JPS6195470A - 病院用自動現金取引機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野］ 本発明は病院用自動現金取引機に関し、特に病院におけ
る診療行為に対する現金支払いを自動的に処理する病院
用自動現金取引機に関する。

〔従来技術〕

現金の払い出し、または預は入れを自動的に処理する現
金自動取引機はＡ　Ｔ　Ｍ（Ａｕｔｏ−ｍａｔｉｃ　Ｔ
ｅｌｌｅｒＭａｃｈｉｎｅ　）の名称でもよく知られ、
多くの金融機関等において利用されでいる。

病院において診療を受けた患者がその診療行為に対して
支払うべき負担金は初診料のほか各稈健康保険システム
の適用対象外の診療わるいは検査行為等がありこれらの
内容は近時増加の一途を辿っている。

この負担金は収入金窓口部門に対し患者もしくはその代
理人によって支払られれ、この支払い行為は基本的には
窓口担当者と支払考量の現金授受によって処理場れでお
り、他の医療事務の業務処理に比して処理自動化が大幅
に遅れているのが実状である。

病院の医療ｕＫ１の自動化は、ホストコンビ一一タを備
えて多くのサブシステムを総括する病院事務管理センタ
ーの制御のもとて実施されているが、これらサブシステ
ムは一般的には主として診療行為に対する健康保険点数
のカウント、病歴情報のストアならびに検索等、診療行
為に直接的に関連あるものに重点が置かれ、近時外来患
者の受付は業務の自動化等が診療外事務処理の対象とし
て進められている程度に過ぎない。

〔発明が解決しようとする問題点） このような背景下において実行されている患者支払金、
すなわち病院側から見れば収入金の管理部門では未収入
金の一覧表といった各種統計に関する帳表作成程度はコ
ンピュータ利用の自動処理化が進んでいるものの、収入
金管理部門としての主たる業務である納付金の受領なら
びに集計、納付書の集計等のいわゆる窓口業務は殆んど
自動化されていないといってよい。

この原因としては前述した如く、従来の自動化の主対象
が直接であれ間接であれ診療行為に関するものにほぼ限
定されていたことのほか、納付金支払者が比較的少なく
従ってこの種の関連処理業務自体がそれほど多いもので
はなかったことがあげられる。

しかしながら、近時患者の納付金支払いがどの病院でも
激増しつつあり、このため毎日必要な納付金請求内容の
総集計、定時の中間締切時における収納金の集計、納付
書の管理等病院側の手作業処理が著しく増大しつつあり
このため多大の処理時間と人数を要し、−万納付する。

９者側も待ち時間の著しい増加が避けられないという欠
点がある。

本発明の目的は上述した欠点を除去し、病院事務管理セ
ンターの有するホストコンビエータト接続されたサブシ
ステムとしての納付金支払システムを備えホストコンピ
ュータの制御のもとに患者別納付金処理金ＩＤカード挿
入によって自動的に実行せしめる手段を備えて納付金に
関する現金取引の自動化を図ることにより、病院側の収
入金窓口業務の自動化ならびに無人化が可能となってこ
れＶｃｌする処理時間と人員との大幅な削減が可能とな
るうえ、収入金ならびに納付票の日常管埋を太ｃＶＣ改
善し得て、さらに納付に要する患者側の待ち時間も著し
く削減しうる病院用自動現金取引機を提供することにあ
る。

〔問題を解決するための手段〕

本発明の病院用自動現金取引機は、患者ごとに発行され
るＩＤカードの磁気ストライプに記録された患者番号と
患者本人のパスワード入力により患者本人を確認したう
え過去の未納金を含む請求金額を患者ＶＣ表示する請求
内容表示手段と、請求金額を支払う場合に紙幣とともに
硬貨も利用しうる現金取込み手段と、この現金取込み手
段による入金処理完了後これに対する領収？１−発行し
出力するとともに指定薬剤の引き渡しが必要な場合は薬
局に持参すべき薬引替券も併せ出力する出力手段とを備
えて構成される。

〔実施例］ 次ＶＣ図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明による病院用自動現金取引機の基本的運
用の内容を説明するための基本的運用説明図でちる。

第１図に示す基本的運用説明図ＶＣは収入金窓口１１Ｃ
Ｎ個の病院用自動現金取引機１１−１〜１１−Ｎを備え
、これらは伝送路１１１−１〜１１１−Ｎを介し病院事
務管理センター５０のホストコンピュータと相互に、内
蔵もしくは外付のモデム（ＭＯＤＥＭ）（図示せず）を
介してＰ続されている。

篇１図ＶＣはさらに、銀行等の金融機関による預入れ、
払出しシステムいわゆるバンキングシステム１００を併
記して示しているが、このバンキングシステムに患者の
個人口座が設定されかつモデム（図示せず）を介して病
院事務管理センター５０のホストコンビエータに接続さ
れているときは現金取引の対象として通常の紙幣、硬貨
のほかに口座預金も含むことが容易に可能となる。

病院事務管理センター５０のホストコンピュータには患
者に対する診療行為にもとづいて発生する健康保険関係
の計数、病歴データその他がＭ個の関連サブシステム１
０００−１〜１０００−Ｍから供給され、これらサブシ
ステム群から入力しストアされた各種データのうち現金
取引の対象となる恵者ごとのデータ、すなわち各患者の
個人別納付金のリストが発生時系列、発生費目別に次次
に抽出され現金納付データマスクファイルとして備えら
れている。

病院用自動現金取引機１１−１〜１１−Ｎは病院規模、
患者数等を勘案して決定したＮ＠全備え、基本的にはよ
く知られた前述のＡＴＭＫ対し次のように構成内容の変
更を加えたものと言ってよい。

すなわち、通常のＡＴＭはＩＤカードのほか通帳による
預金、払出しが可能であるが本発明によるＡＴＭｉｄＩ
Ｄカード利用のみで十分であり通帳関係の構成内容は削
除しである。また取扱われる現金は納付金のみであり、
これは観点を変えると現金預は入れだけを対象としたも
のと考えることが出来て、従って払出し関係は不要とな
る。さらに、納付現金の内容も紙幣とともに硬貨の使用
にも応答できるものでありかつ、つり銭の排出も可能な
もので心ることが必要である。これら上述した内容のほ
かはほぼ通常のＡＴＭと同じ構成であり、かつモデムに
内部に組込んだ構成としている。

第２図は第１図に示した本発明の病院用現金自動取引機
の基本的構成を示すブロック図である。

第２図に示す本発明の病院用現金自動取引機は例として
病院用現金自動取引機１ｌ−１ｉ’Ｃついて記しており
、納付者操作Ｍ　１０１　、　　ＣＩ　Ｐ　（Ｃａｒｄ
Ｉｍｐｒｉｎｔｅｒ　Ｐｒ１ｎｔｅｒ）　ＴＩ５１０２
．現金納入部１０３、出力部１０４．制御部１０５．メ
モリ部１０６、表示部１０７およびモデム１０８等をイ
芦えて構成される。病院用現金自動取引機１１−１は上
述した構成内容のほかＶｃ通常のＡＴＭの有する内部時
計、電源関係機器等も備えているがこれらの図示は省略
する。

はて、病院用現金自動取引機１ｌ−ＩＵ通常ＡＴＭとほ
ぼ同様な構造のＩＤカード挿入口を有しこれにＩＤカー
ドを挿入することができる。

納付者操作部１０１は納付者が病院用ＡＴＭ１１−１を
操作するときの操作手順、納付者操作キー情報の入力等
を実行するものでろり、これら操作手順あるいは操作キ
ー情報はいずれも表示部１０７に表示され納付者に指示
される。

指示された操作手順に従ってＩＤカードを挿入するとＣ
ＩＰ部１０２がＩＤカードの妥当性チェック、磁気スト
ライプの患者番号の読取υ等の処理を行ない、また後述
するように予め設定されたタイミングでエンボス文字を
内蔵ジャーナル用紙にプリントする。

コラＬ、てＣＩＰ部１０２Ｖｃよって読取られたＩＤカ
ードの患者番号および患者本人入力によるパスワードは
制御部１０５の制御のもとにモデム１０８に供給され所
定の形式の変調方式で変調されて送信信号に変換された
あと伝送路１１１−１を介して病院事務管理センタ５０
に送出され、内蔵モデムで復調されホストコンピュータ
によって確認される。

ホストコンピュータには現金納付データマスクファイル
から納付者に対する請求内容を抽出し内れモデム、伝送
路１１１−１モデム１０Ｂ、制御部１０５を介して表示
部１０７にこれを表示する。

この表示内容ＶＣは過去の未納分の有無ならびに引渡し
薬剤名も含まれる。

制御部１０５は病院用現金自動取引機１ｌ−１１ｒ、構
成する各部の動作制御、各種演算ならびに病院事務管理
センター５０との通信制御を実行し、上述した納付者本
人の確認、請求内容の表示もこの制御部１０５の制御の
もとに実施される。

またメモリｘ０６！ｄいわゆるフロッピィディスクを利
用し、電源等の他のユニットも含め制御部１０５による
制御内容をストアするほか、オフライン運用時にあって
は各種内容の事故口座や納付記録等のストアも行なう。

なお、モデム１０ＥＨｊ：病院事務管理センター５０に
内蔵のモデムとともに相互に近距離に配置されたときな
どはこれを専用インタフェースとは換しても差支えない
。

さて、表示部１０７に納付内容を指示きれた納付者はこ
の内容にもとづく現金納付を現金納入部１０３を介して
実行する。

現金納入３ｉ０３は硬貨利用が可能なＡ　Ｔ　Ｍの現金
預は入れ機構といった機能を有するものでおり、紙幣と
硬貨の両方についてその取込みおよび認識、格納、計数
ならびに異常チェック等を実施する。この場合硬貨は金
種別の複数の硬貨格納筒に収納され、交通機関の自動き
っぷ販売機等の利用でも公知の認識、格納、計数等の手
段によって処理される。

納付者は納付者操作部１０１ｔ”操作しつつ未納分、今
回納入分ごとに紙幣と硬貨のいずれかもしくは混用によ
って納付金を支払い、この場合つり銭があるときはつり
銭が排出される。この結果はまた制御部１０５の制御の
もとじ病院事務管理センターのホストコンビエータにお
ける現金納付データマスタファイルにストアされ収入金
管理等に利用される。

このあと出力部１０４はホストコンピュータならびに制
御部１０５の制御のもとに所定のフォーマットで打出さ
れる領収書、薬剤引替券を出力する。

第３図は第２図の実施例における現金取引処理内容のフ
ローチャートである。

納付者が納付者操作部１０１のキー操作を行なって動作
のスタート５０１をし、次にＩＤカードを挿入し本人確
認−納入内容表示５Ｑ２ｉＣＩＰ部１０２および表示Ｍ
Ｉ　Ｏ７Ｖｃよって実行する。

ホストコンビエータによって確認された納付者が、表示
された納入内容にもとづいて現金の納入を現金納入部１
０３を介して実行する入金・計数５０３が実行されると
入金した紙幣、硬貨の真偽、金種等が確認されたのちそ
れぞれ紙幣格納箱、硬貨格納筒に収納てれる。こうして
取引される取引内容のデータは病院用現金自動取引機１
１−１内蔵のジャーナル用紙に印字されるとともに制御
部１０５、モデム１０８．伝送路１１１−１を介して病
院事務管理センター５０へも送信され、内容が確認され
るとこの旨制御部１０５１Ｃ応答され受信される。この
ような取引内容印字しデータ送受信５０４が実行された
あと、受信データ印字・エンボスプリント５０５が実行
される。受信データ印字は内蔵ジャーナル用紙の受信ジ
ャーナルエリアに病院事務管理センターから送出された
受信データの内容を印字するものであり、またエンボス
プリン）Ｕ受信ジャーナルエリア印字後インプリントエ
リアにＩＤカードのエンボス内容をインプリントする。

現金納入部１０３は納付された現金を計数した結果これ
が表示部１０７に表示された請求よりも多いときＫはつ
り銭を排出する機構も備えており、つり銭あり５０６の
判定の結果ＹＥＳのときはつり銭の額を制御部１０５の
制御のもとに表示部１０７に表示したうえ、つり銭排出
口につり銭を排出するつり銭表示−排出５０７を実行す
る。またつり銭有り５０６の判定がＮＯのときは、つり
銭表示・排出５０７実行後と同様に、次に領収書・薬引
替発行５０８を出力部１０４によって実行したあと処理
フローはエンド５０９となる。

なお、第２図の実施例ではバンキングシステム１００と
の連絡は行なっていない場合を例としているが、専用伝
送路等を介して病院事務管理センター５０がバンキング
システムと接げし、納付者の個人口座からの引き出しが
可能である場合には上述した現金に加えて納付金の金額
もしくは１部を口座預金に工って充当するようなエバ全
納付も容易に実施しうろことは知らかである。

〔発明の効果〕

ｖＪ、上説明した如く本発明によれば、病院；−撃ゞａ
埋センターの■するホストコンピュータと接シしたサブ
システムとしての請求全納付システム千備えホストコン
ビエータのｆ’＋１！　イｌ！＋１のもとに芒者別Ａ！
付金処狸七■Ｄカード挿入によってγ行せ（、める手段
１に：備えて納付金の給入に関する自なり化現金取引の
！行を図ることにより、避ｊ院ザ：：の収入金２Ｚｏ矢
務の自動化ならびに無人化が１便となって（Ｉｌｌ：要
する処理時間と人員との大群な削減が可能となるうえ、
収入金ならびに納付型の日常監理を太幅ＶＣａ’Ｚ管し
得てをらに納付ＶＣ要する患者１１１１の待ち時間も著
しく削減し、うる病院用自硬現金殿引チが実現できると
いう効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による病院出自り現金１１９引８少の基
本的運用の内容を説明するための基不的運用説明図、第
２図は第１図に示した本発明の病院用現金自動取引機の
基本的構成を示すブロック図、第３図は第２図の実施例
における現金取引処理内容のフローチャートである。 １・・・・・・収入金窓口、１１−１〜１１−Ｎ・・・
・・・病院用自動現金取引機、１０１・・・・・・納付
者操作部、１０２・・・・・・ＣＩＰ部、１０３・・・
・・・現金納入部、１０４・・・・・・出力部、１０５
・・・・・・制御部、１０６・・・・・・メモリ、１０
７・・・・・・表示部、１０８・・・・・・モデム、５
０・・・・・・病院事務管理センター、１００・・・・
・・バンキングシステム。 第２１ 楽３回

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 患者ごとに発行される受診用磁気カードの磁気ストライ
   プに記録された患者番号と患者本人のパスワード入力に
   より患者本人を確認したうえ過去の未納金を含む請求金
   額を患者に表示する請求内容表示手段と、現金取込み手
   段と、この現金取込み手段による入金処理完了後これに
   対する領収書を発行し出力するとともに指定薬剤の引き
   渡しが必要な場合は薬局に持参すべき薬引替券も併せ出
   力する出力手段とを備えて、診療行為に対する請求金の
   現金支払いに関する自動取引を実施することを特徴とす
   る病院用自動現金取引機。