JP3287524B2 - Soi基板の製造方法 - Google Patents

Soi基板の製造方法

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は2枚のシリコンウェーハ
を絶縁層を介して貼り合わせるSOI(Silicon-On-Ins
ulator)基板の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、高集積CMOS(Complementary
Metal Oxide Semiconductor)、IC、高耐圧素子など
がSOI基板を利用して製作されるようになってきてい
る。絶縁層の上にデバイス作製領域として使用される単
結晶シリコン層を形成したSOI基板は、高集積CMO
Sの場合にはラッチアップ(寄生回路による異常発振現
象)の防止に、また高耐圧素子の場合にはベース基板と
の絶縁分離にそれぞれ有効である。このSOI基板の製
造方法には、シリコンウェーハ同士を二酸化シリコン層
(以下、シリコン酸化層という)、即ち絶縁層を介して
貼り合わせる方法、絶縁性基板又は絶縁性薄膜を表面に
有する基板の上にまず多結晶シリコン薄膜をCVD(Ch
emical Vapor Deposition)法により堆積させ、次いで
レーザーアニールによって単結晶化するZMR法、シリ
コン基板内部に高濃度の酸素イオンを注入した後、高温
でアニール処理してこのシリコン基板表面から所定の深
さの領域に埋込みシリコン酸化層(絶縁層)を形成し、
その表面側のシリコン層を活性領域とするSIMOX法
などがある。これらの方法の中でも、貼り合わせ法によ
り作製されたSOI基板は、絶縁層上のシリコン層(以
下、SOI層という)の結晶性が極めて良好であること
から、有望視されて来ている。
【0003】このシリコンウェーハの貼り合わせ法は、
具体的にはそれぞれ約600μmの2枚のシリコンウェ
ーハをシリコン酸化層からなる絶縁層を介して接合し、
酸素雰囲気中、1100℃で2時間貼り合わせ熱処理し
た後、2枚のシリコンウェーハの一方のシリコンウェー
ハの表面を砥石で研削し、更に研磨布で研磨してこのシ
リコンウェーハの厚さを約1〜10μmの範囲にし、こ
の研磨した側の厚さ約1〜10μmのシリコン層をデバ
イス形成用のSOI層としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、チョクラルス
キー(CZ)法により育成されたシリコン単結晶中に
は、1〜2×1018/cm3程度の濃度で不純物酸素が
含まれているため、上記貼り合わせ法により1100℃
で2時間熱処理すると、この不純物酸素が析出し、BM
D(Bulk MicroDefect)と呼ばれる酸素析出物が生成さ
れる。この酸素析出物がSOI層に生成されると、SO
I層の完全性が損なわれ、特に使用されるウェーハの酸
素濃度が高い程、その危険性が高かった。こうしたSO
I層にデバイスを形成した場合にはデバイスの電気的特
性に直接的又は間接的に大きな影響を与えることがあっ
た。本発明の目的は、シリコンウェーハを2枚貼り合わ
せて作られる絶縁層上のSOI層の酸素析出物の密度が
小さく、酸素析出物に起因したデバイスの電気的特性に
悪影響を及ぼさないSOI基板の製造方法を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1(a)〜図1(f)
に示すように、本発明は第1シリコンウェーハ11と第
2シリコンウェーハ12とを絶縁層13を介して接合
し、接合した第1及び第2シリコンウェーハ11,12
を熱処理して貼り合わせた後、第1シリコンウェーハ1
1又は第2シリコンウェーハ12を所定の厚さに研削研
磨してデバイス形成用のSOI層12aとするSOI基
板の製造方法の改良である。その特徴ある構成は、上記
接合した後の第1及び第2シリコンウェーハ11,12
を熱処理する前に室温状態から30〜50℃/秒の昇温
速度で1000〜1200℃まで急速加熱して10〜6
00秒保持する前熱処理工程を含むことにある。
【0006】
【0007】以下、本発明を詳述する。本発明の第1及
び第2シリコンウェーハはCZ法、FZ法等の方法で、
ともに同一の方法により得られたシリコン単結晶棒から
作製される。絶縁層は第1シリコンウェーハ又は第2シ
リコンウェーハのいずれか一方又は双方の片面に形成さ
れる。接合を良好にするために、絶縁層はいずれか一方
のシリコンウェーハの片面に形成されることが好まし
い。図1(a)に示すように、図では第2シリコンウェ
ーハ12の片面に絶縁層13が形成される。貼り合わせ
後の絶縁層とSOI層との界面として、2枚のシリコン
ウェーハの接合界面(図1ではシリコンウェーハ11と
の界面)と、接合前に絶縁層を形成したシリコンウェー
ハとの界面(図1ではシリコンウェーハ12との界面)
がある。本発明のSOI層12aと絶縁層13との界面
は、前者の接合界面であるよりも後者の絶縁層を形成し
たウェーハとの界面である方が、界面の連続性に優れて
いるため好ましい。即ち、図1(f)に示すようにSO
I層12aが形成されるシリコンウェーハ12をSOI
層用のシリコン基板とし、別のシリコンウェーハ11を
その支持基板とすることが好ましい。
【0008】絶縁層の厚さは約0.5〜1.0μmの範
囲にあり、絶縁層はシリコン酸化層(SiO2層)であ
って、シリコンウェーハを熱酸化することにより、或い
はCVD法によりウェーハの片面に形成される。シリコ
ンウェーハの熱酸化に続いて、図1(c)に示すように
接合しようとする表面を活性化するために所定の洗浄液
でシリコンウェーハを洗浄することが好ましい。図1
(d)に示すように接合した後の第1及び第2シリコン
ウェーハ11,12を室温状態から30〜50℃/秒の
昇温速度で1000〜1200℃まで、好ましくは11
00℃まで急速加熱して10〜600秒、好ましくは1
00〜600秒保持する前熱処理を行う。
【0009】この急速に加熱する熱処理の方法として
は、室温状態の酸素析出核を含む接合した2枚のシリコ
ンウェーハ11,12を1000〜1200℃に加熱さ
れた炉に素早く入れる方法が好ましい。なお、室温状態
の酸素析出核を含む接合した2枚のシリコンウェーハ1
1,12を高熱発生可能なランプを用いた高熱加熱炉内
に配置し、ランプスイッチを入れて熱射を開始し急速に
1000〜1200℃に加熱させる方法でもよい。ラン
プ光照射で急速加熱する場合にはウェーハを均一に加熱
できる利点がある。急速加熱して到達する最終温度が1
000℃未満では2枚のウェーハの接合界面及び絶縁層
とウェーハとの界面(以下、両界面という)の付近で格
子間シリコン原子が蓄積(過飽和)状態になりにくく、
両界面付近で酸素析出核が成長し易い。また1200℃
を超えると熱処理炉の炉芯管が変形するなどの弊害を生
じる。好ましくは1100℃である。また保持時間が1
0秒未満では両界面における格子間シリコン原子のウェ
ーハ内部への拡散時間が短すぎ、両界面付近における酸
素析出核成長の抑制が不十分で酸素析出物密度の低い層
を十分に確保できない。また600秒を超えると保持中
に格子間シリコン原子が十分に拡散してその濃度が平衡
状態に達してしまい、最早過飽和濃度の格子間シリコン
原子が存在せず、無欠陥領域幅を増大させるという本発
明の目的を達成できない。このため、保持時間は10〜
600秒に決められる。この急速加熱の前熱処理は窒素
雰囲気中、酸素雰囲気中又は大気中で行われる。好まし
くは窒素雰囲気中である。
【0010】図1(e)に示すように、この前熱処理の
後の本格的な貼り合わせ熱処理は2枚のシリコンウェー
ハ11,12を接合した状態で乾燥酸素(dryO2
雰囲気又は窒素(N2)雰囲気中で1100℃の温度
下、1〜3時間、好ましくは2時間程度行う。図1
(f)に示すように、一体化した2枚のシリコンウェー
ハ11,12が放冷され室温になった後に、シリコン基
板となる第2シリコンウェーハ12を砥石で研削し、そ
の後研磨布で研磨して、約1〜10μmの厚さの薄膜に
加工する。これにより厚さ約1〜10μmのデバイス形
成用のSOI層12aが絶縁層13上に得られる。
【0011】
【作用】一般にウェーハ内では、格子間シリコン原子の
濃度が熱平衡濃度より低く、格子間シリコン原子が欠乏
状態にあるときには、酸素析出核が安定に成長し易くな
り、格子間シリコン原子の濃度が熱平衡濃度より低くな
いとき、即ち蓄積(過飽和)状態にあるときには酸素析
出核は消滅するかその成長が抑制される傾向にある。本
発明の特徴ある工程で酸素析出核を含む2枚の接合した
シリコンウェーハを到達温度を1000〜1200℃と
して室温から急速加熱(前熱処理)すると、ウェーハ表
面は勿論、両界面付近の格子間シリコン原子濃度が急激
な温度上昇に伴い一時的に熱平衡濃度以下になり、格子
間シリコン原子が欠乏状態になり、酸素析出核が安定に
成長し易い環境になる。しかし、同時にこの欠乏した格
子間シリコン原子を補って平衡状態を取り戻すために、
両界面付近では格子間シリコン原子の生成が起こり、生
成した格子間シリコン原子はウェーハ内部に拡散し始め
る。格子間シリコン原子の欠乏状態にあった両界面付近
は格子間シリコン原子の生成ですぐに過飽和状態にな
り、酸素析出核は消滅を始める。しかし、両界面で生成
した格子間シリコン原子がウェーハ内部にまで拡散する
にはある程度の時間を要するため、この両界面からウェ
ーハ内部に深く入るほど酸素析出核が成長し易い環境が
長く続く。従って、両界面に近いほど酸素析出核の密度
は低く、またこの熱処理時間(10〜600秒)が長い
ほど酸素析出核、即ち欠陥の形成されない領域の厚さは
大きくなる。また1000〜1200℃の範囲で温度が
高いほど、格子間シリコン原子の拡散係数が大きく、短
時間で欠陥の形成されない領域の厚さは大きくなる。急
速加熱(前熱処理)し、室温に放冷した後で1100℃
まで再び加熱すると、急速加熱で生き残ったウェーハ内
部の酸素析出核が成長して酸素析出物となる一方、2枚
のウェーハの接合界面では結合が生じ、2枚のウェーハ
は貼り合わされ、両者の結晶格子は一体化する。
【0012】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳し
く説明する。 <実施例1> (a) サンプルの準備と絶縁膜の形成 図1(a)に示すように、CZ法で引上げられたシリコ
ン単結晶棒から切断され研削研磨されたばかりの次の特
性の2枚の第1シリコンウェーハ11及び第2シリコン
ウェーハ12を3組用意した。それぞれの第2シリコン
ウェーハ12の片面にはウェーハ12を湿潤酸素(we
tO2)雰囲気中、1000℃で3時間熱処理して厚さ
0.5μmのシリコン酸化層からなる絶縁層13を形成
した。 直径: 5インチ 面方位: <100> 伝導型: P型(ドーパントとしてボロンを添加) 抵抗率: 約10Ωcm 厚さ: 約620μm 初期格子間酸素濃度:約1.5×1018/cm3(旧ASTM) (b) 酸素析出核形成熱処理と洗浄 埋込みSiO2膜近傍での無欠陥領域の形成を確認する
ため、ウェーハ内部から表面まで均一に酸素析出核を形
成する目的で、先ず用意したシリコンウェーハ全てに、
以下に示すような酸素析出核形成熱処理を施した。即
ち、図1(b)に示すように、6枚のシリコンウェーハ
(ウェーハ11,12×3組)を800℃に加熱された
熱処理炉に10cm/分の速度(昇温速度40〜50℃
/分)で入れ、窒素雰囲気中でt1=8時間熱処理し
た。この比較的低温熱処理によりウェーハ内に酸素析出
核を導入した。炉から6枚のシリコンウェーハを同じく
10cm/分の速度(降温速度40〜50℃/分)で取
出し室温まで放冷した。6枚のシリコンウェーハをH
F:H2O=1:9の容量比で混合した希フッ酸で洗浄
し乾燥した後、比重0.9のNH4OHの水溶液と比重
1.1のH22水溶液とH2OとをNH4OH:H22
2O=1:2:7の容量比で混合して調製したSC1
(Standard Cleaning 1)の洗浄液で洗浄して6枚のシ
リコンウェーハの表面を活性化した。
【0013】(c) 接合 6枚のシリコンウェーハを2枚ずつ組み合わせ、図1
(c)に示すように、シリコンウェーハ11,12を絶
縁層13を介して重ね合せ接合した。3組の接合したウ
ェーハが得られた。
【0014】(d) 前熱処理 図1(d)に示すように、3組の接合したウェーハ1
1,12を室温から1100℃に設定された熱処理炉中
に300cm/分(昇温速度40℃/秒)の速度で挿入
し、窒素(N2)雰囲気中で1100℃に達したところ
で、1組はt2=10秒、1組はt2=60秒、1組はt
2=600秒保持し、保持後それぞれ熱処理炉から取出
し、20〜30℃/秒の速度で室温まで降温した。
【0015】(e) 貼り合わせ熱処理 図1(e)に示すように、3組の接合したウェーハ1
1,12を室温から800℃に設定された熱処理炉中に
10cm/分の速度で挿入し、乾燥酸素(dryO2
雰囲気中で10℃/分の速度で昇温し、1100℃に達
したところで、8時間保持した。次いで4℃/分の速度
で降温し、800℃まで冷却した後、10cm/分の速
度で炉から室温中に取り出した。
【0016】(f) 酸素析出物密度の測定 接合界面付近の酸素析出物の密度を調べるために、3組
の接合したウェーハ11,12をHF:HNO3:CH3
COOH=1:3:1(ミラーエッチャント)に30分
間浸漬して接合したウェーハを両面からエッチングし、
厚さ650μm程度に薄層化した。続いてこれらの3つ
のサンプルを劈開した後、酸素析出物を顕在化させるた
めにHF溶液:0.15モルK2Cr27水溶液=2:
1のSeccoエッチャントに1.5分間浸漬してエッ
チングした。3つのサンプルをこのエッチャントから引
上げ、純水で洗浄し乾燥した後、光学顕微鏡で劈開面を
観察し、酸素析出物の密度を得た。その結果を図3に示
す。図3から明らかなように、両界面からの層の深さが
20μm以下の領域では3つのサンプル全ての酸素析出
物の密度が109/cm3未満であった。また50μmの
領域では急速加熱(前熱処理)時の保持時間t2が10
秒のサンプルAの場合、約5×109/cm3であり、t
2が60秒のサンプルBの場合、約2×109/cm3
あり、t2が600秒のサンプルCの場合、約3×108
/cm3であった。これにより保持時間t2が長い程、両
界面付近の酸素析出物の密度は小さくなることが判明し
た。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、本
格的な貼り合わせ熱処理を行う前に、急速加熱である前
熱処理を行うことにより、シリコンウェーハを2枚貼り
合わせて作られる絶縁層上のSOI層の酸素析出物の密
度を小さくし、その結果酸素析出物に起因したデバイス
の電気的特性に悪影響を及ぼすことのない優れた効果が
ある。またSOI層作製に用いられたウェーハの酸素濃
度がFZ成長シリコンウェーハの酸素濃度に比較して高
いため、貼り合わせ熱処理中やデバイスプロセス中にス
リップを生じる危険性が低い特長もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例のSOI基板の製造方法を示す部
分断面図。
【図2】本発明実施例の熱処理と温度の関係を示す図。
【図3】本発明実施例の接合界面付近の酸素析出物密度
を示す図。
【符号の説明】
11 第1シリコンウェーハ 12 第2シリコンウェーハ 12a SOI層 13 絶縁層(シリコン酸化層)
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−235007(JP,A) 特開 平1−259539(JP,A) 特開 平2−237121(JP,A) 特開 平5−144761(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 27/12 H01L 21/02 H01L 21/26 - 21/268 H01L 21/322 - 21/326 H01L 21/70 - 21/74 H01L 21/76 - 21/765 H01L 21/77

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1シリコンウェーハ(11)と第2シリコ
    ンウェーハ(12)とを絶縁層(13)を介して接合し、前記接
    合した第1及び第2シリコンウェーハ(11,12)を熱処理
    して貼り合わせた後、前記第1シリコンウェーハ(11)又
    は第2シリコンウェーハ(12)を所定の厚さに研削研磨し
    てデバイス形成用のSOI層(12a)とするSOI基板の
    製造方法において、 前記接合した後の第1及び第2シリコンウェーハ(11,1
    2)を前記熱処理する前に室温状態から30〜50℃/秒
    の昇温速度で1000〜1200℃まで急速加熱して1
    0〜600秒保持する前熱処理工程を含むことを特徴と
    するSOI基板の製造方法。
  2. 【請求項2】 30〜50℃/秒の昇温速度の加熱をそ
    れぞれ室温の接合した第1及び第2シリコンウェーハ(1
    1,12)を1000〜1200℃に加熱された炉に素早く
    入れることにより行う請求項1記載のSOI基板の製造
    方法。
  3. 【請求項3】 30〜50℃/秒の昇温速度の加熱をそ
    れぞれ室温の接合した第1及び第2シリコンウェーハ(1
    1,12)を室温のランプ式高熱加熱炉に入れた後ランプス
    イッチを入れて熱射を開始して1000〜1200℃に
    急速加熱させることにより行う請求項1記載のSOI基
    板の製造方法
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