JP3287893B2 - スチームアイロン - Google Patents
スチームアイロンInfo
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Description
良に関する。
スをヒータで加熱し、アイロンベース温度がスチーム発
生に適した温度状態にあるときに自動復帰式のスチーム
スイッチをオン操作することにより操作している間スチ
ーム発生を行うものが知られている。
イロンではスチームスイッチから手を離せばスチームス
イッチが自動的にオフ復帰してスチームの発生が停止さ
れるが、例えばアイロンが転倒しそのときスチームスイ
ッチが何かに押された状態になると、スチームスイッチ
がオン状態に保持されてしまい加熱されたスチームが発
生し続けるという危険があった。また子供等がいたずら
してスチームスイッチを操作し続けるような事態が発生
しても加熱されたスチームが発生し続けることになり危
険であった。ところでアイロンの使用時にスチーム発生
を連続して行う時間は比較的短い。そこで本発明は、ス
チームスイッチのオン状態が長く続くとヒータ通電を停
止制御して安全性を確保できるスチームアイロンを提供
しようとするものである。
スをヒータで加熱するとともに自動復帰式のスチームス
イッチをオン操作することにより操作している間スチー
ム発生を行うスチームアイロンにおいて、スチームスイ
ッチのオン操作継続時間をカウントする時間カウント手
段と、この時間カウント手段が予め設定した時間以上を
カウントするとヒータへの通電を停止制御する制御手段
を設けたものである。
スイッチがオン操作されるとそのオン操作継続時間をカ
ウントし、もしそのカウント時間が予め設定した時間以
上になるとヒータへの通電を停止制御する。
する。
で、1はアイロン本体である。このアイロン本体1は、
例えばアルミダイカストで形成されたアイロンベース2
の上面に遮熱板3を設け、この遮熱板3の上面をカバー
4で覆い、このカバー4の上にハンドル5を取り付けて
なる。
まれているとともに、上面に気化室7が形成され、この
気化室7内がアイロンベース2の下面に設けられたスチ
ーム噴出孔8を介してその下面側に連通している。
られ、この通水継手9の一端側の上面に開口10が形成
され、この開口10の内側に押し棒11が形成され、こ
の押し棒11の上端部が開口10を通して通水継手9の
上方に突出している。前記通水継手9の内部には、前記
開口10に連通する流入部12と、この流入部12に対
して隔壁9aにより隔てられた流出部13とが形成され
ている。
が設けられ、この滴下ノズル14が前記気化室7内に突
出し、この滴下ノズル14を介して前記流出部13内が
気化室7内に連通している。
セット式に構成された水タンク16が着脱可能に設けら
れている。この水タンク16の底部には流出口17およ
び弁機構18が設けられ、前記弁機構18は支持体19
に摺動自在に支持された弁杆20の中間部に円板状の弁
体21を取り付け、この弁体21をスプリング22を介
して前記流出口17の配置側、つまり流出口17を閉塞
する方向に弾性的に付勢してなる。
に液密的に接続し、この状態で通水継手9の押し棒11
が弁杆20に当接して弁体21をスプリング22に抗し
て上方に押し上げ、これにより流出口17が開放状態に
保持され、水タンク16内に収容された水がこの流出口
17から開口10を通して通水継手9の流入部12内に
流入するようになっている。
口23が形成され、この注水口23に注水蓋24が設け
られ、この注水蓋24を開放して注水口23から水タン
ク16内に水を適宜注入することができるものである。
ブ27および支持板28が一体に形成され、これら支持
リブ27および支持板28を介して通水継手9に給水手
段としての電磁ポンプ29が取り付けられている。
0によりその上下面が保持され、前記ホルダー30の下
面がゴムなどの弾性材31を介して前記支持リブ27の
上面に支持され、前記ホルダー30の側面がゴムなどの
弾性材32を介して前記支持板28の側面に接合され、
この状態でホルダー30がねじ33により前記支持板2
8に締付固定されている。
5を、他端側の端面に排水口36を有し、前記排水口3
6が上方を、前記吸水口35が下方を向く起立状態で前
記ホルダー30を介して支持され、前記排水口36に逆
U字状の送水パイプ37が接続されている。そして前記
吸水口35が通水継手9の流入部12内に挿入され、前
記送水パイプ37の先端部が流出部13内に挿入され、
電磁ポンプ29の作動により前記流入部12内の水が吸
水口35から吸入され、この水が排水口36から送水パ
イプ37を通して流出部13内に供給されるようになっ
ている。
タなどからなる温度センサ40が設けられ、またハンド
ル5の内部に基板41が設けられ、この基板41の上に
姿勢センサ42が設けられている。
段によりアイロン本体1の姿勢、すなわちアイロン本体
1がほぼ水平に配置するときと、アイロン本体1がほぼ
垂直に配置するときとを検知し、アイロン本体1がほぼ
水平に配置するときには、アイロン掛けが実際に実行さ
れていると判断してその信号を出力し、またアイロン本
体1がほぼ垂直に配置するときには、アイロン掛けの合
間にアイロン本体1が床面に自立状態に載置され、実際
のアイロン掛けが一時的に休止されていると判断してそ
の信号を出力するものである。
ータを内蔵した制御部43、麻、綿、毛等の各種布地に
合わせてアイロンベース2の温度の設定を行なうととも
に温度設定状態をリセットする切モードを設定する温度
設定スイッチ44、スチーム発生を行わせる自動復帰式
のスチームスイッチ45、麻、綿、毛等の各種布地に合
わせた温度設定状況などを表示する複数のLED46お
よびブザー47が設けられ、前記温度設定スイッチ4
4、スチームスイッチ45、LED46がハンドル5の
上面に露出するように配置されている。
の要部回路を示し、商用交流電源51にリレー52の常
開接点52mを介して前記ヒータ6を接続するととも
に、全波整流回路53の入力端子を接続している。前記
全波整流回路53の出力端子間には第1、第2のFET
(電界効果形トランジスタ)54,55を直列に介して
前記電磁ポンプ29を接続している。
れ抵抗56,57を介して+VE 端子に接続するととも
にマイクロコンピュータ58の出力端子O1 に接続して
いる。
スタ59を介して前記リレー52を接続し、そのトラン
ジスタ59のベースを前記マイクロコンピュータ58の
出力端子O2 に接続するとともに抵抗60を介して+V
P 端子に接続している。前記トランジスタ59のベー
ス、エミッタ間には抵抗61が接続されている。
端子に接続するとともに他端を抵抗62を介して接地し
ている。そして前記スチームスイッチ45と抵抗62の
接続点を抵抗63を介して前記マイクロコンピュータ5
8の入力端子I1 に接続している。前記マイクロコンピ
ュータ58にはまた前記LED46が接続されている。
間カウント手段を構成するスイッチ押し続けカウンタ6
4を設けるとともに前I1 入力フラグメモリ65及びス
イッチ押し続けフラグメモリ66を設けている。
す前記スチームスイッチ45の検出制御を行うようにな
っている。この制御は、先ずS1 にて入力端子I1 の入
力がH(ハイ)レベルが否かをチェックし、Hレベルで
あれば、続いてS2 にて前I1 入力フラグメモリ65が
「0」か否かをチェックする。
ればS3 にて前I1 入力フラグメモリ65に「1」をセ
ットし、続いてS4 にてスチーム発生のための一連の制
御を行うスイッチ受付処理を行う。そしてスイッチ受付
処理が終了すると続いてS5 にてスイッチ押し続けフラ
グメモリ66のチェックを行う。またS2 にて前I1 入
力フラグメモリ65が「1」であれば、続いてS6 にて
スイッチ押し続けフラグメモリ66に「1」をセットす
る。
64の時間カウント値が予め設定したT1 秒以上か否か
をチェックし、T1 秒以上であればS8 にて出力端子O
2 にトランジスタ59をオフさせる信号を出力しヒータ
6のオフ制御を行うとともに温度設定を切モードにす
る。(制御手段)そしてS5 のスイッチ押し続けフラグ
メモリ66のチェック処理に移行する。またスイッチ押
し続けカウンタ64の時間カウント値がT1 秒未満であ
れば直ちにS5 のスイッチ押し続けフラグメモリ66の
チェック処理に移行する。
L(ロー)レベルであれば、続いてS9 にて前I1 入力
フラグメモリ65を「0」にし、スイッチ押し続けフラ
グメモリ66を「0」にし、かつスイッチ押し続けカウ
ンタ64のカウント値を0にする。そしてS5 のスイッ
チ押し続けフラグメモリ66のチェック処理に移行す
る。
のチェック処理ではスイッチ押し続けフラグメモリ66
に「1」がセットされていれば、S10にてスイッチ押し
続けカウンタ64をインクリメントしてS1 の処理に戻
り、またスイッチ押し続けフラグメモリ66が「0」で
あれば直ちにS1 の処理に戻る。
設定スイッチ44を操作して任意の布地温度に設定を行
うと、出力端子O2 にHレベル信号が出力する。これに
よりトランジスタ59がオン動作し、リレー52への通
電が開始される。
成し、ヒータ6への通電が開始される。ヒータ6への通
電によりアイロンベース2が加熱されその温度が上昇す
る。そして温度センサ40が設定した布地温度を検知す
ると出力端子O2 からの出力がLレベルとなり、トラン
ジスタ59がオフ動作する。こうしてリレー52への通
電が停止され、その常開接点52mが開放してヒータ6
への通電を停止させる。
てトランジスタ59がオン、オフ制御され、リレー52
の常開接点52mが開閉動作してヒータ6への通電が制
御されベース2の温度が設定した布地温度に略一定に保
持されることになる。またこのとき設定した布地に対応
したLED46が点灯する。
作すると、入力端子I1 の入力レベルがHレベルとなる
ので、前I1 入力フラグメモリ65に「1」がセットさ
れてスイッチ受付処理が行われる。
動パルスを出力し各FET54,55をスイッチング動
作する。これにより電磁ポンプ29が動作を開始し、通
水継手9における流入部12内の水が吸水口35を通し
て吸入され、さらに排水口36から送水パイプ37を通
して流出部13内に供給される。そして流出部13内の
水が滴下ノズル14を通して気化室7内に滴下し、この
水がベース2の熱で気化してスチームとなり、このスチ
ームがスチーム噴出孔8から外部に噴出する。
あると、スイッチ押し続けフラグメモリ66に「1」が
セットされ、スイッチ押し続けカウンタ64が時間カウ
ントを開始する。
ンタ64のカウント時間が予め設定されたT1 秒に達す
る前にスチームスイッチ45から手が離れてスイッチが
オフ状態に復帰するので、スチーム発生が停止され、ま
た前I1 入力フラグメモリ65及びスイッチ押し続けフ
ラグメモリ66の「1」のセット状態が0クリアされ、
さらにスイッチ押し続けカウンタ64が0クリアされ
る。このように通常の使用状態ではスチームスイッチ4
5をオン操作する毎にスチームがスチーム噴出孔8から
外部に噴出することになる。
アイロンが転倒してスチームスイッチ45が何かに押圧
されてオン状態を保持するような事態が発生したり、あ
るいは子供等がスチームスイッチ45をいたずらして操
作し続けるような事態が発生すると、スチームがスチー
ム噴出孔8から噴出し続けることになる。
イッチ押し続けカウンタ64のカウント時間が設定され
たT1 秒に達することになる。そしてカウンタ64のカ
ウント時間がT1 秒に達すると、直ちに出力端子O2 の
出力レベルがLレベルとなる。これによりトランジスタ
59がオフし、リレー52への通電が停止される。こう
してヒータ6への通電が停止される。またアイロンがあ
る設定された布地温度に基づく温度制御を行っているの
を切モードにリセットする。
44を一旦切モードに戻してから改めて設定の布地温度
に設定し直すような所定の操作を行わなければヒータ6
への通電が再開されなくなる。
使用状態とは異なり、比較的長い時間オン状態を継続す
るような場合にはヒータ6への通電が停止されるので、
アイロンベース2の温度が低下しスチーム温度が低下す
る。そしてやがてスチームの発生が停止される。こうし
て安全性が確保されることになる。
チームスイッチのオン状態が長く続くとヒータ通電を停
止制御して安全性を確保できるスチームアイロンを提供
できるものである。
を示す断面図。
Claims (1)
- 【請求項1】 アイロンベースをヒータで加熱するとと
もに自動復帰式のスチームスイッチをオン操作すること
により操作している間スチーム発生を行うスチームアイ
ロンにおいて、前記スチームスイッチのオン操作継続時
間をカウントする時間カウント手段と、この時間カウン
ト手段が予め設定した時間以上をカウントすると前記ヒ
ータへの通電を停止制御する制御手段を設けたことを特
徴とするスチームアイロン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00126493A JP3287893B2 (ja) | 1993-01-07 | 1993-01-07 | スチームアイロン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00126493A JP3287893B2 (ja) | 1993-01-07 | 1993-01-07 | スチームアイロン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06205895A JPH06205895A (ja) | 1994-07-26 |
JP3287893B2 true JP3287893B2 (ja) | 2002-06-04 |
Family
ID=11496601
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP00126493A Expired - Fee Related JP3287893B2 (ja) | 1993-01-07 | 1993-01-07 | スチームアイロン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3287893B2 (ja) |
-
1993
- 1993-01-07 JP JP00126493A patent/JP3287893B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH06205895A (ja) | 1994-07-26 |
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