いて暗証番号を入力する。すると、金融
取引装置11は、読み取ったカード情報と暗証番号情報
とをオンライン回線を用いて銀行に送る。銀行では、ホ
ストコンピュータ12が送られてきた情報の正否を判別
する。そして、その情報が正しいものである場合にの
み、ホストコンピュータ12はコンビニエンスストアの
金融取引装置11に契約可情報を送る。契約可情報を受
けた金融取引装置11は、利用者に契約意思の確認を求
める。ここで、利用者の契約意思が確認されれば、契約
に係る手続きは完了し、利用者は上記サービスを受ける
ことが可能となる。
【0005】続いて、契約が締結された後、利用者がコ
ンビニエンスストアで現金を受取る場合であるが、この
際の手続きも、契約締結時と同様、金融取引装置11を
用いて行われる。すなわち、現金の受取りに際して利用
者は、まず金融取引装置11に契約銀行のキャッシュカ
ード14を挿入し、暗証番号を入力する。次いで、受取
り希望金額を入力すると、これらの情報はオンライン回
線を経て銀行に送られる。銀行では、ホストコンピュー
タ12が送られてきた情報の正否を判別し、更に利用者
の預金口座の残高を確認する。そして、特に問題がない
場合にのみ、つまり送られてきた情報が正しく、かつ、
預金口座の残高が受取り希望金額以上である場合にの
み、ホストコンピュータ12はコンビニエンスストアの
金融取引装置11に出金可情報を送る。すると、この出
金可情報を受けた金融取引装置11が現金受取り用レシ
ート15を発給するので、利用者は、この現金受取り用
レシート15を受取って、カウンターの店員に提示すれ
ばよい。現金受取り用レシート15の提示を受けた店員
がバーコードスキャナで、そのバーコード情報を読み取
ると、レジスター13のディスプレイには、利用者に手
渡すべき金額が表示される。この後、店員は利用者から
所定の手数料を徴収し、そしてレジスター13のディス
プレイに表示された額の現金を利用者に手渡す。これに
よって、利用者は、自分が希望した額の現金をコンビニ
エンスストアで得ることになる。言い換えれば、自分の
預金口座から現金を引き出して、それをコンビニエンス
ストアで受取ったことになる。
【0006】さて、上記サービスの実施に際しては、店
員がレジスターから現金を取り出し、その金額を確かめ
た後、現金をそのまま利用者に手渡すようになると考え
られる。しかし、この方法では、現金を利用者に手渡し
たという記録を残すことが難しい。これは、現金を通常
の商品とは同じように扱えないことが原因となってい
る。また、こうした問題とは別に、上記受渡し方法で
は、店員が現金を数え間違う恐れがあり、トラブルが起
きやすい。
【0007】したがって、本発明が解決しようとする課
題は、現金の受渡しに際し、現金を通常の商品と同じく
扱えるようにすることである。また、現金を数え間違え
るといったトラブルが起きないようにすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、金融機関
の店舗以外の施設に設置された金融取引装置にキャッシ
ュカード情報を読み取らせ、暗証番号情報を入力し、更
に受取り希望金額情報を入力する工程と、これらの情報
を前記金融機関に送信する工程と、前記金融機関が受信
した情報の正否を判別し、更に利用者の口座残高を確認
する工程と、受信した情報が正しく、かつ、口座残高が
受取り希望金額以上であった場合にのみ、出金可情報を
前記金融機関の店舗以外の施設に送信する工程と、出金
可情報を受けて前記金融取引装置から現金受取り用レシ
ートを発給する工程とを具備し、前記利用者が、前記現
金受取り用レシートを提示することで、自分が希望した
額の現金を前記金融機関の店舗以外の施設で受取れるよ
うにした現金の受渡し方法の実施に際して用いられる袋
であって、 現金を収納する袋本体部と、 前記袋本体部の
表面に設けられ、前記袋本体部内に収納された現金の額
に関する情報を表示する金額情報表示部と、 前記袋本体
部の面の一部を切り欠くことによって設けられ、前記袋
本体部内に収納された現金の種類を確認できる金種確認
用窓と、前記袋本体部の縁部を両面とも同じ位置で切り
欠くことによって設けられ、前記袋本体部内に収納され
た現金の枚数を確認できる枚数確認用窓とを具備してな
ることを特徴とする現金受渡し用袋によって解決され
る。
【0009】
【0010】なお、この現金受渡し用袋にあっては、袋
本体部の表面に、現金の受渡しに伴って発生する手数料
に関する情報を表示する手数料情報表示部を設けること
ができる。これにより、手数料を間違えるといったトラ
ブルが起きなくなる。そして、既存の設備(バーコード
スキャナ)を有効活用するため、現金の額に関する情報
および/又は手数料に関する情報は、バーコード形式で
表示されてなることが好ましい。
【0011】本発明では、袋本体部の面の一部を切り欠
くことによって、袋本体部内に収納された現金の種類を
確認できる金種確認用窓を設けているので、現金受渡し
用袋内に間違いなく現金(特に紙幣)が入っているか否
かや金種を直ちに確かめることができる。また、前記袋
本体部の縁部を両面とも同じ位置で切り欠くことによっ
て、袋本体部内に収納された現金の枚数を確認できる枚
数確認用窓を設けているので、収納されている現金の枚
数を確かめることができる。 従って、本発明によれば、
金種確認用窓と枚数確認用窓とが共に設けられているこ
とから、金額が間違っていないかどうかをすぐに確かめ
ることが可能となる。 更に、本発明では、その中に収納
される現金の額に関する情報を、例えばバーコード形式
にて表示する金額情報表示部を袋本体部の表面に設けて
いる。すなわち、適当な手段(例えばバーコードスキャ
ナ)を用いて、収納された現金の額に関する情報を読み
取れるようにしているので、その情報を取扱店の売上管
理装置などに容易に入力することができる。従って、本
発明の現金受渡し用袋に現金を詰めて利用者に手渡すよ
うにすれば、現金を通常の商品と同じく取り扱うことが
可能となる。言い換えれば、本発明の現金受渡し用袋を
用いることにより、ある額の現金を利用者に手渡したと
いう記録を確実に残すことができる。
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】また、この現金受渡し用袋に予め所定額の
現金を詰めて準備しておけば、間違った額の現金を利用
者に手渡してしまうといったトラブルは起きない。すな
わち本発明の現金受渡し用袋を用いた場合、利用者から
現金の受取り要求があった際には、中に収められた金額
を金額情報表示部で確認した後、現金が詰められた現金
受渡し用袋をそのまま利用者に手渡せばよい。したがっ
て、現金の受取り要求があった時点で現金を数える場合
のごとく現金を数え間違えることはない。
【0016】
【発明の実施の形態】以下で本発明の一実施形態として
説明する現金受渡し用袋は、コンビニエンスストア等で
の現金の受渡しに用いられるもので、現金を収納する袋
本体部と、この袋本体部の表面に設けられ、前記袋本体
部内に収納される現金の額に関する情報を表示する金額
情報表示部とを具備している。特に、本実施形態の現金
受渡し用袋は、金融機関の店舗以外の施設に設置された
金融取引装置にキャッシュカード情報を読み取らせ、暗
証番号情報を入力し、更に受取り希望金額情報を入力す
る工程と、これらの情報を前記金融機関に送信する工程
と、前記金融機関が受信した情報の正否を判別し、更に
利用者の口座残高を確認する工程と、受信した情報が正
しく、かつ、口座残高が受取り希望金額以上であった場
合にのみ、出金可情報を前記金融機関の店舗以外の施設
に送信する工程と、出金可情報を受けて前記金融取引装
置から現金受取り用レシートを発給する工程とを具備
し、前記利用者が、前記現金受取り用レシートを提示す
ることで、自分が希望した額の現金を前記金融機関の店
舗以外の施設で受取れるようにした現金の受渡し方法の
実施に際して用いられるものである。なお、袋本体部の
表面には、現金の受渡しに伴って発生する手数料に関す
る情報を表示する手数料情報表示部を設けている。ま
た、現金の額に関する情報および手数料に関する情報
は、バーコード形式で表示した。そして、本実施形態で
は、袋本体部を封筒状のものとし、前記袋本体部の面の
一部を切り欠き、この切り欠いた部分から前記袋本体部
内に収納される現金を確認できるようにした。更に、袋
本体部の縁部を両面とも同じ位置で切り欠き、この切り
欠いた部分から前記袋本体部内に収納される現金を確認
できるようにした。そして、袋本体部の開口部分に蓋部
を設け、この蓋部によって前記袋本体部の開口を閉塞で
きるよう構成した。
【0017】続いて、図1〜図3を用い、本発明の実施
形態を更に詳しく説明する。なお、図1は本発明の実施
形態である現金受渡し用袋の表側を示す外観図、図2は
同現金受渡し用袋の裏側を示す外観図、図3は、中に現
金が詰められ、更に開口が閉塞された状態での現金受渡
し用袋の外観図である。本実施形態の現金受渡し用袋
は、紙材やプラスチックフィルムなどを加工することに
よって得られたものであり、図1や図2に示すごとく、
封筒状の構造を有している。すなわち、現金が収納され
る袋本体部1と、この袋本体部1の開口部分に設けられ
た蓋部2とを具備する。このうち蓋部2は、袋本体部1
に対して一体的に、つまり袋本体部1の開口部分から連
続して設けられている。
【0018】袋本体部1の開口部分の構造については後
に詳述するが、本実施形態では、蓋部2を折り曲げ、そ
れを袋本体部1の開口部近傍面に貼着することで、袋本
体部1の開口1aを閉塞できるようにしている。上記現
金受渡し用袋は、袋本体部1及び蓋部2と共に、袋本体
部1内に収納される現金の額に関する情報を表示する金
額情報表示部3と、現金の受渡しに伴って発生する手数
料(取扱手数料)に関する情報を表示する手数料情報表
示部4とを具備する。ここでは、金額情報表示部3が有
する現金の額に関する情報および手数料情報表示部4が
有する手数料に関する情報をバーコード形式で表示して
いる。なお、金額情報表示部3及び手数料情報表示部4
は、印刷によって袋本体部1の表面に形成したが、それ
らをシール状のものとし、袋本体部1の表面に貼り着け
るようにしてもよい。また、バーコード以外の表示形式
を用いてもよい。
【0019】更に、本実施形態の現金受渡し用袋は、現
金確認用窓5を有する。この現金確認用窓5は、袋本体
部1の面の一部を矩形状に切り欠いて得られたもので、
袋本体部1の中に現金を収納した際、その現金の一部
は、図3に示すごとく、現金確認用窓5から見えるよう
になっている。これにより、利用者は、すぐに袋本体部
1内に収納された現金(特に金種)を確認することがで
きる。
【0020】また、上記現金受渡し用袋にあっては、袋
本体部1の縁部に凹部6が形成されている。この凹部6
は、袋本体部1の縁部を両面とも同じ位置で、半円状に
切り欠いて得られたもので、袋本体部1の中に現金を収
納した際、その現金の周縁部は、図3に示すごとく、凹
部6内に突出するようになっている。これによっても利
用者は、すぐに袋本体部1内に収納された現金(特に枚
数)を確認することができる。
【0021】次に、袋本体部1の開口部分の構造につい
てであるが、蓋部2を折り曲げたとき、それと重なる袋
本体部1の開口部近傍面には、図2から判るように、粘
着シート7を設け、更にこの粘着シート7に剥離シート
8を積層させている(図3では剥離シート8の一部を粘
着シート7から剥がした状態を示している)。したがっ
て袋本体部1の開口1aを閉塞する際には、剥離シート
8を完全に剥がした後、蓋部2を折り曲げ、それを粘着
シート7に圧着させればよい。これによって、袋本体部
1の開口1aは確実に閉塞された状態となる。
【0022】続いて、上記現金受渡し用袋がどのように
使用されるかについて説明する。現金受渡し用袋は、図
3に示すごとく、中に所定額の現金(例えば1万円紙幣
で1〜5万円程度)が収められ、閉蓋状態で、コンビニ
エンスストアの金庫に保管されている。さて、本実施形
態の現金受渡し用袋は、利用者が、先に説明したサービ
ス、すなわちコンビニエンスストアに設置された金融取
引装置にキャッシュカード情報を読み取らせ、暗証番号
情報を入力し、更に受取り希望金額情報を入力する工程
と、これらの情報を銀行に送信する工程と、銀行が受信
した情報の正否を判別し、更に利用者の口座残高を確認
する工程と、受信した情報が正しく、かつ、口座残高が
受取り希望金額以上であった場合にのみ、出金可情報を
コンビニエンスストアに送信する工程と、出金可情報を
受けて金融取引装置から現金受取り用レシートを発給す
る工程とを経て、この現金受取り用レシートを店員に提
示することで、自分が希望した額の現金をコンビニエン
スストアで受取れるようにしたサービスを受ける場合に
用いられるものである。したがって、ここでは、現金受
取り用レシートが店員に提示された後の処理について説
明する。
【0023】利用者から現金受取り用レシートの提示を
受けた店員は、それをバーコードスキャナで読み取り、
利用者に手渡すべき金額を確認する。そして、金庫を開
け、この利用者に手渡すべき金額の現金が収納された現
金受渡し用袋を取り出す。なお、ここでは受取り可能な
金額を1万円単位とした。したがって、利用者が受取り
を希望する金額が、一つの現金受渡し用袋に収納された
金額の最大値以上である場合、利用者には、複数の現金
受渡し用袋を手渡すことになる。また、金額が大きくな
ると処理が煩わしくなるので、実際には、一度の手続き
で受取れる金額に上限(ここでは5万円)が設定され
る。
【0024】金庫から現金受渡し用袋を取り出した後、
店員は、バーコードスキャナを用いて、現金受渡し用袋
の金額情報表示部3及び手数料情報表示部4に表示され
た情報を読み取る。すると、バーコードスキャナと連動
するレジスターのディスプレイには、実際に利用者に手
渡される金額、つまり現金受渡し用袋の中に収納された
現金の額と、取扱手数料とが表示される。そして、この
時点で、コンビニエンスストアの売上管理装置には、出
金情報および取扱手数料の入金情報が入力される。
【0025】さて、レジスターのディスプレイに現金額
と取扱手数料とが表示されたならば店員は、その表示を
見て、金額に間違いがないことを確認し、取扱手数料を
利用者から徴収する。利用者から取扱手数料を受取った
後、店員は、利用者に現金が収納された現金受渡し用袋
を手渡し、これによって一連の処理が完了する。このよ
うに本実施形態では、現金受渡し用袋を、現金が収納さ
れる袋本体部1と、この袋本体部1の表面に設けられた
金額情報表示部3及び手数料情報表示部4とを具備して
なる構造とした。つまり、バーコードスキャナを用い
て、収納された現金の額に関する情報など読み取れるよ
うにしているので、その情報をコンビニエンスストアの
売上管理装置に容易に入力することができる。よって、
本実施形態の現金受渡し用袋に現金を詰めて利用者に手
渡すようにすれば、現金を通常の商品と同じく取り扱う
ことが可能となる。すなわち、ある額の現金を利用者に
手渡したという記録を確実に残すことができる。また、
上記現金受渡し用袋を用いた場合、この現金受渡し用袋
に予め所定額の現金を詰めて準備しておけるので、間違
った額の現金を手渡してしまうといったトラブルが起き
ない。言い換えれば、本実施形態の現金受渡し用袋を用
いた場合、利用者から現金の受取り要求があった際に
は、中に収められた金額を金額情報表示部3で確認した
後、現金が詰められた現金受渡し用袋をそのまま利用者
に手渡せばよいので、現金の受取り要求があった時点で
現金を数える場合のごとく現金を数え間違える恐れはな
い。
【0026】なお、ここでは、予め現金受渡し用袋内に
現金を詰めておく場合を例に挙げて説明したが、店員が
ベテランであり、現金を数え間違う恐れがない場合に
は、かならずしも現金受渡し用袋に現金を詰めて準備し
ておく必要はない。例えば、レジスターから現金を取り
出し、この取り出した現金をその場で現金受渡し用袋に
詰め、利用者に手渡すようにしてもよい。この場合に
も、出金情報などを簡単に売上管理装置に入力できるの
で、現金を通常の商品と同じく取り扱うことが可能であ
る。
【0027】
【発明の効果】袋本体部の面の一部を切り欠いて袋本体
部内に収納された現金の種類を確認できる金種確認用窓
を設けているので、現金受渡し用袋内に間違いなく現金
(特に紙幣)が入っているか否かや金種を直ちに確かめ
ることができる。また、前記袋本体部の縁部を両面とも
同じ位置で切り欠いて袋本体部内に収納された現金の枚
数を確認できる枚数確認用窓を設けているので、収納さ
れている現金の枚数を確かめることができる。 すなわ
ち、本発明は、金種確認用窓と枚数確認用窓とが共に設
けられていることから、金額が間違っていないかどうか
を直ちに確かめることができる。 更に、本発明は、収納
された現金の額に関する情報を、例えばバーコード形式
にて表示する金額情報表示部を袋本体部の表面に設けて
いる。すなわち、適当な手段(例えばバーコードスキャ
ナ)を用いて、収納された現金の額に関する情報を読み
取れるようにしているので、その情報を取扱店の売上管
理装置などに容易に入力することができる。 従って、本
発明の現金受渡し用袋に現金を詰めて利用者に手渡すよ
うにすれば、現金を通常の商品と同じく扱うことができ
る。したがって、本発明の現金受渡し用袋を用いること
により、ある額の現金を利用者に手渡したという記録を
残すことができる。また、手渡すべき現金を数え間違え
るといったトラブルが起きない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である現金受渡し用袋の表側
を示す外観図
【図2】本発明の実施形態である現金受渡し用袋の裏側
を示す外観図
【図3】中に現金が詰められ、更に開口が閉塞された状
態での現金受渡し用袋の外観図
【図4】コンビニエンスストアで銀行の預金口座から現
金を引き出せるサービスの概要を説明するための参考図
【符号の説明】
1 袋本体部 1a 袋本体部の開口 2 蓋部 3 金額情報表示部 4 手数料情報表示部 5 現金確認用窓 6 凹部 7 粘着シート 8 剥離シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−170297(JP,A) 実開 平3−105480(JP,U) 実開 昭48−110328(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 33/00 G06F 17/60 B65D 27/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金融機関の店舗以外の施設に設置された
    金融取引装置にキャッシュカード情報を読み取らせ、暗
    証番号情報を入力し、更に受取り希望金額情報を入力す
    る工程と、これらの情報を前記金融機関に送信する工程
    と、前記金融機関が受信した情報の正否を判別し、更に
    利用者の口座残高を確認する工程と、受信した情報が正
    しく、かつ、口座残高が受取り希望金額以上であった場
    合にのみ、出金可情報を前記金融機関の店舗以外の施設
    に送信する工程と、出金可情報を受けて前記金融取引装
    置から現金受取り用レシートを発給する工程とを具備
    し、前記利用者が、前記現金受取り用レシートを提示す
    ることで、自分が希望した額の現金を前記金融機関の店
    舗以外の施設で受取れるようにした現金の受渡し方法の
    実施に際して用いられる袋であって、 現金を収納する袋本体部と、 前記袋本体部の表面に設けられ、前記袋本体部内に収納
    された現金の額に関する情報を表示する金額情報表示部
    と、前記袋本体部の面の一部を切り欠くことによって設けら
    れ、前記袋本体部内に収納された現金の種類を確認でき
    る金種確認用窓と、 前記袋本体部の縁部を両面とも同じ位置で切り欠くこと
    によって設けられ、前記袋本体部内に収納された現金の
    枚数を確認できる枚数確認用窓 とを具備してなることを
    特徴とする現金受渡し用袋。
  2. 【請求項2】 袋本体部の表面には、現金の受渡しに伴
    って発生する手数料に関する情報を表示する手数料情報
    表示部が設けられてなることを特徴とする請求項1の
    金受渡し用袋。
  3. 【請求項3】 現金の額に関する情報および/又は手数
    料に関する情報は、バーコード形式で表示されてなる
    とを特徴とする請求項1又は請求項2の現金受渡し用
    袋。
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