JP3294558B2 - バースト光伝送システムの加入者装置 - Google Patents

バースト光伝送システムの加入者装置

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JP3294558B2
JP3294558B2 JP28230198A JP28230198A JP3294558B2 JP 3294558 B2 JP3294558 B2 JP 3294558B2 JP 28230198 A JP28230198 A JP 28230198A JP 28230198 A JP28230198 A JP 28230198A JP 3294558 B2 JP3294558 B2 JP 3294558B2
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和義 清水
豊彦 吉野
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Fujitsu Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バースト光伝送シ
ステムの加入者装置に関し、特に、局装置と複数の加入
者装置との間で交互にバースト信号を伝送するバースト
光伝送システムの加入者装置に関する。
【0002】近年、加入者系光伝送システムにバースト
伝送方式が普及しつつある。その方式では、マスタクロ
ックを有する局装置から伝送された下りバースト信号を
基にして、加入者装置がクロックの同期をとるようにし
ている。
【0003】
【従来の技術】図17は、従来の加入者系光伝送システ
ムの構成を示す図である。図中、局装置101と複数の
加入者装置102〜104とは光ファイバで接続され、
その途中にスター型の光カプラ105が設けられてい
る。光カプラ105は、局装置101から複数の加入者
装置102〜104への下りバースト信号を分岐すると
ともに、複数の加入者装置102〜104から局装置1
01への各上りバースト信号を合成する。
【0004】図18は、図17のシステムでの信号形態
を示す図である。すなわち、下りバースト信号が、局装
置101から局装置101のマスタクロックに従って送
信される。加入者装置102〜104の各々は、下りバ
ースト信号の入力で起動して下りバースト信号のクロッ
クに同期し、下りバースト信号に含まれる自局あての信
号を抽出する。また、加入者装置102〜104の各々
は、下りバースト信号の着信タイミングを基準にした、
自局に割り当てられたタイミングで上りバースト信号を
送信する。
【0005】ところで、光カプラ105から局装置10
1までに位置する光ファイバと受光素子との接続部分や
光ファイバどうしの接続部分等において、上りバースト
信号が反射され、その結果、他の加入者装置からの上り
バースト信号の反射信号が、加入者装置102〜104
の各々に到達する。
【0006】加入者装置102〜104の各々は、無信
号状態において信号の入力を監視し、信号の立ち上がり
エッジを検出することによって下りバースト信号の入力
があったと判断して起動する構成になっている。そのた
め、こうした反射信号によっても加入者装置102〜1
04は誤って起動してしまう。これを防ぐため、従来、
こうした反射信号の発生を極力抑制するとともに、低レ
ベルの入力信号に対して加入者装置102〜104が起
動しないようにしていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、反射信号の発
生を抑制するには、光ファイバと受光素子との接続部分
や光ファイバどうしの接続部分等を十分研磨する必要が
あり、また保守において、そうした部分に汚れ等が付着
することを防ぐようにする必要がある。こうした要請に
応えるために、従来、装置コストや保守コストが高くな
ってしまうという問題点があった。
【0008】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、反射信号があっても下りバースト信号だけを
確実に受信できるバースト光伝送システムの加入者装置
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では上記目的を達
成するために、図1に示すように、局装置1と複数の加
入者装置2との間で交互にバースト信号を伝送するバー
スト光伝送システムの加入者装置が提供される。そして
加入者装置2は、受信信号のピークレベルおよびボトム
レベルを基に閾値を算出して保持し、受信信号とこの閾
値との差分を検出するとともに、所定のリセット信号の
入力によって上記保持された閾値を零に戻す受信信号検
出手段2aと、所定のリセット信号の入力によってクロ
ック位相を調整するクロック位相調整手段2bと、受信
信号検出手段2aで検出された差分信号から、クロック
位相調整手段2bで調整されたクロックに従って受信デ
ータを検出し、この受信データに、受信信号が下りバー
スト信号であれば含まれるはずの所定識別符号が存在す
るか否かを識別する受信信号識別手段2cと、所定間隔
の複数のパルスから成る第1リセットパルスを発生し、
この第1リセットパルスの各パルスを受信信号検出手段
2aおよびクロック位相調整手段2bへ上記所定のリセ
ット信号として送るとともに、受信信号識別手段2が所
定識別符号を識別した後には、第1リセットパルスの発
生を停止し、この識別後に入力する各下りバースト信号
の入力直前の各タイミングで、1つのパルスから成る第
2リセットパルスを発生し、この第2リセットパルスを
受信信号検出手段2aおよびクロック位相調整手段2b
へ上記所定のリセット信号として送るリセットパルス発
生手段2dとから構成される。
【0010】以上のような構成において、まず、リセッ
トパルス発生手段2dが、所定間隔の複数のパルスから
成る第1リセットパルスを発生し、この第1リセットパ
ルスの各パルスを受信信号検出手段2aおよびクロック
位相調整手段2bへ所定のリセット信号として送る。所
定のリセット信号が送られる度に、受信信号検出手段2
aは、保持していた閾値を零に戻し、新たに入力される
信号における閾値を算出し、この新たな閾値と受信信号
との差分を検出する。クロック位相調整手段2bは、所
定のリセット信号の入力によってクロック位相を調整す
る。
【0011】受信信号識別手段2cは、受信信号検出手
段2aで検出された差分信号から、クロック位相調整手
段2bで調整されたクロックに従って受信データを検出
し、この受信データに所定識別符号が存在するか否かを
識別する。この所定識別符号は、下りバースト信号の先
頭に含まれる符号であり、したがって、この所定識別符
号が検出されれば、第1リセットパルスを構成する複数
のパルスのうちの1つが、下りバースト信号の直前に設
けられているガードタイムの期間に入力されたと判断で
きる。もし、所定識別符号が検出されない場合は、こう
したリセットパルスの入力直後に、反射信号が受信され
たり、下りバースト信号の先頭以外の途中部分が受信さ
れたと判断できる。
【0012】なお、第1リセットパルスを、例えば、下
りバースト信号の発生周期よりも少し短い周期で繰り返
し発生すれば、第1リセットパルスを構成する複数のパ
ルスのうちのいずれのパルスをガードタイムの期間に入
力させることができる。
【0013】受信信号識別手段2が所定識別符号を識別
した後には、対応の加入者装置は局装置1とクロック同
期がとれるので、リセットパルス発生手段2dが、第1
リセットパルスの発生を停止し、この識別後に入力する
各下りバースト信号の入力直前の各タイミングで、1つ
のパルスから成る第2リセットパルスを発生し、この第
2リセットパルスを受信信号検出手段2aおよびクロッ
ク位相調整手段2bへ上記所定のリセット信号として送
るようにする。
【0014】このように本発明では、反射信号があって
も下りバースト信号だけを確実に受信でき、反射信号の
発生を抑制するために従来避けられなかった装置コスト
や保守コストの上昇を抑えることが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。まず、第1の実施の形態の原理
構成を、図1を参照して説明する。第1の実施の形態
は、受信信号のピークレベルおよびボトムレベルを基に
閾値を算出して保持し、受信信号とこの閾値との差分を
検出するとともに、所定のリセット信号の入力によって
上記保持された閾値を零に戻す受信信号検出手段2a
と、所定のリセット信号の入力によってクロック位相を
調整するクロック位相調整手段2bと、受信信号検出手
段2aで検出された差分信号から、クロック位相調整手
段2bで調整されたクロックに従って受信データを検出
し、この受信データに、受信信号が下りバースト信号で
あれば含まれるはずの所定識別符号が存在するか否かを
識別する受信信号識別手段2cと、所定間隔の複数のパ
ルスから成る第1リセットパルスを発生し、この第1リ
セットパルスの各パルスを受信信号検出手段2aおよび
クロック位相調整手段2bへ上記所定のリセット信号と
して送るとともに、受信信号識別手段2が所定識別符号
を識別した後には、第1リセットパルスの発生を停止
し、この識別後に入力する各下りバースト信号の入力直
前の各タイミングで、1つのパルスから成る第2リセッ
トパルスを発生し、この第2リセットパルスを受信信号
検出手段2aおよびクロック位相調整手段2bへ上記所
定のリセット信号として送るリセットパルス発生手段2
dとから構成される。
【0016】以上のような構成において、まず、リセッ
トパルス発生手段2dが、所定間隔の複数のパルスから
成る第1リセットパルスを発生し、この第1リセットパ
ルスの各パルスを受信信号検出手段2aおよびクロック
位相調整手段2bへ所定のリセット信号として送る。所
定のリセット信号が送られる度に、受信信号検出手段2
aは、保持していた閾値を零に戻し、新たに入力される
信号における閾値を算出し、この新たな閾値と受信信号
との差分を検出する。クロック位相調整手段2bは、所
定のリセット信号の入力によってクロック位相を調整す
る。
【0017】受信信号識別手段2cは、受信信号検出手
段2aで検出された差分信号から、クロック位相調整手
段2bで調整されたクロックに従って受信データを検出
し、この受信データに所定識別符号が存在するか否かを
識別する。この所定識別符号は、下りバースト信号の先
頭に含まれ符号であり、したがって、この所定識別符号
が検出されれば、第1リセットパルスを構成する複数の
パルスのうちの1つが、下りバースト信号の直前に設け
られているガードタイムの期間に入力されたと判断でき
る。もし、所定識別符号が検出されない場合は、こうし
たリセットパルスの入力直後に、反射信号が受信された
り、下りバースト信号の先頭以外の途中部分が受信され
たと判断できる。
【0018】なお、第1リセットパルスを、例えば、下
りバースト信号の発生周期よりも少し短い周期で繰り返
し発生すれば、第1リセットパルスを構成する複数のパ
ルスのうちのいずれのパルスをガードタイムの期間に入
力させることができる。
【0019】受信信号識別手段2cが所定識別符号を識
別した後には、対応の加入者装置は局装置1とクロック
同期がとれるので、リセットパルス発生手段2dが、第
1リセットパルスの発生を停止し、この識別後に入力す
る各下りバースト信号の入力直前の各タイミングで、1
つのパルスから成る第2リセットパルスを発生し、この
第2リセットパルスを受信信号検出手段2aおよびクロ
ック位相調整手段2bへ上記所定のリセット信号として
送るようにする。
【0020】このように本発明では、反射信号があって
も下りバースト信号だけを確実に受信でき、反射信号の
発生を抑制するために従来避けられなかった装置コスト
や保守コストの上昇を抑えることが可能となる。
【0021】つぎに、第1の実施の形態を詳しく説明す
る。図2は、第1の実施の形態に係る加入者装置の全体
構成を示すブロック図である。加入者装置は、光受信部
11と、受信信号識別部兼クロック位相設定部(以下
「識別設定部」と略称する)12と、クロック/リセッ
トパルス発生部(以下「パルス発生部」と略称する)1
3とから構成される。光受信部11は、光ファイバ14
を介して局装置側から送られた下りバースト光信号を受
信して電気信号に変換するものであり、図1の受信信号
検出手段2aに対応する。識別設定部12は、クロック
同期をとるとともに、光受信部11から送られた電気信
号の下りバースト信号から所定の識別信号を検出するも
のであり、図1のクロック位相調整手段2bおよび受信
信号識別手段2cに対応する。パルス発生部13は、ク
ロックを発生して識別設定部12へ送るとともに、リセ
ットパルスを発生して光受信部11および識別設定部1
2へ送るものであり、図1のリセットパルス発生手段2
dに対応する。
【0022】図3は光受信部11の内部構成を示す回路
図である。図中、受光素子14が光信号を電流信号に変
換し、プリアンプ15が電流信号を電圧信号に変換す
る。受光素子14には下りバースト光信号が間欠的に入
力されるとともに、また、上りバースト信号の反射した
ものが入力されることがあり得る。この第1の実施の形
態は、この反射信号の光パワーレベルが、下りバースト
光信号の光パワーレベルよりも大きい場合にも対処し得
るものである。
【0023】オペアンプ16およびダイオードD1は、
プリアンプ15からの電圧信号のピークレベルを検出
し、容量C1に保持する。容量C1には抵抗R1が接続
され、容量C1に充電された電荷が抵抗R1を介して放
電し、容量C1に保持されたピーク電圧値は時定数C1
・R1に応じて低下する。一方、オペアンプ17および
ダイオードD2は、プリアンプ15からの電圧信号のボ
トムレベルを検出し、容量C2に保持する。容量C2に
は抵抗R2が接続され、容量C2に充電された電荷が抵
抗R2を介して放電し、容量C2に保持されたボトム電
圧値は時定数C2・R2に応じて低下する。
【0024】スイッチSW1は容量C1,C2に接続さ
れた2つのスイッチから成り、パルス発生部13から送
られたリセットパルスによってそれぞれのスイッチがオ
ンして容量C1,C2に保持された各電荷を強制的に放
電させる。
【0025】バッファアンプ18,19は高インピーダ
ンスを低インピーダンスへ変換する。抵抗R3,R4
は、検出されたピークレベルとボトムレベルとの中間の
電圧値(閾値)を作成し、オペアンプ20の一方の入力
端へ送る。オペアンプ20の他方の入力端には、プリア
ンプ15から下りバースト信号の電圧信号が入力され
る。そしてオペアンプ20は、この電圧信号と閾値との
差分を求め、増幅して出力する。
【0026】図4は、パルス発生部13が発生するリセ
ットパルスを説明する図である。すなわち、パルス発生
部13は、識別設定部12から同期確立を知らせる同期
/非同期識別信号が入力されるまでの間は、位相が互い
に所定量ずれた第1相から第N相までの複数のパルスを
リセットパルスとして発生する。この所定量は、下りバ
ースト信号の直前に設定されるガードタイムの時間長
(例えば800ns)から、このリセットパルスを構成
する各パルスの時間長(リセットタイム)を減算して得
られる値以下の値に設定される。そして、こうした複数
のパルスから構成されるリセットパルスを、下りバース
ト信号の発生周期(例えば1ms)よりも短い周期で繰
り返し発生させるようにする。ガードタイムは、上りバ
ースト信号の送信が終了した後、下りバースト信号が送
信されるまでの間に、数バイト分に相当する時間だけ設
けられる信号の無い区間である。
【0027】このようにすると、下りバースト信号が繰
り返し入力していれば何時か、リセットパルスのうちの
いずれかの相のパルスが、ガードタイムの間に発生し、
これが光受信部11および識別設定部12へ送られこと
になる。この例では最大約2秒でリセットパルスが、ガ
ードタイムの間に発生する。
【0028】光受信部11および識別設定部12は、リ
セットパルスがガードタイムの間に入力されることで、
その後に入力される下りバースト信号を正確に検出でき
る。すなわち、下りバースト信号の入力の前には、光受
信部11が、反射信号等に係わる閾値を検出し、それを
保持している。そのため、リセットパルスがガードタイ
ムの間に入力されなければ、光受信部11は、そうした
誤った閾値を基に差分信号を出力してしまうことにな
る。下りバースト信号を正確に検出するには、下りバー
スト信号の入力の直前に閾値をリセットしておくことが
必須である。
【0029】また、識別設定部12では、リセットパル
スがガードタイムの間に入力されることで、クロック位
相を調整し、これによって、下りバースト信号の先頭に
搭載された受信信号識別符号を検出するようにしてい
る。リセットパルスが入力されないと、クロック位相の
調整ができず、受信信号識別符号を検出することができ
ない。
【0030】識別設定部12は、受信信号識別符号を検
出すると、同期確立を知らせる同期/非同期識別信号を
パルス発生部13へ送る。受信信号識別符号が検出され
るということは、加入者装置が局装置のマスタクロック
に対して同期を確立したことを意味する。
【0031】パルス発生部13は、同期/非同期識別信
号を送られると、それまでに発生していた複数のパルス
からなるリセットパルスの発生を停止する。そして、そ
の後に入力する各下りバースト信号の入力直前の各タイ
ミングで、1つのパルスから成るリセットパルスを発生
し、これを光受信部11および識別設定部12へ送るよ
うにする。
【0032】かくして、反射信号があっても下りバース
ト信号だけを確実に受信でき、したがって、反射信号の
発生を抑制するために従来避けられなかった装置コスト
や保守コストの上昇を抑えることが可能となる。
【0033】つぎに、第2の実施の形態を説明する。第
2の実施の形態の構成は、第1の実施の形態の構成と基
本的に同じである。そのため、第2の実施の形態の説明
では、第1の実施の形態の構成を流用し、異なる部分だ
けを説明する。
【0034】図5は、第2の実施の形態におけるパルス
発生部13が発生するリセットパルスを説明する図であ
る。すなわち、第2の実施の形態では、パルス発生部1
3が、識別設定部12から同期確立を知らせる同期/非
同期識別信号を受け取るまでの間は、第1相から第N相
までの複数のパルス群をリセットパルスとして発生す
る。第1相から第N相までの各パルス群は、所定の発生
周期をもち、各パルス群が互いに所定量ずれている。こ
の所定量は、第1の実施の形態と同じであり、下りバー
スト信号の直前に設定されるガードタイムの時間長(例
えば800ns)から、このリセットパルスを構成する
各パルスの時間長(リセットタイム)を減算して得られ
る値以下の値に設定される。所定の発生周期は、ガード
タイムの時間長に受信信号識別符号の時間長(例えば1
60ns)を加算して得られる値以上の値に設定され
る。
【0035】このようにすると、リセットパルスを構成
するいずれかのパルスが、即座に下りバースト信号のガ
ードタイムの間に発生し、これが光受信部11および識
別設定部12へ送られことになる。第2の実施の形態で
は、第1の実施の形態の場合に比べ、同期が早くとれる
ことになる。
【0036】パルス発生部13は、第1の実施の形態と
同様に、識別設定部12から同期/非同期識別信号が送
られると、それまでに発生していた複数のパルス群から
なるリセットパルスの発生を停止する。そして、その後
に入力する各下りバースト信号の入力直前の各タイミン
グで、1つのパルスから成るリセットパルスを発生し、
これを光受信部11および識別設定部12へ送るように
する。
【0037】つぎに、第3の実施の形態を説明する。第
3の実施の形態は、反射信号の光パワーレベルが下りバ
ースト信号の光パワーレベルよりも低く、そのため、反
射信号が基で光受信部で検出された閾値が、ガードタイ
ムの間に十分低下してしまい、下りバースト信号の受信
時には影響を与えない場合に適用されるものである。
【0038】図6は、第3の実施の形態に係る加入者装
置の全体構成を示すブロック図である。加入者装置は、
光受信部21と、受信信号識別部兼クロック位相設定部
(以下「識別設定部」と略称する)22と、クロック/
リセットパルス発生部(以下「パルス発生部」と略称す
る)23とから構成される。光受信部21は、光ファイ
バ24を介して局装置側から送られた下りバースト光信
号を受信して電気信号に変換するものである。識別設定
部22は、クロック同期をとるとともに、光受信部21
から送られた電気信号の下りバースト信号を移相して複
数の異なる位相の下りバースト信号を作成し、それらの
中から所定の識別信号を検出するものである。パルス発
生部23は、クロックを発生して識別設定部22へ送る
とともに、リセットパルスを発生して識別設定部22へ
送るものである。
【0039】光受信部21の内部構成は、図3に示す第
1の実施の形態の光受信部11と基本的には同じである
が、第3の実施の形態では、閾値をリセットするスイッ
チSW1を備えていない。光受信部21は、受信信号の
ピークレベルおよびボトムレベルを基に閾値を算出して
所定の時定数の保持回路で保持し、受信信号と当該閾値
との差分を検出する。
【0040】図7は、パルス発生部23および識別設定
部22の動作を説明する図である。パルス発生部23
は、リセットパルスを、下りバースト信号の発生周期
(例えば1ms)よりも僅か短い周期で繰り返し発生さ
せるようにする。
【0041】識別設定部22は、光受信部21から送ら
れる差分信号に対して移相を行う。すなわち、差分信号
(受信信号)を基にして、位相が互いに所定量ずれた位
相1から位相Nまでの複数の差分信号(受信信号)を作
成する。この所定量は、下りバースト信号の直前に設定
されるガードタイムの時間長(例えば800ns)か
ら、リセットパルスの時間長(リセットタイム)を減算
して得られる値以下の値に設定される。
【0042】一方、識別設定部22は、パルス発生部2
3からリセットパルスを送られると、クロックを調整し
た上で、入力する複数の差分信号の中から受信信号識別
符号を探す。
【0043】このような構成にすると、下りバースト信
号が繰り返し入力していれば何時か、位相1から位相N
までの複数の差分信号のいずれかのガードタイムの間に
リセットパルスが発生する。識別設定部22は、そのガ
ードタイムの間にリセットパルスが発生した位相の差分
信号における受信信号識別符号だけを正確に検出でき
る。その差分信号を識別設定部22は選択して出力す
る。これにより同期がとれたことになるので、識別設定
部22は、同期確立を示す同期/非同期識別信号をパル
ス発生部23へ送る。
【0044】かくして、反射信号があっても、低レベル
の反射信号であれば、下りバースト信号だけを確実に受
信でき、したがって、反射信号の発生を抑制するために
従来避けられなかった装置コストや保守コストの上昇を
抑えることが可能となる。
【0045】つぎに、第4の実施の形態を説明する。第
4の実施の形態の構成は、第3の実施の形態の構成と基
本的に同じである。そのため、第4の実施の形態の説明
では、第3の実施の形態の構成を流用し、異なる部分だ
けを説明する。
【0046】図8は、第4の実施の形態におけるパルス
発生部23が発生するリセットパルスを説明する図であ
る。すなわち、第4の実施の形態では、パルス発生部2
3が、識別設定部22から同期確立を知らせる同期/非
同期識別信号を受け取るまでの間は、所定周期のリセッ
トパルスを発生する。この所定周期は、ガードタイムの
時間長に受信信号識別符号の時間長(例えば160n
s)を加算して得られる値以上の値に設定される。
【0047】このようにすると、リセットパルスを構成
するいずれかのパルスが、即座に下りバースト信号のガ
ードタイムの間に発生し、これが識別設定部22へ送ら
れことになる。第4の実施の形態では、第3の実施の形
態の場合に比べ、同期が早くとれることになる。
【0048】パルス発生部23は、識別設定部22から
同期/非同期識別信号が送られると、それまでに発生し
ていたリセットパルスを構成する複数のパルスのうち、
受信信号識別符号を識別する際に使用されたパルス以外
の各パルスを発生しないようにする。
【0049】つぎに、第5の実施の形態を説明する。第
5の実施の形態は、反射信号の光パワーレベルが下りバ
ースト信号の光パワーレベルよりも高く、閾値がガード
タイムの間に十分低下しない場合にも適用されるもので
ある。
【0050】図9は、第5の実施の形態に係る加入者装
置の全体構成を示すブロック図である。加入者装置は、
光受信部31と、受信信号識別部兼クロック位相設定部
(以下「識別設定部」と略称する)32と、クロック/
リセットパルス発生部(以下「パルス発生部」と略称す
る)33とから構成される。光受信部31は、光ファイ
バ34を介して局装置側から送られた下りバースト光信
号を受信して電気信号に変換するものである。識別設定
部32は、クロック同期をとるとともに、光受信部31
から送られた電気信号の下りバースト信号(後述のよう
に差分信号である)から、同期されたクロックに従って
受信データを検出し、この受信データに、受信信号識別
符号が存在するか否かを識別する。パルス発生部33
は、受信信号識別符号が存在すると識別された後には、
その後に入力する各下りバースト信号の入力直前の各タ
イミングで、リセットパルスを発生し、このリセットパ
ルスを識別設定部32および光受信部31へ送る。そし
てさらに、パルス発生部33は後述のような時定数切替
信号を光受信部31へ出力する。
【0051】図10は光受信部31の内部構成を示す回
路図である。光受信部31の内部構成は、図3に示す第
1の実施の形態の光受信部11と基本的には同じである
ので、同一部分には同一の参照符号を付してその説明を
省略する。
【0052】第5の実施の形態では、閾値をリセットす
るスイッチSW1を備えるとともに、時定数切替スイッ
チ部SW2を備える。時定数切替スイッチ部SW2は抵
抗R5,R6と2つのスイッチとから成り、パルス発生
部33から送られた時定数切替信号によってそれぞれの
スイッチがオンする。時定数切替スイッチ部SW2の各
スイッチがオフのときには、容量C1の電荷が時定数C
1・R1で放電し、容量C2の電荷が時定数C2・R2
で放電するが、時定数切替スイッチ部SW2の各スイッ
チがオンのときには、容量C1の電荷が時定数C1・R
5で放電し、容量C2の電荷が時定数C2・R6で放電
する。抵抗R5,R6の抵抗値R5,R6と、抵抗R
1,R2の抵抗値R1,R2との間には、R1<R5,
R2<R6の関係を持たせる。したがって、オン時の放
電時間の方がオフ時の放電時間よりも長くなる。
【0053】図11は、第5の実施の形態の動作を説明
する図である。まず、同期確立の前には、パルス発生部
33がリセットパルスを発生しない。そして、パルス発
生部33は、光受信部31の時定数切替スイッチ部SW
2に対してオフ状態に制御して、短い方の時定数C1・
R1,C2・R2を選択させる。
【0054】これにより、同期確立の前に、譬え大きな
レベルの反射信号が入力しても、その反射信号に応じて
検出された閾値は早急に零になる。したがって、その直
後に下りバースト信号が光受信部31に入力されても、
光受信部31は正確に差分信号を検出することができ
る。かくして、識別設定部32が受信信号識別符号を検
出する。
【0055】受信信号識別符号が検出されたら、識別設
定部32は、同期確立を示す同期/非同期識別信号をパ
ルス発生部33へ送る。パルス発生部33は、これによ
り、光受信部31の時定数切替スイッチ部SW2に対し
てオン状態に制御して、長い方の時定数C1・R5,C
2・R6を選択させる。この長い時定数の設定によっ
て、下りバースト信号に零レベル信号の連続があった場
合でも、光受信部31は正確に差分信号を検出すること
ができる。一般に下りバースト信号には零レベル信号の
連続が56〜72ビット存在することが許容され、ただ
し、受信信号識別符号には殆ど零レベル信号の連続がな
い設定となっている。
【0056】なお、同期確立を示す同期/非同期識別信
号を受けたパルス発生部33は、その後に入力する各下
りバースト信号の入力直前の各タイミングで、リセット
パルスを発生し、このリセットパルスを識別設定部32
および光受信部31のスイッチSW1へ送るようにす
る。
【0057】かくして、反射信号があっても、しかもそ
れが高レベルの反射信号であっても、下りバースト信号
だけを確実に受信でき、したがって、反射信号の発生を
抑制するために従来避けられなかった装置コストや保守
コストの上昇を抑えることが可能となる。
【0058】つぎに、第6の実施の形態を説明する。第
6の実施の形態は、反射信号の光パワーレベルが下りバ
ースト信号の光パワーレベルよりも高く、閾値がガード
タイムの間に十分低下しない場合にも適用されるもので
ある。
【0059】図12は、第6の実施の形態に係る加入者
装置の全体構成を示すブロック図である。加入者装置
は、光受信部41と、受信信号識別部兼クロック位相設
定部(以下「識別設定部」と略称する)42と、クロッ
ク/リセットパルス発生部(以下「パルス発生部」と略
称する)43と、リセットパルス発生部44とから構成
される。光受信部41は、光ファイバ45を介して局装
置側から送られた下りバースト光信号を受信して電気信
号に変換するものである。識別設定部42は、クロック
同期をとるとともに、光受信部41から送られた電気信
号の下りバースト信号(差分信号)から、同期されたク
ロックに従って受信データを検出し、この受信データ
に、受信信号識別符号が存在するか否かを識別する。パ
ルス発生部43は、受信信号識別符号が存在すると識別
された後には、その後に入力する各下りバースト信号の
入力直前の各タイミングで、リセットパルスを発生し、
このリセットパルスを識別設定部42および光受信部4
1へ送る。そしてさらに、パルス発生部43は、カウン
タ動作切替信号をリセットパルス発生部44へ出力し、
リセットパルス発生部44に対して同期確立前にだけ動
作するように制御する。リセットパルス発生部44は、
カウンタを内蔵し、カウンタ動作切替信号により動作す
るように指示されているときに、後述のようなリセット
パルスを発生して、光受信部41および識別設定部42
へ送る。
【0060】光受信部41の内部構成は、図3に示す第
1の実施の形態の光受信部11と同一の構成を有してお
り、その動作も同じである。図13は、第6の実施の形
態の動作を説明する図である。まず、同期確立の前に
は、パルス発生部43がリセットパルス発生部44へ、
動作するようにカウンタ動作切替信号を出力する。な
お、同期確立の前には、パルス発生部43はリセットパ
ルスを発生しない。カウンタ動作切替信号を受けたリセ
ットパルス発生部44は、光受信部41の出力を監視
し、受信信号が無くなった時点でカウンタをスタートさ
せる。このカウンタは、下りバースト信号に許容されて
いる同符号連続の最大符号数に相当する時間t1をカウ
ントするものであり、この時間t1の経過後にリセット
パルス発生部44はリセットパルスを立ち上げ、リセッ
トタイムt2の経過後に立ち下げる。こうしたリセット
パルスを光受信部41および識別設定部42へ送る。た
だし、リセットタイムt2の経過前に受信信号が入力す
ると、カウンタのカウント値を零に戻し、また立ち上が
ったリセットパルスを即座に立ち下げる。なお、時間t
1、リセットタイムt2、およびガードタイムt3の間
には、t3>(t1+t2)の関係があるようにする。
【0061】このようにすることによって、同期確立前
に、下りバースト信号の直前のガードタイムにリセット
パルスが発生される。これにより、光受信部41および
識別設定部42は正確に動作し、識別設定部42が受信
信号識別符号を検出する。この検出に伴い、識別設定部
42は、同期確立を示す同期/非同期識別信号をパルス
発生部43へ送り、パルス発生部43は、リセットパル
ス発生部44へその動作を停止させるカウンタ動作切替
信号を送る。さらに、パルス発生部43は、その後に入
力する各下りバースト信号の入力直前の各タイミング
で、リセットパルスを発生し、このリセットパルスを光
受信部41および識別設定部42へ送るようにする。
【0062】これにより、同期確立の前に、第5の実施
の形態のように光受信部の時定数を小さく設定するよう
なことを行わずとも、反射信号のレベルに関係なく、光
受信部41は正確に差分信号を検出することができる。
かくして、識別設定部42が受信信号識別符号を正確に
検出できる。
【0063】かくして、高レベルの反射信号であって
も、下りバースト信号だけを確実に受信でき、したがっ
て、反射信号の発生を抑制するために従来避けられなか
った装置コストや保守コストの上昇を抑えることが可能
となる。
【0064】つぎに、第7の実施の形態を説明する。第
7の実施の形態の構成は、第6の実施の形態の構成と基
本的に同一である。したがって、第7の実施の形態の説
明では、第6の実施の形態の構成を流用する。
【0065】図14は、第7の実施の形態の動作を説明
する図である。第7の実施の形態では、リセットパルス
発生部44が、第6の実施の形態と同じ条件でリセット
パルスを立ち上げた後、受信信号の入力とは関係なく、
所定時間t4の経過を待ってリセットパルスを立ち下げ
る。しかも、この所定時間t4は、第6の実施の形態の
リセットタイムt2よりも小さく設定する。
【0066】以上のような構成によっても、反射信号の
レベルに関係なく、下りバースト信号だけを確実に受信
できる。つぎに、第8の実施の形態を説明する。
【0067】第8の実施の形態は、反射信号の光パワー
レベルが下りバースト信号の光パワーレベルよりも低
く、閾値がガードタイムの間に十分低下するような場合
に適用されるものである。
【0068】図15は、第8の実施の形態に係る加入者
装置の全体構成を示すブロック図である。加入者装置
は、光受信部51と、識別設定部52と、クロック/リ
セットパルス発生部(以下「パルス発生部」と略称す
る)53と、リセットパルス切替部54と、起動前リセ
ットパルス発生部55とから構成される。光受信部51
は、局装置側から送られた下りバースト光信号を受信し
て電気信号に変換するものである。識別設定部52は、
クロック同期をとるとともに、光受信部51から送られ
た電気信号の下りバースト信号(差分信号)から、同期
されたクロックに従って受信データを検出し、この受信
データに、受信信号識別符号が存在するか否かを識別す
る。パルス発生部53は、受信信号識別符号が存在する
と識別された後には、その後に入力する各下りバースト
信号の入力直前の各タイミングで、リセットパルスを発
生し、このリセットパルスを識別設定部52および光受
信部51へリセットパルス切替部54を介して送る。リ
セットパルス切替部54は、識別設定部52から同期/
非同期識別信号を受け、同期確立前には、起動前リセッ
トパルス発生部55から送られたリセットパルスを光受
信部51および識別設定部52へ送り、同期確立後に
は、パルス発生部53から送られたリセットパルスを光
受信部51および識別設定部52へ送る。
【0069】光受信部51の内部構成は、図3に示す第
1の実施の形態の光受信部11と同一の構成を有してお
り、その動作も同じである。起動前リセットパルス発生
部55は、同期確立前に、下りバースト信号が受信され
たときに、その下りバースト信号の信号長および下りバ
ースト信号の発生周期に基づき、つぎに入力する下りバ
ースト信号の直前のガードタイムにリセットパルスを発
生するものである。
【0070】つぎに、起動前リセットパルス発生部55
の内部構成を説明する。この説明では、起動前リセット
パルス発生部55の各部の信号形態を示す図16を適宜
参照する。図16に示す符号a〜jは、図15の起動前
リセットパルス発生部55に示す符号a〜jと対応して
いる。
【0071】すなわち、信号検出部61は、光受信部5
1からの出力(a)を監視し、出力信号があるときに高
レベルとなり、出力信号の入力がなくなってから最大同
符号連続の時間だけ高レベルを維持する(b)。最大同
符号連続の時間とは、下りバースト信号に許容される同
一符号の最大連続時間であり、56〜72ビットに相当
する時間である。OR回路62は、信号検出部61の出
力(b)、後述のモノマルチバイブレータ68の出力
(g)、フリップフロップ65の出力(j)の論理和を
出力する(d)。インバータ63はOR回路62の出力
(d)を反転する(e)。バースト周期カウンタ64
は、S端子に高レベル信号が入力されると、第1の所定
時間のカウントを開始し、その時間が経過するとトリガ
(i)を発生する。第1の所定時間は、下りバースト信
号の発生周期から1バイト相当の時間を減算して得られ
る値である。ただし、S/R端子に高レベル信号が入力
されるとカウントをリセットし、S端子に高レベル信号
が入力されることを待つ状態になる。バースト周期カウ
ンタ64のS端子にはOR回路62の出力(d)が入力
され、S/R端子にはインバータ63の出力(e)が入
力される。トリガ(i)はフリップフロップ65のCL
端子に入力される。
【0072】インバータ66は信号検出部61の出力
(b)を反転し、その反転出力(c)を下りバースト長
カウンタ67のS/R端子へ送る。下りバースト長カウ
ンタ67のS端子には、信号検出部61の出力(b)が
入力される。下りバースト長カウンタ67は、S端子に
高レベル信号が入力されると、下りバースト信号の時間
長に相当する時間のカウントを開始し、その時間が経過
するとトリガ(f)を発生する。ただし、S/R端子に
高レベル信号が入力されるとカウントをリセットし、S
端子に高レベル信号が入力されることを待つ状態にな
る。モノマルチバイブレータ68は、下りバースト長カ
ウンタ67からトリガ(f)を入力されると、第2の所
定時間の間、高レベル信号(g)を出力する(g)。第
2の所定時間は、最大同符号連続の時間に、1バイトに
相当する時間を加算して得られる値である。AND回路
69は、モノマルチバイブレータ68の出力(g)とイ
ンバータ66の出力(c)との論理積(h)をフリップ
フロップ65のPRS端子へ送る。
【0073】フリップフロップ65は、PRS端子へ高
レベルが入力してから、CL端子へトリガが入力するま
での間、高レベル信号を出力する(j)。このフリップ
フロップ65の出力(j)がリセットパルス切替部54
へ送られる。
【0074】このように、下りバースト信号の時間長
が、例えば350μsに対して、反射信号の時間長が数
10μsであるので、ガードタイムを最大同符号連続の
時間よりも長く設定しておけば、受信信号が下りバース
ト信号であるか、反射信号であるかを確実に区別するこ
とが可能である。
【0075】こうした構成により、同期確立の前には、
下りバースト信号の第1回目の入力によって、起動前リ
セットパルス発生部55が図16のリセットパルス
(j)を発生してリセットパルス切替部54へ送る。リ
セットパルス切替部54はこれを光受信部51および識
別設定部52へ送る。これにより、下りバースト信号の
第2回目の入力に対しては同期が確立する。同期確立後
の、下りバースト信号の第3回目の入力時には、リセッ
トパルス切替部54がパルス発生部53から送られるリ
セットパルスを光受信部51および識別設定部52へ送
るようにする。
【0076】かくして、下りバースト信号だけを確実に
受信でき、したがって、反射信号の発生を抑制するため
に従来避けられなかった装置コストや保守コストの上昇
を抑えることが可能となる。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、同期確
立前には、リセットパルス発生手段が、所定間隔の複数
のパルスから成る第1リセットパルスを発生し、この第
1リセットパルスの各パルスを受信信号検出手段および
クロック位相調整手段へ所定のリセット信号として送
る。第1リセットパルスを、例えば、下りバースト信号
の発生周期よりも少し短い周期で繰り返し発生すれば、
第1リセットパルスを構成する複数のパルスのうちのい
ずれのパルスをガードタイムの期間に入力させることが
できる。
【0078】これによって、反射信号があっても下りバ
ースト信号だけを確実に受信でき、反射信号の発生を抑
制するために従来避けられなかった装置コストや保守コ
ストの上昇を抑えることが可能となる。
【0079】また、同期確立前に、受信信号に対して移
相を行って、位相が互いに異なる複数の受信信号を作成
し、リセットパルスをガードタイムの期間に発生させる
ようにする。また、受信信号検出手段の閾値保持回路の
時定数の値を同期確立前後で変えるようにする。また、
同期確立前に、無信号状態時にリセットパルスを作成
し、合わせて所定識別符号を検出するようにして、下り
バースト信号の入力を検出する。さらに、下りバースト
信号の時間長が反射信号の時間長よりも十分長い点に着
目して下りバースト信号の入力を検出する。
【0080】これらによっても、反射信号があっても、
下りバースト信号だけを確実に受信でき、反射信号の発
生を抑制するために従来避けられなかった装置コストや
保守コストの上昇を抑えることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】第1の実施の形態に係る加入者装置の全体構成
を示すブロック図である。
【図3】光受信部の内部構成を示す回路図である。
【図4】パルス発生部が発生するリセットパルスを説明
する図である。
【図5】第2の実施の形態でパルス発生部が発生するリ
セットパルスを説明する図である。
【図6】第3の実施の形態に係る加入者装置の全体構成
を示すブロック図である。
【図7】識別設定部およびパルス発生部の動作を説明す
る図である。
【図8】第4の実施の形態でパルス発生部が発生するリ
セットパルスを説明する図である。
【図9】第5の実施の形態に係る加入者装置の全体構成
を示すブロック図である。
【図10】光受信部の内部構成を示す回路図である。
【図11】第5の実施の形態の動作を説明する図であ
る。
【図12】第6の実施の形態に係る加入者装置の全体構
成を示すブロック図である。
【図13】第6の実施の形態の動作を説明する図であ
る。
【図14】第7の実施の形態の動作を説明する図であ
る。
【図15】第8の実施の形態に係る加入者装置の全体構
成を示すブロック図である。
【図16】起動前リセットパルス発生部の各部の信号形
態を示す図である。
【図17】従来の加入者系光伝送システムの構成を示す
図である。
【図18】図17のシステムでの信号形態を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 局装置 2 加入者装置 2a 受信信号検出手段 2b クロック位相調整手段 2c 受信信号識別手段 2d リセットパルス発生手段
フロントページの続き (72)発明者 石原 昇 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日 本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−139746(JP,A) 特開 平9−284326(JP,A) 特開 平6−338783(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/44 200

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 局装置と複数の加入者装置との間で交互
    にバースト信号を伝送するバースト光伝送システムの加
    入者装置において、 受信信号のピークレベルおよびボトムレベルを基に閾値
    を算出して保持し、受信信号と前記閾値との差分を検出
    するとともに、所定のリセット信号の入力によって前記
    保持された閾値を零に戻す受信信号検出手段と、 前記所定のリセット信号の入力によってクロック位相を
    調整するクロック位相調整手段と、 前記受信信号検出手段で検出された差分信号から、前記
    クロック位相調整手段で調整されたクロックに従って受
    信データを検出し、当該受信データに、受信信号が下り
    バースト信号であれば含まれるはずの所定識別符号が存
    在するか否かを識別する受信信号識別手段と、 所定間隔の複数のパルスから成る第1リセットパルスを
    発生し、当該第1リセットパルスの各パルスを前記受信
    信号検出手段および前記クロック位相調整手段へ前記所
    定のリセット信号として送るとともに、前記受信信号識
    別手段が前記所定識別符号を識別した後には、前記第1
    リセットパルスの発生を停止し、前記識別後に入力する
    各下りバースト信号の入力直前の各タイミングで、1つ
    のパルスから成る第2リセットパルスを発生し、当該第
    2リセットパルスを前記受信信号検出手段および前記ク
    ロック位相調整手段へ前記所定のリセット信号として送
    るリセットパルス発生手段と、 を有することを特徴とするバースト光伝送システムの加
    入者装置。
  2. 【請求項2】 前記リセットパルス発生手段は、下りバ
    ースト信号の直前に設定されるガードタイムの時間長か
    ら、前記第1リセットパルスを構成する各パルスの時間
    長を減算して得られる値以下の値を前記所定間隔に設定
    し、前記第1リセットパルスの各パルスを発生すること
    を特徴とする請求項1記載のバースト光伝送システムの
    加入者装置。
  3. 【請求項3】 前記リセットパルス発生手段は、前記第
    1リセットパルスを、下りバースト信号の発生周期より
    も短い周期で発生することを特徴とする請求項2記載の
    バースト光伝送システムの加入者装置。
  4. 【請求項4】 前記リセットパルス発生手段は、前記第
    1リセットパルスを、前記ガードタイムの時間長に前記
    所定識別符号の時間長を加算して得られる値以上の値を
    周期として発生することを特徴とする請求項2記載のバ
    ースト光伝送システムの加入者装置。
  5. 【請求項5】 局装置と複数の加入者装置との間で交互
    にバースト信号を伝送するバースト光伝送システムの加
    入者装置において、 受信信号のピークレベルおよびボトムレベルを基に閾値
    を算出し、受信信号と当該閾値との差分を検出する受信
    信号検出手段と、 前記受信信号検出手段で検出された差分信号を、互いに
    所定位相差を有した複数の差分信号に変換する変換手段
    と、 所定のリセット信号の入力によってクロック位相を調整
    するクロック位相調整手段と、 前記変換手段で得られた複数の差分信号から、前記クロ
    ック位相調整手段で調整されたクロックに従って各受信
    データをそれぞれ検出し、当該各受信データの中で、受
    信信号が下りバースト信号であれば含まれるはずの所定
    識別符号が存在するか否を識別する受信信号識別手段
    と、 前記受信信号識別手段により、前記所定識別符号が存在
    すると識別された差分信号を選択して出力する選択出力
    手段と、 前記所定のリセット信号を発生し、前記クロック位相調
    整手段へ送るリセットパルス発生手段と、 を有することを特徴とするバースト光伝送システムの加
    入者装置。
  6. 【請求項6】 前記変換手段は、下りバースト信号の
    直前に設定されるガードタイムの時間長から、前記リセ
    ットパルスの時間長を減算して得られる値以下の値を前
    記所定位相差に設定して、前記複数の差分信号を作成す
    ることを特徴とする請求項5記載のバースト光伝送シス
    テムの加入者装置。
  7. 【請求項7】 前記リセットパルス発生手段は、所定間
    隔の複数のパルスから成るリセットパルスを発生し、当
    該リセットパルスを構成する各パルスを、前記所定のリ
    セット信号として前記クロック位相調整手段へ送るとと
    もに、前記受信信号識別手段が前記所定識別符号を識別
    した後には、前記所定識別符号を識別する際に使用され
    たパルス以外の前記リセットパルスの各パルスを発生し
    ないようにすることを特徴とする請求項5記載のバース
    ト光伝送システムの加入者装置。
  8. 【請求項8】 前記リセットパルス発生手段は、下りバ
    ースト信号の直前に設定されるガードタイムの時間長に
    前記所定識別符号の時間長を加算して得られる値以上の
    値を前記所定間隔と設定して、前記リセットパルスを発
    生することを特徴とする請求項7記載のバースト光伝送
    システムの加入者装置。
  9. 【請求項9】 局装置と複数の加入者装置との間で交互
    にバースト信号を伝送するバースト光伝送システムの加
    入者装置において、 受信信号のピークレベルおよびボトムレベルを基に閾値
    を算出し、受信信号と当該閾値との差分を検出する受信
    信号検出手段と、 前記受信信号検出手段に設けられ、互いに異なる複数の
    時定数を有し、当該複数の時定数のうちの1つが選択可
    能である、前記閾値を保持する保持回路と、 前記受信信号検出手段に設けられ、所定のリセット信号
    の入力によって前記保持回路に保持された閾値を零に戻
    す保持解除手段と、 前記所定のリセット信号の入力によってクロック位相を
    調整するクロック位相調整手段と、 前記受信信号検出手段で検出された差分信号から、前記
    クロック位相調整手段で調整されたクロックに従って受
    信データを検出し、当該受信データに、受信信号が下り
    バースト信号であれば含まれるはずの所定識別符号が存
    在するか否かを識別する受信信号識別手段と、 前記受信信号識別手段が前記所定識別符号を識別した後
    には、当該識別後に入力する各下りバースト信号の入力
    直前の各タイミングで、リセットパルスを発生し、当該
    リセットパルスを前記保持解除手段および前記クロック
    位相調整手段へ前記所定のリセット信号として送るリセ
    ットパルス発生手段と、 前記受信信号識別手段により、前記所定識別符号が存在
    すると識別される前には、前記保持回路に、前記複数の
    時定数のうちの短い時定数を選択させ、前記受信信号識
    別手段により、前記所定識別符号が存在すると識別され
    た後には、前記保持回路に、前記複数の時定数のうちの
    長い時定数を選択させる選択制御手段と、 を有することを特徴とするバースト光伝送システムの加
    入者装置。
  10. 【請求項10】 局装置と複数の加入者装置との間で交
    互にバースト信号を伝送するバースト光伝送システムの
    加入者装置において、 受信信号のピークレベルおよびボトムレベルを基に閾値
    を算出し、受信信号と当該閾値との差分を検出する受信
    信号検出手段と、 前記受信信号検出手段に設けられ、所定のリセット信号
    の入力によって前記保持回路に保持された閾値を零に戻
    す保持解除手段と、 前記所定のリセット信号の入力によってクロック位相を
    調整するクロック位相調整手段と、 前記受信信号検出手段で検出された差分信号から、前記
    クロック位相調整手段で調整されたクロックに従って受
    信データを検出し、当該受信データに、受信信号が下り
    バースト信号であれば含まれるはずの所定識別符号が存
    在するか否かを識別する受信信号識別手段と、 前記受信信号識別手段が前記所定識別符号を識別する前
    に、所定時間に亘って受信信号の入力がない場合に立ち
    上がり、受信信号の入力があったら立ち下がるパルスを
    発生し、当該パルスを前記保持解除手段および前記クロ
    ック位相調整手段へ前記所定のリセット信号として送る
    第1のリセットパルス発生手段と、 前記受信信号識別手段が前記所定識別符号を識別した後
    に、当該識別後に入力する各下りバースト信号の入力直
    前の各タイミングで、リセットパルスを発生し、当該リ
    セットパルスを前記保持解除手段および前記クロック位
    相調整手段へ前記所定のリセット信号として送る第2の
    リセットパルス発生手段と、 を有することを特徴とするバースト光伝送システムの加
    入者装置。
  11. 【請求項11】 前記第1のリセットパルス発生手段
    は、前記所定時間を、下りバースト信号の最大同符号連
    続時間以上の値に設定することを特徴とする請求項10
    記載のバースト光伝送システムの加入者装置。
  12. 【請求項12】 局装置と複数の加入者装置との間で交
    互にバースト信号を伝送するバースト光伝送システムの
    加入者装置において、 受信信号のピークレベルおよびボトムレベルを基に閾値
    を算出し、受信信号と当該閾値との差分を検出する受信
    信号検出手段と、 前記受信信号検出手段に設けられ、所定のリセット信号
    の入力によって前記保持回路に保持された閾値を零に戻
    す保持解除手段と、 前記所定のリセット信号の入力によってクロック位相を
    調整するクロック位相調整手段と、 前記受信信号検出手段で検出された差分信号から、前記
    クロック位相調整手段で調整されたクロックに従って受
    信データを検出し、当該受信データに、受信信号が下り
    バースト信号であれば含まれるはずの所定識別符号が存
    在するか否かを識別する受信信号識別手段と、 前記受信信号識別手段が前記所定識別符号を識別する前
    に、第1の所定時間に亘って受信信号の入力がない場合
    に立ち上がり、第2の所定時間の経過後に立ち下がるパ
    ルスを発生し、当該パルスを前記保持解除手段および前
    記クロック位相調整手段へ前記所定のリセット信号とし
    て送る第1のリセットパルス発生手段と、 前記受信信号識別手段が前記所定識別符号を識別した後
    に、当該識別後に入力する各下りバースト信号の入力直
    前の各タイミングで、リセットパルスを発生し、当該リ
    セットパルスを前記保持解除手段および前記クロック位
    相調整手段へ前記所定のリセット信号として送る第2の
    リセットパルス発生手段と、 を有することを特徴とするバースト光伝送システムの加
    入者装置。
  13. 【請求項13】 前記第1のリセットパルス発生手段
    は、前記第1の所定時間を、下りバースト信号の最大同
    符号連続時間以上の値に設定することを特徴とする請求
    項12記載のバースト光伝送システムの加入者装置。
  14. 【請求項14】 前記第1のリセットパルス発生手段
    は、前記第2の所定時間を、下りバースト信号の直前に
    設定されるガードタイムの時間長から下りバースト信号
    の最大同符号連続時間を減算して得られた値よりも小さ
    い値に設定することを特徴とする請求項12記載のバー
    スト光伝送システムの加入者装置。
  15. 【請求項15】 局装置と複数の加入者装置との間で交
    互にバースト信号を伝送するバースト光伝送システムの
    加入者装置において、 受信信号のピークレベルおよびボトムレベルを基に閾値
    を算出し、受信信号と当該閾値との差分を検出する受信
    信号検出手段と、 前記受信信号検出手段に設けられ、所定のリセット信号
    の入力によって前記保持回路に保持された閾値を零に戻
    す保持解除手段と、 前記所定のリセット信号の入力によってクロック位相を
    調整するクロック位相調整手段と、 前記受信信号検出手段で検出された差分信号から、前記
    クロック位相調整手段で調整されたクロックに従って受
    信データを検出し、当該受信データに、受信信号が下り
    バースト信号であれば含まれるはずの所定識別符号が存
    在するか否かを識別する受信信号識別手段と、 前記受信信号識別手段が前記所定識別符号を識別する前
    に、下りバースト信号の時間長に相当する時間に亘って
    受信信号の連続した入力があった場合に立ち上がり、下
    りバースト信号の発生周期以下の時間の経過後に立ち下
    がるパルスを発生し、当該パルスを前記保持解除手段お
    よび前記クロック位相調整手段へ前記所定のリセット信
    号として送る第1のリセットパルス発生手段と、 前記受信信号識別手段が前記所定識別符号を識別した後
    に、当該識別後に入力する各下りバースト信号の入力直
    前の各タイミングで、リセットパルスを発生し、当該リ
    セットパルスを前記保持解除手段および前記クロック位
    相調整手段へ前記所定のリセット信号として送る第2の
    リセットパルス発生手段と、 を有することを特徴とするバースト光伝送システムの加
    入者装置。
  16. 【請求項16】 前記第1のリセットパルス発生手段
    は、下りバースト信号の最大同符号連続時間以上に亘っ
    て零レベルが連続した場合に、前記受信信号の入力が連
    続しなかったと判断することを特徴とする請求項15記
    載のバースト光伝送システムの加入者装置。
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