JP3292018B2 - ディジタル記録再生装置 - Google Patents

ディジタル記録再生装置

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JP3292018B2
JP3292018B2 JP00537096A JP537096A JP3292018B2 JP 3292018 B2 JP3292018 B2 JP 3292018B2 JP 00537096 A JP00537096 A JP 00537096A JP 537096 A JP537096 A JP 537096A JP 3292018 B2 JP3292018 B2 JP 3292018B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタルデータ
を記録再生するディジタル記録再生装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来のディジタル記録再生装置の例とし
て、HDディジタルVCRコンファレンス(HD Digital
VCR Conference)が1994年4月にまとめた、スペ
シフィケイションズ・オブ・ディジタル・VCR・フォ
ー・コンスーマユース(Specifications of Digital VC
R for Consumer-Use)におけるディジタルVTRがあ
る。以下、これを、DV方式によるディジタルVTRと
して説明する。
【0003】図2はDV方式ディジタルVTRのテープ
記録フォーマットを示す図である。図2に示しているよ
うに、DV方式ディジタルVTRでは525/60シス
テム(NTSC)では1フレームが10本のトラックか
ら形成されており、それぞれのトラックには音声デー
タ、画像データ、および付加データとしてのサブコード
を記録する領域が存在する。これらのデータがディジタ
ル記録再生装置により磁気テープに回転ヘッドでのヘリ
カルスキャンにて記録再生される。
【0004】従来のディジタル記録再生装置では、マイ
クロプロセッサによるディジタル信号処理回路の制御を
I2Cバスと言われるバスを使ったシリアル転送により
行い、マイクロプロセッサと信号処理装置との間のサブ
コード等の付加データの転送は、複数の入出力端子を利
用して専用バスを構成しプログラムで制御していた。以
下に、従来のディジタル記録再生装置について、図面を
参照しながら構成、動作を説明する。
【0005】図3は従来のディジタル記録再生装置の構
成を示すブロック図である。図3において、マイクロプ
ロセッサ1は、装置全体の状態を把握するための情報を
入力する入力装置11と、入力装置11からの情報によ
り装置全体の動作モードを決定するモード判別手段12
と、信号処理装置2とのI2Cバス3による制御データ
のシリアル転送を行うシリアルIF13と、信号処理装
置2との専用バス4によるサブコード等の付加データの
転送を制御する付加データ転送手段14とから構成され
て、システム全体の制御を行っている。
【0006】信号処理装置2は、画像音声データおよび
付加データのディジタル記録再生処理を行うディジタル
信号処理回路21と、ディジタル信号処理回路21の動
作を制御するための制御データを格納する制御レジスタ
22と、ディジタル信号処理回路21における処理過程
において画像音声データを格納する画像音声データメモ
リ23と、ディジタル信号処理回路21における処理過
程においてサブコード等の付加データを格納する付加デ
ータメモリ24と、マイクロプロセッサ1とのI2Cバ
ス3による制御データのシリアル転送を行うシリアルI
F回路25と、マイクロプロセッサ1との専用バス4に
よるサブコード等の付加データの転送を行う専用バスI
F回路26とから構成されて、画像音声データおよび付
加データのディジタルデータとしての記録再生処理を行
っている。
【0007】なお、ディジタル信号処理回路21からの
ディジタルデータを、図2に示したように、磁気テープ
等に記録再生する記録再生部は、省略してある。以上、
図3のように構成された従来のディジタル記録再生装置
について、以下にその動作を説明する。マイクロプロセ
ッサ1と信号処理装置2との制御データの転送は、I2
Cバス3を使ったシリアル転送により行う。制御データ
にはマイクロプロセッサ1から出力するVTRの状態を
示すデータとしての再生、記録、停止等のモード情報や
信号処理装置2より再生時に送出される放送方式の情報
や音声のサンプリング周波数の情報等がある。
【0008】例えばユーザの操作により停止状態から再
生のキーが入力されると、入力装置11は再生キーデー
タとVTRの現在の状態を入力し、モード判別手段12
に入力データとして送出する。モード判別手段12はそ
の入力データを基にモード移行を実行して、目的のモー
ド情報をシリアルIF13に送出する。すなわち、停止
状態から再生状態へのモード移行を実行して、再生モー
ドを示すデータをシリアルIF13に送出する。シリア
ルIF13はモード情報をI2Cプロトコルにより信号
処理装置2へシリアル転送で送信する。そして、信号処
理装置2では、I2Cバス3により送信されてきたシリ
アルデータをシリアルIF回路25が入力し、制御デー
タにデコードして制御レジスタ22に格納する。その制
御データをディジタル信号処理回路21がフレーム毎に
読みだして回路の動作を再生状態へと移行させる。つま
り、フレーム単位で動作の制御をする。
【0009】また、信号処理装置2からマイクロプロセ
ッサ1に制御データを送信するときには、信号処理装置
2において、ディジタル信号処理回路21がその動作情
報を制御データとしてフレーム単位で制御レジスタ22
に格納する。具体的には、マイクロプロセッサ1は、再
生動作を開始させて信号処理装置2から放送方式の情報
や音声のサンプリング周波数の情報を得るためにシリア
ルIF13を介して転送命令を送信する。信号処理装置
2は、その転送命令を受け取ると、制御レジスタ22に
格納されている制御データをシリアルIF回路25が読
み出してI2Cプロトコルによりマイクロプロセッサ1
へI2Cバス3にてシリアル転送する。そして、マイク
ロプロセッサ1は、シリアルIF13により受信した制
御データを用いて例えば表示用データとして表示装置へ
転送する。
【0010】次に、マイクロプロセッサ1と信号処理装
置2とのサブコード等の付加データの転送について説明
する。付加データの転送は、マイコンの複数の入出力端
子を利用して信号の入出力タイミングを図りながら専用
バス4により行っている。また、付加データとは具体的
にはサブコード情報と呼ばれるタイムコードやトラック
ナンバー、インデックス信号等がある。
【0011】記録動作時にマイクロプロセッサ1は、入
力装置11に入力されたデータから付加データを設定
し、専用バス4を介して信号処理装置2へ転送する。な
お専用バス4はリード信号、ライト信号、8本のアドレ
ス信号、8本のデータ信号及びストローブ信号から構成
されている。信号処理装置2では、専用バス4により送
信されてきた付加データを専用バスIF回路26が入力
し、付加データメモリ24に格納する。その付加データ
をディジタル信号処理回路21が必要時に付加データメ
モリ24から読みだして画像音声データとともに磁気テ
ープ上に記録する。
【0012】再生動作時には、信号処理装置2におい
て、再生された付加データをディジタル信号処理回路2
1が付加データメモリ24に格納する。マイクロプロセ
ッサ1は、信号処理装置2から付加データを取り出すた
めに転送命令を送出する。具体的にはリード信号と必要
とする付加データのアドレス信号を送出する。すると、
信号処理装置2はその転送命令を受け取り、付加データ
メモリ24に格納されている付加データを専用バスIF
回路26が読みだして、マイクロプロセッサ1の出力す
るストローブ信号に同期させてマイクロプロセッサ1に
出力する。そして、マイクロプロセッサ1は付加データ
を取り出して、例えばリニアカウンタのデータに変換し
て表示装置に送出したり、インデックス信号を利用して
画像検索機能を実現している。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】このようなディジタル
記録再生装置においては、マイクロプロセッサと信号処
理装置との間で、高速で大量なデータ転送が要求されて
いる。しかしながら、I2Cバスを使ったシリアル転送
では、マイクロプロセッサはデータを1ビットづつしか
信号処理装置と転送できない。しかも転送クロックの周
波数に上限があるため、少量のデータを遅いレートでし
か転送できず、フレーム単位でしかディジタル信号処理
回路の動作を制御できないという問題点を有していた。
【0014】また、専用バスによる転送では、マイクロ
プロセッサは多ビットのデータを信号処理装置に一度に
転送できるが、専用バスの制御のためにプログラムでの
処理が必要となり、その結果としてマイクロプロセッサ
の能力により転送レートが制限を受ける。しかも、専用
バスそのもの、および専用バスの制御のために複数の入
出力端子が必要となるという問題点を有していた。
【0015】さらに、データの転送レートが遅いことに
より、以下のような問題点を有していた。制御データの
高速で大量な転送ができないので、マイクロプロセッサ
によるディジタル信号処理回路の動作の詳細な制御が困
難となり、マイクロプロセッサが大まかな動作モードを
指令し、詳細な制御をディジタル信号処理回路にて行う
ことになるため、ディジタル信号処理回路の回路規模が
増加する。また、フレーム単位での制御しかできない。
【0016】また、付加データの高速で大量な転送がで
きないので、マイクロプロセッサによる付加データのリ
アルタイム処理が困難であり、付加データの加工処理の
大部分をディジタル信号処理回路にて行うことになるた
め、ディジタル信号処理回路の回路規模が増加する。ま
た、上記従来の構成では、画像音声データをディジタル
データのまま転送することができないので、ディジタル
画像音声データの外部への転送が不可能となり、例えば
パソコンにディジタル画像音声データを転送して、パソ
コン側でのアプリケーションを利用することはできな
い。
【0017】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、マイクロプロセッサから信号処理装置に高速で大
量にデータを転送できるディジタル記録再生装置を提供
することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明のディジタル記録再生装置は、外部拡張バスイ
ンターフェース回路を設けた信号処理装置に対してマイ
クロプロセッサの外部拡張バスを接続し、マイクロプロ
セッサが外部拡張バスインターフェース回路を介して、
制御データの制御レジスタとの転送処理、付加データの
付加データメモリとの転送処理、および画像音声データ
の画像音声データメモリとの転送処理を外部拡張メモリ
モードにて行うように構成したものである。
【0019】これにより、マイクロプロセッサはディジ
タル信号処理回路に対して、制御データ、付加データ、
および画像音声データの高速大量転送が簡単にできるよ
うになる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明は、ディジタルデータの記
録再生処理を行うディジタル信号処理回路と、ディジタ
ル信号処理回路の動作を制御するための制御データを格
納する制御レジスタと、外部拡張メモリモードを有する
マイクロプロセッサの外部拡張バスを接続できる外部拡
張バスインターフェース回路とを設けた信号処理装置に
対し、マイクロプロセッサの外部拡張バスを接続したも
のであり、マイクロプロセッサが信号処理装置の外部拡
張バスインターフェース回路を介して、制御データの制
御レジスタへの転送処理を外部拡張メモリモードにて行
うという作用を有する。
【0021】また、本発明は、ディジタルデータおよび
付加データの記録再生処理を行うディジタル信号処理回
路と、ディジタル信号処理回路の処理過程において付加
データを格納する付加データメモリと、外部拡張メモリ
モードを有するマイクロプロセッサの外部拡張バスを接
続できる外部拡張バスインターフェース回路とを設けた
信号処理装置に対し、マイクロプロセッサの外部拡張バ
スを接続したものであり、マイクロプロセッサが信号処
理装置の外部拡張バスインターフェース回路を介して、
付加データの付加データメモリへの転送処理を外部拡張
メモリモードにて行うという作用を有する。
【0022】また、本発明は、画像音声データの記録再
生処理を行うディジタル信号処理回路と、ディジタル信
号処理回路の処理過程において画像音声データを格納す
る画像音声データメモリと、外部拡張メモリモードを有
するマイクロプロセッサの外部拡張バスを接続できる外
部拡張バスインターフェース回路とを設けた信号処理装
置に対し、マイクロプロセッサの外部拡張バスを接続し
たものであり、マイクロプロセッサが信号処理装置の外
部拡張バスインターフェース回路を介して、画像音声デ
ータの画像音声データメモリへの転送処理を外部拡張メ
モリモードにて行うという作用を有する。
【0023】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いて説明する。図1は本発明の実施の形態における
ディジタル記録再生装置の構成を示すブロック図であ
る。図1において、マイクロプロセッサ1は、装置全体
の状態を把握するための情報を入力する入力装置11
と、入力装置11からの情報により装置全体の動作モー
ドを決定するモード判別手段12と、入力装置11から
の情報とモード判別手段12からの情報により記録時に
磁気テープ上に記録する付加データの設定を行う記録デ
ータ処理手段16と、信号処理装置2との画像音声デー
タ、制御データ、付加データの転送を制御しているデー
タ転送手段15と、再生時に磁気テープから再生された
データを信号処理装置2から外部拡張バス5を介してデ
ータ転送手段15が入力し、そのデータの処理を行う再
生データ処理手段17と、再生データ処理手段17から
送出される制御データ、画像音声データ、付加データを
表示装置や外部インタフェースを介してパソコン等に出
力する出力装置18とから構成されて、システム全体の
制御を行っている。
【0024】信号処理装置2は、画像音声データおよび
付加データのディジタル記録再生処理を行うディジタル
信号処理回路21と、ディジタル信号処理回路21の動
作を制御するための制御データを格納する制御レジスタ
22と、ディジタル信号処理回路21における処理過程
において画像音声データを格納する画像音声データメモ
リ23と、ディジタル信号処理回路21における処理過
程においてサブコード等の付加データを格納する付加デ
ータメモリ24と、マイクロプロセッサ1との外部拡張
バス5による制御データ、画像音声データ、およびサブ
コード等の付加データの転送をマイクロプロセッサ1の
外部拡張メモリモードで行う外部拡張バスインターフェ
ース回路27とから構成されて、画像音声データおよび
付加データのディジタルデータとしての記録再生処理を
行っている。
【0025】以上、図1のように構成された本発明の実
施の形態におけるディジタル記録再生装置について、以
下にその動作を説明する。マイクロプロセッサ1と信号
処理装置2との制御データ、画像音声データ、およびサ
ブコード等の付加データの転送は、外部拡張バス5を使
ったマイクロプロセッサ1の外部拡張メモリモードによ
り行う。
【0026】外部拡張メモリモードに設定したマイクロ
プロセッサ1は、外部からの入力、例えばユーザのキー
入力やVTRの状態を把握するための情報等を入力装置
11が入力して、モード判別手段12がメカニズム等各
ブロックの制御を行い、モード移行を実行制御する。そ
の中で信号処理装置2へモード情報等の制御データを送
出する。データ転送手段15は、データ転送のタイミン
グを制御するハードウェアとアドレスデータやデータ自
体を設定するソフトウェアにより構成され、マイクロプ
ロセッサ1のデータ転送命令を実行するとことによりア
ドレスデータとデータ自体が外部バス5を介して転送さ
れる。信号処理装置2では、外部拡張バス5により送信
されてきたデータを外部拡張バスインターフェース回路
27が入力し、アドレスが制御データ用のものであれば
そのデータを制御レジスタ22に格納する。その制御デ
ータをディジタル信号処理回路21がトラックの先頭に
て読み出して回路の動作をトラック単位で制御する。
【0027】この動作により、マイクロプロセッサ1は
信号処理装置2に対してトラック単位での詳細な制御が
可能になる。従ってマイクロプロセッサ1により信号処
理の判断処理をプログラムで制御することができるの
で、信号処理装置2は従来よりも回路面積が少なくて済
み、さらに判断部分をプログラム化することによりバグ
の発生率の低下やフレキシブルな対応が可能になる。
【0028】信号処理装置2からマイクロプロセッサ1
への制御データの転送方法は、信号処理装置2におい
て、ディジタル信号処理回路21がその動作情報を制御
データとしてトラック単位で制御レジスタ22に格納す
る。マイクロプロセッサ1は、制御レジスタ22を外部
拡張メモリとしてアドレスの設定をしておくことによ
り、データ転送命令を実行して目的のデータを読み込む
ことができる。具体的にはデータ転送手段15が読み込
み転送命令のアドレスを信号処理装置2へ送出する。す
ると、信号処理装置2は、受け取った転送命令のアドレ
スが制御データ用のものであれば、制御レジスタ22に
格納されている制御データを外部拡張バスインターフェ
ース回路27が読み出して、マイクロプロセッサ1が出
力するストローブに同期させてマイクロプロセッサ1に
出力する。マイクロプロセッサ1は、そのデータを内部
のメモリあるいはレジスタに格納し、必要に応じて使用
する。
【0029】この動作により、マイクロプロセッサ1
は、必要に応じて自由に信号処理装置2から制御データ
を読み出すことができる。読み出しの時間はデータ転送
命令を実行するための3〜4サイクルと外部メモリをア
クセスするときの遅延量として1〜2サイクルかかるの
で、動作クロックを13.5MHzとすると1サイクル
が74nsecであるから444nsec以内となる。
従って従来のシリアル転送と比べると、転送速度も早く
なるが、転送を制御するためのプログラムがいらなくな
るので高速な処理が可能となる。
【0030】次にマイクロプロセッサ1から信号処理装
置2に画像音声データを送信するときには、マイクロプ
ロセッサ1は外部機器から入力されたディジタル画像音
声データを入力装置11が入力し、記録データ処理手段
16により記録データとしての処理をして、次にデータ
転送手段15により信号処理装置2へ転送する。そし
て、信号処理装置2では、外部拡張バス5により送信さ
れてきたデータを外部拡張バスインターフェース回路2
7が入力し、アドレスが画像音声データ用のものであれ
ばそのデータを画像音声データメモリ23に格納する。
その画像音声データをディジタル信号処理回路21が画
像音声データメモリ23から読みだして記録する。
【0031】また、信号処理装置2からマイクロプロセ
ッサ1に画像音声データを送信するときには、信号処理
装置2において、再生された画像音声データをディジタ
ル信号処理回路21が画像音声データメモリ23に格納
する。そして、制御データの読み出しと同様にマイクロ
プロセッサ1が、画像音声データを格納しているメモリ
のアドレスを指定することによりそのデータを読み出す
ことができる。すなわち、マイクロプロセッサ1は転送
命令を使って画像音声データの格納されているメモリの
アドレスデータを転送する。信号処理装置2は、受け取
った転送命令のアドレスが画像音声データ用のものであ
れば、画像音声データメモリ23に格納されている画像
音声データを外部拡張バスインターフェース回路27が
読み出して、マイクロプロセッサ1が出力するストロー
ブに同期させてマイクロプロセッサ1に出力する。そし
て、マイクロプロセッサ1では、読みとった画像音声デ
ータを再生データ処理手段17が解析し、外部装置へ転
送する場合には出力装置18を介してデータの転送を行
う。
【0032】この動作により、磁気テープ上に記録され
ている画像データを例えばパソコン等に転送することが
できる。またパソコン等で作成あるいは編集した画像デ
ータを磁気テープに記録することができる。マイクロプ
ロセッサ1と信号処理装置2とのサブコード等の付加デ
ータを転送する手順も、制御データ、画像音声データの
転送と同様にして行われる。すなわち、マイクロプロセ
ッサ1側と信号処理装置2側でそれぞれのデータのアド
レスを設定しておくことにより、マイクロプロセッサ1
からの転送命令を使って全てのデータを読み書きするこ
とができる。例えば、信号処理装置2からマイクロプロ
セッサ1に付加データを送信するときには、マイクロプ
ロセッサ1が転送命令により付加データのアドレスを指
定すると信号処理装置2は、受け取った転送命令のアド
レスが付加データ用のものであれば、付加データメモリ
24に格納されている付加データを外部拡張バスインタ
ーフェース回路27が読みだして、マイクロプロセッサ
1が出力するストローブに同期させてマイクロプロセッ
サ1に出力することにより実行される。マイクロプロセ
ッサ1に転送された付加データはデータ転送手段15か
ら再生データ処理手段17により解析されて、必要に応
じて出力装置18からデータを出力させる。上記手順に
より、例えば、磁気テープ上に記録した時間のデータは
再生時に上記に示したように処理されて、表示装置に出
力される。
【0033】この動作により、付加データ転送用のバス
として専用バスではなく外部拡張バスを用いるので、マ
イクロプロセッサ1は別途入出力端子を必要とせず、ま
た、転送を制御するためのプログラムがいらなくなるの
で高速な処理が可能となる。また、マイクロプロセッサ
1は、必要に応じて自由に信号処理装置2から付加デー
タを読み書きすることができるので、マイクロプロセッ
サ1による付加データのリアルタイム処理が可能とな
り、信号処理装置2は従来よりも回路面積が少なくて済
む。
【0034】なお、本実施の形態では、制御レジスタと
画像音声データメモリと付加データメモリとを別々に構
成したが、これは本発明における本質には無関係であ
り、いかなる組み合わせで構成してもよい。また、本実
施の形態では、磁気テープを使ったディジタル記録再生
装置について説明したが、ディスクを使った場合にも同
様に実施可能である。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、信号処理
装置に外部拡張メモリモードを有するマイクロプロセッ
サの外部拡張バスを接続できる外部拡張バスインターフ
ェース回路を設けることにより、マイクロプロセッサは
信号処理装置に対して外部拡張メモリモードにて制御デ
ータ、付加データ、および画像音声データの高速大量転
送ができるようになり、マイクロプロセッサによる信号
処理装置内のディジタル信号処理回路の動作の詳細な制
御、付加データのリアルタイム処理が可能となり、ディ
ジタル信号処理回路の回路規模を小さくできる。また、
マイクロプロセッサと信号処理装置とでの画像音声デー
タの転送が可能となり、この画像音声データを用いたパ
ソコン等でのアプリケーションが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるディジタル記録再
生装置の構成を示すブロック図
【図2】DV方式ディジタルVTRのテープ記録フォー
マットを示す図
【図3】従来のディジタル記録再生装置の構成を示すブ
ロック図
【符号の説明】
1 マイクロプロセッサ 2 信号処理装置 5 外部拡張バス 11 入力装置 12 モード判別手段 15 データ転送手段 16 記録データ処理手段 17 再生データ処理手段 18 出力装置 21 ディジタル信号処理回路 22 制御レジスタ 23 画像音声データメモリ 24 付加データメモリ 27 外部拡張バスインターフェース回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三▲吉▼ 勉 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 玉木 克享 大阪府茨木市松下町1番1号 株式会社 エーヴィシー・テクノロジー内 (56)参考文献 特開 平6−268959(JP,A) 特開 平7−298112(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 20/10 301

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタルデータを記録再生する装置で
    あって、 外部拡張メモリモードを有するマイクロプロセッサと、 ディジタルデータの記録再生処理を行うディジタル信号
    処理回路と、前記ディジタル信号処理回路の動作を制御
    するための制御データを格納する制御レジスタと、前記
    マイクロプロセッサの外部拡張バスを接続できる外部拡
    張バスインターフェース回路とを設けた信号処理装置と
    を備え、前記マイクロプロセッサは、前記外部拡張バスを介して
    前記信号処理装置と接続され、前記制御レジスタを外部
    拡張メモリとして用いる外部拡張メモリモードにて、前
    記制御データの前記制御レジスタとの転送処理を前記外
    部拡張バスインターフェース回路を介して行う ことを特
    徴とするディジタル記録再生装置。
  2. 【請求項2】 制御データは、記録再生等の動作モード
    を示すモード情報と、信号処理装置で再生時に行われた
    処理結果の情報とを含むことを特徴とする請求項1記載
    のディジタル記録再生装置。
  3. 【請求項3】 画像音声データをディジタルデータとし
    て記録再生する装置であって、制御データは、1フレー
    ム内の絶対位置を示すトラック位置情報を含むことを特
    徴とする請求項1記載のディジタル記録再生装置。
  4. 【請求項4】 ディジタルデータを付加データとともに
    記録再生する装置であって、 外部拡張メモリモードを有するマイクロプロセッサと、 ディジタルデータおよび付加データの記録再生処理を行
    うディジタル信号処理回路と、前記ディジタル信号処理
    回路の処理過程において付加データを格納する付加デー
    タメモリと、前記マイクロプロセッサの外部拡張バスを
    接続できる外部拡張バスインターフェース回路とを設け
    た信号処理装置とを備え、 前記信号処理装置を前記外部拡張バスに接続し、前記マ
    イクロプロセッサが前記外部拡張バスインターフェース
    回路を介して前記付加データの前記付加データメモリと
    の転送処理を外部拡張メモリモードにて行うことを特徴
    とするディジタル記録再生装置。
  5. 【請求項5】 付加データは、記録媒体の先頭からの位
    置を示すトラック情報と、記録した時刻を示す時間情報
    と、検索用のデータを示すインデックス情報と、記録時
    間モードを示す記録モード情報とを含むことを特徴とす
    請求項4記載のディジタル記録再生装置。
  6. 【請求項6】 画像音声データをディジタルデータとし
    て記録再生する装置であって、 外部拡張メモリモードを有するマイクロプロセッサと、 画像音声データの記録再生処理を行うディジタル信号処
    理回路と、前記ディジタル信号処理回路の処理過程にお
    いて画像音声データを格納する画像音声データメモリ
    と、前記マイクロプロセッサの外部拡張バスを接続でき
    る外部拡張バスインターフェース回路とを設けた信号処
    理装置とを備え、 前記信号処理装置を前記外部拡張バスに接続し、前記マ
    イクロプロセッサが前記外部拡張バスインターフェース
    回路を介して前記画像音声データの前記画像音声データ
    メモリとの転送処理を外部拡張メモリモードにて行うこ
    とを特徴とするディジタル記録再生装置。
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