JP5754878B2 - 眼科装置及びその作動方法 - Google Patents

眼科装置及びその作動方法 Download PDF

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Description

本発明は、被検眼の眼底を撮影する眼科装置及びその作動方法に関するものである。
従来、眼科医療の現場においては、立体撮影による手法を用いて眼底画像を立体的に把握して眼底の検査を行っている。通常の眼底の立体撮影は、眼底カメラ本体を左右方向に僅かに移動し、2枚の視差の異なる眼底画像を撮影し、この2枚の眼底画像を左右に並べて裸眼、又は偏光眼鏡等を用いて立体観察を行う。
しかし、裸眼で立体視する方法は或る程度の熟練を要するため、うまく観察することができない場合も多い。一方、偏光眼鏡を用いる方法は、装置の構造が複雑化する問題点を有している。
また、眼底カメラ本体を左右方向に移動して、2枚の眼底画像を撮影するには、それぞれの位置合わせを行い2回の撮影を実施する必要があり、通常の眼底後極部の静止画撮影と比較すると手間が掛かるという問題点がある。
これらの問題点に対して、特許文献1に示す眼底カメラにおいては、本体を左右方向にずらして撮影した複数枚の画像を所定時間間隔で連続して表示することにより、眼底画像の立体視を可能とすることが開示されている。
また、特許文献2に示す眼底カメラにおいては、1回のシャッタ釦操作により複数回の撮影動作を連続的に行い、かつ撮影動作毎に撮影絞りの位置を移動し、眼底カメラ本体を移動することなく2枚の視差を有する画像を取得している。
特開2003−024279号公報 特開2007−209433号公報
眼底画像の撮影方法として、蛍光剤を用いて被検眼の血管の走行状態を検査する蛍光撮影という撮影方法がある。蛍光撮影においては、被検眼の眼底画像上の血流の変化をリアルタイムで確認することにより、血管の破れや血液が流れ難い部分を確認することができる。また、立体観察を行うことにより、更に血流の変化をより詳細に確認することが可能となる。
しかし、特許文献1に示す眼底カメラにおいては、眼底カメラ本体を左右方向にずらして撮影を行う必要があると共に、撮影後の画像を一旦保存した後に再生するため、リアルタイムで確認を行うことができない。
また、特許文献2に示す眼底カメラにおいては、所定時間内において所定数の眼底画像を取得することしかできず、任意のタイミングで眼底画像の取得と立体観察を行うことができない。
更に、特許文献1、2に示す眼底カメラにおいては、眼底カメラ或いは撮影絞りを左右方向のみに移動して画像を取得しているため、水平な血管に対しては視差情報を得ることができず、立体観察ができないという問題を有している。
本発明の目的は、上述の問題点を解消し、眼底上の凹凸の立体観察を可能とする眼科装置及びその作動方法を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係る眼科装置は、
照明光学系を介して照明した被検眼の動画像と静止画とを取得するための共通の撮像手段が設けられる観察撮影光学系の光路において前記被検眼と光学的に略共役な位置に設けられ、前記被検眼の動画像の取得中に移動可能な動画用絞りと前記動画用絞りの径より大きい径を有する静止画用絞りとを有し、前記静止画用絞りと前記動画用絞りとのうちいずれか一方が前記光路に挿入されている場合には他方は前記光路から退避される絞り手段と、
前記動画用絞りを光軸と交差する面で移動させる絞り駆動手段と、
前記動画像から、前記面における水平方向以外の視差を有する複数の画像を取得する取得手段と、を有する。
また、別の本発明に係る眼科装置は、
被検眼の動画像の取得中に移動可能な動画用絞りを有する絞り手段と、
前記動画用絞りを光軸と交差する面で移動させる絞り駆動手段と、
前記動画像から、前記面における水平方向以外の視差を有する複数の画像を取得する取得手段と、
前記取得された複数の画像に基づいて、距離画像を生成する画像処理手段と、
前記生成された距離画像に基づいて前記被検眼の三次元画像を表示手段に表示させ、前記三次元画像と前記取得された複数の画像のうち少なくとも一つとを並べて前記表示手段に表示させる表示制御手段と、を有する。
本発明に係る眼科装置及びその作動方法によれば、例えば眼底上で水平な血管に走行する血管についても視差を有する画像を取得し、立体観察を行うことができる。
眼底カメラの構成図である。 眼底カメラの撮影絞りユニットの概略構成図である。 静止画眼底蛍光像を撮影する動作フローチャート図である。 動画眼底蛍光像を撮影する動作フローチャート図である。 撮影絞りを回転した場合の絞り孔位置を示す概略図である。 モニタ画面の説明図である。 モニタ画面の説明図である。 モニタ画面の説明図である。
本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
図1は本実施例1における眼底カメラの構成図を示している。眼底カメラの筐体1内の観察用光源2から被検眼Eに対応して配置された対物レンズ3に至る照明光学系が設けられている。その光路O1上には、コンデンサレンズ4、撮影用光源5、リレーレンズ6、ミラー7、リング状の開口を有する絞り8、光路に挿脱自在で所定波長の励起光のみを透過させるための励起フィルタ9、リレーレンズ10、孔あきミラー11が配列されている。また、観察用光源2には定常光を発するハロゲンランプ等が用いられ、撮影用光源5にはストロボ光源等が用いられている。
孔あきミラー11の後方には観察撮影光学系が設けられている。この光路O2上には、光路O2に挿脱自在で所定波長の蛍光のみを透過する濾過フィルタ12、合焦レンズ13、撮影レンズ14、可動ミラー15、ミラー16、眼底マスク絞り17、フィールドレンズ18、ミラー19が順次に配列されている。ミラー19の反射方向には、レンズ20a〜20cから成る結像レンズ群20、撮像手段であるデジタルカメラ21の撮像面が配列されている。また、被検眼Eの瞳と光学的に共役な位置である結像レンズ群20のレンズ20aとレンズ20bの間には、光路O2内で移動自在な撮影絞りユニット22が配置されている。
また、可動ミラー15の反射方向のファインダ光学系の光路O3上には、ミラー23、フィールドレンズ24、接眼レンズ25が配列されている。
デジタルカメラ21の出力は制御部26に接続され、この制御部26には筐体1の外部に設けられた表示手段であるモニタ27、画像記録手段である画像保存用メモリ28、キーボード29が接続されている。キーボード29は被検眼Eに照射する光量等の眼底カメラの動作に関する設定を選択、入力するために使用されると共に、画像保存用メモリ28に保存された眼底像のモニタ27への表示を操作する。
本実施例における眼底カメラは、励起フィルタ9及び濾過フィルタ12の作用により、被検眼Eの眼底Erに投射された励起光によって生ずる蛍光をデジタルカメラ21で撮影することが可能となる。励起フィルタ9、濾過フィルタ12を共に光路中に挿入することにより眼底蛍光像の観察、撮影を行い、光路外に離脱させることにより可視反射光による眼底像の観察、撮影を行うことができる。
また、制御部26には図示しない制御線によって可動ミラー15、励起フィルタ9、濾過フィルタ12の駆動用モータ、撮影スイッチ等が接続されており、制御部26の制御により、動作がなされる。
デジタルカメラ21は制御部26の制御により、眼底像の撮影が制御されると共に、撮影画像を制御部26を介してモニタ27、画像保存用メモリ28に出力する。
図2は撮影絞りユニット22の構成図を示しており、撮影絞りユニット22内には、第1の撮影絞りであり撮影中に固定の静止画撮影用の撮影絞り31と、第2の撮影絞りであり撮影中に可動の動画撮影用の撮影絞り32が内蔵されている。そして、撮影絞り32には絞り孔33が開口されると共に、撮影絞り32はモータ34により光軸を中心に回転運動するようにされている。また、撮影絞りユニット22全体はギア35を介してモータ36に接続され、モータ34、36は制御部26に接続されている。
撮影絞り32はモータ34の駆動によりL1の回転方向に移動可能であり、光軸に直交する平面上で往復移動させることができる。また、撮影絞りユニット22はギア35を介してL2の水平方向に移動可能であり、モータ36の駆動により静止画撮影用の撮影絞り31と、動画撮影用の撮影絞り32に切換えが可能となっている。
静止画撮影用の撮影絞り31の径は、動画撮影用の撮影絞り32の絞り孔33よりも大きくされており、静止画撮影時は動画撮影時の1回の撮影よりも広い範囲を撮影可能となっている。また、撮影絞り32の径は、撮影絞り31の径よりも大きくされており、撮影絞り32をL1の回転方向に1回転させた撮影範囲が、撮影絞り31を用いた静止画撮影時よりも広くなるようになっている。
図3は静止画眼底蛍光像を撮影する場合の動作フローチャート図である。撮影動作が開始されると、先ずステップS1において可動ミラー15を光路O2に挿入する。この動作により眼底像がファインダ光学系の光路O3を経て接眼レンズ25に表示される。次に、ステップS2において照明光学系O1に励起フィルタ9を挿入し、ステップS3において光路O2に濾過フィルタ12を挿入し、ステップS4において撮影絞りユニット22の静止画撮影用の撮影絞り31を挿入する。この動作により、静止画眼底蛍光像の観察、撮影が可能となり、ステップS5において観察用光源2を点灯する。
観察用光源2を出射した光束は、光路O1のコンデンサレンズ4、撮影用光源5、リレーレンズ6を通過し、ミラー7において反射される。ミラー7において反射された反射光は、絞り8、励起フィルタ9、リレーレンズ10を通過し孔あきミラー11の周辺で反射し、対物レンズ3、被検眼Eの瞳Epを通り眼底Erを照明する。眼底Erで反射された眼底像は、光路O2の対物レンズ3、孔あきミラー11の孔部を通り、濾過フィルタ12、合焦レンズ13、撮影レンズ14を通過し、可動ミラー15で反射され光路O3に至る。光路O3では、ミラー23で反射されフィールドレンズ24、接眼レンズ25を介して操作者により観察される。
そして、操作者はステップS6において、上述の経路を経てファインダ光学系の光路O3の接眼レンズ25に表示された眼底画像を観察しながらアライメントを行い、アライメントがなされるとステップS7に進み、図示しない撮影スイッチを押す。
ステップS7において撮影スイッチが押されると、ステップS8において可動ミラー15を光路O2から退避させ、ステップS9においてデジタルカメラ21のシャッタを開き、ステップS10で撮影用光源5を発光させる。
ステップS11において、デジタルカメラ21のシャッタを閉じ、ステップS12において、デジタルカメラ21から撮影した撮影画像を取得する。続いて、ステップS13において、ステップS12において取得した撮影画像をモニタ27に表示した後に、ステップS14において画像保存用メモリ28に撮影画像を保存し、処理を終了する。
図4は動画眼底蛍光像を撮影する場合の動作フローチャート図を示し、図3に示す静止画眼底像撮影におけるステップS1〜S8までの動作と同様のため、説明は省略する。
ステップS8までのアライメントの後に、ステップS21においてモータ36を駆動することにより、撮影絞りユニット22の動画撮影用の撮影絞り32を光路O2に挿入する。この動作により、静止画撮影用の撮影絞り31は光路O2から退避し、動画撮影が行うことができる。次に、ステップS22において、観察用光源2により眼底蛍光像を撮影可能となるようにデジタルカメラ21の感度を高感度に変更した後に、ステップS23においてデジタルカメラ21による動画撮影を開始する。
ステップS24において、動画のフレームレートに合わせ、1フレーム分の撮影時間を待つ。なお、この待ち時間は動画フレームレートが30コマ/秒の場合には1/30秒となる。そして、ステップS25において、撮影絞り32をモータ34の駆動によって既定角度回転させる。回転させる角度は、例えば動画フレームレートが30コマ/秒で、かつ1秒で撮影絞り32を1回転させる場合には1フレーム当りの回転角度を12度とする。
撮影絞り32の回転によって、図5に示すように絞り孔33が(a)から(f)のように回転移動し、撮影絞り32が1回転することで(a)の位置に戻る。
ステップS26において、撮影絞り32が1回転したか否かを判断し、未だ1回転していないと判断された場合にはステップS24に戻る。また、撮影絞りが1回転したと判断された場合には、ステップS27に進み、撮影スイッチが押されたままか否かの判断を行い、押されたままと判断された場合にはステップS24に戻る。ステップS27において撮影スイッチが押されていないと判断された場合には、ステップS28に進みデジタルカメラ21による動画立体撮影を終了する。
続いて、ステップS29において、デジタルカメラ21から撮影した動画情報を取得した後に、ステップS30において画像保存用メモリ28に撮影動画像を保存し、処理を終了する。
図6は動画立体眼底蛍光像を画像保存用メモリ28から選択して表示する際のモニタ27の画面を示し、モニタ27には動画立体眼底蛍光像を表示する画像表示欄41及び動画立体眼底蛍光像の記録時間を表示する表示欄42が表示されている。
モニタ27には、動画再生時間を設定する開始時間入力欄43、終了時間入力欄44が設けられている。また、モニタ27の画面下部には、開示時刻、終了時刻を設定する時間軸を示す時間表示軸45が表示され、時間表示軸45上には開始時間を示す矢印46、終了時間を表す矢印47が表示されている。更に、モニタ27には動画を再生制御するための再生釦48、一時停止釦49、停止釦50が表示されている。また、モニタ27には画像表示欄41に表示された画像の一部を拡大表示するための拡大釦51が表示されている。
動画再生を開始する時間を設定するには、開始時間入力欄43の入力領域にキーボードから数字を入力するか、或いは時間表示軸45上の矢印46をスライドさせる方法で開始時間を略指定する。また、動画再生を停止する時間の設定においても、開始する時間の設定と同様に、終了時間入力欄44にキーボードを用いて数字を入力したり、時間表示軸45上の矢印47をスライドさせることにより終了時間を略指定する。開始時間、終了時間に指定された値は、撮影絞り32が1回転する期間の撮影絞り32の移動周期を移動周期単位として調整、設定される。再生釦48、一時停止釦49、停止釦50をキーボードの特定のキーに対応させることで、キーボードからの入力によって動画像の再生が制御可能となる。
図6に示す状態において、再生釦48に対応するキーを入力することで、動画立体眼底蛍光像の設定された特定の範囲を繰り返し再生することができる。
眼底カメラにおいて、撮影絞り32の絞り孔33を光軸を中心として回転させながら動画撮影を行うことにより、水平、垂直を含めた複数の角度から眼底Erを撮影した画像を得て、眼底Er上の凹凸の立体視が可能となる。このため、水平方向以外の視差を持つ凹凸画像をも立体視可能となり、水平方向のみの画像では得ることのできない画像上の水平な血管についても立体表示が可能である。
拡大釦51は画像表示欄41に表示された画像を拡大表示するための釦であり、この拡大釦51をキーボードの特定のキーに対応させることで、キーボードからの入力によって表示画像を拡大することが可能となる。また、キーボードの特定のキーに対応して画像の表示範囲を移動可能に構成することで、画像内の特定の領域を拡大表示し、より詳細に観察可能となる。
このように、絞り孔33を図2のL1の回転方向に移動した場合には、回転方向に視点を移動した動画像が得られる。また、モータ34、36を連動して駆動し、絞り孔33を水平方向に往復移動させることによって、主に水平方向に視点を移動した動画像を得ることも可能となる。
なお、撮影絞り32は図5に示すように回転方向に移動するようにしたが、装置構成を簡略化するためにモータ34を用いずに、モータ36を駆動することによって、絞り孔33をL2の水平方向にのみ往復移動させるようにしてもよい。
実施例1においては、動画眼底蛍光像の再生は撮影時と同一のフレームレートで行っているが、再生時のフレームレートを変更することによって、立体像を得易くする、或いは各フレームを詳細に観察することが可能となる。
図7は動画眼底蛍光像の再生時のフレームレートを撮影時とは異なる値に変更できるように構成した場合のモニタ27の画面を示している。なお、図6と同一の機能を有する部位については同一の番号を付している。
本実施例2においては、モニタ27に動画撮影時のフレームレートを表示する表示欄61と、動画再生時のフレームレートを入力、設定する入力欄62が設けられている。観察者が動画再生停止中にキーボード29を用いて入力欄62に動画再生時のフレームレートを入力し、動画再生を開始することで、入力されたフレームレートで表示可能となる。
実施例1、2においては、撮影を行った動画眼底蛍光像をそのままモニタ27に表示させているが、動画の複数のフレームを組としてそれぞれの画像の画素の視差を計算して、距離画像を生成し、モニタ27に表示するようにすることも可能である。
距離画像の生成は、モータ34の駆動によって絞り孔33を図2のL1の回転方向に移動した画像を撮影した場合に、絞り孔33が光軸に対して180度対向した位置の画像を対として公知の手法で三次元座標データを演算取得させることで行う。
図8は本実施例3におけるモニタ27の画面を示し、生成した距離画像を基にした三次元画像の斜視図を表示している。モニタ27の左半分の表示欄71には、画像生成に使用した画像の内の代表とする代表画像を表示させる。この代表画像は画像生成に使用した画像の内のフレーム番号が最小のもの等を使用する。また、モニタ27の右半分の表示欄72には生成した距離画像から得られる三次元眼底像を示している。
なお、少なくとも2組の角度を変えた画像を使用し、これらの画像の180度の対角位置の画像同士の組み合わせによる1対の画像によって、複数の距離画像を取得する画像処理手段の結果を基に、より正確な三次元画像を生成することができる。
2 観察用光源
5 撮影用光源
9 励起フィルタ
12 濾過フィルタ
21 デジタルカメラ
22 撮影絞りユニット
26 制御部
27 モニタ
28 画像保存用メモリ
31、32 撮影絞り
33 絞り孔
34、36 駆動モータ
41 画像表示欄
42、61、71、72 表示欄
43 開始時間入力欄
44 終了時間入力欄
45 時間表示軸
46、47 矢印
48 再生釦
49 一時停止釦
50 停止釦
51 拡大釦
62 入力欄

Claims (20)

  1. 照明光学系を介して照明した被検眼の動画像と静止画とを取得するための共通の撮像手段が設けられる観察撮影光学系の光路において前記被検眼と光学的に略共役な位置に設けられ、前記被検眼の動画像の取得中に移動可能な動画用絞りと前記動画用絞りの径より大きい径を有する静止画用絞りとを有し、前記静止画用絞りと前記動画用絞りとのうちいずれか一方が前記光路に挿入されている場合には他方は前記光路から退避される絞り手段と、
    前記動画用絞りを光軸と交差する面で移動させる絞り駆動手段と、
    前記動画像から、前記面における水平方向以外の視差を有する複数の画像を取得する取得手段と、
    を有することを特徴とする眼科装置。
  2. 前記絞り駆動手段は、前記動画用絞りを前記光軸の周りで回転させることを特徴とする請求項1に記載の眼科装置。
  3. 前記絞り駆動手段により前記動画用絞りを移動させている間、前記動画像を取得する動画像取得手段と、
    前記動画像を表示手段に表示させる表示制御手段と、
    を有することを特徴とする請求項1あるいは2に記載の眼科装置。
  4. 前記複数の画像に基づいて、距離画像を生成する画像処理手段と、
    前記距離画像に基づいて、前記被検眼の三次元画像を表示手段に表示させる表示制御手段と、
    有することを特徴とする請求項1あるいは2に記載の眼科装置。
  5. 前記表示制御手段は、前記複数の画像のうち少なくとも一方と、前記三次元画像とを並べて前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項4に記載の眼科装置。
  6. 被検眼の動画像の取得中に移動可能な動画用絞りを有する絞り手段と、
    前記動画用絞りを光軸と交差する面で移動させる絞り駆動手段と、
    前記動画像から、前記面における水平方向以外の視差を有する複数の画像を取得する取得手段と、
    前記取得された複数の画像に基づいて、距離画像を生成する画像処理手段と、前記生成された距離画像に基づいて前記被検眼の三次元画像を表示手段に表示させ、前記三次元画像と前記取得された複数の画像のうち少なくとも一つとを並べて前記表示手段に表示させる表示制御手段と、
    を有することを特徴とする眼科装置。
  7. 前記被検眼を照明する照明光学系と、
    前記被検眼を観察及び撮影する観察撮影光学系と、を有し、
    前記絞り手段は、前記観察撮影光学系の光路における前記被検眼と光学的に略共役な位置に設けられることを特徴とする請求項6に記載の眼科装置。
  8. 前記観察撮影光学系の光路に設けられ、前記被検眼の動画像と静止画とを取得するための共通の撮像手段を有し、
    前記絞り手段は、前記動画用絞りの径より大きい径を有する静止画用絞りを有し、前記静止画用絞りと前記動画用絞りとのうちいずれか一方が前記光路に挿入されている場合、他方は該光路から退避されていることを特徴とする請求項7に記載の眼科装置。
  9. 前記絞り手段は、前記観察撮影光学系の光路において前記被検眼の瞳と光学的に略共役な位置に設けられ、
    前記共通の撮像手段は、前記被検眼の眼底の動画像と静止画とを取得し、
    前記表示制御手段は、前記被検眼の眼底の略水平方向の血管を前記表示手段に立体表示させることを特徴とする請求項3乃至5、8のいずれか1項に記載の眼科装置。
  10. 照明光学系を介して照明した被検眼の動画像と静止画とを取得するための共通の撮像手段が設けられる観察撮影光学系の光路において前記被検眼と光学的に略共役な位置に設けられ、前記被検眼の動画像の取得中に移動可能な動画用絞りと前記動画用絞りの径より大きい径を有する静止画用絞りとを有し、前記静止画用絞りと前記動画用絞りとのうちいずれか一方が前記光路に挿入されている場合には他方は前記光路から退避される絞り手段と、
    前記動画用絞りを光軸と交差する面で移動させる絞り駆動手段と、
    前記動画用絞りを光軸と交差する面で移動させながら取得された前記被検眼の動画像であって、前記面における水平方向以外の視差を有する複数の画像を含む前記動画像を表示手段に表示させる表示制御手段と、
    を有することを特徴とする眼科装置。
  11. 前記絞り手段は、前記観察撮影光学系の光路において前記被検眼の瞳と光学的に略共役な位置に設けられ、
    前記共通の撮像手段は、前記観察撮影光学系の光路に設けられたデジタルカメラの撮像素子であり、前記被検眼の眼底の動画像と静止画とを取得することを特徴とする請求項1乃至5、10のいずれか1項に記載の眼科装置。
  12. 照明光学系を介して照明した被検眼の動画像と静止画とを取得するための共通の撮像手段が設けられる観察撮影光学系の光路において前記被検眼と光学的に略共役な位置に設けられ、前記被検眼の動画像の取得中に移動可能な動画用絞りと前記動画用絞りの径より大きい径を有する静止画用絞りとを有し、前記静止画用絞りと前記動画用絞りとのうちいずれか一方が前記光路に挿入されている場合には他方は前記光路から退避される絞り手段を有する眼科装置の作動方法であって、
    前記動画用絞りを光軸と交差する面で移動させる工程と、
    前記動画像から、前記面における水平方向以外の視差を有する複数の画像を取得する工程と、
    を有することを特徴とする眼科装置の作動方法。
  13. 前記移動させる工程では、前記動画用絞りを前記光軸の周りで回転させることを特徴とする請求項12に記載の眼科装置の作動方法。
  14. 前記動画用絞りを移動させている間、前記動画像を取得する工程と、
    前記動画像を表示手段に表示させる工程と、
    を有することを特徴とする請求項12あるいは13に記載の眼科装置の作動方法。
  15. 前記複数の画像に基づいて、距離画像を生成する工程と、
    前記距離画像に基づいて、前記被検眼の三次元画像を表示手段に表示させる工程と、
    有することを特徴とする請求項12あるいは13に記載の眼科装置の作動方法。
  16. 前記表示させる工程において、前記複数の画像のうち少なくとも一方と、前記三次元画像とを並べて前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項15に記載の眼科装置の作動方法。
  17. 被検眼の動画像の取得中に移動可能な動画用絞りを有する絞り手段を有する眼科装置の作動方法であって、
    前記動画用絞りを光軸と交差する面で移動させる工程と、
    前記動画像から、前記面における水平方向以外の視差を有する複数の画像を取得する工程と、
    前記取得された複数の画像に基づいて、距離画像を生成する工程と、
    前記生成された距離画像に基づいて前記被検眼の三次元画像を表示手段に表示させ、前記三次元画像と前記取得された複数の画像のうち少なくとも一つとを並べて前記表示手段に表示させる工程と、
    を有することを特徴とする眼科装置の作動方法。
  18. 前記絞り手段は、前記観察撮影光学系の光路において前記被検眼の瞳と光学的に略共役な位置に設けられ、
    前記共通の撮像手段は、前記被検眼の眼底の動画像と静止画とを取得し、
    前記表示させる工程において、前記被検眼の眼底の略水平方向の血管を前記表示手段に立体表示させることを特徴とする請求項14乃至16のいずれか1項に記載の眼科装置の作動方法。
  19. 照明光学系を介して照明した被検眼の動画像と静止画とを取得するための共通の撮像手段が設けられる観察撮影光学系の光路において前記被検眼と光学的に略共役な位置に設けられ、前記被検眼の動画像の取得中に移動可能な動画用絞りと前記動画用絞りの径より大きい径を有する静止画用絞りとを有し、前記静止画用絞りと前記動画用絞りとのうちいずれか一方が前記光路に挿入されている場合には他方は前記光路から退避される絞り手段を有する眼科装置の作動方法であって、
    前記動画用絞りを光軸と交差する面で移動させる工程と、
    前記動画用絞りを光軸と交差する面で移動させながら取得された前記被検眼の動画像であって、前記面における水平方向以外の視差を有する複数の画像を含む前記動画像を表示手段に表示させる工程と、
    を有することを特徴とする眼科装置の作動方法。
  20. 前記絞り手段は、前記観察撮影光学系の光路において前記被検眼の瞳と光学的に略共役な位置に設けられ、
    前記共通の撮像手段は、前記観察撮影光学系の光路に設けられたデジタルカメラの撮像素子であり、前記被検眼の眼底の動画像と静止画とを取得することを特徴とする請求項12乃至16、19のいずれか1項に記載の眼科装置の作動方法。
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