JP3287698B2 - 走査映像装置 - Google Patents

走査映像装置

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JP3287698B2 JP14166894A JP14166894A JP3287698B2 JP 3287698 B2 JP3287698 B2 JP 3287698B2 JP 14166894 A JP14166894 A JP 14166894A JP 14166894 A JP14166894 A JP 14166894A JP 3287698 B2 JP3287698 B2 JP 3287698B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被写体を走査して映像
化する走査映像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の走査型眼底鏡等の走査映像装置
は、被写体へ点状に照射した光束を走査しながら、反射
光束を照射光束と同じ光路を介して光電センサで受光
し、この受光信号をテレビモニタ上で映像化しており、
解像度やコントラストの優れた画像を得ることができ
る。
【0003】しかしながら従来例は、解像度が良いとい
う長所がある反面で、反射光束を照射光束と同じ光路か
ら取り出して光電センサで受光しているため、立体映像
を得ることができなかった。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】本発明の目的は、
上述の問題点を解消し、被検体を立体視し得る走査映像
装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の第1の発明は、被検体に光束を投影し且つ該光束で被
検体を走査するための走査光学系と、前記光束で走査さ
れた被検体からの反射光束を、前記走査光学系を介する
とともに被検眼の瞳上に分離した開口を形成する絞りを
介して瞳上の異なる領域から2光束を取り出し対応する
2つの光検出器で同時に受光する受光系と、前記2つの
光検出器からの信号により被検体の異なる視差を有する
左右の映像を同時形成する為の出力部とを有することを
特徴とする走査映像装置である。
【0006】また、第2の発明は、上述の第1の発明に
おいて、前記被検体は眼底であり、前記2光束を眼底に
略共役であり且つ前記投影光束の眼底上の広がりよりも
小さいピンホールを通して前記対応する2つの光検出器
で同時に受光することを特徴とする走査映像装置であ
る。
【0007】また、第3の発明は上述の第1の発明にお
いて、前記出力部は映像を動画でリアルタイムに形成す
ることを特徴とする走査映像装置である。
【0008】
【実施例】図1は、本発明の第1実施例を説明する図面
である。図中、1はレーザー光源、2はスリット開口、
3はリレーレンズ、4は光束を制限する絞り、5は中央
部に開口を有する穴開きミラー、6はリレーレンズ、7
は回転多面鏡は、8,9はリレーレンズ、10はガルバ
ノメトリックミラー、11はガルバノメトリックミラー
10を回転走査する回転手段、12は対物レンズであ
る。13は瞳上の異なる領域から2光束を取り出す絞り
であり、図2に示すような2つの開口を有する。14は
リレーレンズ、15はピンホール、16a,16bは、
光電センサー,17は信号処理器、18a,18bは、
映像表示手段、19a,19bは、ファインダーレンズ
である。また、Efは被検眼眼底、Epは、被検眼瞳で
ある。
【0009】絞り4,回転多面鏡7,ガルバノメトリッ
クミラー10は,被検眼瞳に共役に配置されており、回
転多面鏡6は、水平方向に(主走査)、ガルバノメトリ
ックミラー8は、垂直方向に(副走査)光束を走査す
る。スリット開口2、ピンホール15は、被検眼眼底に
共役であり、スリット開口2のスリットは、主走査方向
に長手方向を有する。絞り13の開口、光電センサー1
6a,16bは、主走査方向に光軸をはさんで偏心して
配置されている。
【0010】このような構成においてレーザー光源1を
発した光束は、スリット開口2のスリット部を照明す
る。このように照明されたスリット像はレンズ3、絞り
4の開口部、穴開きミラー5の開口部分、レンズ6を通
り、回転多面鏡7により、水平方向に主走査され、レン
ズ8、9を通り、ガルバノミラー10により垂直方向に
副走査され対物レンズ12を通り、被検眼瞳孔Epを通
って眼底Efにスリットを結像し、このスリットが眼底
を2次元的に走査する。このように照明された眼底から
の反射光束は、瞳孔Ep、対物レンズ12を通り、ガル
バノミラー10により反射され、レンズ9,8を通り、
回転多面鏡7により反射され、レンズ6を通り、穴開き
ミラー5の周辺部により下方に反射され,絞り13の開
口を通過して左右2光束に分割され、レンズ14,ピン
ホール15を通り、分割された2光束が対応する光電セ
ンサー16a,16bにそれぞれ達する。このように、
光電センサー16a,16bに達した光強度は電気信号
に変換され、信号処理器17に伝わる。この信号処理器
17で眼底走査中の各光電センサー16a,16bから
の出力が左右1組のビデオ信号に変換され、それぞれ動
画として映像表示手段18a,18bにリアルタイムに
表示される。検者は、ファインダーレンズ19a,19
bを通して、左右の目でそれぞれ映像表示手段、18
a,18bに表示された眼底像を観察する。この左右像
は被検眼瞳上の異なる方向より視差を持って眼底を観察
したものであるから、検者は立体的に眼底を観察するこ
とが出来る。
【0011】次に、立体観察の原理について、図3〜6
を用いて説明する。図3〜5は眼底での光束の入出射状
態を示す原理図、図6は瞳孔での光束断面を示す説明図
である。図6においてEpは被検眼瞳孔であり、Ei
は、眼底照明光の入射領域を表わし、Er,Elはそれ
ぞれ、眼底からの反射光束の出射領域を表わす。また、
図3〜5において、Piは、Eiより眼底を照明する光
束であり、15iは、ピンホール15の眼底投影像であ
る。Prは、眼底からの反射光束のうち、瞳上の領域E
r、ピンホール15を通過する光束である。またPl
は、眼底からの反射光束のうち瞳上の領域El、ピンホ
ール15を通過する光束である。図3〜5は、眼底の、
凹凸のある領域を走査する瞬間をとらえた図であり、図
3は、ピンホール15の結像面と眼底面が一致している
場合、図4は眼底面がピンホール15の結像面より奥に
ある場合、図5は眼底面がピンホール15の結像面より
手前にある場合である。図3より、ピンホール15の結
像面と眼底面が一致している場合には、光束Pr,Pl
は眼底の同じ部位からの反射光束であり、光電センサー
16a,16bは、同じ眼底部位からの反射光束を受光
することが解る。また図4、5より、眼底面がピンホー
ル15の結像面に対し奥または手前にある場合、光束P
r,Pl,は眼底の異なる部位からの反射光束であり光
電センサー16a,16bは異なる強さの信号を受光す
る。このように眼底面上で投影光束よりも(眼底投影像
が)小さいピンホールを介して受光することにより、眼
底面がピンホール結像面からずれている場合でも、双方
の検出器に信号を得ることができる。したがって、その
信号を元に信号処理器17が発生する映像信号には、視
差が生じ、検者は、これらの映像を、左右の目で観察す
ることにより、被検眼眼底を立体的に観察できるのであ
る。このようにピンホール15によって眼底上の受光対
象領域を照明領域より小さくすることにより、左右で明
るさが異なる、即ち視差のある映像が形成できる。
【0012】前記実施例においては、ピンホール15の
後に光電センサー16a,16bを配置したが、図7に
示すように、左右光束をそれぞれ独立にレンズ20a,
20b,ピンホール21a,21bを通して光電センサ
ー16a,16bで受光するようにしても良い。この場
合、光電センサー16a,16bの配置が、容易になる
という効果がある。
【0013】
【発明の効果】以上のように第1発明によって、被検体
を立体視し得る走査映像装置が実現され、簡単な構成で
コントラストの高い立体情報が得られるようになった。
【0014】また第2発明によって、被検眼眼底を正確
な視差で立体視し得る走査映像装置が実現され、簡単な
構成でコントラストの高い眼底の立体情報が得られるよ
うになった。
【0015】更に第3発明によって、このようなコント
ラストの高い立体情報を動画像としてリアルタイムに得
られるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る配置を表わす図で
ある。
【図2】絞り13の開口を表わす図である。
【図3】立体観察の原理を表わす図である。
【図4】立体観察の原理を表わす図である。
【図5】立体観察の原理を表わす図である。
【図6】瞳上での光束分離の様子を表わす図である。
【図7】本発明の第2の実施例に係るピンホール、レン
ズ受光素子の配置を表わす図である。
【符号の説明】
1 レーザー光源 2 スリット開口 3 リレーレンズ 4 絞り 5 穴開きミラー 6 リレーレンズ 7 回転多面鏡 8,9 リレーレンズ 10 ガルバノメトリックミラー 11 回転手段 12 対物レンズ 13 絞り 14 リレーレンズ 15 ピンホール 16a,16b 光電センサー 17 信号処理器 18a,18b 映像表示手段 19a,19b ファインダーレンズ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体に光束を投影し且つ該光束で被検
    体を走査するための走査光学系と、前記光束で走査され
    た被検体からの反射光束を、前記走査光学系を介すると
    ともに被検眼の瞳上に分離した開口を形成する絞りを介
    して瞳上の異なる領域から2光束を取り出し対応する2
    つの光検出器で同時に受光する受光系と、前記2つの光
    検出器からの信号により被検体の異なる視差を有する左
    右の映像を同時形成する為の出力部とを有することを特
    徴とする走査映像装置。
  2. 【請求項2】 前記被検体は眼底であり、前記2光束を
    眼底に略共役であり且つ前記投影光束の眼底上の広がり
    よりも小さいピンホールを通して前記対応する2つの光
    検出器で同時に受光することを特徴とする請求項1の走
    査映像装置。
  3. 【請求項3】 前記出力部は映像を動画でリアルタイム
    に形成することを特徴とする請求項1に記載の走査映像
    装置。
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JP5754878B2 (ja) * 2009-07-10 2015-07-29 キヤノン株式会社 眼科装置及びその作動方法
KR101924309B1 (ko) * 2011-12-20 2018-11-30 가부시키가이샤 니콘 기판 처리 장치, 디바이스 제조 시스템 및 디바이스 제조 방법

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