JP3285094B2 - 薄膜磁気ヘッドの研磨方法 - Google Patents

薄膜磁気ヘッドの研磨方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基体の上に、誘導型の
薄膜磁気変換素子及び磁気抵抗効果素子を積層して設け
た薄膜磁気ヘッドのポ−ル部及び前記磁気抵抗効果素子
の一端面を同時に研磨する研磨方法に関する。
【0002】
【従来の技術】薄膜磁気ヘッドにおいて、電磁変換特性
を定める重要な一つの要素にポ−ル部の高さがある。面
内記録再生用の薄膜磁気ヘッドでは、このポ−ル部の高
さをスロ−トハイトまたはギャップ深さと称している。
スロ−トハイトと電磁変換特性との関係については、例
えば、特開昭55−84019号公報に記載されてい
る。
【0003】誘導型薄膜磁気変換素子を有する薄膜磁気
ヘッドを、所定のスロ−トハイトに調整する研磨方法の
従来技術として、特開昭63−191570号公報が知
られている。この先行技術においては、同公報の第5図
に示すように、複数の薄膜磁気ヘッドを集合させた基体
の一端に電気的研磨案内抵抗器を設け、研磨量と抵抗器
の抵抗値との特性から、最終的なスロ−トハイトを得る
ようになっている。
【0004】また、誘導型薄膜磁気変換素子を用いた薄
膜磁気ヘッドにおいて、高い読み出し出力を得るため、
読み出し素子を磁気抵抗効果素子によって構成し、誘導
型薄膜磁気変換素子を書き込み専用として用いるように
した技術が知られている。公知技術文献としては、例え
ば特公昭59−35088号公報がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
63−191570号公報の先行技術では次のような問
題点を有している。 (A) 電気的研磨案内抵抗器を薄膜磁気ヘッドとは別
体として基体に設ける構造となっているため、薄膜磁気
ヘッドの集積率が低下する。 (B) 電気的研磨案内抵抗器は基体の一端に設ける構
成になっているので、他端側の研磨量が把握できず、研
磨が一様に行なわれない場合は、他端側の薄膜磁気ヘッ
ドを所定のスロ−トハイトに研磨できない。
【0006】そこで、本発明の主な課題は、磁気抵抗効
果素子を有する薄膜磁気ヘッドの研磨工程において、研
磨量測定のために薄膜磁気ヘッドの集積率を低下させる
ことがない薄膜磁気ヘッドの研磨方法を提供することで
ある。
【0007】本発明の別の課題は、それぞれの薄膜磁気
ヘッドの研磨量を測定して偏研磨によるバラツキを防止
し、歩留を向上させ得る薄膜磁気ヘッドの研磨方法を提
供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】主な課題解決のため、本
発明は、基体上に誘導型の薄膜磁気変換素子及び磁気抵
抗効果素子を積層して設けた薄膜磁気ヘッドの端面を研
磨し、前記端面を基準とする前記薄膜磁気変換素子のポ
−ル高さを定める研磨方法であって、前記薄膜磁気変換
素子は、コイル膜と共に磁気回路を構成する磁性膜を有
し、前記磁性膜がポ−ル部と前記ポ−ル部の後方側で広
がるヨ−ク部とを有しており、前記ポール部の先端及び
前記磁気抵抗効果素子の先端が前記端面上に位置してお
り、前記端面の研磨に伴う前記ポ−ル高さを、前記磁気
抵抗効果素子の電気抵抗値を測定しその測定値に基づき
検出することを特徴とする。
【0009】更に別の課題解決のため、基体の上に複数
の薄膜磁気ヘッドを一方向に間隔を隔てて整列してある
薄膜磁気ヘッド集合体の状態で研磨し、前記薄膜磁気ヘ
ッドのそれぞれは、磁気抵抗効果素子の電気抵抗値が測
定されるようになっていることを特徴とする。
【0010】
【作用】端面の研磨に伴うポ−ル高さを、磁気抵抗効果
素子の電気抵抗値を測定しその測定値に基づき検出する
から、従来と異なって、磁気抵抗効果素子をそのまま使
用でき、電気的な研磨量測定のための電気的研磨案内抵
抗器が不要となる。このため、薄膜磁気ヘッドの集積率
を低下させることがない。
【0011】また、磁気抵抗効果素子の電気抵抗値が所
定値になったときに、ポ−ル部が所定の高さに研磨され
たことを判断できるため、高精度で容易に研磨すること
ができる。
【0012】基体の上に複数の薄膜磁気ヘッドを一方向
に間隔を隔てて整列してある薄膜磁気ヘッド集合体の状
態で研磨し、薄膜磁気ヘッドのそれぞれは、磁気抵抗効
果素子の電気抵抗値が測定されるようになっているか
ら、薄膜磁気ヘッドピ−スの研磨状態を個別に常時把握
でき、残りの研磨量を調整できる。このため、偏研磨に
よるバラツキが防止され、歩留が向上する。特開昭62
−65221号公報は、薄膜磁気ヘッドの巻線のインピ
ーダンス変化を検出して、ギャップ深さを所定寸法に仕
上げる技術を開示している。しかし、磁気抵抗効果素子
についての言及がない。従って、磁気抵抗効果素子の電
気抵抗値を測定して、その値から薄膜磁気ヘッドピ−ス
の研磨状態を把握する本願発明とは異なる。 次に、特開
昭60ー258716号公報は、ギャップ材を所要ギャ
ップ長よりも長く形成すると共に、このギャップ材をテ
ーパエッチングし、テーパの途中の所要ギャップ長の地
点までギャップ深さ加工を行う点が開示されているが、
磁気抵抗効果素子についての言及がない。従って、磁気
抵抗効果素子の電気抵抗値を測定して、その値から薄膜
磁気ヘッドピ−スの研磨状態を把握する本願発明とは異
なる。
【0013】
【実施例】図1は本発明に係る薄膜磁気ヘッドの研磨方
法を示す図、図2は図1に示す薄膜ヘッドのA−A線上
の断面図である。図1及び図2は構造の概略を示すため
に用いられているもので、各部寸法は誇張されており、
必ずしも一致していない。本実施例は面内記録再生用の
薄膜磁気ヘッドを示している。図において、1は薄膜磁
気ヘッド、2は薄膜磁気変換素子、3は磁気抵抗効果素
子、4は抵抗測定器、5は治具である。薄膜磁気ヘッド
の研磨は、通常、生産性を考慮し、複数個が集合された
薄膜磁気ヘッド集合体の状態で研磨される。図1は説明
の都合上、その一つを抜き出して示してある。薄膜磁気
ヘッドは、通常、1個または2個のトランスデューサを
有しているが、説明の都合上、1個のトランスデュ−サ
を示してある。薄膜磁気ヘッド1は治具5に接着等の手
段により取付けられ、取付け面1Aとは反対側の一端面
1Bが研磨される。
【0014】薄膜磁気ヘッド1は、スライダ部材となる
基体10上に書き込み素子となる誘導型の薄膜磁気変換
素子2及び読み出し素子となる磁気抵抗効果素子3を積
層して設けてある。基体10は、Al2O3-Tic 等で構成さ
れる基体部分101及びその上に形成されたアルミナ等
の絶縁膜102を有している。
【0015】薄膜磁気変換素子2は、コイル膜25と共
に磁気回路を構成する下部磁性膜22及び上部磁性膜2
6を有している。下部磁性膜22及び上部磁性膜26
は、アルミナ等でなるギャップ膜23を介して互いに対
向すると共に、端面1Bの方向に延び電磁変換部分とな
るポール部221、261と、ポール部221、261
の後方に連なり後方側で広がるヨーク部222、262
とを有している。ヨーク部222、262の後方領域
は、磁気回路を完成するように互いに結合した構造とな
っている。
【0016】面内記録再生用薄膜磁気ヘッドでは、上部
磁性膜26はポール部261が下部磁性膜22のポール
部221に対する対向間隔を変えずにギャップ膜23を
介して互いに対向する領域と、対向間隔が変化する領域
とを有し、ポ−ル部221、261の一端面220、2
60からポ−ル部221、261の対向間隔が変化する
変曲点263までの距離がポ−ル高さPとなっている。
ポ−ル高さPは所定の高さPd に調整される。コイル膜
25は、結合部226の周りを渦巻状に回るように配置
されて、層間絶縁膜24により絶縁されている。上部磁
性膜26はアルミナ等の保護膜27により覆われてい
る。
【0017】磁気抵抗効果素子3はNi−Fe、Ni−
Co等の強磁性薄膜材料を用いて形成され、両側に電極
31、32が設けられている。磁気抵抗効果素子3の電
気抵抗値Rx は研磨量Xに対して変化し、図3に示すよ
うな特性となっている。電気抵抗値Rx は研磨量Xに対
して一意に決定できれば、曲線となっていてもよい。ま
た、磁気抵抗効果素子3には、通常、入力磁界に対して
直線性のよい検出信号を得るため、図示しないバイアス
磁界が加えられる。バイアス磁界を発生する手段とし
て、磁気抵抗効果素子3に直接バイアス導体膜を成膜
し、バイアス導体膜に流す電流による発生磁界を利用し
てバイアスを加えるシャントバイアス方式、磁気抵抗効
果素子3に近接して薄膜永久磁石を配置し、薄膜永久磁
石の発生磁界を利用するマグネットバイアス方式等が採
用される。
【0018】ポ−ル部221、261及び磁気抵抗効果
素子3のそれぞれの一端220、260、30は、同時
に研磨され、一端面1Bに常時現れるように研磨され
る。抵抗測定器4は、一端面1Bから研磨を開始したと
きの磁気抵抗効果素子3の電気抵抗値Rx を測定し、そ
の測定値Rx に基づきポ−ル高さPを検出する。測定値
Rx が目標抵抗値Rd になったときに、所定のポ−ル高
さPd まで研磨されたと判断する。
【0019】上述したように、薄膜磁気ヘッドは薄膜磁
気変換素子2及び磁気抵抗効果素子3を積層して設けた
構成となっており、ポ−ル高さPを磁気抵抗効果素子3
の電気抵抗値を測定しその測定値に基づき検出するよう
になっているから、研磨量測定のために薄膜磁気ヘッド
の集積率を低下させることがない。
【0020】更に実施例では、磁気抵抗効果素子3は基
体10を構成する絶縁膜102内に設けられている。基
体部分101はフェライトで形成されている。薄膜磁気
変換素子2は磁気抵抗効果素子3の上に設けられてお
り、下部磁性膜22は基体部分101と共に磁気抵抗効
果素子3の磁気シ−ルドの役目を担っている。このた
め、磁気変換素子2の磁気回路及び磁気抵抗効果素子3
の磁気シ−ルドを共用させた薄膜磁気ヘッドにおいて
も、電気的な研磨量測定のために薄膜磁気ヘッドの集積
率を低下させることがない。
【0021】図4は別の実施例における断面図である。
図において、図1及び図2と同一参照符号は同一性ある
構成部分を示している。
【0022】本実施例では、基体10が凹部103を有
しており、薄膜磁気変換素子2は大半が凹部103内に
配置されている。誘導型磁気変換素子2は、図2に示す
実施例と同様、スパッタリング等による薄膜形成工程、
フォトリソグラフィによる高精度パターン形成工程、熱
処理工程等を経て基体10の表面に形成されている。磁
気抵抗効果素子3は薄膜磁気変換素子2の上に絶縁膜2
71を介して設けられている。上部シ−ルド28は絶縁
膜272を介して磁気抵抗効果素子3の上に設けられて
いる。上部シ−ルド28は上部磁性膜26と共に磁気抵
抗効果素子3の磁気シ−ルドを行なっている。上部シ−
ルド28は絶縁膜273により保護されている。
【0023】このため、磁気抵抗効果素子3の積層化を
容易にすると共に、磁気抵抗効果素子3の磁気バイアス
効果を減磁させたり、磁気的に焼鈍させたり、磁気異方
性を破壊したりするおそれのない薄膜磁気ヘッドにおい
て、電気的な研磨量測定のために薄膜磁気ヘッドの集積
率を低下させることのない薄膜磁気ヘッドの研磨方法が
得られる。
【0024】図5は更に別の実施例に係る断面図であ
る。図において、図1及び図2と同一参照符号は同一性
ある構成部分を示している。
【0025】本実施例では、磁気抵抗効果素子3がギャ
ップ膜23内に設けられている。かかる構造であると、
下部磁性膜22及び上部磁性膜26を磁気抵抗効果素子
3の磁気シ−ルドとして共用し、最も薄型化できる薄膜
磁気ヘッドにおいて、電気的な研磨量測定のために薄膜
磁気ヘッドの集積率を低下させることがない。
【0026】図1及び図2に戻って説明する。磁気抵抗
効果素子3はNi−Co、Ni−Fe等の強磁性材料で
形成された薄膜となっており、薄膜は、トラック幅方向
aの両側に間隔を隔てて設けられた一対のリ−ド電極3
1、32を有する。このため、磁気抵抗効果素子3は、
図3に示すような、電気抵抗値の特性を示す。
【0027】図6は薄膜磁気ヘッド集合体の状態研磨
する薄膜磁気ヘッドの研磨方法を説明する図である。図
において、図1と同一参照符号は同一性ある構成部分を
示している。薄膜磁気ヘッド集合体100は、基体10
の上に複数の薄膜磁気ヘッドQ1 〜Qn を一方向に間隔
を隔てて整列してある。薄膜磁気ヘッドQ1 〜Qn のそ
れぞれは、磁気抵抗効果素子3の電気抵抗値が測定でき
るようになっている。
【0028】薄膜磁気ヘッドQ1 〜Qn を支持する基体
10は、μm単位ではあるが、歪みによる撓みを生じ
る。この撓みのため、均一に研磨しても各薄膜磁気ヘッ
ドのポ−ル高さにはバラツキが発生する。薄膜磁気ヘッ
ドQ1 〜Qn のそれぞれは、磁気抵抗効果素子3の電気
抵抗値が測定できるようになっているから、バラツキが
最小となるように研磨できる。このため、偏研磨による
バラツキが防止され、歩留が向上する。
【0029】以上の実施例では、面内記録再生用の薄膜
磁気ヘッドについて述べたが、本発明は垂直記録再生用
の薄膜磁気ヘッドについても同様に適用できる。垂直記
録再生用の薄膜磁気ヘッドは、特開昭63−66708
号公報に開示されているように、磁性膜は一つでポール
部が膜厚段差構造を有しており、ポール高さは端面から
膜厚が変化する点までとなる。
【0030】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係る薄膜磁
気ヘッドの研磨方法によれば、次のような効果が得られ
る。 (a)薄膜磁気ヘッドは、基体上に薄膜磁気変換素子及
び磁気抵抗効果素子を積層して設けた構成となってお
り、ポ−ル部及び磁気抵抗効果素子の一端面が同時に研
磨され、研磨に伴うポ−ル高さを磁気抵抗効果素子の電
気抵抗値を測定しその測定値に基づき検出するようにな
っているから、研磨量測定のために薄膜磁気ヘッドの集
積率を低下させることのない薄膜磁気ヘッドの研磨方法
を提供できる。 (b)基体の上に複数の薄膜磁気ヘッドを一方向に間隔
を隔てて整列してある薄膜磁気ヘッド集合体の状態で研
磨し、薄膜磁気ヘッドのそれぞれは、磁気抵抗効果素子
の電気抵抗値が測定されるようになっているから、偏研
磨によるポ−ル高さのバラツキを防止し、歩留を向上さ
せ得る薄膜磁気ヘッドの研磨方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る薄膜磁気ヘッドの研磨方法を示す
図である。
【図2】図1に示す薄膜ヘッドのA−A線上の断面図で
ある。
【図3】磁気抵抗効果素子の電気抵抗値と研磨量の関係
を示す特性図である。
【図4】図1に示す薄膜ヘッドの別の実施例に係るA−
A線上の断面図である。
【図5】図1に示す薄膜磁気ヘッドの更に別の実施例に
係るA−A線上断面図である。
【図6】薄膜磁気ヘッド集合体で研磨する薄膜磁気ヘッ
ドの研磨方法を説明する図である。
【符号の説明】
1 薄膜磁気ヘッド 10 基体 2 薄膜磁気変換素子 22、26 磁性膜 221、261 ポ−ル部 222、262 ヨ−ク部 P ポ−ル高さ 25 コイル膜 3 磁気抵抗効果素子 4 抵抗測定器

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基体上に誘導型の薄膜磁気変換素子及び
    磁気抵抗効果素子を積層して設けた薄膜磁気ヘッドの端
    面を研磨し、前記端面を基準とする前記薄膜磁気変換素
    子のポ−ル高さを定める研磨方法であって、 前記薄膜磁気変換素子は、コイル膜と共に磁気回路を構
    成する磁性膜を有し、前記磁性膜がポ−ル部と前記ポ−
    ル部の後方側で広がるヨ−ク部とを有しており、 前記ポール部の先端及び前記磁気抵抗効果素子の先端が
    前記端面上に位置しており、 前記端面の研磨に伴う前記ポ−ル高さを、前記磁気抵抗
    効果素子の電気抵抗値を測定しその測定値に基づき検出
    することを特徴とする薄膜磁気ヘッドの研磨方法。
  2. 【請求項2】 前記磁性膜は、下部磁性膜及び上部磁性
    膜を有し、前記上部磁性膜は前記ポール部が前記下部磁
    性膜の前記ポール部に対する対向間隔を変えずにギャッ
    プ膜を介して互いに対向する領域と、前記対向間隔が変
    化する領域とを有しており、 前記ポ−ル高さは、前記端面から前記対向間隔が変化す
    る変曲点までの距離とすることを特徴とする請求項1に
    記載の薄膜磁気ヘッドの研磨方法。
  3. 【請求項3】 前記薄膜磁気変換素子は、前記磁気抵抗
    効果素子の上に設けられていることを特徴とする請求項
    1または2に記載の薄膜磁気ヘッドの研磨方法。
  4. 【請求項4】 前記薄膜磁気変換素子は、前記磁気抵抗
    効果素子の下に設けられていることを特徴とする請求項
    1または2に記載の薄膜磁気ヘッドの研磨方法。
  5. 【請求項5】 前記基体は、凹部を有しており、 前記薄膜磁気変換素子は、前記凹部内に配置されている
    ことを特徴とする請求項4に記載の薄膜磁気ヘッドの研
    磨方法。
  6. 【請求項6】 前記磁気抵抗効果素子は、前記ギャップ
    膜内に設けられていることを特徴とする請求項2に記載
    の薄膜磁気ヘッドの研磨方法。
  7. 【請求項7】 前記磁気抵抗効果素子は、強磁性材料で
    形成された薄膜となっており、 前記薄膜は、トラック幅方向の両側に間隔を隔てて設け
    られた一対のリ−ド電極を有することを特徴とする請求
    項1乃至6の何れかに記載の薄膜磁気ヘッドの研磨方
    法。
  8. 【請求項8】 基体の上に複数の薄膜磁気ヘッドを一方
    向に間隔を隔てて整列してある薄膜磁気ヘッド集合体の
    状態で研磨し、 前記薄膜磁気ヘッドのそれぞれは、磁気抵抗効果素子の
    電気抵抗値が測定されるようになっていることを特徴と
    する請求項1乃至7の何れかに記載の薄膜磁気ヘッドの
    研磨方法。
  9. 【請求項9】 前記磁性膜は一つで前記ポール部が膜厚
    段差構造を有しており、 前記ポール高さは、前記端面から膜厚が変化する点まで
    とすることを特徴とする請求項1に記載の薄膜磁気ヘッ
    ドの研磨方法。
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