JPH08340584A - 信号伝送方法及び火災報知設備 - Google Patents
信号伝送方法及び火災報知設備Info
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- JPH08340584A JPH08340584A JP7147768A JP14776895A JPH08340584A JP H08340584 A JPH08340584 A JP H08340584A JP 7147768 A JP7147768 A JP 7147768A JP 14776895 A JP14776895 A JP 14776895A JP H08340584 A JPH08340584 A JP H08340584A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 呼び出しに応答した端末機器を簡単に識別す
る。 【構成】 火災受信機3が全ての火災感知器1A,1B
・・・1Nを同時に呼び出し、各火災感知器がそのアド
レス値及び状態情報の少なくとも一方を含む応答信号を
各端末機器毎に異なるタイミングで火災受信機へ送出
し、そしてこの火災受信機が複数の応答信号を検出して
その各々を送出した端末機器を識別する。
る。 【構成】 火災受信機3が全ての火災感知器1A,1B
・・・1Nを同時に呼び出し、各火災感知器がそのアド
レス値及び状態情報の少なくとも一方を含む応答信号を
各端末機器毎に異なるタイミングで火災受信機へ送出
し、そしてこの火災受信機が複数の応答信号を検出して
その各々を送出した端末機器を識別する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数個の端末機器
と、これら端末機器へ共通の電路を介して接続された中
央機器との間で信号を伝送しあう信号伝送方法、並びに
複数個の端末機器及び中央機器を備えた火災報知設備、
特に中央機器からの呼び出しに応答した端末機器を中央
機器が簡単に識別できる信号伝送方法及び火災報知設備
に関するものである。
と、これら端末機器へ共通の電路を介して接続された中
央機器との間で信号を伝送しあう信号伝送方法、並びに
複数個の端末機器及び中央機器を備えた火災報知設備、
特に中央機器からの呼び出しに応答した端末機器を中央
機器が簡単に識別できる信号伝送方法及び火災報知設備
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の火災報知設備では、複数個の端末
機器例えば火災感知器、中継器等と、中央機器例えば火
災受信機等とが電気的に接続されており、各端末機器に
は固有のアドレスが付与され、中央機器はそのアドレス
に基づいて各端末機器を1台づつ順次呼び出し、各端末
機器は中央機器からのアドレス付き呼び出し信号に応じ
て中央機器へ応答信号を送出していた。即ち、呼び出さ
れた端末機器だけが応答信号を送出した。
機器例えば火災感知器、中継器等と、中央機器例えば火
災受信機等とが電気的に接続されており、各端末機器に
は固有のアドレスが付与され、中央機器はそのアドレス
に基づいて各端末機器を1台づつ順次呼び出し、各端末
機器は中央機器からのアドレス付き呼び出し信号に応じ
て中央機器へ応答信号を送出していた。即ち、呼び出さ
れた端末機器だけが応答信号を送出した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の火
災報知設備では、複数個の端末機器の全てに、個別に呼
び出しを行わなければならないので、全ての端末機器と
送受信するのに時間がかゝるという課題があった。この
発明は、このような課題を解決するためになされたもの
であって、呼び出しに応答した端末機器を中央機器が簡
単に識別できる信号伝送方法及び火災報知設備を得るこ
とを目的とする。
災報知設備では、複数個の端末機器の全てに、個別に呼
び出しを行わなければならないので、全ての端末機器と
送受信するのに時間がかゝるという課題があった。この
発明は、このような課題を解決するためになされたもの
であって、呼び出しに応答した端末機器を中央機器が簡
単に識別できる信号伝送方法及び火災報知設備を得るこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る信号伝送方法は、中央機器がこれに共通の電路を介し
て接続された複数個の端末機器の全てを同時に呼び出す
ステップと、呼び出された全ての端末機器が各端末機器
毎に異なるタイミングでそのアドレス値及び状態情報の
少なくとも一方を含む応答信号を前記中央機器へ送出す
るステップと、前記中央機器が複数の応答信号を検出し
てその各々を送出した端末機器を識別するステップとを
含むものである。
る信号伝送方法は、中央機器がこれに共通の電路を介し
て接続された複数個の端末機器の全てを同時に呼び出す
ステップと、呼び出された全ての端末機器が各端末機器
毎に異なるタイミングでそのアドレス値及び状態情報の
少なくとも一方を含む応答信号を前記中央機器へ送出す
るステップと、前記中央機器が複数の応答信号を検出し
てその各々を送出した端末機器を識別するステップとを
含むものである。
【0005】この発明の請求項3に係る火災報知設備
は、複数個の端末機器と、これら端末機器へ共通の電路
を介して接続された中央機器とを備え、前記複数個の端
末機器の各々は、前記中央機器に応答するタイミングを
各端末機器毎に異ならせて設定するタイミング設定手
段、並びに前記各端末機器毎に異なるタイミングでその
アドレス値及び状態情報の少なくとも一方を含む応答信
号を前記中央機器へ送出する応答信号送出手段を含み、
そして前記中央機器は、前記複数個の端末機器の全てを
同時に呼び出す端末機器呼び出し手段、及び複数の応答
信号を検出してその各々を送出した端末機器を識別する
端末機器識別手段を含むものである。
は、複数個の端末機器と、これら端末機器へ共通の電路
を介して接続された中央機器とを備え、前記複数個の端
末機器の各々は、前記中央機器に応答するタイミングを
各端末機器毎に異ならせて設定するタイミング設定手
段、並びに前記各端末機器毎に異なるタイミングでその
アドレス値及び状態情報の少なくとも一方を含む応答信
号を前記中央機器へ送出する応答信号送出手段を含み、
そして前記中央機器は、前記複数個の端末機器の全てを
同時に呼び出す端末機器呼び出し手段、及び複数の応答
信号を検出してその各々を送出した端末機器を識別する
端末機器識別手段を含むものである。
【0006】
【作用】この発明の請求項1記載の信号伝送方法及び請
求項3記載の火災報知設備では、中央機器が全ての端末
機器を同時に呼び出し、各端末機器がそのアドレス値及
び状態情報の少なくとも一方を含む応答信号を各端末機
器毎に異なるタイミングで前記中央機器へ送出し、そし
て前記中央機器が複数の応答信号を検出してその各々を
送出した端末機器を簡単に識別できる。
求項3記載の火災報知設備では、中央機器が全ての端末
機器を同時に呼び出し、各端末機器がそのアドレス値及
び状態情報の少なくとも一方を含む応答信号を各端末機
器毎に異なるタイミングで前記中央機器へ送出し、そし
て前記中央機器が複数の応答信号を検出してその各々を
送出した端末機器を簡単に識別できる。
【0007】請求項2記載の信号伝送方法及び請求項4
記載の火災報知設備では、全ての端末機器に供給されて
いる電圧を低下又は上昇させるだけで起動信号としてい
るので、各端末機器を個別に呼び出す必要がない。請求
項5記載の火災報知設備では、従来通り各端末機器のア
ドレス値に基づいてその対応端末機器を識別できる。請
求項6記載の火災報知設備では、たとえ端末機器のアド
レス値が無くても、起動信号を発してから応答信号を受
けるまでの時間の長さの相違により端末機器を識別でき
る。
記載の火災報知設備では、全ての端末機器に供給されて
いる電圧を低下又は上昇させるだけで起動信号としてい
るので、各端末機器を個別に呼び出す必要がない。請求
項5記載の火災報知設備では、従来通り各端末機器のア
ドレス値に基づいてその対応端末機器を識別できる。請
求項6記載の火災報知設備では、たとえ端末機器のアド
レス値が無くても、起動信号を発してから応答信号を受
けるまでの時間の長さの相違により端末機器を識別でき
る。
【0008】
【実施例】以下、この発明の一実施例を添付図面につい
て詳しく説明する。図1はこの発明に係る火災報知設備
の一実施例を示すブロック図であり、複数個の端末機器
はアドレス値発生部の発生アドレス値が違う以外、全て
同一の構成であるので1個だけを詳しいブロック図で示
す。複数個の端末機器例えば火災感知器1A,1B,・
・・1Nは共通の電路2を介して中央機器例えば火災受
信機3と電気的に接続されている。
て詳しく説明する。図1はこの発明に係る火災報知設備
の一実施例を示すブロック図であり、複数個の端末機器
はアドレス値発生部の発生アドレス値が違う以外、全て
同一の構成であるので1個だけを詳しいブロック図で示
す。複数個の端末機器例えば火災感知器1A,1B,・
・・1Nは共通の電路2を介して中央機器例えば火災受
信機3と電気的に接続されている。
【0009】火災感知器1Aは、火災受信機3との間で
信号を伝送しあう伝送部11と、この伝送部11の出力
側に接続され、火災受信機3から送られて来た起動信号
を検出する起動信号検出部12と、この起動信号検出部
12の出力側に接続され、起動信号検出部12が起動信
号を検出した時に起動されて発振パルスを発生する発振
器13と、この発振器13の出力側に接続され、その発
振パルスの周波数を所定の周波数に下げることにより後
述するアドレス値に関連した分周パルスを発生する分周
器14と、この分周器14の出力側に接続され、その分
周パルスを計数して2進数化するバイナリ・カウンタ1
5と、自己のアドレス値を2進数で発生するアドレス値
発生部16と、これらバイナリ・カウンタ15及びアド
レス値発生部16の出力側に接続され、2進数化された
計数値がアドレス値に一致した時に一致信号を発生する
比較器17と、発振器13及び比較器17の出力側に接
続され、比較器17から一致信号が入力されている間発
振器13からの発振パルスを通すAND回路18と、火
災感知器1Aの感知した環境状態、機種の種別、自己監
視状態、サム値等を表す状態情報を発生する状態情報発
生部19と、上述したアドレス値発生部16及び状態情
報発生部19並びにAND回路18の出力側に接続さ
れ、AND回路18を通った発振パルスをクロックパル
スとしてアドレス値及び状態情報の少なくとも一方を含
む信号をパラレル/シリアル(P/S)変換した後に、
シリアルな応答信号として伝送部11に送出するP/S
変換部20とを備えている。
信号を伝送しあう伝送部11と、この伝送部11の出力
側に接続され、火災受信機3から送られて来た起動信号
を検出する起動信号検出部12と、この起動信号検出部
12の出力側に接続され、起動信号検出部12が起動信
号を検出した時に起動されて発振パルスを発生する発振
器13と、この発振器13の出力側に接続され、その発
振パルスの周波数を所定の周波数に下げることにより後
述するアドレス値に関連した分周パルスを発生する分周
器14と、この分周器14の出力側に接続され、その分
周パルスを計数して2進数化するバイナリ・カウンタ1
5と、自己のアドレス値を2進数で発生するアドレス値
発生部16と、これらバイナリ・カウンタ15及びアド
レス値発生部16の出力側に接続され、2進数化された
計数値がアドレス値に一致した時に一致信号を発生する
比較器17と、発振器13及び比較器17の出力側に接
続され、比較器17から一致信号が入力されている間発
振器13からの発振パルスを通すAND回路18と、火
災感知器1Aの感知した環境状態、機種の種別、自己監
視状態、サム値等を表す状態情報を発生する状態情報発
生部19と、上述したアドレス値発生部16及び状態情
報発生部19並びにAND回路18の出力側に接続さ
れ、AND回路18を通った発振パルスをクロックパル
スとしてアドレス値及び状態情報の少なくとも一方を含
む信号をパラレル/シリアル(P/S)変換した後に、
シリアルな応答信号として伝送部11に送出するP/S
変換部20とを備えている。
【0010】図2は図1に示した火災報知設備の動作説
明用タイムチャートであり、電圧波形(a)は火災受信
機3から全ての火災感知器1A,1B,・・・1Nへ同
時に発された状態情報返送命令としての起動信号を表
し、電圧波形(b)、(c)は各火災感知器内のそれぞ
れ発振器13の発振パルス(周期tを有する)、分周器
14の分周パルス(周期Tを有する)を表し、そして電
圧波形(d)、(e)、(f)はそれぞれ火災感知器1
A(アドレス値AD1に応じた遅延時間T×AD1秒を
有する)、1B(アドレス値AD2に応じた遅延時間T
×AD2秒を有する)、1N(アドレス値ADnに応じ
た遅延時間T×ADn秒を有する)の応答信号を表す。
明用タイムチャートであり、電圧波形(a)は火災受信
機3から全ての火災感知器1A,1B,・・・1Nへ同
時に発された状態情報返送命令としての起動信号を表
し、電圧波形(b)、(c)は各火災感知器内のそれぞ
れ発振器13の発振パルス(周期tを有する)、分周器
14の分周パルス(周期Tを有する)を表し、そして電
圧波形(d)、(e)、(f)はそれぞれ火災感知器1
A(アドレス値AD1に応じた遅延時間T×AD1秒を
有する)、1B(アドレス値AD2に応じた遅延時間T
×AD2秒を有する)、1N(アドレス値ADnに応じ
た遅延時間T×ADn秒を有する)の応答信号を表す。
【0011】次に、図1に示した火災報知設備の動作
を、図2のタイムチャートを参照しながら説明する。時
点T0にて、火災受信機3は電路2を通して全ての火災
感知器1A,1B,・・・1Nを同時に呼び出す。即ち
これら火災感知器へ供給している電圧を図示のように低
下させる(又は上昇させる)ことにより状態情報返送命
令としての起動信号(a)を送出する。そうすると、各
火災感知器の伝送部11はこの起動信号を受けて起動信
号検出部12へ伝送し、起動信号検出部12は起動信号
を検出した時に発振器13を起動し、発振器13は電圧
波形の生成に利用される時間の周期tを持つ波形(b)
の一連の発振パルスを発生する。分周器14はこれら発
振パルスを分周し、火災感知器が状態情報を送出するの
に十分な時間の周期Tを持ち且つアドレス値に関連した
波形(c)の一連の分周パルスを発生する。バイナリ・
カウンタ15は、分周パルスを計数してその2進数化さ
れた計数値を比較器17の一方の入力端子へ供給する。
アドレス値発生部16は、自己のアドレス値(2進数)
例えば火災感知器1AではAD1、同様に1BではAD
2、1NではADnを比較器17の他方の入力端子へ供
給する。
を、図2のタイムチャートを参照しながら説明する。時
点T0にて、火災受信機3は電路2を通して全ての火災
感知器1A,1B,・・・1Nを同時に呼び出す。即ち
これら火災感知器へ供給している電圧を図示のように低
下させる(又は上昇させる)ことにより状態情報返送命
令としての起動信号(a)を送出する。そうすると、各
火災感知器の伝送部11はこの起動信号を受けて起動信
号検出部12へ伝送し、起動信号検出部12は起動信号
を検出した時に発振器13を起動し、発振器13は電圧
波形の生成に利用される時間の周期tを持つ波形(b)
の一連の発振パルスを発生する。分周器14はこれら発
振パルスを分周し、火災感知器が状態情報を送出するの
に十分な時間の周期Tを持ち且つアドレス値に関連した
波形(c)の一連の分周パルスを発生する。バイナリ・
カウンタ15は、分周パルスを計数してその2進数化さ
れた計数値を比較器17の一方の入力端子へ供給する。
アドレス値発生部16は、自己のアドレス値(2進数)
例えば火災感知器1AではAD1、同様に1BではAD
2、1NではADnを比較器17の他方の入力端子へ供
給する。
【0012】比較器17は、バイナリ・カウンタ15の
計数値とアドレス値発生部16のアドレス値とを比較し
て、両者が一致したら一致信号をAND回路18へ供給
することにより、このAND回路18が開かれる。もう
少し詳しく云えば、AND回路18は、火災感知器1A
では時点T0からT=T×AD1秒経過した時点T1に
て開かれ、1BではT×AD2秒後の時点T2にて、1
NではT×ADn秒後の時点Tnにて開かれる。このよ
うにしてAND回路18が開かれると、発振器13から
の発振パルスがクロックパルスとしてP/S変換部20
へ送り込まれ、P/S変換部20はアドレス値発生部1
6からのアドレス値及び状態情報発生部19からの状態
情報の少なくとも一方を含む応答信号を、火災感知器1
Aでは期間T1−T2中に、1Bでは期間T2−T3中
に、1NではTn−Tn+1中に伝送部11及び電路2を
通して火災受信機3へ送出する。火災受信機3は、各火
災感知器からの応答信号を異なるタイミングで受信する
ので、各火災感知器を簡単に識別できる。
計数値とアドレス値発生部16のアドレス値とを比較し
て、両者が一致したら一致信号をAND回路18へ供給
することにより、このAND回路18が開かれる。もう
少し詳しく云えば、AND回路18は、火災感知器1A
では時点T0からT=T×AD1秒経過した時点T1に
て開かれ、1BではT×AD2秒後の時点T2にて、1
NではT×ADn秒後の時点Tnにて開かれる。このよ
うにしてAND回路18が開かれると、発振器13から
の発振パルスがクロックパルスとしてP/S変換部20
へ送り込まれ、P/S変換部20はアドレス値発生部1
6からのアドレス値及び状態情報発生部19からの状態
情報の少なくとも一方を含む応答信号を、火災感知器1
Aでは期間T1−T2中に、1Bでは期間T2−T3中
に、1NではTn−Tn+1中に伝送部11及び電路2を
通して火災受信機3へ送出する。火災受信機3は、各火
災感知器からの応答信号を異なるタイミングで受信する
ので、各火災感知器を簡単に識別できる。
【0013】なお、上述した実施例において、アドレス
値発生部16、バイナリ・カウンタ15及び比較器17
はタイミング設定手段を構成し、そしてアドレス値発生
部16、状態情報発生部19、P/S変換部20及び伝
送部11は応答信号送出手段を構成する。
値発生部16、バイナリ・カウンタ15及び比較器17
はタイミング設定手段を構成し、そしてアドレス値発生
部16、状態情報発生部19、P/S変換部20及び伝
送部11は応答信号送出手段を構成する。
【0014】また、火災受信機3は、端末機器呼び出し
手段及び端末機器識別手段(共に図示しない)を含む。
この端末機器呼び出し手段は、火災受信機3に設けられ
る例えばスイッチ(図示しない)のようなもので、この
スイッチをONすることにより、電源兼信号線としての
共通の電路2を通して火災感知器へ供給している電圧を
上昇もしくは低下させるものである。また端末機器識別
手段は、以下のようなものである。即ち、火災受信機3
には、火災感知器毎のアドレスに応じてその設置場所や
種別を格納したテーブル(図示しない)が設けられてお
り、例えば火災感知器から送られてきた状態情報が火災
情報である場合、火災受信機3の盤面に設けられた表示
部(図示しない)に火災の発生及び火災の発生箇所を表
示する。
手段及び端末機器識別手段(共に図示しない)を含む。
この端末機器呼び出し手段は、火災受信機3に設けられ
る例えばスイッチ(図示しない)のようなもので、この
スイッチをONすることにより、電源兼信号線としての
共通の電路2を通して火災感知器へ供給している電圧を
上昇もしくは低下させるものである。また端末機器識別
手段は、以下のようなものである。即ち、火災受信機3
には、火災感知器毎のアドレスに応じてその設置場所や
種別を格納したテーブル(図示しない)が設けられてお
り、例えば火災感知器から送られてきた状態情報が火災
情報である場合、火災受信機3の盤面に設けられた表示
部(図示しない)に火災の発生及び火災の発生箇所を表
示する。
【0015】更に、状態情報発生部19にはセンサ部
(図示しない)が接続されている。このセンサ部は火災
現象を捕らえるものであり、例えば一対の発光素子及び
受光素子、サーミスタ、金属半導体等からなり、煙や熱
又は焦げ臭を検出する。
(図示しない)が接続されている。このセンサ部は火災
現象を捕らえるものであり、例えば一対の発光素子及び
受光素子、サーミスタ、金属半導体等からなり、煙や熱
又は焦げ臭を検出する。
【0016】
【発明の効果】この発明の請求項1記載の信号伝送方法
及び請求項3記載の火災報知設備では、中央機器が全て
の端末機器を同時に呼び出し、各端末機器がそのアドレ
ス値及び状態情報の少なくとも一方を含む応答信号を各
端末機器毎に異なるタイミングで前記中央機器へ送出
し、そして前記中央機器が複数の応答信号を検出してそ
の各々を送出した端末機器を識別するので、前記中央機
器はその呼び出しに応答した端末機器を簡単に識別でき
るという効果がある。
及び請求項3記載の火災報知設備では、中央機器が全て
の端末機器を同時に呼び出し、各端末機器がそのアドレ
ス値及び状態情報の少なくとも一方を含む応答信号を各
端末機器毎に異なるタイミングで前記中央機器へ送出
し、そして前記中央機器が複数の応答信号を検出してそ
の各々を送出した端末機器を識別するので、前記中央機
器はその呼び出しに応答した端末機器を簡単に識別でき
るという効果がある。
【0017】請求項2記載の信号伝送方法及び請求項4
記載の火災報知設備では、全ての端末機器に供給されて
いる電圧を低下又は上昇させるだけで起動信号としてい
るので、各端末機器を個別に呼び出す必要がないことに
加えて、呼び出し時間を短縮できるという効果がある。
請求項5記載の火災報知設備では、従来通り各端末機器
のアドレス値に基づいてその対応端末機器を識別できる
という効果がある。請求項6記載の火災報知設備では、
たとえ各端末機器のアドレス値が無くても、起動信号を
発してから応答信号を受けるまでの時間の長さの相違に
より端末機器を識別でき、また応答信号が重複しないと
いう効果がある。
記載の火災報知設備では、全ての端末機器に供給されて
いる電圧を低下又は上昇させるだけで起動信号としてい
るので、各端末機器を個別に呼び出す必要がないことに
加えて、呼び出し時間を短縮できるという効果がある。
請求項5記載の火災報知設備では、従来通り各端末機器
のアドレス値に基づいてその対応端末機器を識別できる
という効果がある。請求項6記載の火災報知設備では、
たとえ各端末機器のアドレス値が無くても、起動信号を
発してから応答信号を受けるまでの時間の長さの相違に
より端末機器を識別でき、また応答信号が重複しないと
いう効果がある。
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1に示した実施例の動作説明用タイムチャー
トである。
トである。
1A,1B,1N 火災感知器 2 共通の電路 3 火災受信機 11 伝送部 15 バイナリ・カウンタ 16 アドレス値発生部 17 比較器 19 状態情報発生部 20 P/S変換部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 12/28 H04L 11/00 310D
Claims (8)
- 【請求項1】 複数個の端末機器と、これら端末機器へ
共通の電路を介して接続された中央機器との間で信号を
伝送しあう信号伝送方法において、 前記中央機器が前記複数個の端末機器の全てを同時に呼
び出すステップと、 呼び出された全ての端末機器が各端末機器毎に異なるタ
イミングで前記各端末機器のアドレス値及び状態情報の
少なくとも一方を含む応答信号を前記中央機器へ送出す
るステップと、 前記中央機器が複数の応答信号を検出してその各々を送
出した端末機器を識別するステップと、 を含むことを特徴とする信号伝送方法。 - 【請求項2】 前記端末機器が火災報知設備の火災感知
器、中継器等であり、前記中央機器が前記火災報知設備
の火災受信機等であり、そして前記呼び出しが前記端末
機器の全てに供給されている電圧を低下又は上昇させる
ことによる起動信号の送出であることを特徴とする請求
項1の信号伝送方法。 - 【請求項3】 複数個の端末機器と、これら端末機器へ
の共通の電路を介して接続された中央機器とを備えた火
災報知設備において、 前記中央機器は、前記複数個の端末機器の全てを同時に
呼び出す端末機器呼び出し手段を含み、 前記複数個の端末機器の各々は、前記中央機器に応答す
るタイミングを前記各端末機器に異ならせて設定するタ
イミング設定手段、並びに前記各端末機器毎に異なるタ
イミングで前記各端末機器のアドレス値及び状態情報の
少なくとも一方を含む応答信号を前記中央機器へ送出す
る応答信号送出手段を含み、 前記中央機器は、更に、複数の応答信号を検出してその
各々を送出した端末機器を識別する端末機器識別手段を
含む、 ことを特徴とする火災報知設備。 - 【請求項4】 前記端末機器呼び出し手段は、前記端末
機器の全てに供給されている電圧を低下又は上昇させる
ことにより起動信号を送出することを特徴とする請求項
3の火災報知設備。 - 【請求項5】 前記端末機器識別手段は、前記応答信号
に含まれた前記アドレス値に基づいてその対応端末機器
を識別することを特徴とする請求項3又は4の火災報知
設備。 - 【請求項6】 前記端末機器識別手段は、前記応答信号
の異なる応答タイミングに基づいてその対応端末機器を
識別することを特徴とする請求項3又は4の火災報知設
備。 - 【請求項7】 前記タイミング設定手段は、自己のアド
レス値を2進数で発生するアドレス値発生部と、前記起
動信号によって起動され、前記アドレス値に関連したパ
ルスを計数して2進化するバイナリ・カウンタと、前記
2進化された計数値が前記アドレス値に一致した時に一
致信号を発生する比較器とを含むことを特徴とする請求
項3ないし6のいずれかの火災報知設備。 - 【請求項8】 前記応答信号送出手段は、前記アドレス
値発生部と、前記各端末機器の感知した環境状態、機種
の種別、自己監視状態、サム値等を表す状態情報を発生
する状態情報発生部と、前記一致信号をクロックパルス
として前記アドレス値及び前記状態情報の少なくとも一
方を含む応答信号を発生して送出する手段とを含むこと
を特徴とする請求項3ないし7のいずれかの火災報知設
備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7147768A JPH08340584A (ja) | 1995-06-14 | 1995-06-14 | 信号伝送方法及び火災報知設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7147768A JPH08340584A (ja) | 1995-06-14 | 1995-06-14 | 信号伝送方法及び火災報知設備 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08340584A true JPH08340584A (ja) | 1996-12-24 |
Family
ID=15437743
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7147768A Pending JPH08340584A (ja) | 1995-06-14 | 1995-06-14 | 信号伝送方法及び火災報知設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08340584A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008529359A (ja) * | 2005-01-25 | 2008-07-31 | リニアー テクノロジー コーポレイション | 通信リンクを通して電力を供給するためのシステムにおける電源装置と受電側機器との間のデータ通信の提供 |
KR102189395B1 (ko) * | 2020-04-27 | 2020-12-11 | 구성모 | 주소형 화재감지장치 및 이를 포함하는 주소형 화재감지시스템 |
-
1995
- 1995-06-14 JP JP7147768A patent/JPH08340584A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008529359A (ja) * | 2005-01-25 | 2008-07-31 | リニアー テクノロジー コーポレイション | 通信リンクを通して電力を供給するためのシステムにおける電源装置と受電側機器との間のデータ通信の提供 |
JP4850849B2 (ja) * | 2005-01-25 | 2012-01-11 | リニアー テクノロジー コーポレイション | 通信リンクを通して電力を供給するためのシステムにおける電源装置と受電側機器との間のデータ通信の提供 |
KR102189395B1 (ko) * | 2020-04-27 | 2020-12-11 | 구성모 | 주소형 화재감지장치 및 이를 포함하는 주소형 화재감지시스템 |
WO2021221323A1 (ko) * | 2020-04-27 | 2021-11-04 | Koo Seong Mo | 주소형 화재감지장치 및 이를 포함하는 주소형 화재감지시스템 |
KR20210132575A (ko) * | 2020-04-27 | 2021-11-04 | 주식회사 네오에스앤티 | 주소형 화재감지장치 및 이를 포함하는 주소형 화재감지시스템 |
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