JPS58208869A - 振込取引処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、振込取引処理装置に関する。

この明細書において、振込とは、現金を入金することに
より他人の口座に送金することをいう。

銀行などの金融業に設置さｎている現金支払機、預金支
払機などの取引処理装置に、振込処理機能を付加する場
合にいくつかの技術的問題が生じる。その１つに振込手
数料をどのようにして徴収するかという問題がある。手
数料の徴収の方法の１つに、振込手数料を顧客（振込人
〕の口座から自動的に引出Ｔ方法が考えられるが、顧客
の口座に残高がない、または他の理由により顧客は自分
の口座の残高を減らしたくないという顧客の事情ないし
要望を満足しない。。

他方、一般に取引処理装置では、構成の節、素化の要請
から紙幣のみを取扱っており、硬貨も取扱う装置は少な
い。ところが、振込手数料は取引処理装置が取扱う最小
単位紙幣の額（たとえば千円〕よりも少ないのが普通で
あるから、振込み金額とともに手数料を紙幣で入金さぜ
るようにすると釣銭の問題が生じる。

この発明は、顧客の口座の残高に関係なく振込手数料の
処理を行なえる振込取引処理を提供することを目的とす
る。

この発明の他の目的は、振込取引処理装置が紙幣のみを
取扱うものであって、振込手数料を振込み金額とともに
紙幣で入金させた場合に生しる釣銭の処理を解決するこ
とにある。

以下、図面を参照して、この発明を、振込処理機能をも
つ自動預金支払機に適用した実施例について詳述する。

第１図は、自動預金支払機の外観を示している。預金支
払機（１）の前方に突出したほぼ水平な操作面には、顧
客の操作手順その他の事項を表示して案内する表示器（
以下ＣＲＴという〕（２）、ＣＲＴ　＋２１の画面の両
側に配置されたファンクションキー（３）、テンキー（
４）、ならびに入金および振込の取引において紙幣を投
入する投入口（５Ａ）および返却口（５Ｂ）がそれぞれ
設けられ１はぼ垂直な操作面には、通帳の挿入および返
却口（６）、カードの挿入および返却口（７）、出金の
取引において出金紙幣を放出する放出口（８）、ならひ
に取扱中および取扱い取引種別の表示器（９）がそれぞ
れ設けられている。表示器（２）としてはＣＲＴ以外に
もたとえばプラズマ・ディスプレイその他のものを使用
することができる。ファンクション・キー（３）は、取
引処理の各段階にｑじて、取引種類の選択、金額の万、
壬、円等の単位、確認、取消、および振込手数料の取扱
いすなわち支払方法の選択などの入力のために用いられ
る。ファンクション・キー（３）の機能はその都ａ　、
ＣＲＴ　（２１の画面上であって各ファンクション・キ
ー（３）に隣接する箇所に表示される。出金紙幣放出口
（８）は、各取引において顧客の控となるレシートの発
行口に兼用されている。紙幣投入口（５Ａ）および返却
口（５Ｂ）にはシャッタ（５ａ）（５ｂ）がそれぞれ設
けられている。この実施例の預金支払機（１）の取扱い
現金は紙幣のみであり、硬貨は使用できない。取扱い最
小単位の紙幣は千円札である。

第２図は、自動預金支払機は）の内部の電気的制御回路
の構成を示している。預金支払機（１）は、中央処理装
置〔以下ＣＰＵという〕、好ましくはマイクロプロセッ
サααによって制御されており、とのＣＰＵＧＯＩは、
フロッピィ・ディスクなどからロードされ、取引処理を
実行するプログラムを格納したプログラム・メモリ（１
１１、取引金額その他の取引データを一時的に記憶する
揮発性メモ’ＪＱ２％および取引集計データなどを記憶
する不揮発性メモＩＪ　Ｑ３１を備えている。預金支払
機（１）には、ファンクション・キー（３）、テンキー
（４）および表示器（９）などを制御する接合操作制御
装置（１６１，ＣＲＴ　＋２１への表示を制御する表示
制御装置０η、磁気カードに記録さｎている各種デ−タ
、たとえば銀行番号−１口座番号、暗証番号などを読取
り、かつ必要ならばカードに書込むカード・リーダ（１
８１％レシートおよびジャーナルに取引データを印字す
る伝票発行機（１９）　、通帳に取引データを印字する
とともに、通帳に設けられた磁気ストライプに書込まれ
ているデータを読取るまたは書込む通帳印字機ω、投入
口（５Ａ）に投入された預金または振込のための紙幣の
真偽判別を計数を行うビル・チェッカ■１）、ならびに
出金の取引において放出すべき紙幣を計数して放出する
紙幣放出機敞が設けられ、バスによってＣＰ　Ｕ　（１
０１に接続されている。ＣＰ　Ｕ　（１０１は、伝送制
御装ｅｔａｔｂおよびモデム（１５）を介して、コント
ロール・センタ（図示路）と取引処理のために必要な交
信を行なう。

コントロール・センタには、口座をもつ顧客ごとに、そ
の口座番号、氏名、住所、残高その他の事項を記憶した
顧客別情報ファイル（以下ＣＩＦという）がある。セン
タと預金支払機等の端末機との交信の結果、各取引ごと
に、該当する顧客の残高が取引種別および取引額に応じ
て更新される。またセンタには、第３図および第４図に
示されているような、振込の取引における手数料計算テ
ーブルおよび地域判定テーブルが設けられている。振込
手数料は、その計算テーブルから明らかなように、振込
金額、自行か他行か、および地域の条件２こよって決定
される。自行というのは、振込先の口座が同一銀行内に
あることをいい、他行は他の銀行にあることをいう。自
行の場合にのみ地域が判定され、地域には同地と隔地と
がある。同地とは、振込の取引を行なう預金支払機が設
置されている支店と、振込先の口座のある支店が同一地
域内にあることをいい、隔地とは他の地域にまたがって
いることをいう。同地か隔地かは地域判定テーブルにも
とづいて判定される。この例では、凡用地区、中国、四
国地区などがそれぞｎ１地域になっている。

第６図は、振込の取引において、顧客が行なう操作およ
び預金支払機（１）の処理の手順の概要を示している。

まず、ＣＲＴ＋２１の画面上には、取引の種類を入力せ
よという案内表示と、ファンクション・キー（３）の機
能とが表示される。フ・アンクション・キー（３）は、
預金、引出し、振込、記帳、残高照会などの取引を指定
するために用いらｎる。顧客が振込を指定すると（ステ
ップ（３１）　）　、ＣＲＴ　（２）の表示はカードを
挿入せよという案内に変わる。そこで顧客がカードを挿
入口（７）に挿入すると（ステップω）、ＣＲＴｔ２１
に暗証番号を入力せよという案内が表示されるので、顧
客はテンキー（４）によって暗証番号をキー人力する〔
ステップ（２）〕。カードの挿入によってカード−リー
ダａ８１で読取られたカードの暗証番号とキー人力され
た暗証番号とが照合され、一致すわば次のステップに進
む。一致しない場合には、暗証番号の再入力案内が表示
されるか、またはカードが返却される。通帳を用いた振
込においては、カードに代えて、またはカードに加えて
通帳が挿入口（６）に挿入される。暗証番号の照合にお
いて１カードの暗証番号のかわりにセンタ側の暗証番号
を使用してもよい。

次の振込先入力操作および処理（ステップ（至）〕にお
いては、振込先の支店番号、科目、および口座番号を入
力せよという案内がそｎぞｎＣＲＴ（２）に、各番号の
入力操作に先立って表示されるので、顧客はこの案内表
示にしたがって上記の各一番号をテンキー（４）によっ
て順次入力する。

振込先の口座が他行にある場合には、その銀行を指定す
る必要があるので、銀行番号もキー人力される。好まし
くは、まずＣＲＴ　＋２１に、振込先が自行か他行かを
入力せよという案内と、いずれか２つのファンクション
・キー（３）に対応して「自行」および「他行」という
文字とが表示される。顧客はこの案内にしたがって自行
または他行を選択するので、自行の場合にはＣＲＴ（２
）の画面は支店番号をキー人力せよという案内に変わり
、他行の場合には銀行番号をキー人力せよという案内に
変わる。自行の支店番号、ならびに他行の銀行番号およ
びそれらの支店番号が、銀行名および支店名に対応して
記入された表、または小冊子を、預金支払機（１）にも
しくはその近くに掲示または備え付けておくことが好ま
しい。

コントロール°・センタに、振込の依頼人（振込人〕と
受取人（振込先）の口座に関するデータを、登録番号と
ともにあらかじめ記憶した登録番号ファイルを設けてお
くと、振込先の入力はきわめて容易となる。この登録番
号ファイルには、登録番号ごとに、振込人の口座の支店
番号、口座番号、科目、振込人の氏名、住所など取入デ
ータとが記憶されている。１人の振込人が２名以上の受
取人をもっている場合には、各受取人ごとに登録番号が
付けられる。このような登録番号ファイルがあれば、登
録番号のキー入力のみで振込先が特定される。

さらに、振込専用のカードを用意しておいてもよい。こ
のカードには振込人データに加えて、上記の登録番号、
または受取人データが磁気記録される。顧客はこのカー
ドを挿入するだけで振込先入力操作が完了する。

続いてＣＲＴ　＋２１に振込金額を入力せよという案内
が表示されるので、顧客はテンキー（４）およびファン
クション・キー（３）を用いて、振込金額をキー人力す
る（ステップＣ（５１）。ファンクション・キー（３）
は、万、千、円などの単位を入力するために用いられる
。このステップ（至）、およびステップ＠（至）の詳細
は後述する。

以上で振込の取引についてのすべてのデータが入力され
たので、ＣＰＵ（ＩＱによって、振込人の口座番号など
のデータ、その支店番号、および振込先に関するデータ
を含む電文が編集され、センタに伝送される（ステップ
（至）〕。センタでは、この電文を受信すると、振込先
の口座の確認と、手数料の計算を行なう。振込先が自行
の場合には、センタのＣＩＦが検索され、該当する振込
先の口座があるかどうかがチェックされる。他行の場合
には、振込先に関するデータが該当する他行のセンタに
伝送される。その他行のセンタは、受信した電文にもと
ついて該当口座の有無をチェックし、その結果を報告す
る。

振込手数料は上述のテーブルにもとづいて算出さ′れる
。振込先口座の確認結果と算出された手数料は、センタ
から預金支払機（１）に伝送される。

預金支払機（１）では、センタからの照会電文を受信す
ると一手数料取扱選択入力処理に進む（ステップ（至）
】。手数料の支払手段には２通りある。その１は、手数
料を現金で入金することであり、他の１は手数料を振込
人の口座から侃・出すことである。後に詳述するように
、ＣＲＴ（２）に、いずれか一方の手数料取扱いを選択
せよという案内と、ファンクション・キー（３）の機能
とが表示されるので、顧客はキー（３）により所望の取
扱いを選択する。

ＣＲＴ　＋２１の画面は、振込金額または振込金額に手
数料を加算した金額の紙幣を投入せよ、という表示に変
わり、かつ投入口（５Ａ）のシャッタ（５ａ）が開くの
で、顧客は必要額の紙幣を投入口（５Ａ）に投入し、こ
の後シャッタ（５＆］を手で閉じる（ステップ＠］。上
述のように預金支払機（１）で取扱える現金の最小単位
は千円である。しかしながら、手数料は千円未満の額で
あり、振込金額も千円未満の端数を含む場合がある。そ
こで、後に明らかになるように、ＣＲＴ　＋２１には、
振込金額の千円未満の端数または振込金額と手数料との
加算結果における千円未満の端数を切上げた金額が表示
さｎ１顧客はこの切上げた金額の紙幣を投入する。

必要額の紙幣が投入されたことが確認されると、再びセ
ンタとの交信に移る（ステップ■ン。

センタでは、振込人の口座の残高の更新と、振込先の口
座の残高の更新（振込金額の加算］とが行なわれる。振
込先が他行の場合には、センタから該当する他行のセン
タに振込データが伝送され、振込先の口座の残高に振込
金額が加算される。

センタから預金支払機（１）に残高の更新が終了した旨
の電文が送られると、預金支払機（１）では、通帳、レ
シート、ジャーナルへの振込データの印字など必要な後
処理が行なわれ（ステップ（社）〕、この後、カード、
通帳、レシートなどの媒体が返却または放出されて（ス
テップ（４υ〕、振込の取引処理が終了する。

ステップ■の振込先照会処理において、該当する振込先
の口座がない旨の電文がセンタから送られた場合には、
その旨のメツセージがＣＲＴ（２）に表示され、カード
、通帳などの返却またはＣＲＴ　＋２１への振込先の再
入力案内表示が行なわれる。また、手数料を振込人の口
座から引出す場合において、その口座の残高が手数料未
満の場合には、ステップ（至）のセンタ交信でその旨の
電文がセンタから伝送される。預金支払機（１）では、
カード、通帳などの返却またはＣＲＴ　（２１への手数
料取扱選択の再入力案内表示が行なわれる。

第７図は、ステップ缶の振込金額入力処理の詳細を示し
ている。まずＣＲＴ　＋２１に、振込金額をキー人力せ
よという案内が表示され（ステップ（５１１）　ｓ続い
てＣＰＵＱｌに内蔵されたタイマがセットされる（ステ
ップ＠〕。タイマは、振込金額キー人力操作のために許
容される最大限の時間を計時するものである。この時間
が経過したか、それとも顧客によるキー人力が完了した
がチェックさｎ（ステップ（５３１（財）】、タイム・
オーバ前に入力が完了すれば、キー人力された振込金額
が限度額を超えているかどうがかチェックされる（ステ
ップ（至）〕。限度額とは１回の取引で振込できる最高
額であって、一般には紙幣投入口（５Ａ）や紙幣の一時
保管機構の容囲、その他の要求によってあらかじめ定め
られている。

キー人力されん振込金額が限度額以内の場合には、上述
したセンタに対する振込先照会処理が行なわれ（ステッ
プ（至）ン、センタから送信された内容にもとづいて、
ＣＲＴ（２１に振込内容の確認案内が表示される（ステ
ップ（５６１）。ＣＲＴ（２）には、第１０図に示すよ
うに、センタから伝送された銀行名、支店名、受取人氏
名、手数料、キー人力された振込金額およびこれらの内
容を確認せよというメツセージ、ならびにファンクショ
ン・キー（３）の機能を示す確認および取消が表示され
る。続いてタイマがセットされる（ステップ（５η〕。

一定時間以内に確認のキー（３）が押されｎば（ステッ
プ側でＮＯ，ステップ（５９１＋６０１でそｎぞれＹＥ
Ｓ）、次の手数料取扱選択人力処理に進む。

タイム・オーバ（ステップ霞てＹＥＳ）または取消のキ
ーが押された場合（ステップ（６０）でＮＯ〕には、Ｃ
ＲＴ＋２＋に最初から取引操作をやりなおせという案内
が表示され（ステップ（６２））、カード、および通帳
がある場合には通帳がそれぞれ返却される（ステップ（
６３））。ステップ□□□で、キー人力された振込金額
が限度額を超えていた場合には、ＣＲＴ＋２１に振込金
額を入力しなおせという案内が表示され（ステップ（６
１））、ステップ（５２）に戻る。

第８図は、ステップ（３７１の手数料取扱選択入力処理
の詳細を示している。第１１図に示すようニＣＲＴ　（
２１に、手数料の取扱いについて、振込金額とともに手
数料を紙幣で支払うか（入金）、または振込人の口座か
ら手数料を引出すか（口座引出し〕いずれか一方を選択
せよという案内、およびファンクション・キー（３）の
機能が表示され（ステップ（７１））、タイマがセット
される（ステップＣ７２））。タイマの設定時間以内に
、いス・ワか一方を選択するファンクション・キー（３
）によ“る入力があれば（ステップ（７３）でＮＯ１ス
テップ（７４）でＹＥＳ　）、この選択結果がメモリな
どに記憶される（ステップ（７５））。タイ゛ムＯオー
バの場合には、最初からやりなおせという旨の案内がＣ
ＲＴ　（２１に表示され（ステップ（７６））、カード
が返却される（ステップ（７７））。

上述の処理によって、手数料を紙幣で入金するという選
択があった場合には、次の第（１）式によって入金額が
算出される。入金額とは顧客が投入すべき金額である。

（入金額〕 ＝（振込金額）＋（手数料］＋（最小単位未満切上げ額
）・・・（１） ここて、最小単位未満切上は額とは、入金額に取扱い最
小単位紙幣（千円９未満の端数が含まｎないように切上
げ処理をした場合の、切上げられた入金額から振込金額
および手数料を減算した結果の値である。

口座引出しが選択された場合には、入金額は、第（２）
式から算出される。

（入金額〕 −（振込金額）＋（最小単位未満切上げ額）　　・・・
（２）振込金額が取扱い紙幣の最小単位て表わさｎる場
合には、最小単位未満切上げ額は０である。

第９図は、ステップ（至）の紙幣投入計数処理の詳細を
示している。まず第１２図に示すようにＣＲＴ　＋２１
に、上記の第（１）式または第（２）式で算出さｎた入
金額またはそわ以上の紙幣を投入せよという案内が表示
され（ステップ（８１））　、紙幣投入口（５Ａ）のシ
ャッタ（５ａ）が開かれる（ステップ（８２））。続い
てタイマがセットされ（ステップ（８３月、その設定時
間が経過する前に、紙幣が投入されてシャッタ（５ａ）
が閉じられると（ステ゛ンプ（８４ンでＮＯ１ステ゛ン
プ（８５）でＹＥＳ）、投入された紙幣の枚数が許容数
以内かどうかが検査される（ステップ（８６））。投入
口（５Ａ）内には投入された紙幣の厚さを検出するセン
サが設けられており、このセンサによる厚さ検出によっ
て紙幣の枚数のチェックが行なわれる。

投入紙幣が枚数オーバでなければ、紙幣が１枚ずつ繰出
され、枚数の計数と、ビル・チェッカ（２１）による紙
幣の種類と真偽の判定が行なわれ、真正と判定された紙
幣の総額が計算される（ステップ（８７））。紙幣鑑別
の結果、真正の紙幣であると判定された場合には（ステ
ップ（８８〕てＹＥＳ）、それまでの総額が予定額を超
えているかどうかがチェックされる（ステップ（８９）
）。

ここで、予定額とは、第＋１１式または第（２）式で計
算された入金額である。総額が予定額に達していない場
合には、鑑別された紙幣が一時保管さｎ（ステップ（９
０））　、投入口（５Ａ）内のすべての紙幣についての
鑑別が終了したかどうかチェックされる（ステップ（９
１月。投入口（５Ａ）内にまだ紙幣があればステップ（
８７）に戻って、１枚ずつ同様の処理を繰返す。紙幣鑑
別の結果その紙幣が真正なものとは判定されなかった場
合、および真正な紙幣の総額が予定額を超えた場合には
、ＣＲＴ＋２１に、紙幣を返１却するので受取れという
旨の案内が表示され（ステップ（９５））、その紙幣が
返却口（５Ｂ）に返却さｎｌそのシャッタ〔５ｂ〕が開
かわる（ステップ（９６））。

ステップ（８６）て枚数オーバの場合には、投入口（５
Ａ）のシャッタ（５ａ）が開かれ（ステップ（９３））
、ＣＲＴ　＋２１に、紙幣を投入しなおせという案内が
表示され（ステップ（９４））　、ステップ（８３）に
戻る。

投入口（５Ａ）内のすべての紙幣についての鑑別が終り
、投入口（５Ａ）内の紙幣がなくなると（ステップ（９
１）でＹＥＳ）、真正なものと判定されかつ一時保管さ
れた紙幣の総額が予定額に達しているかどうかがチェッ
クされ（ステップ（９２））、不足でなければ金額確認
処理に進む。不足している場合には、ＣＲＴ＋２］に、
不足額および不足額の紙幣を投入せよという旨の案内が
表示され（ステップ（９７月、ステップ（８２）に戻る
。顧客によって不足額の紙幣が投入されると、ステップ
（８６〕〜（９２）の上述した処理が繰返さｎる。

ステップ（８４）でタイム・オーバの場合には、ステッ
プ−（８７）〜（９０〕の処理によって既に計数され一
時保管されている紙幣があるかどうかがチェックされ（
ステップ（９８））　、もしあれば係員が呼出される。

一時保管紙幣がない場合には、ステップ（１０６）に進
み、ＣＲＴ［２１に最初からやりなおせという案内が表
示さｒ′Ｌ（ステップ（１０６））、カードが返却され
る（ステップ（１０，７）　）。

金額確認処理では、第１３図に示すようにＣＲＴ　＋２
＋に、入金額と、最小単位未満切上げ金額と、確認のキ
ーを押せという旨と、ファンクション・キー（３）の機
能とが表示さｎ（ステップ（９９）　）　、タイマがセ
ットされる（ステップＣ１００））。

第１３図は、手数料入金が選択された場合の表示の例で
あるが、口座引出しが選択−された場合にも類似の内容
の案内画面が表示される。また、ＣＲＴ　（２）に、振
込金額や手数料も表示してもよい。

この表示ののち、所定時間が経過する前に確認のキー人
力があれば（ステップ（１０１）でＮＯ、ステップ（１
０２）（１０３）でＹ　ＥＳ　）　、センタとの交信処
理（ステップ（至）〕に進む。取消のキー人力があった
場合（ステップ（１０３）でＮｏ）には、ＣＲＴ　＋２
１に紙幣を返却するから受取れという案内が表示され（
ステップ（１０４）　）　、一時保管されていた紙幣が
返却されシャッタ（５ｂ）が藷かれ（ステップ（１０５
）　）　、さらにカードが返却される（ステップ（１０
６）（１０７月、タイム・オーバの場合にもカードが返
却される（ステップ（１０１）（１０６）（１０７））
。

ステップ艶のセンタとの交信処理において、預金支払機
（１）からセンタに伝送される電文の例が第５図に示さ
れている。この電文は、端末機番号その他のデータを含
むヘッダ、振込人の口座番号などを含む振込人のデータ
、振込先の銀行名、支店名、口座番号などからなる受取
人に関するデータ、振込金額、振込人口座入金額、振込
人口座出金額、および手数料から構成さｎている。受取
人に関するデータおよび振込金額にもとづいて、センタ
によって振込先の口座に振込金額が振込まれる。振込人
口座入金額は、手数料入金および口座引出しのいずれの
場合にも、第（１）式および第（２）式の最小単位未満
切上げ額であり、この金額が振込人の口座に入金される
。振込人口座出金額は、手数料入金の場合にはＯであり
、口座引出しの場合には手数料と同額であって、この金
額が振込人の口座から出金される。電文中の手数料のデ
ータは、センタにある損益勘定ファイルの更新に用いら
れる。

上記実施例においては、振込手数料の取扱いを手数料入
金および口座引出しの２種類設定し、いずれか一方を顧
客に選択させているが、口座引出しを行なわず手数料入
金のみにしてもよい。

この場合にはその旨をＣＲＴに表示することが好ましい
。また、手数料をセンタで計算しているが、各端末機で
計算するようにすることもできる。さらに、受取人の口
座があれば振込みは可能であるから、振込人は必ずしも
口座を持たなくてもよい。この場合には、カード挿入、
暗証番号入力および暗証番号のチェックは不要となろう
。しかしながら、振込人が振込操作をした事実を記録と
して残す必要がある場合には、カードのエンボスのイン
プリント処理が可能なように、振込専用のカードを発行
するようにすることが好ましい。

以上詳細に説明したようにこの発明による振込取引処理
装置では、振込手数料を振込金額とともに現金で入金さ
せ、受入れた現金の金額が、振込金額と手数料との和の
金額以上の場合にのみ振込処理を行なっている。したが
って、振込手数料を確実に徴収することができるととも
に、振込人の口座に残高がない、またはその口座の残高
を減らしたくないという振込人の事情ないしは要望を満
足させることができる。また、取扱い現金の最小単位が
あらかじめ定められている、とくに紙幣のみを取扱う取
引処理装置の場合には、振込金額と手数料との和の金額
に対して取扱い現金の最小単位未満を切上げた金額を予
定額とし、受入れた現金の金額がこの予定額以上の場合
にのみ振込処理を行なっているから、このような取引処
理装置でも振込処理が可能となる。さらに、受入れた現
金の金額と、振込金額と手数料との和との差を振込人の
口座に入金しているから、釣銭の処理がきわめて簡単と
なる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、自動預金支払機の外観を示す斜視図、９Ｊ２
図は預金支払機の制御装置の構成を示すブロック図、第
３図は手数料計算テーブルを示す図、第４図は地域判定
テーブルを示す図、第５図は電文のフォーマットの一例
を示す図、第６図は、振込操作および処理の手順を示す
フロー・チャート、第７図は、振込金額入力処理手順を
示すフロー〇チャート、第８図は、手数料の取扱い選択
入力処理手順を示すフーロー〇チャート、第９図は、紙
幣受入れ処理手順を示すフロー・チャート、第１０図か
ら第１３図は一〇ＲＴへの表示例を示す図である。 （１）ｅ・・預金支払機、（２）・・・ＣＲＴ（表示装
置〕、（３）・・−ファンクション・キー、（４）・・
・テンキー、（５Ａ）１１４１１１紙幣投入口、（５す
・・拳シャッタ、（７）・・・・カード挿入口、αα・
・・ＣＰ　Ｕ　Ｎ　（２１）・・・ビル・チェッカ。 以　　上 特許出願人　　日本電信電話公社 同　　　立石電機株式会社 同　　富士通株式会社 外４名 第８図 第４図 第５図 第６図 第１０図 ３ 第１１図 第１２図 第１３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ■　振込金額および振込先に関するデータを入力する手
   段、振込手数料を演算する手段、現金の受入手段、なら
   びに受入手段で受入れた現金の金額が、振込金額と手数
   料との和以上である場合に、入力された振込先に振込金
   額を入金する手段からなる、振込取引処理装置。 （２）　　取扱い現金の最小単位があらかじめ定められ
   ている振込取引処理装置において、振込金額と手数料と
   の和の金額に対して取扱い現金の最小単位未満を切上げ
   た金額を予定額とし、受入手段で受入れた現金の金額が
   予定額以上である場合に、振込処理を行なう、特許請求
   の範囲第（１）項記載の振込取引処理装置。 （３）　　受入手段で受入ｎた現金の金額と、振込金額
   と手数料との和との差の金額を、振込人の口座に入金す
   る、特許請求の範囲第（２）項記載の振込取引処理装置
   。