JP2001266268A - センシング装置 - Google Patents

センシング装置

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JP2001266268A
JP2001266268A JP2000076574A JP2000076574A JP2001266268A JP 2001266268 A JP2001266268 A JP 2001266268A JP 2000076574 A JP2000076574 A JP 2000076574A JP 2000076574 A JP2000076574 A JP 2000076574A JP 2001266268 A JP2001266268 A JP 2001266268A
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JP
Japan
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unit
signal
detection
timing
sensor
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JP2000076574A
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English (en)
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Hajime Oda
肇 織田
Nakanobu Moriya
中宣 森谷
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Seiko Precision Inc
Original Assignee
Seiko Precision Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各子機から送信されるセンサの検出状態とセ
ンサの動作不良要因検出部の検出状態とを簡単な構成で
惜別可能なセンシング装置を提供する。 【解決手段】 子機BRkは、検出対象を検出した際オ
ン時間NSonk=22k -2×T0とオフ時間NSoff
k=22k-2×T0×3で規定されるパルスNSkを送信
し、電池電圧の低下を検出した際オン時間NDonk=
2k-1×T0とオフ時間NDoffk=22k-1×T0×
3とで規定されるパルスNDkを送信する。親機MSは
これらのパルスを受信し、オン時間測定回路ONTはタ
イマTMの出力に基づく所定測定期間において受信回路
REmが順次受信する複数のパルスのオン時間を順次計
測し、その計測結果を順次記憶回路MEMに記憶すると
ともに認識回路EXMに所定測定期間の終了を伝える。
認識回路EXMはオン時間測定回路ONTの出力や記憶
回路MEMに記憶された測定されたオン時間等に基づい
てどの子機が物体を検出し、どの子機の電池残量が低下
したのか認識する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、複数のセンサを有するセ
ンシング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、屋敷内の敷地や美術館の床などを
検出領域とし、この領域を複数のエリアに分割し、各エ
リアに人体検出センサなどを内蔵した子機を配置し、そ
の結果を検出領域の近くに配置してある集中コントロー
ル装置(親機)に送り、どのエリアに侵入者や見学者が
いるかなどを検出するセンシングシステムがある。
【0003】このように子機が複数ある場合、有線での
接続は面倒であり配線費用も多くかかるので、子機を電
池駆動にして無線でセンサの状態変化を送信する方法が
考えられる。
【0004】上記のように子機を電池駆動にすると、子
機が電池切れによって動作不能となるので、どの子機が
電池切れを起こしたかを検出可能なシステムが望まれ
る。
【0005】なお、複数の子機それぞれが電池切れを検
出してその検出情報を親機に送信するものとして、特開
平4-45230号公報にコードレス電話に用いた電池
切れ通報システムが開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のコードレス電話
の電池切れ通報システムは、所定の規格に基づき、子機
は識別コード(IDコード)を付加したの制御信号を、
他の子機が送信していないことを確認のうえで送信し、
親機は受信した識別コードを分析して子機番号を認識す
るという複雑なものであり、送信回路、受信回路ともに
信頼性の高い、高価格な回路構成としなければならな
い。
【0007】しかしながら、上述したようなセンシング
システムにおいては、子機からセンサが物体を検出した
か否かというような簡単な情報を送ればよい場合が多
く、上記コードレス電話に用いられているように識別コ
ード(IDコード)を用いて電池切れを通報する方式を
採用することは、オーバースペックであり、コスト上昇
につながる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、センサを有す
る1若しくは2以上の子機と、前記各々の子機から無線
送信されるパルスを受信する受信部を有する親機とを含
み、前記各子機は、前記センサの動作不良要因を検出す
る動作不良要因検出部と、前記センサが検出対象を検出
した際に予め子機ごとに異なるよう定められた第1の波
形のパルスを送信し、前記動作不良要因検出部が前記セ
ンサの動作不良要因を検出した際に前記第1の波形と異
なるとともに予め子機ごとに異なるよう定められた第2
の波形のパルスを送信する送信部とをさらに含み、前記
親機は、前記受信部にて受信されたパルスと前記第1の
波形と前記第2の波形に基づき前記各子機のうちのどの
子機が有する前記センサが前記検出対象を検出したかを
認識するとともに前記各子機のうちのどの子機が有する
前記動作不良要因検出部が前記動作不良要因を検出した
かを認識する制御回路と、前記認識結果に基づいた表示
または警告を行う警告部とをさらに含むので、複雑なI
Dコードを用いることなく、さらに親機では送信回路、
子機では受信回路を不要としても検出対象を検出したセ
ンサを有する子機やセンサの動作不良要因を検出した子
機を識別可能となる。よって、簡単で安価な構成のセン
シング装置を提供できる。
【0009】センサと第1の送信部と第1の受信部と第
1の制御回路とを含むとともに前記センサが検出対象を
検出した際に第1の検出信号を前記第1の送信部から無
線送信する複数の子機と、所望時に第1のタイミング信
号を無線送信する第2の送信部と前記子機から無線送信
される信号を受信する第2の受信部と前記第2の受信部
にて受信された信号に基づき前記複数の子機のうちのど
の子機が有するセンサが前記検出対象を検出したかを認
識してその認識結果に応じた第1の警告信号を出力する
第2の制御回路とを備えた親機とを含み、前記複数の子
機のそれぞれは、各々が有する前記センサの動作不良要
因を検出する動作不良要因検出部をさらに含み、前記第
1の受信部は、前記第1の送信部から出力される第1の
タイミング信号を受信するものであり、前記第1の制御
回路のそれぞれは、前記センサが前記検出対象を検出し
た際には前記第1の受信部による前記第1のタイミング
信号の受信タイミングから前記センサごとに異なるよう
予め規定された第1の遅延時間経過したタイミングで前
記第1の送信部から前記第1の検出信号を送信させ、前
記動作不良要因検出部が前記センサの動作不良要因を検
出した際には前記第1の受信部による前記タイミング信
号の受信タイミングから前記第1の遅延時間経過したタ
イミングで前記第1の送信部から前記第1の検出信号と
は異なる第2の検出信号を送信させるものであり、前記
第2の制御回路は、前記第1または第2の検出信号の受
信タイミングと前記第1のタイミング信号の送信タイミ
ングとの時間差と前記第1の遅延時間とに基づき、前記
子機のうちのどの子機が前記検出信号を送信したかを認
識するとともに、前記第1の検出信号を受信した場合は
前記識別した子機内の前記センサが前記検出対象を検出
したと判断しその判断結果に応じた前記第1の警告信号
を出力し、前記第2の検出信号を受信した場合は前記第
1の警告信号と異なる第2の警告信号を出力するもので
あり、前記親機は、前記第1の警告信号と前記第2の警
告信号に基づいた表示または警告を行う警告部とをさら
に含むので、複雑なIDコードを用いることなく、検出
対象を検出したセンサを有する子機やセンサの動作不良
要因を検出した子機を識別可能となる。よって、簡単で
安価な構成のセンシング装置を提供できる。
【0010】前記第1の送信部を、前記第2の検出信号
の送信を開始してから、所定時間経過後、前記第1およ
び第2の検出信号とは異なる第3の検出信号を送信する
ものとし、前記第2の制御回路を、前記第3の検出信号
が受信された際に前記第1および第2の警告信号と異な
る第3の警告信号を出力するものとすれば、使用者にセ
ンサの動作不良要因を高い確率で認識されるよう再警告
可能となる。
【0011】前記第2の制御回路を、前記第2の受信部
により前記第2の検出信号が受信された際、前記第1の
タイミング信号と異なる第2のタイミング信号を前記第
1の送信部から送信させるものとし、前記第2の検出信
号を前記第1の送信部から送信させた前記第1の制御回
路を、前記第2のタイミング信号が同一子機内の前記第
1の受信部で受信された際、前記第1の送信部からの前
記第2の検出信号の送信を停止するものとすれば、親機
が子機のセンサの動作不良要因を認識した後まで子機が
第2の検出信号の送信するという無駄な送信動作を低減
でき、子機において省電力化が図れる。
【0012】センサと第1の送信部と第1の受信部と第
1の制御回路とを含むとともに前記センサが検出対象を
検出した際に検出信号を前記第1の送信部から無線送信
する複数の子機と、所望時に第1のタイミング信号を無
線送信する第2の送信部と前記子機から無線送信される
信号を受信する第2の受信部と、前記第2の受信部にて
受信された信号に基づき前記複数の子機のうちのどの子
機が前記検出対象を検出したかを認識してその認識結果
に応じた第1の警告信号を出力する第2の制御回路とを
備えた親機とを含み、前記複数の子機のそれぞれは、各
々が有する前記センサの動作不良要因を検出する動作不
良要因検出部をさらに含み、前記第1の受信部は、前記
第1の送信部から出力される第1のタイミング信号を受
信するものであり、前記第1の制御回路のそれぞれは、
前記センサが前記検出対象を検出した際には前記第1の
受信部による前記第1のタイミング信号の受信タイミン
グから前記センサごとに異なるよう予め規定された第1
の遅延時間経過したタイミングで前記第1の送信部から
前記検出信号を送信させ、前記動作不良要因検出部が前
記センサの動作不良要因を検出した際には前記第1の受
信部による前記タイミング信号の受信タイミングから前
記第1の遅延時間と異なる第2の遅延時間経過したタイ
ミングで前記第1の送信部から前記検出信号を送信させ
るものであり、前記第2の制御回路のそれぞれは、前記
検出信号の受信タイミングと前記第1のタイミング信号
の送信タイミングとの時間差と前記第1の遅延時間に基
づき、前記子機のうちのどの子機が前記検出対象を検出
したかを認識するとともにその認識結果に応じた前記第
1の警告信号を出力し、前記検出信号の受信タイミング
と前記第1のタイミング信号の送信タイミングとの時間
差と前記第2の遅延時間に基づき、前記子機のうちのど
の子機に含まれるセンサに動作不良要因が生じたかを認
識するとともにその認識結果に応じた前記第2の警告信
号を出力するものであり、前記親機は、前記第1の警告
信号と前記第2の警告信号に基づいた表示または警告を
行う警告部とをさらに含むので、センサが検出対象を検
出した場合と動作不良要因検出部がセンサの動作不良要
因を検出した場合とで子機が送信する検出信号を同一に
できるので、送信信号の簡略化が図れる。
【0013】前記子機を、電池を電源として動作するも
のとし、前記動作不良要因検出部を前記センサの動作不
良要因として前記電池の残量を検出する電池残量検出部
とすれば、電池電圧の低下による子機の動作不良を検出
可能となる。また、このような場合に、前記第2の検出
信1号の送信は、所望回数行うことにより停止するもの
とすれば、電池電圧の急激な低下を防止可能となる。
【0014】前記第2の制御回路を、前記電池残量検出
部により前記電池の残量が前記子機の動作保証最低電圧
近傍となったことが検出された際に前記第1および第2
の検出信号とは異なる第4の検出信号を送信するものと
し、前記第2の制御回路を、前記第3の検出信号が受信
された際に前記第1および第2の警告信号と異なる第4
の警告信号を出力するものとすれば、電池残量が使用者
に判りやすくなり、また、使用者に電池交換の緊急性も
知らせることが可能となる。
【0015】前記動作不良要因検出部を、前記センサの
動作不良要因として前記センサの検出部分の汚れを検出
する汚れ検出部とすれば、センサの汚れによる動作不良
を検出可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す一実施
例に基づき具体的に説明する。
【0017】図1において、親機MSは、水晶発振器を
備える基準クロック発生回路CLm、受信回路REm、
制御回路CPU1およびAC電源から電力を得る電源回
路PW、出力端子O1〜On、警告部としての表示部D
SP、警告部としての警告装置ALM、リセットスイッ
チRswなどからなり、AC電源からの電力により動作
する。n台の子機BR1〜BRnはそれぞれ同様な構成
で、同一周波数でパルスを送信し、各々識別情報として
の通し番号(子機No.)1〜nのいずれかが付与され
ており、本例ではこの通し番号を子機の符号BRの後ろ
にそれぞれ示している。
【0018】図2は子機BR1〜BRnの構成を示した
ものである。上述したように子機BR1〜BRnはそれ
ぞれ同様な構成なので、図2では子機BRkの構成を示
してある。なお、本例において各々の符号等に付与して
ある添え字「k」は、子機の通し番号1〜nに応じたも
のであることを示すものとする。
【0019】同図において、物体検出用のセンサSNS
は、制御回路1によりオン/オフが制御されるスイッチ
回路SWSを介して電池電源Eの電圧が供給されて動作
し、検出対象例えば人や物体等(以下、単に「物体」と
いう。)を検出すると検出信号Sbkを出力する。な
お、センサSNSとしては、赤外線センサ、超音波セン
サや重力センサなど種々のセンサを適用可能であり、適
宜変更可能である。
【0020】動作不良要因検出部としての電池電圧検出
部VDTは、子機BRkの電源である電池Eの電圧を検
出するもので、制御回路1の要求により動作し、電池E
の電圧が電池交換を促すために設定された所定電圧Vr
efより低くなった場合に電圧低下出力VDT1を出力
する。
【0021】制御回路1は、CPU1a、ROM1b、
RAM1c、波形発生回路1d等からなるとともにRA
M1c内に設けてあるレジスタR1、R2、内部タイマ
1ca、内部カウンタ1cb等を含み、水晶発振子を備
えた基本クロック発生回路CLbから入力する基準クロ
ックおよびROM1bに記憶された動作プログラム等に
基づき種々の動作を制御する。内部タイマ1caはセン
サSNSの動作タイミングを規定し、内部カウンタ1c
bは電池電圧検出部VDTの動作タイミングを規定す
る。
【0022】波形発生回路1dは波形の異なる2種類の
パルスNSk、NDkを出力可能なものであり、それら
2種類のパルスNSk、NDkの波形はスイッチSW1
〜SWnにより設定される。それら2種類のパルスは異
なる番号の複数の子機が同時に送信を行った場合にも、
各々の子機番号および物体を検出したのか電池電圧低下
を検出したのかが識別可能なような波形が設定される。
ここで、この2種類のパルスNSk、NDkの波形の1
例について説明する。パルスNSkの波形(第1の波
形)はオン時間(本例では“H”の継続期間とする。)
NSonkとオフ時間(本例では“L”の継続期間とす
る。)NSoffkにより規定され、パルスNDkの波
形(第2の波形)はオン時間NDonkとオフ時間ND
offkにより規定される。オン時間NSonk、ND
onkとオフ時間NSoffk、NDoffkは、所定
時間T0に対し以下の(1)〜(4)式に基づき定め
る。なお、所定時間T0は親機MSが受信可能な範囲で
あればよく、適宜設定可能である。 オン時間NSonk=22k-2×T0・・・(1) オフ時間NSoffk=22k-2×T0×3・・・(2) オン時間NDonk=22k-1×T0・・・(3) オフ時間NDoffk=22k-1×T0×3・・・(4) 本例は、(1)〜(4)式のような簡素な式に基づき2
種類のパルスNSk、NDkの波形を定めている。よっ
て、2種類のパルスNSk、NDkの波形を複雑な計算
を行うことなく簡単に定めることが可能となる。なお、
スイッチSW1〜SWnによるオン時間NSonk、N
Donkとオフ時間NSoffk、NDoffkの設定
は、本装置を実際に動作させる前に行われる。制御回路
1は、センサSNSが検出信号Sbkを発生した際にそ
の出力をレジスタR1に保持するとともに波形発生回路
1dからパルスNSkを出力させ、電池電圧検出部VD
Tが電圧低下出力VDT1を発生した際にその出力をレ
ジスタR2に保持するとともに波形発生回路1dからパ
ルスNDkを出力させる。よって、センサSNSが物体
を検出した場合と電池電圧検出部VDTが電池Eの残量
低下を検出したときとで波形発生回路1dが出力するパ
ルスが変わる。
【0023】送信回路TRbは、制御回路1により制御
されるスイッチ回路SWTを介して電池電源Eの電圧が
供給された際に、制御回路1内の波形発生回路1dから
出力されるパルスを無線信号で送信する。
【0024】図1に戻って、受信回路REmは、子機B
R1〜BRnから無線送信されるパルスNS1〜NS
n、ND1〜NDnを受信する。なお、受信回路REm
が実際に受信するパルスはパルスNS1〜NSn、ND
1〜NDnのいずれかか若しくはこれらのいずれか2つ
以上のOR信号となる。
【0025】制御回路CPU1は、CPU、ROM、R
AM等からなり、ROMに記憶された動作プログラムお
よび基準クロック発生回路CLmからの基準クロック等
に基づき種々の動作を制御する。詳述すると、制御回路
CPU1は、タイマTM、オン時間測定回路ONT、記
憶回路MEM、認識回路EXM等からなる認識回路RC
等を含む。オン時間測定回路ONTは、タイマTMの出
力CMに基づき決められる所定測定期間において受信回
路REmが順次受信する複数の受信パルスのオン時間T
jon(本例では“H”の継続時間)を順次計測してい
き、その計測結果を順次記憶回路MEMに記憶していく
とともに認識回路EXMに上記所定測定期間の終了およ
びその次の所定測定期間の開始を伝える。認識回路EX
Mは子機識別用に後述する表1を記憶しており、この表
1とオン時間測定回路ONTの出力や記憶回路MEMに
記憶された測定されたオン時間Tjonに基づいて子機
BR1〜BRnのうちのどの子機が物体を検出したのか
と子機BR1〜BRnのうちのどの子機の電池残量が低
下したのか認識する。タイマTMの出力CMの周期は子
機BRnが出力するパルスNDnの周期の整数倍として
いる。このように所定測定期間を設定することにより、
親機MSが受信するパルスに現れるオン時間の異なるパ
ルスをもれなく検出可能になり、子機識別精度の低下を
抑制できる。
【0026】上記のようにパルスNSkとパルスNDk
を設定すると、上記所定測定期間中に親機MSが受信す
る複数のパルスのオン時間Tjonをそれぞれ測定し、
この測定したオン時間Tjonに基づきいずれの子機が
物体を検出したのかと子機BR1〜BRnのうちのどの
子機の電池残量が低下したのか認識可能になる。
【0027】次に、子機の識別方法を説明する。本例で
は、測定した各受信パルスのオン時間Tjonがそれぞ
れ含まれる22m-2×To以上22m-1×To未満の領域若
しくは22m-1×To以上22(m+1)-2の領域(但し、mは
1以上の整数とする。)をそれぞれ探し出し、22m-2×
To以上22m-1×To未満の領域に含まれるオン時間T
jonに基づきいずれの子機が物体を検出したのかを認
識し、22m-1×To以上22(m+1)-2の領域に含まれるオ
ン時間Tjonに基づきいずれの子機の電池残量が低下
したのかを認識する。
【0028】上記識別動作を表1を用いて説明すると、
測定したオン時間Tjonが表1に示した判定領域のい
ずれに属するかを求め、その属した領域に応じた認識結
果を得ることになる。例えば、所定測定期間中に測定し
たオン時間Tjonとして2 2(1)-2×To以上22(1)-1
×To未満の領域に入るものと22(3)-1×To以上2
2(3+1)-2未満の領域に入るものとが存在した場合、子機
BR1が物体を検出し、子機BR3の電池電圧が低下し
たと親機MS内の制御回路CPU1は認識する。このよ
うに、判定領域の閾値と送信パルスのオン時間を同じ式
から求めるので、設定の簡略化が図れる。
【表1】
【0029】次に、図3を参照して子機BRkの動作を
説明する。
【0030】電源の投入や図示しないリセットスイッチ
によりリセットがなされると、制御回路1は、内部タイ
マ1caのカウント値に1を加算し(ステップ3a)、
内部タイマ1caのカウント値が所定値T1に達してい
る場合(ステップ3b)、内部カウンタ1cbのカウン
ト値に1を加算する(ステップ3c)。よって、内部カ
ウンタ1cbは内部タイマ1caのカウント値が所定値
T1に達するごとにカウント値が1ずつ増加していく。
【0031】ステップ3c終了後、内部タイマ1caを
クリヤし(ステップ3d)、スイッチ回路SWSをオン
してセンサSNSを所定時間動作させる(ステップ3
e)。
【0032】センサSNSが物体を検出して検出信号S
bkを発生すると(ステップ3f)、その出力は制御回
路1内のレジスタR1にセットされ(ステップ3g)、
レジスタR1に検出信号Sbkがセットされることによ
り波形発生回路1dはパルスNSkがセットされてパル
スNSkを出力する(ステップ3h)。
【0033】制御回路1はスイッチ回路SWTをオンし
て送信回路TRbを動作させ、送信回路TRbは波形発
生回路1dから出力されるパルスNSkを所定時間送信
し(ステップ3i)、所定時間の送信が終了すると、レ
ジスタR1、R2の内容をクリアし、ステップ3aに戻
る(ステップ3j)。
【0034】ステップ3fにおいて、センサSNSが物
体を検出せず検出信号Sbkが出力されないと、ステッ
プ3aに戻り、上記と同様の動作を行う。
【0035】ステップ3bにおいて、内部タイマ1ca
のカウント値が所定値T1に達してない場合、内部カウ
ンタ1cbのカウント値が所定値T2に達していると
(ステップ3k)、内部カウンタ1cbをクリヤし(ス
テップ3m)、電池電圧検出部VDTを所定時間動作さ
せる(ステップ3n)。
【0036】この動作により電池Eの電圧が電池交換を
促すために設定された所定電圧Vrefより低く電池電
圧検出部VDTが電圧低下出力VDT1を出力すると
(ステップ3o)、その出力は制御回路1内のレジスタ
R2にセットされ(ステップ3p)、レジスタR2に電
圧低下出力VDT1がセットされることにより波形発生
回路1dはパルスNDkがセットされてパルスNDkを
出力する(ステップ3q)。
【0037】制御回路1はスイッチ回路SWTをオンし
て送信回路TRbを動作させ、送信回路TRbは波形発
生回路1dから出力されるパルスNDkを所定時間送信
し(ステップ3i)、所定時間の送信が終了すると、レ
ジスタR1、R2の内容をクリアし、ステップ3aに戻
る(ステップ3j)。
【0038】ステップ3kにおいて内部カウンタ1cb
のカウント値が所定値T2に達していない場合や、ステ
ップ3oにおいて電池Eの電圧が所定電圧Vrefより
高く電圧低下出力VDT1が出力されないと、ステップ
3aに戻り、上記と同様の動作を行う。
【0039】上述した子機の動作を換言すると、内部タ
イマ1caのカウント値が所定値T1に達するごとにセ
ンサSNSが動作しセンサSNSが物体を検出したらパ
ルスNSkを所定時間送信し、内部カウンタ1cbのカ
ウント値が所定値T2に達するごとに電池電圧検出部V
DTが動作し電池電圧検出部VDTが電池Eの電圧低下
を検出したらパルスNDkを所定時間送信するというこ
とになる。
【0040】次に、図4を参照して親機MSの動作を説
明する。
【0041】親機MSの受信回路REmが子機から送信
されたパルスを受信すると(ステップ4a)、上述した
ように所定測定期間受信パルスを解析する。具体的に
は、まずオン時間測定回路ONTが上記所定測定期間に
おいて順次受信する複数の受信パルスのオン時間を順次
計測していき、その計測結果を順次記憶回路MEMに記
憶していくとともに判断回路EXMに所定測定期間の開
始タイミングおよび終了タイミングを伝える。なお、本
例では所定測定期間の終了とともに次の所定測定期間が
開始するので、所定測定期間の終了タイミングと次の所
定測定期間の開始タイミングとが同一となる。判断回路
EXMはオン時間測定回路ONTから所定測定期間の終
了が伝えられると、その期間において記憶回路MEMに
記憶された複数の受信パルスのオン時間Tjonと表1
とから子機BR1〜BRnのうちのどの子機が物体を検
出したのかと子機BR1〜BRnのうちのどの子機の電
池残量が低下したのかとを認識する(ステップ4b)。
【0042】上記認識が終了すると、その認識結果に基
づき表示部DSP、警告装置ALMを動作させるととも
にその内容を出力端子O1〜Onに出力する(ステップ
4c)。
【0043】続いて、リセットスイッチRswが操作さ
れたか判断し(ステップ4d)、操作されていれば、表
示部DSPと警告装置ALM等をリセットした後(ステ
ップ4e)、ステップ4dに戻り、ステップ4dでリセ
ットスイッチRswが操作されていなければ、そのまま
ステップ4aに戻る。
【0044】このように、各子機においてセンサの検出
信号と電池電圧検出部(動作不良検出部)の出力とで波
形を変えて送信するのみでそれらの認識が可能となるの
で、親機では送信回路を、子機では受信回路を不要にで
き、また、複雑なIDコードを不要にできるので簡単で
安価なシステムが構成できる。
【0045】次に、図5、図6に基づき他の実施例を説
明する。なお、図5、図6において、図1、図2と同一
構成のものには同一符号を附してある。また、親機をM
Sa、子機をBRa1〜BRanとしてある。
【0046】図5において、第2の送信部としての送信
回路TRmはそれぞれ同様な構成の子機BRa1〜BR
anに対して所定の送信周期で複数種類のタイミング信
号Tpmの中から所望の種類のタイミング信号を送信す
る。なお、本例では、タイミング信号Tpmとして、通
常時は図7(a)に示す波形W1の信号を用い、子機の
電池電圧低下を認識した際は図7(b)に示す波形W2
の信号を用いる。このように、通常時と子機の電池電圧
低下を認識したときとで異なる種類のタイミング信号T
pmを送信する。
【0047】第2の制御回路としての制御回路2は、C
PU2a、ROM2b、RAM2c、タイマ2c1、波
形発生回路2d、子機識別用データテーブル2e等から
なり、CPU2aはROM2bに記憶された動作プログ
ラム、基準クロック発生回路CLmからの基準クロッ
ク、データテーブル2eの記憶内容等に基づき種々の動
作、例えば第2の受信部としての受信回路REmにて受
信した信号に基づき複数の子機BRa1〜BRanのう
ちのどの子機が物体を検出したのかとどの子機内の電池
Eの電圧が低下したのかを認識し、その認識結果に基づ
き出力端子O1〜Onから警告信号を出力するとともに
表示部DSP、警告装置ALMを動作させる。
【0048】図6は子機BRa1〜BRanの構成を示
したものである。上述したように子機BRa1〜BRa
nはそれぞれ同様な構成なので、図6では子機BRak
の構成を示してある。なお、本例において各々の符号等
に付与してある添え字「k」は、子機の通し番号1〜n
に応じたものであることを示し、例えば、1番の子機は
BRa1であり、1番の子機BRa1の送信信号はPb
1である旨を意味している。
【0049】子機BRakは、所定時間の間動作する物
体検出用のセンサSNSと動作不良要因検出部としての
電池電圧検出部VDTを含むとともに、センサSNSや
電池電圧検出部VDTの検出結果を示す検出信号Pbk
を送信するもので、第1の送信部としての送信回路TR
b、第1の受信部としての受信回路REb、第1の制御
回路としての制御回路3、センサSNSや電池電圧検出
部VDTおよび送信回路TRbの動作タイミング等の設
定を行なうスイッチSWa1〜SWanからなる設定
部、電池電源E、スイッチ回路SWR、SWS、SWT
等からなる。
【0050】受信回路REbは制御回路3により制御さ
れるスイッチ回路SWRを介して電池電源Eの電圧が供
給された際に動作し、親機MSaから送信されるタイミ
ング信号Tpmを受信する。なお、制御回路3がスイッ
チ回路SWRをオンするタイミング、すなわち受信回路
REbを動作させるタイミングは、親機MSaが送信す
るタイミング信号Tpmの送信周期に合わせて制御回路
3内に予め受信時刻として設定してある。受信回路RE
bに電圧が供給される時間は、制御回路3により設定さ
れ、タイミング信号Tpmの最大パルス幅時間taを中
心として前後に幅広の受信時間tbに設定されている。
【0051】制御回路3は、CPU3a、ROM3b、
RAM3c、波形発生回路3d等からなるとともにRA
M3c内に設けてあるレジスタR1、R2、タイマ3c
a、TPカウンタ3cb等を含み、CPU3aは基本ク
ロック発生回路CLbから入力する基準クロック、RO
M3bに記憶された動作プログラムおよびスイッチSW
a1〜SWanによる設定内容等に基づき種々の動作、
例えばセンサSNSが物体を検出した際には図7(a)
に示す波形W1の信号(第1の検出信号)を波形発生回
路3dから出力させ、電池電圧検出部VDTが電池Eの
電圧低下を検出した際には図7(c)に示す波形W3の
信号(第2の検出信号)を波形発生回路3dから出力さ
せる。タイマ3caはセンサSNSの動作タイミングと
送信回路TRbの動作タイミングすなわち子機からの送
信タイミングを規定し、TPカウンタ3cbは電池電圧
検出部VDTの動作タイミングを規定する。
【0052】設定部としてのスイッチSWa1〜SWa
nにより、センサSNSを動作させるタイミング、電池
電圧検出部VDTを動作させるタイミング、送信回路T
Rbから検出信号Pbkを親機MSaへ送信するタイミ
ング、親機MSaからのタイミング信号Tpmを受信す
るため受信回路REbを動作させるタイミング等が設定
される。本例では、図8に示すようにセンサSNSは、
親機MSaから送信されるタイミング信号Tpmの受信
タイミングT0(本例ではタイミング信号の立ち下がり
時点とする。)から遅延時間tck経過した後に動作す
るものとし、検出信号Pbkを親機MSa側に送信する
動作は、親機MSaから送信されるタイミング信号Tp
mの受信タイミングT0から遅延時間tdk(第1の遅
延時間)経過した時点から送信を開始するものとしてい
る。なお、遅延時間tckと遅延時間tdkの設定の仕
方は図8(c)(d)に示す方式A、具体的には所望の
子機に規定された遅延時間tdkを、この所望の子機に
規定された遅延時間tckよりも長く、かつ所望の子機
に規定された遅延時間tckより長い時間に規定された
全ての遅延時間tckよりも短く規定する方式、換言す
れば遅延時間tckと遅延時間tdkを子機ごとに1対
として規定し、全ての子機について連続する方式や図8
(e)(f)に示す方式B、具体的には全ての遅延時間
tdkを、全ての遅延時間tckより長く規定する方
式、換言すれば全ての子機の遅延時間tckを連続して
規定し、その後に全ての子機の遅延時間tdkを連続し
て規定する方式等適宜変更可能である。なお、図8にお
いて、(a)は受信回路REbの動作タイミングを示し
たもので、(b)はタイミング信号、(c)(e)はセ
ンサSNSの動作タイミング、(d)(f)は送信回路
TRbの動作タイミングを示したものである。
【0053】遅延時間tckと遅延時間tdk、及びセ
ンサSNSが動作する所定時間および送信回路TRbが
送信する所定時間等の設定は、本装置を実際に動作させ
る前に予め規定されるもので、全ての子機においてセン
サSNSの動作と送信回路TRbの動作が同じ時刻に重
ならないように、さらに上記複数の動作が連続しないよ
うにそれぞれの動作時間の間にはすき間の時間を設けて
ある。上述した親機MSa内の子機識別用データテーブ
ル2eには、遅延時間td1〜tdnと子機BRa1〜
BRanとがそれぞれ1対1に対応付けられて記憶して
ある。
【0054】次に、図9を参照して子機BRakの動作
を説明する。なお、以下に示す動作は、制御回路3その
中でも特にCPU3aにより制御されるものである。
【0055】電源投入やリセット処理等により動作を開
始し、親機MSaから送信されるタイミング信号Tpm
の発生タイミングに応じて予め設定された受信時刻にな
ると(ステップ9a)、同期処理としてスイッチ回路S
WRをオンして受信回路REbを動作させて親機MSa
から送信されるタイミング信号Tpmを受信可能な状態
にする(ステップ9b)。
【0056】このような状況下でタイミング信号Tpm
を受信すると(ステップ9c)、制御回路3内のCPU
3aはタイミング信号Tpmのパルスの立下りに同期し
てタイマ3caをクリアした後直ちにスタートさせ、T
Pカウンタ3cbのカウント値nに1を加算する(ステ
ップ9d、9e)。
【0057】ステップ9eの処理によりTPカウンタ3
caのカウント値nが所定値Nに達したか判断する(ス
テップ9f)。なお、本例では所定値NをスイッチSW
a1〜SWanにより設定するものとする。
【0058】ステップ9fにおいて、TPカウンタ3c
aのカウント値nが所定値Nに達していない場合、受信
したタイミング信号Tpmの波形が図7(b)に示した
波形W2であるか判断し(ステップ9g)、受信波形が
W2でない場合はそのまま後述するステップ9hに進
む。なお、後述するようにタイミング信号Tpmの波形
が波形W2の場合は親機MSaが子機の電池切れを認識
したことを意味する。
【0059】ステップ9hでは、タイマ3caのカウン
ト値に基づきタイミング信号Tpmの受信タイミング
(本例ではタイミング信号Tpmの立下り時点)から遅
延時間tck経過したタイミングで所定時間の間センサ
SNSを動作させる。具体的には、タイミング信号Tp
mの受信タイミングから遅延時間tck経過したタイミ
ングで制御回路3はスイッチ回路SWSをオンしてセン
サSNSに電源を供給して動作させ、所定時間経過した
らスイッチ回路SWSをオフしてセンサSNSへの電源
供給を停止し動作を終了する。
【0060】ステップ9hによりセンサSNSが物体を
検出して検出信号Sbkを生じると(ステップ9i)、
制御回路3内のCPU3aは波形発生回路3dから出力
される波形として図7(a)に示した波形W1をセット
して波形W1を出力させ(ステップ9j)、波形発生回
路3dから出力される波形(いまの場合、波形W1)を
タイマ3caのカウント値に基づきタイミング信号Tp
mの受信タイミングから遅延時間tdk経過したタイミ
ングで第1の検出信号として所定時間の間送信する(ス
テップ9k)。具体的には、タイミング信号Tpmの受
信タイミングから遅延時間tdk経過したタイミングで
制御回路3はスイッチ回路SWTをオンして送信回路T
Rbに電源を供給して波形発生回路3dから出力される
信号(いまの場合、波形W1の信号)を無線送信する。
ステップ9kが終了すると、上記ステップ9aに戻り上
記と同様な動作をする。
【0061】上記動作を繰り返すうちにTPカウンタ3
cbのカウント値nが所定値Nに達すると(ステップ9
f)、制御回路3内のCPU3aはTPカウンタ3cb
をリセットし電池電圧検出部VDTを所定時間動作させ
る(ステップ9m、9n)。
【0062】ステップ9nにより電池電圧検出部VDT
が電池Eの電圧低下を検出すると(ステップ9p)、制
御回路3内のCPU3aは波形発生回路3dから出力さ
れる波形として図7(c)に示した波形W3をセットし
て波形W3を出力させ(ステップ9q)、ステップ9k
に進み上記と同様の動作を行う。なお、この場合、ステ
ップ9kにより第2の検出信号として波形W3の信号が
無線送信される。
【0063】ステップ9nにおいて電池電圧検出部VD
Tが検出出力を生じないと(ステップ9p)、電池Eの
電圧は十分残っており、動作不良要因は検出されなかっ
たと判断して、ステップ9aに戻り上記と同様の動作を
行う。
【0064】ステップ9iにおいて、センサSNSが物
体を検出せず検出信号Sbkを発生しなかった場合、波
形発生回路3dから出力される信号波形がW3であるか
判断する(ステップ9s)。ここで、波形がW3でない
場合、親機MSaへの無線送信は行わずステップ9aに
戻るが、波形がW3であると、親機MSaが子機内の電
池Eの電圧低下を未だ認識していないと判断してステッ
プ9kに進み、タイミング信号Tpmの受信タイミング
から遅延時間tdk経過したタイミングで波形W3の信
号を無線送信する。このように、親機MSaが子機の電
池切れを認識しない場合、子機は第2の検出信号の送信
を繰り返すので、親機MSaにより子機の電池切れを認
識する確率を向上できる。
【0065】ステップ9gにおいて、受信波形がW2と
認識したときは、親機MSaが子機BRakから送信さ
れた電池電圧低下を示す波形W3の信号を受信したと判
断し、波形発生回路3dから出力される波形をW1にセ
ットして(ステップ9r)、ステップ9hに進む。
【0066】このように、子機BRakは物体を検出し
た場合と電池切れを検出した場合とでタイミング信号の
受信から遅延時間tdk経過したタイミングで送信する
検出信号の波形を変える。
【0067】次に、図10を参照して親機MSaの動作
を説明する。なお、以下に示す動作は、制御回路2その
中でも特にCPU2aにより制御されるものである。
【0068】電源投入やリセット処理等により動作を開
始すると、波形発生回路2dから出力される波形を図7
(a)に示すような波形W1に設定し(ステップ10
a)、予め設定された送信時刻になると(ステップ10
b)、タイミング信号Tpmとして波形発生回路2dか
ら出力される波形(いまの場合、波形W1)を第1のタ
イミング信号として送信回路TRmから送信するととも
に(ステップ10c)、タイミング信号Tpmの立下り
に同期してタイマ2c1をクリアし、その後直ちにスタ
ートする(ステップ10d)。
【0069】その後、子機BRakからの信号を受信し
ない場合はステップ10bに戻り、上記と同様の動作を
行う(ステップ10e)。
【0070】ステップ10eにおいて、子機からの信号
を受信すると、制御回路2は受信した信号波形を解析す
るとともに、その受信タイミングをタイマ2c1のカウ
ント値から求め、その求めたカウント値からその受信し
た信号を送信した子機を認識する(ステップ10f)。
具体的に子機の認識動作を説明すると、親機MSa内の
タイマ2c1と子機BRak内のタイマ3caは、上述
したように共にタイミング信号の立下り時点からカウン
トを開始するので、そのカウント値はお互いに対応した
値となっている。よって、親機MSa内のタイマ2c1
のカウント値が子機ごとに予め設定された遅延時間td
kに対応したものとなり、子機からの信号を受信した際
のタイマ2c1のカウント値と遅延時間tdkと子機B
Rakとの対応関係を記憶しているデータテーブル2e
とを用いて子機を識別認識する。
【0071】続いて、受信した信号波形がW1かW3か
それとも全く異なるものであるのか判断する(ステップ
10g、10h)。
【0072】受信波形がW1であると、ステップ10f
で認識した子機内のセンサSNSが物体を検出したと判
断し、認識した子機に応じた第1の警告信号を出力し、
表示部DSPに認識した子機番号表示と物体検出表示を
行わせるとともに警告装置ALMから物体検出警報を出
力させ、出力端子にその認識情報を出力する(ステップ
10i)。
【0073】受信波形がW3であると、ステップ10f
で認識した子機内の電池Eの電圧が低下したと判断し、
認識した子機に応じた第2の警告信号を出力して、表示
部DSPに認識した子機番号表示と電池切れ表示を行わ
せるとともに警告装置ALMから電池切れ警報を出力さ
せ、出力端子にその認識情報を出力し(ステップ10
j)、子機の電池電圧低下を認識した旨を子機側に伝え
るために波形発生回路2dから出力される波形をW2に
セットする(ステップ10k)。
【0074】受信波形がW1でもW3でもない場合は、
認識不可または誤動作と判断して表示部DSPに認識不
可表示を行わせる(ステップ10m)。
【0075】ステップ10i、10k、10mが終了し
た後、リセットスイッチRswが操作されていなければ
(ステップ10n)、ステップ10bに戻り上記動作を
繰り返し、リセットスイッチRswが操作されていれば
(ステップ10n)、波形W2のタイミングパルスを送
信していないときはステップ10bに戻り上記動作を繰
り返し(ステップ10p)、波形W2のタイミングパル
スを送信していればリセット処理として表示部DSPに
よる表示のリセット、警告装置ALMの警告のリセッ
ト、波形発生回路2dから出力される波形をW1に戻す
等の処理を行い(ステップ10q)、ステップ10nに
戻る。
【0076】なお、子機BRakが第2の検出信号(波
形W3の検出信号)を送信してから所定時間経過した際
に、例えば図7(d)に示した波形W4の検出信号(第
3の検出信号)を送信するようにし、親機MSaはこの
波形W4の検出信号を受信したら第1および第2の警告
信号とは異なる警告度の高い第3の警告信号を出力して
表示部DSPや警告装置ALMに警告度の高い表示や警
告を行わせるようにしてもよい。この場合、電池切れの
再警告が行えるようになり、使用者に子機の電池交換を
さらに促すことができる。
【0077】上記では、親機MSaからのタイミングパ
ルスを受信してから第2の遅延時間tdk経過した時点
から子機が送信する信号の波形を、物体を検出した場合
と電池Eの電圧低下を検出した場合とで変えるようにし
たが、次に子機が送信する信号波形を同じにし、物体を
検出した場合と電池Eの電圧低下を検出した場合とで信
号を送信するタイミングを異ならせ、このタイミングの
違いを利用してどの子機が物体を検出し、どの子機の電
池Eの電圧が低下したかを認識するようにしてもよい。
この場合、例えば図11に示したように第1および第2
の遅延時間と異なる第3の遅延時間tekを設定し、タ
イミング信号を受信してから第2の遅延時間tdk経過
したタイミングでセンサSNSの検出出力を送信し、タ
イミング信号を受信してから第3の遅延時間tek経過
したタイミングで電池電圧検出部VDTの検出出力を送
信するようにしてもよい。このような場合、親機のデー
タテーブルの内容は第2の遅延時間とセンサが物体を検
出した子機番号とを関連付けたものとするとともに第3
の遅延時間と電池切れした子機番号とを関連付けたもの
とする。
【0078】なお、図11(c)(d)(e)に示すよ
うにセンサSNSの動作タイミングとセンサSNSの検
出出力の送信タイミングと電池電圧検出部VDTの検出
出力の送信タイミングを1つずつ順番に行ってもよく、
図11(f)(g)(h)に示すようにまず全ての子機
のセンサSNSを順番に全ての動作させ、その後全ての
センサSNSの検出出力を順番に送信し、その後電池電
圧検出部VDTの検出出力の順番に送信するようにして
もよい。
【0079】また、図11では先にセンサSNSの検出
出力を送信し、その後電池電圧検出部VDTの検出出力
を送信するようにしているが、この送信の順序は上記に
限らず、例えば逆にしてもよい。
【0080】また、上記の親機からタイミング信号Tp
mを送信するそれぞれの例において、電池電圧検出部V
DTが電池電圧低下を検出した際に親機に送信する第2
の検出信号を所望回数行った場合、この第2の検出信号
の送信を停止するようにしてもよい。この場合、第2の
検出信号の送信を停止することにより、子機の省電力化
が図れ、急激に電池電圧がなくなってしまう不具合を低
減できる。
【0081】また、電池電圧検出部VDTとして、電池
Eの電圧を、上記電池Eの電圧が電池交換を促すために
設定された所定電圧Vrefだけでなく子機の動作保証
最低電圧近傍の電圧とも比較し、電池Eの電圧が子機の
動作保証最低電圧近傍の電圧となった際に電圧低下出力
VDT2を発生するものとし、この電圧低下出力VDT
2は発生した際には検出信号として例えば図7(d)に
示した波形W4の検出信号(第4の検出信号)を送信す
るようにし、親機MSaはこの波形W4の検出信号を受
信したら第1および第2の警告信号とは異なる警告度の
高い第3の警告信号を出力して表示部DSPや警告装置
ALMに警告度の高い表示や警告を行わせるようにして
もよい。この場合、電池切れの再警告が行えるようにな
り、使用者に子機の電池交換をさらに促すことができ
る。
【0082】また、上記各例において、動作不良要因検
出部として電池電圧検出部を用いたが、動作不良要因検
出部はこれに限らず、例えばセンサの検出部分の汚れを
検出する汚れ検出部としてもよい。この場合、センサの
汚れによる動作不良を検出可能となる。
【0083】
【発明の効果】本発明によれば、各子機においてセンサ
の検出信号と動作不良検出部の出力とで波形を変えて送
信するのみでそれらの認識が可能となるので、親機では
送信回路を、子機では受信回路を不要にでき、また、複
雑なIDコードを不要にできるので簡単で安価なシステ
ムが構成できる。
【0084】また、親機からのタイミング信号を受信し
てから各子機によって予め規定された第1の遅延時間後
に送信する検出信号をセンサが検出対象を検出した場合
と動作不良検出部が動作不良要因を検出した場合とで異
ならせることによりそれらの認識が可能となるので、複
雑なIDを送受信する必要がなくなる。
【0085】また、センサが検出対象を検出した場合に
検出信号を送信するタイミングと動作不良検出部が動作
不良要因を検出した場合に検出信号を送信するタイミン
グとを異ならせることによりそれらの認識が可能となる
ので、これらの検出信号の波形を同一のものとしても上
記認識が可能となる。よって、検出信号の簡略化が図れ
る。
【0086】また、子機を電池駆動にした際、動作不良
検出部として電池残量検出部を採用すれば、簡単な構成
で子機の電池切れ検出が行える。
【0087】また、動作不良検出部としてセンサの検出
部の汚れを検出する汚れ検出部を採用すれば、センサの
汚れによる動作不良を検出可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示したブロック図。
【図2】図1の子機を示したブロック図。
【図3】図1の動作説明のためのフローチャート。
【図4】図1の動作説明のためのフローチャート。
【図5】本発明の他の実施例を示したブロック図。
【図6】図5の子機を示したブロック図。
【図7】図5で用いる信号波形を示した説明図。
【図8】図5の動作説明のためのタイミングチャート。
【図9】図5の動作説明のためのフローチャート。
【図10】図5の動作説明のためのフローチャート。
【図11】本発明のさらに他の実施例の動作説明のため
のタイミングチャート。
【符号の説明】
SNS センサ BRk 子機 MS 親機 VDT 動作不良要因検出部、電池残量検出部 TRb 送信部、第1の送信部 CPU1 制御回路 DSP、ALM 警告部 REb 第1の受信部 3 第1の制御回路 BRak 子機 TRm 第2の送信部 REm 第2の受信部 2 第2の制御回路 E 電池
フロントページの続き Fターム(参考) 5C087 AA02 AA03 AA19 BB18 BB74 DD35 EE02 EE05 EE08 FF01 FF02 FF04 FF13 FF17 GG08 GG18 GG24 GG30 GG37 GG42 GG46 GG61 GG66 5J070 AB01 AK15 BC06 BC15 5K011 DA26 DA28 DA29 JA03 KA00 LA01

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センサを有する1若しくは2以上の子機
    と、前記各々の子機から無線送信されるパルスを受信す
    る受信部を有する親機とを含み、 前記各子機は、前記センサの動作不良要因を検出する動
    作不良要因検出部と、前記センサが検出対象を検出した
    際に予め子機ごとに異なるよう定められた第1の波形の
    パルスを送信し、前記動作不良要因検出部が前記センサ
    の動作不良要因を検出した際に前記第1の波形と異なる
    とともに予め子機ごとに異なるよう定められた第2の波
    形のパルスを送信する送信部とをさらに含み、 前記親機は、前記受信部にて受信されたパルスと前記第
    1の波形と前記第2の波形に基づき前記各子機のうちの
    どの子機が有する前記センサが前記検出対象を検出した
    かを認識するとともに前記各子機のうちのどの子機が有
    する前記動作不良要因検出部が前記動作不良要因を検出
    したかを認識する制御回路と、前記認識結果に基づいた
    表示または警告を行う警告部とをさらに含むことを特徴
    とするセンシング装置。
  2. 【請求項2】 センサと、第1の送信部と、第1の受信
    部と、第1の制御回路とを含むとともに前記センサが検
    出対象を検出した際に第1の検出信号を前記第1の送信
    部から無線送信する複数の子機と、 所望時に第1のタイミング信号を無線送信する第2の送
    信部と、前記子機から無線送信される信号を受信する第
    2の受信部と、前記第2の受信部にて受信された信号に
    基づき前記複数の子機のうちのどの子機が有するセンサ
    が前記検出対象を検出したかを認識してその認識結果に
    応じた第1の警告信号を出力する第2の制御回路とを備
    えた親機とを含み、 前記複数の子機のそれぞれは、各々が有する前記センサ
    の動作不良要因を検出する動作不良要因検出部をさらに
    含み、 前記第1の受信部は、前記第1の送信部から出力される
    第1のタイミング信号を受信するものであり、 前記第1の制御回路のそれぞれは、前記センサが前記検
    出対象を検出した際には前記第1の受信部による前記第
    1のタイミング信号の受信タイミングから前記センサご
    とに異なるよう予め規定された第1の遅延時間経過した
    タイミングで前記第1の送信部から前記第1の検出信号
    を送信させ、前記動作不良要因検出部が前記センサの動
    作不良要因を検出した際には前記第1の受信部による前
    記タイミング信号の受信タイミングから前記第1の遅延
    時間経過したタイミングで前記第1の送信部から前記第
    1の検出信号とは異なる第2の検出信号を送信させるも
    のであり、 前記第2の制御回路は、前記第1または第2の検出信号
    の受信タイミングと前記第1のタイミング信号の送信タ
    イミングとの時間差と前記第1の遅延時間とに基づき、
    前記子機のうちのどの子機が前記検出信号を送信したか
    を認識するとともに、前記第1の検出信号を受信した場
    合は前記識別した子機内の前記センサが前記検出対象を
    検出したと判断しその判断結果に応じた前記第1の警告
    信号を出力し、前記第2の検出信号を受信した場合は前
    記第1の警告信号と異なる第2の警告信号を出力するも
    のであり、 前記親機は、前記第1の警告信号と前記第2の警告信号
    に基づいた表示または警告を行う警告部とをさらに含む
    ことを特徴とするセンシング装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記第1の送信部
    は、前記第2の検出信号の送信を開始してから、所定時
    間経過後、前記第1および第2の検出信号とは異なる第
    3の検出信号を送信するものであり、 前記第2の制御回路は、前記第3の検出信号が受信され
    た際に前記第1および第2の警告信号と異なる第3の警
    告信号を出力するものであることを特徴とするセンシン
    グ装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または3において、前記第2の
    制御回路は、前記第2の受信部により前記第2の検出信
    号が受信された際、前記第1のタイミング信号と異なる
    第2のタイミング信号を前記第1の送信部から送信させ
    るものであり、 前記第2の検出信号を前記第1の送信部から送信させた
    前記第1の制御回路は、前記第2のタイミング信号が同
    一子機内の前記第1の受信部で受信された際、前記第1
    の送信部からの前記第2の検出信号の送信を停止するも
    のであることを特徴とするセンシング装置。
  5. 【請求項5】 センサと、第1の送信部と、第1の受信
    部と、第1の制御回路とを含むとともに前記センサが検
    出対象を検出した際に検出信号を前記第1の送信部から
    無線送信する複数の子機と、 所望時に第1のタイミング信号を無線送信する第2の送
    信部と、前記子機から無線送信される信号を受信する第
    2の受信部と、前記第2の受信部にて受信された信号に
    基づき前記複数の子機のうちのどの子機が前記検出対象
    を検出したかを認識してその認識結果に応じた第1の警
    告信号を出力する第2の制御回路とを備えた親機とを含
    み、 前記複数の子機のそれぞれは、各々が有する前記センサ
    の動作不良要因を検出する動作不良要因検出部をさらに
    含み、 前記第1の受信部は、前記第1の送信部から出力される
    第1のタイミング信号を受信するものであり、 前記第1の制御回路のそれぞれは、前記センサが前記検
    出対象を検出した際には前記第1の受信部による前記第
    1のタイミング信号の受信タイミングから前記センサご
    とに異なるよう予め規定された第1の遅延時間経過した
    タイミングで前記第1の送信部から前記検出信号を送信
    させ、前記動作不良要因検出部が前記センサの動作不良
    要因を検出した際には前記第1の受信部による前記タイ
    ミング信号の受信タイミングから前記第1の遅延時間と
    異なる第2の遅延時間経過したタイミングで前記第1の
    送信部から前記検出信号を送信させるものであり、 前記第2の制御回路のそれぞれは、前記検出信号の受信
    タイミングと前記第1のタイミング信号の送信タイミン
    グとの時間差と前記第1の遅延時間に基づき、前記子機
    のうちのどの子機が前記検出対象を検出したかを認識す
    るとともにその認識結果に応じた前記第1の警告信号を
    出力し、前記検出信号の受信タイミングと前記第1のタ
    イミング信号の送信タイミングとの時間差と前記第2の
    遅延時間に基づき、前記子機のうちのどの子機に含まれ
    るセンサに動作不良要因が生じたかを認識するとともに
    その認識結果に応じた前記第2の警告信号を出力するも
    のであり、 前記親機は、前記第1の警告信号と前記第2の警告信号
    に基づいた表示または警告を行う警告部とをさらに含む
    ことを特徴とするセンシング装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかにおいて、前
    記子機は、電池を電源として動作するものであり、 前記動作不良要因検出部は、前記センサの動作不良要因
    として前記電池の残量を検出する電池残量検出部である
    ことを特徴とするセンシング装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記第2の検出信号
    の送信は、所望回数行うことにより停止するものである
    ことを特徴とするセンシング装置。
  8. 【請求項8】 請求項6または7において、前記第2の
    制御回路は、前記電池残量検出部により前記電池の残量
    が前記子機の動作保証最低電圧近傍となったことが検出
    された際に前記第1および第2の検出信号とは異なる第
    4の検出信号を送信するものであり、 前記第2の制御回路は、前記第3の検出信号が受信され
    た際に前記第1および第2の警告信号と異なる第4の警
    告信号を出力するものであることを特徴とするセンシン
    グ装置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至5のいずれかにおいて、前
    記動作不良要因検出部は、前記センサの動作不良要因と
    して前記センサの検出部分の汚れを検出する汚れ検出部
    であることを特徴とするセンシング装置。
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