JPH0441987Y2 - - Google Patents

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JPH0441987Y2
JPH0441987Y2 JP1986194935U JP19493586U JPH0441987Y2 JP H0441987 Y2 JPH0441987 Y2 JP H0441987Y2 JP 1986194935 U JP1986194935 U JP 1986194935U JP 19493586 U JP19493586 U JP 19493586U JP H0441987 Y2 JPH0441987 Y2 JP H0441987Y2
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JP
Japan
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water
wash
chamber
cold
hot water
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JP1986194935U
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JPS6398787U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の利用分野] この考案は、温水と冷水を切り換えてスプレー
するタイプのスプレー洗車機に関する。
[従来技術及びその問題点] 従来、この種の装置として例えば実公昭52−
15096号及び実開昭55−141587号の各公報に開示
されるものが知られている。
こうした従来装置では、温水と冷水との切り換
えを、温水装置における加熱手段のON/OFFに
のみによつて行なうため、切り換えの応答性が極
めて悪くまた無駄が多い不都合があつた。すなわ
ち、冷水から温水に切り換えると、切換当初は温
水装置内には冷水が貯えられており、加熱手段を
ある程度動作させた後でないと温水が得られな
い。また温水から冷水に切り換えると、加熱手段
の運転が止められる一方で、温水装置内に貯えら
れていた温水は冷水と共に排出されてしまうので
ある。
これに対し、例えば実開昭57−156185号公報に
見られるように貯水槽(冷水槽)と温水槽とを備
えて、冷水と温水とを別々に貯えて応答性良く切
り換えできる装置が知られている。しかし、こう
した装置では、洗浄水の使用量に応じた容量の貯
水槽と温水槽とをそれぞれ備えなければならず、
装置の大型化とコスト高が避けられない欠点があ
つた。
[問題点を解決するための手段] この考案は、こうした問題点に対処して成さ
れ、水室内に洗浄水を貯えこれを加熱する温水装
置と、該温水装置の水室における洗浄水流入部に
あつて、水室の水位以上の高さから洗浄水流入口
の下方へ延設され洗浄水流入口の周囲側方を他の
水室部分から仕切る仕切板と、該仕切板によつて
仕切られた洗浄水流入部以外の水室部分から取水
しポンプへ至る温水管路と、同洗浄水流入部より
取水しポンプへ至る冷水管路とを備えて、装置の
大型化や大幅なコスト高を招くことなく、冷水と
温水とを応答性良く切り換えられるように改良し
たスプレー洗車機を提供するものである。
[考案の実施例] 以下、その具体例を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案一実施例の構成説明図で、洗車
機本体1は、ホース2を介して水道等より給水を
受け、ホース3を延出させてスプレーノズル4を
設けている。スプレーノズル4には手元開閉弁5
が備えられ、使用者はスプレーノズルを手に持つ
て操作し自由に洗浄作業ができるように構成され
ている。
洗車機本体1の内部には、温水装置6及びポン
プ7が設けられ、互いに温水管路8及び冷水管路
9により接続されている。前記ホース2を介して
本体1内へ導入された水は温水装置6に一旦貯え
られ、ポンプ7の駆動に伴い温水管路8あるいは
冷水管路9により給水され、スプレーノズル4よ
り噴射される。
温水装置6は、バーナ10を臨ませた燃焼室1
1と、該燃焼室11を取り囲むよう形成される水
室12とから成つている。水室12は、大気に開
放され、前記ホース2よりボールタツプ13を介
して給水を受けており、その要部を第2図に示
す。水室12内に臨む洗浄水流入口14部分(以
下流入部16と呼ぶ)には仕切板15が設けられ
ている。この仕切板15は、ボールタツプ13に
より与えられる水室12の上限水位L以上の高さ
から下方へ延長され、前記流入部16の上下を除
く周囲側方を水室12に対し仕切るよう取り付け
られている。17は流入部16に備えられる受水
板で、洗浄水流入口14から吐出される水を受
け、そこに混在する気泡が受水板17より下方へ
至らぬよう機能する。24はサーミスタで、水室
12内の水温検出に用いられる。
水室12には、前記温水管路8及び冷水管路9
が接続し、冷水管路9は前記流入部16の受水板
17より下方に取水口18を臨ませている。1
9,20は温水管路8及び冷水管路9にそれぞれ
備えられる電磁弁である。
ポンプ7は、吸込側において前記温水管路8及
び冷水管路9と接続し、吐出側においては前記ホ
ース3と連通する吐出管路21と接続している。
22は吐出管路21に備えられるアンローダバル
ブで、スプレーノズル4において手元開閉弁5が
閉じられ、吐出管路21内に通常のポンプ吐出圧
より高い水圧が生じた時に開弁され、ポンプ7の
吐水を帰還路23へバイパスさせる。23は帰還
路23に設けられる圧力スイツチで、前記アンロ
ーダバルブ22が開弁され、帰還路23内に水流
が生じたのを検出する。
第3図は上記実施例の制御系を示すブロツク図
で、25は操作パネル、26はポンプ7の駆動回
路、27は電磁弁19,20を動作し流路を切り
換える流路切換回路、28はバーナ10の駆動回
路である。
操作パネル25は、洗車機本体1の前面に設け
られており、「温水」・「冷水」・「自動」の各モー
ドで洗車動作を与える運転キー29、水室12内
の水温を設定する水温調節ツマミ30及び電源ス
イツチ31が備えられている。ポンプ駆動回路2
6は、前記運転キー29−1〜3の押し下げに応
じてポンプ7を駆動い、「OFF」キー29−4に
より駆動を停止する。
流路切換回路27は、運転キー29が「温水」
モードの時に温水管路8の電磁弁19を開き、
「冷水」モードの時に冷水管路9の電磁弁20を
開くよう動作する。また「自動」モードの時に
は、前記圧力スイツチ32からの信号により、温
水管路8と冷水管路9を交互に開くように動作す
る。バーナ駆動回路28は、前記サーミスタ24
からの信号と、水温調節ツマミ30における設定
温度を比較し、その設定水温まで水室12内に水
を加熱するよう、バーナ10を駆動する。
以下、この実施例の動作を説明する。
操作パネル25において、電源スイツチ31が
ONされると、バーナ駆動回路28が通電状態と
なり、水温調節ツマミ30で与える設定水温に応
じてバーナ10を運転し、水室12内を設定水温
にまで加熱保持する。
運転キー29において、「温水」モードキー2
9−1が押されると、ポンプ駆動回路26を介し
てポンプ7が駆動されると共に、流路切換回路2
7では電磁弁19を開いて、水室12内の温水を
圧送する。この状態でスプレーノズル4において
手元開閉弁5が開かれると、温水スプレーが噴射
され洗浄が開始される。洗浄終了後、「OFF」キ
ー29−4が押されると、ポンプ7は停止され、
電磁弁19は閉弁状態に復帰される。
「冷水」モードキー29−2が押されると、ポ
ンプ7が駆動され、同時に電磁弁20が閉弁して
水室12の流入部16より吸水して、スプレーノ
ズル4より冷水が噴射される。こうして洗浄水が
噴射されるに伴いボールタツプ13より水室12
へ洗浄水が補給されるが、流入した洗浄水は前記
仕切板15によつて水室12内の温水との混合が
阻止されるため、「冷水」モードではその多くが
加熱されることなく冷水管路9へ吸入され、冷水
のままスプレーされる。
「自動」モードキー29−3が押されると、ポ
ンプ7が駆動されると共に電磁弁20が開弁し
て、まず冷水スプレーが開始される。冷水スプレ
ー実行の後、スプレーノズル4の手元開閉弁が
「開」から「閉」へ操作され、前記アンローダバ
ルブ23が開かれ、これを前記圧力スイツチ23
で検出すると、流路切換回路27を動作して、電
磁弁20を閉じ電磁弁19を開いて温水スプレー
のモードに切り換える。すなわち、「自動」モー
ドでは、圧力スイツチ23からの信号をモニタ
し、圧力スイツチがOFFからONに転じたのを検
出して流路を切り換えるよう動作し、スプレーノ
ズル4における手元開閉弁5の操作により、冷
水/温水を切り換えるよう操作ができる。
「考案の効果」 この考案は以上のように構成されるもので、温
水装置の水室における洗浄水流入部を他の水室部
分から仕切つて、流入した未加熱の洗浄水が温水
中に拡散されるのを防ぎ、仕切板を境に温水と冷
水とを分けて取水し応答性の良い冷水/温水の切
り換えができる。また、冷水スプレー中には、水
室内の温水が仕切板に仕切られて高温のまま保持
され無駄のない使用ができる。しかも、1つ水室
を仕切るだけの構成で温水と冷水との選択的取水
を可能とし、従来のように温水槽と冷水槽とを
別々に設ける必要もなく、小型で安価な装置が得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の構成説明図。第2図
は実施例の要部斜視図。第3図は実施例の制御系
を示すブロツク図。 1は洗車機本体、4はスプレーノズル、6は温
水装置、7はポンプ、8は温水管路、9は冷水管
路、12は水室、14は洗浄水流入口、15は仕
切板、17は受水板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 温水と冷水を切り換えてスプレーするタイプ
    のスプレー洗車機において、水室内に洗浄水を
    貯えこれを加熱する温水装置と、該温水装置の
    水室における洗浄水流入部にあつて、水室の水
    位以上の高さから洗浄水流入口の下方へ延設さ
    れ洗浄水流入口の周囲側方を他の水室部分から
    仕切る仕切板と、該仕切板によつて仕切られた
    洗浄水流入部以外の水室部分から取水しポンプ
    へ至る温水管路と、同洗浄水流入部より取水し
    ポンプへ至る冷水管路とを備えたことを特徴と
    するスプレー洗車機。 (2) 仕切板によつて仕切られた洗浄水流入部にお
    いて、冷水管路の取水口を洗浄水流入口より下
    方に設けると共に、洗浄水流入口から冷水管路
    取水口へ至る間に、洗浄水に混在する気泡の流
    下を阻止する受水板を設けたことを特徴とする
    請求項1記載のスプレー洗車機。
JP1986194935U 1986-12-18 1986-12-18 Expired JPH0441987Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986194935U JPH0441987Y2 (ja) 1986-12-18 1986-12-18

Applications Claiming Priority (1)

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JP1986194935U JPH0441987Y2 (ja) 1986-12-18 1986-12-18

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Publication Number Publication Date
JPS6398787U JPS6398787U (ja) 1988-06-27
JPH0441987Y2 true JPH0441987Y2 (ja) 1992-10-02

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5190172A (ja) * 1975-02-05 1976-08-07

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57156185U (ja) * 1981-03-25 1982-10-01
JPS57165553U (ja) * 1981-04-14 1982-10-19

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5190172A (ja) * 1975-02-05 1976-08-07

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JPS6398787U (ja) 1988-06-27

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