JP3286530B2 - 電気加熱器 - Google Patents

電気加熱器

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JP3286530B2
JP3286530B2 JP17217696A JP17217696A JP3286530B2 JP 3286530 B2 JP3286530 B2 JP 3286530B2 JP 17217696 A JP17217696 A JP 17217696A JP 17217696 A JP17217696 A JP 17217696A JP 3286530 B2 JP3286530 B2 JP 3286530B2
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孝之 吉備
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、酒や牛乳等を収
納した液体収納容器を下部に設けた加熱体によって所定
温度に加熱する電気加熱器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の電気加熱器は、本体ケース
の上方開口に加熱体を設け、この加熱体の上に容器を載
置し、容器に収納した酒や牛乳等の液体を所定温度に加
熱するように構成されている。そして、この所定温度へ
の加熱体の制御は、前記容器または加熱盤の下方に温度
検知装置を設け、これの検知する前記容器の温度が設定
値になると前記加熱体への通電を停止するようになされ
ている。
【0003】従来の電気加熱器においては、本体ケース
は樹脂あるいは金属からなる材料で形成するのが一般的
であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の電気加熱器のよ
うに、本体ケースに樹脂や金属を使用しているものとの
差別化を計り、また、高級感等を演出する目的で本体ケ
ースに陶器等の瀬戸物を採用することが考えられてい
る。
【0005】ところが、瀬戸物は一般的に仕上がり寸法
を一定にさせるのが難しく、本体ケースに瀬戸物を用い
ると、本体ケースの寸法にばらつきが生じ、加熱盤や温
度検知装置等を本体内の所定位置に配置させにくく、品
質が安定しない不具合が考えられる。また、瀬戸物はそ
の材料の性質から、衝撃に弱く、使用者が誤って本体を
落下させた場合や、強固な物がぶつかった場合等、本体
ケースが簡単に割れて穴が開いたり、場合によっては、
ばらばらに分解してしまう虞れがあり、重電部分である
温度検知装置やヒータの端子部分が外部に露出してしま
う不具合を有していた。
【0006】この発明は、上記の問題に鑑みて行ったも
ので、簡単な構成で品質が安定し、安全な電気加熱器を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、液体を収容す
る液体収納容器と、この液体収納容器を上方より着脱自
在に載置し、該液体収納容器を下方より加熱する加熱盤
と、この加熱盤の下方に設けられ、前記液体収納容器ま
たは前記加熱盤の温度を検出し、所定温度に制御する温
度検知装置と、前記加熱盤及び温度検知装置が設けられ
る内側ケースと、この内側ケースを側方より覆い、上方
開口に前記加熱盤を臨ませた外装体とを備えた電気加熱
器において、前記外装体の下部に凸片を形成し、該凸片
に係止される固定部材を前記内側ケースに設けると共
に、前記凸片に当接し、前記固定部材とで前記凸片を挟
み込むべく構成された底蓋を前記固定部材に締着し、前
記外装体の前記上方開口に、前記内側ケースの上端が当
接する係止突片を形成したものである。
【0008】また、前記電気加熱器を支持する足部品を
前記底蓋と共に、締着部品によって前記固定部材に共締
め固定したものである。
【0009】また、前記内側ケースの上端部に前記加熱
盤を保持するリブを形成し、前記加熱盤を前記リブへ押
圧するバネ部材を前記固定部材に設けたものである。
【0010】また、前記外装体の前記係止突片と前記内
側ケースの上端部との間にパッキンを介在させたもので
ある。
【0011】
【発明の実施の形態】以下図1〜図5に示す本発明の実
施例の酒かん器につき詳細に説明する。図1は本発明の
酒かん器の側面図、図2は液体収納容器の部分断面図、
図3は本体の断面図、図4は底蓋を取り外した底面図、
図5は本体の分解図である。図において、1は酒や牛乳
等の液体が収納される液体収納容器2と、該液体収納容
器2を着脱自在に載置する本体3とからなる酒かん器を
示し、4はコントロールパネル、5は横方向にスライド
する温度調節つまみ、6はヒータ通電時に点灯するラン
プ、7は電源スイッチである。
【0012】前記液体収納容器2は陶器や磁器等の瀬戸
物からなり、中央部から下部に渡って一体に設けられた
把手8と、注液口9と、上部に形成された給液口10
と、底部中央に形成された開口11と、該開口11を下
方から覆うように固着されることで容器底面を構成する
丸皿状の底板12とから構成されている。
【0013】前記底板12はアルミニウム等の良熱伝導
金属の略円盤形状をした薄板からなり、外周にリブ13
を有した断面略コ字形状に形成されている。そして、前
記液体収納容器2の前記開口11の周縁部に外側から凹
状に形成された環状溝14内へ、前記リブ13を挿入す
ると共にシリコン等の接着材15で前記環状溝14を充
填し、前記液体収納容器2内部の液体が外に漏れないよ
うに密閉されている。
【0014】前記本体3は、陶器や磁器等の瀬戸物から
なり、上下に開口を有した略円筒形状の外装体16を備
えている。そして、この外装体16に覆われるように、
内側ケース17が内設されている。内側ケース17は、
略円筒形状をした金属製のケースで構成され、上端部1
7aを前記外装体16の上方開口域に形成された係止突
片18へ、後述するパッキン19を間に介在させて当接
させており、また、上端部17aには、後述する加熱盤
20が設けられる開口21が設けられている。この上端
開口21周縁には、内方に向けて逆L字状に屈曲延設さ
れたリブ22が形成されている。そして、前記リブ22
の上下面を覆うように、コ字型のパッキン19が装着さ
れている。このパッキン19の下方には、加熱盤20が
設けられている。加熱盤20は、外周部にフランジ23
が一体に形成され、このフランジ23を前記内側ケース
17のリブ22に、下方から前記パッキン19を間に介
在させて密着させると共に、上面を前記内側ケース17
の開口21から露出させ、且つ上面を前記外装体16の
上方開口域に臨ませて固定されている。そして、前記加
熱盤20は前記液体収納容器2を着脱自在に載置させ、
下部に、発熱体24(例えばシーズヒータ等)を埋設さ
せて、この発熱体24の熱によって、前記液体収納容器
内2の液体を加熱するように構成されている。前記発熱
体24は、前記内側ケース17内に設けられた温度検知
装置25(サーモスタット等)によって、前記液体収納
容器2内の液体が所定の温度になるように通電制御され
るように構成されている。
【0015】前記内側ケース17の側壁には、左右方向
に長い長方形をした角穴26が対になって形成されてい
る。この角穴26には、固定部材27となる断面コ字形
状をした金属板がその両端部27aを夫々挿入し、前記
角穴26によって前記両端部27aを支持されている。
前記固定部材27にはバネ部材28がネジ止めにより固
定され、前記加熱盤20を前記内側ケース17の前記リ
ブ22へ下方から押圧するように構成されている。この
バネ部材28は、前記加熱盤20を下方から支えること
によって、前記加熱盤20を前記内側ケース17の前記
上方開口21へ固定させると共に、前記加熱盤20の前
記フランジ23を前記パッキン19を介して前記リブ2
2へ押圧することにより、加熱盤20のフランジ23及
び内側ケース17のリブ22がパッキン19に密着し、
加熱盤20とリブ22の間から、液体等が内側ケース1
7内に進入することを防止する作用をなす。前記固定部
材27は、その両端部27aを、前記内側ケース17の
角穴26から内側ケース17と外装体16の隙間内へ向
けて突出させると共に、前記両端部27aを前記外装体
16の下端周縁に内方へむけて突出形成された凸片29
の上面に係合させている。前記凸片29は、その下面
に、前記内側ケース17の下端周縁に設けられた略L字
状のフランジ17bを当接させている。前記内側ケース
17の下側開口30は底蓋31によって閉鎖されてい
る。この底蓋31は、周縁部31aを前記内側ケース1
7のL字状フランジ17bの下面に当接させると共に、
足部材32を前記底蓋31に固定するビス33によっ
て、前記固定部材27に共締め固定されている。
【0016】これによって、前記凸片29を前記固定部
材27と前記底蓋31とによって挟み込む構成となり、
従って、前記内側ケース17が、前記外装体16内へ保
持されるようになる。更に、前記底蓋31を前記固定部
材27にビス33によって締着すると、それに伴って前
記内側ケース17が上方に付勢されるようになり、前記
内側ケース17の上端部17aが前記外装体16の係合
突片18へ押圧されるようになり、係合突片18及び内
側ケース17がパッキン19に密着するようになり、外
装体16と内側ケース17の上端部17aの接合部分を
通じて液体が内部へ進入することが防止されるようにな
る。
【0017】次に、上記のように構成された酒かん器の
組立手順を図を参照して説明する。内側ケース17の上
端開口21のリブ22にパッキン19を被せた後、上端
開口21の所定位置に加熱盤20を内側から組み付け、
外装体16の上方開口域に前記加熱盤20の上面を臨ま
せるように内側ケース17を外装体16内に取り付け
る。そして、バネ部材28を加熱盤20の下面に当接さ
せながら固定部材27の両端部27aをそれぞれ内側ケ
ース17の角穴26に挿入し、両端部27aを外装体1
6の凸片29に係合させる。これにより、バネ部材28
によって加熱盤20が内側ケース17に固着されるよう
になると共に、内側ケース17が外装体16に係合し一
体化される。その後、底蓋31を内側ケース17の下側
開口30に対して取り付ける。底蓋31は、足部材32
と共に固定部材27へビス止めにより共締めして取り付
ける。
【0018】以上のように構成することにより、外装体
16と内側ケース17とが固定部材27と底蓋31の挟
み込みによって固定されるようになり、従って、外装体
16に瀬戸物等の焼物材料を使用しても、寸法誤差を吸
収できるようになる。また、外装体16内に内側ケース
17を設け、底蓋31と固定部材27をビス止めによっ
て取り付けたので、使用者の不注意で、外装体16が割
れたり、穴が開いたりしても、内側ケース17及び底蓋
31によって充電部分である温度検知装置等の内部部品
が覆われているので、外部から容易に触れられない構造
となる。
【0019】
【発明の効果】この発明によれば、外装体の寸法誤差が
容易に吸収でき、加熱盤の取り付け状態が常に正確に行
えるようになる。また、使用者の誤使用で外装体が割れ
たり、穴が開いたりしても、内部部品が内側ケースによ
って覆われているので、悪戯による感電等の事故を未然
に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気加熱器の側面図。
【図2】図1の液体収納容器の部分断面図。
【図3】図1の電気加熱器の断面図。
【図4】底板を取り外した状態の底面図。
【図5】本体の分解図
【符号の説明】
2 液体収納容器 16 外装体 17 内側ケース 18 係止突片 20 加熱盤 25 温度検知装置 27 固定部材 29 凸片 31 底蓋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭48−71438(JP,U) 実開 昭57−5116(JP,U) 実公 昭15−4314(JP,Y1) 実公 昭35−7571(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 27/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液体を収容する液体収納容器と、この液体
    収納容器を上方より着脱自在に載置し、該液体収納容器
    を下方より加熱する加熱盤と、この加熱盤の下方に設け
    られ、前記液体収納容器または前記加熱盤の温度を検出
    し、所定温度に制御する温度検知装置と、前記加熱盤及
    び温度検知装置が設けられる内側ケースと、この内側ケ
    ースを側方より覆い、上方開口に前記加熱盤を臨ませた
    外装体とを備えた電気加熱器において、前記外装体の下
    部に凸片を形成し、該凸片に係止される固定部材を前記
    内側ケースに設けると共に、前記凸片に当接し、前記固
    定部材とで前記凸片を挟み込むべく構成された底蓋を前
    記固定部材に締着し、前記外装体の前記上方開口に、前
    記内側ケースの上端が当接する係止突片を形成したこと
    を特徴とする電気加熱器。
  2. 【請求項2】前記電気加熱器を支持する足部品を前記底
    蓋と共に、締着部品によって前記固定部材に共締め固定
    したことを特徴とする請求項1記載の電気加熱器。
  3. 【請求項3】前記内側ケースの上端部に前記加熱盤を保
    持するリブを形成し、前記加熱盤を前記リブへ押圧する
    バネ部材を前記固定部材に設けたことを特徴とする請求
    項2記載の電気加熱器。
  4. 【請求項4】前記外装体の前記係止突片と前記内側ケー
    スの上端部との間にパッキンを介在させたことを特徴と
    する請求項1,2又は3記載の電気加熱器。
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