JP3293064B2 - ケイソウ駆除用処理剤 - Google Patents

ケイソウ駆除用処理剤

Info

Publication number
JP3293064B2
JP3293064B2 JP08880098A JP8880098A JP3293064B2 JP 3293064 B2 JP3293064 B2 JP 3293064B2 JP 08880098 A JP08880098 A JP 08880098A JP 8880098 A JP8880098 A JP 8880098A JP 3293064 B2 JP3293064 B2 JP 3293064B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid
paraoxybenzoate
agent
diatom
treatment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP08880098A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11286407A (ja
Inventor
龍夫 馬奈木
英一 杉浦
隆一 松永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuso Chemical Co Ltd
Original Assignee
Fuso Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=13952952&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP3293064(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by Fuso Chemical Co Ltd filed Critical Fuso Chemical Co Ltd
Priority to JP08880098A priority Critical patent/JP3293064B2/ja
Publication of JPH11286407A publication Critical patent/JPH11286407A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3293064B2 publication Critical patent/JP3293064B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cultivation Of Seaweed (AREA)
  • Catching Or Destruction (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、養殖海苔用の処理
剤に関し、さらに詳しくはケイソウ駆除用の処理剤に関
するものである。
【0002】
【従来技術】従来、養殖海苔の処理方法や海苔用処理液
としては、例えば特公昭56−12601号公報、特公
昭60−31451号公報、特公昭60−31647号
公報などに開示されたものがある。これらの従来技術
は、いずれも海苔に付着する雑藻類や病害の防除、駆除
を目的として酸処理を行うものである。また、特開平9
−201180号公報に開示された発明は、本出願人の
先願であるが、これは、塩化ナトリウムや塩化マグネシ
ウムなどの無機塩と酸とを用いて海水の比重を調整した
処理液を用いて処理するというものである。上記のよう
な従来の酸を用いた海苔の処理方法は、海苔に付着する
雑藻類や病害の防除または駆除といった目的はある程度
達成している。しかしながら、これまでの酸処理技術で
はケイソウの駆除については必ずしも充分とはいえな
い。例えば、海苔表面に群生するタイプのケイソウ類が
多量に付着した場合には、海苔製品に一般に「はと糞」
とよばれる緑色の斑点として現れる。しかし、従来の酸
処理では、このような製品に影響を与えるようなケイソ
ウに対しては必ずしも十分な効果は期待できず、特に、
モグリ船等による短時間処理の場合や、海水温度の低い
寒冷な地方においては、酸処理のみでは充分な効果は期
待できない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の酸
処理方法はケイソウ駆除の点で必ずしも充分とはいえ
ず、ケイソウに対する駆除効果の高い処理剤の開発が望
まれていた。そこで本発明は、従来の酸処理技術を改良
し、ケイソウに対する駆除効果がより高い処理剤を提供
せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成すべく鋭意検討した結果、特定の酸とパラオキシ
安息香酸エステルとを併用することで、効果的にケイソ
ウが駆除されることを見いだし、本発明の養殖海苔用の
ケイソウ駆除用処理剤を完成するに至った。即ち、本発
明に係る養殖海苔用のケイソウ駆除用処理剤は、乳酸及
び/又は酢酸を合計で0.01〜1.8%とパラオキシ
安息香酸エステル0.0005〜0.2%とを含有する
ことを特徴とするものである。
【0005】上記のように、本発明においては、乳酸や
酢酸とパラオキシ安息香酸エステルを併用することで、
ケイソウに対するより高い駆除効果を発揮する。また、
パラオキシ安息香酸エステルは水に対する溶解度が小さ
いが、乳酸や酢酸と併用することで溶解性を上げること
ができる。したがって、乳酸や酢酸の濃度が低いとパラ
オキシ安息香酸エステルが溶解しにくい場合がある。こ
のような場合には、パラオキシ安息香酸エステルの溶解
助剤として、プロピレングリコール、エチレングリコー
ル、ブタンジオール、ポリエチレングコール、ポリプロ
ピレングリコール、ポリブチレングリコール、エチルア
ルコール、メチルアルコール、又はイソプロピルアルコ
ールなどを処理剤に加えることが好ましい。
【0006】また、上記処理剤には、PH調整剤として
他の有機酸及び/又は無機酸を含有してもよい。
【0007】更に、この処理剤には、栄養成分として塩
化アンモニウム、硫酸アンモニウム、硝酸アンモニウ
ム、リン酸アンモニウム、アミノ酸などを添加してもよ
い。
【0008】本発明で使用するパラオキシ安息香酸エス
テルとしては、パラオキシ安息香酸イソプロピル、パラ
オキシ安息香酸イソブチル、及びパラオキシ安息香酸n
−ブチルが好ましく、さらに、パラオキシ安息香酸イソ
プロピル、パラオキシ安息香酸イソブチル、及びパラオ
キシ安息香酸n−ブチルを併用することが好ましく、こ
の場合は、パラオキシ安息香酸イソプロピル:パラオキ
シ安息香酸イソブチル:パラオキシ安息香酸n−ブチル
が20:15:15となるように配合することが溶解性
という観点からは好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】上記のような本発明に係るケイソ
ウ駆除用処理剤は、前記エステル類1〜10%、乳酸及
び酢酸の合計20〜90%、及び前記溶解助剤10〜5
0%に、必要に応じて水を加えた製剤とし、使用に際し
てこの製剤を水(例えば海水)で希釈して前記エステル
類が0.0005〜0.2%、好ましくは0.001〜
0.05%、乳酸と酢酸との合計が0.01〜1.8
%、好ましくは0.01〜1.0%となるように調製し
て処理剤とし、この処理液により海苔の処理を行う。
【0010】本発明のケイソウ駆除用処理剤による海苔
の処理方法は特に限定されず、例えば、漬け込み処理と
いわれる方法では、前記処理液を船内の処理液槽などの
容器に収容し、海中から引き上げた海苔、または海苔が
付着した養殖具を、この処理液中に浸漬すればよい。こ
の漬け込み処理のような比較的長時間処理の場合の処理
液の濃度としては、前記エステル類が0.0005〜
0.05%、好ましくは0.001〜0.01%、乳酸
と酢酸との合計が0.01〜0.2%、好ましくは0.
01%〜0.05%の範囲となるように、比較的薄い目
に調整することが好ましい。海苔、または海苔が付着し
た養殖具を処理液に浸漬している処理時間は、海苔の成
育状態やケイソウその他の雑藻などの付着状況、さらに
は処理剤に用いるパラオキシ安息香酸エステルや酸の種
類、その濃度、更には処理液のpHなどにもよるが、通
常の場合であれば1分〜30分以内で処理することがで
きる。また、モグリ船などのように、海苔の養殖網の下
に船を潜らせて、処理液を網の下に素通ししながら比較
的短時間で処理をすることもできる。このモグリ船によ
る短時間処理の場合には、前記漬け込みの場合のような
長時間処理に較べて処理液の濃度を高めに設定すること
が好ましく、前記エステル類が0.005〜0.2%、
好ましくは0.01〜0.05%、また乳酸と酢酸との
合計が0.1〜1.8%、好ましくは0.15〜1.0
%の範囲とする。
【0011】上記の乳酸、酢酸以外のPH調整用として
用いられるその他の酸のうち、無機酸としては、硫酸、
硝酸、塩酸、リン酸などを用いることができる。また、
有機酸の具体例としては、リンゴ酸、クエン酸、フマー
ル酸、グルコン酸、マレイン酸、マロン酸、蟻酸、酒石
酸、アクリル酸、クロトン酸、シュウ酸、コハク酸、グ
ルタル酸などを挙げることができる。さらに、有機リン
酸としてフィチン酸、重合リン酸としてメタリン酸、ポ
リリン酸などを用いることもできる。これらの酸は、単
独でも、また2種以上のものを組み合わせて用いること
もできる。これらの酸の使用量は、処理液のpHが、
0.5〜5.0の範囲内となる量に調整することが好ま
しい。
【0012】また、本発明の処理剤に必要に応じて添加
される栄養成分としては、塩化アンモニウム、硝酸アン
モニウム、リン酸アンモニウム、硫酸アンモニウムなど
のアンモニウム塩、硝酸ナトリウム、リン酸ナトリウ
ム、硫酸ナトリウムなどのナトリウム塩、硝酸カリウ
ム、リン酸カリウム、硫酸カリウムなどのカリウム塩、
グリシン、グルタミン酸、リジンなどのアミノ酸、植物
性蛋白分解物、動物性蛋白分解物などの分解液などが挙
げられる。
【0013】この処理液の調製方法としては、全ての成
分を予め配合した濃厚処理液としておき、これを海苔処
理作業に際して海水等で希釈して使用してもよいし、ま
た、酸によるパラオキシ安息香酸エステルの分解を防止
するため、パラオキシ安息香酸エステル、さらにはパラ
オキシ安息香酸エステルを溶解助剤に溶解した溶液と、
乳酸、酢酸、その他の酸、更には他の配合成分などとを
別にしておき、海苔処理作業に際してこれらを混合し、
適宜希釈して使用するようにしてもよい。
【0014】
【実施例】〔実験〕精製水に第1表〜第5表に示す処理
剤成分を添加して混合し、各試験区の海苔用処理液を作
製した。なお、第1表に示すものでは塩酸で処理液のP
Hを調整した。これらの処理液に、海苔の付着した海苔
網を各表に示した時間浸漬し、処理を行い、海苔に付着
するケイソウの駆除効果を判定するともとに、海苔葉体
への影響をエリスロシン染色による海苔葉体の染色率と
検鏡により観察した芽の傷み具合で判定した。尚、これ
ら、ケイソウの駆除効果、海苔葉体の染色率、および芽
の傷み具合の判定は、以下のとおりである。すなわち、
ケイソウの駆除効果は、ケイソウへのエリスロシン染色
による染色率を「−」〜「100%」の範囲で示し、
「−」が全く効果がなく、その「%」が高いほど効果が
あるものとした。また、海苔葉体の染色率は、「−」〜
「+++ 」の範囲で示し、「−」は全く傷みなし、「+ 」
の数が多いほど傷みがひどいものとした。さらに、芽の
傷み具合については、「○;傷みなし」、「△;やや傷
みあり」、「×;傷みあり」とした。結果を第1表〜第
5表に示した。
【0015】
【表1】
【0016】
【表2】
【0017】
【表3】
【0018】
【表4】
【0019】
【表5】
【0020】第1表〜第5表の結果から明らかようなよ
うに、乳酸、酢酸をそれぞれ単独で使用した場合、ある
いは、乳酸と酢酸とを併用しただけの場合、更には乳酸
や酢酸以外の酸のみとパラオキシ安息香酸エステルとを
併用した場合には、効果的にケイソウを駆除することが
できていない。これに対し、乳酸及び/又は酢酸とパラ
オキシ安息香酸エステルとを併用した場合には、効果的
にケイソウの駆除を行うことができる。
【0021】〔配合例1〕乳酸(80%溶液)81.5
%、酢酸(90%溶液)5.5%、リン酸(75%溶
液)8%、パラオキシ安息香酸イソプロピル3.5%、
及びパラオキシ安息香酸イソブチル1.5%を用い、乳
酸と酢酸の混合液に前記パラオキシ安息香酸エステル類
を溶解し、これにリン酸を加えて均一に混合してケイソ
ウ駆除用処理剤を調製した。
【0022】〔配合例2〕乳酸(80%溶液)75%、
酢酸(90%溶液)5.5%、リン酸(75%溶液)8
%、パラオキシ安息香酸イソプロピル4.0%、パラオ
キシ安息香酸イソブチル2.0%、及びプロピレングリ
コール5.5%を用い、乳酸、酢酸、及びプロピレング
リコールの混合液に前記パラオキシ安息香酸エステル類
を溶解し、これにリン酸を加えて均一に混合してケイソ
ウ駆除用処理剤を調製した。
【0023】〔配合例3〕乳酸(80%溶液)62.5
%、リン酸(75%溶液)10%、パラオキシ安息香酸
イソプロピル6.0%、パラオキシ安息香酸イソブチル
4.0%、プロピレングリコール15%、及び精製水
2.5%を用い、乳酸、プロピレングリコール、及び精
製水の混合液に前記パラオキシ安息香酸エステル類を溶
解し、これにリン酸を加えて均一に混合してケイソウ駆
除用処理剤を調製した。
【0024】〔配合例4〕乳酸(80%溶液)62.5
%、リン酸(75%溶液)5%、塩酸(35%溶液)5
%、パラオキシ安息香酸イソプロピル1.0%、パラオ
キシ安息香酸イソブチル0.75%、パラオキシ安息香
酸n−ブチル0.75%、塩化アンモニウム2.5%、
プロピレングリコール10%、及び精製水2.5%を用
い、精製水と乳酸の混液に塩化アンモニウムを溶解し、
これにプロピレングリコールを添加して均一に混合した
後、前記パラオキシ安息香酸エステル類を加えて溶解し
た後、塩酸、及びリン酸を添加して均一に混合してケイ
ソウ駆除用処理剤を調製した。
【0025】〔配合例5〕乳酸(80%溶液)40%、
酢酸(90%溶液)5.5%、リンゴ酸(結晶)1.0
%、リン酸(75%溶液)18%、パラオキシ安息香酸
イソプロピル2.0%、パラオキシ安息香酸イソブチル
1.0%、パラオキシ安息香酸n−ブチル1.0%、塩
化アンモニウム2.0%、プロピレングリコール15
%、及び精製水14.5%を用い、精製水にリンゴ酸、
塩化アンモニウムを溶解し、これに乳酸、酢酸、及びプ
ロピレングリコールを添加して均一に混合した後、前記
パラオキシ安息香酸エステル類を加えて溶解した後、リ
ン酸を添加して均一に混合してケイソウ駆除用処理剤を
調製した。
【0026】〔配合例6〕乳酸(80%溶液)20%、
クエン酸(結晶)5%、リン酸(75%溶液)20%、
パラオキシ安息香酸イソプロピル1.0%、パラオキシ
安息香酸イソブチル0.75%、パラオキシ安息香酸n
−ブチル0.75%、プロピレングリコール40%、及
び精製水12.5%を用い、乳酸と精製水の混合液にク
エン酸を溶解し、これにプロピレングリコールを添加し
て均一に混合した後、前記パラオキシ安息香酸エステル
類を加えて溶解した後、リン酸を添加して均一に混合し
てケイソウ駆除用処理剤を調製した。
【0027】〔配合例7〕乳酸(80%溶液)10%、
酢酸(90%溶液)5.5%、クエン酸(結晶)5%、
リン酸(75%溶液)20%、パラオキシ安息香酸イソ
プロピル1.0%、パラオキシ安息香酸イソブチル1.
0%、パラオキシ安息香酸n−ブチル1.0%、エチレ
ングリコール50%、及び精製水6.5%を用い、乳
酸、酢酸、及び精製水の混合液にクエン酸を溶解し、こ
れにエチレングリコールを均一に混合した後、前記パラ
オキシ安息香酸エステル類を加えて溶解した後、リン酸
を添加して均一に混合してケイソウ駆除用処理剤を調製
した。なお、乳酸と酢酸のみの処理液は塩酸でPHを調
整した。
【0028】〔配合例8〕乳酸(80%溶液)50%、
クエン酸(結晶)8%、リン酸(75%溶液)20%、
及び精製水22%を混合したものを配合剤Aとした。ま
た、精製水20%にプロピレングリコール55%を均一
に溶解し、これにパラオキシ安息香酸イソプロピル10
%、パラオキシ安息香酸イソブチル7.5%、及びパラ
オキシ安息香酸n−ブチル7.5%を加えて溶解したも
のを配合剤Bとした。
【0029】〔評価〕上記の配合例1、4、5、及び6
のケイソウ駆除用処理剤を精製水で100倍に希釈した
処理液、並びに配合例8の配合剤A、及び配合剤Aと配
合剤Bを16:1.5の割合で混合したものを80倍に
希釈した処理液に、海苔の付着した海苔網を第6表に示
した時間浸漬し、処理を行い、前記と同様にして海苔に
付着するケイソウの駆除効果を判定し、また海苔への傷
害度をエリスロシン染色による海苔葉体の染色率と検鏡
による芽の傷み具合の観察により判定した。結果を第6
表に示した。
【0030】
【表6】
【0031】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、養殖海
苔の処理に際して、海苔を痛めることなく、従来の酸処
理に較べてより効果的にケイソウを駆除することができ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−139913(JP,A) 特開 平9−175910(JP,A) 特開 昭50−121425(JP,A) 特開 平6−340504(JP,A) 特開 昭62−99302(JP,A) 特開 昭63−230608(JP,A) 第六版 食品添加物公定書解説書 1992(廣川書店)D−862頁〜D−865 頁、D−868頁〜D 別冊フードケミカル−5 保存料総覧 (平成5年)第47頁〜第52頁 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01N 37/36 A01G 33/02 A01N 37/02 A01N 37/40 A01M 21/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乳酸及び/又は酢酸を合計で0.01〜
    1.8%とパラオキシ安息香酸エステル0.0005〜
    0.2%とを含有することを特徴とする養殖海苔用のケ
    イソウ駆除用処理剤。
  2. 【請求項2】 パラオキシ安息香酸エステルの溶解助剤
    として、プロピレングリコール、エチレングリコール、
    ブタンジオール、ポリエチレングコール、ポリプロピレ
    ングリコール、ポリブチレングリコール、エチルアルコ
    ール、メチルアルコール、及びイソプロピルアルコール
    からなる群から選択される少なくとも1種を含有してな
    る請求項1記載のケイソウ駆除用処理剤。
  3. 【請求項3】 PH調整剤として他の有機酸及び/又は
    無機酸を含有してなる請求項1又は2記載のケイソウ駆
    除用処理剤。
  4. 【請求項4】 栄養成分として塩化アンモニウム、硫酸
    アンモニウム、硝酸アンモニウム、リン酸アンモニウ
    ム、及びアミノ酸からなる群から選択される少なくとも
    1種を含有してなる請求項1〜3の何れかに記載のケイ
    ソウ駆除用処理剤。
  5. 【請求項5】 パラオキシ安息香酸エステルが、パラオ
    キシ安息香酸イソプロピル、パラオキシ安息香酸イソブ
    チル、及びパラオキシ安息香酸n−ブチルの内から選ば
    れる少なくとも1種である請求項1〜4のいずれかに記
    載のケイソウ駆除用処理剤。
  6. 【請求項6】 パラオキシ安息香酸エステルが、パラオ
    キシ安息香酸イソプロピル、パラオキシ安息香酸イソブ
    チル、及びパラオキシ安息香酸n−ブチルを併用してな
    る請求項5記載のケイソウ駆除用処理剤。
JP08880098A 1998-04-01 1998-04-01 ケイソウ駆除用処理剤 Expired - Lifetime JP3293064B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08880098A JP3293064B2 (ja) 1998-04-01 1998-04-01 ケイソウ駆除用処理剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08880098A JP3293064B2 (ja) 1998-04-01 1998-04-01 ケイソウ駆除用処理剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11286407A JPH11286407A (ja) 1999-10-19
JP3293064B2 true JP3293064B2 (ja) 2002-06-17

Family

ID=13952952

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08880098A Expired - Lifetime JP3293064B2 (ja) 1998-04-01 1998-04-01 ケイソウ駆除用処理剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3293064B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4633896B2 (ja) * 2000-08-14 2011-02-16 第一製網株式会社 殺藻殺菌剤
JP4647086B2 (ja) * 2000-11-27 2011-03-09 第一製網株式会社 珪藻駆除剤
CN101885544B (zh) * 2010-07-12 2012-03-21 日照海韵环保生物科技发展有限公司 灭藻净水球

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
別冊フードケミカル−5 保存料総覧(平成5年)第47頁〜第52頁
第六版 食品添加物公定書解説書 1992(廣川書店)D−862頁〜D−865頁、D−868頁〜D

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11286407A (ja) 1999-10-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3293064B2 (ja) ケイソウ駆除用処理剤
JP3490575B2 (ja) 海苔品質向上剤
JPH09201180A (ja) 海苔の処理方法及び海苔用処理液
JP3610814B2 (ja) 養殖海苔用殺藻殺菌剤およびそれを用いた養殖海苔の処理方法
JP3631466B2 (ja) 養殖海苔用処理剤並びに養殖海苔用処理液及び養殖海苔の処理方法
JP3582483B2 (ja) 養殖海苔の病害及び雑藻駆除用処理剤及び処理方法
JP4939711B2 (ja) 殺藻殺菌剤
JP4633896B2 (ja) 殺藻殺菌剤
JP3991381B2 (ja) 海苔の処理方法及び海苔用処理液
JP4435510B2 (ja) 高塩分海苔用処理液及び海苔処理方法
JP4695377B2 (ja) 殺藻剤
JP4323407B2 (ja) 海苔養殖用病害駆除剤並びに海苔養殖用処理液及び養殖海苔の処理方法
JP3610912B2 (ja) 養殖海苔用処理剤及び処理方法
JP3610928B2 (ja) 養殖海苔用処理剤及び処理方法
JP4409153B2 (ja) 海苔養殖中に発生する雑藻類の駆除方法
JP3643345B2 (ja) 養殖海苔用処理剤並びに養殖海苔用処理液及び養殖海苔の処理方法
JPH11169000A (ja) 海苔の養殖方法
JP3629049B2 (ja) 海苔の病害防除剤及び海苔の病害防除方法
JP4391760B2 (ja) 殺藻殺菌剤
JP2976853B2 (ja) 壺状菌病抑制剤及びその使用方法
JP4633899B2 (ja) 藻類の駆除方法
JP3609773B2 (ja) 養殖海苔用処理剤並びに養殖海苔用処理液及び養殖海苔の処理方法
JP4828725B2 (ja) 海苔の処理方法
JP3679842B2 (ja) 養殖海苔の病害駆除剤
JP2004097167A (ja) 海苔養殖用の品質向上剤

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080405

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090405

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100405

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100405

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100405

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110405

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110405

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120405

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130405

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130405

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140405

Year of fee payment: 12

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term