JPH0723908A - 走査映像装置 - Google Patents

走査映像装置

Info

Publication number
JPH0723908A
JPH0723908A JP5195216A JP19521693A JPH0723908A JP H0723908 A JPH0723908 A JP H0723908A JP 5195216 A JP5195216 A JP 5195216A JP 19521693 A JP19521693 A JP 19521693A JP H0723908 A JPH0723908 A JP H0723908A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
subject
scanning
reflected
mirror
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5195216A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshi Kobayakawa
嘉 小早川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP5195216A priority Critical patent/JPH0723908A/ja
Publication of JPH0723908A publication Critical patent/JPH0723908A/ja
Priority to US08/820,419 priority patent/US5847805A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
  • Eye Examination Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 被検体を立体観察を行い得る走査映像装置を
提供する。 【構成】 レーザー光源1からの光束は分割プリズム3
で2本の光束に分割され、フォーカスレンズ5、眼底Er
と共役な2孔絞り6を通り、回転多面鏡2、ガルバノメ
トリックミラー12で反射され、眼底Erの2点を照明す
る。ここでの反射光束は同じ光路を戻りレンズ9で反射
され、眼底Erと共役な2孔絞り14を通り、分離プリズ
ム18において眼底Erでの反射位置の異なる反射光束が
分離され、光電センサ19、20でそれぞれ受光され
る。回転多面鏡2、回転手段11の回転により、投影光
束は眼底Erにおいて二次元的に走査され、光電センサ1
9、20の受光信号から信号処理器21において視差を
生ずる2枚の画像が作成され、テレビモニタ2に映出さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被検体を走査して、映
像化する走査映像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
(1) 従来の走査型眼底鏡等の走査映像装置は、被検体へ
点状に照射した光束を走査しながら、反射光束を照射光
束と同じ光路を介して光電センサで受光し、この受光信
号をテレビモニタ上で映像化しており、解像度やコント
ラストの優れた画像を得ることができる。
【0003】(2) 従来の眼底カメラの合焦装置は、近赤
外光を指標光として眼底へ光束を投影し、ここでの反射
光束を光電センサで受光して、この受光信号に基づいて
撮像光学系のピント合わせを行い、可視光を発するスト
ロボで眼底を照明し、眼底像を撮影している。また、走
査式の眼底映像装置は、CRT等に映出された眼底像を
目視して、手動でピント合わせを行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
(イ) しかしながら従来例(1) は、解像度が良いという長
所がある反面で、反射光束を照射光束と同じ光路から取
り出して光電センサで受光しているため、立体映像を得
ることができないという欠点がある。
【0005】(ロ) 従来例(2) の眼底カメラは、ピント合
わせをする場合には近赤外光を使用し、撮影には可視光
を使用している。しかしながら、眼底の反射光束面は波
長によって深度が異なるため、従来例(2) においては、
撮影される部位に正確にピントが合わせられないという
問題点が生ずる。他方、走査式の眼底映像装置において
は、ピント合わせの自動化は行われていない。
【0006】本発明の第1の目的は、上述の問題点(イ)
を解消し、被検体を立体視し得る走査映像装置を提供す
ることにある。
【0007】本発明の第2の目的は、上述の問題点(ロ)
を解消し、簡単な構成で、眼の収差を補正して正確な合
焦を自動的に行い得る走査映像装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの第1の発明に係る走査映像装置は、被検体に2本の
投影光束を投影し、この投影光束を走査して被検体を照
明する照明光学系と、被検体に投影された前記2本の投
影光束の反射光束をそれぞれ異なる光電センサで受光す
る受光光学系とを有することを特徴とする。
【0009】また、第2の発明に係る走査映像装置は、
被検体に照明光を投影し、この光束を走査して被検体を
照明する走査光学系と、被検体での反射光束を受光する
受光光学系と、前記走査光学系を介して前記照明光と反
射光束を分割する光束分割部材と、照明光路及び反射光
路に設けた合焦レンズと、被検体と共役な位置に設けた
絞りと、該絞りを通った前記反射光束の光量に基づい
て、前記合焦レンズを駆動する制御手段とを有すること
を特徴とする。
【0010】
【作用】上述の構成を有する第1の発明に係る走査映像
装置は、被検体の隣接した2点に2本の投影光束を投影
し、この投影光束を走査して被検体の隣接2点での反射
光束をそれぞれ異なる光電センサで受光し、それぞれの
受光信号から視差のある2枚の画像を作成し、被検体を
立体視観察する。
【0011】また第2の発明に係る走査映像装置は、被
検体に共役関係にある絞りを通った被検体での反射光束
又は絞りを通らなかった被検体での反射光束に基づいて
合焦レンズを駆動して受光光学系のピント面を被検体に
合焦する。
【0012】
【実施例】本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明
する。図1は第1の実施例の構成図であり、レーザー光
源1から回転多面鏡2に至る光路01上には、分割プリズ
ム3、フォーカスレンズ4、分離プリズム5、2孔絞り
6から成るフォーカス系7、ハーフミラー8、レンズ9
が配置されている。回転多面鏡2の反射方向の光路02に
は、レンズ10、回転手段11に回転されるガルバノメ
トリックミラー12が配置され、ガルバノメトリックミ
ラー12の反射方向の光路03にはレンズ13が配置さ
れ、レンズ13に被検眼Eが対向している。
【0013】そして、ハーフミラー8の反射方向の光路
04には、2孔絞り14、レンズ15から成るフォーカス
系16、レンズ17、分離プリズム18が配置されてい
る。更に、分離プリズム18の反射方向の2本の光路上
にはそれぞれ光電センサ19、20が設けられ、光電セ
ンサ19、20の出力は信号処理器21、テレビモニタ
22に順次に接続されている。
【0014】ここで、眼底Erと共役な2孔絞り6、14
は互いに共役関係にある。それぞれフォーカスレンズ
4、レンズ15の焦点面に配置され、フォーカス系7、
16は連動機構23により光軸に沿って連動される。回
転多面鏡2とガルバノメトリックミラー12は被検眼E
の瞳孔Epと共役関係にあり、回転多面鏡2は紙面と垂直
方向に回転軸を有し、ガルバノメトリックミラー12は
この回転軸と直交する紙面上に回転軸を有している。ま
た、分離プリズム18はレンズ17の焦点面に位置し被
検眼Eの眼底Erと共役関係にある。
【0015】レーザー光源1からの光束は、分割プリズ
ム3で2本に分割され、フォーカスレンズ4、分離プリ
ズム5を通り2孔絞り6で結像されて整形され、ハーフ
ミラー8、レンズ9を通り回転多面鏡2で上方に反射さ
れ、レンズ10を通りガルバノメトリックミラー12で
左方に反射され、レンズ13を経て被検眼Eに入射し、
眼底Erの隣接した2点を点状に照射する。
【0016】眼底Erへの2本の投影光束は、瞳孔Epにお
いて図2に示すように投影光束La、Lbとなり、回転多面
鏡2の回転により主走査方向に走査され、ガルバノメト
リックミラー12の回転により主走査方向と略直交する
副走査方向に走査される。眼底Erでの反射光束は同じ光
路を戻り、ハーフミラー8で下方に反射され、2孔絞り
14で結像されて整形され、レンズ15で平行光束とさ
れてレンズ17を通り、分離プリズム18で再び2つの
点状の光束像として結像する。これらの光束像は、それ
ぞれ眼底Erでの反射位置の異なる反射光束に由来し、こ
れらの光束像の中点に分離プリズム18の頂点が位置す
るよう調整すると、2つの光束像は分離プリズム18に
より左右に反射され、それぞれ光電センサ19、20に
受光され、ここでの受光信号が信号処理器21に取り込
まれる。
【0017】回転多面鏡2とガルバノメトリックミラー
12の回転により、眼底Erが二次元的に走査されると、
光電センサ19、20からの信号から、異なる方向から
観察された2枚の眼底像Prが作成される。この2枚の眼
底像Prを偏光をかけて、図1に示すようにテレビモニタ
22上に交互に映出させ、偏光眼鏡で観察すると、眼底
像Prを立体視することができる。或いは、2枚の眼底像
Prを別々のテレビモニタに映出させて、両眼で立体視す
ることも可能である。
【0018】図1のテレビモニタ22には、或る瞬間の
2本の眼底Er上の投影光束の位置R1、R2が示されてい
る。このずれの方向は横方向でも縦方向でも問題にはな
らない。
【0019】眼底像Prのピント合わせをする場合には、
連動機構23を駆動する。連動機構23が駆動される
と、フォーカス系7、16が連動して光軸に沿って移動
され、2孔絞り6、14がフォーカスレンズ4、レンズ
15を介して眼底Erと共役とされ、眼底像Prのピントが
合わせられる。
【0020】この実施例では、眼底Erへの投影光束と、
眼底反射光束をハーフミラー8を用いて分離している
が、ハーフミラー8の代りに瞳孔Epと共役近傍に設けら
れた孔あきミラーを用いることもできる。この場合に
は、2本の投影光束La、Lbは孔あきミラーの開口部を経
て、瞳孔Epの2個所から眼底Erに2点として投影され
る。反射光束は瞳孔Ep全体から取り出され、孔あきミラ
ーのミラー部で光路O4方向へ反射される。なお、投影側
の2孔絞り6は省略することもできる。
【0021】図3は角膜内皮、角膜実質内を観察する走
査型眼底鏡に適用した第2の実施例の構成図であり、8
個の反射部を有する回転多面鏡31から分離プリズム3
2に至る光路上には、集光レンズ33、2孔絞り34が
配置され、分離プリズム32の反射方向の2本の光路上
には、それぞれ光電センサ35、36が配置され、回転
多面鏡31の反射方向の光路上には対物レンズ37が配
置されている。ここで、2孔絞り34は集光レンズ33
の焦点面に配置されている。
【0022】図示しない光源からの2本の投影光束La、
Lbは、回転多面鏡31の第1の反射部31aに左方から
入射して下方に反射され、対物レンズ37の左方を通
り、被検体Sの異なる2点へ投影される。回転多面鏡3
1が回転されると、投影光束La、Lbが左右方向に移動し
被検体Sが走査される。ここでの反射光束は、対物レン
ズ37の右方を通り、回転多面鏡31の第1の反射面3
1aと直交する第2の反射部31bで反射され、集光レ
ンズ33を通り2孔絞り34で結像される。2本の反射
光束は分離プリズム32で異なる方向に反射され、光電
センサ35、36でそれぞれ受光され、光電センサ3
5、36のそれぞれの受光信号に基づいて視差を生ずる
2枚の一次元画像が作成されるので、被検体Sの立体観
察が行うことができる。
【0023】ここで、2本の投影光束La、Lbはレーザー
光のような細いビーム光であり、投影光束La、Lbの上下
方向のずれが、被検体Sでの反射位置の左右方向のずれ
を生ずる。ビーム状の2本の投影光束La、Lbの代りに被
検体S面で紙面と垂直な平面内に拡がりを持つ2本の投
影光束を用いることもできる。この場合には、2孔絞り
34の代りに2本のスリットを切ったスリット絞りを用
い、被検体Sでの反射光束がスリット絞りで結像される
ように、受光用のセンサとして2個の一次元CCDをス
リット絞りと同じ方向に配置する必要がある。2個の一
次元CCDのそれぞれの受光信号から一次元の画像が得
られるので、回転多面鏡31を回転して被検体Sの走査
を行うと、二次元の画像を作成することができる。
【0024】図4は走査系の変形例であり、回転多面鏡
31の代りにガルバノメトリックミラー41を用いて投
影光束を走査している。ガルバノトリックミラー41の
下方には対物レンズ42を介して被検体Sが配置され、
上方には反射部43a、43bを有するプリズム43が
設けられている。
【0025】ガルバメトリックミラー41の右方から入
射した投影光束は、ガルバノメトリックミラー41で下
方に反射され、対物レンズ42の右方を通り、被検体S
の異なる2点へ投影される。ここでの反射光束は対物レ
ンズ42の左方を通り、プリズム43の左右の反射部4
3a、43bでそれぞれ反射され、ガルバノメトリック
ミラー41に上方から入射し、左方へ反射され図示しな
い光電センサで受光される。
【0026】ガルバノメトリックミラー41を紙面内で
回転しても、投影光束は左右方向に走査されるが、光電
センサ19、20への反射光束の入射角度は変化しない
ため、2本の光束を被検体Sに投影する場合には、受光
光学系中に被検体Sと共役な位置に2孔絞りを配置すれ
ば、被検体Sでの反射光束が分離されて、それぞれ2方
向に設けた光電センサで受光することができる。
【0027】図5は第3の実施例の構成図を示し、レー
ザー光源51から走査ミラー52に至る光路05上には、
絞り53、フォーカスレンズ54、孔あきミラー等の分
割部材55、2枚の同一な円柱レンズから成るクロスシ
リンダレンズ56、レンズ57が配置され、走査ミラー
52の反射方向の光路06上にはレンズ58、走査ミラー
59が配置され、走査ミラー59の反射方向の光路07上
にはレンズ60が配置されている。
【0028】分割部材55の反射方向の光路O8上には、
ミラー61、フォーカスレンズ62、開口部の周囲に環
状に反射鏡を設けた絞り63、光電センサ64が配置さ
れ、絞り63の反射方向の光路09上にはレンズ65、光
電センサ66が配置されている。更に、光電センサ6
4、66の出力は信号制御手段67に接続され、信号制
御手段67の出力は、テレビモニタ68、フォーカスレ
ンズ54、62を光軸に沿って連動する連動機構69、
クロスシリンダレンズ56を回転する駆動手段70にそ
れぞれ接続されている。
【0029】ここで、走査ミラー52、59は紙面内に
回転軸を有し、分割部材55と共に瞳孔Epと共役関係に
ある。なお、走査ミラー52、59は凹面ミラーで構成
するとフィールドレンズのように集光作用を持たせるこ
とができる。
【0030】レーザー光源51からの光束は、絞り53
の開口部、フォーカスレンズ54、分割部材55の開口
部、クロスシリンダレンズ56、レンズ57を通り、走
査ミラー52で上方へ反射され、レンズ58を通り走査
ミラー59で左方へ反射され、レンズ60を経て被検眼
Eの眼底Erに投影される。この投影光束は走査ミラー5
2、59の回転により、眼底Er上で二次元的に走査され
る。眼底Erでの反射光束は同じ光路を戻り、分割部材5
5、ミラー61でそれぞれ反射され、フォーカスレンズ
62を通り、絞り63で2方向に分割される。
【0031】ここで、絞り63の開口部を通った光束は
光電センサ64で受光され、絞り63の開口部の周囲で
反射された光束はレンズ65を経て光電センサ66で受
光される。光電センサ64、66の受光信号は信号制御
手段67に取り込まれ、光電センサ64の信号に基づい
て眼底像Prが作成され、テレビモニタ68へ十字型のカ
ーソルCaと共に映出される。
【0032】このカーソルCaは図示しないマウス等の操
作により、テレビモニタ68上を移動自在とされてい
る。検者は眼底Erの観察すべき部位にカーソルCaを合致
させ、この位置を入力すると、信号制御手段67により
連動機構69、駆動手段70が駆動され、フォーカスレ
ンズ54、62、クロスシリンダレンズ56が調整され
て、指定された眼底Erの部位についてピント合わせ及び
乱視の補正が行われる。このときの連動機構69、駆動
手段70の駆動信号は、カーソルCaで指定された部位に
投影光束が走査された時点の光電センサ64、66の受
光信号が、信号制御手段67に取り込まれて作成され
る。
【0033】眼底像のピント合わせを行う場合には、光
電センサ64の受光光量が最大になるように、連動機構
69の駆動信号が作成される。この駆動信号が連動機構
69に出力されると、フォーカスレンズ54、64が光
軸に沿って連動され、絞り53、63の開口部が同時に
眼底Erと共役とされ、受光光学系のピント面が眼底Erに
合致する。
【0034】乱視の補正を行う場合には、光電センサ6
6にCCD等を用いて、その受光光束の形状から被検眼
Eの円柱度数が求められ、駆動手段70の駆動信号が作
成される。光電センサ66には絞り53の開口部及び反
射鏡からの光束が、図6に示すようにそれぞれ開口部像
Pa、反射鏡像Pmとして受光される。
【0035】被検眼Eが正視眼であり、上述したように
受光光学系のピント面が眼底Erと合っていれば、絞り5
3、63の開口部が共役であるため、光電センサ66に
は反射鏡像Pmは受光されない。一方、被検眼Eに乱視が
ある場合には、光電センサ66には楕円状の反射鏡像Pm
が受光される。
【0036】この楕円の程度が円柱度数の大きさを表
し、信号制御手段67において反射鏡像Pmの形状が解析
され、この反射鏡像Pmが正円になるように、駆動手段7
0の駆動信号が作成され、クロスシリンダレンズ56が
回転される。クロスシリンダレンズ56の回転軸は、反
射鏡像Pmの主経線方向に向けられ、2枚の円柱レンズが
互いに逆方向に回転され、円柱度数が挿入されて、乱視
の補正が行われる。反射鏡像Pmの形状を解析する場合に
は、光電センサ66全体の受光信号を信号制御手段67
に取り込んでもよく、或いは特定経線方向の光束のみを
取り込むようにすることもできる。
【0037】この実施例では、クロスシリンダレンズ5
6で乱視の補正を行っているが、代りに円柱レンズを光
軸に沿って移動させて、円柱度数を挿入し乱視の補正を
行うことができる。乱視の補正を行わない場合には、光
電サンサ66は用いずに光電センサ64を用い、光量が
最大になるようにフォーカスレンズ54、62を駆動し
て合焦させてもよい。
【0038】図7に示すように、クロスシリンダレンズ
56がレーザー光源51からの投影光束を円柱レンズの
凸面で集光するように配置されると、円柱レンズ面での
反射光束は円柱レンズの凸面で集光され、分割部材55
の開口部に戻るため、光電センサ64、66で受光され
ずに済むので、高画質の眼底像Prを得ることができる。
なお、クロスシリンダレンズ56は分割部材55の左側
に配置されているが、右側に配置することもでき、分割
部材55の両側に円柱レンズとクロスシリンダレンズを
配置してもよい。
【0039】図8は図5に示す第3の実施例の光路08、
09に配置された受光光学系の変形例を示し、絞り63で
光束を分割する代りにハーフミラー71が用いられてい
る。ハーフミラー71の後方には絞り72、撮像用の光
電センサ73が設けられている。また、ハーフミラー7
1の反射方向には乱視補正用のCCD等の光電センサ7
4が配置されている。
【0040】フォーカスレンズ62を経た眼底反射光束
は、ハーフミラー71で2方向へ分割される。ハーフミ
ラー71を透過した光束は絞り72を経て光電センサ7
3へ受光され、ハーフミラー71で反射された光束は光
電センサ74で受光される。光電センサ73の受光信号
に基づいて眼底像Prが合成され、フォーカスレンズの位
置が調整される。一方、光電センサ74の受光信号から
光電センサ74での光束形状が解析され、挿入すべき円
柱度数が決定され、クロスシリンダレンズが回転されて
乱視の補正が行われる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように第1の発明に係る走
査映像装置は、被検体の隣接した2点に2本の投影光束
を投影光束し、ここでの反射光束をそれぞれ異なる光電
センサで受光光学系するようにしたため、視差を生ずる
2枚の画像が得られるので、走査式の映像装置において
も被検体の立体観察が行い得る。
【0042】第2の走査映像装置は、眼底反射光束のう
ち絞りを通った光束或いは通らなかった光束に基づい
て、受光光学系のピント合わせを行うようにしたため、
ピント合わせを行う際と、撮影を行う際は、同一の光束
を用いているので、正確な合焦が行い得る。また、合焦
レンズに円柱レンズを用いれば被検眼の収差を補正する
ことも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の構成図である。
【図2】ハーフミラーの代りに孔あきミラーを用いた場
合の瞳孔での投影光束及び反射光束の説明図である。
【図3】第2の実施例における走査光学系の構成図であ
る。
【図4】走査光学系の変形例の構成図である。
【図5】第3の実施例の構成図である。
【図6】光電センサに受光される絞りの開口部像と反射
鏡像の説明図である。
【図7】分割部材とレンズの配置関係の説明図である。
【図8】受光光学系の変形例の構成図である。
【符号の説明】
1、51 レーザー光源 2、31 回転多面鏡 3 分割プリズム 5、18、32 分離プリズム 6、14、34 2孔絞り 7、16 フォーカス系 12、41 ガルバノメトリックミラー 19、20、35、36、64、66、73、74 光
電センサ 21 信号処理器 22、68 テレビモニタ 52、59 走査ミラー 53、63 絞り 56 クロスシリンダレンズ 67 信号制御手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体に2本の投影光束を投影し、この
    投影光束を走査して被検体を照明する照明光学系と、被
    検体に投影された前記2本の投影光束の反射光束をそれ
    ぞれ異なる光電センサで受光する受光光学系とを有する
    ことを特徴とする走査映像装置。
  2. 【請求項2】 被検体に照明光を投影し、この光束を走
    査して被検体を照明する走査光学系と、被検体での反射
    光束を受光する受光光学系と、前記走査光学系を介して
    前記照明光と反射光束を分割する光束分割部材と、照明
    光路及び反射光路に設けた合焦レンズと、被検体と共役
    な位置に設けた絞りと、該絞りを通った前記反射光束の
    光量に基づいて、前記合焦レンズを駆動する制御手段と
    を有することを特徴とする走査映像装置。
  3. 【請求項3】 前記合焦レンズは光軸に沿って移動自在
    な可動レンズとした請求項2に記載の走査映像装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記合焦レンズを駆動
    する請求項2に記載の走査映像装置。
  5. 【請求項5】 前記合焦レンズは2枚の可動な円柱レン
    ズとした請求項2に記載の走査映像装置。
  6. 【請求項6】 前記反射光束を検出する検出手段を設
    け、前記制御手段は前記検出手段において検出された前
    記反射光束の光束形状に基づいて前記合焦レンズを駆動
    する請求項2に記載の走査映像装置。
  7. 【請求項7】 前記2本の投影光束は投影系の2個所か
    ら発し、被検体上で隣接した2点又は2本の光束とした
    請求項1に記載の走査映像装置。
JP5195216A 1993-07-12 1993-07-12 走査映像装置 Pending JPH0723908A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5195216A JPH0723908A (ja) 1993-07-12 1993-07-12 走査映像装置
US08/820,419 US5847805A (en) 1993-07-12 1997-03-26 Scan imaging device for forming a stereoscopic image of the eye

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5195216A JPH0723908A (ja) 1993-07-12 1993-07-12 走査映像装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0723908A true JPH0723908A (ja) 1995-01-27

Family

ID=16337400

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5195216A Pending JPH0723908A (ja) 1993-07-12 1993-07-12 走査映像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0723908A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001333885A (ja) * 2000-03-22 2001-12-04 Canon Inc 眼科撮影装置
JP2009523539A (ja) * 2006-01-20 2009-06-25 クラリティ メディカル システムズ インコーポレイテッド 連読波面センサ
US7916375B2 (en) 2007-08-24 2011-03-29 Canon Kabushiki Kaisha Optical scanning apparatus and method for adjusting the same
JP2011244917A (ja) * 2010-05-25 2011-12-08 Topcon Corp 走査型レーザ撮影装置
JP2013248260A (ja) * 2012-06-01 2013-12-12 Canon Inc 撮影装置、制御方法及びプログラム
JP2015221091A (ja) * 2014-05-22 2015-12-10 株式会社トプコン 眼科装置
JP2018196822A (ja) * 2018-09-25 2018-12-13 株式会社トプコン 眼科装置
JP2018196823A (ja) * 2018-09-25 2018-12-13 株式会社トプコン 眼科装置
DE102018118352A1 (de) * 2018-07-30 2020-01-30 Carl Zeiss Meditec Ag Ophthalmologisches Operationsmikroskop

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001333885A (ja) * 2000-03-22 2001-12-04 Canon Inc 眼科撮影装置
JP2009523539A (ja) * 2006-01-20 2009-06-25 クラリティ メディカル システムズ インコーポレイテッド 連読波面センサ
US7916375B2 (en) 2007-08-24 2011-03-29 Canon Kabushiki Kaisha Optical scanning apparatus and method for adjusting the same
JP2011244917A (ja) * 2010-05-25 2011-12-08 Topcon Corp 走査型レーザ撮影装置
JP2013248260A (ja) * 2012-06-01 2013-12-12 Canon Inc 撮影装置、制御方法及びプログラム
JP2015221091A (ja) * 2014-05-22 2015-12-10 株式会社トプコン 眼科装置
DE102018118352A1 (de) * 2018-07-30 2020-01-30 Carl Zeiss Meditec Ag Ophthalmologisches Operationsmikroskop
US11147447B2 (en) 2018-07-30 2021-10-19 Carl Zeiss Meditec Ag Ophthalmic surgical microscope
JP2018196822A (ja) * 2018-09-25 2018-12-13 株式会社トプコン 眼科装置
JP2018196823A (ja) * 2018-09-25 2018-12-13 株式会社トプコン 眼科装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5847805A (en) Scan imaging device for forming a stereoscopic image of the eye
JP4231146B2 (ja) 眼底カメラ
US5894337A (en) Eye fundus examining apparatus
JPH06142044A (ja) 眼科測定装置
JP2011147612A (ja) 眼科撮影装置
JP6734642B2 (ja) 眼科装置
JP2017169671A (ja) 眼科撮影装置
JPH0723908A (ja) 走査映像装置
CN113939220A (zh) 眼科装置及断层图像生成装置
WO2019138916A1 (ja) 眼底撮影装置
JP5209552B2 (ja) 眼科撮影装置
US5663781A (en) Apparatus for the examination of objects and the determination of topography
JP2017148097A (ja) 眼科撮影装置
US6304723B1 (en) Retinal camera
JPH0833610A (ja) 眼科撮影装置
JP2000116602A (ja) 眼底カメラ
JP2019118720A (ja) 眼底撮影装置
JP2000135200A (ja) 検眼装置
JP3617705B2 (ja) 角膜内皮細胞撮影装置
JP2000197607A (ja) 検眼装置
JPH08206079A (ja) 眼科装置
JP3287698B2 (ja) 走査映像装置
JP2023015417A (ja) 走査型眼底撮影装置
JP4164199B2 (ja) 眼科測定装置
JP3423447B2 (ja) 眼底カメラ