JP3063912B2 - 蓄積式火災報知設備の蓄積時間測定装置 - Google Patents

蓄積式火災報知設備の蓄積時間測定装置

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JP3063912B2
JP3063912B2 JP2278744A JP27874490A JP3063912B2 JP 3063912 B2 JP3063912 B2 JP 3063912B2 JP 2278744 A JP2278744 A JP 2278744A JP 27874490 A JP27874490 A JP 27874490A JP 3063912 B2 JP3063912 B2 JP 3063912B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、蓄積式火災報知設備の蓄積時間測定装置に
関する。
[従来の技術] 一過性の煙等の原因による誤火災報知を減少させるた
め、蓄積式受信機(感知器からの火災信号の継続を一定
時間(5〜60秒)確認した後、警報を発する受信機)
や、蓄積機能を持った機器(たとえば中継器)が知られ
ており、これら機器では試験として、蓄積時間が許容範
囲以内であるか否かを測定する。この試験を行なう場
合、蓄積時間を表示するLEDを中継器のパネルに設け、
これを目視し、点灯を確認すると同時に測定者がストッ
プウォッチを動作し、その消灯を確認したときにストッ
プウォッチを停止し、このようにして手動で蓄積時間を
測定している。
第6図は、上記従来技術の一例を示す回路図である。
この従来例において、中継器T0に試験端子tが設けら
れ、この試験端子tが起動装置Tから起動信号を受ける
と、フォトカプラPCを介してMPUが蓄積時間のカウント
を開始する。このカウントの開始と同時に、可視光を発
生するLED1、LED2を点灯する信号を出力し、LED1、LED2
が点灯を開始し、MPUが蓄積時間のカウントを終了する
と同時にLED1、LED2が消灯する。
なお、中継器T0内のMPUは、例えば10秒間、3秒間及
び47秒間を測定するタイマ機能を有し、感知器Sが動作
したときから10秒後に3秒間だけ、トランジスタT1をオ
フすることによって感知器Sの電源を遮断し、これによ
って動作した感知器Sを復旧させるものである。そし
て、LED1は、上記10秒間、赤色で点灯し、LED2は、上記
3秒と47秒の合計の50秒間、緑色で点灯するものであ
る。
また、起動装置Tは、バッテリBと、リレーAと、リ
レーAを動作させるスイッチSWとを有し、リレーAの接
点a1とバッテリBとの直列回路が試験端子の間に接続さ
れるように配置されている。そして、蓄積時間測定開始
時に、スイッチSWをオンし、LED1、LED2が点灯している
時間をストップウォッチで測定する。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来装置においては、蓄積時間を表示するLEDを
目視し、手動によってその点灯時間を測定するので、複
数台の中継器について同時に測定を行なうことができな
い等の理由によって、試験効率が悪く、コストアップを
招くという問題がある。
本発明は、蓄積機能を有する機器における蓄積時間
を、複数台、同時に測定することができ、しかも効率良
く測定することができる蓄積式火災報知設備の蓄積時間
測定装置を提供することを目的とするものである。
[課題を解決する手段] 本発明は、蓄積式火災報知設備の蓄積時間を表示する
LEDからの光を受ける受光素子と、蓄積式火災報知設備
が蓄積時間を検出し始める蓄積開始信号を上記蓄積式火
災報知設備に送るタイミングを決定するスイッチと、こ
のスイッチを上記蓄積式火災報知設備に接続するコネク
タとを有する蓄積式火災報知設備の蓄積時間測定装置で
ある。
[実施例] 第1図は、本発明の一実施例を示す回路図である。
第1図に示す実施例において、第6図に示す従来の中
継器T0と中継器T1とは基本的には同じであるが、MPUがL
ED1、LED2の他に、LED3、LED4をも点灯するようになっ
ている点が第6図の従来例とは異なる。このLED1は、従
来例と同じように、感知器Sが動作してから感知器Sを
復帰させるまでの時間(10秒間)だけ、赤色で点灯する
ものであり、LED3は、LED1と直列に設けられ、LED1が点
灯している間、近赤外線を発光するものである。
また、LED2は、従来例と同じように、トランジスタT1
をオフさせることによって感知器Sへの電源を遮断する
時間(3秒間)及びその後の所定時間(47秒間)の合計
時間(50秒間)だけ、緑色で点灯するものであり、LED4
は、LED2と直列に設けられ、LED2が点灯している間、近
赤外線を発光するものである。
蓄積時間測定装置MSは、起動スイッチSWと、この起動
スイッチSWと直列に接続されたリレーYと、リレーYの
接点y1を介して、中継器T1の試験端子tにH信号を送る
バッテリBと、試験端子tと接続する端子tmとを有す
る。また、測定器MSは、LED3、LED4が発光する近赤外線
を検出するフォトダイオードPDと、時計CLと、プリンタ
Pと、CPU1とを有する。
なお、フォトダイオードPDは、蓄積式火災報知設備の
蓄積時間を表示するLEDからの光を受ける受光素子の一
例である。また、スイッチSWとリレーYとは、蓄積式火
災報知設備が蓄積動作を開始し始める蓄積開始信号を蓄
積式火災報知設備に送るタイミングを決定するスイッチ
の例である。試験端子tmは、スイッチを蓄積式火災報知
設備に接続するコネクタの一例である。
したがって、試験中に感知器Sが動作すると、MPUのI
N2の入力を無視し、その感知器Sの動作を上記試験に優
先してMPUが動作する。つまり、上記試験の最中であっ
ても、感知器Sが動作すれば、通常の監視時と同様に火
災発報する。
第1図に破線で示すように、ツェナーダイオードZDと
トランジスタT2とが設けられていると、試験時に、フォ
トカプラPCの出力によって擬似的な火災信号を火災信号
検出用の比較器CMに与えることができ、実際に感知器S
が動作したのと同様な状態で蓄積試験を行なうことがで
きる。この時、マイクロコンピュータMPUは、IN1に火災
信号が入力すると同時にIN2に信号が入力するので、測
定装置MSを使用して試験を行なっていることをMPUが認
識できる。これにより、中継器T1は、蓄積時間の測定中
は受信機等へ信号を出力しないように構成することがで
きる。この時、リレーYとして、パルス信号を出力する
タイマリレー等を用い、フォトカプラPCからトリガ信号
を出力するようにすると、試験中に感知器Sが動作した
時は、その感知器Sの動作を優先して処理することがで
きる。
第2図は、上記実施例におけるLED3とフォトダイオー
ドPDとの関係を示す図である。
LED3は、中継器T1内の基板に取付けられ、中継器T1の
ケースCに設けられた透孔に対峙し、測定装置MSのプロ
ーブ先端にソケットSOが設けられ、このソケットSOを上
記透孔に差し込んで測定を行なう。
測定装置MSは、第1図中、中継器T1、測定装置MSがそ
れぞれ1つしか設けられていないが、つまりフォトダイ
オードPDが1つ、試験端子tmが1組しか描かれていない
が、実際には、1つの測定装置MSには、複数の試験端子
tmが設けられ、複数のフォトダイオードPDが設けられて
いる。
次に、上記実施例の動作について説明する。
第3図は、上記実施例における試験割込モードを示す
フローチャートである。
まず、複数の中継器T1の各端子tに、測定装置MSの端
子tmを接続するとともに、その端子tmに対応するLED3、
LED4と同じ数のフォトダイオードPDをLED3、LED4にセッ
トする(第2図に示すように取付ける)。このようにし
て、複数の中継器について同時にセットする。
そして、スイッチSWをオンすると、リレーYが動作
し、接点y2がオンするので、測定装置MSのCPU1が動作を
開始し、これと同時に接点y1がオンするのでバッテリB
が試験端子tm、tを介して各中継器T1のフォトカプラPC
を起動する。これによって、中継器T1のそれぞれのフォ
トカプラPCがH信号を出力し、このH信号が蓄積開始信
号となってMPUに送られる。これによって、MPUは、第1
タイマをオンし、そのタイマ時間(10秒間)がセットさ
れるとともに、LED1、LED3をともに点灯させる(S1)。
LED1は、可視光(赤色)を発生するので、測定者が中継
器T1が蓄積を開始したことを視認でき、LED3が近赤外線
を発光するので、フォトダイオードPDが効率良くその発
光を検出する。フォトダイオードPDが出力するのでこれ
をCPU1が検出し、蓄積時間をカウントし始める。
そして、感知器Sから動作信号を受けずに(S2)、第
1タイマのタイマ時間が経過すると(S3)、MPUがOUT1
にH信号の出力を停止し、LED1、LED3が消灯し(S4)、
第2タイマのタイマ時間(3秒間)がセットされるとと
もに、LED2、LED4をともに点灯させる(S5)。この場合
も、LED3は、可視光(緑色)を発生するので、中継器T1
が第2の蓄積を開始したことを測定者が視認でき、LED4
が近赤外線を発光するので、フォトダイオードPDが効率
良くその発光を検出する。フォトダイオードPDが出力す
るのでこれをCPU1が検出し、蓄積時間をカウントし始め
る。そして、感知器Sから動作信号を受けずに(S6)、
第2タイマのタイマ時間が経過すると(S7)、MPUがOUT
2にH信号の出力を停止するのでLED2、LED4が消灯し(S
8)、リターンする。
これによって、蓄積を終了したことを測定者が視認で
き、LED4が消灯するのでフォトダイオードPDの出力も停
止し、この停止タイミングをCPU1が検出し、時計CLから
のクロックのカウントを停止する。このようにして、中
継器T1の蓄積時間の測定をCPU1が終了し、その測定結果
をプリンタPに出力し、プリンタPがデ−タをプリント
する。
なお、上記測定中に、感知器Sから動作信号を受信す
ると第1、第2タイマをクリアし、LED1、LED2を消灯す
る(S9)。
上記のように、複数台の中継器における蓄積時間を同
時に測定することができ、しかも自動的に測定すること
ができる。
第4図は、本発明の他の実施例を示す回路図である。
この実施例は、第1図に示す実施例と基本的には同じ
であるが、第1図に示す実施例におけるLED3、LED4の代
りに、LED5を設けたものである。このLED5は、近赤外線
を発光するものであり、LED1、LED2の一方が発光してい
るときに発光するものであり、このようにすることによ
って、LEDのコストダウンになる。
第5図は、本発明の別の実施例を示す回路図である。
この実施例は、第1図に示す実施例と比較するとMPU
のOUT1、OUT2の後に、MPUが出力するH信号を所定周波
数で変調する変調回路M1、M2が設けられ、この変調され
た変調信号に基づいてLED1、LED2が可視光で発光する。
一方、測定装置MS1は、フォトダイオードPDとCPU1との
間に上記所定周波数を含む帯域成分を通過させる帯域フ
ィルタBPFが設けられている。
このようにすれば、フォトダイオードPDがLED1、LED2
以外の可視光を検出したとしても、帯域フィルタBPF
は、LED1、LED2が発光した光のみを通過するので、蓄積
時間を正確に測定することができる。
第5図に示す実施例の変調回路は周波数変調するもの
であるが、この代りに、位相変調、パルスコード変調を
行なう変調回路を採用するようにしてもよい。
上記各実施例においては中継器を例にとって説明した
が、その蓄積式中継器の代りに蓄積式受信機、蓄積式感
知器を想定してもよい。つまり、本発明は、蓄積式中継
器、蓄積式受信機、蓄積式感知器を含めた蓄積式火災報
知設備についてのものである。
[発明の効果] 本発明において、蓄積機能を有する機器における蓄積
時間を、複数台分、同時に測定でき、しかも効率良く測
定することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す回路図である。 第2図は、上記実施例におけるLED3とフォトダイオード
PDとの関係を示す図である。 第3図は、上記実施例における試験割込モードを示すフ
ローチャートである。 第4図は、本発明の他の実施例を示す回路図である。 第5図は、本発明の別の実施例を示す回路図である。 第6図は、上記従来技術の一例を示す回路図である。 T1、T2……中継器、 MS、MS1……測定装置、 PD……フォトダイオード、 BPF……帯域フィルタ、 B…バッテリ、 SW……スイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 17/00 - 17/12 G08B 21/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】蓄積式火災報知設備の蓄積時間を表示する
    LEDからの光を受ける受光素子と; 蓄積式火災報知設備が蓄積時間を検出し始める蓄積開始
    信号を上記蓄積式火災報知設備に送るタイミングを決定
    するスイッチ; このスイッチを上記蓄積式火災報知設備に接続するコネ
    クタと; を有することを特徴とする蓄積式火災報知設備の蓄積時
    間測定装置。
JP2278744A 1990-10-17 1990-10-17 蓄積式火災報知設備の蓄積時間測定装置 Expired - Lifetime JP3063912B2 (ja)

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