JP3290279B2 - トナー除去方法 - Google Patents

トナー除去方法

Info

Publication number
JP3290279B2
JP3290279B2 JP00124394A JP124394A JP3290279B2 JP 3290279 B2 JP3290279 B2 JP 3290279B2 JP 00124394 A JP00124394 A JP 00124394A JP 124394 A JP124394 A JP 124394A JP 3290279 B2 JP3290279 B2 JP 3290279B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
paper
weight
immersion tank
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP00124394A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07152290A (ja
Inventor
久代 深井
Original Assignee
有限会社ケントス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社ケントス filed Critical 有限会社ケントス
Priority to JP00124394A priority Critical patent/JP3290279B2/ja
Publication of JPH07152290A publication Critical patent/JPH07152290A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3290279B2 publication Critical patent/JP3290279B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning In Electrography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式を利用し
た乾式複写機やレーザプリンタ等によって所定の原稿パ
ターンのトナーが表面に定着したトナー定着済み用紙の
表面からトナーのみを除去して、トナー定着前の用紙の
みの状態に再生する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式を利用して乾式複写機やレ
ーザプリンタは、トナーを用紙の表面に定着させるこ
とによって所定の原稿を複写したり印刷したりすること
がきるようになっている。すなわち、これら乾式複写機
やレーザプリンタは、カーボンブラック等の顔料と、ア
クリル−スチレン共重合樹脂、ポリエステル樹脂等の熱
可塑性樹脂と、電荷制御剤と、分散用界面活性剤等とを
混練、粉砕,分級して調整されたトナーを、複写機やプ
リンター内で所定の原稿パターンを用紙の紙面に転写
し、トナー中の熱可塑性樹脂を加熱溶融させることで紙
面にトナーを定着させることで所定の原稿パターンを用
紙に定着させるようになっている。
【0003】したがって、一旦、複写や印刷された原稿
パターンは紙面に強固に定着しており、保存性に優れて
いる。一方、昨今は、地球の環境保護が全世界的に提唱
されており、再生紙の利用が図られるようになってきて
いるが、上述のようにトナー定着済み用紙(以下、「定
着紙」と記す)は、トナー中の樹脂成分を加熱等によっ
て溶融することでトナーが表面に定着されているので、
容易にトナーを剥離や除去することができない。
【0004】したがって、企業等では機密事項を抹消す
る意味で、定着紙をシュレッダー等で裁断して廃棄して
おり、資源の再生利用の観点からすると好ましいことで
はない。そこで、不要になった定着紙を溶剤に浸漬する
か、定着紙のトナー定着面に溶剤を噴霧あるいは塗布し
てトナー中の樹脂を溶解させ、さらに、トナーを洗浄,
吸引あるいは吸着等による方法で除去し、トナー定着前
の状態の用紙として再生する方法(特開平4−3003
95号公報参照)が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような再生方法では、トナー成分中の熱可塑性樹脂を四
塩化炭素やクロロホルム等の低沸点溶剤によって溶解さ
せるため、溶解後かなり強く洗浄・吸引などを行わない
と溶解した樹脂がカーボンブラック等の顔料とともに、
却って紙繊維に浸透して用紙自体を汚してしまい、再生
紙として利用できなくなる虞がある。
【0006】一方、洗浄・吸引等の強度を強めすぎる
と、紙質を傷め、やはり再生紙としての利用ができなく
なると言う問題もある。さらに、四塩化炭素やクロロホ
ルム等の低沸点溶剤は、毒性が強く作業環境の点でも問
題があるとともに、使用するにしたがって溶剤中に樹脂
および顔料が溶け込んでしまうため、頻繁に溶剤を交換
しないと、却って用紙を汚してしまうと言う問題があ
る。
【0007】そこで、本発明者は、特開昭63−317
567号公報や特開平2−267557号公報に提案さ
れているペイントやワニスなどを除去するための除去剤
を上記低沸点溶剤の代わりに用いてみたが、これら除去
剤では上記問題の解決には到らなかった。本発明は、こ
のような事情に鑑みて、用紙の紙質を劣化させることな
く、定着紙からトナーのみを確実にかつ綺麗に除去で
き、しかも、安全であるばかりでなく除去剤を何度でも
効率よく使用できるトナー除去方法を提供することを目
的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1に記載の発明(以下、「第1発明」
と記す)にかかるトナー除去方法は、二塩基性カルボン
酸ジエステルを15重量%以下と、グリコールモノエー
テル類およびピロリドン誘導体からなる群より選ばれた
少なくとも1種の助剤を1重量%以上と、残部が界面活
性剤および水とを少なくとも含み、二塩基性カルボン酸
ジエステルが水中に分散された除去剤を、浸漬槽に入れ
てトナー定着済み用紙の少なくともトナー定着面側を浸
漬槽中の除去剤に浸漬しながらブラッシング手段を介し
てトナー定着面をブラッシングしトナーを剥離する工
程、トナー除去済みの用紙を乾燥させる工程を備えてい
る構成とした。
【0009】また、請求項2に記載の発明(以下、「第
2発明」と記す)にかかるトナー除去方法は、二塩基
性カルボン酸ジエステルを15重量%以下と、グリコー
ルモノエーテル類およびピロリドン誘導体からなる群よ
り選ばれた少なくとも1種の助剤を1重量%以上と、残
部が界面活性剤および水とを少なくとも含み、二塩基性
カルボン酸ジエステルが水中に分散された除去剤を、浸
漬槽に入れてトナー定着済み用紙の少なくともトナー定
着面側を浸漬槽中の除去剤に浸漬しながらトナー定着面
に超音波を照射しトナーを剥離する工程、トナー除去済
みの用紙を乾燥させる工程を備えている構成とした。
【0010】なお、第1発明におけるブラッシング手段
としては、紙を傷めないものであれば、特に限定されな
いが、たとえば、羊毛,木綿,絹等の天然繊維や比較的
除去剤に侵されにくいポリエステル樹脂繊維、ポリエチ
レン樹脂繊維、ポリプロピレン樹脂繊維、フッ素樹脂繊
維等の超極細の合成繊維製のフェルト状ロールブラシを
紙面に対して回転させながら当てて剥離するようなもの
や、水流を紙面に当てながら剥離する水流ブラッシング
手段等が挙げられるが、ブラッシング手段として、ブラ
ッシングロールを用いる場合、このブラッシングロール
を用紙表面に押し当てながら用紙の進行速度と異なる回
転速度、特に用紙の進行方向に対してマイナスの回転速
度、すなわち、逆方向に回転するように設けることが好
ましい。
【0011】また、第2発明においては、超音波の周波
数を1KHz〜1MHz(特に好ましいくは、25〜5
0KHz)、出力を1mW/cm2 以上(好ましくは10
0mW/cm2 以上2KW/cm2 以下)とすることが好ま
しい。
【0012】二塩基性カルボン酸ジエステルとしては、
特に限定されないが、たとえば、シュウ酸,マロン酸,
アジピン酸,コハク酸,グルコン酸,クエン酸,酒石
酸,フタル酸等の二塩基性カルボン酸の低級アルキルジ
エステルで、室温での水に対する溶解度が低いもの(実
質的に1重量%以下のもの)が単独で、または2種以上
混合して使用できる。
【0013】また、二塩基性カルボン酸ジエステルの濃
度は、15重量%以下であれば、特に限定されないが、
5〜10重量%程度が特に好ましい。グリコールモノエ
ーテル類としては、特に限定されないが、たとえば、水
に対する溶解度が大きい、エチレングリコールモノメチ
ルエーテル,エチレングリコールモノエチルエーテル,
エチレングリコールモノブチルエーテル,3−メチル−
3−メトキシブタノール,ジエチレングリコールモノメ
チルエーテル,ジエチレングリコールモノブチルエーテ
ル,プロピレングリコールモノメチルエーテル,プロピ
レングリコールモノブチルエーテル等のグリコールのモ
ノアルキル(又はアリル)エーテル類(いわゆるセロソ
ルブ類)が挙げられる。
【0014】ピロリドン誘導体としては、特に限定され
ないが、たとえば、N−メチル−2−ピロリドン等が挙
げられる。また、助剤の濃度は、1重量%以上であれば
特に限定されないが、5〜20重量%程度が好ましい。
【0015】界面活性剤としては、除去剤の形態を水中
油滴型分散形態にすることができるものであれば、特に
限定されないが、たとえば、高級脂肪酸金属塩,アルキ
ルベンゼンスルホン酸の一価金属塩,高級アルコール硫
酸エステルの一価金属塩などのアニオン界面活性剤、ア
ルキレンオキサイド付加型(又は付加なし型)の高級ア
ルコールアルキルまたはアルキルエーテル,アルキレン
オキサイド付加型の高級脂肪酸,アルキレンオキサイド
付加型(又は付加なし型)のグリセリン,ソルビタン等
の多価アルコールエステルなどの非イオン界面活性剤、
第4級アンモニウム塩型,アミン塩型等のカチオン界面
活性剤から選択され、中でもアニオン界1活性剤と非イ
オン界面活性剤ならびにそれらの混合物が好ましい。
【0016】上記除去剤は、二塩基性カルボン酸ジエス
テル,助剤,界面活性剤および水を添加順序を問わず所
定の割合で混合し、高速羽根攪拌によって15分間程度
攪拌するだけ製造することができる。また、この除去剤
は、長時間放置していると、分離してくる場合がある
が、その場合は再び攪拌することで簡単に分散する。ま
た、除去剤は、浸漬槽中で20〜80℃程度(特に好ま
しくは30〜50℃)に加温しておくことが好ましい。
【0017】浸漬槽への複写済み複写紙の浸漬時間は、
紙質によっても若干異なるが、20〜40秒程度が好ま
しい。用紙の乾燥は、加熱乾燥や風乾によって行うこと
ができる。因に、加熱乾燥は、熱ロールや熱盤を接触さ
せる熱伝導方式、オーブンを利用した輻射熱方式、電気
炉を利用した熱対流方式、高周波加熱方式等により実施
できる。なお、加熱乾燥を行う場合、浸漬槽から引き上
げられたトナー除去済み用紙の表裏面に吸水性材料を押
し当てて予め水分を吸水性材料に吸水させて予備乾燥し
たのち、加熱乾燥するようにすることが好ましい。
【0018】吸水性材料としては、人工皮革、連続発泡
樹脂等が挙げられ、ローラ表面をこれらの素材で形成し
た吸水ローラとして使用することが一般的である。さら
に、第1発明および第2発明において、浸漬槽中の除去
剤を浸漬槽に連結された循環経路内を通して循環させる
とともに、循環経路の途中に設けたフィルターにより濾
過することが好ましい。
【0019】フィルターは、特に限定されないが、圧損
失の面から考慮すると、100〜200メッシュ程度の
粗さのものが好ましい。
【0020】
【作用】上記第1発明の構成によれば、定着紙が除去剤
中に浸漬されると、定着紙表面に定着したトナーがガム
状になって定着紙表面から剥離しやすい状態になる。そ
して、トナーが剥離しやすくなった状態になった定着紙
の紙面をブラッシング手段で軽くブラッシングすると、
用紙を傷めることなくトナーのみが用紙から簡単に剥離
する。
【0021】なお、ブラッシング手段としてロールブラ
シを使用し、このブラッシングロールを用紙に押し当て
ながら逆方向に回転させる構成とすれば、一旦剥離した
トナーは、用紙の進行方向に対して逆方向に掻き出され
用紙に再付着することを完全に防止される。最後に、乾
燥工程において加熱乾燥や風乾することによって用紙が
トナー定着前の状態になって再生される。なお、乾燥工
程において、加熱乾燥を行う場合、加熱乾燥の前に、予
備乾燥として吸水材料により用紙に含浸した除去剤を概
ね吸水除去する構成とすれば、加熱乾燥時に用紙の縮み
やしわの発生が防止される。
【0022】さらに、剥離されたトナーはガム状になっ
て、除去剤中に浮遊した状態になるため、浸漬槽中の除
去剤を循環路を介して循環させるとともに、循環途中に
おいて濾過するようにすることで、トナーのみを除去で
き、浸漬槽中の除去剤を常に綺麗な状態に保つことがで
き、除去剤の作用効果を長期間保持することができるよ
うになる。
【0023】一方、第2発明の構成によれば、第1発明
と同様に定着紙が除去剤中に浸漬されると、定着紙表面
に定着したトナーがガム状になって定着紙表面から剥離
しやすい状態になるが、超音波の照射により除去剤の定
着紙への浸透性が増しより剥離しやすい状態になる。し
かも、定着紙に超音波振動が起こり、この振動により用
紙を傷めることなくトナーのみを用紙から簡単に剥離で
きる。
【0024】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳しく説
明するが、本発明はこれにより限定されるものではな
い。図1は本発明にかかるトナー除去方法を実施するの
に用いる除去装置の1例を模式的にあらわしている。
【0025】図1に示すように、この装置Aは、貯槽1
と浸漬槽2とを備えている。貯槽1および浸漬槽2と
は、循環路3を介して連結されているとともに、それぞ
れ、内部に溜められた除去剤4を加温するヒータ5,5
を備えている。循環路3は、途中に循環ポンプ31およ
びフィルター32を備えていて、浸漬槽2および貯槽1
の除去剤4がこの循環路3を通って浸漬槽2と貯槽1と
の間を循環するようになっている。なお、図中、11は
再生紙トレイ、21は浸漬槽2中の除去剤4の濃度を測
定するセンサである。濃度センサ21は除去剤4の屈折
率や電気抵抗等を測定する方式のものが使用できる。
【0026】また、この装置Aは、浸漬槽2の前後に給
紙ローラ6,加熱ローラ7を備えるとともに、浸漬槽2
内部に剥離手段としてのブラッシングロール8が設けら
れ、このブラッシングロール8の前後に搬送ベルト9,
9が配設されている。なお、ブラッシングロール8は、
駆動回転式のものでもよいし従動回転式のものでも構わ
ない。回転方向も正逆いずれでもよい。
【0027】すなわち、この装置Aは、給紙ローラ6か
ら連続的に供給される定着紙10aを前方の搬送ベルト
9によって浸漬槽2へ送り込み、浸漬槽2内の除去剤3
中に浸漬させる。定着紙10a表面に定着したトナーの
バインダー樹脂は、浸漬槽2内に浸漬されると、膨潤あ
るいは溶解によってガム状になって定着紙10aから剥
離しやすい状態になる。
【0028】そして、この剥離しやすくなったトナー
を、ブラッシング手段としてのブラッシングロール8に
よって剥離して用紙10bのみにしたのち、この用紙1
0bを後方の搬送ベルト9によって浸漬槽2から引上げ
加熱ローラー7で乾燥したのち、再生紙トレイ11に回
収されるようになっている。また、除去剤4は、循環路
3に設けられた循環ポンプ31によって貯槽1と浸漬槽
2との間を循環するようになっているとともに、フィル
ター32によって濾過されるようになっているため、浸
漬槽2において剥離されたトナー成分は、フィルター3
2によって取り除かれ、きれいな除去剤4のみが貯槽1
に回収され、再び浸漬槽2に送られるようになってい
る。
【0029】したがって、浸漬槽2の除去剤4は、用紙
自体を汚すことがなくいつまでもきれいな状態で使用で
きるようになっている。図2 は本発明にかかるトナー
除去方法を実施するのに用いる除去装置の別例を模式的
にあらわしている。この装置Bは、浸漬槽2の入口側壁
面22を浸漬槽2内に送り込まれる定着紙10aと平行
に設けるとともに、この入口側壁面22に沿って超音波
発振器23を設け、この超音波発振器23から発生する
超音波を定着紙10aに照射して定着紙10aを超音波
振動させようになっている。なお、超音波発振器23と
定着紙10aの距離は、定着紙10aが超音波の節の部
分に当たるように設定されている。
【0030】この超音波振動によって、除去剤によって
膨潤したトナーが定着紙10aから剥離される。また、
超音波発信器23の後方、すなわち、紙の進行方向に
は、ガイドローラ25に続いて、ブラッシング手段とし
てのブラッシングロール81が設けられていて、定着紙
10aからより確実にトナーを除去できるようになって
いる。
【0031】なお、このブラッシングロール81は、紙
の進行方向(図2の矢印Y方向)に対して逆方向(図2
の矢印X方向)に回転するようになっている。すなわ
ち、ブラッシングロール81が紙の進行方向と同じ方向
へ回転するようになっていると、ブラッシングロール8
1によって定着紙10aから掻き落としたトナーが再付
着する虞がある。したがって、この装置Bでは、上記の
ように,ブラッシングロール81を用紙の進行方向と逆
方向へ回転させることよって定着紙10aから掻き落と
したトナーをブラッシングロール81の後方で用紙表面
に落下しないようにし、再付着を防止している。
【0032】しかも、図3 に示すように、このブラッ
シングロール81には、その表面に付着したトナーを除
去する除去手段82が設けられている。除去手段82
は、本体83とブレード84とから構成されている。本
体83は断面略扇型をしていて、多数の毛83aがブラ
ッシングロール81の回転方向と逆向きに向くように植
毛されており、回動軸83bを中心に回動するようにな
っている。そして、ブラッシングロール81が回転して
いる時には、毛83aがブラッシングロール81に当接
した状態で停止していて、ブラッシングロール81が回
転しない時(紙が送られてきていない時)には、本体8
3が鎖線で示すように、ブレード84方向へ回転し、ブ
レート84によって毛83aの部分が梳かれるようにな
っている。ブラッシングロール81に付着したトナーを
毛83aで掻き取るようになっている。
【0033】すなわち、毛83aは前述したように、ブ
ラッシングロール81の回転方向と逆向きに向くように
植毛されているので、一旦毛83aによって掻き取られ
たトナーは、毛83aの間に溜まり本体83から離脱せ
ず、紙表面に再び付着しないようになっている。そし
て、鎖線で示すように、本体83がブレード84方向へ
回転すると、毛83aがブレート84によってその順目
方向へ梳かれるため、毛83aの間に溜まったトナーが
綺麗に取り除けるようになっている。
【0034】また、浸漬槽2の出口側には、予備乾燥手
段として吸水ローラ24が上下に設けられていて、2つ
の吸水ローラ24で浸漬槽2から出てくる用紙10bを
上下から挟み込んで用紙10bに付着した除去剤を吸収
するようになっている。そして、吸水ローラ24に吸収
された除去剤は、図4に示すように、吸水ローラ24に
設けられたスクイズロール25で絞られるようになって
いる。
【0035】すなわち、この装置Bは、加熱乾燥する前
に、吸水ローラ24によって用紙に染み込んだ除去剤を
概ね取り除いたのち、加熱ローラ等の加熱手段によって
加熱乾燥するようになっている。したがって、加熱乾燥
により用紙の縮み等が防止できるようになっている。
【0036】(実施例1〜9および比較例1〜9) ポリスチレン−アクリル樹脂をバインダーとする黒色ト
ナーを一面に定着させた坪数64g/m2 の紙を表1お
よび表2に示す除去剤中にそれぞれ浸漬するとともに、
毛ブラシ(日本シール社製のナイロン6系ブラシ)で囲
繞されたマグネットバー(回転子)を紙面上で100rp
m の速度で回転させて所定時間後のトナーの剥離性を観
察した。その結果を表1および表2に処理温度および処
理時間と共に示した。
【0037】なお、表中、◎はよく剥離する、〇は剥離
する、△は少し剥離する、×は剥離しないをそれぞれあ
らわしている。また、各除去剤の組成は以下のとおりで
ある。
【0038】除去剤A(O/W型) 二塩基性カルボン酸ジエステル(アジピン酸ジエステル17%,グルタル酸ジ メチル66%,コハク酸ジメチル17%) ・・・ 10重量% 3−メチル−3−メトキシブタノール ・・・ 10重量% 有機酸エステル硫酸化物 ・・・ 6重量% ポリオキシアルキレンモノアルキルエーテル ・・・ 1.4重量% ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル ・・・ 1.3重量% 水 ・・・ 71.3重量%
【0041】除去剤B(O/W型) 二塩基性カルボン酸ジエステル(アジピン酸ジエステル17%,グルタル酸ジ メチル66%,コハク酸ジメチル17%) ・・・ 8重量% 3−メチル−3−メトキシブタノール ・・・ 8重量% 有機酸エステル硫酸化物 ・・・ 4.5重量% ポリオキシアルキレンモノアルキルエーテル ・・・ 1.0重量% ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル ・・・ 1.3重量% 水 ・・・ 76.9重量%
【0039】除去剤C(O/W型) 二塩基性カルボン酸ジエステル(アジピン酸ジエステル17%,グルタル酸ジ メチル66%,コハク酸ジメチル17%) ・・・ 5重量% 3−メチル−3−メトキシブタノール ・・・ 5重量% 有機酸エステル硫酸化物 ・・・ 3重量% ポリオキシアルキレンモノアルキルエーテル ・・・ 0.7重量% ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル ・・・ 0.8重量% 水 ・・・ 85.5重量%
【0040】除去剤D(O/W型) 二塩基性カルボン酸ジエステル(アジピン酸ジエステル17%,グルタル酸ジ メチル66%,コハク酸ジメチル17%) ・・・ 15重量% 3−メチル−3−メトキシブタノール ・・・ 15重量% 有機酸エステル硫酸化物 ・・・ 9重量% ポリオキシアルキレンモノアルキルエーテル ・・・ 2重量% ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル ・・・ 2.5重量% 水 ・・・ 56.5重量%除去剤E(O/W型) 二塩基性カルボン酸ジエステル(アジピン酸ジエステル17%,グルタル酸ジ メチル66%,コハク酸ジメチル17%) ・・・ 20重量% 3−メチル−3−メトキシブタノール ・・・ 20重量% 有機酸エステル硫酸化物 ・・・ 12重量% ポリオキシアルキレンモノアルキルエーテル ・・・ 2.6重量% ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル ・・・ 3.3重量% 水 ・・・ 42.1重量%
【0041】除去剤F(O/W型) 二塩基性カルボン酸ジエステル(アジピン酸ジエステル17%,グルタル酸ジ メチル66%,コハク酸ジメチル17%) ・・・ 8重量% N−メチル−2−ピロリドン ・・・ 8重量% 有機酸エステル硫酸化物 ・・・ 4.8重量% ポリオキシアルキレンモノアルキルエーテル ・・・ 1.0重量% ポリオキシエチ レンアルキルフェニルエーテル ・・・ 1.3重量% 水 ・・・ 76.9重量%除去剤G(O/W型) フタル酸ジエステル ・・・ 10重量% 3−メチル−3−メトキシブタノール ・・・ 10重量% 有機酸エステル硫酸化物 ・・・ 6重量% ポリオキシアルキレンモノアルキルエーテル ・・・ 1.4重量% ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル ・・・ 8.4重量% 水 ・・・ 64.2重量%
【0042】除去剤H(O/W型) フタル酸ジエステル ・・・ 5重量% 3−メチル−3−メトキシブタノール ・・・ 15重量% 有機酸エステル硫酸化物 ・・・ 3重量% ポリオキシアルキレンモノアルキルエーテル ・・・ 1重量% ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル ・・・ 5.7重量% 水 ・・・ 70.3重量%除去剤I(O/W型) フタル酸ジエステル ・・・ 15重量% エチレングリコールモノエチルエーテル ・・・ 15重量% 有機酸エステル硫酸化物 ・・・ 9重量% ポリオキシアルキレンモノアルキルエーテル ・・・ 2重量% ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル ・・・ 12.6重量% 水 ・・・ 46.4重量%
【0043】除去剤J(O/W型) フタル酸ジエステル ・・・ 8重量% 3−メチル−3−メトキシブタノール ・・・ 16重量% 有機酸エステル硫酸化物 ・・・ 4.8重量% ポリオキシアルキレンモノアルキルエーテル ・・・ 2重量% ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル ・・・ 7.4重量% 水 ・・・ 61.8重量%除去剤K(W/O型) フタル酸ジエステル ・・・ 5.3重量% 3−メチル−3−メトキシブタノール ・・・ 5.3重量% 有機酸エステル硫酸化物 ・・・ 3.2重量% ポリオキシアルキレンモノアルキルエーテル ・・・ 0.5重量% ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル ・・・ 6.0重量% 水 ・・・ 79.7重量%
【0044】除去剤L 二塩基性カルボン酸ジエステル(アジピン酸ジエステル17%,グルタル酸ジ メチル66%,コハク酸ジメチル17%) ・・・ 100重量%除去剤M クロロホルム ・・・ 100重量%除去剤N 3−メチル−3−メトキシブタノール ・・・ 100重量%
【0045】除去剤O N−メチル−2−ピロリドン ・・・ 100重量%除去剤P 二塩基性カルボン酸ジエステル(アジピン酸ジエステル17%,グルタル酸ジ メチル66%,コハク酸ジメチル17%) ・・・ 15重量% 3−メチル−3−メトキシブタノール ・・・ 85重量%除去剤Q 二塩基性カルボン酸ジエステル(アジピン酸ジエステル17%,グルタル酸ジ メチル66%,コハク酸ジメチル17%) ・・・ 8重量% 3−メチル−3−メトキシブタノール ・・・ 92重量%
【0046】除去剤R 二塩基性カルボン酸ジエステル(アジピン酸ジエステル17%,グルタル酸ジ メチル66%,コハク酸ジメチル17%) ・・・ 24.5重量% 水 ・・・ 74.45重量% メチルセルロース ・・・ 1.00重量% ポリオキシアルキレンモノアルキルエーテル ・・・ 0.5重量%
【0047】
【表1】
【0048】
【表2】
【0049】(実施例10〜13) ポリスチレン−アクリル樹脂をバインダーとする黒色ト
ナーを一面に定着させたOHP(オーバーヘッドプロジ
ェクタ)用紙(ポリエステル樹脂製)を表3に示す除去
剤中にそれぞれ浸漬するとともに、毛ブラシ(日本シー
ル社製のナイロン6系ブラシ)で囲繞されたマグネット
バー(回転子)を紙面上で100rpm の速度で回転させ
て所定時間後のトナーの剥離性を観察した。その結果を
表3に処理温度および処理時間と共に示した。
【0050】なお、表中、◎はよく剥離する、〇は剥離
する、△は少し剥離する、×は剥離しないをそれぞれあ
らわしている。また、各除去剤の組成は以下のとおりで
ある。
【0051】除去剤S(O/W型) 二塩基性カルボン酸ジエステル(アジピン酸ジエステル17%,グルタル酸ジ メチル66%,コハク酸ジメチル17%) ・・・ 8重量% 3−メチル−3−メトキシブタノール ・・・ 8重量% 有機酸エステル硫酸化物 ・・・ 4.5重量% ポリオキシアルキレンモノアルキルエーテル ・・・ 1.0重量% ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル ・・・ 1.3重量% トリエタノールアミン ・・・ 0.5重量% 水 ・・・ 76.4重量%
【0052】除去剤T(O/W型) 二塩基性カルボン酸ジエステル(アジピン酸ジエステル17%,グルタル酸ジ メチル66%,コハク酸ジメチル17%) ・・・ 5重量% 3−メチル−3−メトキシブタノール ・・・ 5重量% 有機酸エステル硫酸化物 ・・・ 3重量% ポリオキシアルキレンモノアルキルエーテル ・・・ 0.7重量% ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル ・・・ 0.8重量% トリエタノールアミン ・・・ 1.0重量% 水 ・・・ 84.5重量%除去剤U(O/W型) 二塩基性カルボン酸ジエステル(アジピン酸ジエステル17%,グルタル酸ジ メチル66%,コハク酸ジメチル17%) ・・・ 15重量% 3−メチル−3−メトキシブタノール ・・・ 15重量% 有機酸エステル硫酸化物 ・・・ 9重量% ポリオキシアルキレンモノアルキルエーテル ・・・ 2重量% ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル ・・・ 2.5重量% トリエタノールアミン ・・・ 1.0重量% 水 ・・・ 55.5重量%
【0053】
【表3】
【0054】(実施例14) 図2の装置Bを用意し、つぎの作業条件で定着紙からト
ナーを除去し、再生紙を得た。得られた再生紙は、しわ
もなく再利用に十分耐えるものであった。
【0055】 除去剤:上記除去剤B 除去剤の温度:35℃ 超音波発振器と定着紙との距離:3cm 超音波の周波数:46KHz 紙送り速度:10mm/秒 ブラッシングロールの周速度:−5mm/秒 加熱乾燥温度(表面温度):190℃ 定着紙:ポリスチレン−アクリル樹脂をバインダー と
する黒色トナーを一面に定着させた 坪数64g/m2
の紙
【0056】本発明にかかるトナーの除去方法は、上記
の実施例に限定されない。たとえば、上記の実施例で
は、超音波発振器が浸漬槽の入口付近に設けられていた
が、浸漬槽の中央部に設けても構わない。また、定着紙
の上方から超音波を照射するようにしても構わない。
【0057】
【発明の効果】本発明にかかる複写済み複写用紙表面か
らのトナー除去方法は、以上のように構成されているの
で、紙質を傷めることなく、トナー定着済み用紙からき
れいにトナーのみを除去することができ、用紙を何度で
も再生、再利用することができ、資源保護を図ることが
できる。また、前の原稿を痕跡なく除去できるので、機
密文書もシュレッダー等で裁断して廃棄する必要がなく
なる。
【0058】また、除去剤を循環路を介して循環させる
とともに、循環路の途中でフィルターによって剥離して
除去剤中に分散したトナーを除去するようにすれば、除
去剤が低コストで再生,再利用できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる複写済み複写紙表面からのトナ
ー除去方法を実施するのに用いる除去装置の1例をあら
わす模式図である。
【図2】本発明にかかる複写済み複写紙表面からのトナ
ー除去方法を実施するのに用いる除去装置の別例をあら
わす模式図である。
【図3】図2の除去装置のブラッシングロール部分を拡
大してあらわす図である。
【図4】図2の除去装置の予備乾燥手段の部分を拡大し
てあらわす図である。
【符号の説明】
2 浸漬槽 4 除去剤 8 ブラッシングロール(ブラッシング手段) 23 超音波発振器 81 ブラッシングロール(ブラッシング手段) 10a 定着紙(トナー定着済み用紙) 10b 用紙
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 21/00 G03G 21/00 570 - 578

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】二塩基性カルボン酸ジエステルを15重量
    %以下と、グリコールモノエーテル類およびピロリドン
    誘導体からなる群より選ばれた少なくとも1種の助剤を
    1重量%以上と、残部が界面活性剤および水とを少なく
    とも含み、二塩基性カルボン酸ジエステルが水中に分散
    された除去剤を、浸漬槽に入れてトナー定着済み用紙の
    少なくともトナー定着面側を浸漬槽中の除去剤に浸漬し
    ながらブラッシング手段を介してトナー定着面をブラッ
    シングしトナーを剥離する工程、トナー除去済みの用紙
    を乾燥させる工程を備えていることを特徴とするトナー
    除去方法。
  2. 【請求項2】二塩基性カルボン酸ジエステルを15重量
    %以下と、グリコールモノエーテル類およびピロリドン
    誘導体からなる群より選ばれた少なくとも1種の助剤を
    1重量%以上と、残部が界面活性剤および水とを少なく
    とも含み、二塩基性カルボン酸ジエステルが水中に分散
    された除去剤を、浸漬槽に入れてトナー定着済み用紙の
    少なくともトナー定着面側を浸漬槽中の除去剤に浸漬し
    ながらトナー定着面に超音波を照射しトナーを剥離する
    工程、トナー除去済みの用紙を乾燥させる工程を備えて
    いることを特徴とするトナー除去方法。
  3. 【請求項3】ブラッシング手段としてブラッシングロー
    ルを用い、このブラッシングロールを用紙に押し当てな
    がら用紙の進行速度と異なる回転速度で回転させる請求
    項1に記載のトナー除去方法。
  4. 【請求項4】超音波の周波数が1KHz〜1MHzであ
    る請求項2に記載のトナー除去方法。
  5. 【請求項5】浸漬槽中の除去剤を浸漬槽に連結された循
    環経路内を通して循環させるとともに、循環経路の途中
    に設けたフィルターにより濾過する請求項1ないし請求
    項4のいずれかに記載のトナー除去方法。
  6. 【請求項6】乾燥工程が浸漬槽から引き上げられたトナ
    ー除去済み用紙の表裏面に吸水性材料を押し当てて予め
    用紙に含浸された除去剤を吸水性材料に吸水させて予備
    乾燥したのち、加熱乾燥するようになっている請求項1
    ないし請求項5のいずれかに記載のトナー除去方法。
JP00124394A 1993-10-07 1994-01-11 トナー除去方法 Expired - Fee Related JP3290279B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00124394A JP3290279B2 (ja) 1993-10-07 1994-01-11 トナー除去方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5-251723 1993-10-07
JP25172393 1993-10-07
JP00124394A JP3290279B2 (ja) 1993-10-07 1994-01-11 トナー除去方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07152290A JPH07152290A (ja) 1995-06-16
JP3290279B2 true JP3290279B2 (ja) 2002-06-10

Family

ID=26334431

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP00124394A Expired - Fee Related JP3290279B2 (ja) 1993-10-07 1994-01-11 トナー除去方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3290279B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0940892A (ja) * 1995-07-27 1997-02-10 Ricoh Co Ltd 被記録材の再生方法及びそれに使用する画像除去促進液
WO1999047743A1 (en) * 1998-03-19 1999-09-23 Decopier Technologies, Inc. Method and apparatus for deinking paper
JP7043739B2 (ja) * 2017-04-24 2022-03-30 セイコーエプソン株式会社 処理方法およびシートの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07152290A (ja) 1995-06-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE4325681C2 (de) Bilderzeugungseinrichtung unter Verwendung eines entfärbbaren, löschbaren Färbemittels
US3995343A (en) Apparatus for processing a printing plate
JPH0744034A (ja) トナーの湿式定着方法
JP2745856B2 (ja) コピー紙の再生装置
JPH01101576A (ja) 複写用紙の再生方法とその装置
JP3290279B2 (ja) トナー除去方法
JP3313886B2 (ja) 被記録材の再生方法、再生装置および該再生方法に適した被記録材
EP1170343B1 (en) Infrared sensitive coating liquid
US6022423A (en) Method for deinking paper
JP2002506934A (ja) 紙のインキ抜きのための方法及び装置
JPH06208318A (ja) 再生装置
JP3266365B2 (ja) 画像保持支持体の再生装置
JPH06206358A (ja) Oa古紙再生装置
JP3111778B2 (ja) 記録体の再生装置
JP3077471B2 (ja) 記録体の再生装置
JP3325669B2 (ja) 画像支持体の再生方法
JPH0850431A (ja) コピー用紙再生装置
JP2519807B2 (ja) オ―バ―ヘッドプロジェクタ用フィルムの再生方法
CN101352286B (zh) 清洁毛刷及其刷毛处理方法
WO1990002975A1 (en) Process and apparatus for producing printing plates
CN213529963U (zh) 一种零污染排放的超声波清洗装置
JP4097463B2 (ja) 感光性樹脂凸版の現像方法、及び現像装置
JPH06273966A (ja) 画像保持支持体の再生方法
JPH06324602A (ja) 記録紙からの画像形成物質除去方法及びその装置
JPH05232738A (ja) 複写方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees