JP3285242B2 - コネクタ構造 - Google Patents
コネクタ構造Info
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
- H01R12/70—Coupling devices
- H01R12/77—Coupling devices for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures
- H01R12/777—Coupling parts carrying pins, blades or analogous contacts
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
- H01R12/70—Coupling devices
- H01R12/77—Coupling devices for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures
- H01R12/79—Coupling devices for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures connecting to rigid printed circuits or like structures
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/62—Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
- H01R13/627—Snap or like fastening
- H01R13/6271—Latching means integral with the housing
- H01R13/6273—Latching means integral with the housing comprising two latching arms
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はコネクタ構造に関し、更
に詳述すれば、例えば互いに平行配置された複数本の平
角導体を絶縁性樹脂で被覆して形成されるフレキシブル
フラットケーブル（ＦＦＣ）を接続するコネクタ構造に
関する。
に詳述すれば、例えば互いに平行配置された複数本の平
角導体を絶縁性樹脂で被覆して形成されるフレキシブル
フラットケーブル（ＦＦＣ）を接続するコネクタ構造に
関する。
【０００２】
【産業上の利用分野】従来より、上記フレキシブルフラ
ットケーブル（ＦＦＣ）や、絶縁性フィルム体上に電気
導体を焼付けて形成されるフレキシブルプリント回路
（ＦＰＣ）などのフレキシブルフラット回路体は、その
構造から狭い箇所での配索を可能にするとともに、可撓
性を有する特性から可動部に適用できるものとして、自
動車の本体とドアとの電装部品間を繋ぐワイヤーハーネ
スや、電算機など各種機器類に多用されている。処で、
これらフレキシブルフラット回路体は、ケーブル自体
が、既述のとおり可撓性のため、コネクタ接続する場合
にその端末をリジッドな状態に端子化する必要がある。
従来技術では、例えば図４に示すように導体２を露出さ
せたケーブル１の端部を、リジッドな板状部材であるホ
ルダ３に取り付けて端子化を行っている。そして、端子
化されたケーブル１はホルダ３とともに、コネクタハウ
ジング３の前面に形成された開口部５より該ハウジング
４へ挿入されて、コネクタハウジング４内に収容されて
いる弾性接続端子６のバネ片６ａを圧接することによ
り、導通が図られている。
ットケーブル（ＦＦＣ）や、絶縁性フィルム体上に電気
導体を焼付けて形成されるフレキシブルプリント回路
（ＦＰＣ）などのフレキシブルフラット回路体は、その
構造から狭い箇所での配索を可能にするとともに、可撓
性を有する特性から可動部に適用できるものとして、自
動車の本体とドアとの電装部品間を繋ぐワイヤーハーネ
スや、電算機など各種機器類に多用されている。処で、
これらフレキシブルフラット回路体は、ケーブル自体
が、既述のとおり可撓性のため、コネクタ接続する場合
にその端末をリジッドな状態に端子化する必要がある。
従来技術では、例えば図４に示すように導体２を露出さ
せたケーブル１の端部を、リジッドな板状部材であるホ
ルダ３に取り付けて端子化を行っている。そして、端子
化されたケーブル１はホルダ３とともに、コネクタハウ
ジング３の前面に形成された開口部５より該ハウジング
４へ挿入されて、コネクタハウジング４内に収容されて
いる弾性接続端子６のバネ片６ａを圧接することによ
り、導通が図られている。
【０００３】ここで、ケーブル１端部の端子化の一例
を、図５および図６に於いて更に詳細に説明すると、ケ
ーブル１は、略平板状に形成したホルダ３面に突出させ
た複数の固定ピン３ａに、該ケーブル１の導体間に形成
した位置規制用の取付孔１ａを挿通して一体化される。
或いは、ケーブル１は接着材によりホルダ３と一体化さ
れる。係る一体化構造は、また、ケーブル１がコネクタ
接続された際、該ケーブル１に作用する矢印方向の引張
り荷重によるハウジングから抜け出しを阻止するために
も必要である。
を、図５および図６に於いて更に詳細に説明すると、ケ
ーブル１は、略平板状に形成したホルダ３面に突出させ
た複数の固定ピン３ａに、該ケーブル１の導体間に形成
した位置規制用の取付孔１ａを挿通して一体化される。
或いは、ケーブル１は接着材によりホルダ３と一体化さ
れる。係る一体化構造は、また、ケーブル１がコネクタ
接続された際、該ケーブル１に作用する矢印方向の引張
り荷重によるハウジングから抜け出しを阻止するために
も必要である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来構造は、複数の固定ピンと取付孔とを係合させる
か、或いは接着させて一体化を図っていたため、組立作
業性の悪さとともに製造コスト面からも好ましいものと
は云えなかった。また、上記した従来構造は、結露など
で生じた水滴が隣接する導体間を伝って（図６の矢印Ｈ
参照）導体露出部１ｂへ流れ出し、導体相互間に漏洩電
流を発生させて電気接続性能を低下させる恐れがあっ
た。本発明は、上記実情に基づいてなされたものであ
り、可撓性を有するフラットケーブル（以下、本明細書
では電線と称する。）の端末を端子化してコネクタ接続
を可能にするとともに、導体相互間の漏洩電流の発生を
防止するコネクタ構造を提供することにある。
た従来構造は、複数の固定ピンと取付孔とを係合させる
か、或いは接着させて一体化を図っていたため、組立作
業性の悪さとともに製造コスト面からも好ましいものと
は云えなかった。また、上記した従来構造は、結露など
で生じた水滴が隣接する導体間を伝って（図６の矢印Ｈ
参照）導体露出部１ｂへ流れ出し、導体相互間に漏洩電
流を発生させて電気接続性能を低下させる恐れがあっ
た。本発明は、上記実情に基づいてなされたものであ
り、可撓性を有するフラットケーブル（以下、本明細書
では電線と称する。）の端末を端子化してコネクタ接続
を可能にするとともに、導体相互間の漏洩電流の発生を
防止するコネクタ構造を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の上記
目的は、互いに所定間隔を有して平行配置された複数本
の平角導体を絶縁被覆してなる略シート状の電線の前記
絶縁被覆を剥いた端部を、コネクタハウジングに形成さ
れた開口部に嵌入して前記平角導体を該ハウジング内に
収容した複数個の弾性接続端子に圧接させて接続するコ
ネクタ構造であって、前記導体が露出した電線端部を予
め屈曲させ、導体相互間に形成される隙間と対応したス
リットを有して前記電線端部に挟着されるホルダと、該
ホルダおよび前記電線端部を挿通して前記ホルダと一体
化されるホルダガイドと、前記ホルダおよび前記ホルダ
ガイドが嵌入されるとともに、前記隙間および前記スリ
ットと係合する隔壁が設けられた前記コネクタハウジン
グとからなることを特徴とするコネクタ構造により達成
される。
目的は、互いに所定間隔を有して平行配置された複数本
の平角導体を絶縁被覆してなる略シート状の電線の前記
絶縁被覆を剥いた端部を、コネクタハウジングに形成さ
れた開口部に嵌入して前記平角導体を該ハウジング内に
収容した複数個の弾性接続端子に圧接させて接続するコ
ネクタ構造であって、前記導体が露出した電線端部を予
め屈曲させ、導体相互間に形成される隙間と対応したス
リットを有して前記電線端部に挟着されるホルダと、該
ホルダおよび前記電線端部を挿通して前記ホルダと一体
化されるホルダガイドと、前記ホルダおよび前記ホルダ
ガイドが嵌入されるとともに、前記隙間および前記スリ
ットと係合する隔壁が設けられた前記コネクタハウジン
グとからなることを特徴とするコネクタ構造により達成
される。
【０００６】
【作用】ホルダおよびホルダガイドは、電線を屈曲状態
にしかつ挟持する構成なので、該電線の後抜け方向に作
用する外力に対応できて、電線の後抜けを好適に阻止で
きる。また、コネクタハウジングは、端子収容室を形成
するとともに前記ホルダに形成されるスリットと係合し
て端子相互間の水滴の流れを遮断する隔壁が設けられて
いるので、漏洩電流の発生を防止できると共に、隔壁に
よってハウジング側の弾性接続端子による内圧からの矩
形体上壁の撓みを防止し、安定した接続性能を確保でき
る。
にしかつ挟持する構成なので、該電線の後抜け方向に作
用する外力に対応できて、電線の後抜けを好適に阻止で
きる。また、コネクタハウジングは、端子収容室を形成
するとともに前記ホルダに形成されるスリットと係合し
て端子相互間の水滴の流れを遮断する隔壁が設けられて
いるので、漏洩電流の発生を防止できると共に、隔壁に
よってハウジング側の弾性接続端子による内圧からの矩
形体上壁の撓みを防止し、安定した接続性能を確保でき
る。
【０００７】
【実施例】以下、図面に従って本発明の実施例を説明す
る。図１乃至図３は本発明の一実施例によるコネクタ構
造を示しており、図１はコネクタの分解斜視図であり、
図２は図１に示すホルダとホルダガイドとを裏面側から
見た斜視図である。更に、図３は図１のＡ−Ａ線に沿っ
た組立状態での断面図である。
る。図１乃至図３は本発明の一実施例によるコネクタ構
造を示しており、図１はコネクタの分解斜視図であり、
図２は図１に示すホルダとホルダガイドとを裏面側から
見た斜視図である。更に、図３は図１のＡ−Ａ線に沿っ
た組立状態での断面図である。
【０００８】本実施例のコネクタ構造は、複数個の弾性
接続端子１０（図１には、１個のみ示してある。）が挿
入係止されるコネクタハウジング２０と、後述する電線
５０を保持して前記コネクタハウジング２０の前面に形
成した開口部２１より該ハウジング２０内に嵌入される
ホルダ３０およびホルダガイド４０とからなる。前記ハ
ウジング２０は、絶縁性樹脂材により略矩形体に成形さ
れ、後端側より挿入される複数個の弾性接続端子１０を
それぞれ個別に収容する端子収容室２２を有して構成さ
れている。すなわち、前記端子収容室２２は、ハウジン
グ２０の上壁２３と下壁２４とを連通する隔壁２５がハ
ウジング内の空間を複数室に仕切って形成されている。
また前記隔壁２５は、前記開口部２１と連設されてい
る。
接続端子１０（図１には、１個のみ示してある。）が挿
入係止されるコネクタハウジング２０と、後述する電線
５０を保持して前記コネクタハウジング２０の前面に形
成した開口部２１より該ハウジング２０内に嵌入される
ホルダ３０およびホルダガイド４０とからなる。前記ハ
ウジング２０は、絶縁性樹脂材により略矩形体に成形さ
れ、後端側より挿入される複数個の弾性接続端子１０を
それぞれ個別に収容する端子収容室２２を有して構成さ
れている。すなわち、前記端子収容室２２は、ハウジン
グ２０の上壁２３と下壁２４とを連通する隔壁２５がハ
ウジング内の空間を複数室に仕切って形成されている。
また前記隔壁２５は、前記開口部２１と連設されてい
る。
【０００９】前記弾性接続端子１０は、従来構造と同様
に設けられており、他の機器と接続した低圧電線１１が
圧着接続されており、ハウジング２０内へ挿入すること
により、その係止部１０ａが端子収容室２２内の図示し
ない係止段部と係合してハウジング２０内に固着されて
いる。前記ホルダ３０および前記ホルダガイド４０によ
って保持される電線５０としては、本実施例では、フレ
キシブルフラットケーブルが適用されている。この電線
５０は、所定間隔を有して互いに平行配置した複数本の
平角導体５１を両面側より絶縁性樹脂５２で被覆して設
けられている。そして、前記弾性接続端子１０と接続さ
れる電線端部５０ａが予め屈曲されるとともに、屈曲さ
れた部分には、前記絶縁性樹脂５２が剥がされて隣接す
る導体間に隙間５３が形成されている。
に設けられており、他の機器と接続した低圧電線１１が
圧着接続されており、ハウジング２０内へ挿入すること
により、その係止部１０ａが端子収容室２２内の図示し
ない係止段部と係合してハウジング２０内に固着されて
いる。前記ホルダ３０および前記ホルダガイド４０によ
って保持される電線５０としては、本実施例では、フレ
キシブルフラットケーブルが適用されている。この電線
５０は、所定間隔を有して互いに平行配置した複数本の
平角導体５１を両面側より絶縁性樹脂５２で被覆して設
けられている。そして、前記弾性接続端子１０と接続さ
れる電線端部５０ａが予め屈曲されるとともに、屈曲さ
れた部分には、前記絶縁性樹脂５２が剥がされて隣接す
る導体間に隙間５３が形成されている。
【００１０】前記ホルダ３０は、前記電線５０の導体間
の隙間５３と略一致するする形状のスリット３１を有し
て略櫛状に設けられており、櫛歯の基部に相当する部分
の後端縁が一方の表面側に折り返されて端末収納部３２
に形成されている。また前記端末収納部３２の背面側に
相当し、かつ各スリット３１の基部に相当するそれぞれ
の位置には、図２に示すように、前記電線５０を位置規
制するための位置決めリブ３３が突設されている。更
に、前記ホルダ３０の両側に立設された側壁３４には、
後述するホルダガイド４０の回転体４２を閉じ状態に係
止できる固定用凹み３５が設けられている。なお、前記
ホルダ３０の櫛歯状の先端部に微小突起をそれぞれ形成
するとともに、それらに対応した係止穴を前記電線５０
の屈曲した導体５１部分に形成し、前記ホルダ３０によ
り前記電線５０を保持した際に微小突起が係止穴と係合
する構成として、前記導体５１の横ブレを防止すること
ができるようにしても良い。
の隙間５３と略一致するする形状のスリット３１を有し
て略櫛状に設けられており、櫛歯の基部に相当する部分
の後端縁が一方の表面側に折り返されて端末収納部３２
に形成されている。また前記端末収納部３２の背面側に
相当し、かつ各スリット３１の基部に相当するそれぞれ
の位置には、図２に示すように、前記電線５０を位置規
制するための位置決めリブ３３が突設されている。更
に、前記ホルダ３０の両側に立設された側壁３４には、
後述するホルダガイド４０の回転体４２を閉じ状態に係
止できる固定用凹み３５が設けられている。なお、前記
ホルダ３０の櫛歯状の先端部に微小突起をそれぞれ形成
するとともに、それらに対応した係止穴を前記電線５０
の屈曲した導体５１部分に形成し、前記ホルダ３０によ
り前記電線５０を保持した際に微小突起が係止穴と係合
する構成として、前記導体５１の横ブレを防止すること
ができるようにしても良い。
【００１１】前記ホルダガイド４０は、前記開口部２１
より前記ハウジング２０内へ挿入される本体部４１と、
該本体部４１の後端側に於いて前記本体部４１に対して
回転可能に枢着され、閉じ状態に於いて前記ハウジング
２０内へ部分的に挿入される前記回転体４２とからな
る。前記回転体４２は、その回転領域内に前記ホルダ３
０を保持するホルダ挟持部４３を形成するとともに、内
壁面に、前記ホルダ３０の位置決めリブ３３が係入され
る溝部４４と、該溝部４４に連通して前記電線５０の導
体間に圧入される凸部４５とを有して構成されている。
更に、前記回転体４２の両端部には、閉塞時に前記ホル
ダ３０の固定用凹み３５と係合する固定凸部４６が設け
られている。一方、前記本体部４１には、固定挿通部４
７が設けられており、該固定挿通部４７は、前記ホルダ
３０の櫛歯状に形成された部分が、予め屈曲された電線
端部５０ａにより挟着された状態で、個別に挿通される
構造からなっている。すなわち、前記固定挿通部４７
は、前記ホルダ３０が一体化のため挿入された際、該ホ
ルダ３０のスリット３１と係合する仕切壁４８によって
その内部が仕切られている。また、前記本体部４１の両
側には、片持状に支持されて自由端を後方側へ延伸させ
たロック片４９が設けられ、前記ホルダ３０とともに前
記ハウジング２０内へ挿入された際、前記ロック片４９
に形成した係止突起４９ａが前記ハウジング２０の側壁
２６に形成した係合穴２７と係合可能に設けられてい
る。
より前記ハウジング２０内へ挿入される本体部４１と、
該本体部４１の後端側に於いて前記本体部４１に対して
回転可能に枢着され、閉じ状態に於いて前記ハウジング
２０内へ部分的に挿入される前記回転体４２とからな
る。前記回転体４２は、その回転領域内に前記ホルダ３
０を保持するホルダ挟持部４３を形成するとともに、内
壁面に、前記ホルダ３０の位置決めリブ３３が係入され
る溝部４４と、該溝部４４に連通して前記電線５０の導
体間に圧入される凸部４５とを有して構成されている。
更に、前記回転体４２の両端部には、閉塞時に前記ホル
ダ３０の固定用凹み３５と係合する固定凸部４６が設け
られている。一方、前記本体部４１には、固定挿通部４
７が設けられており、該固定挿通部４７は、前記ホルダ
３０の櫛歯状に形成された部分が、予め屈曲された電線
端部５０ａにより挟着された状態で、個別に挿通される
構造からなっている。すなわち、前記固定挿通部４７
は、前記ホルダ３０が一体化のため挿入された際、該ホ
ルダ３０のスリット３１と係合する仕切壁４８によって
その内部が仕切られている。また、前記本体部４１の両
側には、片持状に支持されて自由端を後方側へ延伸させ
たロック片４９が設けられ、前記ホルダ３０とともに前
記ハウジング２０内へ挿入された際、前記ロック片４９
に形成した係止突起４９ａが前記ハウジング２０の側壁
２６に形成した係合穴２７と係合可能に設けられてい
る。
【００１２】次に、上記の如く構成されたホルダ３０に
よって電線５０が保持される様子、並びに電線５０を保
持したホルダ３０がホルダガイド４０と一体化された
後、ハウジング２０内へ挿入される様子について順次説
明する。先ず、図１に示すように電線５０は導体５１を
露出させた電線端部５０ａが、予め折曲された状態に設
けられている。前記ホルダ３０は櫛歯状に形成した部分
を、予め折曲した電線端部５０ａに挿入するようにして
添わせ、該端部５０ａによって挟持されるようにする。
このような状態に於いて、前記ホルダ３０は位置決めリ
ブ３３が、電線端部５０ａに形成された隙間５３間に配
置されて前記電線５０を所定位置に位置規制するととも
に、該ホルダ３０のスリット３１を、前記電線５０の電
線端部５０ａに形成された隙間５３と一致させている。
また、前記ホルダ３０の端末収納部３２には、折曲され
た電線５０の先端部５２が収容される。
よって電線５０が保持される様子、並びに電線５０を保
持したホルダ３０がホルダガイド４０と一体化された
後、ハウジング２０内へ挿入される様子について順次説
明する。先ず、図１に示すように電線５０は導体５１を
露出させた電線端部５０ａが、予め折曲された状態に設
けられている。前記ホルダ３０は櫛歯状に形成した部分
を、予め折曲した電線端部５０ａに挿入するようにして
添わせ、該端部５０ａによって挟持されるようにする。
このような状態に於いて、前記ホルダ３０は位置決めリ
ブ３３が、電線端部５０ａに形成された隙間５３間に配
置されて前記電線５０を所定位置に位置規制するととも
に、該ホルダ３０のスリット３１を、前記電線５０の電
線端部５０ａに形成された隙間５３と一致させている。
また、前記ホルダ３０の端末収納部３２には、折曲され
た電線５０の先端部５２が収容される。
【００１３】前記電線５０を、係る仮止め状態に係止し
た前記ホルダ３０は、次に、ホルダガイド４０と一体化
される。すなわち、前記ホルダガイド４０は前記回転体
４２を倒立させた開放状態にしてそのホルダ挟持部４３
に前記ホルダ３０が配置されるとともに、その固定挿通
部４７に前記ホルダ３０の櫛歯状の部分が挿通される。
その際、前記固定挿通部４７の仕切壁４８は前記ホルダ
３０のスリット３１内に進入する。一方、前記ホルダ３
０の櫛歯状の部分は前記固定挿通部４７を挿通してホル
ダガイド４０の前方側より露出される。その後、前記回
転体４２は、図２の矢印Ｐで示す前方側へ回転され、前
記固定凸部４６を前記固定用凹み３５に係止させて閉じ
状態に固定される。前記回転体４２が閉じ状態に設けら
れることにより、前記ホルダガイド４０は、前記ホルダ
３０を一体的に保持するとともに、前記電線５０を該ホ
ルダガイド４０と前記ホルダ３０との間に密着固定す
る。また、前記回転体４２はその凸部４５が前記電線５
０の導体間に配置されて該電線５０をホルダ面に押圧す
る。そして、この凸部４５は前記電線５０の導体間に位
置することにより、導体間を伝ってコネクタ内に侵入し
ようとする水滴の流れを遮断する。なお、前記ホルダガ
イド４０は、該ホルダガイド４０の回転体４２を非回転
体として断面形状をコ字形に構成しても前記ホルダ３０
との組合せは可能であり、また、図２に示す溝部４４を
回転体４２の端末部まで延長した構成とすることもでき
る。この際、前記凸部４５は存在しなくなるが、前記電
線５０は各導体５１間がハウジング２０の隔壁２５によ
って仕切られるため、水滴による漏洩電流は防止でき
る。
た前記ホルダ３０は、次に、ホルダガイド４０と一体化
される。すなわち、前記ホルダガイド４０は前記回転体
４２を倒立させた開放状態にしてそのホルダ挟持部４３
に前記ホルダ３０が配置されるとともに、その固定挿通
部４７に前記ホルダ３０の櫛歯状の部分が挿通される。
その際、前記固定挿通部４７の仕切壁４８は前記ホルダ
３０のスリット３１内に進入する。一方、前記ホルダ３
０の櫛歯状の部分は前記固定挿通部４７を挿通してホル
ダガイド４０の前方側より露出される。その後、前記回
転体４２は、図２の矢印Ｐで示す前方側へ回転され、前
記固定凸部４６を前記固定用凹み３５に係止させて閉じ
状態に固定される。前記回転体４２が閉じ状態に設けら
れることにより、前記ホルダガイド４０は、前記ホルダ
３０を一体的に保持するとともに、前記電線５０を該ホ
ルダガイド４０と前記ホルダ３０との間に密着固定す
る。また、前記回転体４２はその凸部４５が前記電線５
０の導体間に配置されて該電線５０をホルダ面に押圧す
る。そして、この凸部４５は前記電線５０の導体間に位
置することにより、導体間を伝ってコネクタ内に侵入し
ようとする水滴の流れを遮断する。なお、前記ホルダガ
イド４０は、該ホルダガイド４０の回転体４２を非回転
体として断面形状をコ字形に構成しても前記ホルダ３０
との組合せは可能であり、また、図２に示す溝部４４を
回転体４２の端末部まで延長した構成とすることもでき
る。この際、前記凸部４５は存在しなくなるが、前記電
線５０は各導体５１間がハウジング２０の隔壁２５によ
って仕切られるため、水滴による漏洩電流は防止でき
る。
【００１４】前記ホルダ３０と一体化した前記ホルダガ
イド４０は、次に、図３に示すように前記開口部２１か
らハウジング２０内へ挿入される。その際、前記ホルダ
ガイド４０から露出された各導体５１は、前記ハウジン
グ２０の隔壁２５が、導体間の隙間５３および前記ホル
ダ３０のスリット３１に進入して、該ハウジング２０に
設けられた端子収容室２２内へ挿入される。これによ
り、電線端部５０ａで露出した各導体５１は、前記ハウ
ジング２０内の弾性接続端子１０を圧接して電気導通が
図られる。なお、前記ホルダガイド４０は、前記ハウジ
ング２０内へ挿入されると、前記ロック片４９が弾性変
形して係止突起４９ａを前記ハウジンク２０の係合孔２
７に嵌入させ、該ハウジング２０と離脱不能に結合され
る。
イド４０は、次に、図３に示すように前記開口部２１か
らハウジング２０内へ挿入される。その際、前記ホルダ
ガイド４０から露出された各導体５１は、前記ハウジン
グ２０の隔壁２５が、導体間の隙間５３および前記ホル
ダ３０のスリット３１に進入して、該ハウジング２０に
設けられた端子収容室２２内へ挿入される。これによ
り、電線端部５０ａで露出した各導体５１は、前記ハウ
ジング２０内の弾性接続端子１０を圧接して電気導通が
図られる。なお、前記ホルダガイド４０は、前記ハウジ
ング２０内へ挿入されると、前記ロック片４９が弾性変
形して係止突起４９ａを前記ハウジンク２０の係合孔２
７に嵌入させ、該ハウジング２０と離脱不能に結合され
る。
【００１５】
【発明の効果】以上述べたとおり、本発明のコネクタ構
造によれば、電線はホルダおよびホルダガイドによって
端子化されるとともに、屈曲状態に保持されかつホルダ
およびホルダガイド間に挟持されるので、該電線に作用
する引き抜け方向の外力に充分対応できる。また、ホル
ダはスリットにより各導体間を分離させてホルダガイド
と一体化され、かつハウジングの各端子収容室へ挿入さ
れているので、導体相互間での水滴の流れを阻止して漏
洩を防止できる。
造によれば、電線はホルダおよびホルダガイドによって
端子化されるとともに、屈曲状態に保持されかつホルダ
およびホルダガイド間に挟持されるので、該電線に作用
する引き抜け方向の外力に充分対応できる。また、ホル
ダはスリットにより各導体間を分離させてホルダガイド
と一体化され、かつハウジングの各端子収容室へ挿入さ
れているので、導体相互間での水滴の流れを阻止して漏
洩を防止できる。
【図１】本発明のコネクタの一実施例を示す分解斜視図
である。
である。
【図２】図１のホルダおよびホルダカイドをその裏面側
より見た斜視図である。
より見た斜視図である。
【図３】図１のＡ−Ａ線に沿ったコネクタ結合状態での
断面図である。
断面図である。
【図４】従来例を示す分解斜視図である。
【図５】従来例による電線とホルダとの結合状態を説明
する斜視図である。
する斜視図である。
【図６】図５の結合状態での様子を示す斜視図である。
１０ 弾性接続端子 ２０ コネクタハウジング ２１ 開口部 ２２ 端子収容室 ２５ 隔壁 ３０ ホルダ ３１ スリット ３２ 端末収納部 ３３ 位置決めリブ ３５ 固定用凹み ４０ ホルダガイド ４１ 本体部 ４２ 回転体 ４３ ホルダ挟持部 ４６ 固定凸部 ４７ 固定挿通部 ５０ 電線 ５１ 導体 ５３ 隙間
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平４−319275（ＪＰ，Ａ) 実開 平１−161583（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭59−14283（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭53−40487（ＪＰ，Ｕ) 実開 平５−11338（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H01R 12/24 - 12/28 H01R 12/08
Claims (1)
- 【請求項１】 互いに所定間隔を有して平行配置された
複数本の平角導体を絶縁被覆してなる略シート状の電線
の前記絶縁被覆を剥いた端部を、コネクタハウジングに
形成された開口部に嵌入して前記平角導体を該ハウジン
グ内に収容した複数個の弾性接続端子に圧接させて接続
するコネクタ構造であって、 前記導体が露出した電線端部を予め屈曲させ、導体相互
間に形成される隙間と対応したスリットを有して前記電
線端部に挟着されるホルダと、該ホルダおよび前記電線
端部を挿通して前記ホルダと一体化されるホルダガイド
と、前記ホルダおよび前記ホルダガイドが嵌入されると
ともに、前記隙間および前記スリットと係合する隔壁が
設けられた前記コネクタハウジングとからなることを特
徴とするコネクタ構造。
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Family
ID=12212807
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-
1994
- 1994-01-25 US US08/186,145 patent/US5397247A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
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